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『文芸・小説、文化、その他(レーベルなし)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全88件

  • 孔子と弟子たちの言行録であり東洋思想の古典中の古典『論語』。本書では論語全文の「原文(白文)」、定番の「書き下し文」、作家・教育家としても著名な下村湖人による自然で格調高い「現代語訳」と「注釈」を各章ごとにまとめ、論語のエッセンスを湖人が物語として編んだ「論語物語」も合本。さらに和辻哲郎による孔子論『孔子』、孔子の高弟・子路の生涯を情感豊かに描いた中島敦の小説『弟子』も収録。一冊で論語のすべてがわかる必携書。
    ●目次
    【現代訳論語】下村湖人
    「論語」を読む人のために
    訳註その他について
    学而第一
    為政第二
    八佾第三
    里仁第四
    公冶長第五
    雍也第六
    述而第七
    泰伯第八
    子罕第九
    郷党第十
    先進第十一
    顔淵第十二
    子路第十三
    憲問第十四
    衛霊公第十五
    季氏第十六
    陽貨第十七
    微子第十八
    子張第十九
    尭曰第二十

    【論語物語】下村湖人
    序文
    改版序
    富める子貢
    瑚連
    伯牛疾あり
    志を言う
    子路の舌
    自らを限る者
    宰予の昼寝
    觚觚ならず
    申棖の欲
    大廟に入りて
    豚を贈られた孔子
    孝を問う
    楽長と孔子の眼
    犂牛の子
    異聞を探る
    天の木鐸
    磬を撃つ孔子
    竈に媚びよ
    匡の変
    司馬牛の悩み
    孔子と葉公
    渡場
    陳蔡の野
    病める孔子と子路
    一以て貫く
    行蔵の弁
    永遠に流るるもの
    泰山に立ちて

    【弟子】中島敦

    【孔子】和辻哲郎

    再版序
    一 人類の教師
    二 人類の教師の伝記
    三 『論語』の原典批判
    四 孔子の伝記および語録の特徴
    付録 武内博士の『論語之研究』
  • 1,980(税込)
    2024/5/28 (火) 配信予定
    著者:
    磯野真穂
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    最後のお別れすら許さない病院、火葬すら立ち会わせない予防策、子どもたちへの黙食指導、至る所に設けられたアクリル板、炎天下でも外せないマスク、連呼された「気の緩み」――あの光景はなんだったのか?

    人類学者が「不要不急」のフィールドワークから考えた、「和をもって極端となす」日本社会の思考の癖、感じ方の癖!

    【本書の内容】
    コロナ禍で連呼された「大切な命」というフレーズ。それは恐らく、一面的には「正しい」フレーズであった。しかし、このフレーズのもとに積み重ねられた多様で大量の感染対策が、もとから脆弱であった人々の命を砕いたのも事実である。そしてその余波は、いまだに続いている。

    もちろん必要な対策もあっただろう。しかし、「批判を避けたい」「みんながそうしている」「補助金が欲しい」といった理由に基づく名ばかりの「感染対策」はなかったか。そのような対策が、別の命をないがしろにしていた可能性はなかったか。忘却する前に、思い出す必要があるはずだ。未来の命を大切にするために。

    “出会いとは、自分が予想し得なかった人や出来事との遭遇のことを指す。だからこそ、出会いの瞬間、私たちは驚き、戸惑い、右往左往する。2020年冬にやってきたコロナも私たちにとっては出会いであった。驚いた私たちは困惑し、社会は恐れと怒りに包まれた。あれからすでに4年が経過する。人でごった返す繁華街から人影が消えたあの時の風景に私たちはどのように出会い直せるだろう。”

    「出会い直し」とは、過去に出会った人や出来事の異なる側面を発見することを通じ、それらとの関係を新たに編み直すことを指す。本書では、コロナ禍のフィールドワークで集めた具体例とともに、「コロナ禍と出会い直す」ためのいくつかの視点を人類学の観点から提供する。現地に赴くフィールドワークを、研究者自らの手でエッセンシャルから「不要不急」に追いやっていいのだろうか。感染予防のためなら、暮らしのほとんどは「不要不急」になるのだろうか。

    人間の生とは何か。人類学者が問いかける。
  • 異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。

    今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾!

    【内容】
    第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス
    第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル
    第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア
    第4章 自由に生きるために――ギリシャ
    第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー
    第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン
  • 1,408(税込)
    著者:
    神頼義和
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    人々の死、そして自らも病と死の境を経験した主人公の柊が、独特の国民性を持つ日本人の伝統・文化の中で、人間として、医師として、キリスト者としての生き方・考え方を深く見つめる小説。

    人々の死、そして自らも病と死の境を経験した主人公の柊が、独特の国民性を持つ日本人の伝統・文化の中で、人間として、医師として、キリスト者としての生き方・考え方を深く見つめる小説。柊は結核や肺アスペルギルス症、その後もさまざまな病気や事故に見舞われながらも力強く生き抜いていく。その彼が若い頃たどりついた「宝」とは? 長ずるに及んで分かってきた宝の箱の中身とは?
  • 1,683(税込)
    著:
    はらだ有彩
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    烈しい時代をサバイブしてきた女たちの生涯。

    酒井順子さん、ヤマザキマリさん推薦!

    「熱い魂を持つ女たちが拓いた道を、私たちは決して見失ってはならない」
    (酒井さん)

    「「烈」という甲冑の下に、宿命を満身創痍で受け入れる健気な女たちの姿が見えてくる」
    (ヤマザキさん)

    歴史に名を刻んだ女性たちは、その生の中で何を思い、行動したのか。性別、人種、文化、階級――数々のスティグマの中にあった20人の人生を、『日本のヤバい女の子』シリーズ等で注目を集める気鋭の著者が独自の視点で紐解く。

    「誰にも「幸福だった」とか「不幸だった」などとジャッジできない、彼女たちの人生をもっと知りたいと思ってしまう。私も今、生きているから」(はじめにより)

    〇登場する女性たち
    トーベ・ヤンソン/鴨居羊子/相馬黒光/フローレンス・ナイチンゲール
    崔承喜/エバ・ペロン/マリー・キュリー/ワンガリ・マータイ
    フリーダ・カーロ/プーラン・デーヴィー/秋瑾/ダイアナ・フランセス・スペンサー
    ローラ・モンテス/マーガレット・ミード/吉屋信子/ハンナ・アーレント
    ソニア・ドローネー/カミーユ・クローデル/人見絹枝
    ほか

    決して遠い時代の話ではない。今を生きる私たちに強いメッセージと気づきを与えてくれる一冊です。
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    『源氏物語』で描かれている、平安貴族の服飾、調度、遊戯、娯楽や年中行事などの有職故実を文脈に沿って解説する、考証的大図典。
  • 3,168(税込)
    著:
    小倉孝誠
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    『ラ・ボエーム』や『レント』に登場する自由奔放な芸術集団。19~20世紀の小説、詩、日記から彼らの心性と美学を解明する
  • 女性特有の鋭い観察眼と、やさしく伸びやかな文章で“斜陽の国”英国を浮き彫りにした話題のベストセラー!

    LONDON滞在中の一日本人家族が繰り広げる悲喜交々の触れ合いとハプニング! これがロンドン? これがイギリス? ――女性特有の鋭い観察眼と、やさしく伸びやかな文章で“斜陽の国”英国を浮き彫りにした話題のベストセラー!
  • 57歳の主婦でも24歳のイケメンと恋しちゃダメかしら?

    57歳の真由子は、15年勤めたスーパーを辞め、久しぶりの専業主婦生活を送っている。ある日、テレビで紹介され気になっていた「イケメンマッサージ」に行ってみることにした。予約を入れ、都心のデザイナーズマンション302号室の扉を開ける。それが、イケメン花川流星との濃密な関係の始まりだった・・・・・・。
  •  権謀を縦横に駆使する魏の曹操、漢再興の大義をかかげる蜀の劉備、果断と忍で魏と蜀に対抗する呉の孫権……。後漢末期の動乱に始まった三英傑の戦いを中心に、劉備玄徳、諸葛亮孔明の政略と軍略のすべてを解き明かす。三国志研究の名著が電子で復刊!
  • 近代の中国社会は,西洋のラブロマンスをどのように「誤解」し受容したのか? 清末文学から現代文学まで,日中文学作品の比較を通して,中国社会の特質をふまえ,いつまでも恋愛描写が不得手な中国文学の特性に迫る.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    かつては人間社会の「当たり前」は当たり前じゃなかった。文明誕生の瞬間を追って1万年前へ! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』のハラリが書いた「小学生からの人類史」第2弾!

    【おとなもびっくり! 小学生からの人類史】
    古代王国/文字の発明/最初のネコ・イヌ
    世界の成り立ちがわかる1万年の大冒険!!

    「人類ははじめから、裕福な人と貧しい人、主人と召し使いに、わかれていたのだろうか?
     これが世界の自然な姿だという人たちもいる。世界じゅうどこを見ても、強い者が支配し、弱い者は従わなければならない。昔の世界が舞台になっている映画やビデオゲームにだって、大きいお城に住んで広大な王国を支配し、何百万人もの人たちに命令を下している王や女王がたくさん出てくる。
     でも、ほんとうのことを言うと、はじめから王や王国があったわけではない。(中略)今から1万年前に、とっても不思議なことが起きて、あらゆるものをすっかり変えてしまった。何百万人もの人々からだんだんに力を奪い、ほんのひとにぎりの野心をもった人たちだけが、ほかのみんなを支配できるようになる、何かが起きた。」
    (本書「はじめに」より)

    本書のポイント:
    ◎すべての漢字にふりがなつき。小学校中学年からの読者におすすめ!
    ◎重要なポイントは太文字・マーカーでしっかり強調!
    ◎第一線で活躍するイラストレーターによる美しいカラーイラスト!
    ◎内容の理解を助ける「年表」「地図」も掲載!
    ◎身近な具体例やユーモアあふれる表現が満載でわかりやすい!

    【目次】
    時間のながれ
    献辞
    はじめに そんなの不公平だ
    第1章 すべてを支配する
    第2章 しまった、こんなはずじゃなかったのに
    第3章 おとながこわがるもの
    第4章 死んだ人々の夢
    感謝のことば
    この本について
    歴史の世界地図
  • 3,300(税込)
    著:
    西原稔
    レーベル: ――
    出版社: 青弓社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ピアノが誕生して楽器として進化する背景には産業革命があった。技術革新と市場開拓が相互に影響して商品として普及し、富の象徴としてだけではなく「繁栄する未来」を予見させもした歴史的な過程に迫り、ピアノと近代産業化の関連性を丁寧にひもとく社会史。
  •  ホラー小説家で映画評論家の著者が2年間移り住んだロンドン。1989年から1991年まで、彼の地での出来事を、失敗談はもちろんのこと、生活のすべてを洗いざらい書きまくった滞在日記。部屋探しからバーゲン情報、コンサートのチケット取り、泥棒に入られた体験談、根強く残る階級社会、イギリス料理は美味しいか……。好奇心あふれる著者渾身のエッセイ集。電子版あとがきを追加収録。

    ●友成純一(ともなり・じゅんいち)
    1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • 1,540(税込)
    写真・文:
    内堀タケシ
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

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    ランドセルをアフガニスタンに贈る活動を紹介した写真絵本。アフガニスタンでは内戦が続き、学校に通うことが難しい状況です。日本から贈られたランドセルは、カバンとして使われることはもちろん、机代わりにもなります。学校は「希望」。教育をうけることが、貧しい生活を変えていくと信じています。日本のように学校で、学び、無邪気に遊ぶという「普通の生活」が、貴重で大切なことと改めて考えさせられます。
  • 1,562(税込)
    著:
    竹田ダニエル
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    マーケティング用語じゃない。これはまったく新しい「世代論」
    絶望的な世界に生まれた“Z世代”が
    「愛」と「連帯」で価値観の革命を起こす!

    「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」受賞!
    メディア・SNSで話題騒然!『世界と私のA to Z』の著者による画期的エッセイ

    お金、健康、人間関係、SNS、仕事――
    Z世代的価値観で分析する“私たちのいま”

    ・「ホットガール」とセルフラブ
    ・セラピーは心の必需品
    ・「リアル&楽しい」食に夢中
    ・エブエブ旋風の奇跡
    ・さよなら「インフルエンサー」消費
    ・つながりが広げる読書
    ・ブランド価値より「今」の価値
    ・「仕事≠人生」的な働き方
  •  妖しく毒づく悪の華! 袴垂、酒呑童子、石川五右衛門、鼠小僧次郎吉、日本左衛門、雲霧仁左衛門など、日本史に跳梁抜扈し数々の悪業の限りを尽くした、大胆不敵な怪盗たち。その凄腕と生きざまについて、歴史書をひもといて追いかけ、痛快に描く。

    *袴垂
    *妖しの女盗賊
    *謎の鐘泥棒
    *酒呑童子
    *藤原純友
    *風魔小太郎
    *石川五右衛門
    *江戸の三甚内
    *鼠小僧次郎吉
    *日本左衛門
    *雲霧仁左衛門
    *市松小僧(五人小僧(1))
    *稲葉小僧(五人小僧(2))
    *田舎小僧新助(五人小僧(3))
    *葵小僧(五人小僧(4))
    *木鼠小僧長吉(五人小僧(5))
    *鬼薊清吉
    *藤岡藤十郎・無宿人富蔵
    *青木弥太郎・情婦おたつ

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  •  蜀を獲り、馬超と連携して曹操を討つべし! 赤壁の戦いで魏の大軍を撃破した呉の智将・周瑜は、孫権に進言する。それは孔明の天下三分の計の上をいく大戦略だった。だが周瑜の壮図の前に、劉備と天才軍師・諸葛孔明、そして思わぬ敵が立ちはだかる。
     英雄、豪傑、謀将雲の如き三国志の中でも屈指の軍略家にして白面の貴公子、呉の大都督・周瑜公瑾。彼が赤壁の戦いののち急死せず、中原制覇の大計に邁進していたら……。曹操が、孫権が、劉備・孔明が覇を競った戦乱の三世紀初頭を描く壮大な三国志シミュレーション小説。

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1930年代と50年代、それは人々が主体性に目覚め、闘争や自己表現を集団で企てた時代だった――戦争文学から綴方運動、女性運動、原水爆言説を議論の対象にして、多様な表象行為を実践する人々のありようを解きほぐし、〈民衆〉の今日的な可能性に迫る。
  • 1,100(税込)
    著:
    高橋義孝
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    何事にも“のっぺらぼう”なる世間に向け、天下の粋人が言葉のヤイバをうち放つ。辛辣で、骨太く、かつ生真面目な辛口・甘口随想集。

    「こだわり」こそ人間の美学―― 何事にも“のっぺらぼう”なる世間に向け、天下の粋人が言葉のヤイバをうち放つ。辛辣で、骨太く、かつ生真面目な辛口・甘口随想集。
  • 「アメリカ最高」を信じて疑わない米国人家族が中国旅行の帰途、ついでに立ち寄ったジャパン。
    東京、宮城、岩手、京都、そして大阪。
    そこで待ち構えていたのは、彼らが思いもよらない驚きと感動の連続だった…。
    在米35年のハリウッド映画プロデューサーが、外国人目線で綴った日本文化私論。

    <本文より>
    ★「人が乗って来るときにドアを開いてキープすることはあっても、降りるときに初対面の人に先を譲られたのなんて生まれて初めてよ」
    ★「他人のことを考えて人が動くジャパンでは、それをしない方がアブノーマル(普通じゃない)なんだよ、きっと。アメリカじゃ、ソーシャリズム(社会主義)みたいだと思って誰もしないだろうけど」
    ★「満員電車の乗降客、エレベーターやエスカレーターの中、有名店に並ぶ行列。どれをとっても、日本人は絶妙にバランス(均衡)をとるのがうまい」
    ★「Ekiben(駅弁)は、食べる人の心を豊かにしててくれる、メルヘンチックな、日本文化のTreasure box(玉手箱)みたい!」
    ★「アメリカじゃ、日本のアニメやアイドルはもうメインストリーム(主流)だし、京都の伝統文化とは全然違うサブカルチャー。こういうのが一緒に存在してる日本って、ほんとにDeep(深い)」
    ★「日本に来て一度も怖いと思ったことがなかった。中国じゃ、毎日のようにそういう感覚だったけど」

    【目次】
    1章 日本嫌いのアメリカ人がたった7日間で日本を大好きになった理由
    トーキョーと東京(ジャパニーズ・ホスピタリティ/驚きのエレベーター/ラッシュ・アワーとエスカレーター)
    ルール違反(規律を越えた規律)
    自然体のサービス精神(譲ることが美徳/整列乗車という非常識)
    均衡の国(秩序というライフ・エレメント/心が豊かな国はどっち?/ニックが日本を毛嫌いする理由/日本人の長所)
    ミラクル・パイン(駅弁と包装は日本カルチャーの粋/3・11とトモダチ作戦/奇跡の一本松のメッセージ)
    「お持ち帰り」の思想(ジャパニーズ・エフェクト/ワン・フォー・オール)
    セツヤクという知恵(味噌スープと日本人/ケチとセツヤクの違い/工夫というモチベーション)
    歴史の重さ(共存する伝統文化とサブカルチャー/ディープな国)
    「五感」で食べる(京の食事)
    小さくて大きい国(日本の真の素晴らしさ/日本文化の多様性とは/下積みと温故知新)
    リタイアするなら日本!(長寿と思いやりの国/ジャパン・ラブ)

    2章 日本文化が世界の中心になる?
    日本の職人気質(スティーブ・ジョブズとニッポンの力/世界の頂点を極めたジャパニーズ・ウイスキー)
    ジャパン・カルチャーへの世界の憧れ(モノづくりスパイラル/分煙文化/「ありがとう」ハザード)
    ネクスト・ジャパン・クール(ハリウッドで人気のお好み焼き/世界中で人気の居酒屋/日本オリジナルのボトルキープ文化)
    近未来的ジャパニズム(オリジナルをしのぐ「品種改良」/「忍耐」vs「リベンジ」/ささやか)
    ジャパン・ラバー(まるでボクサーのように/5つの言語と日本式マルチタスク)
    旬という概念(日本人であることの「豊かさ」/唯一無二の四季折々という“空間”)
    隙間カルチャー(ハリウッドの脚本には存在しない「……」/日本式ノールック・パス)
    一服する、一息入れる(喫茶というスタイル/ブレイク・タイム「日米比較論」)
    日本カルチャーが世界標準になる日(欧米文化は「HOW」の文化/HOWよりもWHYが大切な理由)

    3章 なぜ世界は日本のマネをするのか
    日本人の世界での評判(ブラジルの「日本神話」/グローバル・スケールでの信頼/円はドルと並ぶ世界のメジャー通貨)
    日本人が知らない日本人特有の才能(外国人が見た日本人らしさ/「きれい」がライフスタイルの国)
    細分化カルチャー(日本人は細分化の名人/高品質というジャパン・ブランド)
    親切心から生まれる製品(現地人目線のローカライズ/ハラルと日本人)
    無駄口の副作用(勤勉と誤解/カジュアル・トークとアイドル・トーク)
    アイ・キャンディー(天下無敵のディスプレイ技術/〝棚ぞろえ〟の美学とマジシャンのような店員/電話の前でのお辞儀)
    「きめ細か」という世界唯一の感性(キメとディテールの違い/「心地よさ」へのこだわり)
    一国一城の主(塀をめぐって/世界で一番「長」の多い国)
    気風というカルチャー(米国人スタントマンが合気道で得たもの/叱らない教え)
    「叩き上げ」コンセプト(リカバリー・ショットとイノベーション/人材育成のハイブリッド・スタイル)
    Think like Japanese!(ハリウッドがマネする「ドキュドラマ」の衝撃)

    4章 日本人は世界からどう思われているのか
    ジャパニーズであることのメリットとデメリット(人種差別、嫌悪感、神秘さ/日本人はケチ?)
    新しモノ好きの国(ワクワク感とニューイズム/常に何かが新しくなっている国)
    ケジメと日本人(日米ケジメ比較/ケジメと線引き)
    上海より愛をこめて(実は日本人が大好きな中国人/「ドラえもん」ラブ/フレンドリー・スマイルの日中文化論)
    カッティング・エッジ(ジャパニーズ・ベーカリーの衝撃/外国人が脱帽するアレンジ力と想像力)
    普通のことを普通にする国(日本人の「当たり前」は世界の非常識)
    ジャパン・クラス(しつけと日本人/気品のある国)
    日本人は修行好き(習い事の国/「道」と連帯感)
    日が丸い国、気が丸い国(復讐で対峙するアメリカ、連帯感で乗り越える日本/日本流パッケージと「日の丸」)
    浦島太郎目線で見た日本(変わり身の早さと図抜けた対応力/軽自動車と「かっこいい」カルチャー/手土産とおすそ分け/「謝」の国)

    エピローグに代えて―妻の足跡(レガシー)
  • 2,772(税込)
    著:
    清水晶子
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    作り手不明の貝殻坑道、謎の三角屋敷、ノーム2000体が潜む庭園など…、ひと味違うミステリアスな英国旅行へご案内!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ロマンだけでは食べていけないが、ロマンのない考古学なんてつまらない! 墓石に閉じ込められたり、原因不明の病にかかったり、人骨と過ごしたり……発掘調査は命がけ! 前代未聞、考古学者たちのノンフィクションエッセイ!
  • 2,200(税込)
    著:
    伊藤龍平
    レーベル: ――
    出版社: 青弓社

    近年、怪談会や怪談イベントが人気を集め、怪談の動画コンテンツも盛んに配信されるようになっている。なぜ、今も昔も、恐怖を感じさせる怪談は人を引き付けるのか。そもそも、怪談を怪談たらしめているものは何なのか。

    怪談の基本を声の文化として捉え、怖がらせたい語り手と怖がりたい聞き手の関係性のなかで生成する怪異をめぐる話として怪談を位置づける。そして、悲話、笑い話、猥談、落語、童話、ネットロア、予言譚、実話など、様々な話を成立させる仕掛けと怪異的な要素の関係を読み解くことで、怪談のメカニズムを浮き彫りにする。

    話し手と聞き手の共犯関係や特定の感情を呼び起こさせる話の型・装置に着目して、「怪談とは何か」「怪談と恐怖の関係とは何か」を明らかにする。
  • 星塔小史という謎の人物によって書かれ、明治41年(1908年)に出版された本作。
    『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』でも紹介された、森鴎外『舞姫』と夏目漱石『坊っちゃん』の絶妙なパロディ冒険小説――『蛮カラ奇旅行』が、百年の時を経て(今さら)現代語訳&注釈付きで蘇る!
    バンカラ世界旅行なる、ハイカラを撲滅しに日本を出た島村隼人。道中で襲い来る悪漢を殺したり、人助けをしたり、とにかく鉄拳制裁の名の下にバンカラが暴れまくる。とにかく言動のすべてが狂っている。コンプライスなどお構いなし!もはやこれは明治期の「なろう小説」ではないだろうか!?
    こんな痛快な小説が明治期にありました……上地王植琉の私訳古典シリーズ第六弾!

    完全版は分冊版第一巻から第三巻の内容に、「あとがき」を加えたものになります。
  • 日本書紀とともに神代から大和朝廷の始まりを雄大に語るわが国最古の書『古事記』。国文学の泰斗・武田祐吉博士による書き下し文、現代語訳、訳注を、新字新仮名遣い・ルビ付きで新編集。さらに、児童文学者鈴木三重吉が著した、子どもでも読めて大人でも楽しめる『古事記物語』を合本。イザナギ・イザナミ、天岩戸開き、ヤマタノオロチ、因幡の白兎、海幸彦・山幸彦、ヤマトタケルから神武天皇まで、日本神話のすべてがわかる決定版。便利な全歌謡索引と語句索引付き。
    ●目次
    ■『古事記』(原文・訳注・現代語訳)武田祐吉
    上つ巻
     序文
      過去の時代
      古事記の企画
      古事記の成立
     一、伊耶那岐の命と伊耶那美の命
      天地のはじめ
      島々の生成
      神々の生成
      黄泉の国
      身禊
     二、天照らす大神と須佐の男の命
      誓約(うけひ)
      天の岩戸
     三、須佐の男の命
      穀物の種
      八俣の大蛇
      系譜
     四、大国主の神
      菟と鰐
      討貝比売と蛤貝比売
      根の堅州国
      八千矛の神の歌物語
      系譜
      少名毘古那の神
      御諸の山の神
      大年の神の系譜
     五、天照らす大御神と大国主の神
      天若日子
      国譲り
     六、邇邇芸の命
      天降
      猿女の君
      木の花の佐久夜毘売
     七、日子穂穂出見の命
      海幸と山幸
      豊玉毘売の命
     八、鵜葺草葺合へずの命
    中つ巻
     一、神武天皇
      東征
      速吸の門
      五瀬の命
      熊野より大和へ
      久米歌
      大物主の神の御子
      当芸志美美の命の変
     二、綏靖天皇以後八代
      綏靖天皇
      安寧天皇
      懿徳天皇
      孝昭天皇
      孝安天皇
      孝霊天皇
      孝元天皇
      開化天皇
     三、崇神天皇
      后妃と皇子女
      美和の大物主
      四道将軍の派遣
     四、垂仁天皇
      后妃と皇子女
      沙本毘古の叛乱
      本牟智和気の御子
      丹波の四女王
      時じくの香の木の実
     五、景行天皇・成務天皇
      后妃と皇子女
      倭建の命の西征
      出雲建
      倭建の命の東征
      思国歌
      白鳥の陵
      倭建の命の系譜
      成務天皇
     六、仲哀天皇
      后妃と皇子女
      神功皇后
      鎮懐石と釣魚
      香坂の王と忍熊の王
      気比の大神
      酒楽の歌曲
     七、応神天皇
      后妃と皇子女
      大山守の命と大雀の命
      葛野の歌
      蟹の歌
      髪長比売
      国主歌
      文化の渡来
      大山守の命と宇遅の和紀郎子
      天の日矛
      秋山の下氷壮夫と春山の霞壮夫
      系譜
    下つ巻
     一、仁徳天皇
      后妃と皇子女
      聖の御世
      吉備の黒日売
      皇后石の比売の命
      八田の若郎女
      速総別の王と女鳥の王
      雁の卵
      枯野という船
     二、履中天皇・反正天皇
      履中天皇と墨江の中つ王
      反正天皇
     三、允恭天皇
      后妃と皇子女
      八十伴の緒の氏姓
      木梨の軽の太子
     四、安康天皇
      目弱の王の変
      市の辺の押歯の王
     五、雄略天皇
      后妃と皇子女
      若日下部の王
      引田部の赤猪子
      吉野の宮
      葛城山
      春日の袁杼比売と三重の采女
     六、清寧天皇・顕宗天皇・仁賢天皇
      清寧天皇
      志自牟の新室楽
      歌垣
      顕宗天皇
      仁賢天皇
     七、武烈天皇以後九代
      武烈天皇
      継体天皇
      安閑天皇
      宣化天皇
      欽明天皇
      敏達天皇
      用明天皇
      崇峻天皇
      推古天皇
    歌謡各句索引
    語句索引

    ■『古事記物語』鈴木三重吉
     女神の死
     天の岩屋
     八俣の大蛇
     むかでの室、へびの室
     きじのお使い
     笠沙のお宮
     満潮の玉、干潮の玉
     八咫烏
     赤い盾、黒い盾
     おしの皇子
     白い鳥
     朝鮮征伐
     赤い玉
     宇治の渡し
     難波のお宮
     大鈴小鈴
     しかの群、ししの群
     とんぼのお歌
     うし飼、うま飼
  • 村上春樹、三浦しをん、小川糸など日本文学の韓国語翻訳を手がける著者が、自身の翻訳家人生をユーモアたっぷりに綴るエッセイ集。
  • Z世代って何を考えてるの? 
    SNS、音楽、映画、食、ファッション
    Z世代当事者がアメリカと日本のカルチャーからいまを読み解く画期的エッセイ!

    Z世代が起こす優しい革命に、私も参加したい。
        斎藤幸平(経済思想家)

    世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することに
    あるんだと気づいた。
        後藤正文(ミュージシャン)

    未来を作る作業は、
    Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。
        佐久間裕美子(文筆家)

    ◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って? 
    ◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」
    ◯すべての世代が連帯し、未来を向くには

    <Z世代とは?>
    1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。
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    人間だけがもっているスーパーパワーってなに? 私たちはそれをどう使えばいいんだろう? 世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者が、未来をになう子どもたちに贈る、驚きの歴史!

    【小学生からの人類史】
    きみも世界を変える力(パワー)をもっている!!
    祖先が手に入れたパワーの謎を追って600万年前へ!

    「今では人類があまりにも強い力をもってしまったために、ほかのすべての動物たちの運命を決めるようになった。
     (中略)人類でいるからには、きみは自分の力をよく理解し、それで何をすべきかを考えなければいけないんだ。
     (中略)私たち人類はライオンほど強くないし、イルカほどうまく泳げないし、空を飛べる翼だってもっていない! それなのに、いったいどうやって、この惑星を支配できるようになったんだろう?
     その答えは、世界じゅうのあらゆるお話のなかでも指折りの、とびきり不思議なお話だ。
     そしてそれは、ほんとうにあった物語だ」
    (本書「はじめに」より)

    本書のポイント:
    ◎すべての漢字にふりがなつき。小学校中学年からの読者におすすめ!
    ◎重要なポイントは太文字・マーカーでしっかり強調!
    ◎第一線で活躍するイラストレーターによる美しいカラーイラスト!
    ◎内容の理解を助ける「年表」「地図」も掲載!
    ◎身近な具体例やユーモアあふれる表現が満載でわかりやすい!

    【目次】
    時間のながれ
    献辞
    日本語版のまえがき
    はじめに そもそも、人類って何?
    第1章 人類は動物だ
    第2章 サピエンスのスーパーパワー
    第3章 私たちの祖先の暮らし
    第4章 動物たちはどこへ行った?
    感謝のことば
    この本について
    歴史の世界地図
  • 【著作累計70万部!オンライン記事1億PV突破!ベストセラー著者が、人生で最も書きたかった “グローバル日韓教養書”がついに刊行!】
    【「世界から見た日本」「韓国人の本音」「最新事情と国際的視点」が、この1冊で全部でわかる!】
    【「日本人と韓国人、個人では仲が良いのに、国同士だとなぜ、いつまでも揉めるの?」素朴な疑問も完全解消!楽しみながら、国際感覚と教養がいっきに身につく!】
    【韓国好きな人も、嫌いな人も、無関心な人も、知れば納得!文章も面白くて大爆笑!】

    ・日韓および世界で学び働き暮らしてきた、京都生まれの在日コリアン3世の著者が、日韓2000年の交流から学べる「深すぎる教養と教訓」を、爆笑ユーモアを交えながら1冊に凝縮!
    ・両国文化で過ごした長年の直接体験に加え、古今東西、日韓双方の書籍・論文・資料を4か国語でレビューし、日韓双方の主要論点を1冊で網羅!
    ・複数の専門家による歴史考証も徹底的に行った、「確かで信頼できる」「フェアで公平な」内容!
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    『最強の働き方』『一流の育て方』などのベストセラーや、「グローバルエリートは見た!」などのオンラインコラムで人気を博す著者が、40年間の想いを1冊に書き上げた「渾身の感動&爆笑グローバル日韓教養書」が、ついに誕生です!
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第6巻。この巻では、障子に使われる美濃和紙や播州そろばんなど日本人のくらしを支えてきた伝統的工芸品について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第3巻。この巻では、伊万里・有田焼、久谷焼、信楽焼など焼き物を中心に日本人の食を支えてきた伝統的工芸品について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第2巻。この巻では、染物や京扇子のように日本人のくらしやおしゃれを支えてきた衣に関する伝統的工芸品の材料やつくり方についてくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第4巻。この巻では、輪島塗、鎌倉彫などの漆器や木工品、竹工品という日本人の食を支えてきた伝統的工芸品について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第5巻。この巻では、岩谷堂箪笥などの家具やさまざまな仏壇という日本人の住まいに関する伝統的工芸品について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第1巻。この巻では、博多織、西陣織、結城紬、小千谷縮など織物に関する伝統的工芸品の材料やつくり方について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
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    小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について紹介するシリーズの第7巻。この巻では伝統工芸について調べたあと、文章に書いてリーフレットなどで発表するまでの(1)選ぶ→(2)調べる→(3)整理する→(4)組み立てる→(5)文章にする、という5つの工程を順序だててまとめられています。また、子どもたちが大人にインタビューをするときの注意点も実例を使って解説しています。
  • 3,520(税込)
    写真・文:
    吉田忠正
    監修:
    藤野彰
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

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    経済発展のめざましい大国・中国。街には巨大なショッピングモールができ、高速道路や地下鉄などの交通網が網の目のようにしかれるようになりました。急速な都市化のいっぽうで、都市部でも一本細い道に入れば、活気ある市場や湯気のたちのぼる屋台が続く路地裏の喧騒が見られます。とにかく広くて人口の多い中国。地域による文化・風習のちがいが魅力です。
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    モンゴルといえば、広い草原と遊牧文化。本書では、ウランバートルの近代的なくらしとともに、昔からの遊牧生活もたっぷり紹介します。とくに、遊牧民の家畜のさばき方は見事。血を一滴も流さない手際のよさには、自然への敬意が感じられます。また、国民の一大イベント「ナーダム」で行われるモンゴル相撲や競馬など、伝統的なスポーツについても写真をたっぷり掲載して詳しく解説します。
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    ネパールというと、エベレストをはじめとする世界の屋根といわれる山やまのイメージが強い国ですが、国内の山岳地帯と平原の高低差が8000mもある、多様な姿をもつ国です。チベットやインドの影響を受けた伝統文化と、次第に近代化する国に生きる子どもたちのようすを、現地を取材して撮り下ろした写真とともに紹介します。ページに関連した動画が見られるQRコード付き。
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    たくさんの島々からなる東南アジアの国、フィリピン。長く支配を受けたスペインと、アメリカの影響を受けた文化をベースに持ち、明るい国民性を生かして世界で活躍しています。美しい島国で生きる現代のフィリピンの子どもたちの姿を紹介します。ページの内容に関連した動画が見られるQRコード付き。
  • 3,520(税込)
    写真・文:
    関根淳
    監修:
    李香鎮
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

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    日本にいちばん近い国・韓国。ともに中国文化の影響を受け、またお互いに影響を与え合ってきた国です。学校に塾にと忙しい子どもの生活、たくさんのおかずが並ぶ食卓や気軽に食べられる屋台などの豊かな食文化、まちのようすなど、韓国のいまを紹介します。ページの内容に関連した動画が見られるQRコード付き。
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    インドネシアは、約1万8000もの島々からなる、世界最大の島国。海の幸にも山の幸にもめぐまれた豊かな食文化があり、町の活気ある市場「パサール」にはいつも新鮮な食材が並びます。バリ島では伝統的な「ケチャ」(踊り)や「オゴオゴ」(祭り)といった独特な文化も詳しく紹介。礼拝や断食など、イスラム圏ならではの日本とはちがった習慣にも焦点をあて、わかりやすく解説しています。
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    東南アジアの国々で唯一植民地化されず、独自の文化を築いてきた王国・タイ。敬虔な仏教徒が多数を占める国でもあり、日本との交流も古くから盛んでした。伝統を大切にしつつ近代化を進めてきたタイの、現代の姿と子どもたちのようすを紹介します。ページの内容に関連した動画が見られるQRコード付き。
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    長い戦争から復興し、多様な文化とおいしい料理で世界から観光客が訪れるベトナム。海外企業の工場が設けられるなど、工業が発展しつつあり、一方で近年は、多くの少数民族の伝統文化を生かした産業にも力を入れています。そんなベトナムで学ぶ子どもたちの姿を紹介します。ページの内容に関連した動画が見られるQRコード付き。
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    マレー系、インド系、中国系など、さまざまな民族がくらすマレーシア。クアラルンプールの近代的なくらしがある一方で、豊かな海や森とともにくらす伝統的なくらしもあります。そんな多様性に富んだくらしをくわしく紹介します。都会あり、自然あり、生き物あり、おいしい料理あり、と魅力たっぷりの国、それがマレーシアです。この本を読むとマレーシアに行ってみたくなりますよ!
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    四季折々の美しい自然と地方ごとに多様な風習がみられる日本。ふだんは当たり前に思うようなことも、客観的な視点から見ると、稀有な食習慣や年中行事がたくさんあります。伝統的な産業についてのページでは、熊本県八代市の畳職人さんを紹介。畳が作られる工程も詳しく写真で解説しています。また、「子ども食堂」の取り組みや、群馬県の多文化共生地域など、SDGsにかかわる内容も充実。日本の魅力が再発見できる一冊です。
  • 「世界オンライン句会」を主宰する人気俳人であり、テレビ朝日「あなたの駅前物語」でナレータ-をつとめる黛まどかさんの最新刊。節気や節句を詠んだ俳句を鑑賞しながら、先人への思いを綴る著者渾身のエッセイです。月刊俳句誌「春野」に2年間にわたって連載をした「節気に暮らす」24章と、2020年2月に創刊の『Web新小説』(春陽堂書店)連載の「俳句で味わう、日本の暮らし」19章をまとめ書籍化しました。本書では、二十四節気、雑節、五節句、主な伝統行事について、それぞれのなりたちや関連行事などを丁寧に解説。それらにまつわる俳句を引用しながら、日本人がいかに自然を細やかに観察し、日常の中に取り入れ、丁寧に暮らしてきたかを描いています。また、200句以上の俳句を引用。俳句鑑賞の手引き書としてもお勧めできます。43章におよぶエッセイは、今を生きる私たちと祖霊を引き合わせる役割を果たし、目の前のことに忙殺されがちな現代人を「句読点」のごとくに立ち止まらせ、本来の自然観や信仰心といったルーツを思い出させてくれるに違いありません。
  • 普通の女子高生が、突然インドへ引っ越すことに。豊かな人が車を走らせる横で、1台のバイクに4人乗りする家族。スラムでの出会い。格差社会の光と影を描く女子高生視線のインド滞在記。
  • むかし むかし あるところに……。このように始まる昔噺は、日本人である私たちにとってとても身近で、子どものころから親しんできた。これらの昔噺は、どのように作られ、広まり、現代に伝わってきたのか、そして本当はどういう物語であったのか、その成り立ちを古原文の中から探る。また物語に欠かせない「鬼」とは一体何なのか。古文を紐解くとさまざまなことが見えてくる。
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    ★ 知ればもっと「推せる」「愛せる」
    銭湯のあれこれ教えます!

    ★ 銭湯のすみずみまで歴史あり。


    ◆◇◆ 本書について ◆◇◆

    暖簾をくぐれば、笑顔が出迎えてくれる。

    「いらっしゃい」の声が「おかえり」のように
    聞こえるのはなぜだろう。
    それはきっと銭湯が、1日の終わりに汗を流し、
    ほっとできる場所だから。

    この本は、銭湯に懐かしさを覚えるという世代から、
    レトロなものに魅力を感じるという若者まで、
    銭湯文化に興味を持つ皆さんに贈る、
    銭湯の楽しみ方ガイドブックです。

    現在、東京の銭湯の数は493軒(2021年8月現在)。
    最盛期の昭和43年は2687軒ですから、
    2割を切るほどになってしまいました。
    全国でも同じように、年々減少しています。

    そのような中でも、家庭の風呂には無い開放感や
    近所の人たちとのおしゃべりを楽しみに来る人々や、
    銭湯の文化的価値に魅力を感じている人など、
    多くの銭湯ファンがいます。

    そして、施設や設備を清潔・快適に維持したり、
    利用者のニーズに合わせて改築したりするなど、
    営業努力を重ねている銭湯経営者の方々がいます。

    本書は銭湯がこれからも人々に愛され、
    そして一人でも多くの銭湯ファンが増えるようにとの思いから刊行しました。


    ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

    ☆第1章 銭湯の歴史
    * 古代から戦国時代まで
    * 江戸時代
    * 明治・大正・昭和
    * 現代
    ・・・など

    ☆第2章 銭湯の一日
    【東京都国立市・鳩の湯】
    ・・・など

    ☆第3章 銭湯の見どころ
    * 宮造り銭湯のナゾ
    * ビル型銭湯
    * 下足箱、傘入れ
    * カラン、桶
    * ペンキ絵のはじまり
    ・・・など

    ☆第4章 日本各地の銭湯
    * 北海道・函館 大正湯
    * 埼玉県・和光 浩乃湯
    * 神奈川県・横浜 仲乃湯
    * 奈良県・奈良 敷島湯
    * 沖縄県・沖縄 中乃湯
    ・・・など
  • 3,344(税込)
    著:
    吉田外司夫
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    青いケシ研究の第一人者が初めて明かす植物採集の記録。美しい花々との出会い、現地の人々との交流等を写真と巧妙な語り口で紹介
  • 3,344(税込)
    著:
    吉田外司夫
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    青いケシ研究の第一人者が初めて明かす植物探索の記録。美しい花々との出会い、現地の人々との交流等を描く。「東部編」の続編。
  • アメリカの辺境を旅して、その土地の先住民、労働者、美術館学芸員など出会った人々を通して社会の格差と分断を考察した記録文学。
  • 1,760(税込)
    著:
    白川静
    編・画:
    金子都美絵
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    生を喜び、死を畏れ、死者を悼む――漢字に込められた人の一生を力強い文章と情感溢れる絵で紡ぎ出す美しく体系的な漢字の世界。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    神への祈りの言葉を入れる器「サイ」を手がかりに、力強い文章と情感溢れる絵で紡ぎ出す、美しく体系的な漢字の世界。
  • 14歳の少女は、36歳も年上の有名作家になぜ「同意」したのか?
    そして二人の関係を蝕む「毒」とは何か?
    デュラス『愛人』にも負けない、燃え上がるような真実の力に圧倒される。
    フランス社会を震撼させたこの衝撃を体験せよ! 
    ――野崎歓

    名簿に名前は載っているのにいつも不在の幽霊会員のような父親。読書に対する際立った嗜好。性に対するかなりの早熟さ。そしてとりわけ、見守られたいという途方もない欲求。ここにすべての条件が整った。――本書より
  • 1,650(税込)
    著:
    柳美里
    著:
    佐藤弘夫
    写真:
    宍戸清孝
    レーベル: ――

    東北各地の霊場を探訪し、日本人の死生観をさぐる。盛夏から晩秋、そして初冬へ──。作家(柳美里)と学者(佐藤弘夫)は、魂のゆくえを訪ねて、東北を歩いた。それは、大震災を経験した人々が待ち望む春を探す旅でもあった。……第1部では、地域に残る生者と死者の交歓風景を、佐藤氏によるナビゲーションと柳美里氏によるエッセイを組み合わせて展開。2人は2016年夏から冬にかけて、青森県五所川原市の「賽の河原・川倉地蔵尊」や、「姥捨て伝説」の舞台となった岩手県遠野市のデンデラ野・ダンノハナを訪ね、中世には納骨儀礼の場であった宮城県の松島などを訪れた。さらに東日本大震災の被災地である福島県南相馬市や警戒区域である大熊町にも足を延ばすなど、東北各県で取材を重ねた模様を、佐藤氏による解説と、仙台在住の写真家・宍戸清孝氏による多数の写真で紹介。第2部には、佐藤氏と柳美里氏の対談を収録。生者と死者の織りなす独自の文化の形成と定着について読み解き、未来に向けた死生観・生死観を語り合うとともに、それぞれが体験した「東日本大震災」と、その後の日々についても考察を深める。
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    ■人生に大切なのは、神さまと奈良から学んだことばかりでした。
    1300年の歴史をもつ春日大社で長年権宮司を務めた岡本彰夫さん。日本の文化・しきたりについての深い知識と、神職としての長い経験に裏打ちされたわかりやすいことばで、人々に語り掛けてきた。
    たとえば、「上へ上へと行くよりも、奥へ奥へと進みなさい」。一生懸命がんばって上に昇っても、上には上がある。やがては限界もやってくる。長く続く満足は得られない。一方、人と競うのではなく、己を深めていく行為には際限がない。限りない人間の欲望をやさしく諫め、神仏に最高の礼をつくす人への助力は惜しまない。そんな岡本さんの名言の1つだ。
    東海道新幹線の車内誌「ひととき」連載エッセイ「奈良その奥から」を中心に48の掌編を収録。どれも「あらまほしき」(望ましい)日本の未来のための話。あわせて、奈良を舞台に活躍する映像作家、保山耕一氏の情感あふれる風景写真を多数収録。

    [目次]
    はじめに
    第一章 「誇り」と「決まり」を大切にする
    第二章 神・仏・祖先をうやまう
    第三章 自分のふるさとを知り、愛する
    第四章 人の話を我が事として考える
    おわりに 祈りの風景 保山耕一

    <著者略歴>
    岡本彰夫(おかもと・あきお)
    奈良県立大学客員教授。「こころ塾」「誇り塾」塾頭ほか。昭和29年奈良県生まれ。昭和52年國學院大學文学部神道科卒業後、春日大社に奉職。明治以降断絶していた数々の古儀や神饌、神楽を復活させた。平成27年6月に春日大社(権宮司職)を退任。著書に『大和古物散策』『大和古物漫遊』『大和古物拾遺』(以上、ぺりかん社)、『神様にほめられる生き方』『道歌入門』(以上、幻冬舎)ほか。

    <写真>
    保山耕一(ほざん・こういち)
    映像作家。昭和38年、大阪府生まれ。フリーランスのテレビカメラマンとして『世界遺産』などを担当し、世界中をめぐる。現在は末期ガンと闘いながら、「奈良には365の季節がある」をテーマに奈良の自然や歴史にレンズを向け続ける。第7回水木十五堂賞受賞。第24回奈良新聞文化賞受賞。

    ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人よ、かくあれ―大和の森から贈る、48の幸せの見つけ方』(2020年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
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    トイレを知ると、世界がわかる!!!
    「たかが、トイレ…」とバカにできない!
    トイレにまつわる深~い話。

    「トイレに行きたい!」と思ったら、どうしますか?
    女性なら、「女子トイレ」の扉を開けて、個室に入って、鍵をしめる。
    用を足し終わったら、トイレットペーパーでふいて、流す(もしくはウォシュレットを使う)。

    何もふしぎなところはない、当たり前のこと……
    そう思うかもしれませんが、実は決して「当たり前」ではないのです!

    所変われば、トイレも変わる!
    世界には、私たちにとって想像できないようなトイレがたくさんあります。

    たとえば……

    ・ドアがない!お尻が丸見えのトイレ
    ・トイレのドアから、頭や足が見えている!!
    ・便器をのぞいたら、中に見えるのはきれいな海!!
    ・うんこの後は、石でふく!!
    ・うんこをしようにも、便座がない!!!    

    などなど。
    世界には、私たちの常識では、考えられないようなトイレがたくさん!

    中には思わず驚いてしまうようなトイレもありますが、
    それぞれ、その地域ならではの「事情」があります。

    この本では、そんなさまざまな世界のトイレと、
    トイレにまつわる裏事情をご紹介します。

    「たかがトイレ…」と侮れないほど、
    奥が深い「せかいのトイレ」の謎を探る旅に一緒に出かけましょう。

    【この本の内容】
    第1章 お尻が丸見え!? 「トイレのとびら」を調べよう
     ・ミッション1 ロシア お尻が丸見え!! とびらがないトイレ
     ・ミッション2 アメリカ 「頭」「足」が見えている! 短いとびらのトイレ
     ・ミッション3 ホンジュラス 仕切りは布1枚! のれんのようなとびらのトイレ
     ・ミッション4 デンマーク 男の子も女の子もみんなが同じとびらから入るトイレ
    第2章 便器の中はさんごしょう!! 「トイレの便器」を調べよう
     ・ミッション5 パナマ 便器の中は水族館? 魚が見えるトイレ
     ・ミッション6 フィンランド 背伸びしないと便器に届かない!? 背の高い便器
     ・ミッション7 イタリア 便器が2つ? どちらにうんこをしたらいいか迷ってしまうトイレ
     ・ミッション8 スペイン あれ? 便座がない!? 座れないトイレ
     ・ミッション9 日本 ボタンが多すぎ? 便利だけど複雑なトイレ
    第3章 何でふく? 「トイレットペーパー」を調べよう
     ・ミッション10 キューバ 使った紙は流しちゃダメ? 紙を流さないトイレ
     ・ミッション11 イラン えっ! トイレットペーパーがない? シャワーで洗うトイレ
    第4章 こんな場所にも!? 「いろんなトイレ」を調べよう
     ・ミッション12 ネパール うんこは持ち帰る!? 標高6000メートルのトイレ
     ・ミッション13 イギリス どこから来たの!? 突然あらわれるトイレ
     ・ミッション14 ドイツ 公衆トイレはタダじゃない! ドイツの高速道路のトイレ
     ・ミッション15 どうなっているの? 乗り物のトイレ
    第5章 めざせトイレマスター! 卒業テスト

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