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『文芸・小説、詩、その他(レーベルなし)、501円~800円』の電子書籍一覧

61 ~79件目/全79件

  • 喜怒哀楽を受け止めてくれる十七音に惹かれて高校生から川柳をはじめ、制服姿で句会に参加していたという著者。その情熱は未だ衰えることを知らず、活動の幅はますます拡がっている。
    本書は昭和五十五年頃から三十年間の作品を年代別に編んだ作品群であり、真摯な姿勢で川柳に、人生に向き合う著者自身が一句一句に宿る。読み進めていくと母そして妻、社会の中の一人、書家としての顔、さまざまな著者が立体的に浮かび上がってくる。「母の小旗」「和音」「さくら道」の三章構成。

    《塩も砂糖も心配りで煮えている》
    《ふともれた本音を聞いた耳の穴》
    《ヘナヘナとさせる塩なら持っている》
    《あと一歩押せば火がつく導火線》
    《あいまいな返事を口の中でする》
    《ひらめきを発酵させているごろ寝》
    《サイコロは振れぬ告白遅すぎる》
    《ころころと転がって来たこれが運》
    《ていねいに洗いなかったことにする》
    《心電図ほらねやましさなどはない》
  • 川柳まつやま吟社会長、愛媛県川柳文化連盟事務局長などで活躍する愛媛を代表する作家である著者が、誰にでも分かる平易な表現で自分の思いを十七音の調べに乗せて、読者の心に届ける。
    《定年後二人は蝶になりました》
    《まだ妻は信じていない地動説》
    《本物の男は暗闇で光る》
    《年金が助けた亀を待っている》
    《謝罪会見髪が薄くてすみません》
    《真実になるまでシャドーボクシング》
    《招き猫は頭掻いてただけだった》
    《ポケットの大吉少しずつ使う》
  • 日本を代表する結社のひとつ「ふあうすと川柳社」主幹、(一社)全日本川柳協会理事などの要職で活躍する著者の第一句集。
    柳歴50年を越える氏の長い創作活動の中で、作者の師である北米川柳界の重鎮・山中桂甫が目を通した1990年頃から約20年にわたる作品が収録されている。
    ふあうすとの指針とする「川柳は人間である」を底流に、抒情に富んだ唯一無二の句境に読む者すべてを誘う。

    《明け暮れの疾さ心の雨季乾季》
    《橋の名と川の名ばかり美しき》
    《諦めの数は覚えていない指》
    《幻と気付く旅路のさい果てに》
    《アヴェマリア耳朶を流れて止まぬ雨》
    《かすり傷ばかり知らない間に治る》
    《いつからかもう天の川仰がない》
    《わが胸の薄墨桜散り止まぬ》
    《肩少し触れ今生をすれ違う》
    《身一つを賭し守り抜く何を持ち》
  • 川柳文学コロキュウム代表として、女性作家を代表して、川柳界を牽引する著者の第4句集。「薔薇のアーチ」「水を足す」「波の音」の3章構成。
    《ぽつんと雨 モノクロになる水面》
    《ワンコインで凌ぐこの世の吹きだまり》
    《まだ青い果樹園のある行き止まり》
    《下り坂正気に戻る時間です》
    《磨かれてますます罪を深くする》
    《花の色盗んでくちびるを飾る》
    《にっこりと笑って海にしてしまう》
    《泣いている部分をなぞる世界地図》
    《美しい曲がり具合になってゆく》
  • 映画と音楽を愛し、青森県川柳連盟理事長、(一社)全日本川柳協会常任幹事、弘前川柳社顧問、川柳塔社理事等、ラジオパーソナリティの要職で活躍中の著者による注目の1冊。
    「イエスタディ(Yesterday)「フール・オン・ザ・ヒル(The Fool On The Hill)」「イン・マイ・ライフ(In My Life)」の3章構成。
    《たてがみあるか時々確かめる》
    《ノーカット版ではお見せできぬ過去》
    《恥ずかしい右脳なまけものの左脳
    《カギカッコ外せば恥があふれ出る》
    《とりあえず休火山だと言っておく》
  • いつだって仕事に趣味に全力投球、世界を舞台にして活躍する著者が、川柳をはじめて十年の節目に刊行した刺激的で遊び心、詩心満載の一書。「天狗はどこだ」「今日から本番」「がらくた趣味」の三章構成。《クリップで留めた二人がさようなら》
    《雑念を指に集めて爪を切る》
    《置きボトル切れますようと招き猫》
    《ポケットに経営理念忍ばせて》
    《居酒屋で教育テレビ流れてる》
    《ライバルを蹴散らす為の同じ船》
    《痛風が如何ですかとお呼びです》
    《冷蔵庫自分の物は左側》
    《春物をハンガーに掛け待っている》
  • シリーズ30冊
    880(税込)
    著:
    藤みのり
    レーベル: ――

    「葦のように儚いわたくしの句」と語る現役の数学教諭である著者が呟くように、囁くように、時に心に秘めた情念をぶつけるように己の弱さや葛藤を吐く、魂を揺さぶる一冊。
    《目の前にあるものずっと探してる》
    《吹っ切れて軌道に乗った四コマ目》
    《昨日なら空いていたよと断られ》
    《幸せの境界線が上下する》
    《もう誰も追っては来ない氷点下》
    《酒池肉林きっと長生き出来ないな》
    《懸案事項死んでもスマホ離さない》
    《拘り消えて背骨ゆるやか》
    《白い息君の答えを待っている》
  • 880(税込)
    著:
    堺利彦
    レーベル: ――

    川柳は「川柳のこころ」によって表現された17音の定型詩。
    その川柳の作品の生成に至る16の“まなざし”を通して腑分けし、川柳とは何かを浮き彫りにすることで作句能力の向上をはかる、まったく新しいタイプの川柳書。
    川柳の上級者、中級者はもちろん、川柳のイロハを知る方であれば川柳の入門書としても読め、あなたの作句と鑑賞力を根底からジャンプアップさせる好著。
  • 880(税込)
    著:
    森下歳子
    著:
    宮村典子
    レーベル: ――

    本格派の短歌と川柳の二重奏。情景から機微まで、七五調のリズムは「心友」となってあなたに語りかける。

    森下歳子作品
    網戸より入り来る風の涼しさに息づけば外は静かに雨ふる
    岩清水ながれながれて山桜の花びら運ぶ里の小川に

    宮村典子作品
    さまざまな愛され方をしてひとり
    ちょっとだけ泣かせて懐かしい音色
    ふるさとの川が無口になっている
  • 「ドタバタ喜劇ではない、むしろ真面目な中にふっと見せるおかしさ、涙ぐみたくなる程の暖かい笑い、大口あげて笑うのではなく、クスクス心の底から湧きあがるような笑い、いつまでも心に残って、人にも話さずにいられないような笑い」をユーモアと定義づける著者が、昨今のユーモアの在り方に疑問を投げかけ、自らの川柳で世に問う。
    《睡眠薬ですと看護師来て起こし》
    《いやらしい力士だという誉め言葉》
    《黒犬が白髪になったことはない》
    《修理屋が来て電源を入れてゆき》
    《私だけ笑った品のない駄洒落》
  • ユーモア川柳作家で知られる著者による、手に取った誰もがクスリと笑い出す、知的で痛快な出色の川柳作品集! 「人生」「社会」「セミユーモア抜粋」「セカンドユーモア抜粋」「俳句」の五章だて。
    《すばらしい弔辞拍手がしたくなる》
    《期限切れ10年だれか開けてみて》
    《いくつ寝ても世の中変りそうにない》
    《暗夜行路軽くLEDつけて》
    《練れて来たねと喜寿のころ言われても》
    《二度と恋はしない演歌の世界では》
    《地でやればよいと言われたいじめ役》
    《生涯に何をしたかと言われても》
  • 880(税込)
    著:
    やまでゑみ
    レーベル: ――

    豊かな自然で農業を営む著者だから詠める、飾らないやさしさと芯の強さが根底に流れ、読者の脳をやさしく刺激する、ハートフルな絵句集。著者の活動拠点である「川柳研究」誌掲載の十年間の作品を厳選したベストコレクション。自然や人との触れ合いを印象的に描写した八篇のエッセイを収録。第七回川柳文学賞準賞受賞句集。
    《降るまでは鳴き止めません雨蛙》
    《マンサクの谷水引いて張る棚田》
    《鍬休め見上げる峯に山ざくら》
    《筋くれた手が拝んでる夕茜》
    《減反を律儀に守り伸びる草》
    《ねだられて土産にされているキャベツ》
    《肩寄せて味がとけあうおでん鍋》
  • 米寿を迎え、いまなお創作意欲おとろえず――人生のベテランが綴る、人間と自然への賛歌。「春」「夏」「秋」「冬」の四章だて。
    《花の香と通じ合えるか老春譜》
    《私の席あなたの席のある夫婦》
    《欠点が消えると影が薄くなる》
    《後期高齢 遠吠えくらいしてみよう》
    《天井の染みになってる志》
    《湯豆腐の湯気ゆらゆらと冬探し》
    《宇宙旅行しているような日向ぼこ》
    《僕にまだ明日の予定が待っている》
    《春はソプラノ水平線から流れ出す》
    《凡人の歩幅で明日も明後日も》
  • 880(税込)
    著:
    永井尚
    レーベル: ――

    二十五年に渡る柳歴と、それを支えた愛妻への感謝を綴った句文集。
     決して平坦ではなかった夫婦生活と鋭意な着想を柔らかな言葉で表現した本書からは「脱皮もせず、羽化もできず虫のままでいたような気がする」という著者の五分の魂が感じられる。
    《横文字でただの加齢と書いてあり》
    《残高ゼロでまだ生きてたらどうしよう》
    《一瞬にすべてを生きている花火》
    《ストレスの丸投げ受けてくれた妻》
    《主役にはなれず脇役気に入らず》
    《天気予報も用心深くなってきた》
    《メモをしたつもりが何に書いたやら》
  • 770(税込)
    著:
    斎藤大雄
    レーベル: ――

    川柳選考の教科書。
    川柳界の第一線作家であった著者が丁寧に綴る、選考者の心構え。もちろん実践、選考としてのあり方なども丁寧に説く。
    投句者にとっては、選者のこころを知ることができ、逆入門書ともしても読める好著。
  • 童謡「ぞうさん」の詩人100歳の記念詩集

    童謡「ぞうさん」「一年生になったら」などで知られる、まど・みちおさんは、日本で唯一「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞した詩人。1992年に、美智子皇后が選・訳をされた詩集絵本「THE ANIMALS」が日米同時刊行されて、一躍「国民的詩人」としての名を高めました。
    その、まどさんが2009年11月16日に100歳を迎えました。ながく童謡・詩を発表してきた詩人が、時にはユーモアを交え、時には世界を鋭く斬りながら、老境の感慨をうたいあげました。絵も得意とするまどさんの、最新の素描も収録。カバー装画も著者の手によるものです。
  • シリーズ8冊
    880(税込)
    著:
    金子みすゞ
    監修:
    矢崎節夫
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    幻の天才童謡詩人による奇跡の詩。

    彗星のように現れて消えていった、天才童謡詩人、金子みすゞ。わたしたちのこころに永遠に生きつづけるその童謡詩を金子みすゞ記念館館長・矢崎節夫による鑑賞解説付き、現代仮名遣いで収録。

    永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。
  • 629(税込)
    著:
    伊藤順一
    レーベル: ――
    出版社: 展望社

    昭和10年山形市生まれ、早稲田大学卒、コンピュータ業界に生きた著者が六十歳を迎えて生きてきた人生への想いを綴る。
  • 594(税込)
    著:
    金子みすゞ
    レーベル: ――
    出版社: 彩図社

    明治36年、山口県に生まれた童謡詩人金子みすゞ。
    彼女の残した作品には、小さな動植物に対する深い愛情や悲しみ、そして子供の持つ独特の感性などが、みずみずしい言葉で綴られています。
    本書では、金子みすゞの名詩を93編収録。
    こころに響く金子みすゞの詩を味わってください。

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