『文芸・小説、エッセイ、中央公論新社、その他(レーベルなし)、0~10冊』の電子書籍一覧
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『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか
『戦姫絶唱シンフォギア』立花響
『ポケットモンスター』アイリス
『ヒーリングっど♡プリキュア』花寺のどか/キュアグレース
『スパイダーマン:スパイダーバース』グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン
『薬屋のひとりごと』猫猫
様々な作品で活躍する人気声優・悠木碧のファーストエッセイ集!
秘密の友達がいた幼少期、学業と仕事の二足のわらじで駆け抜けた学生時代、声優業への情熱、推しへの愛に、衝撃の前世まで?
2003年のデビュー以来、現在も声優業界の第一線を走り続ける著者が、30歳を迎えその半生を振り返った書き下ろしエッセイ全20篇。
巻末には、同期声優、寿美菜子氏&早見沙織氏との特別鼎談を収録。
◆目次
・はじめに
・生い立ちとか家族とか
・子役だった頃
・声優になるぞ
・学生と大人の狭間で
・大学と仕事の両立
・先輩・後輩・同輩
・今の私のおはなし
・「好き」を仕事にすること
・悠木碧式ルーティン
・オフの日だってある
・私とオタクと推しと
・ケモノの目覚め
・神様が性癖
・推しが“いた”
・メイクに纏わるエトセトラ
・ファッションは武装
・前世って信じる?
・猫、我が主。
・おわりに
・特別鼎談:寿美菜子×早見沙織×悠木碧 -
泥臭い野心と権威への追従――。残念に生きたその人は、いかにして巨大かつ精緻な交響曲を生んだのか? 21世紀の今、多くの聴衆に支持され、時代と響き合うに至った作曲家の実像。その生涯から場面(エピソード)を小説化、事実記録(伝記)と組み合わせたハイブリッド評伝。【ブルックナー生誕200年記念企画】
*目次より
序
第一章 出生から教師時代まで(1824-1855)
第二章 リンツでの修業時代(1856-1868)
第三章 ヴィーンでの苦難の日々(1868-1878)
第四章 遅れに遅れた名声(1879-1889)
第五章 晩年(1890-1896)
エピローグ 死後の名声
後記 -
「情けない人生でした」――器用に生きていた後輩の死、海で溺死した父……
岸本佐知子さん、能町みね子さん推薦!忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集。岩井秀人さんとの特別対談収録。
「面白くて途中で読むのをやめられない。前田さんの文章には、読む人を前へ前へと駆り立てる不思議なエンジンがある。」
(岸本佐知子)
「死なれちゃった時は、まえさんみたいにたくさん話したほうがいい、って思う。マヌケなことや、細かいことまで、なにもかも。」
(能町みね子) -
【目次】
Ⅰ お金のこと
●奨学金は人生に重くのしかかる。
●〈経験〉はお金で買える最たるものだ。
●〈人に迷惑をかけてはいけない〉社会の圧力と自助の呪い。
●勇気を出して有給休暇を取ってみた。
●〈栄養バランス〉なんて余裕がないとできない。
●孤独を埋めるのにもお金がかかる。
●奨学金返済を苦に亡くなる人がいる国で。
Ⅱ 心と身体
●殴られていなくても、〈虐待被害者〉だと気づく
●〈1日24時間〉は同じでも、動ける時間は人それぞれだ。
●優先席の権利を誰が決められるのか。
●マイノリティは常に説明を求められ続ける。
●人づき合いに必要な〈食べる〉ということ。
Ⅲ 愛について
●「稀代のおしゃべりすと」柚木麻子さんとついに対面。
●人生ただ1冊の〈デビュー作〉ができた!
●肩書きや経歴で人を判断しない人たちに生かされてきた。
●知識や情報、文化。無形のものを与えられて生きる意欲を得た。
●ちゃんみなの『美人』に胸を射抜かれた。
●羽生結弦、ついに訪れた推しのプロ転向。
●平手友梨奈、強烈な光ゆえにアンチも多いが、彼女らしく輝いてほしい。
●推しは〈生きる意味〉を教えてくれる。
●ちゃんみなライブ初体験、豊かさについて悟る。
●ついに羽生結弦くんを見た!
Ⅳ 未来へ
●貧困者に世間が向ける目は厳しい。
●たくさんの取材を受けて感じた〈リアル〉
●私が取材にド派手な服で武装する理由。
●内面化したルッキズムは人を殺す。
●ある日、記事がバズって世界が変わった。
●〈死〉を考える。
●〈自分は幸せになってはいけない〉の呪いを超えて
●中川家のこと。 -
50歳は「人生100年時代」の折り返し地点。大きな節目を迎え、後半戦をどう生きるか考えるとき、ヒントとなり支えにもなる本とは。各界の著名人が50歳以降も読み続け、読み返す座右の書50冊を紹介。絵本から古今東西の古典まで、人生経験に裏打ちされた大人のための読書エッセイ集。
(執筆者一覧)
Ⅰ途上―折り返し地点をこえて見えるもの
藤森照信/関川夏央/北村薫/平田俊子/保阪正康/宮田珠己/養老孟司/俵万智/上野千鶴子/黒井千次
Ⅱ道標―人生の転機にノウハウ本は役立たない
冨山和彦/仲野徹/内田樹/原研哉/佐治晴夫/松田哲夫/末井昭/和嶋慎治/内田洋子/落合恵子
Ⅲ冒険―世界への窓はいつでも開いている
窪美澄/橋爪大三郎/近藤サト/小池昌代/酒井順子/三浦雄一郎/角野栄子/小林聡美/南伸坊/横尾忠則/小川洋子
Ⅳ再読―二度目からが本当の読書である
川本三郎/伊藤比呂美/鈴木保奈美/大竹しのぶ/宇能鴻一郎/松岡和子/竹内薫/中村桂子/小池真理子/里中満智子
Ⅴ再発見―その本は見事な変身をとげた
岡本裕一朗/若島正/ブレイディみかこ/中園ミホ/安田登/楠木新/金井美恵子/平松洋子/四方田犬彦 -
こうして私はワイヤーにぶらさがって村にたどり着くことができ、結果、生きのこったわけだが、ここで問題になるのは、私がワイヤーをわたりきり、いわば死の瀬戸際から脱出したときに何を思ったのかだ。
私はこんなことを考えた。
もしワイヤーではなく、川を泳いで生きのこったら、そっちのほうが話は面白くなったんじゃないか?
そしてこんなことを考えている自分にゾッとした。(本文より)
生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。書くことは不純だと言いながら、それでも書き続ける冒険家・角幡唯介がたどり着いた、行為する表現者の真髄とは。
【目次】
序 論 探検って社会の役に立ちますか?
第一部 行為と表現
第一章 書くことの不純
第二章 羽生の純粋と栗城の不純
第三章 冒険芸術論
第二部 三島由紀夫の行為論
第四章 届かないものについて
第五章 世界を変えるのは認識か行為か
第六章 実在の精髄
第七章 年齢と永遠の美
あとがき あらためて書くことについて -
人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。
目次
Ⅰ 幼年時代と戦争
Ⅱ 昆虫少年、医学部へ
Ⅲ 解剖学者の奮闘
Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い
養老先生への五〇の質問
――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など -
著者が生まれてから小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す4人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた、甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写する。
*目次*
モダンガールが来たァ/サンタクロースはいなかった/ばあやの鼻
/嘘について/全生涯で一番の幸福/なんでこうすぐに涙が出るのか!/お遊戯会/イロハのハッチャン/そしてばあやはいなくなった/安モンはおいしい/ハナはんのハナ/長男なのに名は八郎/はじめての敵意/海の色 -
宗教史研究の碩学が愛してやまない先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も弟子も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物の枠組みでなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけるという難事業に取りくんだ河合隼雄。
生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。 -
アメリカ文学は、ようやく「アメリカ」を語らない、ただの文学になった――気鋭の翻訳家が紹介する一番あたらしく刺激的な読書案内。
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司法の世界で、検事は何を考え、いかに行動し、真実を探るのか――。その思考と行動論理を綴るエッセイ。『検事はその時』を増補・改題。
<目次>
第一章 捜査の原点
自白を疑え/被疑者の弁解/取調べ/マルサ/動機
〈コラム〉金沢雑感
第二章 検事の実像
募金詐欺/割引国債/架空転入/口利き/コンプライアンス/公有水面
〈コラム〉画家の生と死
第三章 事件と時運
時運/質問主意書/ワープロと予算/現場百回/投書
〈コラム〉役者根性
第四章 法と裁判
無罪判決/被告人の嘘/死刑か無期懲役か
〈コラム〉聴竹居 -
私の目を引いたのは、沖縄から届く封筒に貼られた美しい切手でした。
「琉球郵便」の文字、額面はセントで表示されている切手の図柄は多彩でした。見たことのない南国の植物、鮮やかな色をした魚、紅びん型がた紋様、琉球舞踊、文化財や工芸品……。いつも異なる図柄の切手だったので、手紙が届くとまっさきに確かめるようになりました。いきいきと描かれている動植物はとてもきれいで、友だちに「沖縄のお魚は青いの」と言っても信じてもらえなかったのですが。琉球舞踊の切手には県人会で見た演目が描かれていてうれしくなりました。
ふだん目にする日本の切手とはまったく違うそれらの切手は「琉球切手」と呼ばれるもので、沖縄で作られているということでした。
米軍施政下に置かれたのち一九四八年七月から七二年四月まで、普通切手・記念切手・航空切手など二百五十九種(再刷含む)の琉球切手が発行されていたと知るのはのちのことです。(第1章より)
……………………
琉球切手はいまも沖縄の家に多数残っているという話を耳にします。切手としては使えないけれど、手放したくないという人や、ブームのさなかに買い、売りそびれてしまったという人。どこかの家の古い箱に忘れられたまま、ひっそりと眠っている切手もあるでしょう。
そんな琉球切手は、こんなふうにつぶやいているのかもしれません。沖縄が米軍施政下だったころ、私たちは「言葉」を運んで、旅をしたのだよ、と。
「Final Issue」の切手が発行されてから五十年。けれどいまも沖縄には米軍基地が広がり、米軍統治時代の終止符が打たれたとはいえない状況です。そんな沖縄からの「言葉」は、本土に届いているのでしょうか。(第十章より) -
作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。
本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。
私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。
目次
Ⅰ――教えて!寂聴さん 悔いなく生きるコツ
この世に一人の自分を、自分が認めてあげる ×瀬尾まなほ
95歳で得た気づき――。もう十分生きたと思ったけれど
96歳、出会いを革命の糧にして
人は生きている限り変わり続けるのです
Ⅱ――人生を照らす8つの話
第1話 悩みの正体――悩み、迷うことこそが生きている証なのです
第2話 怒りとのつきあい方――幸せは笑顔に集まるもの
第3話 人生後半の生き方――自分を変えるのはひとつの革命です
第4話 からだ――離婚、恋愛、セックス したいことは何歳でもおやりなさい×伊藤比呂美
第5話 家族――褒め言葉を浴びると、夫も子供も輝きはじめる
第6話 プラス思考――自分の機嫌を取る方法を知っていますか
第7話 男と女、夫婦――女を輝かせる男とは ×梅原 猛
第8話 切に生きる――幸福になるための努力を惜しみなく
Ⅲ――人生を変える3つの対話
「あの世」と「この世」はつながっています×横尾忠則
小保方さん、あなたは必ず甦ります×小保方晴子
家庭のある男を愛した女と、夫の嘘を信じた妻の胸の内は×井上荒野
Ⅳ――心を揺さぶる愛と決意の手記
「妻の座なき妻」との訣別
〝佛の花嫁〟になった私の真意 -
すべて成るようにしか成らん。不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。死ぬことも怖くないし貧乏も怖くないし、どん底をくぐり抜けるということはありがたいことだった。生きるとは、老いるとは、死とは、幸福とは……。読めば力が湧く、愛子センセイのメッセージ。
(本文より)
●すべて成るようにしか成らん。そう思っています。
●幸福って欲望の充足では決してないんです。
●幸福とは何か? いい時も悪い時も腐らず怨まず嘆かず、どんな時でも平然としていられることだと私は思っています。
●もし、誰かに、あなたの人生でひとつ満足だったことは? と問われたら、私は「苦しいことから逃げなかったことです」と答えるでしょう。
●不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。温室のような環境にいると、人生への勇気がなくなるんです。
●生きるというのは苦しいこと。私たちは楽しむためではなく、修行するために生まれてきたと思うことにしています。そう思えば、苦しいことを避けたり、楽しくないからといって恨んだりしなくていい。修行だと思えば、耐えやすいんです。
●苦労というものを不幸のように考えるのは間違いです。苦労を乗り越えるから、自信というものが生まれるんですよ。
●いろいろあったけれど、辛いとか悲しいとか嘆く気持ちはなかったです。戦場の兵士が敵との戦闘の最中に、辛いとか悲しいとか思わないのと同じです。そんな暇がなかった。人生の幸せとか喜びとか考えたことがなかった。何が幸せかなんて、暇人のいうことと思ってました。 -
「サヨナラ」も言えぬまま別れた若き兵士との一瞬の邂逅、防空壕で友と感想を語り合った吉屋信子の少女小説、東京大空襲の翌日に食べたヤケッパチの〈最後の昼餐〉……戦時にも疎開や空襲以外の日々の営みがあり、青春があった。
太平洋戦争開戦時20歳未満、妻でも母でもなく〈少女〉だった27人の女性たちが見つめた、戦時下の日常。すぐれた書き手による随筆を精選したオリジナル・アンソロジー。
〈目次〉
若い日の私●瀬戸内寂聴
美しい五月になって●石井好子
私を変えた戦時下の修学旅行/十五日正午、緊迫のNHK放送室●近藤富枝
「サヨナラ」がいえなかった●佐藤愛子
空襲・終戦・いさぎよく死のう●橋田壽賀子
海苔巻きと土佐日記●杉本苑子
続 牛乳●武田百合子
半年だけの恩師●河野多惠子
はたちが敗戦●茨木のり子
人間が懐しい●石牟礼道子
親へ詫びる●森崎和江
戦争/敗戦の夜●馬場あき子
「田辺写真館」焼失 母は強し●田辺聖子
めぐり来る八月●津村節子
葦の中の声●須賀敦子
被爆前後/一個●竹西寛子
にがく、酸い青春●新川和江
ごはん●向田邦子
か細い声●青木 玉
国旗/終戦の日●林 京子
よみがえる歌●澤地久枝
夏の太陽●大庭みな子
子供の愛国心●有吉佐和子
スルメ●黒柳徹子
サハリン時代●吉田知子
戦争の〈おかげ〉●中村メイコ
青い空、白い歯●佐野洋子 -
一般的に、世の夫たちは、自分や自分の親の老後は、妻に面倒をみてもらうつもりでいる人が多いのではないでしょうか。そんな中で妻が先にがんになってしまったら――。仕事をしながら、慣れない日常の家事や育児、看病が一度に押し寄せてきます。
小社刊『にほんご万華鏡』シリーズの著者 小野寺牧子さんも、大腸がん闘病の末、一昨年亡くなりました。夫である小野寺久氏は、大腸がんの権威であるにもかかわらず妻を大腸がんで喪うことになりましたが、がんが発覚したその日から亡くなるまで、詳細な日記をつけていました。家族として、夫としての闘病記録や心構えだけでなく、専門医としての見地からも、家族ががんになったとき、どうなってしまうのか、どうすればいいのかを治療法の選択肢や緩和ケアなど含め、詳細に綴っています。二人に一人ががんになるという時代、夫婦どちらかががんになるのはまったく不思議なことではありません。がん専門医として、これから患者や患者の家族になる人のためにも、妻の死を無駄にせず、発信したいという切実な思いで綴った1冊 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
あの日の自分が、いとおしくなる。夫もいないし子供もいない。収入もたいしたことない。でも 仕事も好きだし友達もいるしひとりの時間もいい。春がくることがあたり前じゃないと、若い頃よりずっと深く知っている……。40代・独身・在宅ワーカー。くま子さんの7年間。 -
「この年になるまで、自分が老人であるとか、いつ死ぬだろうかとか、まったく考えたことがありませんでした――」。
人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る、人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります。 -
「強い男は、弱い女がいることによって強い男になれたのである。
女が強くなった今、かつての『強い男』は寂しくも弱々しい男になって行くであろう。そうして弱い男は女の庇護を得て心強く生きられるようになるだろう。しかし強くなった女が、この後どうなって行くか、今のところはよくわからない」。男と女、嫁と姑、親と子……。さらに旅先で出没した霊魂、怪現象まで。世の常識、風潮に斜め後ろから物申す。愛子節炸裂のユーモアエッセイ集。文字が大きく読みやすい新装版。 -
100歳で没するまで、現役の画家として絵筆をとり続けた堀文子。「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとし、感動する物だけを描き続けた生涯と作品の背景を、印象深い堀の言葉とともに紹介する。画業を30年にわたって支えてきた美術商・中島良成だけが知る堀文子の素顔。黒柳徹子インタビュー「堀先生の思い出」も収録する。
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《目次》
はじめに 斎藤環
Ⅰ 傾聴/境界
【第一信】斎藤環→坂口恭平様
恭平さんの方法論は、「とんでもない」
【第二信】坂口恭平→斎藤環様
死にたい人に死なない方法を伝えているわけではないんです
Ⅱ 治療/フィールドワーク
【第三信】斎藤環→坂口恭平様
どのくらい「技法」として意識していますか?
【第四信】坂口恭平→斎藤環様
苦しさや悩みには、一〇種類くらいのパターンしかありません 46
Ⅲ 脆弱さ/柔らかさ
【第五信】斎藤環→坂口恭平様
「活動処方療法」の効果を共同で研究してみたい
【第六信】坂口恭平→斎藤環様
今までの人生の中で一番マシだったことを聞いてみます
Ⅳ 自己愛/承認欲求
【第七信】斎藤環→坂口恭平様
相談者とともに欲望を作り出しているようにも見えます
【第八信】坂口恭平→斎藤環様
自分の欲望ってのが、実は一番、どこにもない答えなんですよね
Ⅴ 流れ/意欲
【第九信】斎藤環→坂口恭平様
「所有欲」について、どう考えていますか?
【第十信】坂口恭平→斎藤環様
創造するという行為が、至上の愛よりも強い喜びです
Ⅵ 悟り/変化
【第十一信】斎藤環→坂口恭平様
恭平さんの境地は、幸福であり究極の自由であるように思います
【第十二信】坂口恭平→斎藤環様
人々もまた幸福のことを知っていると僕は確かに感じています
おわりに 坂口恭平 -
老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ。
「見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。
未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。
自分たちの子や孫、そのまた子どもたちがより幸福に生きられるように。
老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか」
――樋口恵子 -
※この電子書籍は2016年に単行本として発行されたものです。
小学生時代から、自分のポジションを考えていたという著者。その智恵と工夫で芸能界でも活躍し、ママ友の世界でその技を一層磨いた。職場や友人、どこでも使えるその法則を1冊に! -
俺に明るい未来なんてあるのかな――。
ドラマ化で話題、『死にたい夜にかぎって』のその後を描いた待望のエッセイ。
手痛い失恋、家族との確執、そして自らに起きた性の揺らぎを抱えながら、人生の暗黒期を過ごしていた著者。孤独の中から救い出してくれたのは、パチンコ中毒のお坊さんと、「トリケラ」という源氏名のオカマバー店員だった。誰が一番エロい仏像を見つけられるか競争したり、連絡が取れなくなった知人のLINEに天丼のスタンプを100個送ったり、知らない子どもの剣道の試合で号泣したりしながら、辛い過去を笑い話に変えていく日々。
『死にたい夜にかぎって』から1年。人生のどん底を「なんとなく」乗り越え、夢を叶えるまでを描いた実話。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
大切なからだの成長、セックスや妊娠、感染症の本当のこと。長年婦人科医として思春期の若者や女性の悩みと向き合ってきた著者が発信する、正しい知識と応援メッセージがつまった1冊。92年に初版が発行され、2013年に中央公論新社で復刊して読み継がれているロングセラーを、時代に合わせ、電子化とともに新装改版としてリニューアル。専門医・北村邦夫先生の詳しい解説と、伊藤理佐さんのわかりやすいイラストと漫画で、大切な情報を楽しく理解できます。新型コロナウイルスの影響による中絶の増加や、SNSの発達で性教育への関心が高まるなか、書き下ろしを加え、緊急避妊薬などの新しい情報を掲載して出版します。 -
ベストセラー『大往生』から20年。パーキンソン病とつき合いつつ80歳を迎え、さらに前向きに暮らす。「死ぬのが怖くなくなった」実感や日常、両親や友との思い出を語る
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天才女流棋士として活躍した著者は、現在重度の肝硬変で郷里でひとり暮らす。不倫、ヘアヌード、自己破産など、波乱万丈の46年の人生を駆け抜け、死を見つめて遺すメッセージとは。失踪騒動の真相も初めて明らかに
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「色即是空」,誰もが一度は耳にし口にしたことのある「般若心経」の全てを,寂聴師が分かりやすくかみくだいて説き明し,この世を生きる私たちの心の拠り所をやさしく語りかける。ロングセラーの新装版
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「降りかかった火の粉は払わず浴びる」
恋愛、仕事、結婚、セックス――――女性を取り巻く悩み、壇蜜が承ります。
やることも、考えることも多く、年齢にも甘えられない。女を出しても出さなくても怒られる。一方、経験を重ね、賢くなって、落ち着いてきれいになっていく人も多い。人間として生き物として、恐れられて、いろいろと言われる。そうでも思わなきゃやってられない。
本書は、これまで著者が3年間かけて応えてきた相談内容をまとめた一冊。最後に、書き下ろしで40歳を迎える著者自身の30代の振り返りを大量加筆しました。 -
この秋、九十七歳。あの超面白スーパーエッセイが、帰ってきました! 女と男、虚栄心、知性と笑い、子育て、教育……、世間の常識、風潮に物申す。今読んでも新しい、愛子節が全開。『気がつけば、終着駅』と併せて読みたい、必携の一冊。文字が大きく読みやすい、新装版で登場!
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独特のダンディズムは何に由来するのか。BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」ほか、多彩な活躍を続ける著者が綴った、大人の味の極上エッセイ。〈ふらりとのれんをくぐり、酒を飲み、客や店の主人と笑顔で語らう。どこでも自然体。自分をさらけ出すことができる点こそ彼の「人間力」なのだろう。おっちょこちょいでシャイなところもあるが、管理社会の中で何かとストレスを抱えている視聴者は「あんな風に飲めたら」とうらやましく思うにちがいない。まさに時代が吉田類という男を求めたのではないか。〉――巻末解題「現代の吟遊詩人の素顔」(小泉信一)より
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箒にまたがり飛翔する魔女、笛吹き男に連れられ姿を消したハーメルンの子供たち、暗殺された二人の米大統領の驚愕すべき共通点、悪魔に憑かれたルーダンの修道女、冷戦下のソ連で学生達を襲った凄惨な未解決事件、蛙の雨、ドッペルゲンガー、犬の自殺橋etc.
稀代の語り手中野京子が贈る、21の「怖い話」。
目次
ハーメルンの笛吹き男/マンドラゴラ/ジェヴォーダンの獣/幽霊城/さまよえるオランダ人/ドッペルゲンガー/ゴーレム/ブロッケン山の魔女集会/蛙の雨/ドラキュラ/犬の自殺/ホワイトハウスの幽霊/エクソシスト/貴種流離譚/デンマークの白婦人/大海難事故/コティングリー事件/十字路/斬られた首/ファウスト伝説/ディアトロフ事件 -
離婚を推奨した1960年代、簡単に離婚し別れる2020年。世の中が変われば、考えも変わる。初エッセイから55年。これでおしまい。96歳を迎えた佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も半世紀あまりにおよぶ。初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。39歳から今日に至る波瀾万丈の人生を振り返る、選りすぐりの一冊。
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“俺もついに「婦人」か――”
結婚生活8年目、ブス生活36年目。
俺にももちろん家族がいる。
主婦になっても、俺であることに変わりはない。
全国の愛と金ある読者に捧げる、カレー沢流家庭エッセイ
「本人不在で行われる家族会議」
「毎年車酔いに苦しみながら連れていかれる帰省旅行」
「台風のなか何故か行われた運動会」
「リア充でもないのに行われるBBQ」
「腐るならはっきり腐ってほしい謎の調味料」
「セ○ムがついているのに扉あけたまま外出」などなど、
日常生活におけるカレー沢節炸裂! 充実の65編を収録。 -
「二人がワインを飲まなければ、いやワインを飲むのが夫か私の一人だけであれば、
私たちは、もう少し広くて快適な家に住んでいるに違いない」(本文より)
パリに根を下ろし、フランスのワイン文化に魅せられて三十余年。
日々ワインに身を浸すなかで、今も新たな発見がある――
ブルゴーニュの葡萄畑で見つける陶片に修道僧の生活を思い、
歴史をひもとき、各地をめぐる。
醸造家たちとの語らい、銘酒の利き酒、
スーパーマーケットで見つける掘り出し物、
南仏、イタリア、グルジア、イスラエルのワイン、
シャンパーニュの豪快な楽しみ方、ロゼをおいしく飲む方法……
探求心とさまざまな出会いに育まれた
深い味わいの体験的エッセイ -
「洗濯機がお風呂がわり」「虫歯は放置か、ペンチで抜く」「空腹のあまり、カマキリの足をかじった」「草を食べて空腹を満たした」など幼少期の貧乏仰天エピソードで『徹子の部屋』で話題になり、『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』では「貧乏代表」「貧乏レジェンド」と称されるまでになった風間トオルさん。一方、逆境のなかでも明るく前向きに、グレず、へこまず、生きていられたのは、おばあちゃんから受け継いだ知恵と人生哲学があったからだという。発売当初から話題となり、アマゾンのレビューでは★5つが29、メディア取材も50件を超えた。下流、ワーキングプア、年金崩壊、格差社会……暗い話題の多い昨今、本書には「大丈夫」と背中を押すメッセージが詰まっている。貧乏はつらいけど、不幸じゃない。テレビでは語れなかったエピソードや心模様、思い出、人生哲学を1冊に。
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アルベローニは一般の思い込みに反して、何歳になっても恋愛感情を失わない人はいると考える。常識からすれば、ふたりは最初は相手に首ったけでも、やがてはさまざまな日常的感情に、否応なく毒されるようになる。その結果、ふたりの幸せな関係にやがて陰りが見え始め、いつしか平凡なカップルに変わっていく。しかし、もし相手に対して誠実であり続け、相手を尊重し続けることができるなら、かつての情熱が衰えることはない。著者は本書の最後に、終生愛しあうための秘訣を挙げているが、秘訣であるものは、ふたりの感情がまだ熱かったころには、ごく自然に存在したものだった。もしその原則が生き続けているなら、ふたりの関係は、衰えることなく続くことだろう。本書は、長い年月を真に愛する相手とともに過ごした人にしか書けない、実感のこもった貴重な恋愛論である。
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幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる。
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病んでいても健やかな歌を作りたい-死の十日前に綴られ、死後発表された「実作教室」、そして歌を詠む人へのメッセージを収録。若き日から死の直前までの心に沁み入る七三の掌篇。
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