『文芸・小説、ミステリー・推理・サスペンス、祥伝社文庫、雑誌を除く』の電子書籍一覧
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警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。難事件に共に挑んできた若きエースの死に、十津川警部は悲しみをこらえ、捜査に乗り出す。西本は九カ月前に捜査を休み、富岡を走る上信電鉄を撮影していた。さらに、同じ頃、恋人の牧野美紀が失踪していたと判明し、十津川は西本の死との関連を疑う。そんな折、高崎で女性の他殺体が発見され……。
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“雪の山荘”“絶海の孤島”“いわくつきの館”
圧巻の密室トリックと驚愕の結末に瞠目せよ!
ボーナス・トラック「夏の雪、冬のサンバ」を収録
影浦逸水(かげうらはやみ)は、下世話な愚痴が玉にキズだが、正真正銘の名探偵である。
難事件解決のお礼に招かれた伊豆の山荘で、オーナーである新興企業の社長が殺された。
雪の降る夜、外には足跡一つなく、現場は密室。この不可能犯罪を前に影浦の下す推理とは?
しかし、事件は思わぬ展開に……。(「そして名探偵は生まれた」より)
究極の密室+αの、ひと味違う本格推理の傑作! -
弟の伸之助が、銚子へ旅行に出たまま戻らない――。翻訳家の中野麻子から相談を受けた旅行作家・茶屋次郎。数日後、伸之助が保護されたのは岡山・倉敷。不審な男に車で連れ出されていたようだ。姉弟の住む東京・杉並では前月、女子児童の誘拐事件が発生。遺体が倉敷の高梁川(たかはしがわ)で発見されていた。何か関連が? 倉敷に向かった茶屋は、隠されたもう一つの事件に辿りつく。
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捨て子という過去を持つ朝波香織は、自身が働く老舗デパートで高級腕時計盗難の犯人にされた。
旅行作家茶屋次郎に相談した矢先、木曽川河畔で香織を疑った上司宇垣が刺殺される。茶屋は事件を追い、深緑の山々に挟まれた木曽路へ。だが宇垣と会っていた取引先の男の死体も川面に浮かぶ!
悲哀に満ちた殺人連鎖の先に、一体何が? -
一組の男女が南アルプスの秘境聖岳で遭難した。
茶屋次郎の知人の娘波路は助かったが、恋人の若松は消息不明のままだった。茶屋は情緒あふれる蒸気機関車で紅い鉄橋を越え現場へ。
だが若松は絞殺され、死体とともに米国製の錠剤が発見される。それは命を脅かす危険薬物だった。
さらに入手ルートを追っていた探偵も刺殺されたことが明らかとなり、事件は急展開を迎える! -
辞表を出すか、事件を調べるか。
クビ寸前の引きこもり新人警官と、元白バイ隊のエース・野路が
密かに老女殺人事件を追う!?
元警察官の著者が贈る警察ミステリー第3弾!
津賀署管内で起きた老女殺害事件で慌ただしい中、警務課の野路明良は、出署を拒否し引きこもる新人警官・友枝蒼を復職させるため彼の家に通っていた。
様々な説得も奏功せず、無反応な友枝。このままではクビになってしまう。
だが、野路が思いがけず口にした事件の被害者宅が近所だと知るや、俄かに興味を示す。
野路はさらに情報を集め、友枝の意欲を引き出そうとするが……。 -
心があるふりをして生きる僕が、証明したいのは母の無実。
はじまりは孤高の女性作家殺人事件――
死に臨む探偵が、最後に挑む難題とは?
追及は悲劇を呼び、ついに驚愕のラストが!?
『麻倉玲一は信頼できない語り手』著者の野心作!
往年の名優桜崎真吾は、数々の事件を解決し、探偵としても名を馳せていた――。
膵臓癌で余命半年の彼を、青年永山櫻登が訪ねる。前年夏、作家来宮萠子が渋谷区松濤の自宅で刺殺された。
凶器の指紋により容疑者とされた櫻登の母春佳は、「わたしに責任がある」と言い遺して自殺。無実を信じる櫻登は、桜崎に真相究明の助けを求めたのだ。
だが、追及の先に浮かび上がったものとは!? -
モノマネ芸人・マネ下竜司こと関野浩樹は、往年の名投手・竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている。竹下本人に気に入られ、酒のお供をすれば小遣いも貰えて、順風満帆な芸人生活……のはずだった。竹下が人を殺してしまうまでは! 罪がバレたら自分も失業! 窮地に陥った浩樹はスコップを握る。その苦闘ぶりに同情&爆笑&戦慄必至の喜怒哀楽全部入り傑作サスペンス!
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事件は解決。だが、親子の不幸が始まった? 脱法ドラッグ、特別養護老人ホームの闇…。生活安全特捜隊の活躍を描く迫真の警察小説! 渋谷のクラブで脱法ドラッグの売人逮捕のための大掛かりな摘発が行われた。指揮を執ったのは生活安全特捜隊の結城公一。ところが、売人に逃げられたばかりか、強引な捜査方法にマスコミも騒ぎ出す始末。上司は一刻も早く逮捕の記者会見を開こうと圧力をかけてくる。そんな中、下北沢で小学生にダンスを教える男が浮上する…(「ヒップ・キング」)。手に汗握る警察小説。
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事件を解く鍵は、死体のそばに残された血文字「R」――加害者の母親から、沖縄ストーカー殺人の再捜査依頼が。鋭い観察眼を駆使し、冬彦は被疑者の冤罪を晴らせるか? 人気ドラマシリーズ原作! 真犯人に繋がる証拠は血で書かれた「R」のみ── 十年前、沖縄で二十代女性のストーカー殺人があった。遺体発見時、犯人と思しき男の自殺体も見つかり、被疑者死亡で事件は決着していた。だが、加害者の母親は特命捜査対策室の小早川冬彦に再捜査を依頼。癌を患う彼女は、生きているうちに息子の冤罪を晴らしたいと言う。冬彦は血文字に着目し、寅三と沖縄へ飛ぶが……。
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47歳、配偶者あり、子ふたりなのに、無職の危機!? 同僚の死、過大なノルマ、そして重大不祥事――1人の営業マンが、人の心を、組織を、社会を変える物語。――昭櫻住宅でアパート事業の営業職につく小山内行雄は、ロスジェネ世代の47歳。就職氷河期の中で大学を卒業し、紆余曲折をへて家族4人なんとか暮らせている。ある日、予算達成の見通しが立ち安堵する行雄の前に、辣腕社長の石破が現れる。「残りひと月で追加受注1億円」という無茶なノルマが課せられた!元銀行員の新人伊澤を相棒に奔走する行雄だったが……。
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被害者に刻まれたおぞましき笑顔の謎とは!じわじわと雨宮縁に迫りくる狂気を一網打尽にすべく、逆襲の一手を放て!「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの著者、戦慄の第4弾!――憑依作家・雨宮縁の担当編集者真壁は、戦慄した。共に社を出て家路についた同期入社の森山が殺害された直後、縁を熱烈に支持する書店員が命を奪われたのだ。遺体の顔面にはスマイルマークと思しき傷が残されていた。自分も狙われるのではと怯える真壁だったが、縁の怒りは頂点に達していた。またしても帝王アカデミーの犯行なのか?縁は自身を餌に罠を張るが――。
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「とぼけてんじゃねえよ」ストーカーと断罪された無実の僕は――。曖昧な記憶、そして作為と悪意。こうして罪は作られる! 青春×冤罪ミステリ!――あなたの冤罪、必ず晴らしてあげる――ストーカーを疑われた大学生の牟田幸司。周囲はまるで犯罪者扱い。だが、冤罪を研究しているという女子学生、紗雪が現れる。目撃や記憶など、人間の認知が驚くほど曖昧なことを紗雪は証明。疑いが晴れた。では、被害者を苦しめる真犯人とは、誰? 真実を追いはじめたふたりを、さらなる事件が待っていた!
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5対4で有罪――この判決は、ほんとうに正しかったのか? 死刑か冤罪か。母娘殺害事件を巡り、6人の裁判員と3人の裁判官は究極の選択を迫られる! 法廷ミステリーの傑作、初の文庫化! 被告人は三十間近の冴えない男だった。出会い系サイトで知り合った女とその母を殺したのだ。離婚協議中の会社経営者・堀川恭平は裁判員制度により選ばれ、彼の審理に参加することに。最高刑が死刑まである事件だ。ところが公判初日、男は一転無罪を主張。法律の素人である6人の裁判員の議論は紛糾、新たな仮説まで浮上する。やがて堀川らの人生は事件の真相に蝕まれ…。――『裁判員――もうひとつの評議』改題作品
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なぜ、お前は人を殺すんだ? 誰が俺たちを襲うのか?
ロボットによる殺人事件の真相は?
襲い来る謎の組織!
機械嫌いの刑事が“存在すべからざる”女性型ロボットとの逃避行の末に辿り着いた、衝撃の真実とは。
警視庁第一機動捜査隊の相崎按人は、ありえない殺人現場に遭遇した。ジャンヌという女性型ロボットが主人を殺害、死体を洗浄していたのだ。
尋問では犯行を認めたが、動機は守秘義務を盾に黙秘。そして人間に危害を加えてはならない「ロボット三原則」には抵触しないと主張する。
製造元への移送を命じられた相崎だったが、武装集団に襲撃され……。衝撃の近未来SF×ミステリ。 -
警察に憎まれる警官――“狂犬”剣崎恭弥は止まらない!
被疑者を完璧な自白に導く、取調室のエース刑事が消えた!
恭弥は“無罪請負人”と共闘し、行方不明の友を追う。
恭弥の同期であり、神奈川県警きっての取調べの専門家、守屋彰彦が行方不明に。失踪か、拉致されたか――。
守屋がある放火殺人事件を担当し、被疑者から自白を引き出した矢先の出来事だった。危機の匂いを嗅ぎつけ友の足跡を辿る恭弥には尾行が! さらに何者かの襲撃を受け……。
組織の論理に抗い監察官らと対立しながら、剣崎恭弥は単独捜査で警察内部の闇に挑む! -
主人公は、「きみ」。二人称で描かれる失楽園の秘密とは!
名探偵を最も翻弄した幻惑と苦悩の連続殺人!
逆転に次ぐ逆転。驚愕の超絶技巧ミステリ!
「きみ」は京都四条河原町の雑踏で突然に名前を呼ばれる。思いもかけぬ再会に惹かれ合う二人。すべては、東京世田谷で「彼女」が殺されて暗転した――。
死体から見つかった、たった一本の小さな鍵。「長さ90センチ相当」のキーホルダーから、作家探偵法月綸太郎はひとつの推理を導いた。
だがそれは、果てしなき迷宮(ラビリンス)への入口にすぎなかった……。奇蹟の超絶ミステリ再臨! -
過去の罪を消せるとしたら?
逃走車両から見つかったのは、警察の“お墨付き”の偽造運転免許証?
新設された黒バイ隊と野路は、新たな犯罪を止めるため動き出す!
「女副署長」シリーズの著者が贈る警察ミステリー第2弾!
運転手が所持していたのは、極めて精巧な偽造運転免許証だった――
運転免許センターに異動して間もない野路明良は、新設された黒バイ捜査隊の訓練も担っていた。その黒バイが追跡した不審車両が事故を起こしたことから偽造が発覚。直後、センター係長が庁舎から飛び降り重体に。
内部の組織的犯行を疑う野路が、独自に調査を始めると、彼の前に謎のバイク集団が現れる! -
あのイケ好かないエリート刑事が俺の弟(義理)に!?
母の電撃再婚で、異例のコンビ爆誕!
うだつの上がらぬ探偵が義弟に負けじと横浜を駆ける、ドタバタハード(?)ボイルドミステリ!
私立探偵桂木圭一は、助手の黛真琴を引き連れて迷い猫捜しの真っ最中、スカした刑事に職務質問されて気分を害す。
翌日、知らぬ間に再婚していた母の新居を訪ねると、そこは県警本部長様が住まう大豪邸。新たな義理の弟として紹介されたのは、昨夜の刑事一之瀬脩だった!
しがない探偵とインテリ刑事、やたらと現場で鉢合わせる義兄弟コンビが、反目しながら難事件に挑む!? -
戦利品は、アイドル自慢の装飾品に彩られた身体の一部!悪魔に魅入られた洗脳実験で、熱狂的な異常殺人者を世に放つ真意を暴け!カラオケバーの美人ママが変死体で見つかった。自慢の装飾品を着けた瞼を切り取られていた。憑依作家・雨宮縁は、これを連続殺人と突き止める。そして、背後で殺人犯を操る存在を嗅ぎ取る。数々の洗脳実験で殺人犯を世に放った帝王アカデミーの月岡玲奈との関連はあるのか?縁は自分が囮になり、彼らの正体と狙いを暴こうとするが――クライム・ミステリーの白眉!
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男たちの絆、再び――
伝説のスクープ記者が警察に勾留された。
男は取調室から、かつての相棒に全てを託す……十年越しの因果が巡る、白熱の記者ミステリ!
取調室で沈黙を続ける男が告げたのは、たった一言「友を待つ」――。
数々のスクープをすっぱ抜いてきた週刊誌記者瓦間慎也が、不法侵入の疑いで警察の任意同行に応じた。連絡を受けた瓦間の古巣編集部に困惑が広がる。
友とは伝説的コンビの相棒石橋勲を指すのか。十年前、彼らが退職するに至った利益供与事件とは。
言葉を交わさずとも繋がる友情が、ある事件を浮かび上がらせる。 -
――この遺体、なかったことになりませんか?
知人を訪ねただけなのに……最悪の5日間の幕が開く!
マンションで発見した独居老人の死の謎に中年男と高校生のコンビが挑む、心温まるミステリー。
鶴川佑作は動揺を隠せなかった。引っ越しの準備をする佑作がマンションの同じ階に暮らす串本を訪ねると、彼はこと切れていたのだ。来客対応中だったらしい。
老齢ながら彼は友人だった。通報もせず逃げ出す佑作。だが、その様子を高校生の佐々木紘人に撮影され、部屋に戻れと脅迫される。
翌朝、動画の消去を条件に佑作は紘人と再訪するが――今度は遺体が消えていた! -
ラストまで一気読み!
間違い誘拐の真相は? あなたはきっと騙される――
二転三転する事件の裏に隠された、瞠目のトリック。
誘拐ミステリ史上屈指の傑作!
「あなたが茂を殺したのよ」泣き叫ぶ冨沢路子の言葉に、山倉史朗は絶句した――。
犯人は山倉の息子と間違えて、同級生で路子の息子である茂を誘拐した。厳戒下、山倉は身代金授受に失敗、少年は骸となって発見されたのだ。
誰が、なぜこの凶行を? やがて浮上した容疑者には、作家探偵法月綸太郎と一緒にいた、というアリバイがあった……。
[韓国版連続ドラマ 『ザ・ロード:1の悲劇』原作] -
ガキの頃から金に目敏いろくでなし。そのくせどこか抜けていて、懐はいつもぴいぴいの本所界隈一のバカ侍―
幕末の雄、勝海舟の父小吉は積年の悪行のせいで実家の座縛牢へ幽閉された。ところが無頼の顔役は、反省どころか悪友の早川又四郎に市中を騒がす怪事件の数々を集めさせた!
江戸の座敷牢探偵が私欲のために謎を解く、痛快時代小説の傑作、全3巻の合冊版! -
易者にして隠密同心、双つの顔を持つ江戸の新ヒーロー! 市中を騒がす悪事も色恋も、筮竹(ぜいちく)と名推理で一刀両断!
「悩み解決します」の看板を掲げ、芝金杉橋を中心に座る易者・鬼堂民斎(きどう・みんさい)。
二枚目なのに女房には逃げられ、同じ長屋に住む艶(あで)な元深川芸者・亀吉姐さんにも相手にされない34歳。
だが、その正体は南町奉行所の隠密同心であった・・・!
情味豊かなユーモアと推理が冴える、人気シリーズ全5巻の合冊版!
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捜査一課には、絶対に負けない!
“新人研修機関”と揶揄される生安特捜隊が、地道な捜査で人の欲と打算を炙り出す!
横浜税関から国際小包に大麻と覚醒剤が入っているとの情報が、生活安全特捜隊に入った。副隊長の内海は、コントロールド・デリバリーと呼ばれる、泳がせ捜査態勢をとる。
本来は組織犯罪対策部の所管なのだが、班長に就いて二年目の結城公一は、独自捜査を強行する。ところが、組対部にばれ被疑者の引き渡しを迫られると……(「空室の訪問者」)。
組織の壁に挑む迫真の警察小説。 -
神奈川県警史上、最悪の一日!
世論の対立をあおる生活保護受給者連続殺人は、その序章でしかなかった。
警察小説シリーズ第二弾。
生活保護受給者を狙った連続殺人が発生。保土ケ谷署地域課の剣崎恭弥も、捜査本部で特命班を率いることに。
そんな折、過去に恭弥が射殺した強盗犯の弟で、服役していた美作二郎が刑期を終えたことを知る。恭弥への強い恨みを抱いたまま……。
さらに、所轄内で制服警官が襲われ、拳銃を奪われてしまう! 誰が何のために?
だが、混乱に陥った県警を更なる激震が襲う。 -
いじめ、ゴミ屋敷、認知症……理不尽だらけの現代社会、警察内部の無益な対立を抉り、嘘偽りのない人間ドラマを描く珠玉の警察小説!
結城公一は入庁以来、刑事として第一線で活躍する夢を叶えようと仕事漬けの日々を送った。だが、熱意を刑事課に疎まれ、所轄の交通課と地域課を行き来する羽目に。
四十歳でようやく生活安全部、生活安全特別捜査隊班長に任命されるが、そこもダフ屋と風俗関係の取り締まりしか能がないと揶揄される部隊。
それでも結城は癖のある部下たちと、地道に現場に向かうが……。 -
「このミス」優秀賞作家発、“警察小説の王道”
連続殺人鬼、死刑執行さる――。犠牲者は全て女性、遺体を西洋人形に模して遺棄した犯人・雛形に、二十年の時を経て正義の鉄槌が下った。
だが執行を機に、新証拠の存在が報じられ、さらに当時の捜査担当が遺書で証拠捏造を告白して自殺……。冤罪だったのか?
同級生が犠牲となり、今は神奈川県警捜査一課警部補となった剣崎恭弥は、真実を求め単独捜査に乗り出す。
この刑事、“アブナイ”! 「神奈川の狂犬」と呼ばれる男が真実だけを追い求める新シリーズ! -
「女副署長」シリーズの著者が贈る新警察小説
事件は新庁舎で起きている!
元白バイのエース・野路が前代未聞の大犯罪に挑む!
巡査長野路明良は、「開署準備室」の総務担当に配された。姫野署開署に向け、最終確認を行なう臨時部署だ。
彼は白バイ隊のエースだったが、怪我で異動になり、自棄になっていた。準備も終盤となり、突如、不審事が。
発注外の大型什器の搬入、防犯カメラの誤作動……さらには野路の警察学校時代の恩師が襲われ――開署目前に一体何が?
警察の威信をかけ、野路の反撃が始まる! -
【小泉孝太郎好演で大注目!テレビ東京系列「警視庁ゼロ係」の原作!】
21年前に起きた迷宮入り事件の真相は?
エリートKY刑事・小早川冬彦、全国各地へ縦横無尽!
警視庁に創設された特命捜査対策室第五係、本庁の 『何でも相談室』 へ異動した警部・小早川冬彦。
急拵えの部屋で、杉並中央署時代の相棒高虎の従姉・寺田寅三巡査長らと邂逅し、未解決事件の独自捜査にあたる。
さっそく持ち込まれたのは、21年前に奈良で起きた、刺殺事件の再捜査の依頼。戸惑う寅三をよそに、冬彦は法隆寺近くの現場へ出張の手配を済ませるが……。 -
憑依作家・雨宮縁のデビュー版元の女性事務員が幼子と無理心中を起こした。縁の担当編集者・真壁は、生前の言葉が頭から離れなかった。「最近、息子がパパと遊んでいるようなの」モラハラ離婚の直後だけに、真壁は彼女の凶行とは信じられなかった。一方、縁はシングルマザーによる無理心中に殺人の匂いを嗅ぎ――人間の本性を抉るクライム・ミステリーの真骨頂!
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「白い雪に、真っ赤な血……」それは何かの警告か? 新婚の三田村刑事夫妻は、冬の北海道を満喫するつもりだった。だが、宿泊先の札幌やトマムのホテルに不吉なメッセージが届く。知らせを聞いた十津川警部には心当たりがあった。十津川が夫婦で行く予定の旅だったのだ。過去の事件の復讐なのか…(「石勝高原の愛と殺意」より)。旅情あふれる北海道ミステリー作品集。
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東京で弁護士が射殺された。一週間前、静岡で毒殺されたコンビニ経営者夫婦がこの弁護士の名刺を所持していたと判明。さらに十津川警部は、二週間前に長野で起こった刺殺事件に注目した。いずれも水曜日に発生していたのだ。しかし十津川は、各事件を無関係とする上司と対立、窮地に陥る。やがて、被害者たちが吾妻線沿線の出身と判明、闇社会の大物の名も浮上し……!?
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ホテルの殺人現場に残された血文字「こいけてつみち」は、被害者の名前だった。死に際になぜ自分の名を? 十津川は、「小池鉄道」という駅が銚子にあると知り、現地へ急行。銚子電鉄のネーミングライツ(駅名愛称命名権販売事業)で、終点外川駅の権利を被害者が買っていた。銚子と京都の二重生活を送っていた小池の目的とは? 十津川が犬吠で十六年前の事件の存在を掴んだ時、哀切の真相が!
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雷鳥、はくたかなど多くの特急が行き交った“特急街道”北陸。越前一乗谷遺跡を買い取りたいと、戦国大名朝倉氏の末裔を名乗る麻樹という女が現われる。一方、東京で、人気ゲーム作家武井要の刺殺体が発見された。富山県高岡市にも姿を見せた麻樹が「タケイ」という相手に電話していたとの情報で、警視庁の十津川警部は富山に飛ぶ。だが、その矢先、新たな殺人が!
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新潟県小出と福島県会津を結ぶ急行「奥只見」の停車駅、浦佐、会津若松、入広瀬で三人の男が死んだ。鶴ヶ城の濠から発見された二人目は、地元署では事故死と判断されたが、警視庁捜査一課の十津川警部は疑問を抱いた。二日間で三人の死―同一犯による連続殺人ではないのか!? 三人の共通点は、東京の人間という以外に、何かがあるはずだ。十津川の苦闘は続く……。
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東京・田園調布で人気女優の千原玲子が射殺された。容疑者の坂本マネージャーを追って三田村刑事が鹿児島に飛ぶが、なんとJR最南端の西大山駅で狙撃されてしまう。一方、十津川は、玲子の愛人であるF&Kファンドの原口が南九州で進めた土地買い占めの背後に、巨大なプロジェクトの存在を掴む。現職知事も狙われる事件の真相に迫る捜査陣に、やがて未曾有の危機が……。
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亀井刑事は休暇を利用して、鉄道ファンに人気の篠ノ井線の姨捨駅を訪れた。そこで奇妙な服装の男を目撃し驚愕する。ミスキャンパス殺人事件の容疑者が自らのアリバイを証明する男とした人物とそっくりだったのである。だが男は見つからず容疑者は送検。十津川警部が男を捜すが……。
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ビル・オーナー中西博を脅して屋上から転落死させた高木晋作が出所した。動機の一切を黙秘した高木は、所持する手帳に中西を筆頭に6人の名前を記していた。やがて、出所後を警戒する十津川ら捜査陣をあざわらうかのごとく、山口県・萩の菊ヶ浜、沖縄県・西表島近海で、相次いで殺人が! 被害者はいずれも手帳に名のある人物だった。十津川は必死に高木の行方を追うが……。
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隣接する軽井沢に負けない観光地にするため、群馬県嬬恋村の特別係に任命された竹田清志と三木あずさ。二人は、畑に首だけを出して埋められた女性の死体を発見した。被害者は万座温泉に泊まっていた中野由美と思われる。だが、東京・成城にあるマンションに急行した十津川警部の前には初老の女性の死体が。本物の中野由美だった。浮上した謎の開発計画と事件の関係は?
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山陰の小さな私鉄線ホームで、名誉駅長で元俳優の田宮始が、白昼、射殺された。被害者の制服から発見されたノンフィクションライター五十嵐昭の名刺には、一畑電車への強い悪意を示す言葉があった。だが、その五十嵐は4日前、すでに東京で殺害されていた! 十津川班が島根県警の協力を得て2つの殺人捜査を進めると、やがて、意外な真相が浮上した……。
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十津川警部の右腕亀井刑事は、休日に大の鉄道ファンである息子健一と、「スーパービュー踊り子号」で伊豆に向かうが、事件解決の疲れでたちまち眠ってしまう。その車中でなんと、女性客が青酸中毒死する。密室空間の自殺か、他殺か?殺人容疑が亀井にかかる。さらに不利な証拠も次々と見つかって……(「二階座席の女」)。人気観光地伊豆を題材にしたミステリー作品集。
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〈島崎修一郎 過チヲ正シテ死亡ス〉信州野尻湖畔に建つ石碑の奇妙な銘文は、五十年前の未解決殺人に関わるという。十津川が休暇でこの地を訪れた翌日、何者かが石碑を爆破。さらに、事件を調べる歴史学者の小田切が失踪した。十津川の恩師である小田切は、外国人別荘地の会員で、二重国籍だった!? 大戦秘話、残された捜査メモ、米国の影……。十津川が歴史の闇を追う!
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十津川は捜査で疲弊した帰宅途中の電車で「お願いがある」と声をかけられた。明日、電話をと立ち去った翌朝、駆けつけた殺人現場で見た死体は、声をかけてきたその女性だった……。十津川警部が自分の判断ミスを苦悩する「事件の裏で」をはじめ、犯人当て小説「私を殺しに来た男」、プロ野球を舞台にしたスポーツ推理など、ミステリー第一人者の魅力満載の傑作集。
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病床から消えた元警察官。歪んだ過去が明らかになったとき、九州一の歓楽街で事件が!
入院中の老人・糸島末彦が、忽然と姿を消した。
四十二歳差の恋人・大谷深美から行方捜しを依頼された旅行作家・茶屋次郎は、糸島の生まれ故郷・福岡へ。
元警察官という糸島の過去を探ると、定年直前に起きた娘の痴漢事件が浮上。
糸島は職を辞し、その後東へ東へと不可解な転居を繰り返した。やがて、糸島と親交のあった現役警官の死体が突如那珂川に浮かぶ……。
TVドラマでもおなじみの大人気シリーズ、第27弾! -
母殺しの罪を着せられた娘の悲痛な叫び。
警察―検察―裁判所の横暴に茶屋が斬り込む!
「私は母を殺した罪で刑務所に入れられました」
旅行作家・茶屋次郎の許を訪れた読者・細谷水砂は、衝撃の事実を口にした。
一貫して無実を主張したにも拘わらず、警察の思い描いた絵図――ラブホテルに入った母親を目撃して激怒、放火殺人に至った――通りに判決が下り服役したという。
冤罪を晴らしたいという訴えに茶屋は、事件の地・広島に向かったが、やがて、火災のもう一人の被害者である男のまさかの奇妙な過去が浮上する……。
人気不動の超ロング・シリーズ、円熟の26弾! -
ふたつの川で時を隔てて起きた殺人。時効後に名乗り出た犯人の意外な告白とは?
不治の病を患う老作家・有森竜祐が失踪。
同居女性から行方捜しを頼まれた茶屋次郎は、有森の作品に描かれ、彼の故郷でもある北陸の古都・金沢へ赴くが、そこで49年前の悲劇を知る。
有森の恋人が強盗殺人を目撃し、犀川の河畔で命を落とした。事件は未解決のまま時効を迎えたが、その直後に、事件を追う記者2人が浅野川で不審死を遂げた事実も浮上。
茶屋は、2つの事件を繋ぐ闇に迫る! 毎作新趣向の超ロング・シリーズ第25弾! -
「死にたがりなの」? 僕が白兎の被り物をした少女と出会ったのは、朝焼けに染まるマンションの屋上だった。バケタカと呼ばれ命知らずな高所自撮りをSNSに投稿する彼女に、町中の若者が熱狂し正体を暴こうとしていた。言われるがまま、僕は彼女のカメラマンを引き受けてしまう。バケタカは次々と危険な撮影を成功させるが……。どうしようもなく切ない初恋の物語。
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人気推理作家・雨宮縁。執筆時、作品ごとに主人公に成りきる姿は多重人格さながらで、憑依作家と呼ばれていた。寿退社をした恩人の夫の自殺に不審を覚えた雨宮は、担当編集者らを使い、真相を調べ始める。すると、幸せの絶頂から不幸のどん底へ突き落とされた被害者が続々と浮上、雨宮は犯人を炙り出すため、周到な罠を仕掛け……。狂気を裁く新クライム・ミステリー誕生!
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埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司法解剖制度の脆弱さとは? シリーズ第二弾、待望の電子化!
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易者にして隠密同心、双つの顔を持つ江戸の二枚目は謎の秘技の継承者だった!? 本気で笑って本気で泣ける、人情推理の決定版! 易者として何千人もの顔相を観てきた鬼堂民斎(きどう・みんさい)には、最近、大いに気になる男がいた。男は往来にただ立っているのである。それも10日も。誰かを待っているらしいが、誰を待っているのか本人も知らないらしい。立派な悪党面なので近隣の店(たな)の連中は気味悪がるばかりだ。そんなある日、大店が賊に襲われた……(〈待ち人来たるか〉)。珍奇な事件は心の妙薬、人気シリーズ全5巻一挙電子化、抱腹と感涙の第3弾!
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双つの顔を持つ江戸の新ヒーローが活躍、冴えわたる軽妙洒脱な謎解き帖! 隠密同心にして易者の鬼堂民斎(きどう・みんさい)は愕然とした。寝しなの自分の顔に女難の相を観たのに続き、翌朝いちばんの客にもはっきりとそれを観たのだ。客は金物商の主(あるじ)で極めつけの女嫌いだという。裏庭のけやきの伐採についての相談を受けた民斎が店を訪れると、なんと巨木から紅血が! これは女の呪いなのか!──(〈女難の相あり〉)。奇問難問も鮮やかに解決、人気シリーズ全5巻一挙電子化、爽快第2弾!
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易者にして隠密同心、双つの顔を持つ江戸の二枚目は 何でもお見通し! 泣けて笑える人情時代推理の傑作! 「夫が髷(まげ)に白粉(おしろい)をつけてきたり、隠れて踊りの稽古をしたりしているんです」易者・鬼堂民斎(きどう・みんさい)は旗本の奥方の相談を受けていた。芸者絡みの浮気とにらんだ民斎は、画数占いで仰天した。夫とは南町奉行・矢部駿河守定謙(やべ・するがのかみ・さだのり)だったのだ。真面目一徹の駿河守がなぜ? そして夕刻、白塗りの若衆の割腹死体が発見され、彼の脇差には“やべ様命”と書かれてあった……(〈お奉行を占う〉)。人気シリーズ全5巻一挙電子化、珍奇満載の第4弾!
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三つの秘宝と、鬼占い最強の秘術で立ち向かえ! 鬼堂民斎(きどう・みんさい)、江戸の大危機を救えるか! 隠密同心にして易者の鬼堂民斎は途方に暮れていた。鬼堂家の秘術「鬼占い」が、かつてない天変地異が江戸を襲うと知らせたのだ。人々を救うには、自分が持つ水晶玉の他に、二つの秘宝が必要だという。民斎は、宿敵であり秘宝を持つ波乗一族と平田家に協力を求めるが、逆に罠に陥れられそうになる。刻々と迫る大惨事、民斎は窮地脱出に命を懸けた……!! 人気シリーズ全5巻一挙電子化、驚愕の第5弾完結編!
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易者にして隠密同心、双つの顔を持つ江戸の新ヒーロー登場! 市中を騒がす悪事も色恋も、筮竹(ぜいちく)と名推理で一刀両断! 「悩み解決します」の看板を掲げ、芝金杉橋を中心に座る易者・鬼堂民斎(きどう・みんさい)。二枚目なのに女房には逃げられ、同じ長屋に住む艶(あで)な元深川芸者・亀吉姐さんにも相手にされない34歳。だが、その正体は南町奉行所の隠密同心であった。二本差しを筮竹に持ち替え、市井を賑わす恋の悩みや悪巧みをバッサリ大解決!を目指すのだが……情味豊かなユーモア満載の人気シリーズ全5巻一挙電子化、鮮烈の第1弾!
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