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『文芸・小説、同人誌・個人出版、著者センター、1円~、新着を除く』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1813件

  • 『◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚!』『◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感!』『◆男子高生の体を、好き放題できる優越感』〜それら全てをお楽しみいただけます〜

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、
    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

    ◆累計5万部突破!
    ◆ベストセラー達成!(kindleで)
    ◆カテゴリー・サブカルチャーにて、売上げ1位達成!
    ◆カテゴリー・アダルトにて、売上げ1位達成!

    【男子高生のアナルに中出しし放題】


    ◆◇一人称視点のセックス官能エロ小説◇◆
    自己投影していただければ、
    あなたの脳内はセックスをしている時と同じ状態になります。

    ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。
    ◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。
    ◆男子高生の体を、好き放題できる優越感。
    それら全てを鮮明に体験できます。

    人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。
    なので、実際に男子高生に中出しした時と同じ脳内麻薬
    (モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)
    がドバドバ出て、止められなくなります。

    男の子は、あなたの人生の全てを肯定してくれます。

    めんどくさい馴れ初めのシーンや、
    まどろっこしいシーンはありません。
    セックスの最中に焦点を当てた小説です。

    ◇勤勉で努力家なあなたのための一冊となっています。

    アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。
    締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。
    耳元で聞こえる喘ぎ声。
    オーガズムによるストレス発散効果。

    そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。
    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    ◆自己投影して、膣内に射精している感覚を味わえます!◆
  • ◇自己投影したあなたの脳内は【中出し】した時と同じ状態になります◇

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、
    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

    ◆累計『5万部』突破!
    ◆『ベストセラー』達成!(kindleで)
    ◆カテゴリー・サブカルチャーとアダルトにて、共に売上げ『1位』達成!

    【大好きな人のアナルに中出しし放題】

    ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。
    ◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。
    ◆男性の体を、好き放題できる優越感。
    それら全てを鮮明に体験できます。

    人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。
    なので、実際に男性に中出しした時と同じ脳内麻薬
    (モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)
    がドバドバ出て、止められなくなります。

    男の子は、あなたの人生の全てを肯定してくれます。

    めんどくさい馴れ初めのシーンや、
    まどろっこしいシーンはありません。
    セックスの最中に焦点を当てた小説です。

    ◇勤勉で『努力家なあなた』のための一冊となっています。

    アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。
    締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。
    耳元で聞こえる喘ぎ声。
    オーガズムによるストレス発散効果。

    そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。
    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    (*書籍によっては高校生が登場しますが、留年し成人している設定です)
  • 『◆甘ったるい愛欲に溺れていく感覚!』 をお楽しみいただけます!

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、本当にありがとうございます。心の底から感謝申し上げます。◆累計『5万部』突破!◆ベストセラー達成!(kindleで)◆カテゴリー・サブカルチャーとアダルトにて、売上げ『1位』達成!【女性向けBL小説シリーズ 〜イチャラブ大好きあまあまSEX〜】本書では、【◆イチャラブあまあま中出しセックス!】【◆世界一ピュアで甘ったるいBL恋愛!】【◆濃密で過激な大好きエッチ!】それら全てを鮮明に体験できます。人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。なので、あなたの脳からは、ラブラブセックスした時と同じ脳内麻薬(モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)が報酬系からドバドバ出て、止められなくなります。◇勤勉で「努力家なあなた」のための一冊となっています。見ているこっちまで胸が、幸せでいっぱいになる。大好きな人に溺れていく感覚。我慢することなく、欲望を発散し、耳元で愛を囁く…………そして、最後はたっぷりの『大好き』を注ぎ込む。本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。◆頑張り屋さんな『あなた自身』に、ご褒美はいかがですか?◆(書籍によっては男子校生が登場しますが、留年し成人しています)
  • 『◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚!』『◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感!』『◆男子高生の体を、好き放題できる優越感』〜それら全てをお楽しみいただけます〜

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、
    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

    ◆累計5万部突破!
    ◆ベストセラー達成!(kindleで)
    ◆カテゴリー・サブカルチャーにて、売上げ1位達成!
    ◆カテゴリー・アダルトにて、売上げ1位達成!

    【男子高生のアナルに中出しし放題】


    ◆◇一人称視点のセックス官能エロ小説◇◆
    自己投影していただければ、
    あなたの脳内はセックスをしている時と同じ状態になります。

    ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。
    ◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。
    ◆男子高生の体を、好き放題できる優越感。
    それら全てを鮮明に体験できます。

    人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。
    なので、実際に男子高生に中出しした時と同じ脳内麻薬
    (モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)
    がドバドバ出て、止められなくなります。

    男の子は、あなたの人生の全てを肯定してくれます。

    めんどくさい馴れ初めのシーンや、
    まどろっこしいシーンはありません。
    セックスの最中に焦点を当てた小説です。

    ◇勤勉で努力家なあなたのための一冊となっています。

    アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。
    締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。
    耳元で聞こえる喘ぎ声。
    オーガズムによるストレス発散効果。

    そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。
    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    ◆自己投影して、膣内に射精している感覚を味わえます!◆
  • 『◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚!』『◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感!』『◆男子高生の体を、好き放題できる優越感』〜それら全てをお楽しみいただけます〜

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、
    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

    あらすじ〜〜
    「俺が作ったのは、対Vtuber専用のキラーアプリ。
    配信に侵入して、そのVR空間を支配できる代物だ。
    配信者の世界に侵入し、そこにいる人物の全てをコントロールしてやる!
    法律の抜け穴を研究した合法、健全アプリ! これが使えるのは、今だけ!

    これを使って、この世の全部のVtuberを全員とセックスしてやる!
    信者が見ている目の前で!
    配信しながらの寝取られ和姦セックス!
    やってやる、法によって規制されるその前に!」

    怖いシーンなどはございません。ラブラブ健全?エッチのみです! 
    またエッチシーン多めとなっております。

    ◆累計5万部突破!
    ◆ベストセラー達成!(kindleで)
    ◆カテゴリー・サブカルチャーにて、売上げ1位達成!
    ◆カテゴリー・アダルトにて、売上げ1位達成!


    ◇勤勉で努力家なあなたのための一冊となっています。

    アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。
    締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。
    耳元で聞こえる喘ぎ声。
    オーガズムによるストレス発散効果。

    そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。
    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    ◆自己投影して、膣内に射精している感覚を味わえます!◆
  • ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。◆男子校生の体、好き放題できる優越感。それら全てをお楽しみいただけます。

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、本当にありがとうございます。心の底から感謝申し上げます。◆累計5万部突破!◆ベストセラー達成!(kindleで)◆カテゴリー・サブカルチャーにて、売上げ1位達成!◆カテゴリー・アダルトにて、売上げ1位達成!【男子校生にピルを飲ませて中出しし放題】(*書籍によっては男子校生が登場しますが、留年し成人している設定です。また書籍の文字数は一万字前後となっております。)◆◇一人称視点のセックス官能エロ小説◇◆自己投影していただければ、あなたの脳内はセックスをしている時と同じ状態になります。 ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。◆男子校生の体を、好き放題できる優越感。それら全てをお楽しみいただけます。人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。なので、実際に男子校生に中出しした時と同じ脳内麻薬(モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)がドバドバ出て、止められなくなります。男の子は、あなたの人生の全てを肯定してくれます。ぼかしや遠回しな表現はほとんど使っていません。アナル内に射精するシーンなども無修正です。めんどくさい馴れ初めのシーンや、まどろっこしいシーンはありません。セックスの最中に焦点を当てた小説です。◇勤勉で努力家なあなたのための一冊となっています。アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。耳元で聞こえる喘ぎ声。オーガズムによるストレス発散効果。そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。
  • 2022年度の国内本格ミステリを、メリーと蓮子がメッタ斬り!

    「蓮子、今年の『本格ミステリ・ベスト10』国内ランキングの投票作をどれにするのか決めるわよ!」
    「また?」

    白井智之『名探偵のいけにえ』、夕木春央『方舟』から、浅倉秋成『俺ではない炎上』、呉勝浩『爆弾』、方丈貴恵『名探偵に甘美なる死を』、北山猛邦『月灯館殺人事件』、阿津川辰海『録音された誘拐』、小川哲『君のクイズ』まで総計50作超をめった斬ったり斬らなかったり。
    2022年度(2021年11月~2022年10月)の本格ミステリを、蓮子とメリーがのんべんだらりと語る秘封ミステリトーク本。
  • 110(税込)
    著者:
    新居 格
    レーベル: 窓蛍舎
    出版社: 窓蛍舎

    科学者という人々に対する文筆家による観察エッセイ

    ファーブルはただ昆虫のことを、そのことだけを一心に研究した。世俗の声誉といったものは彼にとっては路傍に咲く雑草の花よりもつまらないものだとしていたらしい。アインシュタインその人は新学説の発見についても、誇らかな心のあるはずは無いのだった。ただ、悠然と心静かに研究しているうちに、自然に生まれただけの話なのである。蕾が花と咲くのと同じことだからだ。科学者らしい科学者は、世俗の人たちのように蒸し暑い声誉感をもたないものである。ミイラ学者の丹念にして綿密な労作は、私をしてまったく感嘆せしめたものだ。「えらい仕事だな」と思った。だが、綿密な作は、ミイラ学者だけのものではない。科学者は誰でもそうであるべきものなのだ。牧野富太郎博士は植物の採集に出かけられるとき、必要な草木を抜いて他のつまり研究に要らない草までが一緒に根こそぎにされることがあるが、それが分ると再び元の土に生けてやることにしている、と言っておられた。科学者のこころは天使のこころであって、悪魔のそれで取り扱われてはならないのが理想かも知れない。今日の科学者は、あまりにも時局適応に重点を置きすぎるところがありはしないだろうか。真の時局性とは、 各人がますます各人の本分を守るということに外ならない。
  • 淫乱マゾ忍者時雨陥落、第三章。

    ローション風呂と淫紋彫刻編
    同盟先の篠田の里から届いた淫紋用の墨で、淫らな刻印を下腹に刻まれてしまう時雨。
    強制発情の印は肌を疼かせてしまう。

    夏祭り編
    夏の疲れを癒すため、時雨は男たちを性接待する。綱渡り、射的、チョコバナナ、腰振りダンス……淫らなもてなしを強要され、辱められていく。

    潜入捜査失敗編
    村の若き忍者・雪影とともに、人身売買と闇オークションのうわさがある地下クラブに潜入する。
    情報が漏れていたのか、オーナーに捕らわれてオナホ責めを受ける時雨。堕ちた雪影は、非道にも時雨を裏切り、オーナー側についてしまう。 地下オークションで競り落とされた淫らな体は、好事家に買われ、淫乱ペットとして、卑猥なコスチュームを着せられて、堕ちていく。最後に、ケモノの昂ぶりが、時雨を貫く。

    メスお兄さんソープ編
    ある夏の日、里に迷い込んだ一人の大学教授は、勃起不全に悩んでいた。
    時雨は全身で淫らに彼に奉仕しながら、自ら仕掛けた濃厚なソーププレイに溺れていく。


    創作オリジナルBL小説 あとがきあり 時雨シリーズはひとまず最終章となります
  • 淫乱忍者時雨のおしおき物語、第二章!

    露出お散歩編
    里に帰ってきた時雨は、女性下着をつけて淫らな真夜中の散歩に連れ出される。
    愛する主人八雲に愛されて、エネマグラを体内におさめたまま、口内奉仕を行い、快楽におぼれていく。

    痴漢車両陥落編
    都内に出没する悪辣な痴漢の証拠をつかむため、深夜の電車に乗り込む時雨。
    だが、痴漢車両と化していたそこで、痴漢たちの餌食になってしまう。淫らに触れられ、電車内で熱い精を注がれ、尿道すらもカテーテルをねじ込まれ、時雨は貶められる。

    里の男たちからの愛玩お仕置き編
    任務失敗した時雨は、里の男たちに取り囲まれ、全身をひたすら舐められるお仕置きを受ける。
    全身を性感帯に変えられて、何度も何度も時雨はメスイキに達してしまう。

    忍者五月雨編
    後輩忍者五月雨とともに、敵地・北洋(ほくよう)の里へ向かった時雨は、忍者たちにとらえられ、拷問部屋に吊るされてしまう。 容赦ない鞭打ちに、ずいき責め、ブラシ嬲りに合う時雨の肉体は、五月雨の目の前で無残に凌辱されてしまう。やがて、五月雨と二人、悪党たちに徹底的に嬲り抜かれてゆく。

    敗北忍者への童貞筆下ろし編
    里の仲間に救出された時雨は、激しい凌辱を受ける。
    苦楽を共にした五月雨がやってきて、時雨の身に迫る。いやらしく責め立てられ、時雨は衆人環視の中、淫らさを増し、壊れていく。

    一次創作BLオリジナル 愛ありSM小説 あとがきあり
  • 恥辱モブレなボーイズラブオリジナル。

    室町時代から続く、青雅(せいが)の里ーー忍者の時雨(しぐれ)は、頭領の八雲(やくも)に仕えている。
    あるとき八雲から任務を下された時雨は、違法ドラッグを製造しているという高松組のやくざの根城へ単独偵察潜入任務を行う。
    だが、やくざたちに時雨はとらえられ、熟れた体に淫らな性拷問を受けてしまう。媚薬漬けにされ、やくざたちに凌辱の限りを受けるのだった。

    なんとか里から救出された時雨に、村の男たちの欲望が叩きつけられる。 緊縛され、射精を管理され、全身を筆でくすぐられて、乳首を嬲られ、羞恥と屈辱の中で何度も達してしまう時雨。
    淫らな体は八雲にも目撃され、数多くの男たちに何度もねっとりと犯されてしまう。

    八雲からの溺愛がはじまる。淫蕩な体を部屋で、風呂場で責められて、悦楽に時雨は咽び泣く。
    肥大した乳首をいじめられ、結腸まで責め抜かれて、禁断の快楽におぼれていく。

    里を離れる八雲から貞操帯を贈られた時雨は、悶々とした日々を過ごしていた。八雲の息子である嵐(あらし)と凩(こがらし)が、そんな時雨を誘惑する。
    十代の若い雄の滾りを二人分受け止め、濃厚な愛撫を受けながら、胸の尖りにニップルクリップを嵌められ、それでも射精は許されず……時雨は、淫らに花開いていく。

    嵐と凩との情事は八雲にバレてしまう。緊縛され、目隠しを施された時雨の尿道を、八雲はいやらしく性感に作り替えていく。
    優しい言葉責めを受けながら、恍惚とした気持ちで、時雨は『メス』に堕ちていくのだった。
    第一話 長編91ページ あとがきあり 電子書籍限定 R18一次創作BLオリジナル小説
    (第二話、第三話は、近日中にアップする予定です)
  • 大隈重信(1838~1922)明治大正期の政治家。佐賀藩士大隈信保,三井子の長男。7歳で藩校弘道館に入学したが,朱子学による教育や葉隠主義に不満を持ち,学制改革を試みて放校処分を受けた。のち蘭学寮に移って西欧の学問に接したのを機会に長崎に出て英学を学んだ。ここでアメリカ人宣教師フルベッキに会い,世界への眼を開かれ政治家になることを決心し,みずから英学塾を設けて青年を教育した。文久3(1863)年の下関外国船砲撃で長州藩援助を企て,翌年の長州征討では,藩主鍋島直正をかついで朝幕間に斡旋しようとしたが失敗,また慶応3(1867)年には将軍徳川慶喜に政権返還を勧告しようとして脱藩上京したが,捕らえられ謹慎処分を受けた。 明治1(1868)年3月徴士参与職,外国事務局判事として長崎に在勤,キリスト教徒処分で英国公使パークスとわたりあって勇名をはせ,外国官副知事に抜擢された。翌年会計官副知事,次いで大蔵大輔となり,鉄道・電信の建設,工部省の開設などに尽くし,3年参議に昇進。6年大蔵卿に就任してから14年10月の政変で辞任するまで,地租改正,秩禄処分や殖産興業政策をすすめ,大隈財政を展開して資本主義の基礎を築いた。このとき三菱汽船会社を援助し,三菱財閥との密接な関係をつくったことはよく知られている。14年3月「国会開設奏議」を提出して政党内閣制と国会の即時開設を主張し,さらに開拓使官有物払下げに反対して薩長派と衝突し,10月に政府を追われた(明治14年政変)。 翌15年4月立憲改進党を結成して総理となり,10月に東京専門学校(早稲田大学)を創立し,「学の独立」をかかげて青年教育に当たった。21年外相となり,黒田内閣で条約改正を担当したが反対され,翌年10月玄洋社員に爆弾を投げつけられて右脚を失い辞職。31年板垣退助と共に憲政党を結成,史上最初の政党内閣を組織したが,党内抗争と薩長派の妨害で4カ月で総辞職した。40年政界を引退して早大総長となり,文明協会を創立して欧米の名著を翻訳出版し,雑誌『新日本』『大観』を発行,多数の著書を刊行するなど,文化運動に励んだ。
  • 頭山満とうやまみつる(1855―1944)国家主義者、大アジア主義者。安政(あんせい)2年4月12日、福岡藩士筒井家に生まれ、母の実家を継いで頭山と称す。初め矯志社(きょうししゃ)など不平士族の反政府運動に加わり、萩(はぎ)の乱で一時入獄。1878年(明治11)板垣退助(たいすけ)の影響で民権運動に投じ、翌年箱田六輔(ろくすけ)、平岡浩太郎(こうたろう)らと福岡で向陽社(のち共愛会)を設立、国会開設運動を行った。81年国会開設の詔勅が出ると、平岡らと共愛会を玄洋社と改め、民権論から離れて国権の伸張を主張、大アジア主義を唱えるようになった。以後、玄洋社の中心人物として対外強硬論を主張。井上・大隈(おおくま)の条約改正案への反対、第二次松方正義(まつかたまさよし)内閣の内相品川弥二郎(やじろう)のもとでの選挙干渉の推進、天佑侠(てんゆうきょう)や黒竜会への援助、韓国併合の促進などに動いた。辛亥(しんがい)革命に関与する一方、金玉均(きんぎょくきん)、孫文(そんぶん)、ビハリ・ボースなどの亡命政治家を保護、つねに政界の裏面で日本の対外進出のために画策を続けた。右翼の草分け的存在として各界に隠然たる勢力をもち、多くの国家主義者を育てた。昭和19年10月5日没。
  • 大川周明おおかわしゅうめい(1886―1957)日本ファシズム運動の理論的指導者。明治19年12月6日山形県に生まれる。第五高等学校卒業、東京帝国大学哲学科でインド哲学を専攻。その後もインド哲学の研究を続けたが、しだいに植民地インドの現状にも目を向け、植民史、植民政策の研究に重点を置くようになった。1918年(大正7)満鉄に入社、翌年から満鉄東亜経済調査局に勤務。また20年には拓殖大学教授となり、植民史、植民政策などを担当した。研究、調査に従事するかたわら、18年には満川亀太郎らとともに猶存社(ゆうぞんしゃ)を結成。北一輝(きたいっき)との意見対立がもとで脱退したが、24年には行地社(こうちしゃ)を創立して国家改造を目ざした。この間、日本社会教育研究所、およびこれを改組した大学寮で日本精神の研究、指導者の養成に努め、軍部幕僚将校との結び付きを深めていった。この結び付きから、31年(昭和6)には、軍部内閣樹立のクーデター計画事件である三月事件、十月事件に関与した。32年には大衆運動による国家改造を目ざして神武会を組織したが、五・一五事件の首謀者に拳銃(けんじゅう)と資金を提供したため逮捕され、下獄した。37年に出獄したのちは、大川塾と称された東亜経済調査局付属研究所を開設し、研究要員の育成にあたるほか、著作活動に力を注ぎ、『日本二千六百年史』をはじめ数多くの著書を刊行した。45年(昭和20)12月A級戦犯容疑で逮捕されたが、巣鴨(すがも)収容中に精神障害をおこし免訴となった。なお、都立松沢病院入院中にコーランの邦訳を完成させた。昭和32年12月24日死去。
  • 歴史の回想・

    明治十四年の政変(めいじじゅうよねんのせいへん)1881年(明治14)10月、10年後の国会開設、開拓使官有物払下げ中止の決定とともに、参議大隈重信(おおくましげのぶ)とその一派を追放し薩長(さっちょう)藩閥政府の強化を計った政治的事件。自由民権派による国会開設請願運動の高揚のなかで、政府はこれを弾圧しつつも憲法制定・国会開設への決断を余儀なくされつつあったが、その内部では、参議伊藤博文(ひろぶみ)を中心とする薩長系参議の漸進論と大隈の急進即行論とが対立していた。同年3月、大隈が政党内閣制を容認するような憲法意見書を単独で上奏するや、この対立はさらに激化した。そのうえ、北海道の開拓使官有物の有利な払下げ条件をめぐる開拓使長官黒田清隆(きよたか)と開西貿易商会の五代友厚(ごだいともあつ)との薩摩閥同士の癒着が暴露され、民権派はじめ国民的な非難攻撃のなかで大隈もまたこれに反対するや、政府部内での対立は決定的となった。右大臣岩倉具視(ともみ)も伊藤と組んで井上毅(こわし)にプロシア流の憲法構想を立案させ、大隈のイギリス的議会主義を排撃していたが、ついに井上をブレーンとして大隈放逐のクーデターを計画、岩倉・伊藤は薩長系参議とともに、天皇の東北・北海道巡幸からの帰京を待ってこれを断行した。この政変で明治憲法体制確立への第一歩が画され、下野した大隈の立憲改進党も含め、板垣退助(たいすけ)らの自由党を中心とする自由民権運動と薩長藩閥政府との対抗も新段階に入った。
  • 歴史の回想

    石原莞爾いしわらかんじ(1889―1949)陸軍軍人(中将)。明治22年1月17日山形県に生まれる。陸軍士官学校、陸軍大学校卒業。中国の辛亥(しんがい)革命を知って日本の国家改造に関心をもち、1920年(大正9)には田中智学(たなかちがく)の所説にひかれて日蓮(にちれん)主義の思想団体国柱会(こくちゅうかい)に入会し、日本をアジア、さらには世界の盟主とするという使命観を得た。1922年陸大教官在任中にドイツ駐在武官となり、ルーデンドルフとデリブリックの論争に触発されて、将来の世界戦争が国家総力戦、飛行機を中心とする殲滅(せんめつ)戦となることを察知し、1928年(昭和3)関東軍主任参謀となると、『戦争史大観』にこれを体系化した。この観点から満州事変、「満州国」創設、日本の国際連盟からの脱退などを推進した。1935年参謀本部作戦課長となり、翌1936年の二・二六事件の鎮圧にあたる。「帝国軍需工業拡充計画」など総力戦体制構想を立案したが、日中戦争が勃発(ぼっぱつ)して実現は阻まれた。その後東条英機(とうじょうひでき)と対立して1941年3月第一六師団長を罷免され、太平洋戦争中は右翼団体東亜連盟を指導した。昭和24年8月15日没。
  • 歴史の回想

    乃木希典(1849~1912)明治期の代表的陸軍軍人。長府藩(長州藩の支藩)藩士乃木希次の3男。幼名は無人。文を志し吉田松陰の叔父玉木文之進の塾をめざしたが,文武両道を諭され入門を許された。明治4(1871)年陸軍少佐。西南戦争では歩兵第14連隊長心得を務め,田原坂の激戦で連隊旗を失う。これが終生乃木を苦しめたといわれている。母寿子は妻帯を勧め,11年8月27日薩摩(鹿児島)藩士湯地定之の4女お七(結婚後,静子)と結婚させたが,鬱屈の情を酒にまぎらす日々は続いた。しかし,19年川上操六とドイツに留学し戦術を研究したことが転機となった。帰国後,軍紀確立などに関する意見書を提出する一方,自らは常に軍服で身を律した。日清戦争では第1旅団長として旅順を占領した。28年中将に進み,翌年台湾総督に就任。日露戦争では大将,第3軍司令官として出征し,難攻不落といわれた旅順要塞を3回にわたって総攻撃し,37年12月5日203高地を占領した。翌年1月1日,旅順要塞司令官ステッセル中将の降伏申し入れに同意,翌日水師営で開城規約が成立,5日ステッセルと会見した。旅順陥落までの戦闘で2子が戦死し,悲劇の将軍として国民的敬愛を集めた。3月奉天(瀋陽)の会戦で第3軍は北方へ退くロシア軍と激戦を展開した。39年軍事参議官。40年伯爵,明治天皇の信任厚く,41年学習院院長に任じられた。明治天皇大葬の日,東京赤坂の自宅で割腹して殉死し,夫人もその後を追った。「水師営の会見」(作詞・佐佐木信綱,作曲・岡野貞一)は,文部省唱歌として歌われた。
  • 歴史の回想

    東条英機・とうじょうひでき(1884―1948)陸軍軍人、政治家。明治17年12月30日、陸軍中将東条英教(ひでのり)の子として東京に生まれる。陸軍士官学校、陸軍大学校卒業。ドイツ大使館付武官、連隊長、旅団長などを務め、1929年(昭和4)永田鉄山らと一夕会(いっせきかい)を結成して革新派の中堅将校として頭角を現した。満蒙(まんもう)の支配を主張し、「満州国」創設後の1935年、関東憲兵司令官となり、1937年には関東軍参謀長となった。盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)が起こると、国民政府との妥協に反対し、中央の統制派と結んで日中戦争の推進者となった。1938年板垣征四郎陸相のもとで陸軍次官となり、1940年7月第二次近衛文麿内閣の陸相に就任した。松岡洋右(まつおかようすけ)外相と組んで日独伊三国同盟の締結に努め、日本軍の仏印進駐を容認、対英米戦争の準備を進めた。1941年10月、第三次近衛内閣の陸相当時、米政府が中国、仏印の日本軍を全面撤退させるよう要求すると、陸軍を背景にこれに強硬に反対し、対英米開戦を主張して内閣を倒壊に導いた。10月18日、木戸幸一内大臣らの推挙で内閣を組織し、現役軍人のまま首相、内相、陸相を兼ね、また陸軍大将に昇格した。12月8日、太平洋戦争を開始し、国内の統制を極端に強め、独裁体制を固める一方、「大東亜共栄圏」建設を宣伝し、1943年11月大東亜会議を主催した。戦局が悪化すると、参謀総長も兼ねて軍・政を一手に掌握して局面の打開を図ったが、反東条機運に抗しえず、1944年7月18日辞職した。敗戦後、極東国際軍事裁判でA級戦犯とされ、昭和23年12月23日、絞首刑に処せられた。
  • 歴史の回想

    西園寺公望(1849―1940)近代の政治家、元老。嘉永2年10月23日、京都の公家、徳大寺公純の次男として生まれる。兄実則は長く内大臣、侍従長として明治天皇に近侍、弟友純は住友家を継ぐ。幼名美丸、3歳ごろ公望を称す。号は陶庵。4歳のとき西園寺家を継ぐ。孝明天皇に近侍。王政復古の際参与、その識見は岩倉具視をして賞賛せしめた。1868年(明治1)山陰道鎮撫総督となり諸藩を朝廷に帰順させ、のち北国鎮撫使、会津征討越後口大参謀などとして北陸、会津の戦争に参加した。1871年よりフランスに留学、ソルボンヌ大学に入り、法学者アコラスに師事し、クレマンソーや中江兆民らと交遊、自由思想を身につけ1880年帰国。壱八八壱年兆民らと『東洋自由新聞』を創刊、社長となり自由民権運動の一翼を担ったが、勅命により退職した。翌1882年伊藤博文の憲法調査に随行渡欧、皇室制度の調査にあたる。帰国後1884年侯爵、1885年オーストリア公使、1887年ドイツ公使兼ベルギー公使。1891年帰国し賞勲局総裁、1893年法典調査会副総裁、同年貴族院副議長、1894年枢密顧問官、賞勲局総裁。同年第二次伊藤博文内閣の文相、のち外相を兼ね、1898年第三次伊藤内閣の文相、1900年(明治33)10月枢密院議長となる。同年伊藤の立憲政友会創立に尽力し、10月第四次伊藤内閣成立時は首相病気のため首相臨時代理、伊藤の辞表提出後も臨時代理兼任首相、ついで伊藤から後継首班に推されたが謝絶。1903年7月伊藤が枢密院議長となると第2代政友会総裁となり、松田正久、原敬の補佐を受け、動揺する政友会の復興に努力し、ポーツマス講和条約には全国的反対に抗して賛意を表した。1906年1月と1911年8月に桂太郎内閣の後を受け西園寺内閣を組織し、いわゆる桂園(けいえん)時代を現出した。憲政擁護運動では天皇より政友会鎮撫の沙汰を受けたが成功せず、責任を感じて総裁辞任。事後復職を求められたが謝絶し、1914年(大正3)原敬を総裁に推した。総裁、首相としての西園寺は、やや党内事情に暗く、また指導力、決断力においても欠けるところがあり、門地、声望と松田正久、原敬の補佐により任務を遂行したといえよう。以後は元老の一員となり、1919年パリ講和会議の全権として渡欧したが、目だった活動はなかった。
  • 東郷平八郎(1848~1934)明治大正昭和期の海軍軍人。薩摩(鹿児島)藩士東郷吉左衛門,妻益子の4男,妻は子爵海江田信義の娘テツ。日露戦争における日本海海戦の凱旋将軍として圧倒的名声を誇る。そのため多数の伝記があるが,日露戦争後から死去する昭和9(1934)年までの29年間は知られず,誤解されてきた側面が多い。明治4(1871)年から11年までイギリスに長期留学したが,その前までは非常なおしゃべりで大久保利通に注意されたことさえある。しかし留学中寡黙の人に変身,終生変わるところがなかった。異なる言語習慣に苦しんだ末の変質で,英国人の友人ができなかったのもそのためであろう。帰国後もっぱら海上勤務に従事,中央での勤務が海軍大学校長と軍令部長の2回しかないのも珍しい。明治17年清仏戦争の際には「天城」艦長として仏・クールベ艦隊に従い,26年にハワイ政変が起こると浪速艦長として居留民保護に急行,日清戦争(1894~95)では開戦の口火となったイギリス商船「高陞号」を撃沈し,33年義和団事件が中国に起きると常備艦隊を天津に集結させ,歴史的事件が起きるごとにきまってそこに東郷がいた。36年連合艦隊司令長官となり,日露戦争終結まで艦隊を指揮,38年5月27日から28日にかけて,日本海でロシアのバルチック艦隊を壊滅させ,日本の勝利を決定的なものとした。38年軍令部長,42年軍事参議官となって第一線から退いた。大正2(1913)年元帥に列し,3年から10年まで東宮御学問所総裁として昭和天皇の教育に尽力し,社会的重みを加えた。昭和4年先任元帥井上良馨が没すると言動が活発化し,5年のロンドン軍縮問題で艦隊派の精神的象徴となり,8年まで軍部の動向や政局の混乱に大きなかかわりをもった。
  • 山本権兵衛やまもとごんべえ(1852―1933)海軍軍人、政治家。名前は「ごんのひょうえ」ともいう。旧薩摩(さつま)藩士山本五百助の六男。嘉永5年10月15日生まれ。14歳で父を失い、16歳で藩主島津忠義に従い京都守護に任じ、戊辰戦争に従軍、のち昌平黌、開成所を経て海軍兵学寮に学ぶ。この間、征韓論に会し西郷隆盛の説諭で学業に専心し、1877年(明治10)海軍少尉に任官。のち世界各地を周航、帰国後「高雄」、「高千穂」艦長などを歴任し、1891年大臣官房主事として縦横にその才を振るい、海相西郷従道の全幅的信頼を得て懸案の海軍参謀機関の独立を実現させた。1893年海軍省主事、1895年少将として軍務局長に進み、日清戦争では実質上海軍機務を切り回して権兵衛大臣の異名を得た。1898年中将、海軍次官から、山県有朋、伊藤博文、桂太郎各内閣の海軍大臣を歴任して日露戦争の難局を突破し、この間大将に昇任、戦後功一級、伯爵の位を得た。1913年(大正2)の大正政変で第三次桂内閣が倒れたあと、立憲政友会と結んで第一次山本内閣を組織し、現役武官大臣制の改革などで業績をあげたが、翌1914年シーメンス事件で辞職、現役を退いた。その後1923年関東大震災の渦中で再度内閣を組織し、普選実現、行財政整理、日ソ国交回復などを公約したが、震災の事後処理に忙殺されるなかで、同年12月の虎の門事件で引責辞職した。陸軍=長閥の山県有朋に対し、海軍=薩閥の統領として対峙したが、昭和8年12月8日病没、82歳。
  • 五代友厚(1836~1885)明治時代の実業家。号を松陰。薩摩(鹿児島)藩の儒者五代直左衛門秀尭,母やすの次男。幼名徳助,または才助。少年時代には藩の聖堂造士館で文武を学ぶ。安政1(1854)年父の死後,藩に出仕して郡方書役となるが,同4年藩命により幕府の長崎海軍伝習所に遊学,以後,明治1(1868)年まで主として長崎に居をかまえ,勝海舟,榎本武揚,寺島宗則,本木昌造,佐野常民,高杉晋作らと交遊し,トーマス・グラヴァーとも親交を重ね,開明的知識を養う。文久2(1862)年2度にわたって上海に渡り,薩摩藩のために汽船,武器を購入。文久3年,薩英戦争が起こると寺島宗則(当時松木弘安)と共に,英艦隊と交渉に当たるが,捕虜となり,横浜に拉致される。釈放後,武州,長崎などで亡命生活を送ったが,帰藩を許され,慶応1(1865)年薩摩藩留学生の引率者として英国に渡り,紡績機械,武器を購入し,またベルギー,フランスでは貿易商社設立契約や万国博への出品委託を行った。渡欧中,薩摩藩主に富国強兵に関する18カ条の建言書を送り,慶応2年帰国後は御用人席外国掛に任ぜられて,外国貿易,鹿児島紡績所の建設,長崎小菅修船場の建設,薩長合弁商社設立の計画を行うなど,薩摩藩の殖産興業政策を推進するとともに,諸藩の志士と交わる。明治政府成立後,参与となり,外国事務掛,外国官権判事,大阪府判事を歴任,大阪を中心として外交・貿易事務,造幣寮の建設にかかわるとともに,通商・為替会社設立などを契機に大阪経済界とも接触した。明治2年官を辞し,金銀分析所,弘成館(鉱山経営),朝陽館(製藍事業),大阪活版所,大阪製銅会社を設立。さらに阪堺鉄道,大阪商船,神戸桟橋会社の設立に関係するなど実業界に入った。また,旧来からの大阪商人の力を結集して,堂島米会所の再興,大阪株式取引所の創設,大阪商法会議所(現在の商工会議所)の設立,大阪商業講習所(大阪市立大学の前身)の設置にリーダーシップをとり,商法会議所の初代会頭となるなど大阪財界の指導者となった。
  • 原敬(1856~1921)明治大正期の政党政治家。南部藩(岩手県)藩士原直治,リツ子の次男。本宮村(盛岡市本宮)生まれ。幼名健次郎。号は一山,逸山。明治4(1871)年南部家が東京に設けた英学校共慣義塾に入るが,学資に窮して受洗,7年神父エブラルの従僕として新潟に赴く。8年帰郷。分家して平民となり,9年司法省法学校に2位で合格。12年食堂の賄への不満が暴発した騒動で退校処分。同年郵便報知新聞社に入社,社説も執筆し,甲府の『峡中新報』にも寄稿。15年退社。同年立憲帝政党系の『大東日報』(神戸)主筆となり井上馨に知られる。同年末外務省御用掛,16年清仏関係の緊迫によりフランス語の能力を買われ天津領事。李鴻章と交渉。清仏戦争の記録は詳細,本省への報告は的確であった。18年在仏公使館書記官,22年帰国し農商務省参事官,次いで大臣秘書官。陸奥宗光農商務大臣に傾倒し,25年陸奥辞任に伴い辞職。同年陸奥外相に招かれて外務省通商局長,28年外務次官,29年朝鮮公使。 陸奥の死を機に30年官界を去り,大阪毎日新聞社に編輯総理として入社,翌年社長。新機軸により同社の発展に尽くした。33年伊藤博文の立憲政友会創立準備に参画,9月設立されると政友会に入り総務委員幹事長。12月星亨が辞任した逓相を継ぐが,34年6月内閣総辞職で辞任。大阪の北浜銀行頭取となり,36年5月まで務める。この間35年岩手県より立候補して衆院議員。以後没するまで連続当選。伊藤立憲政友会総裁下では伊藤と桂太郎首相の2度の妥協による政友会の動揺を最小限に止めた。以後西園寺公望総裁を助け,桂と交渉して39年1月第1次西園寺内閣を成立させた。自らは内務大臣として内務省の改革,「政友会知事」の増加に努め,郡制廃止法案で山県系を震撼させ,内閣の柱石となる。第2次西園寺内閣と大正政変(1913)後の第1次山本権兵衛内閣の内務大臣として行財政整理を推進した。シーメンス事件で内閣総辞職後は第3代立憲政友会総裁として寺内正毅内閣の準与党となり党勢を回復,大正7(1918)年9月政権を獲得。
  • 渋沢栄一(1840~1931)近代日本資本主義の指導者。天保11年2月13日、武蔵国榛沢郡血洗島(埼玉県深谷市)の豪農の家に生まれた。幕末、一時尊王攘夷運動の志士であったが、1864年(元治1)一橋家に仕え、慶喜が将軍を継ぐとともに幕臣になった。1867年(慶応3)幕府の遣欧使節の一員として渡欧、西欧の近代的産業設備や経済制度を見聞した。1869年(明治2)新政府の招きで大蔵省官吏に登用され、井上馨大蔵大輔のもとで、重要な貨幣、金融、財政制度の制定と改革に参与した。この間『立会略則』を著して株式会社制度に関する知識の普及に尽力した。1873年退官、同時に第一国立銀行(第一銀行の前身。のち第一勧業銀行を経てみずほ銀行、みずほコーポレート銀行に統合・再編された)を創立して頭取に就任した。以後財界のリーダーとして目覚ましい活躍を示した。王子製紙、大阪紡績、東京海上、日本鉄道などをはじめ創立に関与した会社は枚挙にいとまがない。また東京商法会議所(東京商工会議所の前身)、東京銀行集会所、東京手形交換所などを設立するなど財界の組織化にも精力的に努めた。さらに財界の思想的指導者でもあり、実業家は国家目的に寄与するビジネスマンでなければならない(「経済道徳合一説」)ことを絶えず強調した。1915年(大正4)渋沢同族株式会社を設立し、第一銀行を中核とする渋沢財閥を形成した。翌1916年実業界の第一線から引退し、以後は主として教育、社会、文化事業に力を注いだ。
  • 岩崎弥太郎(1835~1885)明治期の実業家。三菱財閥の創設者。土佐国(高知県)安芸郡井ノ口村の地下浪人の岩崎弥次郎の長男で,弟は弥之助。母は美和。伯父の岡本寧浦の塾である紅友社で歴史と漢詩を学び,次いで江戸の儒官である安積艮斎の私塾,さらに高知城外の吉田東洋の少林塾で治国経世の理論を学んだ。安政6(1859)年に長崎に出張し,さらに慶応3(1867)年に藩営商社開成館の長崎商会に派遣され,艦船,武器の買い付けと土佐物産の輸出について欧州の各商社とわたりあい,事業家としての腕を磨いた。維新後の明治3(1870)年に開成館は九十九商会という私商社となり,3隻の藩船を利用して海運と通商を行い,三川商会を経て6年3月に三菱商会と改称したが,この時点で弥太郎の経営権と所有権が確立した。7年に本店を東京に移し,8年に郵便汽船三菱会社と改称した。 佐賀の乱(1874)から西南戦争(1877)まで,西日本で相次いで起こった内乱や,征台の役(1874),江華島事件(1875)において,新政府の要請に応じて三菱会社の船で兵員と軍需品を現地に輸送し,政府軍の勝利に貢献した。その見返りとして三菱会社は政府の船の払い下げや委託を受け,10年には汽船61隻(国内隻数の73%)を所有して日本海運界の王座についた。この過程で日本国郵便蒸汽船会社,P.O.汽船会社(英国),太平洋郵船会社(米国)などの内外のライバルを撃破し,また大久保利通や大隈重信らの政府実力者と関係を深め,政商としてのし上がっていった。 しかし三菱の海運業の独占が高まると,これを非難する世論が高まり,三井が中心になって14年に東京風帆船会社を設立して三菱を追撃した。「海坊主退治」の世論のもとにさらに壱六年には共同運輸会社が創設され,三菱と同社は値下げを繰り返して死闘を続けた。西郷従道農商務卿が「三菱の暴富は国賊同様なり」と非難すると,弥太郎は「我を国賊と呼ぶか,政府が果してその方針ならば,我も亦所有の汽船を残らず遠州灘に集めて焼き払い,残りの財産は全部自由党に寄附せん。かくなれば薩長政府も忽ち顛覆するであろう」とやり返したという。しかし共倒れの恐れが強まったので,政財界首脳部の斡旋により両社は合併して18年に日本郵船会社が成立し,三菱の有力傍系会社になった。
  • 小栗忠順(1827~1868)幕末の幕府官僚。安政2(1855)年家督相続,同6年9月目付に登用され,日米修好通商条約批准交換の遣米使節監察に任命され,翌年1月横浜を出航し9月帰国した。同年11月外国奉行,翌文久1(1861)年5月ロシア艦対馬占拠事件の発生で同地に赴いたが現地解決を断念し帰府,7月辞職。同2年6月勘定奉行。公武合体運動,尊王攘夷運動を朝廷,雄藩による幕政介入とみて抵抗,徳川慶喜,松平慶永の幕政指導を批判し翌3年4月辞職。元治1(1864)年8月勘定奉行に復職,次いで軍艦奉行,翌年2月罷免されたが同年5月勘定奉行に3度目の復職。栗本鋤雲と共にフランス公使ロッシュの助言と援助を受けつつ,横須賀製鉄所など軍事施設の建設を開始,また軍制改革に着手して幕府軍事力の増強を図る。慶応3(1867)年10月大政奉還の報に接しこれに反対,討幕派諸藩との軍事対決の姿勢を示し江戸薩摩藩邸焼打ちを実行,翌明治1(1868)年鳥羽・伏見の戦で敗北した徳川慶喜が江戸に帰るや主戦論を建議。かえって遠ざけられ同年3月知行地の上野国権田村に居住,閏4月東山道先鋒総督府軍に捕らえられ斬られた。「精力が人にすぐれて計略に富み,世界の大勢にもほぼ通じて,しかも誠忠無二の徳川武士,……三河武士の長所と短所とを両方備えておったのよ」とは政敵だった勝海舟の評。
  • 明治時代の軍人、政治家。弘化4年11月28日生まれ。長州藩出身。幕末戊辰戦争に従軍。1869年(明治2)横浜語学校生徒、1870年8月より約3年間ドイツ留学。1874年陸軍大尉、同年少佐、陸軍省ついで参謀局勤務、1875年3月ドイツ公使館付、1878年7月帰国、同年中佐、参謀本部勤務、1884年1月より1年間大山巖陸軍卿に随行してヨーロッパ各国の兵制を視察。この間、山県有朋を助けてドイツ式軍制の建設に努め、軍政の桂、軍令の川上操六と併称された。1885年少将、陸軍省総務局長、翌1886年陸軍次官、1890年6月中将、翌1891年第三師団長。ついで日清戦争に出征し海城で苦戦した。1895年8月戦功で子爵。1896年6月より4か月間台湾総督となり南進策を構想。1898年1月より1901年(明治34)6月まで第三次伊藤博文内閣以降4代の内閣に陸軍大臣を歴任、山県有朋の後継者と目され、軍政家より政治家に成長。第一次大隈重信、第四次伊藤内閣など政党的内閣には好意的でなかった。この間1898年9月大将に昇進、1901年6月第一次桂内閣を組織、以後西園寺公望と交互に政権を担当した(いわゆる桂園(けいえん)時代)。伊藤、山県、井上馨ら長州出身の三元老には巧みに機嫌をとり、立憲政友会とは妥協して難局を切り抜け、その巧妙さは「ニコポン主義」(相手を懐柔するの意)と評された。1902年2月日英同盟の功で伯爵、1907年9月日露戦争の功で侯爵、1911年4月韓国併合の功で先輩をしのいで公爵となり、山県と同爵となる。その政権への執着心と昇進は西園寺の淡泊と対比され、政敵としては原敬(はらたかし)をもっとも警戒した。また山県としだいに対立し、その慢心ぶりは明治天皇も「桂の大天狗」と評したという。 1912年7月渡欧、モスクワ到着後天皇危篤の報に帰国、8月侍従長兼内大臣となるが、まもなく第二次西園寺内閣の総辞職で12月第三次桂内閣を組織、憲政擁護運動に会して翌1913年(大正2)2月総辞職、政治的生命を絶たれ、政党結成を進めたが、同年10月10日死去した
  • 井上馨(1836~1915)明治大正期の政治家。号は世外。萩(長州)藩士井上光享の次男。安政2(1855)年同藩士志道慎平の養嗣子となり,参勤交代に随行して江戸に出て,蘭学,砲術を学ぶ。万延1(1860)年小姓役となり藩主より聞多の名を賜る。文久2(1862)年高杉晋作,伊藤博文らと英国公使館を襲撃するなど攘夷急進派として活動。3年伊藤らと英国に渡航,開国の必要を悟った。翌元治1(1864)年萩藩の外国船砲撃の報を聞き急遽帰国,英国公使パークスと藩当局の調停に奔走した。幕府の長州征討に対しては武備恭順,勢力温存策を唱えた。慶応2(1866)年高杉晋作ら奇兵隊の藩政クーデタに鴻城隊長として参加。薩長連合による討幕策のため長崎に滞在し武器,外国船の購入などに携わった。維新政権の成立にともない参与職,外国事務掛,九州薩摩総督参謀,長崎裁判所参謀,外国事務局判事,長崎府判事兼外国官判事,長崎府武器修理御用掛などを務めたのち,明治2(1869)年大蔵省に移り造幣頭。民部大丞兼大蔵大丞,大阪府大参事心得を兼ね,造幣事業の進展に努力した。その後民部少輔,民部大輔を経て4年大蔵大輔となり,廃藩置県後の中央財政の確立,銀行,会社の創設に努めた。しかし大蔵省と井上グループの勢力増大に対する反発も強く,尾去沢銅山私有事件を追及され,6年5月辞職。その後,先収会社(のちの三井物産)の設立など実業にかかわったが,8年元老院成立で議官となり,9年江華島事件処理の特命全権副使として日朝修好条規の調印に立ち合ったのち,欧州出張。11年7月帰国して参議兼工部卿。12年外務卿(のち外務大臣)。 このあとの8年間は,条約改正と対朝鮮および中国問題が主な外交問題であった。また条約改正作業と関連した欧化政策がある。条約改正では以前の個別交渉方式を捨て列国会議方式をとり,法権回復を優先させようとした。壬午事変(1882),甲申事変(1884),清仏事変(1884~85)などの対外問題では脱亜主義ではなく日清提携をふくむアジア主義的な策をとった。20年本格化した条約改正交渉に強い反対が噴出したため,交渉を中止し外務大臣を辞任した。
  • 「榎本武揚の概略」えのもとたけあき(1836―1908)旧幕臣、明治政府の政治家、外交官。通称釜次郎、梁川と号した。天保7年8月25日、幕臣榎本武規(1790―1860)の次男として江戸に生まれる。1856年(安政3)長崎海軍伝習所に入り、ペルス・ライケンG・C・C・(1810―1889)、カッテンディーケに機関学などを、ポンペに化学を学び、1858年築地軍艦操練所教授となる。1862年(文久2)からオランダに留学。フレデリックスについて万国海律を学ぶ。語学をはじめ、軍事、国際法、化学など広い知識を得て、1867年(慶応3)、幕府の注文した軍艦開陽丸に乗って帰国、同艦の船将となる。1868年(慶応4)海軍副総裁となる。江戸開城、上野戦争で幕府が崩壊したのちも、幕府軍艦の明治政府への引き渡しを拒否、旧幕軍を率いて品川沖から脱走。箱館(はこだて)の五稜郭(ごりょうかく)に拠って政府に反抗、新政権を宣言したが、翌1869年5月官軍に降伏、投獄された。黒田清隆、福沢諭吉らの尽力により1872年出獄。まもなく北海道開拓の調査に従事。1874年特命全権公使としてロシアに駐在、翌1875年樺太千島交換条約を締結した。1882年駐清(しん)特命全権公使となり、李鴻章と折衝、天津条約の調印に助力。1885年帰国。以後、同年逓信、1887年農商務、1889年文部、1891年外務、1894年農商務の各大臣、1892年枢密顧問官を歴任。1887年子爵。1878年ロシアからの帰途シベリアを横断、各地の地質などを視察。1879年地学協会の創立を唱えて副会長となる。語学に優れ、科学知識も当代一流であった。北海道の地質・物産の調査報告が多く、外地の視察報告もあって、科学・技術官僚としても注目される。五稜郭において、玉砕を決意するに際し、『万国海律全書』が兵火のために烏有に帰すことなきよう、これを官軍に贈ったことは世に知られている。明治41年10月26日没。
  • 松平慶永・春嶽(まつだいらよしなが)(1828―1890)幕末期の越前国(えちぜんのくに)福井藩主、幕府の政事総裁。元服のときにつけた雅号春嶽(しゅんがく)が通称となる。田安(たやす)家徳川斉匡(とくがわなりまさ)の八男で、1838年(天保9)11歳のとき、越前家を継ぎ、第16代藩主となった。以後20年間のうちに、中根雪江(靭負(ゆきえ))、鈴木主税らを登用し、藩政の刷新に努め、西洋砲術や銃隊訓練など軍事力の強化、藩校明道館の設立と併設の洋書習学所、種痘の導入など洋学の採用も推進した。その間、1853年(嘉永6)ペリー来航に際して、海防の強化を説き、江戸湾など沿岸警備の具体策の実現を、幕府に対して積極的に働きかけた。1857年(安政4)、熊本藩士横井小楠を登用し、開国通商の是認に傾くとともに、13代将軍徳川家定の継嗣に一橋慶喜を推すなど、島津斉彬(薩摩藩)、伊達宗城(宇和島藩)、山内容堂(土佐藩)らとともに、幕府主流派と対立した。1858年、大老井伊直弼による日米修好通商条約調印と、紀伊家の徳川慶福(のち14代将軍家茂)の継嗣決定に強く抗議したため、7月、ともに動いた徳川斉昭はじめ、先の大名たちとともに謹慎処分を受け、退隠、藩主の地位を同族の茂昭(もちあき)に譲った。1860年(万延1)井伊直弼の暗殺後、謹慎を解かれ、さらに2年後(文久2)政界に復帰、その7月には慶喜の将軍後見職就任に続いて、政事総裁職に任ぜられて、幕政の指導的地位にたった。復権後の彼の立場は、公武合体の推進にあったが、幕府の中枢にあるとともに、1864年(元治1)には一時京都守護職に就任、朝議参予ともなって朝廷からも大きな信頼を受けた。1866年(慶応2)12月、慶喜が将軍職に就くが、慶永はその施政に大きな影響力をもち、一方、京都に集まった宗城、容堂、島津久光(斉彬異母弟)の3名とともに、参予会議の「四侯」として、公武合体による国政改革に努めた。長州攻撃の収拾や、兵庫開港の容認とその「勅許」の獲得など、年来の懸案を将軍慶喜が処理したことについては、慶永の建言・助言が大きな役割を果たしていた。
  • 後藤象二郎(1838~1897)幕末の土佐(高知)藩士,政治家。名は元曄,幼名保弥太,通称良輔。暘谷と号した。高知城下に生まれ,義叔父吉田東洋に訓育された。乾(板垣)退助とは竹馬の友。安政5年(1858)年,参政(仕置役)吉田東洋に抜擢され郡奉行,普請奉行に任じた。文久2年(1862)年武市瑞山一派による東洋暗殺事件後は藩の航海見習生として江戸に出て航海術,蘭学,英学などを学ぶなどして雌伏。翌3年,前藩主山内容堂(豊信)が7年ぶりに帰藩,藩論を元に復して勤王党粛清を実行すると,象二郎は大監察に就任,慶応1年(1865)年,武市瑞山ら勤王党の罪状裁断の衝に当たった。吉田東洋の富国強兵路線を継承し,推進機関たる開成館を開設,開港場長崎に出張所を置き土佐の特産品樟脳の輸出を企て,自ら長崎に出張。このとき亀山社中を経営する脱藩浪士坂本竜馬と邂逅,坂本の論策である公議政体論・大政奉還論に賛同,容堂の強い支持を得,公議政体派として討幕派との鍔ぜり合いを演じたが,王政復古政変から鳥羽・伏見の戦に至り,討幕派に機先を制せられた。 新政府では参与,外国事務掛,総裁局顧問,御親征中軍監,大阪府知事,明治4年(1871)年工部大輔,左院議長,6年4月参議を歴任したが,征韓論政変に敗れて下野した。7年1月,板垣退助らと民選議院設立建白を左院に提出するが却下された。このころ,蓬莱社を設立,政府からもらいうけた高島炭鉱を経営したが膨大な負債を抱えて,14年岩崎弥太郎に譲渡。西南戦争(1877)の際は政府と土佐立志社の間にあって複雑な行動をした。14年政変と国会開設の詔の煥発を契機に国会期成同盟系の民権諸派は自由党を創設,後藤は総理に推されたが板垣に譲った。15年板垣との外遊資金の出所をめぐる疑惑が起こり自由党の混乱を醸した。帰国後,朝鮮の政治改革を目指す運動を密かに企図したが失敗した。20年伯爵。同年反政府勢力の総結集を目指した大同団結運動を巻き起こし,機関誌『政論』を刊行するなどしたが,22年黒田清隆首相に誘われると逓信大臣に就任。以後山県有朋内閣,松方正義内閣と留任,第2次伊藤博文内閣では農商務大臣。商品取引所の開設にまつわる収賄事件の責任をとって27年1月辞職。晩年は病苦,失意のうちにあった。
  • 小松帯刀(1835~1870)幕末の薩摩藩家老。薩摩藩喜入領主肝付氏の三男として生まれ、のち吉利領主小松清獣の養子となり、帯刀清廉と名を改める。1861年(文久元)島津側役となり、1862年家老。藩政改革に大きな影響力をもった大久保利通ら尊攘派青年藩士の組織組忠組の指導者となった。1862年久光の上洛に随従。1864年(元治元)の禁門の変の処理、1866年(慶応2)には薩長同盟の締結を果たした。翌年城代家老となり、薩土盟約を結び、将軍徳川慶喜の大政奉還の勧奨など、藩を代表して活躍していた。藩主島津忠義には倒幕出陣を説いて実現させ、王政復古・倒幕など明治維新の実現に寄与しした。1868年(明治元)には明治政府の参与、外国官副知事となった。
  • 岩倉具視(1825~1883)幕末・維新期の公家出身の政治家。権中納言堀河康親の次男、母は勸修寺経逸の娘俶子。岩倉具慶の養継子。周丸と称し、号は対岳、法名は友山。関白鷹司政通に認められて、1854年(安政元)孝明天皇の侍従。1858年日米修好通商条約の勅許阻止で公家88名の列参を画策。公武合体の立場から和宮降嫁を推進し、1861年(文久元)和宮に従って江戸に下った。そのため尊攘派から「四好二嬪」の一人として弾劾され、1862年辞官落飾し、洛中より追放、洛北岩倉村に潜居。「全国合同策」「天下一新策密奏書などで時勢を論じ、ひそかに廷臣や大久保利通など薩摩藩士らと交わって倒幕の秘策を練る。1867年(慶応3)許されて、復飾、参内して朝議を主導して、薩長討幕派と結んで「王政復古」の大号令を発した。新政府樹立直後から参与、議定・副総裁を歴任、議定書兼嗣相となり、新政府の中心人物となる。1869年(明治2)東京に移り、大納言となり、永世禄500石を下賜された。1871年外務卿、ついで右大臣となり、特命全権大使として岩倉遣外使節団を率いて、約一年10カ月間、米欧各国における近代国家としての制度、文物等の視察をした。1873年9月に帰国、復命し、留守政府の西郷隆盛らの征韓論に反対し、大久保、木戸孝允らと内治優先論を唱え、ために西郷・板垣退助ら留守居政府参議は下野し政府の主導権を岩倉ら外遊派が握った。よく1874年不満とした武市熊吉ら高知県士族らが岩倉暗殺を企てた赤坂喰違の変をで負傷。華族の同族的結集を図って華族会館を創設した。そのご自由民権運動を弾圧し、太政官大書記官井上毅に憲法制定基本方針「大綱領」「綱領」を起草させ、三条実美太政大臣に提出をした。明治14年の政変後は、皇室財産の確立、家族財産の保護、十五銀行、日本鉄道会社設立など、皇室とその藩屏として家族擁護に努めたが、1883年7月病没した。
  • 幕末

    横井小楠(読み)よこい・しょうなん生年没年:文化6年(1809)~明治2年(1869)幕末の儒学者。名は時存,字は子操,通称平四郎。小楠は号。他に畏斎,沼山などと号す。肥後(熊本)藩士横井時直とかずの次男に生まれる。藩校時習館に学び天保10(1839)年江戸に遊学。14年ごろから長岡監物,下津休也,荻昌国,元田永孚らと『近思録』会読を始め,真の朱子学即ち実学を目指した。また私塾小楠堂で弟子を教えた。門人には嘉悦氏房ら藩士子弟と共に徳富一敬(蘇峰らの父)のような豪農の子弟がいた。嘉永4(1851)年上方から北陸を遊歴,越前藩との接触が深まり,翌5年同藩から求められ『学校問答書』を書き,学政一致の道徳政治の担い手たることを藩主に求めた。またペリー来航後書かれた『夷虜応接大意』では,日本は「天地仁義の大道」に基づき「有道」の国と交際すべしと説く。安政1(1854)年兄の死により家督を相続。5年越前藩主松平慶永(春岳)から師として招かれ,藩政を指導し富国策を実施し,その経緯を『国是三論』に著す。文久2(1862)年幕府の政事総裁職に就いた春岳の政治顧問となり,参勤交代制の廃止など幕政改革を推進した。同年末,肥後藩江戸留守居役吉田平之助宅で酒宴中刺客に襲われ福井に戻る。翌3年朝廷,幕府,諸藩さらに外国人代表をも集めた大会議を領導すべく,越前藩挙藩上洛策を指導するも失敗,熊本へ帰り士籍を剥奪され,沼山津に逼塞したが思想的活動は衰えなかった。その思想は儒教的理想主義による政治革新と儒教的主体による東西文化の統合の構想など注目すべきものである。明治1(1868)年4月新政府に招かれ上京,徴士参与に任ぜられたが,尊攘派志士に暗殺された
  • 桂小五郎(木戸孝允)(1833~1877)明治維新の最高指導者のひとり。大久保利通、西郷隆盛と並んで「維新の三傑」に数えらえる。維新政府の指導者として立憲制度を始め明治国家体制を構想した。長州藩の藩侍医和田家に生まれ(のちに燐家の桂の養子となった。小五郎と命名された。青年期に剣術修行のために江戸に滞在中、ペリー来航を目の当たりにする。この事件をきっかけに幕末政治に強い関心を抱き、まず西洋砲術や造船技術、オランダ語などを学んだ。一方、水戸学の影響かのもと志士として活動し、長州藩と朝廷及び他藩とを結ぶ外交活動に従事した。現実政治に深くかかわるにつれて彼の思想の観念性を脱して、次第に現実味に即したものに変わった。しかし1864年(元治元)の蛤門の変で長州藩が敗れると彼は但馬に逃れ、いったん政治の世界から遠ざかる。やがて同志である高杉晋作が長州藩の指導権を握ると、呼び返され、木戸と改名され長州藩の主導者として幕末政治に復帰。藩政改革や近代化政策を実行するとともに、坂本龍之介の仲介で仇敵あった薩摩藩と幕府打倒薩長同盟をを結び、明治維新を実現した。維新後は、木戸の課題であった中央集権国家を形成するために、版籍奉還、廃藩置県の断行に向けて政府をリードした。この間に、新政府に権力を集中するために朝鮮出兵を主張したこともあった。1871年(明治4)から岩倉遣外使節団に参加して欧米各国を視察し、近代国家の各側を観察した。帰国後、征韓論争大久保利通らとともに内政優先を唱えてて政府内に実権を握り、長州藩閣のリーダーとなった木戸は薩摩藩閣のリーダーである大久保と対立し、主導権荒層に敗れて晩年は不満を抱き鬱々の後を過ごした。
  • 中岡慎太郎)1838~18867)幕末土佐出身の尊攘・倒幕の志士。土佐国安芸郡大庄屋の長男。剣術を武市半平太に就き修行、1861年(文久元)土佐勤王党にに加盟。翌年隠居山山内容堂の護衛隊50人組に参加、その後容堂の公武合体路線に疑問を深める。土佐勤王党弾圧時事には七卿落ちの実情調査に長州三田尻へでていたために捕縛を免れたが9月脱藩して石川清之助と変名。1864年(元治元)7月、来嶋又四郎の遊撃隊に属して蛤御門の変に参戦、負傷して三田尻に帰還。真木和泉亡き後の忠勇隊の総督に任じられ、五卿の警固にあったた、高杉晋作の奪権闘争を間近に観察。また土方久元らと筑前大宰府に移った五卿の庇護に奔走、土方とともに薩長和解・連合を構想し、坂本龍馬らと共同して1866年(4月2)正月にそれを達成。翌年に4月脱藩を赦免され、5月に土佐藩討幕派の乾退助と提携して薩土倒幕密約を西郷隆盛らと結び、土佐藩の支援を取り付け浪士の集合体である陸援隊を組織。一挙に藩を倒幕路線の誘おうとしたが、同年11月15日、京都三条近江屋で坂本と密談中を幕府見回り組に襲撃され17日に落命した。
  • 島津久光(1817~1887)29代薩摩藩主島津忠義の実父。幼名晋之進、後又次郎忠教、三郎と称した。父は27代斉興。母は側室由良。島津忠公の養子になって重富島津家を継ぐ。1858年(安政5)異母兄斉彬が急死、その遺言により久光の長男忠義が家督を継承して薩摩藩主となったため本家に戻り、忠義の後見役となって藩の実権を握り、国父と呼ばれた。斉彬の遺志にを継承して公武合体論を唱え、大久保利通ら藩内の攘夷派を諭して突出を押さえた。1862年(文久2)には藩内攘夷過激派を弾圧(寺田屋事件)。この時に命令を背いた西郷隆盛を流刑に処した。さらに同年、勅使大原重徳とともに東下し、幕府に改革を迫った。その帰途に、供の藩士がイギリス人を殺傷し(生麦事件)。翌年にはこれが原因となって薩英戦争が勃発した。1864年(元治元)の参与会議では、長州処分・横浜港問題を巡って徳川慶喜と対立。事態打開のために西郷隆盛を呼び、第一次長州征討、薩長同盟締結、第二次長州征討などにあたらせた。この間に藩論を王政復興後は、政府の開明政策に不満を抱きつけた。1871年(明治4)玉里島津家をおこす。1873年内閣顧問、1874年左大臣に任じられたが、1876年政府の欧化政策に批判して鹿児島に帰り隠棲した。1884年公爵になる。国葬により鹿児島市の旧福昌寺墓地に葬られた。
  • 「倭寇は朝鮮半島・中国大陸および南方諸地域の沿岸や内陸で行動した海賊的集団に対して、朝鮮人や中国人がつけた呼び名で、語義「日本人の略奪」だが、用字例を見ると404年高句麗広開土王碑文(好太王碑)までさかのぼり、また豊臣秀吉の朝鮮出兵も日中戦争の日本軍も、全て倭寇の名で呼ばれている。歴史上の概念として倭寇が用いられるのは、主に14世紀から15世紀に朝鮮半島から中国大陸の北部に展開した倭寇と、16世紀に中国大陸・南海方面に展開した倭寇である。【14~15世紀の倭寇】朝鮮半島では13世紀初頭から倭人の略奪行為があったが、観応元(1350年)2月から11月に大規模な倭寇の船団による襲撃事件があり、これを「庚演の倭寇」として、その後固定観念としての倭寇が成立した。倭寇の行動範囲は、はじめは南朝鮮の沿岸に限られていたが、やがて高麗の首都開京の付近や内陸部の奥地にも及び、規模も大きくなり、400~500の船団、1000~3000の歩卒、千数百の騎馬隊が出現した。構成員⑴日本人のみの場合⑵日本人と高麗人・朝鮮人との場合⑶高麗人。朝鮮人のみの場合が考えらえるが、李氏朝鮮王朝時代倭寇の内倭人の割合は10~20%に過ぎなかったと言っていることから⑵⑶の場合が多かったと思われる。日本人は対馬・壱岐・松浦地方の住民、高麗・朝鮮人は禾尺・才人などの賎民や流亡農民を収める官庫と租粟を運搬する漕船や人民であった。捕られた人民を送還することによって反対給付をうけたり、倭寇軍に編入されたり、琉球まで転売されることもあった。高麗王朝は武力による防衛に努める一方、日本の要路に使者を送って倭寇の禁止を要請したが成果が上がらないうちに王朝は倒壊した。代わって李氏朝鮮王朝葉前王朝の政策を受け継ぎながら軍備を充実し、巧妙な懐柔策を取って倭寇の鎮静に導いた。倭寇は、朝鮮王朝に投降して官職・衣食などを与えらえ向化倭人、日本の大名や豪族の使者の名で行動した使送倭人、貿易業者として行動した販売倭人・興利倭人などに偏執分解した。明も建国当寺当初から倭寇に苦しみ、太祖は南朝征制西将軍懐良親王と交渉して倭寇を禁止させようとしたが、成果が上がらなかった。またこれに似た「三浦の乱」が三浦の乱(さんぽのらん)
  • 夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    実際に目を追って読書できることはもちろん、ランニング中などでも耳から聞くこともできます。
    全部で8時間に及ぶ朗読は、MP3ファイルでダウンロードでき、お使いの端末の機能でスピードなど自由に調整することもできます。
    夏目漱石の傑作、「こころ」を、目と耳からお楽しみください。

    「『こゝろ』とは、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。1914年4月20日から8月11日まで、『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説である。
    連載開始からちょうど100年たった2014年4月20日に、『朝日新聞』上で再度連載が開始された。
    新潮文庫版は、2016年時点で発行部数718万部を記録しており、同文庫の中で最も売れている。」
    (Wikipediaより)

    ※実際の本文と朗読が若干異なる場合があります。また、この電子書籍に音声は含まれておりません。書籍巻末のURLより、直接ダウンロードして下さい。
  • ◇自己投影したあなたの脳内は【中出し】した時と同じ状態になります◇

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    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

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    ◆『ベストセラー』達成!(kindleで)
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    ◇勤勉で『努力家なあなた』のための一冊となっています。

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    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    (*書籍によっては高校生が登場しますが、留年し成人している設定です)
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  • 25歳のイケメン教師、三神真琴が担任するクラスの生徒の罠に嵌まり、生徒達の奴隷として屈辱と羞恥に喘ぎながらも、教師として懸命に生きていこうとする学園物語

    学校の守衛達に悪戯され、校舎の屋上にある鉄柱に全裸のまま緊縛放置されてしまったイケメン教師の三神真琴。
     やがて朝が訪れ、夏休みの部活動にやって来た生徒達が校庭に現れた。
    彼らは屋上に素っ裸で立つ男に気づくと驚きの声を上げ、校庭はたちまち大騒ぎになってしまう。

     素っ裸の男を確かめるために屋上までやって来た生徒達は、その正体がやはりイケメン教師だと分かると、真琴が何者かに襲われたと思い込み心配する。

    「俺、今すぐ警察に連絡します!」

    事態を重く見た生徒の一人がそう言って、真琴の隣で電話を掛けようとした。

    「待ってくれ!」

    通報しようとする生徒を慌てて制止する真琴。
    真琴は事態が大事になり、守衛達に握られている自身の恥ずかしいネタが拡散されることを恐れたのだ。

    而して、生徒達に事情を問い詰められた真琴は、あろうことか自ら望んで校舎屋上に素っ裸で縛り付けてもらったと、まさかの露出狂宣言をしてしまったのだった。 

    「まったく心配してバカみたいだぜ」
    「先生が露出狂だって噂は聞いていたけど、まさかここまでするなんて、最低の教師だな」
    「それにしても校舎の屋上に素っ裸で立つなんて、幾らなんでもヤリ過ぎだろ」
    「こうなったら、露出狂の先生の根性を叩き直すためにお仕置きしてやろうぜ!」

    イケメン教師のあまりに大胆な告白を聞いた生徒達は途端に軽蔑の眼差しを向け、素っ裸のイケメン教師を自分達の手で調教しようとする。
    緊縛された体を解かれた真琴は一糸纏わぬ姿のまま生徒達に校内を引き回され、校庭へと連れ出された。

    そして、強引に朝礼台へと昇らされた真琴は、そこで一糸纏わぬ姿のまま体を手で隠すことも許されず、短い講話を行った後、屈辱のラジオ体操をさせられ、挙句の果てに卑猥なガニ股踊りまで披露させられることになるのだった。

    【目次】

    第1章 悪夢の朝

    第2章 全裸でラジオ体操 

    第3章 屈辱のガニ股踊り

  • 絶好調「ボーチョーですよ」電子書籍の第2シリーズ第1弾! 54歳たぶん独身のおっさんが6年間片思いしていた人妻を、ついに…!!

    本作は平成時代に「週刊実話」に掲載された作品を、アナログモノクロイラストを本来のカラーに戻した上で改良し、加筆してリブート、さらに新作デジタルカラーイラストおよびアナログカラーイラストと風景画像等を追加したものです。
    なお人名・地名等はすべて仮名、罪名等も当時のものです。
  • それぞれの正義が交じり合う、勇者と魔王の物語。

    夜空に浮かぶ二つの月は勇者と魔王の幾百もの物語を垣間見る事になる。仲間、家族、親しい者たちの死を背負い、勇者は何を思い生きていくのか。魔王は何を考え、感じ、そして何の目的で人々を死に与えるのか。正義とは?悪とは?魔王に始まる物語は勇者によって終わり、そして魔王によって再び始まる。希望(勇者)と絶望(魔王)が相まみえる物語が幕を開ける。
  • 転生したのは、まさかのホラーゲームの世界?しかも1970年代?

    ただでさえ、都市伝説の象徴のような彼女から逃げないといけないのに。
    期限まで条件を満たしてクリアしないと命のカウントダウンが・・・!

    ホラーゲームに転生した男子高生のBL小説、長編。全年齢向け。
    あまりBLっぽくなく、都市伝説がらみのホラーです。


    七日ある制限期間のうち四日目収録しています。舞台は西洋風の屋敷。
    おまけに一日目から四日目のの「片平宗助の日記」も収録。

    ネタバレになるので試し読みは1巻のものになります。
    一日目を丸々読めます。
  • 2000字前後、3000字以内のエッチでやおいなショートショート10作を収録したBL短編集。R18。
    現代もの異世界、ファンタジー、ホラー、ゲーム転生なんでもござれ。


    【ヌードモデルになったら美術教師に筆おろしをされちゃった】
    クールな美術教師×ガチムチ高校生

    【半妖の狐と狸が精気を求めて俺の胸にむしゃぶりつくんだが】
    人間に化けた狐と狸×動物愛護に熱心な男

    【白魔導師になった俺は早速エッチな魔法を使ったが、悶えて鳴く男に辛抱たまりません】
    白魔導士に転生した男×いかつい剣士

    【マッサージ師の俺は「抱いて」と乞われるほど悪役令息を懐柔する】
    転生したマッサージ師×非道な悪役令息

    【BLのデスゲームで次次と男が襲ってくるのに俺の身がもたない】
    会社の同僚と上司×デスゲーム好きサラリーマン

    【旅館の部屋風呂で熱を持て余す俺の体を見えない手がまさぐる】
    幽霊×彼女にフられた浮気男

    【武勇伝を盛りすぎた勇者は狂信的なストーカーに食いつくされる】
    ストーカーたち×ほら吹きの勇者

    【やんごとなき侯爵令息は村人Aと一夜の過ちを犯したい】
    侯爵令息×モブに転生した男

    【筋肉質な看護師のむちむちの尻に俺の注射をぶっ刺したい】
    嫉妬する入院患者×お尻が魅力的な看護師

    【阿保犬のような従弟は股を濡らすほど俺を好きすぎる】
    従弟をかわいがる高校生×従兄に懐く従弟
  • ◇自己投影したあなたの脳内は【中出し】した時と同じ状態になります◇

    はじめに数多くの電子書籍の中で本書に興味を持っていただき、
    本当にありがとうございます。
    心の底から感謝申し上げます。

    ◆累計『5万部』突破!
    ◆『ベストセラー』達成!(kindleで)
    ◆カテゴリー・サブカルチャーとアダルトにて、共に売上げ『1位』達成!

    【大好きな人のアナルに中出しし放題】

    ◆アナルと裏筋が、生でニュルニュル擦れる感覚。
    ◆暖かいアナルに、我慢せずに射精する快感。
    ◆男性の体を、好き放題できる優越感。
    それら全てを鮮明に体験できます。

    人間の脳は、頭の中の出来事と現実を区別できません。
    なので、実際に男性に中出しした時と同じ脳内麻薬
    (モルヒネの六倍の快感を発生させるエンドルフィン!)
    がドバドバ出て、止められなくなります。

    男の子は、あなたの人生の全てを肯定してくれます。

    めんどくさい馴れ初めのシーンや、
    まどろっこしいシーンはありません。
    セックスの最中に焦点を当てた小説です。

    ◇勤勉で『努力家なあなた』のための一冊となっています。

    アナル内の温もり、感触。肉ヒダのコリコリした凹凸。
    締りのいいアナルが、ちゅーっと吸い付いてくる感覚。
    耳元で聞こえる喘ぎ声。
    オーガズムによるストレス発散効果。

    そして、精液が尿道を通り、アナル内に注がれる爽快感。
    本書では、それら全てを生々しく鮮明に体感できます。

    (*書籍によっては高校生が登場しますが、留年し成人している設定です)
  • 朝の情報番組のMCを務める人気女子アナの吉川美桜が、ある日最愛の母親を誘拐され、母親を助けるために犯人からの屈辱の要求に従い、大勢の視聴者の慰み者になりながらもたった一人で母親を助け出そうとするミステリー

    深夜番組の企画で極小ビキニ姿になって駅前に立ち、男漁りをする美人女子アナの吉川美桜。
    制限時間一時間以内に三人以上の逆ナンに成功しなければ、屈辱の罰ゲームが与えられてしまう美桜は、女子アナのプライドを捨てて手当たり次第に通行人の男に声を掛けた。

    しかし皆、半裸姿で逆ナンしてくる美人女子アナをヤバイ女と思ったのか、なかなか美桜の誘いに乗ってくる者はいなかった。

    そうして、逆ナンを始めて三十分が過ぎた頃、美桜は作業着姿の男二人組におもいきって声を掛けた。
    すると、いかにも柄の悪そうな男達は極小ビキニ姿の美人女子アナに露骨な視線を投げ掛け、怯える美桜を連れ去ろうとする。

    「露出狂の姉ちゃん、その体を良く見てやるから、俺達とどこか行こうぜ」
    「せっかくだから、その水着の中も見てやろうか」

    男達に拉致される事を恐れた美桜は、彼らを何とかロケバスまで連れて行き難を逃れると共に、ようやく一組目の逆ナンに成功したのだった。

     而して、制限時間まで残り僅かとなった美桜は駅前を歩く初老の男性を見つけ声を掛けた。
    今まで声を掛けた男性と違い、どこか優しい雰囲気のするその紳士的な男性に、美桜は後ろめたさを感じながらも台本通りに屈辱のセリフを放った。

    「あの・・・私の体を見てどう思うか、感想を聞かせてもらえませんか?」

    美桜が思い切ってそう尋ねると、それまで心配そうな表情を浮かべていた初老の男性は急に表情を曇らせ、美桜のことをまるで汚いものでも見るような目で睨みつけてきたのだった。

    [目次]

    第1章 駅前で男漁り

    第2章 同級生と恥辱の再会

    第3章 極小ビキニで土下座

  • チラシ配りをしながら探偵をする。

    調査依頼主が死んだ。それも自殺だ。だが兄の自殺を認めない妹は我が探偵事務所に〈兄は自殺ではない〉方向で事件の真相を調べてほしいと調査を依頼した。
  • 500字前後、1000字以内のアダルトなBLショートショート20作を収録した短編集です。
    抱く側、抱かれる側視点それぞれ10作で、すべてR18。

    相手は社会人高校生、人外などいろいろ、現代ものファンタジーもの異世界ものとジャンルもいろいろ。


    男を抱く男たち(抱く視点)

    「恋敵の担任教師を」
    「怒鳴りちらす鬼上司を」
    「正義を貫こうとする記者を」
    「枕営業する格闘家を」
    「触手がトラウマの剣士を」
    「契約する美形の吸血鬼を」
    「湯船に浸かるガチムチを」
    「拾った侯爵令息を」
    「不能な勇者を」
    「生意気な彼女の弟を」


    男に抱かれる男たち(抱かれる視点)

    「幼なじみの男子高生に」
    「年下のサラリーマンに」
    「義理の父親に?」
    「亡き彼氏の幽霊に?」
    「喫煙した不良の生徒に」
    「世話をする愛馬に」
    「やけになった悪役令息に」
    「ギャップのある牛の獣人に」
    「Gカップの宇宙人野郎に」
    「マッサージをする触手に」
  • 25歳のイケメン教師、三神真琴が担任するクラスの生徒の罠に嵌まり、生徒達の奴隷として屈辱と羞恥に喘ぎながらも、教師として懸命に生きていこうとする学園物語

    夜の校庭に置かれた朝礼台に一糸纏わぬ姿で緊縛されている所を、校内を巡回中の守衛達に見つかってしまったイケメン教師の三神真琴。
    守衛達は手に持った懐中電灯でイケメン教師の裸身を舐め回すように照らしながら、驚いた様子で真琴に事情を問い詰めた。

     担任するクラスの生徒達に弱みを握られ、本当の事を話せない真琴は、警察に通報されて大事になるのを恐れ、あろうことか自ら望んで校庭で一糸纏わぬ姿になり、生徒達に頼んで朝礼台に体を縛り付けてもらったとウソの告白をする。

     好青年だとばかり思っていた若いイケメン教師のまさかの告白に守衛達は驚きつつも、なぜか意味深な笑みを浮かべると、イケメン教師を脅迫して自分達の奴隷になるよう求めた。

    而して、完全に主導権を握った守衛達はイケメン教師の緊縛された体を解くと、一糸纏わぬ姿のまま夜の校舎内を連れ回し、校舎内の至る所で写真を撮った。

    「先生、そしたら今度は教室の中で写真を撮ってあげますよ」

    守衛はそう言うと、一階にある教室の扉を開けて中に入り、電気を点けた。
    守衛達はイケメン教師に次々と屈辱のポーズを命じ、真琴は黒板の前に立って両手でピースサインを作ったり、黒板に両手を付けてお尻を後ろに突き出し、振り返って引きつった笑顔を見せたり、挙句の果てには教卓の上に昇ってガニ股まで披露させられた。

     ​​​​​​​そうして、守衛達の調教はますますエスカレートしていき、校舎の屋上まで連れてこられたイケメン教師は一糸纏わぬ姿のまま校旗掲揚に使われる鉄柱に緊縛され、そのまま放置されてしまうのだった。

    【目次】

    第1章 夜の校庭を全裸壇歩 

    第2章 教室で恥辱の記念撮影 

    第3章 真夜中の恥辱ショー

  • 生きていないから眠れない?

    人形のイナレムネは、眠るための方策を考えていた。人間である彼を理解するために。しかし、眠るとは何だろう?
    これを読みながら夜更かしを。

    1万文字程度の短編です。
  • 事件、社会ものの第一人者、登道烈山 本名 望月恒広が岸田内閣支援第八弾!!、共生社会、回顧 障害者差別に迫る。  子供の障害者差別、校内いじめというものは、子供ならではの世界でと捉えた、子供特有の残酷な障害者の誹謗中傷、差別というものを。 子供ならではの腹の内というものををさらけ出した、残酷な、障害者、誹謗中傷、差別の世界というものを、誰憚らず演じたのみの話ということです。

    事件、社会ものの第一人者、登道烈山 本名 望月恒広が岸田内閣支援第八弾!!、共生社会、回顧 障害者差別に迫る。  子供の障害者差別、校内いじめというものは、子供ならではの世界でと捉えた、子供特有の残酷な障害者の誹謗中傷、差別というものを、歯に衣をきせぬというか。  大人のような妙に束縛のない、子供ならではの腹の内というものををさらけ出した、残酷な、障害者、誹謗中傷、差別の世界というものを、誰憚らず演じたのみの話ということです。 校内いじめというものは、2000年以前は手厳しいものがあった。 親の背を見て子は育つ。といったことわざもあるとおり。 これが表てに荒立てずと言えども、この以前の暗黙の社会的観念とならば、このはなから障害者誹謗中傷、差別を当然なものとして肯定なさしめん代替、社会的潮流となしていたのだつたのです。 障害者ということで、誹謗中傷はいとわず。 就職さえも容易のこととならず。人権なんのというよりも、社会の除け者扱いされていたのだった。 ここまでの障害者の非業な歴史というものが如何ばかりか、察して余りあるというものでしょう。  2006年にと「障害者権利条約」というもので、世界的レベルでのルールが構築され。 障害があったり、肌の色違ったり、女性だから、子供だからと、さまだまな「ちがい」を理由に差別を禁じたものです。 日本においても、2014年にルールとして取り入れられ。さらに「障害者差別解消法」が2016年4月に制定され。国、地方公共団体、事業者に対して、不当な差別扱いの禁止や合理的配慮(可能な範囲で障害のある人に配慮すること)を求められています  ならば岸田内閣は誰もが人権を人格を尊重し、障害有る無いにかからず、支える人支えを受け人にと分かれることなく、支えあい。 さまざまな人々の能力が発揮され、活力ある生き生きとした人生を送ることが叶う、共生社会を政策にとかかげ。 岸田内閣は2006年出来た「障害者権利条約」という世界のルールを基として、共生社会実現を目指して障害者の平等、社会進出というものにと、何よりも重点を置いた、基本的人権擁護の施策を講じている。
  • 25歳のイケメン教師、三神真琴が担任するクラスの生徒の罠に嵌まり、生徒達の奴隷として屈辱と羞恥に喘ぎながらも、教師として懸命に生きていこうとする学園物語

    夏休みの校庭で担任するクラスの生徒から拷問を受ける羽目になったイケメン高校教師の三神真琴。
    校長の松本も見守る中、真琴は朝礼台の上で一糸纏わぬ姿のまま逆立ちさせられ、Yの字形になった体の大きく開かれた股間を生徒一人一人に弄られることになった。

    「お願いだから、もうこんなバカなゲームは止めてくれ!」

    真琴は大声を出して必死に懇願したが、その姿は逆に生徒達の欲情を煽るだけだった。

     真夏の校庭にはイケメン教師のオスの鳴き声が絶え間なく響き渡り、真琴は生徒達の手によって何度となくイキ果てた。
     そうして、クラス委員の相葉が決めた卑猥なルールによって、真琴は無情にもさらなる恐怖の罰ゲームを受ける羽目になり・・・。

     一糸纏わぬ姿のまま朝礼台の上に両手両脚を広げて横たわり、緊縛されるイケメン教師。
    生徒達は明日迎えに来ると言い残すと、真琴を一人校庭に放置したまま帰ってしまう。
    その場に居合わせた校長の松本もイケメン教師の罰ゲームを容認し、真琴は一人空を見上げながら絶望感に打ち拉がれた。

     やがて、一時間、二時間、三時間と過ぎて空が闇に包まれた頃、静寂に包まれていた夜の校庭に人の声が聞こえたのだった。
    思わぬ事態に驚き慌てる真琴の元に人影は近づき、懐中電灯の眩しい明かりが真琴の体を照らし出したかと思うと男達の驚きの唸り声が響き渡った。

    「三神先生じゃないですか!」
    「一体これはどうしたんですか!」

    真琴に声を掛けてきたのは意外な男達で、イケメン教師の一糸纏わぬ体を懐中電灯で照らし出した彼らは、そのあまりにはしたない姿を見て驚くと同時に、邪な欲情を滾らせたのだった。

    【目次】

    第1章 逆立ちで拷問

    第2章 校庭に響き渡るオスの鳴き声 

    第3章 真夏の放置プレイ

  • 281(税込)
    著者:
    モーリス・ルブラン
    訳者:
    毛利孝夫
    レーベル: 望林堂
    出版社: 望林堂

    ジェーブル伯爵の屋敷に強盗が入り、秘書のダバルが殺されます。ところが、盗難はあったのに盗まれているものはなく、犯人の一人は銃で撃たれて深手を負っているはずなのに、どこにも見つからない……この不可解な事件を高校生イジドール・ボートルレが鮮やかに解明してゆくうちに、ボートルレとルパンの激しいな戦いが始まります。やがて事件は、フランスの歴史にも大きく関わってきた壮大な「空洞の針」の謎へと発展してゆくのです…。 さまざまなトリック、暗号文の解読、ボートルレとルパンの激しい知能戦、どんでん返し、驚愕のラストと、ルパン・シリーズのみならず、探偵小説、冒険小説としても一級の大傑作です! ルビ付、縦書き。モーリス・マユによるモノクロ挿絵13点収録。
  • 転生したのは、まさかのホラーゲームの世界?しかも1970年代?

    ただでさえ、都市伝説の象徴のような彼女から逃げないといけないのに。
    期限まで条件を満たしてクリアしないと命のカウントダウンが・・・!

    ホラーゲームに転生した男子高生のBL小説、長編。全年齢向け。
    あまりBLっぽくなく、都市伝説がらみのホラーです。



    七日ある制限期間のうち三日目と祝日を収録しています。舞台は精神病棟。
    おまけに一日目から三日目の「片平宗助の日記」も収録。


    ネタバレになるので試し読みは1巻のものです。
    一日目を丸々読めます。
  • せっかくギャルゲー世界に転生したが、転生先は主人公の出来損ないの兄 海道清澄というモブだった。そして、高校一年の夏休み初日、目の前で、許嫁を純愛寝取られされた俺は、今はもう居ない海道清澄というモブの無念を晴らす話。
    注意書き
    この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
    人物のイメージ
    https://43268.mitemin.net/userpageimagesearch/search
    ・許嫁幼馴染〜変わる事にした。でのイメージ画像および、本単行本の表紙を構成するキャラのイメージ画像は以下のアプリケーションを使用して作成してます。
    使用させて頂いたAIイラストアプリ
    https://apps.apple.com/jp/app/ai%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88-animejourney/id1672451991
    ・AIイラストに関する著作権について
    以下アプリ制作者の原文
    本アプリで作成した画像は、悪用しないなどの一定の条件のもとで商用含めSNS投稿などに自由に利用することができます。
    原文以上。
    stable diffusion開発元は、stable diffusionで生成された画像について権利を主張しないと公式に発表しているので、悪用以外のケースに限り、生成した画像を商用利用することが認められています。
    なお、今回AIイラストで生成した画像は、モデルを追加学習、商用利用が認められていない画像の読み込みなど一切行っておらず、規約内に基づいたAIイラストアプリ内で完結しております。
  • コロナウイルスも人間も原子。生物の帰巣本能は原子の帰巣本能。

    ◆他人を苦しめる想像は自分を苦しめる。
    ◆全ての物質には意識がります。
    ◆意識も原子です。
    ◆意識原子はこの世界に残ります。
    ◆意識原子は決して死なない。
    ◆潜在意識とはもう一人の私です。
    ◆潜在意識は全部覚えてる。
    ◆原子の帰巣本能。
    ◆人間原子の帰巣本能。
    ◆来世を生きる人間原子。
    ◆私達はすでに死後の世界に住んでいる。
    ◆コロナウイルスは死後の世界に住んでいます。
    ◆現実世界と死後の世界は共存しています。
  • 699(税込)
    著者:
    磊 里詠
    イラスト:
    チテックリン
    レーベル: 磊 里詠
    出版社: 磊 里詠

    壊れゆく世界で青年と少女は旅をする

    ——あたしって生きていていいの?二年前、コロラド高原に一つの隕石が落下した。人的被害はないはずだったその隕石はしかし、地球に奇病をもたらした。その病の最期を見て人々は花になったと表現するようになり、奇病を徒花病と名付けた。徒花病は人々の生活を変え、「死」そのものも変えた。ゆっくりとだが着実に滅びに向かっている中、とある少女の話が一人の青年のところに舞い込む。その少女、カヨは両親を徒花病で亡くしたにも関わらず、徒花病に罹患することなくにいまも生きていると。その話を聞いた青年はカヨに会いに行くが、それがあらぬ誤解を招き、カヨは命を狙われることとなった。青年はカヨを連れて逃げる。東京を目指して。自らも病に冒された青年は果たしてカヨを守り抜くことができるのか——?
  • 恋人と一悶着あってから、転生したRPGの世界。勇者のお供をしつつ、セクシーな踊り子として、懲りずにはっちゃけようとしたのだけど、前世の恋人の執念によって体に異変が・・・?

    前世のしっぺ返しで、自業自得な立場になりながら、体を狙われるのに意地になって抗う主人公総受けの物語。
    果たして、一章ごとに、呪われし体の踊り子は挑んでくるヤツらを突っぱねられるか?

    前回の流れを受けての、まさかの主人公の出方に、勇者との関係が大きく揺らぐ第五段。
    今回は勇者視点メインの話と閑話休題、最終決戦に向けておさらいです。
    転生ものながら、ばりばりアダルトなBL小説の5巻になります。R18。

R-18 ADULT ONLY成人向けの内容が含まれる書籍が 453 件あります。

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