『文芸・小説、「東方Project」シリーズ、著者センター』の電子書籍一覧
1 ~16件目/全16件
-
気怠い夏/正体不明の感情/嫉妬と夢と百合
秘封倶楽部。それは、オカルトマニアの女子・宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの二人が境界を暴くために作られたサークル――だった。しかし、周囲との関係を経て彼女と彼女の思いの先は、少しづつ捻じ曲がっていく。
気怠い真夏の日々の中で生まれ、育ってしまったものは、一体何なのか。
新書/100P相当装画:みなみきずな -
2021年度の国内本格ミステリを、メリーと蓮子がメッタ斬り!
「今月の秘封倶楽部定例会議の議題は――」
「蓮子、『本格ミステリ・ベスト10』の投票作を決めるわよ!」
米澤穂信『黒牢城』、今村昌弘『兇人邸の殺人』、阿津川辰海『蒼海館の殺人』、紙城境介『僕が答える君の謎解き』、方丈貴恵『孤島の来訪者』、潮谷験『時空犯』、伊吹亜門『幻月と探偵』、青山文平『泳ぐ者』、榊林銘『あと十五秒で死ぬ』、桃野雑派『老虎残夢』……2021年度の本格ミステリの話題作について、蓮子とメリーがだらだら語ります。 -
秘封倶楽部の在り方を見つめ直す短編集「秘々封々」第三弾。
異なる色彩を帯びた物語を五編収録。
遍在する秘封倶楽部は、様々な彩りに触れ、何色に染まる?
『色彩を失った古都』
平和な京都の街に突如、怪現象が襲いかかる。
視界から色が消えるという異常事態に、人々は戸惑い、恐怖する。
メリーもまた、恐れ、震えていた。
自らの視界は、正常だったから。
『Silent Blue』
阿求から渡された、未解決資料。
それは、未来に秘封倶楽部が存在するという証拠だった。
真実を知るために、菫子は八雲紫と対峙する。
『Maedchen(寄稿:はわ男)』
進路で悩むメリーのもとに、外見が酷似している妖怪、八雲紫が現れる。
「あなたは特別よ」と囁く紫に対し、メリーは想いを寄せていくが……。
『怪談、或いは私の妖怪退治譚』
宴会の席。無茶振りされた菫子は、ある体験談を披露する。
しかしそれは、彼女にとって不都合な事実を浮かび上がらせて。
『色を喪った私』
メリーと離別してから五年。
社会人となった蓮子は、仕事のために京都に赴く。
今までずっと避けてきた古都は、酷く色褪せて見えて。
そんな彼女の前に、鮮やかな色を纏ったメリーの幻覚が現れる。 -
秘封倶楽部(ひみつをあばくもの)、宇佐見菫子(ひみつといきるもの)
時は二〇一五年秋。深秘異変が無事に解決され、はや数ヶ月。
夢幻病を発病して以来、菫子にとっての日常とは、代わり映えしない退屈なものから、スリルで刺激的な幻想郷ライフへと様変わりしていた。
そこで彼女は、多彩な少女達と出逢い、様々な経験を通じ、人間として成長していく。
いつからか、この楽しい日々はずっと続くのだと、菫子は無邪気に信じていた。
一方外の世界では、根も葉もないはずのオカルト話が流行りだし、それに呼応するかのように、謎の連続失踪事件が発生する。
やがて事態は、彼女の予期せぬ方向へと進行していき……。
夢と現で生きる菫子が、秘封倶楽部である菫子が、その先で抱く想いとは。 -
きっと彼女は、永遠に少女のままなのだ
命蓮寺に流れた油嘗め妖怪の噂を探る「不明少女のうわさごと」彼女の空想少女性を考える「永久少女は甘味とともに」など短編・掌編7編を収録
幾人かの視点から古明地こいしの交友関係を探る短編集です
-
無限の「分からない」を積み上げながら、それでも私達は言葉を交わす――
彼女自身の曖昧性から古明地こいしの輪郭を探る「不確定性妖怪少女」、フランドールとレミリアの歪で甘くほろ苦い関係性を描いた「ビタースイートマイシスター」など、掌編から中編まで14編を収録
相互理解不能性をテーマに、それでも語らい続けることを止めない彼女たちを描いた短編集です
再録短編集 224p
本文:サク_ウマ 表紙絵:くろはすみ
-
こいしちゃんには無限の可能性がある
彼女の真の姿を探る「妖怪少女の幻影」フランドールの幸福を考える「少女幸福論」ほか短編・掌編11編を収録
フランドール・スカーレット、古明地さとりの二人との関係から、古明地こいしの輪郭を探る短編集です
再録小説短編集 132p 書き下ろしはありません。ご了承をば。 -
そして、彼女はいったのだ。「――その、メリーっていうのは、誰なんだ?」
いつものように、レンコがサナトリウムで目を覚ますと、友人、メリーの存在がどこからも消えてしまっていた。
誰もに尋ねるがメリーはいなくなったのではなく「そもそもそんな少女はいない」のだと口を揃える少女たち。
一体メリーはどこへ行ってしまったのか。謎を解き明かすにつれ、サナトリウムに隠された謎が明らかになっていく――。
不思議な舞台で起こる、幻想少女たちのささやかな戯曲。
B6/62P相当
装画:べにしゃけ(poprication) -
幻想少女たちの今までの軌跡と、これからの行く先。
ロマンチックメロウ(みなみきずな)が2009-2017年に頒布した東方Projectの百合小説を再録し、書き下ろし2篇を加えた総集編1冊目。親友の少女が亡霊に至ったあと、大妖怪八雲紫が見る世界の「ちるさくら のこるさくらも ちるさくら」、東風谷早苗が神とともに幻想に至るまでの、もしもの話の「ねがいぼしのわすれもの」、霊夢と魔理沙の恋の行方を解釈した「君を砕く最果ての星」、幻想少女たちがおいしいごはんを食べるだけの「幻想と君のしあわせごはん」の全4作品+新規書き下ろし2篇を収録。収録作:「巡る赤の世界(書き下ろし)」「ちるさくら のこるさくらも ちるさくら」(ゆかゆゆ)「ねがいぼしのわすれもの」(守谷一家中心)「君を砕く最果ての星」(れいまり)「幻想と君のしあわせごはん」(れいまり・ゆかゆゆ)「辿る紫の世界(書き下ろし)」B6/232ページ相当装画:もちぬ(あけのからす) -
『魔法が使えなくなった魔法使い』霧雨魔理沙。
幻想郷に住まう人間たち、そして自身のルーツと魔法を巡る感情を探す、ちょっとしたおはなし。
夢の中に置き去られた、霧雨魔理沙の魔法。
魔法使いとは何か。魔法とは何か。
なぜ、星の魔法なのか。
……なぜ、恋の魔法なのか。
霧雨魔理沙と、彼女が幼少期から慣れ親しむ『彼』を巡る物語。
文庫/236P相当
装画:水炊き(みずたたき) -
秘封倶楽部であり、秘封倶楽部ではない彼女のもしもの話。
宇佐見菫子、中学3年生。
彼女が高校生になる前に見つけてしまった、後ろめたい欲求。それは、普段清廉潔白なはずの教師が見つめていた、奇妙な映像の正体を曝くことだった。映像に映った2人の少女。
彼女たちの存在と関係を見つめ、菫子は何を思うのか--。
新書/120P相当
装画:もちぬ(あけのからす) -
おいしいごはんは、すきですか? 秘封倶楽部、そして幻想郷に住まう少女たち。そんな彼女たちのごはんの時間を覗き見る、連作短編集。
食の色々な側面に焦点をあてた、幸せな風景。
朝・昼・夜。今日はどんなごはんをたべるのか。
それは、読んでのお楽しみ。
蓮子&メリーを中心に、霊夢&魔理沙、紫&幽々子の短編で、あなたにしあわせなご飯との時間をお届けします。
新書/108P相当
装画:もちぬ(あけのからす) -
博麗霊夢を取り巻く、豊かで穏やかな日常
美味しいご飯と博麗霊夢と周りの人妖たちの穏やかな日常。――でも、そこには何か大切なものが欠けていて……。
-
東方プロジェクトの二次創作小説。十六夜咲夜の美味しいレシピと紅魔館の面々との豊かな日々を4章構成でお送りします。
-
【東方Project二次創作小説】「都市の化石」と「都市の夢」。ふたつの東京を行き来する、秘封倶楽部の幻想科学物語。
メリーは蓮子とともに、禁じられた東京23区の跡地へと進入する。
そこは千年前、大規模な境界災害によりすべてが消失したはずの場所。
しかしいま、そこには広大な「都市の化石」が出現しているという――。
時を同じくして、メリーはまた奇妙な夢を視てしまい、蓮子に内容を語る。
夢で訪れた世界は、科学と現実に満ち溢れた、2015年の東京。
そしてそこで出会った少女は、泣く子も黙る本物の超能力者だった――。
「都市の化石」と「都市の夢」。
ふたつの東京を行き来する、秘封倶楽部の幻想科学物語。 -
秘封倶楽部にまつわる世にも奇妙な物語(3話)
『特異点の憂鬱』
宇佐見蓮子は非常に優秀な学生だが孤独だ。少なくとも周囲はそう思い、距離を取っていた。しかし、中にはそれを放っておかない人物もいて……。
『月の幼鳥、件の夢 前編』
宇佐見蓮子は実家に帰省した。それは久方ぶりに会う家族との団らんのため……ではなく、とある過去の思い出との邂逅のためだった。
『月の幼鳥、件の夢 後編』
禁忌へと触れたその記憶は想像を絶する未知との遭遇でもあった。蓮子はそこで忘却した記憶が形成するものを知る。
※本作品は上海アリス幻樂団様原作のゲーム『東方プロジェクト』シリーズの二次創作です。また、本作には原作未登場の人物や設定が登場します。
あと、ちゅっちゅナシです。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。