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『文芸・小説、雑誌』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全307件

  • 49歳の誕生日に初めて買ったMacからすべては始まった。小さな自前のメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』は、ベストセラーを生み、イベントを成功させ、「すぐそこにある幸せ」を伝える、1日100万アクセスの超人気ホームページになった。新しい「仕事」のかたちを探る『ほぼ日』の、試行錯誤と成長のドラマ。新章を加筆!

    ●どうしてこんなことをはじめたのか?
    ●クリエイターの「まかないめし」を提供してもらおう
    ●実力以下に評価されているものを拾い出す
    ●「いま仕事が流行っている」
    ●独自のバリューをつくり続ける
    ●『ほぼ日』は伸び伸びしているか
    ●オリジナルTシャツに涙する
    ●『ほぼ日』幼年期の終わり
    ●理想の組織を見つけたい
    ●すべてはコンテンツなのだ、という考え方
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】レトロでロマンスあふれる「大正時代」が舞台の小説 【新連載小説】中山七里「武闘刑事」 【連載小説】和田はつ子「汚名 伊東玄朴伝」/松嶋智左「遠楓ハルカの捜査日誌」/あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】レトロでロマンスあふれる「大正時代」が舞台の小説 【ブックガイド】それはたった十五年だが、かくも濃密な時代だった「端境期」ならではの光と影を味わえる物語 ●ロマン薫る大正ミステリ&ホラー/大正を駆けるエキサイティング・エンタメ/実在の人物から見る大正時代 【PHP文芸文庫の大正時代が舞台のおすすめ小説】 【高頭冴子シリーズ、最新作登場!】●中山七里 武闘刑事1 冴子の部下・郡山は隣人母娘との交流を深めていたが、ある事件が発生する。 【連載小説】●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝2 シーボルト事件で玄朴は罪を問われなかったが、義兄が獄死してしまう。 ●松嶋智左 遠楓ハルカの捜査日報 道頓堀で別れて(後編) 完璧なアリバイを持つ英響子が犯した致命的なミスと、事件の真相とは。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇8 石渡塾で勉強したいと願う和江を連れ戻そうとする男達がやって来た。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより8 恋とレモネード、その他(後編) マジカルランドに遊びにきた桂と水田はお弁当を食べながら他愛もない話をする。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 9 第二話 時の魔法(前編) 十月、休みが取れた卯佐美苑絵は、桜風堂を手伝うべく桜野町を訪れた。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生10 こんぺいとう(後編) 祖母の友人と話しながら、涼花は水泳教室の友達であるミチルのことを思う。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人21 第十八話 野外撮影会余聞 五色の小石荘で写真撮影が行われることになったのだが、そこに……。 【第七回 徒然草エッセイ大賞 大賞受賞作品】 【リレーエッセイ】●わたしのちょっと苦手なもの10 背筋 水中ステージ
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    コナンの推理がさえる!ニュースがわかる!

    『読売KODOMO新聞』にて大好評連載中の「ニュース探偵コナン」最新刊!コナンと一緒に難事件を解決して時事問題を学ぼう。今回は、読み応えのある漫画を3本収録。

    1.タワーマンションの屋上に建てられた最新風力発電機が、ある犯罪組織によって破壊の危機に!?
    2.小さな農家が大事に品種改良して育ててきたイチゴの苗が、盗難に!?
    3.亡くなった大金持ちの遺産は金庫に。中には希少な何かが隠されていた!?

    巻頭、巻末には、ストーリーに関連したニュースワードの解説記事が付いているよ!

    (底本 2024年4月発売作品)
  • ◆新連載
    ・寺地はるな「リボンちゃん」
    幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……

    [はじまりのことば]
    「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです

    ◆PICK UP
    ・宮島未奈「婚活マエストロ」
    祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉

    ・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」
    大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……

    ◆最終回
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!

    ・矢月秀作「桜虎の道」
    託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結

    ◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート
    ・白井智之「ブラックミラー」
    あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……

    ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」
    有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか

    ◆読みきり
    ・コウイチ「金曜日のミッドナイト」
    テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい

    ◆ロングインタビュー
    作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世
    ・千葉ともこ
    闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!

    ◆book trek
    ・外山薫『君の背中に見た夢は』

    ・金子玲介『死んだ山田と教室』

    ・逢崎遊『正しき地図の裏側より』

    ◆グラビア&エッセイ
    ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」
    「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行

    ◆レビュー
    ・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」

    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界

    ◆連載小説
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……

    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――

    ・伊岡瞬「追跡」
    人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
    シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた

    ◆対談
    ・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」
    互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談

    ◆エッセイ
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第21回]とんこつ遺伝子
    [第22回]羊肉期の終り

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
  • ■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。/【目次】【読切特集「駅× 旅」】〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ/〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう/〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ/〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――/行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次/【新連載】フルハウス 第1回 堂場瞬一●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕/【小説・連載】明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!/青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……/きみのかたち 第11回 坂木 司●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……/粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 最終回 高田大介●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――/不等辺五角形 第2回 貫井徳郎●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は/【小説・読切】“たかが”とはなんだ“たかが”とは 赤野工作●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――/暮林紅子の誤算 東川篤哉●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――/【コミック】第6回 鵺の記録 熊倉 献●ここに、私が出会った愛しい“鵺”たちとの日々を綴る/【受賞作決定!】創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞候補作決定! 第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子/装幀の森 第11回 柳川貴代/翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代/乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その3 艋舺謀殺事件 戸川安宣/ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊/読書日記 澤田瞳子/【INTERVIEW 期待の新人】白川尚史/真門浩平/【INTERVIEW 注目の新刊】『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】デビュー20周年 目が離せない! 神永学の作品世界 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】デビュー20周年 目が離せない! 神永学の作品世界 インタビュー 神永学 満足せず、新しいチャレンジを続けていきたい 【ブックガイド】自費出版から累計一〇〇〇万部著者へホラーミステリーの巨人が歩んだ二十年……内田剛 ●自費出版から生まれた「心霊探偵八雲」/怪盗探偵山猫、浮雲心霊奇譚……魅力あふれるシリーズ作/ストーリーに妙技が光る、単独作品/心躍る! 二十周年の刊行予定作 【待望の新連載】●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝1 苦難の末、江戸に初めて種痘所を開いた医師の激動の生涯を描く歴史長編。 【連載小説】●松嶋智左 遠楓ハルカの捜査日報 道頓堀で別れて(中編) 夫を亡くした女優・英響子のもとを、大阪府警の遠楓ハルカが訪れた。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇7 殺された二人の男には共通点があった。二つの殺しは繋がっているのか。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより7 恋とレモネード、その他(前編) 水田と頻繁に会うようになった桂は、だんだんと彼に好意を抱くようになる。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 8 第一話 秋の旅人(後編) 透の学校にきた不思議な転校生。その弟が川に落ちたのを透が助けることに。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生9 こんぺいとう(前編) 小学生の涼花は社会の宿題のため、祖母と一緒に祖母の友達に会いにいくことに。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人20 第十七話 鉄路の軋轢 茂は母・士子の命で写真師の下岡蓮杖に会うため天人らと下田に向かう。 【インタビュー】●推し本、語ります6 上田航平 怒ることは馬鹿げてる!? 【リレーエッセイ】●わたしのちょっと苦手なもの9 夕木春央 不確定な何事かを待つこと
  • 特集
    エッセイを読む愉しみ

    小説や詩でもなく、ノンフィクション作品とはまた異なるエッセイや「随筆」と呼ばれる文章。
    ジャンルも多彩で、書き手の日常や心情を書いたものから、世相、文化、歴史、サイエンス、スポーツなど……。毎日、どこかで目にし、読み、知らないうちにわれわれの思いや考えに沁み込んでいるような気がします。
    今号ではそんなエッセイとの新しい出合いを提唱します。

    Part1 今、エッセイとは何か?
    開高健の原点
    酒井順子 清少納言の随筆気質
    永江 朗 昭和軽薄体とその末裔
    友清 哲 なぜ人はエッセイを書きたいと思うのか?
    宮崎智之 一から一への文学――エッセイが時代に花ひらく

    Part2 リアルエッセイ
    角幡唯介 サンタがいなくなった日
    佐藤 佳 感染症のナラティブ――新型コロナパンデミックはなぜ省みられないのか
    橋本幸士 「学習物理学」って何?
    岡内大三 香川にモスクができてから
    みうらじゅん 超エッセイ論 エッセイはもうひとりの自分が書く

    Part3 エッセイの現在地
    林 望 随筆、この独特の世界
    磯部 涼 ラップは不良のエッセイか?
    矢倉喬士 アメリカ「暗黒の時代」のエッセイ
    岩崎義則 エッセイ大名・松浦静山と『甲子夜話』の世界
    kotobaはこんなエッセイを読んできた
    仲俣暁生 物想うゆえに我あり――現代エッセイの名手たち

    【対談】
    玄侑宗久×福岡伸一 互いに支えあう関係性こそが万物を創る源である

    【インタビュー】
    篠原 信 社会とはアップデートされるもの。哲学者や思想家はそれを目指してきた人

    連載
    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    石戸 諭 21世紀のノンフィクション論
    大野和基 未来を見る人
    木村草太 幸福の憲法学
    嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。
    鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機
    赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 社会学で考える猫と人の関係
    阿川佐和子 吾も老の花
    木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
    小松由佳 人間がいない土地
    おほしんたろう おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー 布施琳太郎 『ラブレターの書き方』
    マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
    大村次郷 悠久のコトバ
    吉川浩満 問う人
    町山智浩 映画の台詞
  • ◆PICK UP
    ・小田雅久仁「夢魔と少女〈前篇〉」

    ・宮島未奈「婚活マエストロ」 第2話

    ◆別冊文藝春秋賞 受賞作掲載
    ・秋谷りんこ「ナースの卯月に視えるもの」
    note主催の日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を射止めた連作短篇の第1話、2話をお届け。審査員・新川帆立さんも絶賛の“泣けるミステリー”をお楽しみ下さい

    ◆ロングインタビュー
    ・モモコグミカンパニー

    作家の書き出し Vol.29
    ・森見登美彦

    ◆book trek
    ・佐野徹夜『透明になれなかった僕たちのために』

    ・中村あき『好きです、死んでください』

    ◆連載小説
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」

    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」

    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」

    ・伊岡瞬「追跡」

    ・矢月秀作「桜虎の道」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆エッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・ロングコートダディ・堂前透「俺はシロガネーゼ。君は?」

    ・前川ほまれ「一緒に映画を観たい人」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    第19回 トラウマバーベキュー
    第20回 牛丼官兵衛

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    第5回 洋菓子店のキッシュで幸福感に包まれて

    ・三宅香帆「三宅香帆の『フェチ小説が読みたい!』」
    第1回 綿矢りさの“アパレル小説”

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    第10回 援助と開発経済 ~どうすれば貧しい国は発展するか
    第11回 源氏物語と平安貴族の時代
  • ■今号より『紙魚の手帖』がリニューアル! 人気イラストレーター・飯田研人による新カバー。鮮やかな色で彩られた、唯一無二の不思議な世界を描き下ろし。■錯綜する証言、圧巻の心理劇! 貫井徳郎、待望の新連載『不等辺五角形』。■伊吹亜門、今村昌弘、北山猛邦、白井智之が贈る、最新ミステリ短編。■サマンサ・ミルズ、2023年ヒューゴー賞受賞作「ラビット・テスト」掲載。■創立70周年記念企画、連載エッセイ「わたしと東京創元社」ほか。/【目次】【新連載】不等辺五角形 第1回 貫井徳郎●避暑地の別荘で起きた一件の殺人事件。証言から浮かびあがる事件の全貌は──長編新連載/【小説・連載】明治殺人法廷 第8回 芦辺 拓●絶対的不利にも負けず、次々と証拠を繰り出す弁護人・迫丸。白熱する法廷でついに明かされる衝撃の事実とは──/きみのかたち 第10回 坂木 司●子供の頃からよく知っている「いいひと」を本当に信用していいの? 大地とイリコの意見はすれ違い……/名探偵の有害性 最終回 桜庭一樹●かつて、わたしたちは名探偵とその助手だった。いま、あの日々の終焉と同じように、それぞれの道へ向かう/特撮なんて見ない 最終回 澤村伊智●星崎神楽によって告発された撮影妨害事件の犯人は、動機を語り始めるが……。衝撃の最終回!/粒と棘 第3話 手紙 新野剛志●GHQで手紙を検閲する男の元にまわってきた一通の手紙には懐かしい名前が書かれていた──終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 第8回 高田大介●聖誕祭近づく冬の日。祖父の遺品を巡る記憶の旅は終盤を迎え、ジャンゴは新たな問題にジャーナリストとして立ち向かう/【小説・読切】仇討禁止令 伊吹亜門●仇討禁止令への太政官からの反発に頭を悩ませる江藤に師光が語るのは、一寸変わった仇討の話/とある日常の謎について 今村昌弘●商店街の古いビルが高額で売れた──喫茶店を営む久夫は、いきつけの飲み屋で奇妙な話を聞かされる/藤色の鶴 北山猛邦●3つの時代で起きた消失事件の周辺には、「藤原」という少女の姿があった──千年の時を越える祈りの物語/眼球は水の中 白井智之●「盲目のミロ」が殺された──両の眼球を抉り抜かれて。鬼才が放つ、端然たるフーダニット/ラビット・テスト サマンサ・ミルズ 渡辺庸子 訳●ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・スタージョン記念賞受賞の衝撃作。女性の身体の決定権をめぐる三千年以上に及ぶ闘い/【コミック】第5回 煩悩と甘味 熊倉 献●お菓子作りが得意な彼女のことを、実はよく知らないのかもしれない。例えば煩悩が本当に108 個あったりして……/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 笠井 潔、北村 薫、田口俊樹、辻 真先、エドワード・ケアリー/【特別企画】米澤穂信による学園ミステリ〈小市民〉シリーズ TVアニメ化決定!/舞台 『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』のお知らせ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その五 きらきら光る石 山崎佳代子/装幀の森 第10回 柳川貴代/翻訳のはなし 第13回 晴遊雪翻と妄想めいた野望の日々 高橋恭美子/乱視読者の読んだり見たり 第10回 本当のような話 若島 正/ホームズ書録 贋コナン・ドイルの正体見たり! 北原尚彦/【COLUMN】ごほうびごはん*牛ほほ肉のワイン煮込み 藤ノ木 優/行かない旅の栞*「点」の旅、204号室 三崎亜記/読書日記 岩下悠子/【INTERVIEW 期待の新人】坪田侑也/松樹 凛/【INTERVIEW 注目の新刊】『四重奏』 逸木 裕/『地雷グリコ』 青崎有吾/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ] 宇田川拓也/[翻訳ミステリ] 村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 【特集】帚木蓬生『香子』刊行開始記念! 小説で読み解く紫式部と「源氏物語」 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】帚木蓬生『香子』刊行開始記念! 小説で読み解く紫式部と「源氏物語」 インタビュー 帚木蓬生 なぜこの作品は千年もの間、読み継がれたのか 【ブックガイド】大胆な解釈、脇役への着目、作者自身に迫る…… 千年の時を越えた傑作から生まれた、新たな物語の数々……末國善己 ●平安の天才・紫式部の人物像に迫る/藤原道長、和泉式部……同時代を生きた人物を主役に/アレンジから生まれる斬新な作品 【衝撃の最終回】●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった(終) それは彼女が逃げ切れなかったから(後編) 孝美の実家で発見された遺体から、古都乃は恐ろしい真相に思い至る。 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇5 石渡塾の新入生・和江の様子がおかしい。おいちが聞き合せてみると……。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより5 プウンドケーキ(前編) 夏休み、道枝くんと出掛けた冬真は小学生のあかりちゃんと偶然出会うが。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 6 第一話 秋の旅人(中編) 台風の接近で帰宅できなくなった透たちは中学校の図書館で過ごすことに。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生7 スーツ(前編) カナダでカフェを営む沙智は、母・正子を偲ぶ会について連絡を受け取る。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人18 第十五話 再変、発火 茂は、近衛篤麿にすすめられ、学習院中等科に編入することを決める。 ●宮部みゆき きたきた捕物帖48 気の毒ばたらき その十四 北一が長命湯に行くと、火事場泥棒の指南役の男が身を縮めて座っていた。 【話題の著者に聞く】●宮本昌孝『松籟邸の隣人(一)』 大磯の地を愛する少年の成長譚を明治を舞台に描きたかった ●小川哲『君が手にするはずだった黄金について』 小説家がダイレクトに小説について考えた小説です ●今村昌弘『でぃすぺる』 子どもが論理を駆使して「何か」に立ち向かう物語 【インタビュー】推し本、語ります4 ●岩谷翔吾(THE RAMPAGE) 真っ直ぐな涙を久々に流した作品
  • 特集
    ネコとヒト

    「人生の悲惨から逃れる方法が2つある、音楽とネコだ」と言ったのはシュバイツァーです。
    ネコは神話に登場し、芸術家にインスピレーションを与え、人びとを癒やし、SNSのスターにもなれば、ときには嫌われ者として動物と社会の問題も提起してきました。
    そんなネコと人の関わりを当世のネコ事情、また文化やサイエンスの面から捉え、「存在の耐えられない可愛さ」だけでは語れないネコの姿を特集します。

    Part1 当世、ネコが好きという事情
    岩合光昭 誰も知らない行動と魔力を見た動物写真家の「ネコ写真」
    カレー沢薫 「新しい戦前」の今、人はなぜネコを飼うのか
    山田三毛猫 焼き芋を売る猫
    熊谷あづさ ルポ 猫本だけの本屋さんめぐり
    加藤ジャンプ 猫エッセイ(1) ネコと酒

    Part2 ミームとしてのネコ

    野崎 歓 文学は猫たちのために
    藤田直哉 ジブリのファンタジーに誘うネコの正体
    吉門 裕 ネコみれば、千々にものこそ狂おしく――平安時代のネコとヒト
    志村真幸 愛猫の名付け方――南方熊楠と牧野富太郎
    布施英利 美術のモチーフとして、また生物として批評家の心をくすぐる猫
    加藤ジャンプ 猫エッセイ(2) ネコが嫌いな人たち

    Part3 ネコとヒトの心のサイエンス

    高木佐保 ネコはヒトの何を見ているのか ※「高」は梯子高
    赤川 学 猫社会学とはなにか ロス体験で感じた猫をめぐる社会問題の重要性
    柳田理科雄 猫と物理学
    仲俣暁生 猫カルチャーマップ

    【対談】ドリアン助川×玄侑宗久 「世界」の見方が変わる! 動物と哲学と物語の「間柄」
    酒井邦嘉×羽生善治 生成AIは人を、頭脳を、思考をどう変えるのか

    【ルポルタージュ】
    木村元彦 沖縄ヘイトニュースの真実(後編)

    連載
    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    石戸 諭 21 世紀のノンフィクション論
    大野和基 未来を見る人
    木村草太 幸福の憲法学
    吉田太郎 シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す
    嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。
    山口二郎 日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪
    橋本幸士 物理学者のすごい日常
    阿川佐和子 吾も老の花
    高橋秀実 ことばの番人
    木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
    小松由佳 人間がいない土地
    おほしんたろう おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー 信田さよ子『家族と厄災』
    マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
    大村次郷 悠久のコトバ
    吉川浩満 問う人
    町山智浩 映画の台詞
  • ◆新連載◆
    ・宮島未奈「婚活マエストロ」
    マンションの大家に誘われて、婚活パーティに参加することになった猪名川健人。そこに現れたのは、妙に律儀な社長と、司会として生真面目にマイクを握る“婚活マエストロ”鏡原奈緒子だった

    ◆最終回◆
    ・今村翔吾「海を破る者」
    ・岩井圭也「われは熊楠」

    ◆読みきり◆
    ・荒木あかね「壊すのは簡単」
    ・コウイチ「9月の日記」

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.28
    ・西加奈子
    私は私の身体で生きていく――。“女であること”から解放される8つの物語

    ◆book trek◆
    ・やがみ『僕の殺人計画』
    ・白川尚史『ファラオの密室』

    ◆レビュー◆
    ・秋山寛貴(ハナコ)「ところで、好きな本はなんですか?」
    ・いいだ(ゲームさんぽ)「ところで、好きな本はなんですか?」
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第9回]中央ユーラシアから見る歴史

    ◆エッセイ◆
    ・ハイツ友の会・清水香奈芽「笑けるパターン」
    ・みな姉「『あいの里』の60歳・みな姉が綴る人生哲学」
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第16回]牧歌的うどん店
    [第17回]続・牧歌的うどん店 かき氷・おばあちゃん・パンクス
    [第18回]千切りキャベツの成長譚
    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第4回]オーストラリアの湖のほとりに現れた一晩限りのレストラン

    ◆連載小説◆
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    ・伊岡瞬「追跡」
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ・矢月秀作「桜虎の道」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • 秋永真琴、織守きょうや、越谷オサム、西條奈加、千早茜、深緑野分の豪華執筆陣で贈る、読切特集「料理をつくる人」。フレッド・ヴァルガス、短編掲載ほか。/【目次】【特集 「料理をつくる人」】向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●〈お蔦さん〉シリーズ最新作/白い食卓 千早 茜●水族館で出会った女の提案/メインディッシュを悪魔に 深緑野分●悪魔を満足させる至高の料理/冷蔵庫で待ってる 秋永真琴●とっておきの食器に盛り付けた手料理/対岸の恋 織守きょうや●姉の結婚の日、弟が取った行動は?/夏のキッチン 越谷オサム●カレー作りに一人で挑戦する少年/【小説】明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ/名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹●20年ぶりに再会した探偵と元助手/特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智●映画撮影を描く青春ミステリ/粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志●終戦まもない東京を活写する連作/記憶の対位法 第7回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/ディオニソス計画 宮内悠介●1968年、二重密室殺人の謎/クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ/【コミック】倍々の冒険 熊倉 献●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回/【特別企画】〈日本推理作家協会賞・翻訳部門〉 応援メッセージ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子/装幀の森 第9回 柳川貴代/翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美/乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣/ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき/私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法/【INTERVIEW 期待の新人】麻宮 好/【INTERVIEW 注目の新刊】『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと/『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏/『夜明けのはざま』 町田そのこ/【訃報】追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】新刊発売記念! 作家・今村翔吾の軌跡と未来 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】新刊『戦国武将伝 東日本編/西日本編』発売記念! 作家・今村翔吾の軌跡 【ブックガイド】「羽州ぼろ鳶組」シリーズから『塞王の楯』、『戦国武将伝』まで 歴史・時代小説の新旗手による・骨太・な作品たち……細谷正充 ●老若男女の心を掴んで離さない熱い作品/テクニックと迫力ある筆致で人間の魅力を描き切る/今村翔吾でしか書けない斬新な物語を読みたい人に/小説以外で「歴史小説」の世界を楽しむ 【特別寄稿】今村翔吾 『戦国武将伝 東日本編/西日本編』について 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇4 六間堀で見つかった男の死体について、新吉はひっかかりを覚えていた。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより4 木曜日のサンデー(後編) アプリで知り合った水田と食事に行った桂は、その席で飲みすぎてしまう。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 5 第一話 秋の旅人 ある秋の台風の日、透のクラスに転校生として、長い髪の少女が現れた。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生6 うちわ(後編) 希実は、「ミラクルズ」のライブで出会った高村さんの家に泊まることに。 ●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった9 それは彼女が逃げ切れなかったから(前編) 古都乃はほたるから、亡くなった旧友である孝美の実家が放火されたと聞く。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人17 第十四話 結の人(後編) 天人は米国のグラント将軍から、日米の和平に尽力するよう申し渡される。 ●宮部みゆき きたきた捕物帖47 気の毒ばたらき その十三 おたまがお染に、やめる時にはお金を包むと言っていたのを知った北一は。 【インタビュー】推し本、語ります3 ●河村拓哉(QuizKnock) 法律のおもしろさを体感できるミステリー!
  • ◆新連載◆
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    かつて経済の中心には「米」があり、それは「証券」や「先物」に姿を変え、金融派生取引(デリバティブ)を発生させた。「金融市場(マーケット)」の誕生である――。
    大坂堂島に実在した「米市場」を舞台に商人vs幕府の闘いを描く一大エンターテインメント!

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    ある日突然姿を消した恋人。彼女は自分の意志で消えたのか。それとも……。最悪の事態に怯えながら、残された青吾は手掛かりを求めて動き出す。
    愛を問う、大人のための恋愛小説。

    ◆読みきり◆
    ・斜線堂有紀「妻貝朋希を誰も知らない」
    ・結城真一郎「大代行時代」
    ・荒木あかね「置き去りイヤリング」
    ・コウイチ「マサルの冷たい部屋」

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.27
    ・青山美智子

    ◆book trek◆
    ・多崎礼『レーエンデ国物語』
    ・ラランド・ニシダ『不器用で』

    ◆エッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    ・今井真実「ひとりでまんぷく」

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」

    ◆連載小説◆
    ・岩井圭也「われは熊楠」
    ・伊岡瞬「追跡」
    ・矢月秀作「桜虎の道」
    ・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」[最終回]
    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ・今村翔吾「海を破る者」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • 第33回鮎川哲也賞&第1回創元ミステリ短編賞選評掲載。新野剛志、連作ミステリ連載スタート。今村昌弘による、〈明智恭介〉シリーズ最新短編ほか。/【目次】【受賞作決定!】第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信/【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】嘘つきたちへ 小倉千明●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す……/朝からブルマンの男 水見はがね●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か?/【新連載】粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作/【〈明智恭介〉シリーズ最新作!】泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って……/【小説】明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開く――/きみのかたち 第9回 坂木 司●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで……/名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ている――/記憶の対位法 第6回 高田大介●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が……/※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません/※澤村伊智「特撮なんて見ない」は休載です/【コミック】第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで……/【特別企画】日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー/【ESSAY】私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子/装幀の森 第8回 柳川貴代/翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文/ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦/※若島 正「乱視読者の読んだり見たり」は休載です/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣/ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也/私の必需品*古本あれこれ 柳川 一/【INTERVIEW 期待の新人】岡本好貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人/『でぃすぺる』 今村昌弘/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 特集
    萌える言語学
    言語学への関心が高まっています。その背景を見ると、戦争、紛争が終わらない状況での異言語、異文化とのコミュニケーション、ChatGPTなどの生成AIによる言葉の変化……といった問題に言語学が答えてくれそうだと期待しているのかもしれません。
    認知科学、心理学、文学、語学などとのコラボレーションによってさまざまな「言葉の姿」とその機能が立ち現れてきている今、言語学と言葉の最新型に迫ります。

    Part1 言語学とは何か?
    ゆる言語学ラジオ kotoba編
    伊藤雄馬/安楽椅子から森へ――フィールド言語学の可能性
    黒島規史/言語学者の日常はコトバのことばかり
    今井むつみ・秋田喜美/ベストセラー『言語の本質』著者インタビュー 人はなぜ言語の本質を知りたくなるのか?

    Part2 言語学の世界、さまざまな愉しみ
    川原繁人/日本語ラップは言語芸術だ!――韻における母音、子音、音節構造の役割
    柳原伸洋/萌やせ! ドイツ語
    釘貫 亨/失われた音声を復元する――藤原定家、契沖、宣長の感受性
    奥山景布子/「言語」で読み解く「源氏物語」――山口仲美の著作に学ぶ
    水野太貴/方言、この身近でかつ遠い存在、あるいは名古屋弁の複雑性

    Part3 言語学が見ている世界と未来
    酒井邦嘉/生成AIによって人間は何を失うのか
    窪田悠介/AI研究と対峙する言語学
    中野智宏/言語をつくる≒世界をつくる
    池田紅玉/言語学者のインターナショナル子育て孫育て
    水野太貴・ことラボ りょ/言葉とは何か?を教えてくれる本たち

    【対談】
    山下裕二×井浦 新/現地で見てこそ! 日本美術の真価を知る旅へ
    【ルポルタージュ】
    木村元彦/沖縄ヘイトニュースの真実(前編)
    【第21回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表】
    青島 顕 『МОСТ「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』

    連載
    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    石戸 諭/21世紀のノンフィクション論
    宇都宮徹壱/Jリーグ清算 ~前チェアマンが語る危機の真相~
    木村草太/幸福の憲法学
    吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す
    嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    阿川佐和子/吾も老の花
    高橋秀実/ことばの番人
    木村英昭/月報を読む 世界における原発の現在
    小松由佳/人間がいない土地
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー/小林武彦 『なぜヒトだけが老いるのか』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    吉川浩満/問う人
    町山智浩/映画の台詞
  • 現役医師であり、大学学長である高等教育界の若きリーダーが、医師と教育者、両方の視点から、日々感じていることを縦横無尽に綴る。

    現役医師として診察や手術にも向き合いながら、42歳という若さで岐阜の朝日大学学長に就任し、その知名度を急上昇させた高等教育の若きリーダーが、医師として、教育者として、その両方の視点から、日々感じていることを綴る。地元・岐阜放送の統一地方選挙でのテレビ番組でのコメントのお話があるかと思うと、コロナ禍にあってワクチンの大学拠点接種を決断・実行したお話がある。母校・成蹊学園中学校の林間学校で中学生を相手に講義をするお話、東京五輪で聖火リレーを走ったお話など、話題が豊富で、読みだすと止まらない面白さを感じさせる。視点も論点も縦横無尽で、人生について深く考えさせられる味わいがつまっており、先行きがみえず不安がつのる多くの日本人に生きる知恵を与える1冊。
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】『心臓の王国』発売記念! 竹宮ゆゆこ作品の魅力に迫る 【新連載小説】あさのあつこ 【連載小説】瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】『心臓の王国』発売記念! 竹宮ゆゆこ作品の魅力に迫るインタビュー 竹宮ゆゆこ 細い細い針を読者の中にスーッと刺していく作品でありたい 【ブックガイド】『とらドラ!』から『砕け散るところを見せてあげる』『心臓の王国』まで読者に安易な予想を許さない、“胸熱”の作品たち……友清哲 ●令和の時代にも読みつがれる『とらドラ!』 ●大人の主人公たちが織りなす独特の世界線に刮目! ●最新作『心臓の王国』が新たなステージへの入口に!? 【待望の新連載、2本同時スタート】 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇1 子供ができて五月。おいちは以前同様、仕事と勉強に追われていたが……。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより1 オムレツあるいは(前編) 同級生の道枝くんには、難病を患う美しい妹がいるらしいのだが……。 【連載小説】●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 2 プロローグ 優しい怪異(中編) 桜風堂を訪れた作家・高岡源が語る、青春時代に体験した「怪異」とは。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生3 連絡帳(前編) 息子とその恋人が暮らす街を訪れた明代は、二人の行く末を気にかける。 ●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった6 ふたりは愛し合い切れなかった(後編) 殺人事件の容疑者の男は、なぜ古都乃と話したいと申し出ているのか。 ●小路幸也 すべての神様の十月(三)8 座敷童は大人になるのか 入院した父親に会いに実家に帰ると、お手伝いさんまでいなくなっていた? ●宮本昌孝 松籟邸の隣人14 第十二話 浮浪児と半玉(後編) 茂は大磯で療養中の陸奥宗光を訪ね、思いがけない事実を知ることになる。 ●宮部みゆき きたきた捕物帖44 気の毒ばたらき その十 北一と喜多次は、火事場泥棒の男達の正体を突き止めるべく動き始める。 【話題の著者に聞く】●新川帆立『縁切り上等!』 「結婚」について「離婚」から考えてみる ●水庭れん『うるうの朝顔』 ズレに折り合いをつけて生きていく物語にしたかった 【リレーエッセイ】●わたしのちょっと苦手なもの6 今野敏 豚肉
  • ◆新連載
    ・岩井圭也「われは熊楠」
    どれほど豊かな景色をその目に映していたのか? 博覧強記の超人・南方熊楠が焦がれ続けた世界の「秘密」と、狂おしき探究の日々を描いた新連載

    [はじまりのことば]
    自分が書かずして誰が書く――いつしかそう思い定めていた博物学者・南方熊楠の人生に、ついに挑む時がきた

    ・伊岡瞬「追跡」
    火災現場で発見された“父親とその息子夫婦”の遺体。しかし三人は赤の他人だった。彼らが家族を装った目的とは? 世界の不穏な真実を暴くノンストップサスペンス

    [はじまりのことば]
    幕開けから、自分でも不安になるほど全力疾走! これまでの中で最もエンターテインメント性に富んだ作品です

    ◆読みきり
    ・渡辺優「死に至らぬ病」

    ◆インタビュー
    作家の書き出し
    ・万城目学

    ◆book trek
    ・小田雅久仁『禍』

    ◆エッセイ
    ・須藤古都離「まだ存在しない人たちの声」

    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第13回]好き好き懐石
    [第14回]お伽の国の特級酒 あるいは毛糸玉の中のローマ

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第2回]妄想ホームステイ――ベルクワンダーランド

    ◆レビュー
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第7回]日本語と英語の不思議

    ◆連載小説
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」

    ・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」

    ・大前粟生「チワワ・シンドローム」《後篇》

    ・矢月秀作「桜虎の道」

    ・今村翔吾「海を破る者」

    ・高田大介「星見たちの密書 エディシオン・クリティーク」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • 特集
    メタバースはブルース・リーの夢を見るか?
    メタバース(仮想空間)に私たちが求めているものは何でしょう?
    たとえば映画。『マトリックス』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にも、描かれているのは過剰ともいえる身体性です。
    そこで思い出すのがブルース・リー。 2023年7月、没後50年を迎えるカンフースターです。
    大ブームとなった『燃えよドラゴン』が日本で公開されたのは1973年12月。そのとき、彼はこの世にいませんでした。あらかじめの不在の中、いわば仮想空間の中の身体性に、私たちは魅了されてきたのです。
    今号では「ブルース・リー=身体性」などをヒントに、メタバース理解の最前線に挑みます。

    ブルース・リー年表
    メタバース年表
    ブルース・リー名言集

    Part1 ブルース・リーがわかればメタバースがわかる
    野崎 歓/ブルース・リー、半裸身の「真実」
    島田雅彦/デッドスターに会えるメタバースの楽しみ

    Part2 我々はすでにメタバースの中にいる
    伊藤雄馬/失われた“匂い”を求めて――言語拡張空間としてのメタバース
    雨宮智浩/メタバースにおける身体
    藤井保文/メタバースとビジネス――企業はその空間を生きられるか
    木下美香/メタバースと医療

    Part3 なぜメタバースなのか? なぜ身体性なのか?
    布施英利/メタバースに「トイレ」を探せ!
    さやわか/『攻殻機動隊』の三つの空間
    須藤 靖/マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察

    【対談】
    五木寛之×寺島実郎/新・日本論――いま私たちは何を語るべきか
    東尾 修×工藤公康/負ける力と勝つ力

    連載
    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    石戸 諭/21世紀のノンフィクション論
    宇都宮徹壱/Jリーグ清算~前チェアマンが語る危機の真相~
    木村草太/幸福の憲法学
    吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す
    嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    高橋秀実/ことばの番人
    木村英昭/月報を読む 世界における原発の現在
    小松由佳/人間がいない土地
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー/石井洋二郎『東京大学の式辞 歴代総長の贈る言葉』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    吉川浩満/問う人
    町山智浩/映画の台詞
  • ◆新連載◆
    ・高田大介「星見たちの密書 エディシオン・クリティーク」
    二十歳の嵯峨野修理(さがのしゅり)をフランス郊外で出迎えたのは、ハーレーに乗った青年ギィ。ふたりは古地図を片手に、ルネッサンスの科学者たちが残した謎を解き明かす旅へ――。

    ◆読みきり◆
    ・荒木あかね「おむこさんは殺人鬼」
    麦野加奈は彼との結婚を決めたばかり。それなのにどこか浮かない顔なのは……。
    『此の世の果ての殺人』で第68回江戸川乱歩賞を史上最年少で射止めた新鋭のミステリーを読みきりでお届け!

    ◆中篇小説◆
    ・大前粟生「チワワ・シンドローム」《中篇》
    新太の失踪は、世間を騒がす“チワワテロ”と関係している? ついには第二、第三の事件まで起こり……

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.25 取材・構成 瀧井朝世
    ・河野裕『愛されてんだと自覚しな』
    千年の愛は、一途でかろやか。最高にポップな〈モダン・ファンタジー〉、誕生!

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」
    バンクーバーでリサイタルを成功させた後は、アムステルダムへ。

    ◆エッセイ◆
    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第1回]心置きなくスパイスラーメン

    ・宮島未奈「ミスターSASUKEの役割」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第12回]蘊蓄の悲哀

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第6回]民主主義を巡って ~思想と歴史~

    ◆連載小説◆
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」

    ・矢月秀作「桜虎の道」

    ・今村翔吾「海を破る者」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • ◆新連載◆
    ・矢月秀作「桜虎の道」
    司法書士事務所で見習いとして勤務する桜田哲。一見冴えない感じの彼には、誰にも言えない裏の顔があって――

    ・大前粟生「チワワ・シンドローム」《前篇》
    ある日突然、全国の800人にチワワのピンバッジが付けられた。
    謎めいたこの“チワワテロ”を追うことになったYouTuberのリリと琴美は……

    ◆対談◆
    ・島本理生×住野よる「『恋とそれとあと全部』刊行記念対談」
    ・北方謙三×橘ケンチ「EXILEと“情念”――それを書くのが仕事だよ」
    ・呉勝浩×有栖川有栖「ミステリーの可能性を追い求めて」

    ◆スペシャル◆
    ・藤田真央「Toi toi toi!」
    クラシックの殿堂、NY・カーネギーホールでのリサイタルデビューにかける想いを、自ら綴ったスペシャル・エッセイ
    ・藤田真央「指先から旅をする」
    ・藤田真央×恩田陸「ピアノで、言葉で、世界を奏でる」
    若き天才ピアニストと、音楽を愛する人気作家の初対談。

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.24 取材・構成 瀧井朝世
    ・冲方丁『マイ・リトル・ヒーロー』

    著者に訊く
    ・コウイチ『計画書』
    ・四季大雅『わたしはあなたの涙になりたい』

    ◆ロングエッセイ◆
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第11回]「美食家」は死語になる

    ◆連載小説◆
    ・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ・今村翔吾「海を破る者」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第5回]安全保障を考える
  • 特集 カズオ・イシグロ
    現代イギリスを代表する作家カズオ・イシグロ。
    長崎で生をうけた彼は、日本、イギリス、中国を舞台にした小説、近未来を描くSF小説など、国家やジャンルを横断して書き続け、2017年にノーベル文学賞を受賞してからも、創作実験を止めることはない。
    脚本を担当した映画『生きる LIVING』(黒澤明の名画『生きる』が原作)の日本公開も控えるイシグロの物語世界を徹底的に解読する。

    Part1 創作の秘密にせまる
    日吉信貴/カズオ・イシグロと「日本人らしさ」――日本語圏の読者に向けたイシグロ入門
    中島京子/わたしの好きなカズオ・イシグロ
    斎藤兆史/ここはどこ? 「私」は誰?――イシグロの語りのからくり
    森川慎也/イシグロの創作術
    古川日出男/カズオ・イシグロの不穏さに惹かれて
    温 又柔/文学のふるさとをたずねて
    助川幸逸郎/『クララとお日さま』が示す「格差」と「分断」への処方箋
    戸田 慧/私たちの抵抗と服従――漫画『約束のネバーランド』と小説『わたしを離さないで』
    日吉信貴/カズオ・イシグロ作品解説

    Part2 広がり続けるイシグロ世界
    町山智浩/「カズオ・イシグロが選ぶ一〇本の映画」に作品の源流をさぐる
    渡辺 謙/小野益次を演じて――『浮世の画家』と世界のなかの日本
    ピーター・バラカン×大森さわこ/なぜ、『LIVING』と『生きる』は傑作なのか?
    オリヴァー・ハーマナス/『生きる LIVING』が受け継ぐ七〇年前からの問いかけ
    福岡伸一/友愛、対立、断絶――記憶をめぐる物語
    大森さわこ/カズオ・イシグロ映画の世界
    マーク・ロマネク/映画『わたしを離さないで』は、ラブストーリーだ
    後藤正文/『わたしを離さないで』の衝撃――音楽から文学へ、文学から音楽へ
    馬飼野元宏/カズオ・イシグロの映像化作品

    kotobaの人
    吉田鋼太郎/人間のどうしようもなさを感じるために演劇はある

    連載
    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    宇都宮徹壱/Jリーグ清算~前チェアマンが語る危機の真相~
    木村草太/幸福の憲法学
    吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す
    嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    おほしんたろう/おほことば
    kotobaの森

    著者インタビュー/宇野重規『日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    町山智浩/映画の台詞

    ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    話題のニュースが漫画でもっと知りたくなる。

    コナンと一緒に難事件を解決して、漫画で時事問題を学ぼう!ハラハラドキドキ読み応えのある漫画を3本収録。若き日本代表が国際大会を前に巻き込まれた陰謀、ミルク消費問題の裏で起きた怪事件、鉄道150周年の節目に走るSLと乗客の危機! ストーリーに関連したニュースワードの解説記事付きで、話題となった出来事を振り返って、理解を深めることができる、名探偵コナンの学習まんが。

    ※この作品はカラーが含まれます。

    (底本 2023年3月発売作品)
  • 「新婚時代は月給だけでは足りなくて、貯金を取り崩してヒヤヒヤしながら生活していた」と明かす井田さん。そんな窮地を脱するべく始まった家計簿のある暮らし。以来40年、3人の子育てや5回の引っ越しによる、教育費や住宅ローンのピーク時の数字を本書で初公開。当時の住まいもオープンにしながら、井田さんが失敗して悩んだ経験から生まれた生活の工夫を、たっぷりと紹介します。
    また、整理収納アドバイザーとして400軒以上の片づけを通して見えた、モノと時間とお金の関係。片づけ依頼者に共通するお金の悩みには、「お金の不安をなくすには、モノを整えることから」とアドバイス。モノと時間とお金が整えば、生活も心も軽やかにめぐると提言します。
    60代として「これからは、終活ではなく今活です!」と高らかに宣言。今の暮らしの軸とは? 代謝よく身軽な、本当の意味での豊かな暮らしを見つめます。
    「今」を大事に、前向きに生きたいと願う、すべての世代の方に読んでいただきたい1冊です。
  • ◆新連載◆
    ・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」
    第一志望の慶應に合格し、晴れて上京。新生活への希望に胸を膨らませる僕を迎えたのは、「元」高校生社長と、暗い目をした不気味な男だった

    ◆読みきり◆
    ・高田大介「エディシオン・クリティーク」
    第三話 ディレッタント、奇書を読む
    文献学者・嵯峨野修理(さがのしゅり)が解き明かすべきは、世界最高峰の奇書「ヴォイニッチ写本」か、はたまた元妻の揺れ動く心か?

    ・天祢涼「一七歳の目撃」
    引ったくりを目撃した高校生。犯人の正体を刑事にも黙っていたのにはある理由が――「仲田シリーズ」の最新短篇

    ・高丘哲次「殷世界転生」
    現代日本に突如現れた古代中国都市。政府が対応に追われる中、零細私大のしがない研究者が担う極秘任務とは?

    ◆『光のとこにいてね』刊行記念◆
    ・対談 川上弘美×一穂ミチ
    少女と少女、男と女、母と娘。「ふたり」を描くとき、そこには何かが宿る――。

    ・メッセージ&イラスト 志村貴子

    ◆ロングインタビュー◆
    作家の書き出し Vol.23 取材・構成 瀧井朝世
    ・川上未映子

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第10回]味の素ラプソディ

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第4回]秀吉から家康へ

    ◆連載小説◆
    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」

    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」[最終回]

    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • 【特集 マンガの現在】
    電子コミックの普及、海賊版サイトの横行、メディアミックスの新潮流など、激しい変化にさらされながらも日本の文化のひとつとして根付いているマンガ。
    世界中の多様なコミックカルチャーにも目を向けつつ、広い視点でマンガの現在地を考える。

    イントロダクション
    さやわか/今こそマンガの黄金時代である

    Part1 創作の最前線

    野田サトル/新しい表現の到達点『ゴールデンカムイ』
    小林有吾/『アオアシ』はスポーツ漫画を次のステージへ進める
    つくしあきひと/『メイドインアビス』憧れへの衝動と代償と……
    赤松 健/マンガが切り拓く政治と外交

    Part2 マンガが世界を動かす

    グローバルとガラパゴス/海外マンガ事情:米仏編
    縦スク・マンガが独自に発展/海外マンガ事情:中韓編
    夏目房之介/極私的マンガ研究史論
    高橋源一郎/わたしが最近読んでいるいくつかのマンガについて
    伊藤 剛/大学のマンガ教育における20年の蓄積
    小田真琴/拡張する「女子マンガ」の世界
    竹村 響/世界の隅々から、あまねく漫画読者へ
    鈴木涼美/「ここではないどこか」に在る救済
    細野修平/リアルタイムで盛り上がれるデジタルマンガの世界

    ロングインタビュー
    沢木耕太郎/旅の達人は、人生の達人。

    kotobaの人
    伊達公子インタビュー/世界ランキングTOP50だけが知っていること

    インタビュー
    椎名 誠/ぼくの昏く静かな失踪願望について

    インタビュー
    竹山 聖/建築に言葉は必要か

    連載
    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    永田和宏×徳永進/ことばで寄り添う
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    高橋秀実/ことばの番人
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森
    著者インタビュー/森田真生 『偶然の散歩』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    町山智浩/映画の台詞

    ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • ◆新連載◆
    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    モラハラ夫との暮らしに見切りをつけ、白石葉はレストラン「Maison de Paradise」で住み込みシェフとして働くことに。読んで作って癒される! クッキング・レシピ付き

    ◆読みきり◆
    ・高田大介「エディシオン・クリティーク」
    第二話 ディレッタント、言の葉を検(あらた)める
    街外れの古書店で、古代ギリシア語辞典を調達した文献学者・嵯峨野修理(さがのしゅり)。挟まれていたのは上下逆さまに記された一葉の紙片――めくるめく奇書探訪の旅が始まった

    ・小川哲「Butter-Fly」
    上京して二年がたった。僕はよく妄想し、架空のインタビュアーからの質問を受けていた。その日の質問は「この世で最も怖いものはなんですか」だった

    ◆スペシャル◆
    ・note×WEB別冊文藝春秋
    「#2000字のホラー」結果発表
    今の時代ならではの「怖さ」が詰まった投稿の数々、実に1847作。

    ◆ロングインタビュー◆
    作家の書き出し Vol.22 取材・構成 瀧井朝世
    ・一穂ミチ

    ◆連載小説◆
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」[最終回]

    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」

    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆エッセイ◆
    ・宇野碧「嵐の日に出逢ったものは」

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第9回]味噌煮のロマン

    ◆レビュー◆
    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第3回]人体という小宇宙
  • ◆新連載◆
    ・高田大介「エディシオン・クリティーク」
    第一話 ディレッタント、近世を解く
    失われたテクストの復元に勤しむ文献学者・嵯峨野修理(さがのしゅり)。
    紙切れ一枚も彼の手にかかれば謎の宝箱に早変わり。『図書館の魔女』著者による知的探索ミステリー、開幕!

    ◆連載小説◆
    ・河野裕「愛されてんだと自覚しな」[最終回]
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆エッセイ◆
    ・櫻木みわ「湖(うみ)をわたって」
    ひとつところに根をはり静かに暮らす――そんな生活に憧れていたはずなのに、私は気付けば船に飛び乗っていた

    ・麻布競馬場「麻布競馬場 誕生前夜」

    ◆レビュー◆
    ・波木銅「ゲームレビュー 人生は夜間飛行」

    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第2回]「ソ連」という国があった

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.21 取材・構成 瀧井朝世
    ・河さき秋子
    どうしたって家族に向ける感情は、千々に乱れる。老父を介護し、人生に惑う主人公に投影したものは――

    著者に訊く
    ・荒木あかね『此の世の果ての殺人』

    ◆対談◆
    ・柊子(俳優)×若松節朗(監督)「書くことが演じることに、演じることが書くことに?がる」

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第7回]小生、蕎麦を語る
    [第8回]ホルモン奉行、卒業。

    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.7 フランスで運転免許を取る」
  • 【特集 やがて愉しき外国語】

    私たちはなぜ外国語を学ぶのか?
    日本人はどうして英語にこだわるのか?
    英語以外の外国語を勉強する意味とは?
    デジタル時代に、そもそも外国語学習は必要なのか?
    外国語学習についての疑問への答えを探し、日本ではなかなか実感できない、言語の多様性についても考える。

    Part1 外国語を学ぶとは?

    杉田 敏×大杉正明×遠山 顕/ラジオ英語のレジェンドが語る「日本人と英語」
    酒井邦嘉/チョムスキーと多言語
    ロジャー・パルバース/アメリカの青年はなぜロシア語を学んだか?
    中条省平/外国語は情報収集の最高のツールである――フランス語の場合
    高野秀行/語学は魔法の剣!
    鳥飼玖美子/日本人は英語以外の外国語を愛せるか?
    伊藤雄馬/「マイナー言語」の宇宙――文字のないムラブリ語の学び方

    Part2 言語と人間、そして社会

    野谷文昭/スペイン語は「自分」を解放するコトバ
    キリーロバ・ナージャ/多言語話者ナージャの発見
    多言語で読まれるマンガの未来
    賀沢秀人/世界を少しだけ平和にする機械翻訳の行方
    西島順子/イタリア――今も生きつづける多様な言語
    長瀬 海/アジア文学と日本語の距離
    吉岡 乾/やがて消えさる危機言語

    kotobaの人
    亀山郁夫/翻訳、外国語教育、そして文学の未来
    第二〇回開高健ノンフィクション賞 受賞作発表
    佐賀 旭 『虚ろな革命家たち――連合赤軍森恒夫の足跡をたどって』

    連載

    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    永田和宏×小池 光/ことばで寄り添う
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    高橋秀実/ことばの番人
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    大野和基/未来を語る人
    葉月けめこ/時代うた――詞人のことば
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森

    著者インタビュー/成田悠輔 『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    山口 進/人は何を食べてきたか
    町山智浩/映画の台詞
  • ◆一挙掲載◆
    ・知念実希人「機械仕掛けの太陽」
    これは戦争だ――新型コロナウイルスという未知の脅威と対峙した医師や看護師が味わった筆舌に尽くせぬ恐怖と絶望、そして希望。現役医師・知念実希人が描く、真実の物語

    ◆読みきり◆
    ・大前粟生「サウナとシャツさん、ふつうの男」                               

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.20 取材・構成 瀧井朝世
    ・凪良ゆう

    著者に訊く
    ・安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』

    ◆対談◆
    ・千葉ともこ×新川帆立「私たちはこうして作家になった」                               

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」
    ・南木義隆「百合とリヴァイアサン」
    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.6 フランス中西部の奇妙な地名」

    ◆連載小説◆
    ・高野和明「踏切の幽霊」[最終回]
    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」[最終回]
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆スペシャル◆
    ・note×WEB別冊文藝春秋 「#ミステリー小説が好き」
    ベストレビュアー決定!

    ◆エッセイ◆
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第5回]パクチーのマズ味
    [第6回]マズ味は文化だ

    ◆シネマレビュー◆
    ・波木銅「人生は夜間飛行」
    映画は多数派を殺すためにある――『TITANE/チタン』について(※ネタバレあり)
  • スポーツやギャンブルの世界はもちろん、宗教、哲学、政治、経済、数学など様々な分野で、運についての議論が尽きることはない。
    運はどのように考えられてきたのか? 運をコントロールすることはできるのか?
    人間は、運とどう対峙してきたのか? 人間は、運を支配できるのか?
    多角的に考察する。

    Part1 運の正体にせまる

    古田徹也/人生はギャンブル!?――哲学は運をどう考えてきたか
    水晶玉子/鎌倉殿の“運”を読み解く――“風の時代”の生き方
    成田悠輔/変えられる運、変えられない運
    中村圭志/「運」は偶然か、必然か? 宗教の思考
    小島寛之/「ツキ」と「運」の数学
    村上幸史/人は運とどのようにつきあっているのか
    吉川浩満/地獄の沙汰も運次第――絶滅における運の問題
    小川 勝/データから考えるスポーツの運
    畑中章宏/日本開運小史――「おばけ」になった暦

    Part2 運と生きる

    酒井邦嘉×羽生善治/実力を支える運・鈍・根――手先が見えない世界をどう生きるか
    島田雅彦/運を巡る帝国の興亡
    植島啓司/教授はいかに運に賭けてきたか
    黒川博行/麻雀は「運」を予想するゲーム
    山口 薫、山口陽恵/「運」を引き寄せる「システム思考」
    小林信也/プロ野球選手の運
    永江 朗/「運」を読む

    kotobaの人
    隈 研吾/「隈建築」の真髄

    スペシャル・インタビュー
    小林紀晴/越えて行く人

    連載

    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    永田和宏×小池真理子/ことばで寄り添う
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    高橋秀実/ことばの番人
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    大野和基/未来を語る人
    葉月けめこ/時代うた――詞人のことば
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森

    著者インタビュー/島田裕巳 『性と宗教』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    山口 進/人は何を食べてきたか
    町山智浩/映画の台詞

    ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • ◆NEW◆
    ・小川哲「walk」
    何もかもが始まった、十八歳のあの春――。
    『ゲームの王国』や『嘘と正典』で壮大な物語を紡いできた著者が初めて描く自らの上京・青春物語

    ◆ロングエッセイ◆
    ・藤田真央「指先から旅をする」
    ミラノ・スカラ座デビュー! 突然の指揮者交代を乗り越え、「ポリーニ以来」と評された奇跡の夜

    ・谷津矢車「スピッツの仔」――愛を叫ぶ #02
    歪でラブリーなサウンドがこの胸から離れない。スピッツ愛はいつしか自作の小説にも流れ込み……

    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.5 すべての道に名前がある」
    道の名から、街の歴史が見えてくる。各国の住所表記の成り立ちを紐解き、都市の発達の軌跡をたどる

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.19 取材・構成 瀧井朝世
    ・浅倉秋成
    『六人の嘘つきな大学生』で大ブレイクした著者の新作は“ネット炎上”もの!

    ◆エッセイ◆
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第3回]厨房の異常者
    [第4回]料理はライブだ!

    ◆ブックレビュー◆
    ・白石直人
    [第1回]ロシアとウクライナの歴史を紐解く
    個別の事象から普遍を探る――気鋭の物理学者が、その琴線に触れた書籍を通して現代社会の「力学」を読み解く

    ◆連載小説◆
    ・高野和明「踏切の幽霊」
    ・河野裕「愛されてんだと自覚しな」
    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    ・矢月秀作「幸福論」[最終回]
    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

    ◆短篇◆
    ・安東能明「夜の署長3 万引き犯」
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    コナンと推理しながらニュースの今がわかる。

    今知っておくべきニュースを漫画を読みながらコナンと難事件を解決して学ぼう。日本の惑星探査機が採取した小惑星の砂が謎の窃盗団に盗まれてしまうハラハラドキドキのストーリーを始め、犯人による自動運転車の暴走事件、エコバッグにまつわる怪現象など、読み応えバツグンの漫画を3本収録。漫画のストーリーに関連した、時事問題の詳しい解説付きで、よりニュースへの理解と学びが深まります。

    ※この作品はカラーが含まれます。

    (底本 2022年5月発行作品)
  • ◆スペシャル◆
    ・藤田真央
    [ロングインタビュー]
    音楽と言葉
    「読書は日常」という藤田さんが語る、音楽と言葉の関係とは?
    楽譜の読み解きから楽曲の解釈法まで、
    クラシック・シーンを更新し続ける若き天才ピアニストに迫る

    [新連載]
    指先から旅をする

    ◆連載スタート◆
    ・高野和明「踏切の幽霊」
    東京・下北沢の踏切で何か奇妙な出来事が起きている──
    記者・松田が抱いた直感は、否応なく彼を事件へと引きずり込む。
    『ジェノサイド』の鬼才が放つ、渾身の長篇連載開始

    ・河野裕「愛されてんだと自覚しな」
    千年前の運命の恋人と再び出会うため、輪廻転生を繰り返す杏。
    しかし、すっかり恋人探しに興味を失い、平穏な日常を満喫中。
    現状肯定型ヒロインの恋の行方はいかに!?

    ◆短篇◆
    ・生湯葉シホ「わたしです、聞こえています」

    ・安東能明「夜の署長3 ホスト狩り」

    ◆ルポルタージュ◆
    ・波木銅「人生は夜間飛行」第1回 精神のゲーム、ボウリング

    ◆エッセイ◆
    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第1回]背徳のアレンテージョ
    [第2回]食いしん坊のルーペは世界を覗く

    ◆ロングエッセイ◆
    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.4 フランスの車窓から」

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.18 取材・構成 瀧井朝世
    ・大前粟生

    ◆連載小説◆
    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」

    ・綾崎隼「ぼくらに?がひとつだけ」[最終回]

    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」

    ・矢月秀作「幸福論」

    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」

    ・今村翔吾「海を破る者」
  • 特集
    ゴッドファーザー
    1972年3月、アメリカで1本の映画が公開された。
    同名のベストセラー小説を原作とする『ゴッドファーザー』である。
    この物語は「犯罪映画」というカテゴリーをはるかに超え、大ヒットを記録し、第3部まで製作される人気シリーズとなった。
    公開から半世紀を迎える今、同作品から読みとることのできる多様なテーマ性や芸術性、今日的な意味合いについて考える。

    インタビュー/フランシス・フォード・コッポラ

    インタビュー/アル・パチーノ
    濱口英樹/『ゴッドファーザー』と世界の出来事

    Part1 ゴッドファーザーを読み解く
    大岡 玲/ゴッドファーザーとシチリア
    内田 樹/『ゴッドファーザー』と『北の国』から
    芝山幹郎/汲めども尽きない旧世界の井戸
    町山智浩/マフィア帝国の興亡
    マーク・ピーターセン/名セリフから観るゴッドファーザー
    藤原帰一/アメリカの物語としてのゴッドファーザー
    津上英輔/娯楽か芸術か

    Part2 ゴッドファーザーを愉しむ

    ロバート・ハリス×ピーター・バラカン/ゴッドファーザーを愛する理由
    渡辺信一郎/監督目線で見た「二人のドン」の物語
    中野香織/マフィアとスーツ
    後藤晴彦/ゴッドファーザーの食卓
    長谷川町蔵/三部作に張りめぐらされた音楽の連接
    新元良一/移民としてのゴッドファーザー
    馬飼野元宏/犯罪組織を描いた映画

    ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • 増田俊樹さんの「ボイスアニメージュ」での人気連載完結編が、遂に書籍化!

    「増田俊樹の遊々自適」は、2016年より連載スタート。毎回増田さんが興味を持ったものに体当たりチャレンジ、一生懸命に取り組む姿やその時々に見せる素顔が好評を博した。
    2019年に刊行された、書籍化第1弾「増田俊樹パーソナルBOOK まるごと遊々自適」(第1回~第14回までを収録)に続いて発売される本書は、第15回のエレキギターから、盆栽に再挑戦した最終回までが収録される。

    各回の未公開カットに加え、増田さんがプライベートで訪れることもあるという神奈川県・鎌倉で撮り下ろしした大ボリュームグラビアを掲載。
    連載を振り返ったインタビューや、本人の素顔に迫る50の質問など、ファンならずとも必見の内容となっている。
  • ◆連載スタート◆
    ・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」
    幼馴染が、オンラインゲームにログインしたまま行方不明に。
    よりによってそこは、犯罪の温床たるアナーキーワールド。
    友人を助け出すための、少女たちのひと夏の冒険が始まった!

    [はじまりのことば]

    ◆巻頭対談◆
    ・島本理生×村田沙耶香「『普通』に抗う」
    「読むと解放される」「自分の傷が癒される」
    そんなふうに互いの作品を評し合うおふたりの、本音溢れる初対談

    ◆ロングエッセイ◆
    ・浅倉秋成「私が“千葉ロッテマリーンズ”です」――愛を叫ぶ #01

    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.3 川縁の風景」
    セーヌ、アヴィニョン橋、アルルの跳ね橋。
    フランスの原風景を辿り、川とともに生きる人々の息遣いに耳を澄ます

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.17 取材・構成 瀧井朝世
    ・吉田修一
    吉田修一が描く、長崎・原爆の記憶――。
    昭和のスター女優と青年の交流が、私たちをやさしく包み込む

    著者に訊く
    ・川本直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』

    ◆連載小説◆
    ・綾崎隼「ぼくらに嘘がひとつだけ」
    奨励会で出会ったライバル。
    彼が気づいた、ぼくたちの出生の秘密とは

    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    落ちこぼれチームに救世主が!? 新作戦の結果はいかに

    ・矢月秀作「幸福論」
    異常犯罪者・萩谷信が遺した絵に隠された悲しき真実

    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    果遠に何があったのか。話を訊いて回る結珠だが……

    ・今村翔吾「海を破る者」
    六郎の処遇を執権に陳情するため、一遍は鎌倉へ向かった
  • 独学の愉しみ

    数学、哲学、語学、音楽etc.─カテゴリーを超え、書店やWEBは、
    人々の向学心をくすぐる膨大な「独学アイテム」であふれている。
    なぜ我々は学びたいのか? デジタルツールの進化により、
    あらゆる知識が瞬時に引き出せる今、学ぶことの意味はあるのか?
    様々な独学スタイルを考え、学びの魅力・意味をさぐる。

    Part1 独学の真髄を味わう
    読書猿/独学者を阻む薄い壁
    吉田 武/独学とは再帰なり――選ばれし者から選びし者へ
    ウスビ・サコ/自力で学ぶ「自学」のすすめ
    澤井康佑/大金不要、ネイティブ無用――独学最強の英語学習法
    鎌田敬介/日本の「仕事人」をとりまく独学環境
    志村真幸/独習者、南方熊楠の驚異の記憶力
    青い日記帳/独学だからこそ身につく――いちばんやさしい美術鑑賞術
    永江 朗/独学本のススメ

    Part2 私の独学、私と独学
    佐藤 優/独学の秘訣――記憶を再現するためのノート術
    柳川範之/苦しい学びは続かない
    石塚真一/独学の漫画家、独学のサックスプレーヤーを描く
    岡部恒治/社会人のための数学独学法
    深川峻太郎/私はなぜ相対性理論を独学したのか
    角幡唯介/冒険と独学
    黒田有彩/宇宙飛行士になるための独学
    特別再録/立花 隆 知的好奇心のすすめ
    【kotobaの人】岡島喜久子 インタビュー
    あらゆる立場の人がフラットに話すことからイノベーションは生まれる

    【kotoba Special】 田崎健太/いま一番聴きたい法話 「H1法話グランプリ」に寄せて

    【連載】
    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    水野和夫/資本主義の超克
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    高橋秀実/ことばの番人
    今尾恵介/珍名バス停探訪記
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    大野和基/未来を語る人
    葉月けめこ/時代うた――詞人のことば
    高橋源一郎/失われたTOKIOを求めて
    中野香織/スポーツとファッション
    おほしんたろう/おほことば

    【kotobaの森】
    著者インタビュー/北村紗衣 『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』
    大村次郷/悠久のコトバ
    山口 進/人は何を食べてきたか
    町山智浩/映画の台詞
  • ◆連載スタート◆
    ・綾崎隼「ぼくらに嘘がひとつだけ」
    エリート棋士の父を持つ京介と、落ちこぼれ女流棋士の息子・千明。
    期待を背負い、プロ棋士を目指す彼らは出生時に取り違えられていたのか? 
    運命と闘う勝負師達の物語

    [はじまりのことば]
    才能を決めるのは、遺伝子か、環境か? 
    将棋の世界で生きる人間の目を通して、どうしても描きたかったもの

    ◆ロングエッセイ◆
    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.2 自炊者の告白」
    饂飩、糠漬け、豆腐に干物……。
    和食を渇望したならば、自らの手で! 
    フランス在住15年、異国での試行錯誤の日々

    ◆最終回◆
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」 
    大会当日。世界の視聴者を前に、マモルは何を語るのか

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.16 取材・構成 瀧井朝世
    ・彩瀬まる
    「新しい星で、サバイブしているみたいな私たち。だからこそ、支え合って生きていける」

    著者に訊く
    ・逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

    ◆エッセイ◆
    [Iの告白]
    君嶋彼方「自尊心を筆にのせて」

    ◆連載小説◆
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    ゲームで勝てば息子は助かる? 
    いざチーム・リン出陣!

    ・矢月秀作「幸福論」
    小学校時代の唯一の親友が語る、異常犯罪者・萩谷信の姿

    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    海辺の町で、結珠は瀬々という女の子と出会った

    ・今村翔吾「海を破る者」
    決戦を前にして、伯父・通時は河野家内訌の真実を明かす
  • なぜ日本の政治家は、ペーパーを読み上げるだけで、表層的な政策論しか語れないのか。誰もが「いのち」の危機に瀕している今こそ、態度や存在から湧き出る「コトバ」によって人々に平穏をもたらすリーダーが、「いのちの政治」の実践が、必要なのではないか。聖武天皇、空海、ガンディー、教皇フランシスコ、大平正芳――5人の足跡を追い、残した「コトバ」を読み解く。さらに芸術家、文学者、現代の政治家たちとの比較や分析を行いながら、縦横無尽に語り尽くす徹底対談。
  • ◆巻頭対談◆
    ・冲方丁(作家)×江尻勝(プロゲーミングチームDETONATOR代表)
    『マイ・リトル・ジェダイ』連載開始記念対談

    ◆ロングエッセイ◆
    ・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.1 フランスの悪い草」

    ◆最終回◆
    ・有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
    黛美浪と吉水蒼汰、そして高柳真知子。三人の故郷で火村とアリスが見たものとは?
    思いがけず触れた真知子の過去と事件の真相に、火村たちの心も揺れ動く。
    大ボリュームの長篇ミステリー、いよいよ完結!

    ・木下昌輝「孤剣の涯て」
    呪いの連鎖を断つ。ついに、武蔵と左京は決闘の舞台へ

    ◆特別掲載◆
    ・坂木司「ままならない 」
    子供が生まれてから、すべてがままならない――
    そんな焦燥感を抱えた私が、ママ友と編み出した作戦とは?

    ・貫井徳郎「紙の梟 ハーシュソサエティ 」《後篇》
    殺害された恋人の紗弥には〈裏の顔〉があったらしい。
    しかし、それを信じられない笠間は独自の調査を進めるが

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.15 取材・構成 瀧井朝世
    ・葉真中顕
    終戦後のブラジルで、日本は「戦争に勝った」と信じた日本移民たち。
    彼らの姿は、明日の私たちだと思った

    著者に訊く
    ・岩井圭也『水よ踊れ』

    ◆エッセイ◆
    [Iの告白]
    宇山佳佑「羞恥心の向こうに」

    [Iの告白]
    木原音瀬「いつまでも終わらない創作の遊び」

    ◆連載小説◆
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    ・矢月秀作「幸福論」
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    ・今村翔吾「海を破る者」

    ◆短篇◆ 
    ・彩瀬まる「ぼくの銀河」
    ・寺地はるな「対岸の叔父」
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】夏こそ、物語にもお湯にもしっかり浸りたい 疲労回復! 「温泉・お風呂小説」 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり 夢路篇」/諸田玲子「麻阿と豪」/下村敦史「ガウディの遺言」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/朝井まかて「朝星夜星」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか

    【特集】夏こそ、物語にもお湯にもしっかり浸かりたい 疲労回復! 「温泉・お風呂小説」 インタビュー 植松三十里 別府温泉を一大観光地にした、こんなに魅力的な男がいた 【ブックガイド】ミステリー、恋愛小説からお仕事小説まで湯上りのように気持ちがリセットされる小説11選……友清哲 湯の湧くところに事件あり。温泉が舞台のエンタテインメント今も街の社交場として機能する銭湯。そこで生まれるドラマとは書を持って出かけよう。温泉旅行のお供にしたい物語 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】4 おいちは、事件が起きた浦之屋を覗き込む巳助の様子が気になっていた。 ●諸田玲子 麻阿と豪5 余震を避け、伏見から京に移り住んだ麻阿は、万里小路充房と出逢う。 ●下村敦史 ガウディの遺言5 志穂の元にかかってきた電話。受話器からは父の声が聞こえて……。 ●村山早紀 子狐の手紙(後編) 桜風堂夢ものがたり8 父を背負って桜野町まで歩いた渚砂だったが、その父を見失ってしまう。 ●中山七里 越境刑事9 中国公安に拘束された冴子。激しい拷問の中、レイハンを見つけるが……。 ●朝井まかて 朝星夜星19 丈吉が、娘のきんに料理人の米三郎を娶せると言い出したのだが……。 ●宮部みゆき おでこの中身 その三 きたきた捕物帖32 弁当屋の一家が亡くなった。現場に駆け付け、凄惨な現場を見た北一は。 ●山本一力 緋色の壺 その十七 献残屋佐吉御用帖45 仁左衛門は帳場に金塊三つを持ってこさせ、一世一代の大勝負を挑む。 【話題の著者に聞く】 ●辻村深月『琥珀の夏』 子供時代に落としてしまった思い出や友情を探して ●川瀬七緒『うらんぼんの夜』 「理」だけではなく、「情」に落ちる作品に挑戦したかった ●珠川こおり『檸檬先生』 自分自身にとっての「愛」を突き詰めた作品です
  • ◆連載スタート◆
    ・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
    不慮の事故にあった息子。意識不明のはずの彼から、オンラインゲーム内でメッセージが届いた。
    再び元気な息子に会うために、不器用な父はゲームの世界へ飛び立つ

    [はじまりのことば]

    ・矢月秀作「幸福論」
    突出した残虐行為で、かつて大分県警を震撼させた異常犯罪者・萩谷信。
    その狂気はいかにして生まれたのか? “悪魔”と呼ばれた男の人生に、ひとりの若き刑事が迫る                     

    [はじまりのことば]

    ◆特別掲載◆
    ・貫井徳郎「紙の梟 ハーシュソサエティ 」《前篇》

    ◆グラビア&インタビュー◆
    ・ゆっきゅん「DIVA Project」始動記念インタビュー

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.14 取材・構成 瀧井朝世
    ・澤村伊智
        
    著者に訊く
    ・珠川こおり『檸檬先生』
    ・芦花公園『異端の祝祭』

    ◆エッセイ◆
    [Iの告白]
    浅倉秋成「よくわからなくて面倒で就活」

    ◆連載小説◆
    ・有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    ・木下昌輝「孤剣の涯て」
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    ・今村翔吾「海を破る者」
    ・真藤順丈「ものがたりの賊(やから)」[最終回]

    ◆短篇◆ 
    ・彩瀬まる「私たちの星」
  • 【特集】悩める男性も、悩まされる女性も必読! 小説に見る日本の「おじさん」たち 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/諸田玲子「麻阿と豪」/下村敦史「ガウディの遺言」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/朝井まかて「朝星夜星」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか

    【特集】悩める男性も、悩まされる女性も必読! 小説に見る日本の「おじさん」たち インタビュー 坂井希久子 男女で不満をぶつけ合うより、もう一歩先の関係へ インタビュー 松田青子 私たちがゆるく繋がることで「おじさん」社会を変えていきたい 【ブックガイド】お仕事小説、スポーツ小説から時代小説まで ●残念な〈おじさん〉から脱するための小説31選……大矢博子 働くおじさん/家族とおじさん/戦うおじさん/時代小説のおじさん 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり【夢路篇】3 おいちは、浦之屋の事件について話す松庵を見て不吉な予感に襲われる。 ●諸田玲子 麻阿と豪4 聚楽第を出て前田邸で暮らす麻阿だったが、心を痛める事件が続き……。 ●下村敦史 ガウディの遺言4 父から逃げるマリア・イサベルを気遣う志穂は、気分転換に彼女を外に連れ出す。 ●村山早紀 子狐の手紙(中編) 桜風堂夢ものがたり7 スター編集者ではあったが、自分と母を捨てた父親と、渚砂は久々に再会する。 ●中山七里 越境刑事8 ウイグル族の収容所に捕らわれの身となった冴子は、容赦ない尋問に遭う。 ●朝井まかて 朝星夜星18 「中之島自由亭ホテル」が開業し、式典と披露目の宴が盛大に行われた。 ●宮部みゆき おでこの中身 その二 きたきた捕物帖31 四ッ谷から深川に越してきた料理人が、北一でも買える弁当屋を始めた。 ●山本一力 緋色の壺 その十六 献残屋佐吉御用帖44 勝負に負けた仁左衛門は、二百両という大金を佐吉に預け、勝負させる。 【連作短編】●東川篤哉 タテガミはおウマの命(後編) 女子大生殺人事件と馬のタテガミ切断事件。二つに隠された意外な真実とは。
  • 『DUNGEONS&DRAGONS ART & ARCANA』を作ったD&Dの専門家たちが、ファンタジー愛好家へ贈る、D&D世界ならではのユニークな料理や伝統をまとめたレシピガイド。80皿におよぶ料理はすべてプロの料理人が監修し、我々の住む世界で手に入る食材で作れる、簡単で美味しいレシピが満載だ。

    君もエルフやドラウが作る繊細な料理や、ドワーフやオークたちも満足するボリューム満点の料理を食べることができる。食欲がそそられる美しい写真と共に、料理に役立つ豆知識なども多数紹介している。

    この『ヒーローズ・フィースト』は、エルフのパンや保存食、ハンドパイ、オークのベーコンなどの軽食メニューをはじめ、アンファイル風牛の煮込みや、ホムレット村の七面鳥の黄金色ロースト、ドラウ風きのこステーキ、ゲンコツマスのソテーなどバラエティに富んだ主菜まで幅広く記されている。これらのメインに、名高きオティックのピリ辛ポテトを添えれば完璧だ。さらには、ハートランズ風ローズアップルとブラックベリーのパイや、トロル祭のりんご飴、エヴァーミード、ポーション・オブ・レストレーション、グッドベリー・スムージーといった、デザートやカクテルも取り揃えており、どんな冒険にも応えられるレシピガイドとなっている。
  • ◆連載スタート◆
    ・三上延「シネマバー・ソラリスと探しもの」
    レンタルビデオ店を“リメイク”し、オープンしたシネマバー。大人たちは束の間そこで、映画に想いを乗せて解き放たれる。映画とビール、恋とひみつの物語

    [はじまりのことば]
    映画好きがつい長居したくなるようなバーを舞台に自分の「好き」を詰めこんでみたら、こんなお話になりました

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.13 取材・構成 瀧井朝世
    ・辻村深月

    著者に訊く
    ・荻堂顕『擬傷の鳥はつかまらない』

    ◆エッセイ◆
    [Iの告白]
    児玉雨子「キャッチー・コンプレックス」

    ◆連載小説◆
    ・有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
    スーツケースのなかの死体から薫る、秘密の匂い。被害者の人生にいったい何があったのか? 火村英生シリーズ、最新作。

    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    ・木下昌輝「孤剣の涯て」
    ・武田綾乃「世界が青くなったら」[最終回]
    ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」[最終回]
    ・長浦京「アキレウスの背中」[最終回]
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    ・相場英雄「マンモスの抜け殻」[最終回]
    ・伊東潤「夜叉の都」[最終回]
    ・今村翔吾「海を破る者」
  • 月刊「潮」2021年7月号 主な内容

    【特別企画】日本社会 変革の焦点
    資本主義の先にあるもの――「未来の他者」のために。大澤真幸
    ストップ地球温暖化!日常生活からの挑戦。 蟹江憲史
    恐怖や不安が「世論」を暴走させる。 真山 仁
    迅速な接種体制と国産ワクチン開発へ、公明党の緊急提言。 石井啓一

    【特集】世界を読む
    混迷続くミャンマー 最悪のシナリオは回避できるのか。 春日孝之
    プーチンに命懸けで挑むナワリヌイ。 塩原俊彦
    和解の日は訪れるか――英王室のゆくえ。 多賀幹子
    人工知能大国 中国の「アキレス腱」とは。 福田直之vs田原総一朗

    【人間探訪】椎名 誠
    湿っぽくない海洋散骨はもっと流行ってもいいんじゃないかなぁ。

    【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座
    「老い」を楽しんだほうが、心身ともにラクになる! 和田秀樹

    連載ドキュメンタリー企画125
    民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇(4)

    【特集】ニュースの深層
    ルポ 「げんきカレー」がつなぐ未来へのチケット。 粟野仁雄
    ルポ 「学校内性暴力」がもたらした深い傷痕。(上) 渋井哲也
    ルポ 一〇年目の被災地を歩く。(下) 青柳雄介

    【クローズアップ】トクサン
    ユーチューブで創大「人間野球」の精神を伝えたい。

    鎌田實の「希望・日本」14
    “一人でいるって楽しいことね。”  鎌田 實

    【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて10
    三〇〇〇年を貫く物語に挑む。 山本一力vs高島礼子
    【好評連載】
    世界への扉57 ミャンマー内戦に見る「権力者の不安」。 三浦瑠麗

    師弟誓願の大道――小説『新・人間革命』を読む25
    「ムイト・マイス・ダイモク」。 佐藤 優

    大相撲の不思議67 雷電為右衛門。 内館牧子

    【連載小説】
    蒼天有限――雲ぞ見ゆ24 山本一力
    水の月12 中江有里
    吉野朝残党伝6 天野純希
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】最新作『プリンス』発刊記念 真山仁――作品の魅力と軌跡――【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/諸田玲子「麻阿と豪」/下村敦史「ガウディの遺言」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/朝井まかて「朝星夜星」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか

    【特集】最新作『プリンス』発刊記念 真山仁――作品の魅力と軌跡―― ●インタビュー真山仁 次代を担う若者たちに政治への情熱を持ってほしい 【ブックガイド】『ハゲタカ』から『コラプティオ』、そして『プリンス』へ 日本社会の弱点が、エンタメ性を通して見えてくる作品たち……末國善己 ●映像化もされた大人気シリーズ「ハゲタカ」 ●現代社会に警鐘を鳴らす社会派作品 ●政治、医療、外交を題材にしたサスペンス ●東日本大震災を扱った「震災三部作」 ●選挙を描き、民主主義の本質に迫る 【連作短編】●東川篤哉 タテガミはおウマの命(前編) 元競走馬のタテガミが何者かに切断された! 犯人と意外な目的とは? 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり(夢路篇)2 祝言の途中で席を外したおいちに対し、伯母のおうたは怒りを爆発させる。 ●諸田玲子 麻阿と豪3 秀吉の愛妾・茶々が懐妊。一方、麻阿が暮らす聚楽第では悍ましい事件が。 ●下村敦史 ガウディの遺言3 父にかけられた殺人容疑を晴らすため、志穂は父のアリバイを調べるが……。 ●村山早紀 子狐の手紙(前編) 桜風堂夢ものがたり6 久しぶりの休みに桜風堂をめざす渚砂だったが、慣れない山道に苦労する。 ●中山七里 越境刑事7 連れ去られたレイハンを取り戻すべく、冴子は郡山と中国に飛んだが……。 ●朝井まかて 朝星夜星17 ゆきと丈吉は長崎に里帰り。祭りを愉しみつつ店の開店準備に奔走する。 ●宮部みゆき おでこの中身 その一 きたきた捕物帖30 北一は、村田屋治兵衛の妻が拐かされた事件を調べ直そうと決意する。 ●山本一力 緋色の壺 その十五 献残屋佐吉御用帖43 再開された賭場で見に回っていた佐吉は、壺振り・あやめとの勝負に出る。 【話題の著者に聞く】●一穂ミチ『スモールワールズ』 人の数だけ世界がある その「途方もなさ」を書きたかった
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】おなかも、心も満たされる! 私を元気にする「食と小説」【連載小説】諸田玲子「麻阿と豪」/下村敦史「ガウディの遺言」/蒼月海里「怪談喫茶ニライカナイ2」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか

    【ブックガイド】おなかも、心も満たされる 私を元気にする「食と小説」……瀧井朝世/実在してほしいお店が舞台の小説/青春×料理の相性の良さ/異なる国・時代の味覚を楽しむ/新しい切り口で食を見直す 【待望の新シリーズ開帳!】●あさのあつこ おいち不思議がたり 夢路篇1 医師になることを夢見るおいちは新吉と結婚。菖蒲長屋で暮らし始める。 【連載小説】●諸田玲子 麻阿と豪2 聚楽第で姉の麻阿と対面した豪は、秀吉の養女として宇喜多秀家に嫁ぐ。 ●下村敦史 ガウディの遺言2 失踪中の父の手がかりを探しに、志穂はサグラダ・ファミリアに向かうが……。 ●村山早紀 夏の迷子(後) 桜風堂夢ものがたり5 桜風堂を訪れた柳田店長は、帰りに山道に迷い込んでしまうのだが……。 ●中山七里 越境刑事6 中国公安が繰り出す手段に、レイハンを守ろうとする冴子は翻弄される。 ●朝井まかて 朝星夜星16 丈吉の様子がなにやらおかしい。やがて女達がゆきを訪ねてやって来る。 ●宮部みゆき 子宝船 その十 きたきた捕物帖29 北一は宝船事件の真相を探るため、村田屋治兵衛に相談を持ちかける。 ●山本一力 緋色の壺 その十四 献残屋佐吉御用帖42 佐吉は、壺振り・あやめと、美味いうどんを拵える親父の話を聞かされる。 ●第四回 徒然草エッセイ大賞 大賞受賞作品 【衝撃の最終回!】●小路幸也 七回目の神様 続・すべての神様の十月(終) 他人が命を救われる場面に何度も遭遇している幸生。その理由とは? ●蒼月海里 最終話 牛尾家の長女 怪談喫茶ニライカナイ2 ミチルの居場所を突き止めた雨宮は、綿津岬に関する衝撃の事実を知る。
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    専業主婦のナツミと独身のフユミ。高校時代からの親友でいちばん仲良しだったはずなのに、結婚や子育て、仕事による環境の変化から、いつしか2人の価値観は変わっていってしまった……。

    無数に枝分かれした人生の選択肢に正解はなく、比べることなんてできないけれど、“あの子より私のほうがちょっとマシじゃない?”と、どうしても比べてしまう2人。
    夫の浮気や元彼との復縁、仕事仲間との交流など、複雑な大人の人間関係も絡み合う……。
    つかず離れず、たまにムカつきムカつかれ、お互いを少し見下しながら続いていく、ちょっとダークでコミカルな大人の友情ストーリー。

    映画化もされた人気コミック『美人が婚活してみたら(小学館クリエイティブ)』の著者・とあるアラ子氏による、テストする女性誌『LDK』にて掲載された連載漫画(全35話)をまとめて電子書籍化。電子書籍化に伴い、描き下ろしストーリーも掲載。
  • ◆連載スタート◆
    ・有栖川有栖「捜査線上の夕映(ば)え」
    コロナ禍で一変した日常。暫くご無沙汰だったフィールドワークへのお誘い――難事件の予兆にアリスと火村、二人の心はざわめく。待望の火村英生シリーズ、新章開幕!

    [はじまりのことば]
    書きあぐねる私をそっと導いてくれたある“夕景”。どこかノスタルジックなその風景が、この物語を生み落とした

    ・一穂ミチ「光のとこにいてね」
    あの日、うらぶれた団地で出会った結珠(ゆず)と果遠(かのん)。全く違う境遇にありながら、同じ孤独を抱える二人の少女は強く惹かれ合う。いま最注目の作家が問いかける家族、そして愛

    [はじまりのことば]
    迷ってばかりの私がようやく見つけた物語の萌芽、それは二人の少女。彼女たちと共に私は迷い、この物語を紡ぐ

    ・木下昌輝「孤剣の涯て」
    戦の時代が終わると、家康は「呪い」によってひとの心を操り、世を統べた。その呪縛からいかにして逃れるのか。男たちは背負った業を断ち切るため、剣を振るう

    [はじまりのことば]
    今も昔も、為政者は「呪い」を利用し民を支配してきた。宮本武蔵の目を通し、時代の犠牲者たちを見つめたかった


    ◆ロングエッセイ&グラビア◆
    ・門井慶喜、書斎を建てる
    [エッセイ]+[グラビア]ヴォーリズ建築で生まれた夢の書斎、そのすべて
    「近代建築の中で暮らしてみたい」そんな思いが結実し、昨年暮れに竣工した前代未聞の書斎。令和の世に、近代建築を出現せしめた作家の夢と、日々の暮らしに迫る

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.12 取材・構成 瀧井朝世
    ・佐藤究「手段を選ばない社会が行き着く先は? 資本主義のダークサイドに真っ向から挑んだ、超弩級のクライムノベル」

    ◆連載小説◆
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    会長の合図で、スッと背筋を伸ばした老人たち

    ・武田綾乃「世界が青くなったら」
    亮のことは忘れろというミツル。あなたは何を知っているの?

    ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
    わかっていたのだ。恋愛がすべてを解決しないことなんて

    ・長浦京「アキレウスの背中」
    レース当日、悠宇のもとに続々と緊急連絡が入り始める

    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    同級生が寮のサイトにウイルスを仕込んだと、マモルのもとに一報が入る

    ・相場英雄「マンモスの抜け殻」
    四〇年前の悪夢が、いまなお環と尚人を苦しめていた

    ・伊東潤「夜叉の都」
    実朝が弑(しい)され、後鳥羽院は幕府への不信感を募らせていく

    ・澤村伊智「邪教の子」
    祐仁の不審な死を探るうち、矢口はついに教団の最深部にたどり着く

    ・真藤順丈「ものがたりの賊(やから)」
    地震・テロ・疫病、すべてを操る黒幕がついに正体を現す

    ◆短篇◆
    ・彩瀬まる「月がふたつ」
    娘を遺して死ぬことになる――その予感に苦しむ茅乃は

    ・寺地はるな「タイムマシンに乗れないぼくたち」
    少年は博物館で、一風変わった男と出逢う

    ◆エッセイ◆
    [Iの告白]
    白尾悠「『サード・キッチン』怒りのデス・ロード」

    [Xの余白]
    榊林銘「ダイイング・メッセージとろくろ首」
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    話題の時事ワードが漫画で読める!

    読売KODOMO新聞で大好評連載中の漫画の第3巻!ニュースなどで話題の時事ワードをテーマしたストーリーで、危険や謎に満ちた展開の中で発揮されるコナンの名推理に、夢中になって読めること間違いなしです。
    この巻では、特定危険外来生物、シェアリングエコノミー(料理のデリバリーサービス)、VR(仮装現実)、危険運転をテーマに4話収録。巻頭巻末には、解説記事も載っているので、漫画を読んだ後で、より理解を深めることもできます。

    ※この作品はカラーが含まれます。

    (底本 2021年4月発行作品)
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】強く、前向きに生きるヒントが満載 現代女性の必読小説 【新連載】下村敦史 【連載小説】蒼月海里「怪談喫茶ニライカナイ2」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか

    【特集】強く、前向きに生きるヒントが満載 現代女性の必読小説 ●インタビュー瀬尾まいこ 女性ってきっと、みんなとても優しいから ●インタビュー山内マリコ 女性同士がポジティブにつながれる新しい物語を作りたい 【ブックガイド】価値観が変わりつつある時代の中で 女性の心強い味方になってくれる小説13選……北村浩子 ●毎日の大変さを分かっているよ、と寄り添ってくれる物語 ●女性同士の「かかわり」を描いた物語 ●女性が人生で直面する「悩み」に効く物語 ●難儀だけれど、一緒に生きていこうと語りかける物語 【待望の新連載、二本スタート!】●諸田玲子 麻阿と豪1 前田利家の娘である麻阿と豪。波瀾万丈の人生を送った姫達の戦国を描く。 ●下村敦史 ガウディの遺言1 行方不明の父を捜索中、志穂は「ある場所」に吊り下げられた死体を発見する。 【連載小説】●蒼月海里 第二話 シーグラスの憂鬱 怪談喫茶ニライカナイ2 綿津岬高校にうまく馴染めないでいる転入生を襲った、恐ろしい怪異とは。 ●村山早紀 夏の迷子(前) 桜風堂夢ものがたり4 ふらりと桜風堂を訪れた柳田店長は、帰り道で思わぬ災難に見舞われる。 ●中山七里 越境刑事5 レイハンを逮捕することで保護した冴子だったが、新たな事件が起こる。 ●小路幸也 子供は風の子 続・すべての神様の十月9 「俺」の部屋の前に居座る見知らぬ子供達。彼らが部屋に入ると……。 ●宮部みゆき 子宝船 その九 きたきた捕物帖28 北一は政五郎親分の命により、宝船事件の真相を探るため、動き始める。 ●山本一力 緋色の壺 その十三 献残屋佐吉御用帖41 蓬莱屋仁左衛門と佐吉の前で、大尽風の男達と賭場の大勝負が始まった。
  • ◆連載スタート◆
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    小樽の古民家カフェで開かれる〈坂の途中で本を読む会〉。本を読み、人生を語る、みんなの大切な時間。最年長九十一歳、最年少七十七歳、今日も賑やかに全員集合!

    [はじまりのことば]
    同好の士による「ちいさな集まり」を書いてみたかった。そこでは、本来の姿で語り合う人たちに出逢える気がするから

    ・武田綾乃「世界が青くなったら」
    ある朝、大好きな彼の存在が消えていた。夢で招待される雑貨店、謎めいた店主、記憶の結晶……この不思議な世界の先で、彼とまた会うことはできるのだろうか

    [はじまりのことば]
    もしも時を戻す魔法が使えたら、もしも二度と会えないはずの相手に会えたら――私はどんな未来を選ぶのだろう?

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.11 取材・構成 瀧井朝世
    ・呉勝浩「自分なりの『テロリストのパラソル』を書きたい――その決意の裏に秘めた積年の想いとは」

    著者に訊く
    ・新川帆立『元彼の遺言状』
    ・櫻田智也『蟬かえる』

    ◆グラビア◆
    ・ひがしちか「アトリエ探訪 in八ヶ岳山麓」
    日傘に魅せられ、独学でつくり始めて十年。長野に居を移し、鶏の声や滝の音に囲まれながら、制作にいそしむ日々

    ◆連載小説◆
    ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
    私は向き合おうと思う。封印されたあの数日間の記憶と

    ・長浦京「アキレウスの背中」
    怪我をして以来、本気で走ることから逃げてきた悠宇に監督が見せたものとは

    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    名門女子高生は、代理店主催の学生大会の欺瞞を指摘した

    ・相場英雄「マンモスの抜け殻」
    犯行現場付近のカメラに映っていたのはなんと、あの男だった

    ・伊東潤「夜叉の都」
    朝幕融和を目指す実朝は、後継に親王将軍の擁立を主張する

    ・澤村伊智「邪教の子」
    「大地の民」に潜入した俺は、ついにあの女と対面する

    ・真藤順丈「ものがたりの賊(やから)」
    危機に陥る翁と六条院。疫病対抗の鍵を握る媼とは何者か

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
    蓮姫の無事を知らしめるため、一行は王宮に戻ることに
  • ◆巻頭対談◆
    ・阿津川辰海×斜線堂有紀「進化しつづけるミステリーの遺伝子」
    キーワードは“はやみねかおる”と“逆転裁判”!? ルーツから秘蔵の創作論、
    特濃ビブリオバトルまで、二〇二〇年のミステリー界を席巻した同世代作家、白熱の二万字対談

    ◆特別掲載◆
    ・望月麻衣×桜田千尋・画「満月珈琲店の星詠み ~本当の願いごと~」
    猫のマスターがいる満月珈琲店では、上弦の月夜、
    迷える人々の助けとなるよう星詠みの勉強会を開いていて……

    ◆対談◆
    ・岸田奈美×澤田智洋〈別冊文藝春秋LIVE TALK vol.3[ダイジェスト]〉
    「ゆるめる対談 弱さを誇れる未来へ」

    ◆短篇◆
    ・彩瀬まる「サタデイ・ドライブ」

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.10 取材・構成 瀧井朝世
    ・深緑野分「いまの世の中に『物語』を届ける意味ってなんだろう。
    書物を愛する人の街に住む『本が嫌いな子』を描いた理由」

    著者に訊く
    ・太田愛 『彼らは世界にはなればなれに立っている』
    ・夏木志朋 『ニキ』

    ◆連載小説◆
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    ・藤田祥平「すべてが繋がれた世界で/episode 2 メッセージを入力してください」
    ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
    ・長浦京「アキレウスの背中」
    ・相場英雄「マンモスの抜け殻」
    ・伊東潤「夜叉の都」
    ・澤村伊智「邪教の子」
    ・今村翔吾「海を破る者」

    ・真藤順丈「ものがたりの賊(やから)」

    ・澤田瞳子 「星落ちて、なお」

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
  • 【待望の短編最新作】
    麻耶雄嵩「メルカトル式捜査法」
    【シリーズ短編第二弾】
    砥上裕將「瞳の中の月」
    【好評連載】
    中山七里「殺戮の狂詩曲」
    【長編連載最終回】
    太田忠司「麻倉玲一は信頼できない語り手」  
    【読み入り小説】
    真梨幸子「赤坂に死す」
    【好評シリーズ短編】
    東川篤哉「居酒屋「一服亭」の四季」 
    長岡弘樹「私立暁星館大学教官室」  
    大崎梢「パーキングエリアの夜は更けて」   
    【マンガ】
    喜国雅彦「ラストシーンは崖のうえ」  
    【巻末座談会】
  • 660(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【ブックガイド】家にいる時間が長くなった今だから 小説で「より良い住まい」を考える 【新連載】中山七里「越境刑事」 【連載小説】小路幸也「続・すべての神様の十月」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/朝井まかて「朝星夜星」ほか

    【ブックガイド】家にいる時間が長くなった今だから 小説で「より良い住まい」を考える……友清哲 こんな隣人はイヤだ! すぐ身近に思わぬ災厄が!?/人が集まるところにドラマあり! シェア住宅の妙味/秋の夜長に背筋が凍る……! “家系”ホラーの傑作たち/まだまだある! 不動産に題材を求めた物語 【待望の新連載!】中山七里 越境刑事1 「アマゾネス」と呼ばれる千葉県警捜査一課長の高頭冴子を襲う新たな危機。 【連載小説】●小路幸也 眠れぬ夜の神様 続・すべての神様の十月5 夢遊病に悩むマンガ家の真次は、コインランドリーである女性と出会う ●近藤史恵 おはようおかえり8 曾祖母が取り戻したいと思っていた手紙に書かれていた驚きの内容とは? ●朝井まかて 朝星夜星13 自由亭に全身に火傷をおった怪我人が運び込まれ、ゆきは手当に奔走する。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇14 おいちと仙五朗が明乃に話を聞いていると、盗み聞きしていた喜世は……。 ●宮部みゆき 子宝船 その五 きたきた捕物帖24 北一は、悪い噂が立った宝船の絵を封じ込めるための文庫作りを依頼される。 ●山本一力 緋色の壺 その九 献残屋佐吉御用帖37 佐吉が見に入る中、常連の隠居と小太りの男の張り合いが始まった。 【話題の著者に聞く】長浦京『アンダードッグス』設計図をなぞるように書いては、僕も読者も興奮しない
  • ◆連載スタート◆
    ・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
    2024年、鹿児島。寮で高校生活を送る僕たちは、インターネットの向こう側の世界に「ゲリラ戦」を挑むことにした。自由を獲得するために――。最旬青春小説、開幕!
    ※新連載エッセイも収録

    ・藤田祥平「すべてが繋がれた世界で/episode 1 その宛先には到達できません」
    人類が総オンライン化し、悲しみが充満した世界で起きた大災厄――22歳以上の大人が消えた世界で、少年達は何を拠り所に生きていくのか。未来に託す、希望の物語
    ※新登場エッセイも収録

    ◆対談◆
    ・小川哲×松山大耕(僧侶)「別冊文藝春秋LIVE TALK vol.2」
    「精神世界のニューノーマル」


    ◆短篇◆
    ・寺地はるな「灯台」
    わたしの役回りはいつだって、みんなの引き立て役

    ◆インタビュー◆
    作家の書き出し Vol.9 取材・構成 瀧井朝世
    ・阿部智里「どこから読み始めても、楽しんでもらえる作品でありたい。人気シリーズゆえの試練と、新章に込めた覚悟とは」

    著者に訊く
    ・五十嵐律人 『法廷遊戯』
    ・蝉谷めぐ実 『化け者心中』

    ◆連載小説◆
    ・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
    ・長浦京「アキレウスの背中」
    ・相場英雄「マンモスの抜け殻」
    ・伊東潤「夜叉の都」
    ・澤村伊智「邪教の子」
    ・今村翔吾「海を破る者」
    ・澤田瞳子 「星落ちて、なお」
    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」

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