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『文芸・小説、エッセイ、めがイラスト、801円~1000円、セール・期間限定価格、めがイラスト』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山下 征士
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    捜査を指揮した元一課長が初めて明かす、少年Aにたどり着く激動の90日

    「兵庫県警には、”棘”が刺さったまま残っているんや。2本も。これは絶対に忘れてはならん」。
    未解決事件のことを、先輩刑事が表現した”棘”とは、「114(グリコ森永事件)」「116(朝日新聞襲撃事件)」の2つの未解決事件のことである。その「2本の棘」は、警察退職後30年を経た今なお、著者の心の中に突き刺さり、後悔の念が強く残っている。なぜこの2事件は解決できなかったのか。また、捜査一課長として指揮を執り、執念の末に「少年A」の逮捕に至った背景とは。昭和・平成に起きた凶悪事件担当の元捜査一課長が初めて明かす事件の全て。

    目次(一部抜粋)
    ・1章 神戸連続児童殺傷事件
    チャート図に掲載された「14歳少年A」の実名/神戸新聞社に送られた声明文/6人の幹部たちに限定した「捜査会議」/少年Aを「シロにする」捜査/職務質問で確認された直径3ミリの「血痕」/ダンテ『神曲』に影響された作文/極秘に進められた早朝の任意同行
    ・2章 グリコ・森永事件
    秘密主義で進められた捜査/「焼き切り」で割られていたガラス/大阪府警と兵庫県警の主導権争い/「キツネ目の男」と7つの音声
    ・3章 ノンキャリ刑事の青春 昭和事件簿1
    「国鉄集団スリ事件」/北朝鮮工作員が上陸した「切浜事件」
    ・4章 亡き者たちのために 昭和事件簿2
    駅へと続いていく「ルミノール反応」/新・指紋照合システムによる事件解決「第1号案件」/特捜部長が語った「取り調べに必要なもの」/「編物教室女性殺人事件」
    ・5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件 「赤報隊」を追って
    新聞社「デスク十戒」が示すもの/2種類の「赤報隊」犯行声明/休日の夜に響き渡った銃声/目撃された不審な「白のマーク2」/始動した朝日新聞の「特命チーム」/「疑惑の中心地」からの肉声
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    森 正人
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    戦後日本は何を求めてきたのか。

    「幸福な暮らし」とは何だろう。昭和どころか平成すらも終わろうとしている今、戦後の占領期の、「開発すれば、大規模なイベントをすれば、遮二無二働けば豊かになる」という考え方が再び頭をもたげているようにも思われる。アメリカ博覧会、国土開発プロジェクト、公害などの歴史をひもとくことで、開発、発展、生産性という言葉が、日本において豊かさや幸福とどのように結びつけられてきたのか、その来歴を考え、現代への警笛を鳴らす。

    序 章 「豊かさ」の夢
    第二章 アメリカ的な豊かさと展示される事物―空間の地政学
    第三章 国土開発、産業化と豊かさへの確信―空間の文化・政治・経済学
    第四章 道路開発と豊かさへの幻想―国土空間のネットワーク化と物質化
    第五章 性と生―家族計画と身体空間への介入
    第六章 物質的豊かさと収奪される身体空間
    第七章 港都四日市の輝ける未来と公害―イデオロギー装置としての風景
    第八章 豊かさという幻想の虚構性(から目覚める)
    終 章 「昭和」を終わらせる力に抗して
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    神崎宣武
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    「不思議な国」日本に連綿とつたわる、多様なカミとまつりの姿を伝え残す。

    歳神・田の神・山の神・塞の神・地神・産神・産土神――ご先祖様たちが広大な自然や日々の営みから見出し、崇め祀り、連綿と子孫に託してきたものとは何か。
    「我われの民俗学は、先学の落とした落穂を拾うようなもの」。師・宮本常一の言葉に導かれるように、日本各地に残る原初の多様なカミたちの足跡を探索。代々続く吉備・宇佐八幡神社の神主として、半世紀にわたり古神道(民間神道)を実践してきた著者が、いま急速に失われつつある「日本のかたち」を伝え残す。

    序章――自然に宿る神々の群れ
    第一章 歳神と田の神
    第二章 原初に神体山あり
    第三章 神宿る樹木とその森
    第四章 境を守る「塞の神」
    第五章 地神・産神と産土神
    終章――まじないと流行神
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山泰幸
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    死・贈与・社会秩序……近代の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの格闘。

    死んだらどうなるのか。「鬼神(霊魂)」は存在するのか、しないのか。「社会秩序」はいかにして生まれるのか。「道」をめぐる、儒家と国学者による「国儒論争」とは何だったのか。伊藤仁斎、荻生徂徠、太宰春台、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤ほか、近代社会の根本問題に果敢に挑んだ思想家たちの闘争を考察。「死」と「贈与」の言説への、思想史と社会学のアプローチによって江戸の思想を展望する、挑戦的な試み。

    序章  贈与で読み解く江戸思想
    第一章 死んだらどうなるのか ――本居宣長と死後の問い
    第二章 言葉と文字─ 自言語認識と『古事記』の再発見
    第三章 他者問題 ―― 「漢意」とイデオロギー批判
    第四章 翻訳問題 ―― 荻生徂徠の言語観
    第五章 「日常」の発見 ―― 伊藤仁斎と「道」の言説
    第六章 二つの秩序問題 ―― 荻生徂徠の社会理論 
    第七章 「文化」の起源論争 ―― 太宰春台と賀茂真淵
    第八章 論争の展開 ―― 本居宣長と「道」の言説
    第九章 贈与の逆転 ―― 本居宣長から平田篤胤へ
    第十章 死者の人情 ―― 平田篤胤の死後観
    第十一章 死後の審判と生命の贈与 ―― 平田篤胤と「幽世」の誕生 
    終章 鬼神論の近代的展開 ―― 柳田国男と和辻哲郎

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