『マンガ(漫画)、完結、ハーレクインコミックス、401円~500円、完結』の電子書籍一覧
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社長秘書のタラが会社を辞めたのは、社長の息子ランドのせいだった。ふたりはつきあっていたが、将来を口にした途端、彼に別れを告げられ、タラは辞表を提出したのだから。だが5年後、突然ランドがやって来て、亡き父の奇妙な遺言の条件を満たしてほしいと言う。できなければ彼が地位も財産も失うその条件とは、1年間タラが彼の秘書となること。神様、これはチャンスですか? 1度は失った彼の愛を手に入れるため、タラは大胆すぎる提案を彼に申し出た!
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いつか去ってしまう…でもこの気持ちに嘘はつけず!?
小さな町に住むシングルマザーのチャーリーは、休暇中だという州警察のジャドに命を助けられた。お礼に宿がないこの町にいる間、部屋を貸すことになる。その日から人見知りの娘は懐き、同じ警官の兄は彼を信頼し仕事のアドバイスを求めた。男性に傷つけられた過去をもつチャーリーも、彼に惹かれる気持ちが止まらない。…でも彼はこの町を出ていくのよ。それに瞳の奥に宿る悲しみの影…彼には何かある。そんな時、ある事件が起こり――!? 人気連載ついに配信開始! -
黒い噂に傷ついた私を、あなたはからかっているの?
友人の邸宅で開かれるハウスパーティーに招かれ、1年半ぶりに社交界に復帰した未亡人ジュリエット。けれど周囲の冷たい視線を浴びて、やはり来なければよかったと後悔し始めていた。彼女には、「夫殺し」という身に覚えのない噂が立っていたのだ! そこへ、あたかも彼女をかばうように、若い男性が声をかけてきた。彼の名は、セバスチャン・セントクレア卿。大貴族の一員で、社交界の重要人物である彼がなぜ私を? 噂のある女には何をしてもいいと思ってるの? -
あの人に心を奪われてはダメ!それは私の負け!!
キャッツは小さな宿を営みながら妹たちの面倒をみていた。しかし経営はうまく続かず、ついに宿の権利は人手に渡ってしまう。途方にくれながらも、細々と経営を続けるなか、嵐の最中に訪れた男の客にキャッツは心が揺さぶられた。彼はあまりにもハンサムだったのだ。もちろん彼女の心など気がつかない男は翌日に発っていった。数日後、その男は再び宿を訪れミハイルと名乗る。彼はキャットの宿の権利を手に入れたと言う。そして、彼は彼女に悪魔の提案をしてきた!! -
残酷にあなたを裏切り傷つけた。どうしたら償えるの?
リーバは売れっ子トップモデル。エリオ
ット・ソーソン三世というセレブに求婚されていたが、それは断るつもりだった。リーバは信じていたのだ。いつか稲妻のような恋に落ち、永遠の愛を誓うことを。そして運命は訪れた。撮影先のカリブで
出会ったハンターと情熱的な恋に落ちた
のだ。けれど母の手術のため、どうしても巨額のお金が必要となった彼女は苦しみの末、嘘をついてハンターを捨てエリオットを選ぶ。まさか彼とエリオットが
いとこ同士とも知らずに…。 -
求む、父親になってくれる男性。報酬5000ドル。
男の人が苦手なヴィクトリア。恋人や夫はいらないけど子どもが欲しい…。彼女が父親候補に見定めたのは新聞社のオーナー、ケイレブ。彼を誘惑して、その気にさせよう。独身主義のプレイボーイと噂の彼だけど結婚なんて求めてないから都合がいいわ。着慣れないセクシーなドレスに身を包んで誘惑することに。ケイレブは地味な書店主だと思っていた彼女の変身に驚くが毅然として断る。だが翌日、とんでもない新聞広告を見つける。「求む、父親になってくれる男性」 -
彼は災いを呼ぶ悪魔。かかわれば私はすべてを失う…。
バカンスから戻ったキンバリーは、空港で突然マスコミに取り囲まれた。何が起きているのかわからず呆然としていると、ひとりの男性がゆっくりとこちらに近づいてくる。リック・ペリーニ。彼がどうしてここに…!? 10年前に別れた元夫の登場に、キンバリーはさらに混乱した。夫と言ってもリックと夫婦として過ごしたのはたった10日間。その時の悪夢がキンバリーの脳裏に蘇る。彼は私に災いを招く悪魔。きっとこれは悪いことの前触れなのだわ! -
最初からあなたに夢中なの。抵抗したのはほんの戯れ。
ハリウッドの映画会社の社長ジェフとの間で、映画のロケ地をめぐり難航していた交渉問題を、モーラは全面的に受け入れ契約書にサインをした。するとジェフは勝ち誇った笑みを浮かべ、彼女を強引に抱き寄せた。「僕たちは互いに求めあっている。そうだろ?」モーラは素直にくちづけを受け入れた。こうなることは初めからわかっていた。いいえ、望んですらいたはず。モーラは抵抗をやめ、彼に身をゆだねた。それがどんな事態を招くかなど予想もせずに…!! -
かつて愛した彼からの電話に、彼女の心は揺れ動き!?
弁護士のグレースに、突然かかってきた電話。それは3年前に別れた元彼マイケルからだった。「君が必要なんだ、今すぐ来てほしい」電話の向こうで懇願する彼の頼みを無下に断ることもできず、グレースは彼のもとに向かう。グレースには夢があった。愛する人と結婚し、温かな家庭を築くという夢が。しかし石油王の御曹子マイケルは、恋よりも仕事を優先し、ふたりは破局していた。久しぶりの再会に心躍らせるグレース。だが予想もしない出来事が彼女を待ち受けていた! -
許せない! 私を裏切り浮気したあなたを!!
テイラー! なんであなたがここに…。 職場のパーティー会場で、離婚係争中の夫に声をかけられたマーシャは困惑を隠せずにいた。1年前、テイラーの浮気が発覚し、家を飛び出したマーシャ。幼い頃に母親に捨てられ、温かい家庭を築くことを夢みていたマーシャにとって、テイラーの浮気はとても許すことなどできないものだった。久しぶりの再会だったがテイラーは悪びれた様子もなく、マーシャに言い放った。「本気で僕が、君を手放すと思っているのか?」 -
決して悟られてはいけない。この結婚は偽りということを!
両親亡きあと、名家アシュワースにひき取られ幸せに暮らしていた令嬢ブライオニー。ある日、屋敷の主である名づけ親が亡くなり耳を疑うような遺言を聞かされる。名づけ親の甥ルークと結婚しなければ、財産の相続が認められないというのだ。ルーク・キングスリー…子爵家唯一の跡継ぎだが放蕩者として名高い彼。…私に選択の余地なんてない。でも彼と愛のない結婚をするなんて! ためらうブライオニーだったが、彼の情熱的な誓いのキスで身体が熱くなってしまい…!? -
身分違いと誹られても、彼女は生涯かけて彼を愛した。
名門アレキサンダー家の長男グレイとキャシーの恋は、彼の父親によって打ち砕かれた。妊娠したキャシーはグレイに事実を告げることもできぬまま、彼の父親に門前払いされたのだ。そして11年後、息子ロブと慎ましく雑貨屋を営んでいたキャシーの前に、突然グレイが現れた!彼は瞬時にロブを自分の息子と理解し、責任をとることを望んだが、彼の父親に投げつけられた言葉が忘れられないキャシーは、どうしても心を開くことができなかった…。 -
大変身しないと女性にモテモテの彼の横には並べない。
花嫁は要らないと豪語するプレイボーイの富豪サイモンが、地味でまじめなエミリーをオークションで競り落とした理由。それは群がる女性を蹴散らしてもらうため!ハンサムだけど軽薄そうな彼に恋愛対象と見られなくても、エミリーは別に最初は気にならなかった。けれど彼を知るうちに、これまで経験のないふわふわとした恋心に包まれて…。でも、今のままでは女性にモテモテの彼の横には並べない。ぶかっこうな服に身を包んでいたエミリーの大変身が始まった! -
突然現れて、私の心に入り込んできた男性の正体は…!?
元モデルで現在は会社の社長のライザは、ちょっと憂鬱だった。その気は無いのに、財閥の御曹司のブルーノと噂になっていることで…。でも彼は、彼女にぞっこんなのだ。ある日、ライザは別荘に向かう途中、車に追突したが、相手の車から出てきたのは、まるで狼みたいな野性味たっぷりの男性だった。泊まる所がないというので別荘にその男性を泊めたのだが、翌朝その男性はスーツに身を固めた姿で現れた。そして謎の言葉を残して去っていく。果たして彼の正体は――!? -
キャンディ・レディとの恋は甘くないのです!!
大型ステーキ・チェーンを経営して成功を収めていたジョーはある日、雪のなかで車がスリップして困っていたマーリーを助けた。お礼にマーリーの家に招待されたジョー。ふたりは、お互いにほのかな好意を抱く。しかし、ふたりともそれ以上に進めないトラウマを抱えていた。マーリーは有名な精神科医だったが、それを知ったジョーは自分が資金援助をしている子供サークルの運営の助けを求めた。これを機にふたりは、より好意を抱くのだが、やはり前には進めず…!? -
真面目だけが取り柄の司書が、大胆な美女に変身!?
図書館司書ミリアムは恋をしていた。相手はローリー・モナハン教授。彼は学問ひと筋で、本と研究以外は何も目に入らない。地味な司書が彼の気をひけるわけがないわ。ため息をつくミリアムだったが、ある雑誌の見出しが目に入った。“内なる魔性を呼び覚ませ!”女の私から彼を誘惑するなんて…そんなことできるわけない。でも。このまま何もない人生でいいの? もし、ふたりの関係が変わるとしたら…? 彼女は雑誌の記事にしたがって大胆な作戦に出ることに!? -
飛行機で隣り合っただけの伯爵にプロポーズされて!?
テッサはイギリスに向かう飛行機のなかで、隣席の男性から突然プロポーズされた。彼はドルストン伯爵チャールズ・キャメロン卿。6週間以内に結婚しなければ財産をひき継げないという。テッサには茶番につきあっている暇はない。事故死した妹夫婦の遺児にかかわるトラブルを抱えているのだから。事情を話すと、意外にもチャールズはてきぱきと解決に向けて動いてくれた。なんて頼りがいのある人だろう。だけど財産のために結婚しようとする人なんか信用していいの!? -
絶望を忘れるため、燃える瞳の男性に純潔を捧げ…!?
親友の葬儀の夜、悲しみに沈むダイアナはホテルの部屋を間違えてしまう。目を覚ますとベッドには灰色の瞳でいぶかしむ男性が。普段なら見知らぬ男性と一夜を過ごすなんてあり得ない。だけど、今夜はひとりでいられない…。熱い肌と肌を重ね、男性の生のほとばしりを感じ、絶望を忘れることができた。純潔を捧げた結果、予期せぬ命を授かったけど後悔していないわ。ロンドンを離れ、新しい街で暮らすダイアナは名士である灰色の瞳の男性マーカスと悲痛な再会をして!? -
世界の果てで、プリンセスと野性的な彼のロマンス。
イギリスの名家バルフォア家の長女オリビアは、家名を汚した罰としてオーストラリアで働くことになった。しかも、父と関係の深い大富豪クリント・マカルパインの下で。「その高い象牙の塔から降りてこいよ、氷のプリンセス」以前、そう私の身分を皮肉った彼は、今の私を見てどう思うかしら…。空港に着いた彼女を待っていたのは、むせ返る暑さとクリントだった。無精髭を生やした彼は野生の動物のよう…そう思った瞬間、急に頭と体に血が上り、オリビアは気を失った。 -
冷血で傲慢な上司の命令で、赤ん坊の世話なんて!?
秘書として働くナイアは、上司のジェイクに初対面で「きみは赤毛じゃないか」と非難めいた言葉を投げつけられた。以来、苦手意識をもっていたが罪深いほど美しい彼に、避けられていることはつらかった。そんなとき、部屋のなかで泣き声がすると言うジェイクのもとへ向かうと赤ん坊が…! どうやらジェイクの双子の弟ジョッシュが亡き妻の忘れ形見を置き去りにしたらしい。ふたりで赤ん坊の面倒をみつつ、ジョッシュを捜すことになるなんて、私の恋心はどうなるの? -
キスに隠されたたくらみ…ボスの誘惑は危険な罠!
巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!? -
雲の上の彼を婚約者と偽った罰。それは解雇でなく結婚だった。
名前を借りただけのつもりが、まさか記事になるなんて――!! 大手デパートで働くペイジは、若きやり手の経営者ダンテの前でうなだれた。亡き親友の赤ん坊を養子にするため、役所で彼と婚約中とついた嘘がマスコミに流れてしまったのだ。解雇を覚悟しつつ必死に事情を説明するペイジ。だが彼はその端正な顔に侮蔑の表情を浮かべ、容赦なくクビを言い放った。堪えきれず詰め寄るペイジに、彼は思惑ありげな顔を向けある提案をもちかけてきた。「では君を僕の妻にしよう」と。 -
彼にときめいちゃだめ。私は“既婚者”なんだから。
ジェーンが左手の薬指に指輪をつけているのには理由がある。人目をひく容姿が災いして男性社員に迫られ、あげく辞職に追い込まれたのだ。そこで思いついたのが既婚者のふりをする作戦。「運命の相手に出会ったらどうするの?」と親友は止めるけれど、実際恋なんて縁遠いし…。嘘をついて入社した会社で、なんとジェーンはよりにもよって社長にときめいてしまう。でもトム・クルーズ似の素敵な夫がいると嘘をついてしまったからには、あとにはひけないわ…! -
悪名高きプレイボーイの王子にひと目で心奪われるなんて!?
マディソンは政治家のイメージアップを図るコンサルタント。今回のクライアントはバジュール国の王子ザインだ。国民はプレイボーイの王子に冷ややかだが、戴冠式までの1か月で彼こそ国王の器だと納得させなければならない。だがマディソンは彼がそばにいると落ち着かず仕事に集中できずにいた。完璧な容姿をもつ彼が女性に不自由などしていないくせに、露骨に誘いをかけてくるからだ。「今まで誰かに激しく焦がれたこともないんだろう」見え透いた彼の挑発に彼女は!? -
あなたと出会って私の人生はいっぺんに変わった。
父を亡くし、財産をすべてひき継いだ意地悪な継母のもとでこきつかわれているクレシダ。家を出ようにもお金がなく、彼女が生まれたころから働いている老齢の家政婦モギーを置いていくわけにもいかず、つらい日々に耐えていた。そんなある日、クレシダが足をくじいて動けずにいたところ、通りがかりの医師に助けられた。彼はオランダ人医師のオルドリック。やさしい瞳をした彼に出会ったそのときから、クレシダの人生はみるみるうちに変化していく。 -
30歳独身の何がダメなの!? 結婚なんて夢のまた夢!
今日はディリ―の結婚式。準備は着々と進んでいたが、花婿と父の会話から衝撃の事実を知る。私に求婚したのは報酬が目当て!? すべて30歳独身の娘を心配した父親が仕組んだことだった。屈辱感にふるえるディリ―はウエディングドレス姿のままバージンロードを逆走。ハネムーン用の白いリムジンに飛び乗り、ハンサムな運転手に「車を出して」と告げる。私なんて恋に向いてない。一生、結婚できないんだわ。運転手ミックは剣幕に驚きながらも逃亡劇に手を貸すが…!? -
結婚初夜の翌朝、まさか夫に言い渡されるなんて…。
5年前、アリックスは幸せな花嫁だった。愛されていると信じたすべては、しかし嘘だった。夫のピアスはアリックスの一族への復讐のためだけにまんまと彼女と結婚し、財産を手にすると翌朝離婚を告げたのだから! ようやく胸の痛みを忘れかけた頃、彼は残酷にも舞い戻ってきた。アリックスの父が経営する会社が倒産寸前のところに現れ、なんと援助を申し出たのだ。「ただし条件がある。君がもう1度僕の妻になるなら」と。ひどいわ。彼は私を弄ぶために戻ってきたの? -
伯母が遺したものは莫大な財産とセクシーな男性で!?
ジェシカは、1度しか会ったことのない伯母から突然、遺産を遺された。リゾート地にある島のホテル――伯母とはろくに話したこともないのに、どうして!? さらに、相続には奇妙な条件がついていた。1か月間、島で暮らすこと。島に居候しているミスター・スレイドをそのまま住まわせること。事情がわからぬまま島を訪れた彼女の前に現れたミスター・スレイドは、うっとりするほどの美しさで!! こんなにセクシーな男性と1か月もふたりで暮らさなければいけないの!? -
ずっと憧れていた大人の彼に振り向いてほしくて…!
目の前の恋人はプロポーズの言葉を口にするだろう。アニーは直感した。だめ、私にはまだ忘れられない人がいる…。その時、携帯が鳴った。ジャーナリストのアニーを、マスコミ嫌いで知られる実業界の大物ヴァン・カーライルが、インタビュアーとして指名してきたという新聞社からの連絡。彼女の心は激しく揺さぶられた。ヴァン――少女の日に出会い、かつて深く愛しあい、別れてしまった人。そしていまだに最愛の人。その彼が私に会おうとしている。今さらなぜ? -
記憶をなくした私のお腹には赤ちゃんが!
追い立てられるように車を飛ばした私は事故に遭い、半年間の記憶を失ってしまった。目覚めた私の前に現れたのは、夫を名乗る素敵な男性。そして驚くべきことに私のお腹のなかには彼の赤ちゃんが! 半年前まで恋人すらいなかった私がいつ結婚をしたの!? 何ひとつ思い出せない私に、彼は日々熱い愛をささやき、やさしく接してくれる。だけど夢でみる彼の顔はとても冷たく、涙があふれて止まらない…。あの夢は何? 私はこのまま幸せに暮らしていていいの!? -
彼が国王になるとき、私たちの愛は終わりを告げる。
砂漠の国ハータンの皇太子アズリンと結婚し、キアラは幸せの絶頂にあった。彼は国家の投資事業を担って飛び回っているため一緒には住めないけれど、世界中がふたりのロマンティックな逢瀬の場となっていた。そんなある日ハータンから急報が届いた。病に倒れた父王に代わりアズリンが即位する日が決まったのだ。キアラは未来の王妃として慌ただしく宮殿へと移った。だがそこに待っていたのはまるで人が変わったかのように妻に絶対服従を求める夫の姿だった。 -
どんなに想っても、憧れのボスに私の心は届かない…。
その人が部屋に入ってきたとき、女性なら誰もが夢みるような男性だとジュリーは思った。シモン・ファン・デル・ドリースマ教授。長身で金髪にブルーの瞳、世界的権威のあるその医師がジュリーの新しいボス。ところがシモンは美しく有能な彼女に「自分が選ぶとしたら、君みたいな秘書は雇わない」と不躾に言い放った。なんて失礼な人なの! 釈然としないジュリーをよそに、シモンは出張への同行を命じる。ぎくしゃくしたふたりの関係は、この旅で意外な展開に…!? -
新しい人生の扉の先にいたのは冷淡なイタリア人医師!?
夫の死後、7歳の息子アレックスとふたりで暮らしてきた看護師のフルールは、友人の勧めもあって2年ぶりに職場に復帰する。ところがフルールは、復帰1日目にして早くも失態を演じてしまう。蘇生室に運びこまれた患者の様子に夫の最期の姿を重ね合わせ、適切な処置もできないまま、部屋を飛びだしてしまったのだ。新任のイタリア人医師マリオはそんな彼女に激しい怒りをぶつけてしまう。すっかり自信を失ってしまったフルールのもとに、その夜マリオがやって来て!? -
かつて愛に傷ついた私が彼を愛することができるの!?
挙式を目前に婚約者に裏切られたリリーは、傷心を抱えてミラノへ渡った。愛する伯母のもとでイタリアンシェフとして働くために。だが、少女の頃の憧れの男性アレッサンドロに再会し、リリーにせつない初恋がよみがえってきて…。今はイタリア有数の実業家と言われるまでに名をあげた彼。恋の痛みを抱え、誰も信じられないリリーにはアレッサンドロと過ごすのはつらすぎる――恋なんて、この先私には必要ないものなのに、見つめられたくらいで、動揺するなんて! -
バージンの私が妊娠!? 噂は町中に広まって…!?
5人の兄に守られて育ったテス・モナハンは男性と縁がない人生を送ってきた。しかし、勤めている小学校の表彰式で倒れた彼女を見て、「妊娠したのね!」そう意地悪い同僚が叫び、噂はあっという間に町中に広まってしまう。妊娠どころか私はバージンなのに! 初恋の人ウィルも噂を信じ、やさしく手をさしのべてくれる。しかも、ずっとテスを子供扱いしてきた態度に変化が起こり、熱い視線で見つめてきて――。ところが、噂はテスの手に負えないほど大きくなって…!? -
18歳の誕生日、無垢な娘は大富豪にさしだされ…!?
18歳の誕生パーティーでイゾベルの唇を奪ったラファエル。彼は傲慢で血も涙もない実業家。そして、家に強要された許嫁だ。「君は実に都合のいい花嫁だ」彼の狙いは家名だけ。ひきかえに彼が支払う大金がないとイゾベルの家は破産してしまうが――愛のない結婚なんて! イゾベルは家を捨て社交界から逃げ出し、パリでタンゴを教えながらつましく暮らし始めた。けれど、約束の21歳の誕生日。突然、教室に現れたラファエルは彼女の手をとり、ダンスをリードして…!? -
本能が身を捧げろと命じる…未来がない恋に
助産師カルメンはある日、エレベーターの故障でエキゾチックな男性と閉じ込められてしまう。濃密な空気…何かが始まりそうな予感がした。無事に解放されて知った彼の正体、それはザンドロー国の次期国王ザファル! 私ったら何を考えてるの? 別世界の男性だわ。彼は担当する産婦のいとこらしく、カルメンは補佐としてなかば脅されるように砂漠の王宮へとつれ去られてしまう。あらがえない力が縮めるふたりの距離。情熱的に唇を奪われ――「必ず君をこの手に入れる」 -
男性を極度に恐れる私。花嫁になんてなれない…。
ジリアンは窮地に陥っていた。おじの遺言で、警察署長のセオドアと結婚しなければ、今住んでいる牧場を手放さねばならないのだ。子供の頃から知っている彼のことは好きだけれど、恋人同士という関係を飛び越していきなり結婚なんて…。実は21歳だというのに、ジリアンは男性とつきあった経験がなかった。それに彼女には、かつておじの雇い人に襲われかけたいまわしい過去があった。男性に心の底から恐怖する私が、本当に花嫁になれる日なんて来るのかしら…。 -
この世界を、汚れない瞳で見つめるきみが愛しい――。
カードを知らない? 買い物もしたことがないのか…。ザックは耳を疑った。故郷の敷地で野宿をしていた美しいが一風変わった女性セーラは、古い信仰と100年前の生活様式を頑なに守る共同体で生まれ育ったという。だが彼女は母亡きあと、恐ろしい継父の暴力と支配から逃げだし、生まれて初めて外の世界へやって来たのだ。不安だろうに、彼女は自分の居場所を探そうと希望を捨ててはいない。一方、ザックは自分のルーツを恥じ、今まさに故郷を捨て去ろうとしていた――。 -
さえない田舎娘の私が…伯爵家の花嫁になるなんて!?
恋人だと思っていた男性にあっさり捨てられた田舎娘ヘンリエッタ。舞踏会の陰で悲しみにくれているとき、目を見張るような美貌の男性と出会う。彼はロンドン一のプレイボーイと評判のデベン伯爵。蜜に群がる蜂のように寄ってくる女性に辟易していた彼がなぜ私のもとに――!? デベン伯爵は警戒の目を向けるヘンリエッタに、挑戦的なまなざしを向け言い放った。「きみを誰よりも光輝く社交界の華にしてやろう」と。――ロンドンを舞台に花咲く絢爛ヒストリカル・ロマンス!! -
私は魔性の血の持ち主。絶対に王族と恋してはいけない。
エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血のもち主なの? -
誰か、恋のレッスンをしてくれないかしら…?
男勝りのサマンサは恋愛に縁のない人生を送ってきた。友人に言われて女らしく変身しても恋の駆け引きなんてわからない。プレイボーイと評判のシークで、ボスのバンダルにも会うなり“生意気な女”と思われてしまう。実はひと目見たときから彼に魅了されていたのに…。誰か恋のレッスンをしてくれないかしら。一方、バンダルは彼女の強気な態度を挑戦と感じていた。女性に逆らわれるなど初めてだ。難病を宣告され、死を目前にして彼は最後の生きがいを見いだしていた。 -
彼の瞳に映るのは「汚れのない花嫁」そう、私じゃない。
リリーの住む屋敷が、突然継母によって売却され、すぐに出ていかなければならなくなった。買い手はゴージャスな男性、チーロ。この魅力的な仮面の下は冷酷なビジネスマンというわけね…。けれど、意外にも彼はリリーの引っ越し先に現れ、食事へ誘う。さらには弟の学費を援助すると申し出、プロポーズの言葉も口にした。バージンを捧げた人に裏切られて以来、男性を信じられずにいたけれど、彼なら…。結婚を承諾したリリーは想像もしなかった。彼が欲したのは「汚れなき花嫁」だということを。 -
ボディガードの危険な誘惑! 王女は禁断の恋に落ちた。
頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。 -
惑わされてしまう、彼の傲慢な黒い瞳に――。
結婚式の3日前、いわれのないスキャンダルで婚約者エミリオに誤解され、ぼろきれのように捨てられたジゼル。2年後、誤解を解いたエミリオは傲慢さと自信にあふれた支配者の瞳をたたえ、ふたたびジゼルのもとに現れた! しかしかつて彼に淑女としての教育を施されたジゼルにはわかっていた。彼は完璧な妻を求めているだけで、自分を愛しているわけではないと。エミリオはジゼルをもう1度手に入れるため200万ドルを報酬にひと月一緒に過ごすことを提案してきて…!? -
互いの心の空虚を埋めた、忘れられぬ一夜の恋。
母の死とともに出生の秘密を知ってしまったイジー。空虚な心を抱えて入った酒場で出会ったローマンに惹かれ、一夜をともにしてしまう。しかし翌朝、彼の姿はなく、そこで彼らの関係は終わってしまった。1年後、ふたりは偶然再会する。変わらず美しいイジーだったが、その腕には赤ん坊の姿があった。自分と関係したあとすぐに他の男の子供を宿したという彼女に憤りを感じたローマンだが、赤ん坊があまりに自分に似すぎていることに疑念を抱き…!? -
生涯独身を誓った淑女に訪れた、せつない恋の嵐!!
身長が178㎝もあるデシーマは、それが理由で見合い相手からことごとく断られ続けてきた。兄に強制される縁談で、惨めな思いをするのはもうたくさん。これからは自立して一生独身で通すわ! 固い決意で家を出た矢先、デシーマは吹雪に遭い、偶然通りかかったアダム・ウェストン子爵に救われる。彼は驚くほど美しく何よりとても背が高い。デシーマの胸が高鳴った。このあと雪がとけるまでの間、誰もいない屋敷で愛に飢えたアダムに翻弄されることになるとも知らずに。 -
名家の望みを果たせない花嫁は、孤独と絶望に苛まれ…。
孤児だったマヤは、大富豪サバティーニ家の長男ジョルジオに見初められ結婚した。しかし跡継ぎを産めない花嫁に一族は冷たく、5年後マヤは家を出た。ひき止めもしないジョルジオに失望したが、久しぶりに再会したとき、抑えていた感情が燃え上がり、ふたりは一夜をともにした。そして半年後、マヤは自宅で妊娠を知る。あの非情な一族に知られてはいけない! そう決意した矢先、まるで彼女の意思を阻もうとするかのように、来客を知らせる不吉なベルの音が鳴った!! -
絶望の淵にいる君を、僕が助けてもいいかい?
看護師ロリィは人生で初めて勇気を出した。きっかけはリードに恋してしまったこと。マスコミは女たらしだと騒ぐが、本当の彼は誠実で、不器用だけれど慈善事業に力を入れている。そんな彼に、女として求められたい…。地味なロリィが美しく変身し、ついに結ばれるが——幸せな瞬間は長くつづかなかった。ロリィの姉マデリンのC型肝炎が悪化したのだ。死を目前にした姉をさしおいて、自分だけ幸せにはなれない…。そう思い込んで愛を拒絶するロリィをリードは…。 -
小林博美×藤田和子 超強力タッグのミニシリーズ第2弾!
ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない——。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。 -
正反対のふたり、出会ったのは悲劇? それとも運命?
地味だが優秀な看護師ロリィが雇われたのは、元大リーガーの有名人リード・ブキャナン。彼の祖母グロリアの自宅介護のためだ。グロリアは気むずかしく扱いづらい老婦人だったが、それも無理はない。ブキャナン家は、シアトルの外食産業を牛耳る大金持ちだというのに、孫たちはグロリアの見舞いにほとんど来ないのだから。ようやくリードが現れたのは、女性絡みのスキャンダルでマスコミに追われ逃げてきたからだった! ロリィは彼に、つい辛辣な口をきいてしまうが? -
たとえ1年限りでも、あなたのそばにいたかった……。
ホアキン・アルコラール——スペインきっての実業家であり、数多の女性たちと浮き名を流してきたプレイボーイ。そしてひとりの例外もなく、きっかり1年で恋人を捨てる男…。今週の金曜日、カサンドラはホアキンと出会って1年になる。私も過去の恋人たちのように、もうすぐ見向きもされなくなるの? カサンドラの不安は日ごとに増していった。そして迎えた運命の日——彼女を待ち受けていたのは、想像していたよりはるかに過酷で皮肉な運命だった! -
貧乏な少女が足を踏みいれたのは、セレブ界の愛憎!
両親を事故で失い、働いて弟を養うアンジー。ある日スカウトされ、一躍トップモデルとなった彼女は若き金融王ロークに見初められ、結婚することに。しかし、彼が独身前と変わらずゴシップ誌を騒がすことに耐えきれず、家を飛び出す。1年後、弟がロークのカードを使いこみ、株で莫大な損失を出してしまう。アンジーは少しずつでもお金を返すと話すと、彼は強引に彼女の唇を奪い、言った。「弟を逮捕させない条件はただひとつ。君が僕のもとに帰ってくることだ」 -
父と息子の激しい確執がひとりの女性の運命を弄ぶ!
往年の大女優フィオナの伝記執筆のため、大富豪キンロス家に滞在したレベッカ。しかし取材は一向に進まない。なぜならフィオナの弟で一族の当主スチュアートが激しくアプローチしてくるから。レベッカは彼にも財産にも興味がないのに、周囲に金目当ての女と誤解され、スチュアートの息子ブロッドなどはむき出しの敵意をぶつけてくる。この父と息子の間には古くからの確執があるようだ。けれどレベッカはブロッドの瞳に揺らめく欲望の炎に、抗えない魅力を感じていた! -
誰にも愛されなかった娘。だからあなたが信じられないの。
「大変…早く薬を飲ませないと」ベビーシッターのシェリルは、1度も会わぬまま大富豪マルコの甥ヴェットールのシッターに採用された。だが甥が熱を出しているのにマルコとは連絡がつかず、病院へ行こうにも突然の嵐に見舞われて邸宅に閉じこめられていた。しかもこの古い屋敷、停電は直る気配がなく――ひとり不安と恐怖に怯えていたシェリルのもとに突然マルコが現れた。助かった。そう安堵したのも束の間、雷の音に驚いたシェリルはマルコに抱きついてしまい…。 -
悪女と評判のサロメに迫ってきたのは女たらしの男!
“財産目当ての女”“まるで娼婦”――裕福な老人ラルフと結婚したばかりに、サロメに対する世間の目は冷たかった。突然離婚されたときも、周囲はサロメを悪者と思い込み容赦ない言葉を投げつけた。ある日、彼女はラルフと通ったレストランの経営者マイケルと再会する。世間の噂を鵜呑みにした彼は、露骨な軽蔑を示していたが、ラルフを思って涙する様子を見て食事に誘ってきた。不審に思うサロメ。すると彼は痛烈な言葉を吐いた。「男は皆自分を見て欲情するとでも?」 -
結婚を申し込んだ相手は、プレイボーイとして有名ないとこ!!
クレアは大胆な行動に出ようとしていた。いとこのデインに結婚を申し込もうとしているのだ。実はクレアは、幼少の時に義理の祖父にひき取られ、祖父の介護でこき使われていた。その祖父が亡くなり、莫大な遺産がクレアに残された。ただし、いとこの誰かと結婚しなくてはならないという条件がついていた。長年一緒に祖父に仕えていた老夫婦にはなにも遺されていない。なんとかこの老夫婦に報いたいクレアは、プレイボーイで有名なデインに結婚を申し込むが、彼の態度は!? -
初恋の相手は、母を死に追いやった憎い億万長者!
リーヴァはインテリアデザイナーとして初の大仕事に興奮していた。しかも依頼人は直接彼女を指名してきたという。しかし、打ち合わせに現れたのは悪魔的な魅力のダミアーノ。彼はかつて彼女が初めて愛した億万長者だった。純潔を捧げた夜、彼は冷徹に「君たち親子は財産目当ての嘘つきだ」と言い放った。愛の言葉はすべて偽りで、彼の叔父と恋に落ちたリーヴァの母親を怪しみ、素姓を調べるため近づいてきたのだ。彼に陥れられなければ母は死ぬことなかったのに。 -
愛と欲望は違うの…? 1週間、ベッドだけの関係!?
田舎娘ゾーイは必死に勉強して弁護士になり、憧れの都会シドニーで働いている。洗練された恋人との結婚も間近で、すべてを手に入れた――かと思ったが婚約者の浮気が発覚! 原因はベッドでの私が退屈だから? 傷心の彼女は友人が所有する海沿いの別荘で週末を過ごすことに。そこで見るからに遊び慣れていてセクシーな男性エイダンと出逢い、一夜をともにしてしまう。未来のない彼なんて忘れなくてはいけないと街に帰ってきたが、セレブ向けパーティーに彼が現れ…!? -
けがれなきプリンセスは、あっさりと恋の罠に落ち…。
「白雪姫」と呼ばれるトーマスアイル国民のアイドルのプリンセス・ルイーザは、過保護に育てられ、27歳にしてうぶで無邪気なまま。ある日、舞踏会で魅力的な男性に出会った。彼の名はギャレット。国内有数の裕福な実業家だ。お伽噺のような恋を夢みるルイーザはギャレットを見た瞬間に運命を感じる。一方のギャレットも、ルイーザへの好意を隠そうともせず、純真すぎるプリンセスの恋は向こう見ずに走りだした。この出会いが仕組まれたものだとは、夢にも思わぬまま。
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