『マンガ(漫画)、ミリタリー、戦争、青年マンガ、マンガの金字塔、1円~100円』の電子書籍一覧
1 ~5件目/全5件
-
昭和三年、満州は奉天……。男は空を睨みながら奉天特務機関長の依頼を聞いていた。風雲急を告げる大陸で、日本刀と拳銃、そして爆弾を駆使して殺戮をほしいままにしている満州の殺し屋、若月退役中尉だ。満州国を世界の理想郷とすべく、大きな計画が動き出そうとしていた。そのために必要悪として、殺し屋の力がいるのだ……俺は……全ては大義理想のため、だれかがやらねばならないことをしているだけだ……。しかしその真実は、愛する女の命を救うためだったのだが!? 松森正の傑作劇画作品!
-
ときに昭和20年――やけつく太陽が満州の原野をじりじりとこがしていた……。取り残された日本軍の小隊は、絶望の淵に立たされ、国へ帰ることを渇望していたが、国境に居残りを命じられ迫りくるロシアの戦車隊に踏み潰されるのを待つのみであった。特務機関の黒木が連隊長のもとへ向かうと、そこには無残にいたぶられ捨てられた一人の女が横たわっていた。黒木とその女は旧知の仲であった……。激動の時代を生き、明日を求めてあがいた男と女の物語を集めた、傑作劇画短編集!
-
とても貧しい家庭に生まれた賢く真面目な兄「一郎」と暴力的なろくでなしの弟「留夫」一郎は優秀さのお陰で夢だったパイロットに、留夫は夜の町で稼いでいた。そんな中事件は起きた……1971年7月30日、訓練中の自衛隊機が旅客機と衝突! 乗客162人全員死亡。自衛隊パイロットはパラシュートで脱出、怪我一つ負っていなかった。この出来事の当事者である自衛官「飛沢一朗」は、賢く真面目な性格にも関わらず、何故このような事件になってしまったのか!? 兄弟2人の激動の生涯を描いたヒューマンドラマ作!!
-
1415年フランス王国ブルターニュ地方、当時10歳であったジル・ド・レ男爵が初めて見た遺体は女性の惨殺死体だった。女の艶やかで背徳的な肢体から流れる血に、えも言われぬ感情が沸き起こり無意識に笑っていたジル少年。やがて彼の運命を決定づける不思議な力を宿した娘シェリーと出会い……。ジャンヌ・ダルクと共に百年戦争の中、オルレアンの戦いでフランスの英雄となったジル・ド・レ男爵。彼はなぜ冷酷無比な殺人鬼として歴史に名を残してしまったのか。自らの運命から逃れられなかった男の数奇な道のりとその道に至る前日譚を描いた愛と哀しみのヒューマンドラマコミック!
-
「さっさと入れ!モンペ脱げ!」……明日、坊っちゃんが帰って来るか……明日……。この前、坊っちゃんが帰って来た時は海軍の真っ白い軍服がよく似合ってた。俺なんかのような徴兵不合格者の……片腕じゃなくて……。坊っちゃんが海軍へ入隊の時、知恵あの時泣いて見送りに……走って行ったっけなぁ。あの時の知恵の顔、キレイだったなぁ…。見送りの声に掻き消されて何話してるか聞こえなかったけど、俺には解っていたんだ。子供の頃、俺は見ていたんだ。坊っちゃんが毎日、倉の中で知恵と何をしていたか……。俺は……それでも俺は子供の頃からお前の事が……。劇画界の耽美派が描く、屈折した愛情でしか愛せない男の哀しい初恋物語!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。