『ライトノベル(ラノベ)、インタープレイ、條月由璃、1円~』の電子書籍一覧
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恋人が明日を捨てた。
数年後の同時刻。
国民的アイドルがセンター位置を捨てた。
電車事故で恋人を亡くした宵はネット音楽制作者である。彼は歌声合成ソフトアサギリを調声する行為で、電子世界だけでも恋人を現世に残せないかと画策していた。そんな時、アサギリの音吐提供者とユニットを組まないか打診される。訪れた事務所で邂逅したのは、元国民的アイドルグループのセンター奏和だった。容姿以外が亡き恋人に瓜ふたつな彼に宵は葛藤を繰返しながら惹かれていく。 -
恋は盲目というけれど。
そんな言葉を具現化した症状が巷では噂になっている。
双方の想いが通じると発現する奇病カラーレス。兆候は視界に違和を覚える程度で徐々に色彩感覚が狂っていく。末期には恋人以外の景色がモノクロに変化する。恋人頼りでなければ日常生活も満足に送れない色無の人生を背負うか。さようならと告げて後遺症を背負わせるか。色無の恋人は極限二択を迫られる。音楽制作者を目指す曲調整師とオルゴール職人の恋閑話。 -
どうか僕の傍で歌ってはくれないか?
関那律はネット音楽クリエイターとして活動をしている。間近に迫る節目は、歌い手とのユニット企画で迎えたいと考えていた。そんな折、廃ビルの屋上で喉を震わす待宮詠司が奏でる歌声に惚れ込む。理想を越える彼の正体が、かつて中堅人気を誇った歌い手だと気付く。
企画に誘う那律に、詠司は炎上が原因で引退をした過去を晒し断る。諦めきれず歌声に報酬を払う提案で関係を繋ぎ止めた。共有する時間を積み、互いの内面に惹かれ合う二人だが曖昧な関係からは抜け出せない。過去の恋愛経験から周囲とは鎖国状態で独りを望むが、詠司と離れる未来は想像出来ない那律。信頼する先輩が流したデマで炎上したトラウマから人間不信に陥るも、那律の何気無い言葉に救われる詠司。交錯する二人の想いは、それぞれの形で未来へ向かいユニット企画を成功に導く。
彼の隣で歌い続ける権利だけは誰にも譲らない。 -
この先のどこかで、また舞台で演じる機会が巡ったら、スポットライトを浴びて観客からの喝采を得る。
あの場所で輝きたいと思う?
小劇場の支配人代理を務める小森伊志は、ボランティアの帰りに知名度が高い舞台俳優である陣内京也に一目惚れをする。しかし、かつて同じ志を持っていた伊志は彼の演技に圧倒されたのが原因で舞台を降りていた。一方の京也はメソッド演技の影響で、演じた役と記憶が混同する後遺症に悩まされていた。
伊志は京也を舞台に返す為、京也は伊志と一緒に舞台で輝く為。それぞれの想いに駆ける途中で恋を知る。 -
もしも、彼が記憶を取り戻したらどうするの?
かつて交際をしていた東志衣緒と桐野翔真。交通事故で翔真が記憶を失ってしまう。普通の幸せを彼に願う衣緒は、翔真を嫌う自分を演じる為に後遺症を抱える覚悟でメソッド演技を使用する。
全ての真相が判明した後で読み返すと、彼の心情が見えるよう拘りました。
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