『ライトノベル(ラノベ)、インタープレイ、桐矢、1円~』の電子書籍一覧
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「リオ、俺と番って」
予想していた懇願だが、オレは困ったように微笑った。子を成して群れを作りたいのならばオレではできないだろう。オレを見下ろしていた青い瞳が白く光った。
狼獣人は発情期を迎えて魔獣人化して魔力を得る。あえて魔法を受けながら「なるほど」とオレはうなずいた。
「ノラン……おまえ、獣人だと思ってたけど……」
そう言った時にはもう、オレの声は、肉体は、かわっていた。
男から女へと。 -
元々悪霊祓いの神楽の踊り手を輩出してきた倉橋家には、踊り手として致命的な顔に傷を持つ娘、美代子がいる。
踊り手としての道も嫁入りの道も諦めていた矢先、唐突に「彼女を娶りたい」という申し出が。
陰陽師として最高峰家系・土御門家の当主、弘だった。
しかし美代子と弘には少なからず因縁があり。
「これからお嫁さんとしてよろしくね、お姉ちゃん?」
「あ、あなた……男だったの!?」
幼馴染の勘違いからはじまる、大正嫁入り物語。 -
時は江戸。和菓子屋の娘、ゆめは裕福な下駄屋の二枚目長男の豪太に見初められ、結婚が決まる。
半信半疑のゆめやゆめの家族とは裏腹に、豪太の家族もゆめを大歓迎。女中さんもいる家で家事をする必要もなく食事もよいものを出してくれ、ゆめには恵まれすぎた嫁ぎ先だったが、ゆめは豪太がすらりとした美人と親しげにしているところを見て豪太が本当に結婚したいのは自分ではないと気づく。
そして祝言の夜、豪太に無理をしなくていいと伝えたゆめに、豪太は「離縁」の言葉を口にし……。 -
魔獣が襲って来る世界。
魔力を保持する人間は事前に眷属させた野獣を召喚し応戦していた。
十五年前に封印した魔獣王が復活する事が分かり、獣一派の最上位である妖狐が人間にやつした姿で征討の為に山を下りてくる。
その道中、天才魔道士の少女と出会う。 -
忘れられていた狐神は迷い込んだ幼児の願いを受諾した。三十路となった男の元に現たのは、美少女と見まがう真っ白なショタ狐。
「オレは嫁だから、スケベしたっていいんだぜ?」
神様、男じゃん…? と困惑している内にショタはロリ巨乳な狐耳娘に変わって誘う。
触れた感触はれっきとした現実だというのに、視覚が二次元めいていて… -
「繋がりましょう、魔力(うんめい)の糸で……──」
おとなびた声と口調でツタバに囁き、跪いた。その契約はまるで……魔女である彼女がツタバへと「服従」を誓ったかのように見えるが……。
「末永く、死が私たちが別(わか)つまで──……」
こちらへと魔女が唇を落とす。だがオレへのキスは脛ではなかった。さらに下、足の甲へと落とされた。それではまるでオレへと「隷属」する誓いのようであった。 -
この高鳴る鼓動はときめきなんて甘いものではない。なぜなら
「逃がすかぁあぁッ! この、下着泥棒がぁあぁッ!」
握った拳に憤怒を乗せ、叫んだ勢いのままに突き出したそれは、美青年のみぞおちに見事キレイに決まる!
前のめりにお腹を押さえてうずくまる彼だったが、その細い肩からすべり落ちそうになっているパーカーから、チラリと覗いた肩紐がふと気になる。
「何でおまえが私のブラしとるんじゃあぁぁあぁぁッ!」 -
「彼女と出会ったのも、きっと偶然ではない。目に見えない大きな力によって引き合わされたのだ」。親友の太郎に誘われて行ったスナックで、美しく聡明なホステスの絵里と意気投合した道也。ふたりの仲は急速に深まるが、老舗料亭の若旦那の瀬見のアプローチや、道也の元恋人の妹の由貴の誘惑、由貴を応援する道也の実兄の功の登場など、恋心を試すような出来事が次から次へと発生する。はたして道也と絵里の愛の運命は……。
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目を瞬(しばたた)かせて見るものの、気の所為にしておきたかった彼の肌色の割合がマックス一〇から減ることなど一ミリもなかった。それどころか……大事なトコロを隠すことなく堂々とわたしの視界へとさらしている。
……もしかして松本くんは、変態さんなのかしら?
「もしかして」も何もないのかもしれないのだけれども。
思いがけないところから、裸コートと共に訪れたトキメキに……わたしは翻弄されていく。
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