セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭

『ライトノベル(ラノベ)、クリーク・アンド・リバー社、1円~、半年以内』の電子書籍一覧

1 ~22件目/全22件

  • 「……私、どうして呼ばれたの?」イーディスは孤児院で唯一の肉親である弟と貧しく暮らしていたところ、突然、王城に連れてこられた。

    「……私、どうして呼ばれたの?」
    イーディスは孤児院で唯一の肉親である弟と貧しく暮らしていたところ、突然、王城に連れてこられた。
    イーディスの魔力は微々たるものしかないのに、神託とやらがくだり、どうやら聖女だったことが判明する。聖女として魔王を倒すため必死に訓練に明け暮れ、やっと中級魔法が1~2発打てるようになったところで旅に出発した。
    ところが、旅に出たのはいいものの、同行するメンバー達が全員有能であり、イーディスは全く役に立つことができず、いつもから回ってしまう。
    特にパーティーに参加している侯爵令嬢クリスティーヌが非常に優秀で、「彼女のほうが聖女にふさわしい」「足手まといだ」とメンバーにさんざん馬鹿にされつつも、案の定、クリスティーヌの活躍で無事魔王を討伐することができた。
    そのうえ、帰国してみると自分の命より大切に思っていた弟は亡くなっていた。イーディスは誰からも「頑張ったね」と一言褒めてもらえることもなく、帰る場所も用意されていなかった。弟を失った悲しみと旅の疲れが癒える間もなく、まるで厄介払いをされるかのように、「一番の色狂い」「人食い伯爵」と呼ばれている辺境伯の妻になれと、粗末な花嫁衣裳を着せられて荷馬車で追い出されてしまう。
    「馬鹿みたい……」
    こんなところから逃げ出して一人で生きてやると、イーディスは窓から飛び降りた。絶望的な現実からの脱出を夢見て――。

    これは、禁忌とされる未来視をしたクリスティーヌのせいで“お払い箱になった聖女”イーディスの物語である。
    ※『払いの聖女~悪役令嬢が無双したあとの世界で生きていく~(1)』には、電子書籍版書き下ろし短編「指輪を貴方に」を収録。
  • 人類最強の剣士レイモンドは、ひょんなことから二人の娘を引き取ることになる。

    人類最強の剣士レイモンドは、ひょんなことから二人の娘を引き取ることになる。
    しかし戦うことしか能がない独身男は、料理も出来ず掃除も出来ず娘のパンツも買いに行けず、アッという間に家庭崩壊の危機に陥ってしまう。
    そんな一家の前に、「わたしをお嫁さんにしてください」と家事スキルMAXの押しかけ女房ホリーが現れて生活は一変する。

    復讐しかなかったレイモンドの人生は、愛くるしい二人の娘と最高の押しかけ女房に出会い大きく色を変えていく。
    拙いながらも新米の父親は、大剣片手に新しい家族の未来を模索し始める。

    そして、ホリーが『お嫁さん』になろうとした理由が、明かされる――
  • スチュワート公爵家嫡女ダリアは五歳で母親を亡くし、そのすぐあとに父親の愛人で娼婦だったアンドレアとその子供ベティと家族として過ごすこととなった。

    スチュワート公爵家嫡女ダリアは五歳で母親を亡くし、そのすぐあとに父親の愛人で娼婦だったアンドレアとその子供ベティと家族として過ごすこととなった。
    義妹のベティは事あるごとにダリアの物を欲しがり、ダリアが拒否すれば大声で泣き、父とアンドレアを味方に付けて、ダリアを悪者にする。それが積み重なり、ダリアはアンドレアとベティから虐められ、冷遇され、酷い虐待まで受けるようになっていった。ダリアの父親は愛するアンドレアとベティの味方で、ダリアの言い分を信じない。使用人はクビになることを恐れ、保身のためダリアの現状に見て見ぬふりを続けていた。
    そんな彼女に自国の第二王子との婚約が持ち上がるが、ベティはあの手この手でダリアから婚約者を奪おうと画策してくる。そして彼もベティの口車に乗りダリアと距離をとるようになってしまった。
    頼れる者も味方もいない状況で何の望みも希望もない中、それでもダリアは自身の誇りだけは失わずに生きていた。
    そんな折、公爵家に突然隣国エストレアの王太子がやってきた。彼はダリアがエストレアの王位継承権の持ち主だと言い――!?

    不遇な公爵令嬢の逆転劇!どんなに虐げられても心は屈しなかったダリアが幸せになるシンデレラストーリー。
  • 余命一年の美人社長・北条麗華はある日目覚めると、三国一の武将『呂布』と入れ替わっていた――!

    余命一年の美人社長・北条麗華はある日目覚めると、三国一の武将『呂布』と入れ替わっていた――!
    三国時代からの宿敵『曹操』との戦いに巻き込まれる麗華は、そのうち巨大な陰謀である人神プロジェクトの存在に行き当たる。呂布と麗華はお互いの身体を取り戻し、プロジェクトを阻止することができるのか……?2人の恋の行方にも注目です!
  • 伯爵令嬢のアレットは父親と継母と義姉から使用人のように扱われていた。唯一の味方だと思っていた幼馴染で片想いの相手でもあるポールは義姉と婚約してしまった

    伯爵令嬢のアレットは父親と継母と義姉から使用人のように扱われていた。唯一の味方だと思っていた幼馴染で片想いの相手でもあるポールは義姉と婚約してしまった。
    アレットは深く傷つきながらも二人の婚約パーティに出席するのだが、そのパーティでは義姉がばらまいた嘘の噂を信じた令嬢たちがアレットを遠巻きで見ながら悪口を言っていた。追い打ちをかけるように義姉がまだお祝いの言葉をもらっていないと嘘を言えば、令嬢たちは義姉の味方をしてアレットを責めてくる。何を言っても誰にも信じてもらえないというストレスの極限に達してしまったアレットは、その日以来、声を出せなくなってしまったのだった。
    そんなアレットのもとに、騎士団長を引退するシルヴァン・バダンテールと結婚せよという王命が届く。
    シルヴァンは公爵家の当主であるが、年齢はアレットとは親子ほど離れた50歳。噂に聞くシルヴァンは年老いてもなお見る者の目を奪うほどの美貌を持つが、気難しく、これまでずっと独身を貫いてきた偏屈者だという。
    しかし実際に会ったシルヴァンは、寡黙ながらも心優しい紳士だった。
    「これまでよく頑張った。ここでは存分に甘えて生きなさい」
    結婚式を挙げた日の夜、シルヴァンはアレットに温かな言葉をかけてくれた。その彼もまた心に深い傷を負っていることを知ったアレットは、彼を幸せにしようと誓う。
    お互いを労わり合うアレットとシルヴァンの間には愛情が芽生え始めたものの、互いに相手の想いには気づいていないようで――。

    これは、王命による結婚から始まるイケオジと虐げられ令嬢の両片思いの恋物語。
  • 伯爵令嬢で聖女として国に尽くしていたのに、偽物だと追い出され、辺境の地の神殿で下働きとして暮らしているルーシアは、今日もご機嫌で洗濯物を干していた。

    伯爵令嬢で聖女として国に尽くしていたのに、偽物だと追い出され、辺境の地の神殿で下働きとして暮らしているルーシアは、今日もご機嫌で洗濯物を干していた。
    ある日、神殿長から来客者の対応を言いつけられたが、どうやら相手は魔獣に呪われた騎士ということだった。少しでも呪いが和らぐようにと祈りを込めた月光花のお茶を淹れて応接間を訪れると、そこには人間と狼が混ざったような姿をした騎士がいた。
    その日の仕事終わりに神殿長から呼び出されると、そこには例の呪われたもふもふの騎士様が。名はアースというらしい。何か粗相をしてしまったかもしれないと思ったルーシアだが、呼び出された理由は別にあった。
    ルーシアが対応した時に変わったことはなかったかと神殿長に聞かれ、同じ月光花茶を淹れたが、神殿長は決め手に欠けると首を傾げる。
    先ほどと同じことといえば…と、ルーシアはアースから「手を握る許可」を求められ、素敵な毛並みの手に触れられるがやはり何も起きない。どうしたのかと手を離して少し経つと……目の前には完璧な美貌の騎士の姿が!
    どうやらルーシアがアースに触れた分だけ彼は元の人間の姿に戻るらしい。アースの呪いを解くカギとなったルーシアは、彼と共に追い出された王都に再び戻ることになった。
    「そうだ!騎士団で下働きをさせていただけないかしら!」
    かくしてルーシアは王都の騎士団で大好きな下働きをしながら、アースの呪いを解く手助けをすることになったのだった。
    これはモフモフな姿となった美貌の騎士団長様と無自覚聖女な下働き伯爵令嬢ルーシアのファンタジーラブコメ。

    電子書籍版にはルーシアによってパワーアップした騎士団のドタバタ劇や、本編後の甘ラブなアースとルーシアを描いた全3本を収録。
  • 「私を振ったこと、いつか絶対に後悔すると思います……っ」和田絵瑠が学生時代に告白し玉砕した初恋相手は、江崎製菓の御曹司、江崎琉人。いつも冷静で完璧な彼は当然のことながら、絵瑠を振ったことを後悔するはずもない。と思っていたのに、八年後、しがないOLをしていた絵瑠の前に江崎製菓の副社長となった彼が現れた

    「私を振ったこと、いつか絶対に後悔すると思います……っ」
    和田絵瑠が学生時代に告白し玉砕した初恋相手は、江崎製菓の御曹司、江崎琉人。いつも冷静で完璧な彼は当然のことながら、絵瑠を振ったことを後悔するはずもない。と思っていたのに、八年後、しがないOLをしていた絵瑠の前に江崎製菓の副社長となった彼が現れた。
    「俺は何度もあの日のことを後悔した」
    そんな言葉と共に恋人になってほしいと言ってくる琉人に一度は断るが、本気であることを見極めてほしいと、お試しで恋人になることを提案し、絵瑠はそれを受け入れた。
    そして絵瑠は知ることとなる。
    普段はクールで口数の少ない琉人は、二人きりでデートした時だけは、赤く頬を染めて上目遣いに絵瑠をねだる、見境なしの情欲魔になると……。
    (これ、お試しの恋人なんじゃないの!?本番、普通にしちゃってますけど!)
    「こんな情欲魔、最後まで相手にできる?」
    変貌した琉人の溺愛に絵瑠は翻弄されていく──!
  • 大学院生の沙織は、教授から頼まれた仕事のためにロンドンに一ヶ月滞在することになった。ヒースロー空港に到着後すぐにスーツケースを盗られて困っていたところ、流暢な日本語で声をかけてくれた背の高いブロンドヘアの美青年ダニエルが警察まで案内してくれ、滞在先のホテルまで送ってくれた。

    大学院生の沙織は、教授から頼まれた仕事のためにロンドンに一ヶ月滞在することになった。ヒースロー空港に到着後すぐにスーツケースを盗られて困っていたところ、流暢な日本語で声をかけてくれた背の高いブロンドヘアの美青年ダニエルが警察まで案内してくれ、滞在先のホテルまで送ってくれた。
    もう一度彼に会いたくて彼から聞いたことをヒントにしながら仕事の合間にロンドン中を捜しまわるが見つけることができない。諦めかけた時にふと聞こえてきた音楽に引き寄せられていくと、見たこともない楽器を演奏していた数人の若者がいた。その中にずっと探していたダニエルがおり、彼は楽しそうにバイオリンを弾きながら指揮をしていたのだ。
    ようやくダニエルと再会できた沙織は彼を誘っていろいろと出かけるうちに彼に惹かれていく。そんなある日、ダニエルからアイルランドへ行こうと誘われ、そのアイルランドで思いが通じ合った二人だが、その2日後に沙織は帰国することになっていた。
    遠距離ではあるがお互いを想い合いメールで連絡を取り合っていたが、あることを境に連絡が途絶えた。
    お互いを想い合うがゆえすれ違う二人は果たして――。
  • 苦労の末に臨時の学校カウンセラーになれた美山るいだったが、突然のリストラに遭い意気消沈。やけ酒をして目覚めると、平安時代の貴族、あこや姫に意識だけ転移してしまっていた。

    苦労の末に臨時の学校カウンセラーになれた美山るいだったが、突然のリストラに遭い意気消沈。やけ酒をして目覚めると、平安時代の貴族、あこや姫に意識だけ転移してしまっていた。
    混乱の中、あこやの兄である邦正が宮中で同僚の貴族達からあだ名をつけられイジメに遭っていることを知る。しかも、まさかのヒキコモリになっているという。正義感に駆られたるいはあこやになりきり、カウンセラーとして兄を再起させようと奮闘するのだった。
    無事に兄の評判を上げることに成功すると、あこやの評判まで上がり、相談に乗ってほしいという依頼が舞い込んでくる。その中には今を時めく大貴族の御曹子で超イケメンの藤代兼嗣の姿も。どうやら彼の妹のことで心配事があるらしい。妹思いの彼と話をするうちに彼の人となりを知り、目が合うだけでドキドキするるいだったが――。
  • フローレンス侯爵家の前妻の子であるローナは、義理の母に虐げられ、父からも無視される生活が続いていた。貴族の令嬢だというのに、貴族らしい生活をさせてもらえなかったローナだが、ある日わけもわからないまま無理やりドレスに着替えさせられ、父の命令で結婚させられることとなってしまったのだ。

    フローレンス侯爵家の前妻の子であるローナは、義理の母に虐げられ、父からも無視される生活が続いていた。貴族の令嬢だというのに、貴族らしい生活をさせてもらえなかったローナだが、ある日わけもわからないまま無理やりドレスに着替えさせられ、父の命令で結婚させられることとなってしまったのだ。しかも相手は白蛇のように狡猾で残忍だと噂の白蛇公爵。ローナは金に汚い父によってお金と交換で売られてしまったのだ。
    白蛇公爵から恐ろしい目にあわされるだろうと義母に脅されていたローナであったが、実際に彼――ルディと話をしてみると、とても優しい人のように思えた。一つ一つの所作も丁寧で優しく、ローナへの心遣いを感じる。公爵家の侍女もローナに優しく、聞いていた話と違うことに戸惑いながらも穏やかで幸せな生活を送り、自分の居場所を見つけていく。
    しかしローナにはお金で買われた妻であることで不安が常に付きまとっていた。
    甘いものが好きなルディと一緒にケーキを食べたりお菓子作りをしたり毎日楽しく過ごしていたが、物語は怒涛の展開を迎えていく。
    これは家族に虐げられていた心優しいローナを白蛇公爵が溺愛していく物語。
  • 悪戦苦闘しながらも、奇跡のような一皿で、出会う人々の悲しみを癒して幸せに導いていく。美味しくて素敵な物語が幕を開ける。

    憧れの先輩と親友が結婚したショックで、勤めていた商社を退職した藤原まりか。職安通いの途中、訪れた老舗の懐石料理屋で店員からうけた料理の説明と実際に出された味に違和感を覚え指摘したところ、店員とトラブルになってしまった。客として居合わせた謎の老人に助けられ、「君は『天使の舌』を持っている」と、自分の味覚力を褒められ、さらにはシェフをやってみないかと誘われたのだった。
    商社OLから一流料理人への華麗なる転身。
    希望に満ち溢れ、高級レストラン、『ミル・タンドレス』で働き始めたまりかだったが――。
    悪戦苦闘しながらも、奇跡のような一皿で、出会う人々の悲しみを癒して幸せに導いていく。美味しくて素敵な物語が幕を開ける。
  • <第一回スターダストノベル大賞 【優秀賞】受賞作品!>目が覚めると、見たことがない場所に制服のまま眠っていた。ここは……。

    <第一回スターダストノベル大賞 【優秀賞】受賞作品!>

    目が覚めると、見たことがない場所に制服のまま眠っていた。ここは……。

    クラス転移に巻き込まれた通山真は『契約』のスキルを得る。
    スキルを得たことにいち早く気が付いた真は、クラスメイト達を勇者として召喚した国――フラーウス王国がよからぬことを考えていた場合に備えて、国王と契約を結びクラスメイトの安全を確保した。
    しかし真のスキルを知らないクラスメイト達から勝手なことをしたと反感を買い、壮絶ないじめが始まってしまう…。

    日々激しさを増すいじめに限界が来た真は、自分が死ぬことで契約が切れ、クラスメイト達が堕ちていくことを復讐にしようと決意する。
    通山真が辿る運命とは――?

    全巻完全収録版!!
  • 魔法が自然と生活に馴染む国、ティヨール。この国では十歳になると、国民全員が魔力測定を義務付けられていた。

    魔法が自然と生活に馴染む国、ティヨール。
    この国では十歳になると、国民全員が魔力測定を義務付けられていた。
    「王国の国民、全員に初歩の回復魔法をかけてもまだ余るほどの魔力を持っている」
    歴代でも最高値の聖属性魔力を測定された公爵令嬢のシュロールは、新しい聖女の誕生かと、国を挙げて人々から湧き上がる期待を受ける。
    しかし、その周囲の期待を裏切るかのごとく、持ちうる魔力を全く使うことが出来なかった。
    五年という月日が過ぎ、努力が報われることなく焦燥するシュロールにふりかかる悲劇。
    婚約者でもある王太子にも冷遇され、世間には「聖女のなりそこない」と呼ばれ、どんどんと周囲から孤立していってしまう。
    家族からも利用し見下され追い詰められるシュロールに、やがて思いもよらない救いの手が差し伸べられる。
    果たしてシュロールは、その身体の内に秘めた魔力を使うことはできるのか――?
    こちらは全巻完全収録版です。
  • 坂本龍馬のことが大好きな歴女、彩夏は彼を題材とした映画ポスターの前で写真を撮った瞬間、なぜか突然1867年の長崎へタイムスリップしてしまった!しかも坂本龍馬の妻、おりょうになってしまったようだ。

    坂本龍馬のことが大好きな歴女、彩夏は彼を題材とした映画ポスターの前で写真を撮った瞬間、なぜか突然1867年の長崎へタイムスリップしてしまった!しかも坂本龍馬の妻、おりょうになってしまったようだ。
    「おりょうとして暮らすしかないでしょう」
    同じく令和から転移してきたというカメラマンの上野にそう言われ、戸惑いつつも憧れの龍馬と暮らし始めた彩夏のドキドキは止まらない!このまま妻として彼を支え、幕末で生きる決意を固めたが、転移した年が龍馬が暗殺される慶応3年であることに気付く。
    大好きな龍馬が暗殺されることを知る彩夏は、彼を守る方法がないか上野に相談することに。しかし上野からは歴史を変えてはいけないと協力を得られなかった。それでもなんとか暗殺を阻止したい彩夏はとある方法を思いついた――。
  • 音楽界を舞台にした、住む世界が違い過ぎる二人の甘いラブストーリー。

    家庭の事情でピアニストになる夢をあきらめた田村青葉は、子どもに音楽の楽しさを伝えたいと思い、『くすのき幼稚園』で先生をしている。
    ある日、園児が帰った後のハーモニールームから聞き慣れない美しいピアノの旋律が聞こえ、覗いてみると、驚くほど顔の整った男性がピアノを奏でていた。一度聞いた曲は忘れない青葉は頭の中でピアノの音を音階に置き換えて、帰宅後も何度もリフレインするのだった。園長の話によると、ピアノの奏者は園長の甥で、帝都音楽大学の作曲科准教授、久遠樹だという。彼が弾いていた曲は彼の亡き父が息子のために作曲した曲ではないかということだった。

    青葉は、不定期で『街角ピアニスト・アオ』としてピンクのウイッグを被り路上演奏をしていた。
    ある日、「アオ」として駅のカラフルなピアノであの曲を演奏していた。
    「どうしてこの曲を知っているんだ!?」
    鋭い声にハタと我に返ると、そこにはあの日ハーモニールームで見た久遠樹が険しい顔をして立っていた。彼は勝手に演奏されたことに怒りながらも、「アオ」のピアノに魅了されていき――。
    音楽界を舞台にした、住む世界が違い過ぎる二人の甘いラブストーリー。
  • 時は二十年以上前ーー。突然現れた『異星生物』により地球は侵されていた。S級天才覚醒者の「剣一」は、地球に結界を張る任務を遂行していた。

    時は二十年以上前ーー。突然現れた『異星生物』により地球は侵されていた。
    S級天才覚醒者の「剣一」は、地球に結界を張る任務を遂行していた。
    「小剣聖」の異名を持っていたが、何者かの手で結界が破壊され、「大剣聖」の
    父も殺害されてしまう。剣一の命にも危険が迫る中、目覚めると未熟な覚醒者に変わり果てていた…。
    最弱F級になった少年は己を再び高め、黒幕にたどり着き倒すことを決意。
    父の仇を取り、この星の平和を守る冒険が始まる!
    著者: JINSE、鈴木 美里 監修:須田 友喜
  • フランチェスカは父であるロング侯爵と後妻である継母の間に男児が産まれた事により、嫡女としての立場が崩れ去った

    フランチェスカは父であるロング侯爵と後妻である継母の間に男児が産まれた事により、嫡女としての立場が崩れ去った。すると厄介払いをされるかのように、当時末端の側妃が産んだとして王宮内で誰にも相手にされていなかった第二王子レンブラントの妃候補の筆頭としてあてがわれたのだった。ろくに相手にもされなかった二人だが、王宮内で共に成長し絆を深めていっていた。
    しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。
    レンブラントが王太子になると、フランチェスカ以外に数名の妃候補が選ばれた。互いが競い合い、その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言したのである。
    フランチェスカは自分には不利な条件であることや彼にとって自分がなんの価値も無くなったという事を理解し、誰にも告げずに密かに王宮を出ていった。
    市井でひっそりと暮らし、このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのだが……レンブラントによって王宮に連れ戻されてしまった!
    彼のお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……。

    生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒れている嵐をよそにマイペースに王宮の文書室で得意とする精霊文字の解読力を生かし、古文書の翻訳作業をする日々を送るのであった。
    そして気がつけば……?

    電子書籍版には『番外編 友好国からの来賓』の書き下ろしを収録。
  • >国際結婚&職場恋愛――イケメン王子様パイロットと恋愛運がないキャビンアテンダントの恋のお話。

    「やっと見つけた……! 迎えに来たよ!僕のフィアンセ」
    陽菜がマッチングアプリでイケメン男性と会っている最中、突然そんな言葉とともにイケメンが現れた。彼はルイと名乗り、美しいブロンドの髪にブルーの瞳、すらりとした長身で日本語がペラペラだけれど明らかに日本人ではない陽菜の好みど真ん中のイケメンだった。
    強引に手を引かれるがままついていき、ひょんなことから両親と住む陽菜の自宅に招くことになったが、両親はルイのことをなぜか知っていて、結婚の承諾をされてしまった。
    初対面の人といきなり結婚なんてできるわけがない!でもこんなイケメンを逃したら次いつ会えるのか……。そう思った陽菜はひとまず一緒に暮らしてみることに。
    そこから始まった、甘々な同棲生活。
    ルイの想いがだだ漏れの至れり尽くせりの生活で、さらには胃袋もつかまれてしまった陽菜。
    そして――、まさか職場も一緒!?
    国際結婚&職場恋愛――イケメン王子様パイロットと恋愛運がないキャビンアテンダントの恋のお話。
  • 『自称空気の読める令嬢は、義兄の溺愛を享受する』に登場した執事モーガンと公爵令嬢ルルドの、周囲を巻き込んだスピンオフ作品。完全書き下ろしラブコメです。

    「モーガン様、いますぐわたくしを攫ってお嫁にしてくださいませ」
    思い詰めたような表情で告げられた公爵令嬢ルルドの言葉に、優秀な執事モーガンは目を見開いたまま固まってしまった。

    モーガンは周りと髪色と瞳の色が違うことで浮いた存在として育った孤児だった。ある日、自分が大国の王子であると知ったが、捨てられたことには変わりないと鬱々とした気持ちで過ごしていた。そうして思春期を拗らせて不良の仲間入りをしていたが、新たに孤児院のオーナーとなった子爵夫人トリスタとの出会いにより執事の素質を見いだされ、即日孤児院を出ることを決意。トリスタの執事となるため真っ当な道を歩きだしたのだが、彼女は若くしてこの世を去ってしまったのだ。
    『いい娘見つけて幸せになりなさいよ』
    記憶の中の彼女がいつもそう言って笑っていたのを思い出し、彼女のような女なら考えてもいいかもなと感傷に浸るものの、なかなかそんな女性は現れるわけもなく、今日もモーガンは完璧な執事として務めを果たすのだった。

    しかしトリスタの孫の親友である公爵令嬢ルルドがこともあろうか、身分を超えて求婚してきた!うまくかわし続けるものの、亡きトリスタが重なって見え、懐かしいと感じているうちに次第に惹かれていき……。

    『自称空気の読める令嬢は、義兄の溺愛を享受する』に登場した執事モーガンと公爵令嬢ルルドの、周囲を巻き込んだスピンオフ作品。完全書き下ろしラブコメです。
  • 「首を刎ねよ」公爵令嬢レティシアの婚約者――リュシアン王太子は彼女が冤罪と知りつつ冷たい声で死の宣告を下した。

    「首を刎ねよ」
    公爵令嬢レティシアの婚約者――リュシアン王太子は彼女が冤罪と知りつつ冷たい声で死の宣告を下した。
    愛する人の手によって刑が執行され18歳で生を終えたレティシアだったが、気が付いたらなぜか6歳まで時を遡っていた。
    信じられない気持ちでいたが、現実が記憶の通りに動き始め、レティシアは今度こそ家族と生きていきたいと強く願った。
    しかし、かつての婚約者であるリュシアン王太子が現れ、殺された時の生々しい記憶が蘇る。
    彼から向けられる言葉は記憶の中のものと同じで、過去と同じ結果にならないように必死であがくレティシア。カオス神からの加護で過去に戻ったことに気が付き、お礼を言うためにカオスの主神殿へお祈りに向かった。しかしまだ婚約関係でないリュシアン王太子がそこにも現れ、レティシアは恐怖に震え、取り乱してしまう。そんなレティシアを優しく包んでくれたのは全知全能の神カオスだった。
    「今夜会いに行くから待っていて」
    その言葉通りレティシアのもとへやってきたカオスが告げた内容は驚くべきもので――。

    過去の恐怖と戦いながら優しくあろうとする巻き戻り令嬢レティシアと、全能であるが故の苦悩を抱えたカオス神による、神話のような純愛物語。
    書き下ろしは、特別編としてレティとカオスの子ニュクスの小さな冒険、神獣ティアとラファエルの後日談を収録。
    好奇心旺盛なニュクスは、神々の騒動に首を突っ込んでしまう。母レティに叱られる前に騒動を収められるのか?
  • 妄想することが大好きな漫画家志望の美海は、通勤途中に見知らぬイケメンから声を掛けられる。それは「まるで運命の出会い」のような、漫画のネタにもなりそうなものだった。

    妄想することが大好きな漫画家志望の美海は、通勤途中に見知らぬイケメンから声を掛けられる。
    それは「まるで運命の出会い」のような、漫画のネタにもなりそうなものだった。
    合わせて彼の笑顔に既視感も感じて、過去に会っているかも…なんて運命的なものをこじつけた妄想モードに入ってしまうのだった。
    それから、ひょんなことで再会を果たした二人は、なぜか一緒に水族館へ行くことに。果たしてこれはデートなのか?と考えていたら彼は「君の王子様になりたい」と言い出し、お姫様抱っこをしてきたのだ!
    彼の行動に驚くものの、妄想しがちな私と会話のテンポやノリが合うことで、この人なら私の王子様になれると運命を感じるのだった。
    このまま恋愛に発展するかと思われたが、突然ライバルが現れ、とんでもない話を聞かされてしまい……。
  • ある日、好きだったラノベの登場人物に転生してしまったことに気付く小鳥遊二菜。

    ある日、好きだったラノベの登場人物に転生してしまったことに気付く小鳥遊二菜。
    ラノベのヒロインであり天才的な魔法の使い手である姉と比較され続け、不運体質の二菜は姉絡みの事故や事件に巻き込まれる日々を送っていた。これ以上の危険を回避するという目的と「推しの顔を見たい!」という私欲で、ラノベ本編と違うルート――男主人公のライバルが通う学校への進学を決める。
    ようやく姉から離れて普通の学園生活が送れるはずだったが、ある日推しである生徒会副会長の八神終夜に声を掛けられ、生徒会長と共に二菜を半ば強引に生徒会に勧誘してきたのだ。どうやら二菜が中学の時に作成した魔道具に関する研究資料を見た上での勧誘らしい。入学したばかりだからと一度は断ったものの、生徒会メンバーを集めているという生徒会長に「逃がすつもりはない」と言われ、終夜からは美しい顔を近づけられ……。
    「協力……してくれるよね?」
    「喜んで!!」
    二菜は反射的に返事をしてしまったのである。
    推しを遠くから見れるだけでラッキーと思っていた二菜だが、終夜との接点が多くなったことで二人は強い絆を結んでいくことになる。

    これは、命に関わるほど不運な少女と人間味の薄いヤンデレ気味な美貌の青年が織りなす、一途だけど恋と呼ぶには重いお話。
    書き下ろしでは、二菜と終夜、勇樹と一花の「その後」を描いた特別編を追加。やっと訪れた平穏を享受する二菜、そして今までの対価を払う一花。二人はこの先をどう受け入れ、歩むのか……?

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。