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『ライトノベル(ラノベ)、シーラボ、1円~、1年以内』の電子書籍一覧

1 ~22件目/全22件

  • 桜庭千晶は総合病院のオメガ専門病棟に勤務する心理カウンセラー。番のいないオメガだが、彼には六歳になる子供、真尋がいた。

    桜庭千晶は総合病院のオメガ専門病棟に勤務する心理カウンセラー。番のいないオメガだが、彼には六歳になる子供、真尋がいた。十七歳の時、予備校の自習室で初めてヒートを迎え、その場に居合わせたアルファにレイプされ妊娠、密かに産んだ子――それが真尋だ。表向きは産科医の姉、美南の子として育てている。そんなある日、新任の整形外科医・月本と出会った千晶はなぜか強く惹かれてしまう。月本はベータのはずなのだが…。
  • 若き司祭ラーシュの運命は、ひとりの少年を救ったことにより動き出した――ラーシュには、この世界のものではない不思議な言葉を唱えて様々な悪霊を祓うことができる特殊な力があった。

    若き司祭ラーシュの運命は、ひとりの少年を救ったことにより動き出した――ラーシュには、この世界のものではない不思議な言葉を唱えて様々な悪霊を祓うことができる特殊な力があった。幼い頃に森の中で拾われたラーシュになにゆえそのような能力があるのか、誰にもわからない。そんなラーシュは、救った少年を前になぜか強い庇護欲に駆られ、所属するロイニー聖堂に連れ帰って養い子にする。ラーシュがリキャルドと名づけたその少年は、生活面では無能なラーシュの世話係をしながら逞しく成長していき、ついには聖堂騎士として叙勲されることになった。だが、彼の赴任先が犯罪者の巣窟である教区であると知ったラーシュは受勲式の当日、魔物騒ぎに乗じてリキャルドとともに住み慣れた聖堂から逃げ出した。そうしてふたりは、森で出会った謎の司祭に導かれるまま静かな村へとたどり着く。そこは緑豊かなまるで楽園のような村だったが……。
  • 会社員の佐々木圭輔は帰宅途中、突然怪しい光にさらわれ異世界、デュナン王国に飛ばされた。

    会社員の佐々木圭輔は帰宅途中、突然怪しい光にさらわれ異世界、デュナン王国に飛ばされた。国を守る魔石を作れる、強い魔力をもつ異界人として召喚されたはずが、魔力ゼロのオメガと判明。いきなり詰んだ圭輔は、強大な魔力をもつ美しきアルファの国王ブライアンに「保護してほしい」と訴え、なんとか王様の衣装係として王宮の一室を与えられた。こうして圭輔の異世界生活が始まるが、仕事中に突如ヒートとなってしまい……!?
  • ルディは男爵家の嫡男だがオメガだったため、三年前父が亡くなると後見人の叔父に家を乗っ取られ、以来使用人同然の扱いを受けていた。

    ルディは男爵家の嫡男だがオメガだったため、三年前父が亡くなると後見人の叔父に家を乗っ取られ、以来使用人同然の扱いを受けていた。さらに頼みの綱の許嫁、伯爵家三男からも婚約破棄され、ルディはついに屋敷を追い出されてしまう。途方に暮れる彼を偶然、路上で拾ってくれたのは、辺境伯のラフェドだった。強い魔力と冷酷無比な戦いぶりから鬼神の異名をとるラフェドだが実は情に厚く、ルディを使用人として雇ってくれて……。
  • 薬理学が専門の研究医・佳以はある晩、幼なじみの救命医・律から告白を受け、二人は身も心も結ばれた。

    薬理学が専門の研究医・佳以はある晩、幼なじみの救命医・律から告白を受け、二人は身も心も結ばれた。だがその直後、佳以は砂に覆われた異世界ロシオンの神殿へと飛ばされてしまう。佳以の太股には花びら型の痣があり、それこそが荒廃した国を救うメシアを孕むことのできる『神の使い』の証であるという。記憶も朧なまま王子オスカーの寵姫にされてしまった佳以だが、ほどなくして妊娠が発覚。生まれた赤子は律の面影を宿していた…。
  • 「ランベルト,僕の騎士,お前は僕の聖域だ」――豊かな自然に恵まれ,昔から魔術がごく自然に根づいているエンデル王国。第一王子のユージアは,精霊と交信できる力を持っているがゆえに十歳から城の中に幽閉され,自国の未来などを精霊たちから聞く役割を担わされてきた。

    「ランベルト,僕の騎士,お前は僕の聖域だ」――豊かな自然に恵まれ,昔から魔術がごく自然に根づいているエンデル王国。第一王子のユージアは,精霊と交信できる力を持っているがゆえに十歳から城の中に幽閉され,自国の未来などを精霊たちから聞く役割を担わされてきた。国王は精霊の言葉に頼り切り,己で政治を行うことすら放棄している始末だ。だが精霊との交信儀式では特殊なお香が使用され,その副作用は心身共に疲弊するものだった。そんなある日のこと,ユージアの食事に毒が盛られるという事件が起こった。ユージアを失うことを恐れた国王は,国一番の騎士団の団長ランベルトを専属護衛として息子につけた。精霊王子となる前の幼い頃から憧れの存在であった,凜々しく逞しい騎士ランベルトがつきっきりで護衛をしてくれる。長い間,孤独に苛まれていたユージアの胸に初めて甘い思いが芽生えていき――。
  • 気づくと見知らぬ世界。そして頭には二本の角が生えていて…。出勤途中だった青年は『龍神様』に転生していた。

    気づくと見知らぬ世界。そして頭には二本の角が生えていて…。出勤途中だった青年は『龍神様』に転生していた。お世話係は、端麗な顔立ちの堅物の官吏エイメイと彼に仕える少年ショウレン。干ばつが続き食料危機に瀕しているこの嘉の国に雨をもたらすためあなたは天から降りてきた、一日も早く力を取り戻してほしい――と二人から言われるのだが、そのためには人との交合、つまり誰かを選んで夜伽することが必要と知らされ…。
  • 忌むべきオメガだからと幼い頃、森の中に捨てられたリオン。

    忌むべきオメガだからと幼い頃、森の中に捨てられたリオン。野獣族の王子ユリアスに保護され森の国で育てられたリオンが、やがて一族にかけられていた呪いを解き、愛するユリアスの伴侶となってから五年ほどの月日が経った。二人の間に生まれたリュドも今はもう四歳。彼らは森の国の城で穏やかに暮らしながら、人の国との交流や交易に努めていた。そんなある日のこと。人の国の長・ユサが亡くなったので速やかに協議をしたいとの知らせが……。ユリアスが人の国の城に駆けつけると、そこには新しく長となった男、ランスがおり「森の国との交易を直ちに取りやめる」と居丈高に告げられた。怪しげな頭巾を被り、尊大な態度で「野獣族は嫌いだ」と言い放つ一方でなぜかリオンや息子のリュドに興味を示す、このランスという男の正体は、そして真意はいったいなんなのか。不信感を覚えながらもユリアスは、リオンとリュドを伴って再度城を訪れるが……。
  • 大学生の怜はある日、巨漢の白猫にいざなわれ異世界――ネイオール王国へとスリップした。

    大学生の怜はある日、巨漢の白猫にいざなわれ異世界――ネイオール王国へとスリップした。なんと怜は元々希少なホワイトオメガとしてこの国で生まれ、ブルーアルファである皇太子ユーリウスの番になることが決まっていたが、二歳の時、世界線の歪みに吞まれ忽然と消えてしまったのだという。信じがたい話に加え、冷徹なユーリウスの態度に反感を
    抱く怜だったが、彼の過去や孤独を知るにつれ次第に心が揺れていく……。
  • 音大の大学院生・松岡雅路は指の故障もあり、ピアニストになる夢をあきらめるべきか留学するべきか進路に悩んでいた。そんな折、憧れのピアニスト霧島浩輔のサロンコンサートに行くことに。そこは旧華族所有の由緒ある洋館・蓮水館の音楽室。霧島の演奏に聞き惚れていた雅路だったが、突然中庭の木に雷が落ち、意識を失った……。

    音大の大学院生・松岡雅路は指の故障もあり、ピアニストになる夢をあきらめるべきか留学するべきか進路に悩んでいた。そんな折、憧れのピアニスト霧島浩輔のサロンコンサートに行くことに。そこは旧華族所有の由緒ある洋館・蓮水館の音楽室。霧島の演奏に聞き惚れていた雅路だったが、突然中庭の木に雷が落ち、意識を失った……。そうして目覚めると、雅路は大正十二年の蓮水館――蓮水伯爵のお屋敷にタイムスリップしていた。当主の蓮水浩輔はまだ学生だが、どことなく霧島に似た端整な面立ちの凜とした青年だった。記憶障害で行くあてもないと偽った雅路を、浩輔は己の下僕として雇ってくれた。やがてピアノの腕を買われ、浩輔の腹違いの弟にピアノを教えるようにもなった雅路は、次第にここが自分の知っている大正時代とは少し違った世界であること、そして浩輔にも何か秘密があることに気づいて……。
  • 守護聖獣フェンリルにより、代々アルファの王が選ばれてきたヴァナルガンド王国。

    守護聖獣フェンリルにより、代々アルファの王が選ばれてきたヴァナルガンド王国。アルファの第二王子クラウスは、兄の死後次期国王と目されてきたが、三年前、原因不明の発熱によりオメガへとバース転換してしまう。王となる道を絶たれ、アルファの婿を取り自ら世継ぎを産まねばならぬ身となったが、未だ発情期が訪れない。そこで成熟をうながすため、長年従者を務めてきた騎士のアンドレアを、夜伽役に指名するが……。
  • “ハニーバニー”として働くウサギの亜人、芹澤双葉。発情フェロモンをいつでも出せることから、子づくりを計画的に行いたい番の依頼人のもとへ行き、発情誘発の手伝いをする――それがハニーバニーの仕事だ。

    “ハニーバニー”として働くウサギの亜人、芹澤双葉。発情フェロモンをいつでも出せることから、子づくりを計画的に行いたい番の依頼人のもとへ行き、発情誘発の手伝いをする――それがハニーバニーの仕事だ。政府公認の職業とはいえ、仕事内容が際どいだけに未だに偏見を持たれることも多い。だが父は既におらず病弱な母と幼い四人の弟妹をかかえる双葉はなんとしても金を稼がねばならず、家族に内緒で日々仕事に励んでいた。ある日のこと、未婚の青年から発情誘発の依頼が来た。なんと有名な建築会社の社長令息で、二十六歳になるのにまだ発情がないという。いつもと違う特殊な状況に少し警戒しながら依頼人、岩城光太のもとを訪れた双葉だったが、ヒグマ種の彼は姿こそ大柄だが見た目も心もやさしい人。結婚を急かす父親が強引に依頼を入れたが本当は発情誘発に乗り気でないことがわかり、結局双葉は何もしないまま仕事を終えた。ところがその後も岩城からの依頼が続き、なぜかスイーツを食べたり食事に誘われたりするばかりで……。
  • 地味でハズレくじのような人生を送ってきた青年――図書館司書の文森章はある晩、古びた貴重書の修復作業中に突然、別次元の世界へと飛ばされてしまう。

    地味でハズレくじのような人生を送ってきた青年――図書館司書の文森章はある晩、古びた貴重書の修復作業中に突然、別次元の世界へと飛ばされてしまう。そこはムゼ王国。どうやら章は、ギフテッドアルファと呼ばれる国王の超能力を完全に覚醒させるための神子として召喚されたらしい。だが国王アスラン三世の番となるに相応しい能力もなく、ここでもハズレの烙印を押された章。他の番候補とともに伴侶選定レースに臨むことに…。
  • 獣人族の家系、時信家の孫息子・勇佑は、人狼の母が人間との間にもうけたハーフだ。母亡きあと叔父の秋人とそのパートナーの古書店主・蓮見に愛情いっぱいに育てられてきた。

    獣人族の家系、時信家の孫息子・勇佑は、人狼の母が人間との間にもうけたハーフだ。母亡きあと叔父の秋人とそのパートナーの古書店主・蓮見に愛情いっぱいに育てられてきた。そんな勇佑も十三歳になり、北海道の大自然の中に建つ全寮制のフィリス学園に入学した。ここは人狼のみが入れる六年生の学園で英国のパブリックスクールをモデルとし、公用語は英語、外国からの人狼も多かった。入学式で勇佑は懐かしい相手と再会する。小学校の途中で転校し以来、音信不通となっていた親友の劉生だ。すっかり大人びた雰囲気の劉生に、まだ幼さの残る勇佑はドギマギするばかり。二人は偶然にも寄宿舎で同室だった。入学して間もなく、学園では「ウルフ&ラビット」という新入生歓迎の催しが開かれることに。それは広大な森の中、ウルフ役の上級生がラビット役の新入生を探して追いかけ、捕まった生徒は七日間、相手の世話係をするというもの。劉生とともに逃げ惑う勇佑を、なにかと噂のある上級生が狙っていて…。
  • 絶滅の危機に瀕している月族。真の愛によってのみ妊娠が可能な輝夜は種族存続のために稚球人のもとへ嫁ぐはずだったが、求婚者たちに愛を見いだせず故郷の月へ帰ると決意。

    絶滅の危機に瀕している月族。真の愛によってのみ妊娠が可能な輝夜は種族存続のために稚球人のもとへ嫁ぐはずだったが、求婚者たちに愛を見いだせず故郷の月へ帰ると決意。乗っていた迎えの輿を射られ護衛の宇佐吟とともに落下…したのは、プラネタリウムの投映係・竹垣の腕の中! 輝夜の世界とプラネタリウムが繋がっているという仮説のもと竹垣とともに月への帰還を画策するが、プラネタリウムの閉館は一カ月後に迫っていて…。
  • エミリオは下級貴族アンドリューズ男爵家の長男で、オメガである。美人な努力家だがオメガに似つかわしくない怪力&大食いで、それが原因でサザーランド侯爵家長男・ダミアンから婚約破棄されてしまった。

    エミリオは下級貴族アンドリューズ男爵家の長男で、オメガである。美人な努力家だがオメガに似つかわしくない怪力&大食いで、それが原因でサザーランド侯爵家長男・ダミアンから婚約破棄されてしまった。貴族社会では、オメガは未だに「跡継ぎを作るための道具」扱い。中でも男のオメガは特に需要がなく、婚約破棄されたら一生独身でいるか、聖職者になるくらいしか道はなかった。もう結婚は無理だな……と諦めていた矢先、この国の第一皇子ジャハンギールの花嫁コンペティションが開かれることを知る。ジャハンギールは才気煥発で文武両道。南国出身の側室オメガとの子なので皇位継承順位は二番目という噂だった。ちなみに花嫁の応募条件は「二十五歳までのオメガ(性別不問)」。どうせすぐに落ちるだろうと思っていたのだが、エミリオはなぜか一次の書類審査、二次の教養審査を突破し、三次審査の残り十人に選ばれてしまう。三次審査が行われる小城に逗留することになったエミリオだが、そこで風格ある美青年に出会い……。
  • 住宅設備機器メーカーの営業マン・水無月七生は極度の高所恐怖症。それは幼い頃、マンションのベランダから転落しそうになった自分を助けようとして母親が亡くなったことに因るものだった。

    住宅設備機器メーカーの営業マン・水無月七生は極度の高所恐怖症。それは幼い頃、マンションのベランダから転落しそうになった自分を助けようとして母親が亡くなったことに因るものだった。ある晩、仕事帰りに神主のような恰好をした青年から突然、「その宝珠を僕にくれ」と言われ襲われる。そこへひとりの男が現れ、恐怖におののく七生を抱えて空を飛び一緒に逃げてくれた。そうしてパニックからようやく我に返った七生に、直垂姿で頭に耳のついたその美丈夫・雄黄は信じがたいことを告げる。なんと七生の中には強い力、いわゆる「宝珠」が眠っていて、最初に七生を襲った青年は神のひとりの諏佐彦。雄黄が仕える神・嵯峨彦とは対立関係にあって、雄黄は七生が諏佐彦に奪われないよう守るために遣わされてきたというのだ。こうして、神の眷属である狐の雄黄とともに共同生活を送ることになった七生。神同士の争いに巻きこまれ、さらに過去のトラウマの真相が明らかになっていく中で、真摯に七生を支えてくれる雄黄との関係も少しずつ変化していく。
  • 深い森の奥にある隠れ里。神子アイはたった一人で12頭の神獣シルラたちを守りながらひっそりと暮らしていた。

    深い森の奥にある隠れ里。神子アイはたった一人で12頭の神獣シルラたちを守りながらひっそりと暮らしていた。シルラは本来人を癒し幸せにする獣だが、敵意や怒りの感情を向けられると鏡の反射のように攻撃的な猛獣へと姿を変える。先の戦争で殺戮兵器として利用されてしまった彼らが二度と人間同士の争いに巻きこまれないように…それがアイの願いだ。そんなある日のこと、国境警備軍の兵士アーサーと名乗る美丈夫が現れ…。
  • 中堅ゼネコンで調達の仕事に就いている健太には、高校時代ともに弓道部で切磋琢磨しあってきた親友の律がいる。

    中堅ゼネコンで調達の仕事に就いている健太には、高校時代ともに弓道部で切磋琢磨しあってきた親友の律がいる。二人の故郷は東京から少し離れた地方都市。律はその地元の母校で高校教師をしている。別々の大学に進んで卒業後再会してから早五年、今では健太が仕事の関係で地元を訪れるたび一人暮らしの律の部屋に泊めてもらう仲だ。そんな健太の心の奥には律への秘めた恋情があった。東京の大学へ進んだのも自分の思いを断ち切るため。だが離れても時が経ってもその恋情は消えることはなく、ギリギリの状態で今の距離感を保っている。一方、律も高校の頃から健太のことが好きだった。もともと男性に惹かれる傾向のあった律にとって、健太への気持ちは友情ではなく肉欲こみの生々しい恋情…だが、保守的な田舎町でしかも高校教師という立場ゆえ、その気持ちを健太に知られるのが怖かった。燻り続けるそれぞれの恋情がある日、ささいなきっかけで暴走を始める…。
  • 秋月紫苑は,外食産業の大手・秋月カンパニー経営者の第一子。だがオメガであることを理由に虐げられ,屋敷で家政婦のようにこき使われていた。

    秋月紫苑は,外食産業の大手・秋月カンパニー経営者の第一子。だがオメガであることを理由に虐げられ,屋敷で家政婦のようにこき使われていた。両親に甘やかされて育ったアルファの妹・凛音には,事あるごとに罵倒され見下される始末。そんな紫苑の楽しみは,裏庭の離れでお茶を点てること。亡き祖母との思い出が詰まった離れで過ごすことが,唯一心休まる時間だった。そんなある日,秋月カンパニー主催の企業交流会パーティーのため,紫苑は一人屋敷の留守番を言いつけられる。家族がいない間に久しぶりの休暇を……と心踊らせながら茶道具の準備をする紫苑だったが,そこへ一人の青年――九条蒼牙がやってくる。超有名企業グループの御曹司である彼は,パーティー会場をうっかり間違えて秋月邸を訪れてしまったらしい。アルファの雰囲気を醸し出しつつもどこか飄々とした蒼牙に,紫苑は「運命の番」のトキメキを感じてしまうのだが……。
  • 姉の忘れ形見、五歳児の勇佑と二人で暮らす秋人――その正体は人狼だ。秋人は由緒正しい獣人族の家系・時信家の次男だが、姉が人間との間に産んだ勇佑を一族として認めない父や兄に反発し、大学生の時に家を飛び出して勇佑を一人で育ててきた。

    姉の忘れ形見、五歳児の勇佑と二人で暮らす秋人――その正体は人狼だ。秋人は由緒正しい獣人族の家系・時信家の次男だが、姉が人間との間に産んだ勇佑を一族として認めない父や兄に反発し、大学生の時に家を飛び出して勇佑を一人で育ててきた。
    獣人であることを隠しながらずっと不自由な生活をしてきた二人だが、ある日、商店街にある小さな本屋の店主・蓮見と知り合いになった。蓮見はエリート商社マンだったが会社を辞め、祖父の営んでいた店を継いだのだという。そのやさしい笑顔に秋人と勇佑はすっかり心を掴まれてしまう。いつしか蓮見の家でご馳走になるくらい親しくなり、つい気を許してしまったばかりに人狼であることがバレてしまった。しかし彼は動じることなく接してくれたばかりか、半獣に変身した秋人を愛でてかわいがってくれて……。
    そんな折、秋人のもとに冷徹な兄が突然やってきて……。
  • 東方の小国シキ。王族や貴族が住む城塞の外で質素に暮らす庶民の少年リキョウはある日、一つ年上の王子ユーハンと友達になった。明朗闊達なユーハンとの交流はその後も続き、いつしかリキョウは片恋を抱くように。

    東方の小国シキ。王族や貴族が住む城塞の外で質素に暮らす庶民の少年リキョウはある日、一つ年上の王子ユーハンと友達になった。明朗闊達なユーハンとの交流はその後も続き、いつしかリキョウは片恋を抱くように。十八歳になったころ、ユーハンから近侍になってほしいという申し出が…。いずれ妻を娶る彼の傍らに居続けることはつらい。恋心と友情の間で揺れるリキョウに初めての発情期が訪れ、二人は一夜を共にしてしまうが…。


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