『ライトノベル(ラノベ)、ガブリエラ文庫』の電子書籍一覧
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伯爵令嬢でありながら王女の女官兼護衛をしているクリスティナは、ある理由から結婚する気がなかった。だが美貌の公爵アルベルトから熱烈に求婚され困惑する。断ろうとするも公爵はせめて私を知る機会をくれと縋りつき諦めない。「ただ私が君を愛することは許してほしい」嫌われたくないと言いながら彼女を欲して触れてくる熱い指。根負けし求婚を受け入れたクリスティナだが、アルベルトは結婚後も彼女を囲いこもうと必死で!?
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没落した伯爵家のエイヴリルは、驕慢だった過去を反省し慎ましく暮らしていたが、困窮する職場への援助と引き換えに、伯爵令息クリスティアンと結婚する。エイヴリルは幼い頃、彼を苛めていた過去があった。クリスティアンの目的は彼女への報復ではないかと思うエイヴリルだが、彼は情熱的に妻を求め溺愛する。「僕の理性を試す真似はやめてもらえますか」美貌や才能に恵まれながら、エイヴリル一人に執着し続ける彼の真意は!?
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「ほしいなら強請れ。わがままを言え。『あなた』を抱きたいんだ」公女ルフィーナは、皇子ヴィルハルトと交わした婚約を突然破棄された衝撃で、同じく婚約破棄され理由も知らず死んだ前世を思い出す。同じことは繰り返すまいとヴィルハルトに会って真意を質そうとするルフィーナ。侍女に扮した彼女はヴィルハルトに気に入られ、彼の秘書官としてその補佐をすることに。間近で接して、ますますヴィルハルトを好きになってしまうが!?
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帝国皇太子とその弟から同時に求婚された公女マリーア。彼女は継嗣争いに巻き込まれることを恐れた父により、伯母のいる城に預けられる。不意に訪れた自由を満喫し、アイススケートでジャンプや回転を楽しむマリーア。それを見たジークという青年士官が感動し、技を教えてくれと言ってくる。氷上の交流で徐々に親しくなる二人。「何もしない。温めるだけだ」ある日、氷が割れ池に落ちたマリーアは、裸のジークと抱き合うことに!?
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黒男爵と恐れられる父を持つデルフィアは、王太子ライアンを密かに慕っていた。あるときライアンが呪いをかけられ、デルフィアの住む城に幽閉されることになる。黒男爵はライアンに浄化の力を持つ娘のデルフィアを抱けば呪いが解けると言う。「君が近づいたら、私は堪えられない。出て行ってくれ」父に媚薬を盛られ、苦しむライアンに己を捧げる決心をするデルフィア。義務であるはずの行為は蕩けるように気持ちよく、甘美で!?
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不吉な金色の目のせいで、神への生贄にされることになったフィーネ。だが泉に沈められる寸前、スティヒタイト国王ジークハルトの目に留まり、花嫁として連れ帰られる。人を愛することができないジークハルトは、命と引き換えに自分の妻となり子を産んでくれと言う。「お互いより気持ちよく、楽しくできる方がいい」優しく気遣い抱いてくるジークハルトに惹かれるフィーネだが、彼の負担にならないように気持ちを隠すしかなく!?
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挙式直前で婚約者に逃げられたルシア。彼女は妹達の将来のために、怪しい後見人から早く手を切ろうと結婚を急いでいた。そこで婚約者の兄、クロフォード侯爵アシュトンに、慰謝料代わりに結婚相手を紹介してくれと直談判に行く。だが、彼に自分と結婚すればいいと決められてしまい…。「君は私の愛撫に感じているんだよ」大人な彼に優しく導かれ陶酔を覚えた夜。アシュトンを愛するようになり、利害での結婚を寂しく思い始め!?
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古王国の王女ソフィアは政略結婚を嫌がる妹の代わりに、彼女の求婚者であるロアンヌ皇帝セザルスと文を交わしていた。重ねた文のように彼への恋心が募る頃、花嫁を迎えに来たセザルスに、妹に恋人がいると知られてしまう。彼は何故か迷うことなくソフィアを妻にと宣言した。「愛らしいな。そうして羞恥に震える様は」好きな人に抱かれ嬉しさを感じるソフィアだが、彼は古王国の血筋であれば誰でもよいのだと複雑な気持ちになり!?
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新田レイラは父の死後、継母や義姉に虐げられていた。ある日、助けた魔法使いに強引に異世界に飛ばされ、本物のシンデレラのような境遇に置かれることに。魔法使いはレイラの運命の相手である王子に会わせると言いながら、彼女に淫らに触れてくる。「こんないやらしくてかわいらしい声初めて聞いたよ」勝手な彼の時々見せる優しさに惹かれていくレイラ。だが魔法使いの目的はシンデレラである彼女を、王子の花嫁にすることで!?
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隣国の侵攻から国を守るため、伝説の魔獣を呼び出そうと迷宮に入った王女フレール。現れたのは美しい男エルンストだった。彼はその身に宿す魔獣を目覚めさせるにはフレールの命か処女を捧げる必要があると言う。すぐには決断できないフレールに、エルンストは魔獣不在のまま助けの手を差し伸べる。「俺は今まで、これほど激しく誰かを求めたいという衝動を感じたことはなかった」優しく男らしい彼に否応なく惹かれるフレールは!?
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不吉な予言しかできず、幽閉されていた魔女アドリアナ。彼女は自国を占領したアンドルシュ国王フェルディナントに気に入られ、妻にすると言われ強引に城に連れ帰られる。悪政に苦しんでいた自国が彼の統治で活気を取り戻しているのを見て、アドリアナはとまどう。「そんな目をするな。抑えがきかなくなる」フェルディナントの性急だが優しい愛撫に蕩かされ悦びを知る身体。彼が好きだと自覚した矢先、また暗い未来の予知夢を見て!?
◆電子限定特典:山野辺りり先生書き下ろし短編『風邪』を収録◆ -
ティヴリー王国の王女リリアーヌは戦禍を逃れるため森の家に滞在していた。そこで、負傷し倒れていた敵国グアドループの軍人を助ける。ジルと名乗る彼はリリアーヌに感謝し好意を寄せ、彼女も美しく凛々しいジルに心惹かれていく。「すべて俺のせいにして、今夜はただ触れさせてくれ」ジルが出立する前夜、優しく触れられて知る熱い想い。だがグアドループの国王から停戦条件としてリリアーヌを妃に迎えたいと申し入れがきて!?
◆電子限定特典:御厨翠先生書き下ろし短編を収録◆ -
不作に喘ぐ自国のため、大国メルトリアの王弟、ユベールに嫁ぐことになった小国の王女セレスティーナ。幼い頃から意地悪をされていたので嫌われていると思っていたが、再会したユベールは公の場だけでは仲良くしようと言ってくる。承諾した翌日から甘い言葉を囁き、優しく接してくるユベール。「ずっと君に触れたかった」美しい彼に情熱的に抱かれて蕩けていく身体。ユベールの愛が本物に思えてきて、とまどうセレスティーナは!?
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侯爵令嬢フィオリーナは、二百年前の英雄アレクシス王をモデルにした小説を愛読していた。国の混乱に乗じた過激派に誘拐され、湖に落ちた彼女は、時空を越えてアレクシスのいる時代に飛び、不遇な王子だった頃の彼に助けられてしまう。とまどいつつお互いに惹かれ合う二人。「ぐちゃぐちゃだ。本当に感じやすいな」彼と結ばれ幸せを感じるフィオリーナだが、自分の知る歴史からいずれ彼と別れなければならない運命を悟っていて!?
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公爵令嬢マリアは婚約者の浮気により婚約破棄された。苦手な相手だったので安堵していたところ、王弟で王宮医師のクロードに求婚される。周囲は良縁と喜ぶが、以前クロードに打ち身の治療だと、お尻を触られ絶賛された上にキスまでされた経験のあるマリアの心中は複雑。だが身分上、断れず。「甘くていい香りがする。花に寄る蜜蜂もこんな気分なんだろうか」と、少々変人だがマリアに夢中で溺愛してくるクロードにほだされていき…!?
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民に崇敬される聖公爵エンデュミオン。ゾフィーは穏やかな彼が時折「サリエル」という横暴な人格に変わると知ったことで脅され側仕えにされてしまう。我が儘だが気のいいところもあるサリエルに親しみを感じたゾフィーは、聖公爵の姿は演技でサリエルこそが本性だとわかりショックを受ける。「すごく感じやすいんだな。可愛い」開き直った彼に押し倒され、戸惑いつつも溺愛される日々。しかし彼を利用しようとする勢力が迫り!
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ただの侍女であるにもかかわらず王族の遠縁という理由だけで、逃亡した王女の代わりに軍人公爵ヴィンセントの花嫁にされたアンナマリア。一時しのぎの身代わりに過ぎないと思うのにヴィンセントは優しく、夜も激しく溺愛してくる。「お前の身体は、お前より私に素直なようだ」豪華な贈り物に気後れするアンナを桃園に連れ出し、未来の夢を語るヴィンセント。否応なく彼に惹かれるアンナだが、彼女の出生には実は秘密があって…!?
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財政に悩むメイネルース王国の王女ラーラは、農作物の品種改良を学ぼうと、王妃選抜に乗じてバスティア王国を訪れる。王立図書館を物色していたところ、図書館館長兼教授である美貌の青年、ローレンスに見咎められ、キスと引き換えに勉強を教えてもらうことに。「喘ぐ君はすごく魅力的だ」毎日のレッスンを通して互いに惹かれあい、次第にエスカレートしていく行為。求められ彼に純潔を捧げ、ずっと共にいたいと悩むラーラは!?
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デルネイド国の王女アルフォンシーヌは、異端の血とされるドラゴンアイの持ち主であった。そのため父からも忌まれ塔に幽閉されていた。彼女の護衛騎士となったイザークはその目を美しいと言い、永遠の忠誠を誓う。「いけません。そんな目をしては」月のない夜、密かに愛を交わし、互いを確かめあう二人。初めて知る悦楽と恋の喜びに浸るアルフォンシーヌだが、イザークが実は父が滅ぼした国の王子で自分の命を狙っていたと知り!?
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伯爵令嬢レオーナは、困窮する家計を助けるため、侯爵デミオンの偽婚約者になることに。親族からの縁談を断りたいというデミオンは、終始冷たく役目に必要なことすら話してくれない。だがレオーナは機転を利かせ、次々現れる親族の追及を振り切る。聡明な彼女にデミオンも心を許し始め、レオーナも彼の隠された顔を知り惹かれていく。「おまえは砂糖菓子のように甘いな」卑劣な罠から辛くも逃れた夜、二人の気持ちは急速に近付き!?
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亡父の借金に苦しむ侯爵令嬢マリオンは、母が邸から追われるのを防ぐため、大富豪ディーンの愛人となる。喪中にもかかわらず、着飾って舞踏会に同伴させられた上に、純潔を奪われるマリオン。「優しくする。すべて私に任せるんだ」控えめで優美な彼女にディーンは次第にのめり込み、マリオンも彼が時折見せる優しさに惹かれていく。避暑地で思いがけず幸せな一時を過ごした二人だが、外国に住むマリオンの従兄が侯爵家を救いに現れ!?
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結婚する姉の代わりに女官としてダレン王に仕えることになったリーン。健気な彼女の決意をダレンは愛でるが、姉と違い取り立てて優れた才能のないリーンに他の女官達は冷たい。落ち込みつつも傍にいられる喜びを表すリーンに王はのめり込んでいく。「出会った時から触れたい気持ちを抑えられなかった」愛した人に強く抱かれ、初めて知る喜び。だが女官には手を出さない王がリーンを特別扱いしていることが他の者に知られて――!?
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亡き父の借金で困窮する家族を支えるため、未婚の伯爵令嬢の身ながら家庭教師となったマーガレット。教え子ポリアンナの叔父である侯爵のブレンダンは素晴らしい美男子で、地味だが仕事に実直なマーガレットの持つ可愛らしさを気に入り情熱的に求愛してくる。「ずっとあなたに触れたくて頭がおかしくなりそうだった」激しく愛された幸せな一夜。だがポリアンナの母、ヴァイオレットがマーガレットに嫉妬し奸計を巡らせてきて!?
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祖国の窮状を救うため、ドルガム帝国に側室として差し出されたリーゼロッテ。皇帝ゴッドフリートは人身御供の妃など不要だと撥ねのけるが、泣きじゃくりつつも退かないリーゼロッテに根負けして滞在を許す。小国の王女だとの蔑みにも耐え、健気に振る舞う彼女にゴッドフリートは「ああ甘美だ。この肌、この声、たまらないよ」と優しく触れる。身も心も彼に捧げ愛され幸せなリーゼロッテだが皇姉カテリーナの嫌がらせは激化して!?
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公女フランキスカは突然の反乱に動揺した父に連れ去られようとしたところ、従者であるレギオンに引き留められる。彼こそが反乱の首謀者、新興国ヴァジレウスの王太子だったのだ。「おまえは俺のお姫様だからお姫様らしくしてればいい」困惑するフランキスカを初夜こそ少し強引に抱いたものの、レギオンは以前と変わらず優しく接し、彼女を妻にすると言ってくる。幼い頃から父母に愛された記憶のない彼女は、元々彼の方が大事で!?
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困窮する実家のため葛城侯爵に嫁げと言われた芳谷紫野は、以前に恋した書生の久我東鷹を忘れられず家を出ようとする。だが、その矢先、当の東鷹が彼女の前に現れた。彼こそが遠縁の家を継いだ葛城侯爵だったのだ。「今夜が俺たちの初夜だとあなたの体と心に刻ませてもらいましょう」かつて、彼の愛を裏切ったと思い、結婚し結ばれてからも素直になれない紫野に東鷹は執着する。想い合いながらもすれ違う新婚夫婦の恋の行方は!?
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美貌の持ち主のラウラは、気が強そうに見えるため誤解されやすい。婚約者を寝取られた末に悪評を立てられ逃げてきた外国のカフェである日、見知らぬ男性に声をかけられる。うんざりしかけたが、なんと彼はラウラが愛読する冒険小説の作者、ファビオだった。「君がどれだけ感じてるのか見せて?」容姿だけで判断しない優しい彼に身を任せ、初めて感じた愛される悦び。ファビオはラウラの過去を知り彼女の名誉を挽回しようと言い!?
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捨て犬の面倒をみることが好きな子爵令嬢フローラは、ある日、犬の引き取り手の伯爵家において、皇帝ジュリアーノを紹介され驚愕する。彼はかつて自分が仔犬と一緒に拾い世話をした少女ジュリアだった。彼はその頃、少女の姿をしており、政敵に追われ身を隠していたのだ。「僕を受けいれてくれるよね?」当時から好きだったジュリアーノの熱烈な求愛を拒めず、後宮で蕩かされる日々。だが皇帝は複数の妃を持つのが当然とされていて!?
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伯爵令嬢ユージェニーは結婚式直前で婚約者に逃げられ、急遽その兄のグレン公爵ネイサンと挙式することになる。彼女は元々ネイサンに思いを寄せていたものの、彼がやむをえず自分を娶ったのではないかと不安を覚える。「気持ちよくさせてあげよう。私から離れられなくなるくらいに」大好きな人に初めてを捧げ、愛されて幸せを感じるユージェニーだが、彼は弟が彼女の純潔を奪ったと誤解していて、やはり責任を取ったのだと知り!?
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ジプシーから貰った『願い石』の力で、憧れていた国王エンデミオンと精神が入れ替わるようになってしまったロザリア。短時間で元に戻るものの、入れ替わりに備えて王太后の話し相手という名目で王宮に出仕することに。エンデミオンを困らせまいと恋心を封じようとするロザリアに、エンデミオンは彼女を子ども扱いしつつ「大人の女性ならばこれぐらいは挨拶だ」と悪戯なキスを仕掛けてくる。だが彼には隣国の王女との縁談があり!?
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製薬研究所の研究員に採用されたオリーヴは、勤務初日に研究所の中で、品行方正で知られた研究所の所長、リーンクロス侯爵ファビウスが、だらけている姿を偶然目撃してしまう。豹変した彼に開発中の媚薬の実験台にされるオリーヴ。「いやらしいことをしたくなってきたんだな? では成功だ」裸にされ触れられ、初めて知る悦楽。忘れたいと思うもファビウスは、その後も彼女をデートに誘ったり、意味ありげに触れてきたりして!?
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不吉な予知夢を見るため「黒真珠」と忌避されるアメリアは、夢に現れた「覇王」ルーファスの頼みに応え、彼の絵姿にキスを繰り返していた。百度目に生身のルーファスが蘇り、アメリアと身も心も結ばれないと再び絵に戻されると告げる。とまどいつつも彼に応えるアメリア。「なにもしなくていいんだ。俺の腕の中にいてくれるだけで」美しいルーファスの熱烈な愛に、幸せを感じるアメリアだが、隣国の王太子との縁談が舞い込み!?
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舞踏会で男に絡まれたロレッタは、ライアンに助けられる。彼は昔、ロレッタが失恋した相手だった。数年ぶりに会った彼は変わらずロレッタをからかい子供扱いする。だがある日、病身の乳母を励ますため偽の婚約者を演じてほしいと頼んできた。迷いつつも受けたロレッタにライアンはキスして触れてくる。「蜜が溢れるのは君が感じている証なんだよ」好きだからこそ抱かれたロレッタに、ライアンは本当に結婚しようと言い始めて!?
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小国の王女フロレンティーナは新興国ヴァジレウスの皇帝、アレクセルへ輿入れを決められる。アレクセルは彼女を一目見るなり、死んだ恋人の生まれ変わりが現れたと喜び溺愛する。「泣くなって。好きなだけ愛してやるよ」年上の男性に深く口づけられ、愛されて快楽を教え込まれる身体。真っ直ぐに純粋な愛をぶつけてくるアレクセルに惹かれ始めるフロレンティーナだが、自分が本当に彼の恋人の生まれ変わりかどうかを悩み出し!?
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アモローゾ家の娘、フランチェスカは、国王の命により生家の仇敵であるボネット家の当主、ジークフリートに嫁がされてしまう。歓迎されるはずもない婚家で虐げられる彼女を救ったのは、夫のジークフリートだった。「君の身体は、なんて初心で可愛いんだろうね」二人の仲の良さを見せることで両家の確執を解こうという夫に共感し、彼と愛し合う演技をするフランチェスカ。しかし、いつしか本当に彼のことを愛し始めてしまい…!?
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生家の冤罪を晴らすため貴族管理院を訪ねた伯爵令嬢リリアーヌは、一時的に視力を失っている王太子ヴィドネルと遭遇する。回復するまで自分の試食係をしてくれたら力を貸すという彼の申し出を受け、王宮に赴くリリアーヌだが、夜も同じ部屋に居ろと言われ困惑する。「君のすべてを知り、すべてを愛したい」美しく聡明なヴィドネルの求めに、抵抗できず抱かれてしまうリリアーヌ。身分違いの恋に悩む中、王太子を巡る陰謀を知り!?
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王女フィオーヌと瓜二つなことから時々身代わりをしていたフィアンは、宗主国の皇太子エストラルとの政略結婚においても王女の代わりに挙式し、初夜まで過ごす羽目に。「かわいいな、思ってたよりずっと、かわいい」自分に向けられたものでないと思いつつも男らしく美しいエストラルに優しく愛されてうっとりしてしまうフィアン。本物の王女と入れ替わり、下町暮らしに戻ったものの、お忍びで町に来たエストラルと再会してしまい!?
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庶民の仕立て屋ながら、王妃の専属ドレスデザイナーとなったアメリーは、不慣れな「男性をその気にさせるナイトドレスと下着」を王妃に頼まれる。悩む彼女は、会うたびに口説いてくるプレイボーイの公爵、マティスから的確な助言を受ける。警戒しつつも、彼の斬新な案に驚くアメリー。試作品の下着を着せられると触れられ感じてしまう。「俺に身を任せて。素晴らしい世界を見せてあげるよ」彼に本気になっても遊ばれるだけなのに…!?
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困窮した実家への援助と引き換えに、社交嫌いで偏屈なブラッドフォード侯爵オーガストに結婚を申し込まれたエリス。跡継ぎを作るためだけの愛のない結婚に不安を感じるも家族のため断れない。「気持ちがいいかい? ココが感じる?」オーガストは不器用に接しながらもエリスを優しく抱き、快楽を教え込む。その誠実な人柄を知るにつれ報われないと知りつつ彼に恋するエリス。オーガストも純真無垢な彼女に、いつしか惹かれ始めて…。
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男爵令嬢ニーナは幼馴染みの伯爵家令息のグラントを秘かに想い続けてきた。容姿に恵まれ芸術の才のある彼はニーナをからかってばかりで女性として意識している様子がない。しかし男が女の床を訪れ求愛できる祭の宵、グラントはニーナの元に来て俺の妻になれと告げる。「お前も俺を愛しているんだ。気づいていないなら俺が教えてやる」貞操は守ったが彼の熱い指と唇に乱された夜。結婚を承諾するもグラントの愛を素直に信じられず?
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過去の事件によって美形の男性が苦手になったアイリーンは、知り合った貴族の青年、エドガーの聡明さに好意を持つものの、彼の美しい顔を直視できない。アイリーンに恋するエドガーは仮面姿のカラス男爵に扮して彼女に近付き口づけに成功するも、アイリーンは行為が深まるとエドガーの名を呼んでしまう。二人の男性を傷つけていると悩むアイリーンと悪巧みがばれたと苦悶するエドガー。すれ違う二人は思いがけず旅先で再会し!?
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五歳で父王を亡くしたリリアーナは、父に替わり即位した遠縁のエルナンを慕い、親子のように仲よく暮らしてきた。しかし、エルナンはリリアーナが女らしく成長するにつれ距離を置きだす。理由がわからないリリアーナは逃げる彼を追い求め、理性を失ったエルナンに未知の快楽を教えられてしまう。「少しでも痛くなったら言うんだよ?」その後、行為の意味を知り、恋を自覚するリリアーナ。一方、エルナンは自責の念に駆られて…!?
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母の再婚でウェスラー家の一員となったリンデは「ウェスラーの娘としか結婚しない」という王の言葉を受け王宮に赴く。凜々しく美しい王に一目で惹かれるも、王の言葉は結婚を避けるがための嘘だった。落胆しつつも王の縁談避けに協力することを決めるリンデ。しかしある夜、王太后の策略で知らず王の寝所に入ってしまう。「こんな時間に男の寝室を訪れる意味を知らぬわけではあるまい?」事情を知らない王は熱っぽく彼女に触れ!?
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家族を事故で失い、自身も足を負傷したマリアンジュは幼馴染の騎士、クリストフの説得で歩行訓練と謎の襲撃者を避けるため彼の屋敷に移る事に。一時的な同居のはずなのに、クリストフは彼女を婚約者扱いし結婚を迫る。将来有望な彼に傷の残る自分は相応しくないと彼女はためらうが、クリストフは引かない。「愛している。諦めて私のものになって」甘く愛され悦びを感じ始めるマリアンジュ。だが家族の事故が何者かの陰謀だと知り!?
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挙式寸前の事故で記憶を失い、夫になるはずだった王子、ルーファスに忘れられてしまったカレン。身を引こうとするが彼は許さず、そのまま結婚を断行してカレンを抱く。「俺に触れられるときみの体はすぐに甘く濡れてくるね」カレンを悦楽に導きながらもどこか冷たいルーファス。けれど言動の端々に以前の彼の面影を見だすカレンは彼を慕う気持ちを捨て去れない。献身的な彼女の愛情にルーファスの心もいつしか変化を見せ始め…。
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宗主国への出仕を終え帰国した王太子、パトリスと再会したレティシア。彼女は以前、彼の家庭教師を務めていたが父の死により零落していた。見違えるように凛々しく成長したパトリスに熱烈に口説かれるも、身分のない自分は王子にふさわしくないと拒む日々。しかし彼は諦めない。「レティがこんなにかわいいの知ってるのは僕だけなんだ」甘く囁かれ彼に身を委ねて感じる悦び。だが二人の前に死んだはずのパトリスの許婚者が現れ!?
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政略により八歳で王太子フランツの婚約者となったオフィーリア。理想を追う彼の言葉に動かされ、強い騎士を目指してフランツの妹王女の近衛となるも、彼は昔の言葉を忘れていた。世継争いから軽薄を装うフランツの態度と相まって、ショックを受けた彼女は婚約解消を申し出るが、激昂した彼に抱かれてしまう。「俺のものになれ。誰にも渡したくないんだ」激しく求められ悦楽に乱れた一夜。混乱した彼女は出奔し彼を忘れようとするが!?
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小国の姫、フレイアは隣国の侵略で捕虜となり、海を越えた大国デルネイドの王、デフォードに貢ぎ物として献上される。竜王と呼ばれる彼は彼女を一目見るなり激しく執着し、強引に抱く。先祖に竜がいるデフォードは、ただ一人の女性だけを溺愛する竜の性質を継いでいた。「私だけの運命―決して離さない」美しい竜王に情熱的に抱かれ、フレイアは戸惑いつつも惹かれていく。だが隣国を煽り祖国を攻めさせたのはデフォードだと聞き!?
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ある事情から心が通わぬまま、初恋の人だった伯爵ケインと結婚することになったアリス。彼女は美貌で奔放な姉、バージニアと比べられ続け劣等感に囚われていた。「君は自分の身体の美しさをちっとも判ってないみたいだな」彼女を好ましく思うケインから優しく悦楽を教えられ、ますます彼を好きになりながらも素直になれないアリスに、ぎこちなくなる二人。そんな時、バージニアがケインと関係していると涙ながらに告白してきて!?
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王女マリアンヌは両親の死後、王座に就いた叔父に疎まれ塔に幽閉されていたが、大国の王太子に結婚を申し込まれ、その名代の弟トリスタンの手で外に連れ出される。記憶と声の一部を失い、無気力に生きていた彼女は、献身的なトリスタンの世話で心開いていく。「あなたが俺に感じてくれるのは嬉しい」美しいトリスタンに優しく触れられるたびに声と記憶を取り戻していくマリアンヌ。次第に王太子よりも彼に惹かれるようになって…。
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横暴な婚約者との結婚を避けるため、眠り病にかかったふりをしている王女エレイラだが、もてすぎて問題が多く女性を避けているザデシア国王ディフェルに好都合だと思われ、嫁ぐことに。形だけの妻のはずが、ディフェルは眠ったまま自分に言い寄ることのないエレイラに興味を示す。「眠っている君になぜこんなに興奮してしまうのだろう」優しく悦楽を与えられ夫に興味を持つエレイラ。密かに日中垣間見た彼はとても美しく魅力的で!?
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駆け落ちした姉に成りすましたことで、世間から嫁き遅れの娘と誤解されていたアマーリエ。結婚を諦めていたところ、妾腹とはいえ第三王子のユリウスから突然求婚され国境外れの古城に嫁ぐことに。さぞ難のある人物かと思いきや、彼は天使のような美貌を持ち、アマーリエに優しく触れる。「ほら奥さん、こういうのは初めて?」アマーリエの良さを認める夫に溺愛される夢のような日々。だが宴の折、ユリウスを蔑む第二王子が現れて!?
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急逝した自国の姫の代わりに隣国の王子に嫁がされることになったクリス。相手の王子イェルディスは美男子なのに軽薄でとても好きになれそうになかったが、夜の彼は別人のように凛々しく、そのギャップにとまどってしまう。「君が気持ちよくて死にそうになるまでやめる気はないよ」挙式後、巧みな愛撫と甘い言葉でクリスを翻弄するイェルディス。彼が国の複雑な事情で愚かな王子のふりをしているのだと知り一計を案じるクリスだが!?
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隣国の王、アリステアの戴冠式に王子エドワーズの侍女として同行したシルヴィア。彼女は王子の公にできない異母妹で、周囲には王子の愛人だと思われていた。アリステアはシルヴィアが以前に心惹かれた相手だったが彼もシルヴィアを誤解し、なじりながらも抱こうとする。「お前をどうしても手に入れたいほど愛している」愛した人に手荒に扱われ、心乱れるシルヴィア。一方、エドワーズはアリステアの妹王女に求婚しようとしていて!?
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吉原遊郭に娼妓見習いとして売られてきたりんは、暴漢に刺されかけた青年社長、海棠愁司を助けたことで彼に興味を持たれる。彼女の初見世を買い占めて快楽を覚えさせつつ、文字を教え、園遊会に連れていくために淑女としての振る舞いも仕込む愁司。「おまえを、めちゃくちゃにしたい。壊したい。壊してもいいか」全てに恵まれながらどこか自堕落な愁司。彼に惹かれるも自らの気持ちに戸惑うりんは、彼から身請けを申し込まれて!?
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下街っ子で料理メイドのジュスティーヌは主家の貴族に襲われかけたところを騎士公爵のマルセルに救われる。マルセルは探し求めていた前王朝の末裔が彼女だと告げ、淑女教育を施し王太子妃にさせると野望を語る一方、艶が足りないと言っては彼女に淫らに触れてくる。「感じた君は、どんなに甘い声を出すのだろう?」マルセルに惹かれながらも彼の望みを叶えようと、懸命に努力するジュスティーヌだが彼の婚約者の存在を知って!?
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小国の王女マリアは政変に巻き込まれ、二年もの間、異国の山城暮らしを強いられていた。ある日山賊に襲われかけたのを王子テオバルドに救われ、彼の妻になるよう言われときめくが、政変で経験した不信感から素直になれない。そんな彼女にテオバルドは辛抱強く接し溺愛する。「信じられない。君のすべてが俺のものだなんて」海軍提督でもある屈強な彼に身も心も蕩かされていくマリア。だがテオバルドには他に愛した女性がいると聞き!?
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王女スノウは政略によりフリューゲル国の皇太子セルジオに嫁ぐが、生来の純真さから無邪気に彼を慕う。幼さの残る新妻にとまどい気味のセルジオも次第にスノウの純粋さに惹かれ、溺愛するようになる。「存分に乱れたまえ。私はもっと君を味わいたい」美しいセルジオに時に意地悪に、時に苛烈に責められ蕩かされて開花していくスノウ。王族として激務の中でも夢のような蜜月を過ごす二人だがセルジオの母の女王が病に倒れて――!?
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「快楽だけをあなたにあげる」 母譲りの紅い瞳を持つ呪われた一族の娘として宮中で虐待を受ける麗媛は、 異母兄の皇太子の命により厄災をもたらすために新興国、紅藍に嫁がされる。 自分のせいで他人を不幸にするまいと心を閉ざす麗媛を、 紅藍の皇子、天暁は優しくなだめて溺愛する。 「あなたがかわいすぎてまだ足りない。もう一度、感じてくれるね?」 朝夕愛され変わっていく心と身体。 だがある日、麗媛の側仕えの少年が大怪我をし呪いの存在を周囲に疑われて!?
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「おまえは俺のもの、俺だけのものだ。」 政争に敗れて、離宮でひっそり暮らす王女エレオノーラは、 ある日記憶を喪った銀髪の青年を助ける。 ダミアンと名付けられた彼は優しく純粋なエレオノーラを慕い、 美しく勇猛な彼の愛に彼女もまた想いを返す。 「気持ちよくなってるんだ。もっと感じてごらん」 愛し愛されて結ばれ祝福された幸せな日々。 しかしダミアンは突然、姿を消してしまう。 悲しむエレオノーラの元に蛮族ヴァジレウスの王に嫁げという王都からの命令がきて!?
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