『ライトノベル(ラノベ)、B-cube、かみそう都芭、1円~、0~10冊』の電子書籍一覧
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ここは名家の鹿乃路(かのみち)本家。人が良くおっとりした紘人は分家に財産を奪われて、残ったのは古びた洋館とこじんまりしたレストランだけ。そんな家を切り盛りする執事・竜樹は、かつて紘人に、その不幸な境遇を憐れみ拾われた身。いまや美丈夫に育ち、しっかりものとして頼られる存在だ。
そんなある日、柴田(?)氏が、「有能な人材がもったいない」と引き取りに。竜樹の将来を考え悩む紘人。紘人に想いを告白する竜樹。
一方、強欲な分家の正彦が、紘人に政略結婚の話を持ってきて…。
「紘人さまにこんなことをして、許さない」 -
下宿先で階段から落ちた瑞己。料亭の息子として生まれ調理師学校に通っている技術は元のままながら、記憶喪失になってしまった瑞己は、記憶が戻ることを期待し、居心地よく感じるそこに留まることにする。そこに現れた「恋人だ」と迫る同居人の清春。顔を見ただけで心弾む家主の脩一朗と違和感を覚える清春への感情と比較することで、自らの想いを懸命に振り返る瑞己に…。
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家が隣同士で家族ぐるみの付き合いをしていた幼馴染み、仲原成海と筒井惣司は大学生となって、ルームシェア――二人暮らしをはじめた。特別な感情などないと思っている成海だが、惣司が男が近づかないよう目を光らせている様を見て、サークル内では“公認のカップル”と目されていた。
そんな折、ふとしたことから自分の気持ちに気づく成海。
「ただの幼馴染みじゃないって気がついた今、仲原はどうしたいのかな?」
「……わからないです。でも、惣司に嫌われたくない。」 -
写真学校に通う皓の講師は、趣味の範疇で教鞭をとる今いちばんの人気アーティスト・倖人。「撮る側よりモデルになったほうがいいんじゃないか」と言われるほどの容姿と気さくな人柄で、引きもとらず学生が群がるほど人気。そんな彼は、自らの山荘も学生に開放していた。
今回、「陣中見舞い」という名で押しかけ、飲み会を開いた皓たち一行。一騒ぎ後に、なぜか呼び止められた皓は倖人と二人きりの夜を過ごすことになり… -
甘さの抜けないお坊ちゃま育ちの柚樹に、父は厳しい教育係として、万事に冷静な羽柴をつける。この羽柴、無駄に美男なのだが、高校時代に会った時から苦手だ。
「社交辞令もまともにできないようでは、まず口のききかたから仕込むことになりそうですね」
入社早々にも他の重役連中とは違ってきつい一言。それだけでもムカツクのに、「休日返上で仕事を叩き込んでさしあげましょう」とまで言われて…。
思っても見なかった実地教育が今始まる。
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