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『ライトノベル(ラノベ)、その他(レーベルなし)、長島槇子』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • 壺の中で育った謎の女に魅かれる、美しき暴君・爛王。武力ですべて勝ち取った王は、やがて……。

    秦の時代、爛王は周辺諸国に兵を挙げ数々の血を流してきた。民衆は彼を称賛し、恐れた。しかし爛王は勝利の美酒にも美食にも、富、名声、敵将の生首を目にするのさえ飽きていた。王宮には各国から二つとない名品・珍品、そして美しい女たちが貢物として贈られる。爛王の端麗な容姿を見ると、どんな美女も彼の前では赤面せずにはいられなかった。好色な爛王だったが、やがて女色にも飽きてしまう。そんな中、彼に献上されたひとつの壺。その壺には、一人の娘がいた。彼女は、生まれてすぐに壺へ入れられ、そのまま壺の中で育てられたのだという。壺の女を気に入った王は、妖艶なる彼女にのめりこんでゆく。
  • 男子禁制の大奥で陰鬱な日々をおくる姫の前に現れた、男子とみまごう一人の少女。

    江戸城の大奥に、京からお輿入した御台所。彼女は元より徳川に嫁すのことを嫌がっていた。京を離れて東の地に行くのは、公家の姫には気の重いこと。次第に殿とも距離を置くようになり、京都の地を思う日々をおくっていた。御台所に仕えて一緒に江戸に参じた花園は、御台所を姫と呼び、姫を常に気遣っている。あるとき、花園は呉服屋の丹波屋から男性器を模した張形を渡される。姫の杞憂を晴らすため、花園は丹波屋に相談する。丹波屋が用意したものは、男子と見間違えてしまうような、一人の少女だった。左近と名づけら少女は、姫の情夫として毎夜のように姫と枕をともにする。丹波屋が用意した特注の張形を使い、姫と左近は満ち足りてゆくのだが――。
  • ドバイで出遭った若きスルタン。私は彼の妃になるため、めくるめく性の調教を受ける。

    ラブストーリーで人気を博した漫画家の亜由美は、休暇を利用してドバイに一人旅をする。ドバイの街中で不審な男たちにからまれているところを、シェヘラという美しい女性に助け出された。聞けば、彼女の家は大富豪で、弟は小さな国のスルタン(王)なのだという。シェヘラに誘われるまま、砂漠の中に立つ大きな城にたどりついた亜由美は、アラブ流の歓待を受ける。そして弟のスルタンに出遭い、気がつくとベッドの中にいた。行為に至ろうとしたとき、スルタンは亜由美がヴァージンなのだと知る。王は決して処女の穢れに触れてはならない。その日から、妃になるためのめくるめく性の調教が始まる。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    直江まりも
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    「大丈夫。恋をすればお前だって私のようになれるから……」

    淑子はいつも厚化粧で、会社の同僚たちに「お化け」というあだ名を付けられている。彼女が勤めるメーカーのCMに出演しているプロゴルファー貴史に、淑子は恋をする。貴史は社内にもファンが大勢いる。容姿に自身のない淑子だったが、亡き母がいつも淑子を助けてくれた。亡き母の声にいざなわれるようにして、淑子は他人の夢の中をただよう。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    直江まりも
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    兄さんと業をさらして生きたい。交わりつくして、別の腹から生まれたい――

    温泉街の古い家屋の2階で開かれているのは、美しい女と優しげな男の白黒ショー。つまり、本番を客に見せることだ。女は客に見られながら刺し貫かれ、絶頂へと向かっていく。そのとき、口をついてでたのは「兄さん」だった。女と男は里を追われた。前世からの呪いにまけ、禁断の関係になったがために。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    蜂基
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    私はイブ、私たちは海の泡から生まれた。男たちを悦ばせるために育てられたシスターだ。

    海に浮かぶ島で生まれ、隔離され、育てられている少女たちはいつか男たちを悦ばせるために、老爺たちに育てられている。乳や膣を老爺にいじられ確認され、破瓜の儀式を終えれば、順に外に出て行く決まり。だが、儀式を終えたすぐ後に、兵隊が島に乗り込んできて「お前たちは騙されている」と言い放つ。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    サキサキコ
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    マダム、どうぞお好きな美男を――。ただし快楽を味わうだけ。決して恋をしてはいけない。

    離婚後、子育てと仕事で忙殺されていた眉子は、親友から「男を買いに行こう」と誘われる。病気も、妊娠も後腐れの心配もないという砂漠のなかの「男市場」には、女の欲求を満たすありとあらゆるタイプの男が客の寵を競っていた。眉子はそのなかで、褐色の肌の「シン」という青年を選び、これまでにない悦びを味わう。だが、翌日も「シン」を選ぼうとする眉子に親友は言った。「やめたほうがいいわよ」と……。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    イラスト:
    直江まりも
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    むせかえるような熱気と甘い果実や花の匂いに包まれて、私は獣人に体を捧げる。望みを叶えるために。

    甘く湿った島には、花と果実と木と草と苔の匂いが混じり合う風が吹いている……。彼氏とボルネオを旅行した際に、一枚の絵を買った。彼はこの絵のよさが、まったく理解できなかった。けれど私は、なによりもこの絵のとりこになっている。夢の中で絵の世界に入り込み、おぞましい獣人に日夜犯されている。私の体を捧げることと引き換えに、獣人たちはどんな望みでも叶えてくれるのだ。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    客と肌を合わせるたびに、相手の気持ちがわかってしまう。欲望が渦巻く、男たちの心が。

    夕樹は渋谷のコールガールだ。彼女には特殊な能力がある。身体の一部が触れていれば相手の心が読めるのだ。客たちは、現実では果たせない欲望を心に想い描きながら夕樹を抱いていた。その客は比較的若かった。初心な態度とは裏腹な心に異常なものを感じた。夕樹は彼がサイコキラーだと確信する。
  • 330(税込)
    著者:
    長島槇子
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    エロティックなランジェリー、緊縛……妄想か現実かわからないまま、瑠衣子は人形とのセックスに溺れていく……。

    38歳のOLの瑠衣子はパリで日本の男の形をした等身大の人形を買う。それは、人間と見紛うばかりの精巧な造りをしていた。瑠衣子は人形に甘い言葉をささやかれる夢想をしながら、人形の口を吸い、リアルにできた性器を使って人形とセックスをする。夢想はエスカレートし、人形は瑠衣子に際どい命令を下すようになる。エロティックなランジェリー、緊縛……妄想か現実かわからないまま、瑠衣子は人形とのセックスに溺れていく……。

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