『ライトノベル(ラノベ)、角川スニーカー文庫、枯野瑛、1円~、読み放題 MAXコース』の電子書籍一覧
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数多の犠牲によって訪れた平穏。終末に零れる涙。シリーズ完結。
ヴィレムは約束を守れず〈月に嘆く最初の獣〉(シヤントル)の結界は崩壊した。正規勇者(リーガル・ブレイブ)の命と引き替えに長い眠りについていた幼い星神(ほしがみ)は、その余波で空魚紅湖伯(カーマインレイク)とはぐれ、記憶を封じられたびれむと共に仮初めの平穏な日々を過ごす。その日、〈穿ち貫く二番目の獣〉(アウローラ)が浮遊大陸に降り注ぐことになるまでは――。〈獣〉に対するのは、アイセアとラーントルク。死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、終末最期の煌めき。次代に受け継ぐ第一部、幕。 -
悲劇の再現(リプレイ)。
妖精兵クトリ・ノタ・セニオリスは消滅し、ヴィレム・クメシュ二位技官は妖精兵ネフレンと共に闇に呑まれた。
物語は、終わったはずだった。――しかし。
ヴィレムは、見覚えのある部屋で目覚める。
「……おとー、さん?」語りかけるのは、すでに亡き存在の娘アルマリア。そして、かつての仲間ナヴルテリが伝える真界再想聖歌隊(トゥルー・ワールド)の真実。それは時の彼方に過ぎ去ったはずの終末の光景――。
夜闇の中、新たな《獣》が咆哮を上げる。 -
終末のとき、開かれる未来の行方は。明日を繋いだ妖精たちの第2部、幕。
〈最後の獣〉が創り出した少年は、選択を迫られる。今ある幸せを望み外の世界《レグル・エレ》を滅ぼすか、自分が滅ぼされるか――。終末は目前、ティアットは聖剣モウルネンを手に、その答えを問う。 -
終わりゆく世界を救うために、この幸せな楽園を[壊す/護る]。
浮遊大陸群を救う、最後の戦いが始まった。〈最後の獣〉の結界内に広がるのは、在りし日の地上を模した風景。散り散りになる妖精兵たち、ティアットの前にはエマと名乗る女性と、白いマントの少年が現れて――。 -
憧れに届かなくても、 それぞれの明日のために。シリーズ最終章その第二幕
39番浮遊島の〈最後の獣〉を退け、浮遊大陸群の滅びに猶予を勝ち取ったあの日から、五年。
「オルランドリ商会第四倉庫に、『鏃(やじり)』の提供を要請する」
未だ2番浮遊島に神々を囚える〈最後の獣〉を排除するほか、世界を守る術はなく――
最後の決戦を前に、妖精兵たちはつかの間の日常を過ごす。
「アルミタはさ、今でも、ティアット先輩みたいになりたい?」
かつて憧れていた景色に手が届く今、幼き妖精兵に訪れる葛藤――そして迫る決意のとき。 -
今のエマ・コルナレスは、人類の敵だ。「終末なにしてますか?」外伝第2幕
「正規勇者は正義の味方じゃねぇ。人類の味方であって、人類の敵の敵だ」そんな守護者が、はじめての友人を奪われたとき。その友が、人類の敵になったとき。勇者リーリァは必殺の聖剣を手に、何を想うのか——。 -
——さあ。目を開きなさい。いずれ訪れる終末と妖精兵たちの物語、最終章へ
パニバルたちが〈十一番目の獣(クロワイヤンス)〉を討ち、38番島は歓喜の騒乱にあった。
しかし水面下に隠されていた最後の危機を前に、護翼軍、貴翼帝国、そしてオデットが相対する。
そこで示された“滅びを避けられる手順”は、浮遊大陸群(レグル・エレ)を自分たちの手で破壊するというもので——
「“俺達”はどうやら揃って、そういう無私の聖人ってやつが心底気にいらない性分らしい」
あの二人の代わりにはなれないが。
幽遠から目覚めた青年は夢想する。
継がれた結末の、その先を。 -
亡国の姫、勇者、13歳。『終末なにしてますか』シリーズもう一つの物語。
リーリァ・アスプレイ、13歳――亡国の姫にして人類を守護する勇者である少女の、烈しくも可憐な日々。アニメ化も果たした『終末なにしてますか』シリーズから紡がれる、もう一つの物語。 -
ここからは──残された者たちの物語を、始めよう。
一人の少年が舞台から降り、一人の少女が英雄となった。それでも幕は下りたりしない。この世界に生きる全ての者たちの営みは、続いてゆく。だから、ここからは──残された者たちの物語を、始めよう。 -
「ごめんよ。あの時……約束、守れなくてさ」戦場に刻む、最後の嘘。
フェオドールは鏡の向こう、黒髪の青年に語りかける。君の力を貸してくれないか――浮遊大陸群を墜とすために。夜が明け、モウルネンが燦めく戦場に刻む、最後の嘘。これが、みんなが幸せになれる唯一の方法だと。 -
アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精による第2部!
――その日、2番浮遊島は完全に沈黙した。
遺跡兵装(ダグウェポン)モウルネンの真実を知るべく、護翼軍(ごよくぐん)司令本部に忍び込んだ元四位武官フェオドール。
彼の前に立ちはだかったのは、かつての妖精兵ノフト・カロ・オラシオンだった。
昏倒して目覚めない堕鬼種(インプ)を前に、自分の存在がある限り、彼は永遠に救われないのだと知るラキシュ。
「わかってるんでしょう? あなたがそばにいるだけで、あの子は死に近づいていく」
別れを告げた妖精兵の思考を埋めるのは数多の言葉の断片――あの夜の記憶。
アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精による第2部! -
2017年4月よりTVアニメ放送開始予定!
「フェオドール。わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」
妖精兵ティアットと堕鬼種(インプ)の対峙は、ラキシュの振るう《聖剣(カリヨン)》セニオリスの一撃で決された。手負いの堕鬼種が目指すのは――かつての戦場、コリナディルーチェ市。バロニ=マキシ一位憲兵武官の計らいで彼の地へ向かったティアットは、朱髪の先輩妖精兵らと邂逅を果たす。一方その頃、妖精倉庫の管理人喰人鬼(トロール)もまた、旧き知人を訪ねてその地を訪れていた……。
2017年4月よりTVアニメ放送開始予定! -
アニメは国内外で話題騒然! 「終末なにしてますか~?」第一部、外伝
春の陽だまりの中、幼い少女妖精・ラキシュは《聖剣》セニオリスを抱え夢想する――。
それは500年前の出来事。正規勇者(リーガル・ブレイブ)リーリァ14歳、準勇者(クァシ・ブレイブ)ヴィレム15歳。人類を星神(ヴィジトルス)の脅威から救う兄妹弟子の日常は、なかなかにデタラメで色鮮やかで……。
それは少しだけ前の出来事。死にゆく定めの成体妖精兵クトリと、第二位呪器技官ヴィレム。想い慕われる一分一秒は、忘れ得ぬ二人の夢となる。
「終末なにしてますか~?」第一部、外伝。 -
「だからね、わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」
あれから10日が経った。妖精の存在と特性についてはまだ極秘事項のままで、〈重く留まる十一番目の獣〉(クロワイヤンス)を仕留めたのは、フェオドール四位武官が極秘で預かっていた、最新の試作爆弾であるとされた。
常識を超えた強さで魔力(ヴェネノム)を熾した黄金妖精(レプラカーン)ラキシュはいまだ目覚めず、リンゴはもういない。
――フェオドールは結論した。きっともう始めてしまうべきなのだろう。世界に敵対する、最初で最後の戦いを。
急転直下! 新シリーズ第3弾。
「だからね、わたし、やっと決めたよ。──きみの、邪魔をしてやる」 -
〈聖剣〉セニオリスに適合したラキシュは眠れぬ夜を過ごす――。
〈獣〉の浸食により死にかけた都市ライエル。その外れの森で新たに発生した妖精の子供2人は、リンゴ、マシュマロと名づけられた。
「ふぇどーるーっ!」「ふぇどるー」
「まったく、どうして僕なんかに懐いてるんだか」
ぼやくフェオドール四位武官に、ラキシュは悪戯っぽい笑顔を返す。
彼女らと過ごす日々の中、フェオドールは自らの想いを告げることを決めるが、そこに〈十一番目の獣〉(クロワイヤンス)の『小瓶』が落とされる……。
新シリーズ、第2弾。
電子書籍版には『コミックアライブ2016年8月号』より連載開始のコミカライズ、プレ掲載話も収録! -
数年後の浮遊大陸群。次代の黄金妖精たちによる新シリーズ開幕!
〈人間〉は規格外の〈獣〉に蹂躙され滅びた。〈獣〉を倒しうるのは、〈聖剣〉(カリヨン)を振るう黄金妖精(レプラカーン)のみ。戦いののち、〈聖剣〉は引き継がれるが、力を使い果たした妖精たちは死んでゆく。「誰が恋愛脳こじらせた自己犠牲大好きよ!」「君らだ君ら! 自覚ないのかよ自覚は!」廃劇場の上で出会った、先輩に憧れ死を望む黄金妖精と、嘘つき堕鬼種(インプ)の青年位官の、葛藤の上に成り立つ儚い日常。次代の黄金妖精たちによる、新シリーズ開幕! -
蒼色の髪に混じる赤いひとふさ。侵食はすでに始まっていた――。
おかえりの声を、聞きたかった。ただいまを、きちんと、言いたかった。バターケーキを、食べたかった。それらの願いは、すべて叶った。帰るべき場所へ帰り、逢いたかった人に逢えた。だから。約束は尽きて。追いついてきた終末は、背後から静かに、少女の肩に手をかける。「ごめん。わたし、もう、絶対に、幸せになんてなれないんだ。だって、気づいちゃったから。わたし、とっくに――」
青年教官と少女妖精の、儚く輝いた日々。第3幕。
【電子版特典】として、文庫未収録の短編「眠れない夜を貴方と共に」「一つの問いと四つの答え」を収録!
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