『ライトノベル(ラノベ)、いるかネットブックス、ルシヴィオ』の電子書籍一覧
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明るく勝気な青年、志賀。しかし彼は生存率1%であるアルファ同種の生き残り子、生粋のアルファだった。番となれるのはオメガのみ。性を狂わせる種と蔑まれ続けたオメガを番としないため選んだ道は、本来の志賀を封じる人生だった。
小説家として基盤を築いたなか、舞い込んだ一通の手紙。差出人、墨谷の文章に惹かれ、交流を持つが、墨谷はオメガだった。
本能にのまれた志賀は、墨谷を深く傷つけてしまう。「これは愛なのか、本能なのか」真実を知り、愛を知る、大人のBL。 -
とある草木も眠る丑三つ時──、ヴァルカ・ダタクトは人ならざる存在として生まれ変わっていた。どういう経緯でこうなったかはすぐに分かった。見覚えのない場所にいることからして、誰かに運ばれたらしい。すぐさま人気のないところへ向かおうと小屋を出たものの、そこで青年アルディ・フローリと鉢合わせしてしまう。この姿を見られたことで半ば自暴自棄になるヴァルカだったが、相手から返ってきたのは「出立するのなら私もついていくよ。とにかく急ごう」という言葉だった。
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村を守るために悪魔退治をする青年リッツは、人々から『退魔師』と呼ばれていた。
ある日、村の結界に綻びを感じたリッツは、妙な気配がする丘へ向かう。
そこで出会ったのは、最低最悪にして最強の悪魔……リモークだった。
圧倒的な力の前に、リッツはなす術もなく大敗を喫する。
地に伏せ、それでも村を守ろうとするリッツに、リモークは【ある契約】を持ちかけた。
「貴様が、俺のモノになると誓うのなら。……あの村には危害を加えないと、約束してやろう」
――最悪な出会いにより、リッツは【本当に守りたいもの】を見つけていく。 -
山賊殺しの異名を持つ戦士、アーザレアに山賊から助けられた獣人猫族のナズナ。
鬼のような迫力で戦う彼に最初は恐怖したものの、後に向けられた笑顔のギャップに抱かれたいと浮かべる。ナズナは『発情』の衝動を自覚し、猫族が成獣の姿へと変わる条件である『恋』をした。
離れたくない離れたくない一心で半ば強引にアーザレアについて行き、上手く彼をサポートすることで『相方』であると認めてもらうが『発情期』を迎えてしまった獣が、その衝動を抑えて乗り切ることは難しく… -
砂エルフのラルディと銀狼族のカミールが出会ったのは八年前。死に際であったカミールの父親に子供だったカミールを託される。最後に抱かせて欲しいという願いを聞き入れるが、ラルディは初めて本気の恋を死にゆく父親に抱いてしまう。
やがて父親そっくりに育つカミールは国に定められた成人の年齢、一六歳を迎えて獣人特有の発情期を迎える。
求愛行動として夜毎ラルディに半端な夜這いを仕掛けるが、寝たふりをしてやり過ごすラルディだが… -
少年の唇が微笑む。
そこから覗いた尖った犬歯が鋭利な輝きを放つが、それはすぐに青年の首筋へと埋め込まれた。
熱い痛みに青年の表情がしかめられる。だがその次に流れ込んだのは、内側から支配する恍惚だった。
理性が、黒い瞳から消えていく。煤色だった左目が黒へと染まった。
魔法を消し去る破術の瞳が失われていく。劣情の燃え上がりを消し去ることができないのは、体内に流し込まれたそれが魔法ではないからだ――吸血鬼(ヴァンパイア)の種。
人間(ひと)を吸血鬼の贄(にえ)へと変えるための、呪いだ。 -
平日はリーマン、時々魔女。女装すると魔力が備わる特殊な男の娘魔女。魔女の試練で処女喪失しなければならなくて…
二十歳の時にこの難問を出されてはや五年、いくら僕が男の娘と呼ばれるぐらいに男っぽさが欠片もないとはいえ、性癖はあくまでノーマルなのである。こればかりは母さんの期待に応えてあげることはできない。
…この夜はまだ、そう思っていた。
なのに、飲みに行った仕事帰り、酔ってつぶれた後輩に処女を奪われた。その後に召喚した使い魔がなぜかその後輩で…? -
王国に仕える隠密衆、トガクレ一族。修行を明けたオレは、第六王子殿下の護衛を仰せつかった。女装でメイドの格好で。
砂糖菓子のような甘い美形である王子だが、なぜかこの人、オレにだけセクハラとかしてくるんですけど!?危機的状況でもおかまいなしに!
「あぶない!」
と叫び終わらぬ内に、背後をひと蹴り!
「……まさか護衛対象である王子を蹴っぽるとはな」
スカートの中に頭を突っ込んで人の尻に顔を埋めてきた王子が悪い!とは声を大きくしては言えないが、生きているのだから結果オーライ! -
グランヴィズを支配するヴァロスト教を殲滅しようと旅をしてきた勇者・ライナはヴァロスト神との最終決戦に臨むはずだったが、謎の光に包まれヴァロストと二人きりで異世界フォーティシアへと飛ばされてしまった。
その際に自身がかつてヴァロストから辱めを受けていたこと、「愛している」と囁かれたことを知り、愕然としながらも嫌悪感とはどこか違う別の感情が生まれたことに気付く。
そんな中、二人は、辿り着いた村で魔物による誘拐事件があったことを聞かされ、調査に乗り出した。 -
平野彦一は幕府の同心であったが、ある日ふらりと出奔する。流浪の身となり立ち寄った村で、火の玉が飛ぶという社殿へひとり立ち寄った。
そこで彦一は二匹の霊狐と出会う。金色の毛並みを持つおぼろと、弟である白銀の毛並みを持ったほむら。
「儂らは神域を護る狐にすぎませぬ。此処はまさしく夢と現の狭間に在る、儂ら狐の領域です」霊狐の領域に連れてこられた彦一は、甘く饗され劣情のままに二匹を抱く。快楽の中で親友の優吾と、遊里へと売られた晴という幼馴染みを浮かべるが… -
白い毛並みの猫の耳とふたつに分かれた尻尾を持つ少年の姿をした妖かしは、春海の数える唄声に誘われ深遠の闇での眠りから現し世へと身を起こす。
本来ならば妖かしを消滅させる祓師の力を持つ春海であったが、敵意のない白猫の妖かしに力を使うことはなく…
愛する者を亡くして孤独となり、失意していた春海の寂しさに、白猫の少年は惹かれる。
時折こぼされる「左雨」という名を耳にして、白猫は彼の寂しさに寄り添いながらその名を望んだ。 -
朝の満員電車、たまたま揺れと人混みに圧されて、ドア付近に立っていたリーマンに被さってしまった。美少年な可愛い見目にオレの性癖が暴走し、熱を押し付ける事故的接触。
もう二度と会える可能性などないだろうと思い込み、ひと時のラッキースケベを噛み締めながらのソロ活動で一発コースの流れに身を任せたが…何とその日の内にバイト先のカフェで早すぎる再会を果たす。
動揺を隠せないオレの手にこっそり名刺が舞い込むが、その裏に
─今朝の痴漢さんへ。
って。不可抗力ですから! -
生来、闇の色しか知らない盲目の佳人・栞。その瞳に唯一、映し出すことが出来たのは、闇から生まれたという妖人の姿だけであった。
初めて闇以外の色を眼にした栞は、犬の耳を生やした妖人に惹かれる。
名を持たなかった妖人は、栞に「空太郎」という名を付けてもらったお返しに、ひとつだけ願いを叶えてやると約束する。
たった数日の夜の逢瀬で、寂しさと情の境目にふたりして立つことになるのだが……。 -
口が悪く人と関わろうとしない桐生が大嫌いな勇将。
二人はバスケ部の中でも特に仲の悪い二人だった。
しかし、部活終わりにお互いマッサージをすることになり、そこで桐生がマッサージに弱いことを発見。日頃のうっぷんをはらそうと、勇将は桐生の弱いところをどんどん責めていく。
後日、桐生の感じていた時の顔が頭から離れなくなった勇将はたびたび桐生にちょっかいを出すようになるが、桐生が廉のことを好きだと勘違いして、イジワルしたり、ムカムカしたりして、自分が桐生を好きになっていたことに気が付いていく。
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