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『ライトノベル(ラノベ)、ミステリー・推理・サスペンス、1円~、0~10冊、読み放題 MAXコース』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全75件

  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ミンさんが結婚!? 話題のニートティーン・ストーリー!

    高校の文化祭が押し迫る晩秋、ラーメンはなまるにやってきたのは、チャイナマフィアの後継者兄妹。なんとミンさんの親戚だという。ミン父・花田勝の引き起こした事件をきっかけに、なぜか持ち上がるミンさんの縁談。そこで立ち上がったのは、ヒロさんだった。 「おれからの依頼。この婚約、ぶっ壊してくれ」 ヒモのくせして、ついにミンさんに本気! 二転三転の結婚騒動を描いた 「電撃文庫MAGAZINE」 掲載作と、ヒロさんの師匠初登場の書き下ろし短編 『ジゴロ先生、最後の授業』 を収録した第6弾!
  • 325(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ニートティーン・ストーリー、第7弾の依頼者はアイドル!?

    クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。そんなある日、事務所にやってきた依頼客は、なんと売り出し中のアイドル歌手。子供の頃に失踪した父親そっくりのホームレスをその公園で見かけたのだという。 父親捜しの過程で浮かび上がる、エアガンで武装したホームレス狩り集団。そして、なぜか探偵団を離脱する少佐。 「これは自分ひとりでかたをつける」 やがて── 事件が起きる。僕が探偵助手として体験した中で、最も奇怪なあの事件が……戦慄のニートティーン・ストーリー、第7弾!
  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    白熱のニートティーン・ストーリー、第4弾!

    あの男が戻ってきた──四代目率いる不良少年チーム・平坂組の、もう一人の創設者、平坂。 折しも四代目は音楽イベントの運営に乗り出し、ナルミもその手伝いに駆り出される。しかし平坂の指示で動く不良たちが妨害工作をしかけ、平坂組との全面対決に突入する。四代目は平坂との間に何があったのかも語らず、周囲の協力を突っぱね、かつての友とひとりで戦おうとする。 「四代目は間違っている。ぼくは今、探偵の禁を犯す」──ニート探偵アリスがえぐり出す、五年前の悲劇の真実とは?
  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    二億円を抱えた少女が、ニート探偵事務所の扉を叩く──

    春休みのある日、NEET探偵事務所に駆け込んできた依頼主は、テンションの高い女の子だった。 失踪した彼女の父親が残したバッグに入っていたのは、二億円もの大金。 彼女の依頼は、「お父さんを、助けて」。 ひきこもりパジャマ少女の《ニート探偵》ことアリスとその助手である僕は、ニート探偵団のテツ先輩、少佐、ヒロさんの力も借りて調査を始める。街の不良を束ねる四代目まで巻き込んで、やがて事件は思わぬ方向へと転がり始めるが――。 情けなくておかしくて、だけどほんの少し勇気がでる、ニートティーン・ストーリー第2弾。
  • 314(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    あの悪夢が再び―― 、ニートティーン・ストーリー第8弾!

    年末年始、四代目を悩ませていたのは頻発する雀荘荒らしだった。なぜか麻雀打ちとして駆り出された僕は、雀荘で奇妙な男と出逢う。雛村玄一郎―― なんと四代目の父親! 緊迫する親子勝負の裏で、雀荘荒らしをはじめ、無関係に見えたいくつもの事件が結びついていき、やがてよみがえるのは一年前のあの悪夢。 「あの事件をもう一度、完膚無きまでに終わらせるんだ」。 アリスが、テツ先輩と四代目が、そして彩夏までもが、赤い悪夢の残り滓に突き動かされて走り出す──。加速するニートティーン・ストーリー、第8弾!
  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ニート探偵・アリスが紡ぐ物語、第3弾。

    冬の事件の後遺症で、記憶を失った彩夏が戻ってきた。 ぎこちない関係のまま、ナルミは彼女と園芸部の活動を再開するが、ある日生徒会長に呼びだされ、こう告げられる。 「園芸部は廃部にするから」。 廃部の理由である設立時の怪しげな経緯を調べるうち、四年前の不可解な生徒死亡事件が浮かび上がる。 その容疑者はテツ先輩だった。 口を噤み協力を拒むテツ先輩とニート探偵団を敵に回し、アリスとナルミは捜査を始める。 はたして事件の真相は、そして園芸部の存続は――?
  • 325(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ニートティーン・ストーリー、待望の初短編集!

    ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にもばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。今回はそんな僕らの事件簿からいくつかをご紹介しよう ── ミンさんを巡るストーカー事件「はなまるスープ顛末」、アリスご執心の酒屋を襲った営業妨害事件「探偵の愛した博士」、平坂組のバカどもを総勢で巻き込んだ誘拐事件「大バカ任侠入門編」に、特大100ページ書き下ろしのオールスター野球騒動「あの夏の21球」を収録。 泣き笑いの日常満載のニートティーンストーリー、初短編集!
  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ただの探偵じゃない。 ニート探偵だ―― おかしくてせつない、ニートティーン・ストーリー。

    路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる美少女・アリスは、ニート探偵。 高校1年生の僕・藤島ナルミと同級生の篠崎彩夏を巻き込んだ怪事件―― 都市を蝕む凶悪ドラッグ “エンジェル・フィックス” の謎を、自室にひきこもったアリスが暴いていく。 そして事件解決へ向け、普段は不真面目なニートたちが動き出す!
  • まーちゃん、世界で一番キミを××してる……。 嘘だけど。

    御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。──あ、そういえば。時間があれば、今度質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。第13回 電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作が登場!
  • 行き詰まった小説執筆と微妙な関係となったジェイク・リオーダンから逃れるように、祖母が遺した牧場へとやってきたアドリアンは道ばたで死体を発見する。
    だがその死体は保安官が来た時には跡形もなくなっていた。
    敷地内のスパニアード・ホロウ峡谷では学者たちによる発掘作業が行われていたが、謎の呪文や飼い犬の変死にスタッフは不安を覚えている。
    そして牧場の郵便受けにはガラガラヘビが。これは谷の安らぎを守る「ガーディアン」の呪いなのか?
    アドリアンを追ってやってきたジェイクとの関係も事件を通してゆっくりと動き出す、シリーズ第二弾。
  • 破綻したマユを直す。 僕はまだ、まーちゃんを騙し足りないから。

    三月三十一日。 マユが破綻した。四月一日。 僕は単身、かつて誘拐犯が住んでいた邸宅に足を運んでいた。主観でいうと、元僕ん家だ。 今では、その屋敷は 『大江家』 の所有物となっていた。元自宅で待ち受けていたのは、以前の姿を一片も感じさせない増改築。窓にはめ込まれた鉄格子、歪な洋館的風貌。屋内では、家人の景子さんによる鳥肌な歓迎と忌まわしき過去との再会。僕はすべてを受け入れながら、屋敷を探索する。求めるものは、マユがまーちゃんにもどるための何か。しかし、事態は混迷を極め始める。切られた電話線、水没する携帯電話、大江家の皆さんと共に閉じ込められる僕ら…… ら? そうだ。 伏見、なんでついてきたんだよ。 クローズド・サークルって、全滅が華なんだぞ。…… さて僕は。この小旅行中に、みーくんを取り戻し、まーちゃんを救うことができるのだろうか。
  • 長瀬。お前が死ななくても、僕は生きていけたのに。

    長瀬透が殺された。そのあと、変な奴から殺人声明の電話が掛かってきた。でも、僕の人生に一片の起伏もない。僕とまーちゃんの毎日は、それでも何も変化しなかった。僕は長瀬の死を知らされても、涙も流さなかった。教室にある長瀬の机の引き出しには、教科書が残っていた。置きっぱなしは教師から注意されているのに。長瀬なりの反抗期かな、これ。 ……ははっ。ああ、良かった。僕はまだ、笑えたぞ。
  • ぼくは、僕を取り戻す。 またみーくんと呼ばれるために。

    閉じこめられた(継続中)。 まだ僕は、まーちゃんを取り戻してはいない。外界と完全遮断した密閉屋敷では、家族を殺人犯として疑い合う異常な環境が生み出されていた。もちろん、その最有力候補は、家族ですらない部外者の僕である。 わはは。…… さて、それはさておき。 依然としてこの屋敷に助けは来訪していない。無力すぎる脱出への工作も終わり、食糧も底をつき、大江一族の疑心と嫌悪が頂点に達した時…… ついに伏見の姿まで消えた。いよいよ、華の全滅に向かって一直線、なのかなぁ。うーむ、まーちゃんが恋しい今日この頃である。
  • さようなら、嘘つきさん。こんにちは、『物騙り』役の私。

    突然ごめんあさーせ。嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。私、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命されたものですの。何で私なのかしら。認めたくないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事件をご紹介するわ。……あら、自己紹介がまだだったかしら。私の名前は大江湯女。騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。
  • これは、僕とまーちゃんの平穏無事で素敵なバカンス……?

    ほんさくのとうじょうじんぶつです。みどりのぼうしのたんていのひと(ろりこん)。ろりこんぎらいのおんなのこ。おかしなおじさん。じさつしたあねをもつひと。しょしんしゃなかつぷる。ねこずきさっか。きんぱつあおすーつのひと。きれいなこわいおんなのひと。ばかんすでやってきた、うみがちかくにあるほてるにて。だれがしんで。だれがしなないか。僕とまーちやんは、知らない
  • まーちゃん。 キミは、人の 『悪意』 と両想いみたいだね。

    入院した。 僕は殺人未遂という被害の末に。 マユは自分の頭を花瓶で殴るという自傷の末に。二人が入院した先では、患者が一人、行方不明になっていた。その事件は当初、僕にとって問題となるべき事柄ではなかった。数日後に起きた出来事のほうがよっぽど衝撃的だったからだ。数日後。 マユは、頭部と花瓶を再度巡り会わされた。自傷じゃなく、誰かの手によって。マユは病室で血塗れになり、今回も気絶することなく自前の足で歩き、医者に治療を依頼した。そして、治療から帰ってきたマユは、本題とは関係の無いことを僕に発表した。死体を見つけた、と。また、はじまるのかな。 ねえ、まーちゃん。
  • ぼくのこころに連絡を取る。ノイズばかりだけど、辛うじて通信はできた。

    むかしのことを考えると頭の中が深夜のテレビみたいにノイズだらけになるさっこん、いかがお過ごしでしょうか。これは、ぼくがまだ僕になる前の話だ。家庭内にぎやか事件のあと、ぼくはいろんな人と出会った。恋日先生、じさつ志願者、いじめっ子少女、にもうと、そして、マユちゃん。みんな(とくにマユちゃん)の純粋むくな姿がめじろおしでおとどけなのである。……むかしのぼくは正直ものだったんだよね。うそだけど……今度、じしょでうそって字を調べとこう。
  • 無自覚の悪意って、伝染するものなのかねぇ。 まーちゃん。

    バレンタインの季節。 街では、複数の動物殺害事件が発生していた。マユがダイエットと称して体を刃物で削ぐ行為を阻止したその日。僕は夜道で、死んだはずの妹(多分)と出会う。そして妹っぽいものに遭遇した翌日。僕は学校の朝礼で知る。 無自覚の悪意の伝染について。三ヶ月の短い静穏へ精一杯の反抗を示す惨殺死体事件。最悪な、殺人街としての街興しが、再び始まったらしい。あー。 この立て役者は、僕の妹(暫定)なんだろうなあ、きっと。……口癖の出番は、あるなら早めによろしく。
  • じゃあみんな、行ってきます。ちょいとハッピーエンドまで。

    まーちゃんが、殺人犯に攫われた。僕の元から、まーちゃんが消えた。バカップル伝説も終焉を迎えた。長瀬透殺人事件に起因する自分自身との無益な争いに精を出していた間に攫われたんだから、まったくもって笑えない。しかも犯人は、長瀬だけでなく、僕の知り合いを次々と殺してまわった人間でもある。そして、今だ犯人は逃亡中。この事件だけは、僕が終わらせないといけない。敵は二つ。殺人犯と、僕自身。内外からの挟み撃ちだ。相手にとって不足はないが、相手からすれば標的は不足だらけだろう。だからって、まーちゃんを諦めると、僕はみーくんじゃなくなる。出来る内に、出来ることを。『ぼく』 が終わる前に。
  • みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く?

    梅雨の季節。狂気蔓延る屋敷からどうにか抜けだし、無事まーちゃんとらぶりーな関係に戻った今日この頃をいかがお過ごしになれそうか考えていた昨今。体育の授業をサボり中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。そしてそいつは、無言でいきなり自我を暴発させた。つまり、長黒いモノをぶっ放した(エロい意味じゃなく)。気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め……。えー、最後に一言。さよなら、まーちゃん。……嘘だといいなぁ。
  • 大学一回生の塚原鈴音は、毎年大学祭でキャンパス全体を使って行われるスタンプラリーの担当となった。学内の七不思議巡りを提案したものの、いざ調べてみると不思議は五つしか出てこない。そこで、先輩に紹介された雑学に詳しいという二回生の平坂を訪ね、六つ目の不思議の情報を得るが、やはり一つ足りない。あきらめきれない鈴音は、子どもの頃に一度だけ会った「憧れのお兄ちゃん」を彷彿とさせるイケメンの平坂と、彼が所属するクラフト系サークル「工作研究部」の個性的なメンバーたちの助けを得て、かつて七つ目の不思議があったことを突き止めたのだが…。大学の七不思議を巡る、恋愛ミステリー。
  • ある事件で伝説のFBI行動分析官、サム・ケネディと知り合い、連絡を取り合うようになったFBI美術犯罪班のジェイソンは、有能で冷たい彼の不思議な魅力に惹きつけられていた。8ヵ月後、サムからサンタモニカで起きた殺人事件への参加要請を受けたジェイソン。久しぶりの再会に心躍らせるが、サムはなぜか冷たい態度を示す。そして死体のそばにはカンバスに描かれたモネ風の油彩画が残されていた。それは連続殺人犯人の名刺だとサムは言うーー。アートをめぐるFBI事件簿、シリーズ第2作。
  • 有能だが冷たく、人を寄せつけないFBIの行動分析官・ケネディ。彼のお目付役として殺人事件の捜査に送り込まれた美術犯罪班のジェイソンは事件が起きたキングスフィールドで幼少期を過ごし、連続殺人事件で幼なじみを失っていた。ケネディはその事件を解決に導いた伝説のプロファイラーだった。捜査が進む中、当時の連続殺人事件との共通点が発見される。あの悪夢は本当は終わっていなかったのか――!? 「殺しのアート」シリーズ第1作。
  • 生き残れるか!?戦慄のパニックミステリー。

    名声のために罪を犯した過去を恥じ、いまは猟師として各地を旅する「私」。ある日、迷いこんだ村の村長から奇妙な警告を受ける。
    『森には、秘薬を作れる「赤ずきん」と呼ばれる少女たちが住んでいる。赤い月の夜、彼女らはオオカミの化け物に喰い殺されるが、決して救おうとしてはならない』と。
    だが、出会った「赤ずきん」のひとりに、かつて見殺しにしてしまった少女の面影を見た「私」は、警告を無視して彼女たちを護りぬくことを決意する。
    「私」の策は、森の外れの「塔」に、六人の「赤ずきん」とともに朝まで籠城すること。だが、その途中で「私」たちは化け物から思わぬ襲撃を受ける。そうして、「私」は知ることになる。「赤ずきん」のなかに、裏切り者がいることを――。
    息詰まる攻防の果てに、「私」は少女たちを護りきれるのか? 第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞。戦慄のパニックミステリー!

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 失踪事件の裏に都市伝説の噂あり――。

     若い女性が次々と犠牲になった「北関東連続バラバラ殺人事件」から半年。奇妙な事件が後を絶たない韻雅町で新たに発生した女子高生失踪事件。
     韻雅町西署の刑事、時田英臣と恩野美奈の二人は捜査に乗り出すも、消息を絶った女子高生・草薙勾玉は絶世の美貌を持ちながら、その中身は突拍子もない陰謀論や、馬鹿げた都市伝説、歪んだ哲学に傾倒している生粋のオカルトマニアで、偏屈者として有名だった。
     学校内で「破滅的な美女(クラッシュビューティー)」というあだ名がつけられるほどで、その奇矯さから同級生に友人と呼べるような相手がほとんどおらず、捜査は難航する。
     勾玉の後輩で唯一の友人だった桜井道隆にも彼女の行方についての心当たりはなかったが、聞き込みにやってきた時田との予期せぬ接点から捜査への協力を申し出るのだった。
     勾玉の行方を追う道隆たちは、やがて彼女が失踪前に興味を示していた「異世界に行く方法」の噂から、都市伝説になぞらえた陰謀の存在に迫っていく――。

     第10回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞のフォークロアミステリー第2弾!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 693(税込)
    著:
    天宮伊佐
    イラスト:
    ヤマウチシズ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    『境界』の向こうには何かがいる――。

    平和な町で猟奇殺人事件が起こった。
    遺体の状態を見たベテラン刑事が驚愕するほどの凄惨な事件。それが連続的に発生するようになり事件規模が大きくなっていたある日。
    町の高校にどこか作り物めいた美しさを持つ少女・華志摩玲子が転校してくる。彼女は最低限の返答以外はせず、他人を寄せ付けることはなく、不気味さだけが浸透し孤立していった。
    常軌を逸しているものの自分に実害がないと判断し、クラスが玲子の存在に慣れ始めたころ。事件の捜査状況が進展をみせないためか、噂が噂を呼び「ホシカリリョウコ」という手足をほしがる都市伝説が犯人なのではと憶測が飛び交うようになる。
    教室で生徒たちがその噂話で笑っていると
    見ているではないか、
    興味を示しているではないか、
    あの華志摩玲子が。あまりに不気味な底のしれない漆黒の眼でこちらを見ている――。
    しかし、その異様な光景に気づいているのは真田晴海という少女1人だけだった。

    果たして奇妙な転校生は町で起こる猟奇殺人事件に関わりがあるのか、あまりに不気味な彼女の行動が恐怖を呼び覚ます。新感覚のフォークロアミステリ。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 649(税込)
    著:
    今慈ムジナ
    イラスト:
    しづ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    本当の自分を探す、新時代の黄昏怪異譚。

    心因性相貌誤認症――
    他人の顔を誤認識してしまう病を抱えた少年・龍胆ツクシ。曖昧な世界を生きる彼だが、犬頭の祖父、ガゼル頭の幼馴染、絵画頭のクラス委員長、貝類頭の後輩に囲まれながら、平和な日々を送っていた。

    ひょんなことから、ツクシは連続猟奇殺人事件の現場を目撃してしまう。そこに佇んでいたのは、ハシビロコウ頭の怪人。もちろん警察に通報するのだが、彼の証言が信用されるはずがなかった。自身の役立たずぶりを改めて実感しながらも、彼は「自分にできることはなにか」を考え始める。

    そんなとき、夕焼け色をした怪異の少女が目の前に現れる。ツクシが久しぶりに認識した自分以外の顔は、記憶の中のとある少女と瓜二つのものだった。奇妙に思いつつも、懐かしいその顔に、彼はつい気を許してしまう。

    「ジブンタチはジブンになりたいのー、なのでジブンを教えてください!」

    本当の自分を探すという怪異の少女との出会いをきっかけに、彼の世界は徐々に変化していく――。

    ゲスト審査員に渡 航を迎えた、第10回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。気鋭のクリエイター・しづがイラストを担当。
    自我と認識の問題を巡る、新時代の黄昏怪異譚がここに。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 671(税込)
    著:
    江波光則
    イラスト:
    中原
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    首切り兎、再び。入り乱れるは血と硝煙。

     ある傭兵部隊が盗み出した30億円相当のダイヤモンド。
    正規登録されていない違法ダイヤモンドを現金に換えるべく、彼らがダイヤを輸送している途中に事件は起きた。
    バニーガールの強襲。つまり呂商会の介入。
    一刻を争う傭兵部隊は、日本に人員を派遣し30億円を抱える男との連絡をとる。彼もまた、バニーガールに執着する謎の男だった――。
    その他様々な組織が入り交じり、この大きな山をかすめ取ろうと跋扈する。

     ダイヤと金を巡る混沌が、再び世界に首切り兎を呼び込んだ。戦いの空気が、最凶の兎を世に放つ。

     巫女、カウガール、チャイナ服。そしてバニー。
     各組織が持つ、最強の戦闘員同士の戦いが幕開き、大金を巡る四組織、四者四様の殺し合いの火蓋が切って落とされる。詐欺、裏切り、だまし討ち。さらに血と消炎が吹き荒れて、全てが過ぎ去った荒野にはきっと何も残りはしない。ただ、栄光と欲望の残り香が彼らの死体を包むのみ。
    果たして本当の勝者は誰なのか――。
     セックス&バイオレンス第二弾。

    イラストは、ライトノベル、ソーシャルゲームなどで活躍中の中原。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 649(税込)
    著:
    江波光則
    イラスト:
    中原
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    今宵も、バニーガールがやってくる。

    ――3年前、とある6人組が、中華系マフィアの金庫番一家を強襲し、3億円を強奪した。
    その事件は、闇にのまれ、以降ニュースに取り沙汰されることもない。

    それから波風の立たぬ生活を送っていた俺たちだが、ある日仲間うちの一人が、繁華街の路地裏で首を切られて死んでいた。
    心当たりは、もちろんあった。
    愉快犯で、たまたま仲間が殺されただけ、そんなことも考えた。
    だが、同時にまた一人、仲間が消えた。

    完全に、クロだった。
    狙われているのは、俺たちだった。

    そして、街には不思議な噂が流れ始める。
    バニーガールが、殺しに来る、と。
    華奢な見た目を装った、バニーガールが襲いに来る、と――。

    決して犯してはいけなかった罪を、きっと犯してしまったのかもしれない。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。
    俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。

    ――そして今宵も、彼女はやはり、やってくる。
    ピンヒールを優雅に履いて、レオタードに身を包み、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。
    そうだ、彼女がやってくる。
    バニーガールがやってくる。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞!!

    海里克也(うみさと・かつや)は保健室で目を覚ました。
    なぜここにいるのか?
    保険医の鏡(かがみ)によると、階段で転んで気を失っていたらしい。
    ……覚えていない。
     十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。
     それはいいのだが……。

    「見えないモノが見えてない?」
    そんな鏡の問い掛けにドキリとする。

    ――自販機の陰に倒れている少女の身体――靴箱や鞄に入れられた不幸の手紙――。
    思い当たる節はある。
    これは幻覚? それとも、もう一人の自分が……いる?

    少女の死の映像と指の感触、克也の過去に怯える担任教師、克也を殺人鬼と呼ぶ赤鬼のような形相の男。
    追い詰められた克也は、唯一の心の支えである幼なじみの宮崎ひなた(みやざき・ひなた)のもとへ向かう。そして彼女が、幻覚に見る少女だと気づく……。

    真実は目に映る――?

    『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、ヒット作を生み出し続ける、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏もその筆力を賞賛! 「第5回小学館ライトノベル大賞」にて優秀賞を受賞した問題作、ついに登場!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 消えた名画の謎に補習クラスが挑む!

     新たちは補習授業で使っている中央図書館の地下に、今や世界的アーティストとなった学校の卒業生・綾羅木彩が高校生時代に描いた絵が保管されていることを知る。そしてその絵がフランスにある世界最高峰の美術館『ノーブル美術館』で開かれる彼女の個展で初公開されることになり、学芸員たちと彩が絵を搬送するため、物部高校へとやってくる。
     なぜか新にちょっかいを出してくる彩に対して野菊や聖歌は気が気でない表情を浮かべる。そんな中、彩のイラストを搬送する作業が開始されることとなり、その警備に彩の絵画のモデルとなり、今は警察官に就職した一之瀬という男が現れる。しかし彼を見るなり彩はキツい言葉を吐き、一之瀬を拒絶する。
     そんな最中、突然地下室から煙が上がり、それが収まるとそこにあったはずの彩の絵画が忽然と姿を消す。そして消失事件に巻き込まれたシャーリー先生が捻挫し、車いす生活を余儀なくされてしまう。自分たちの担任を傷つけられたことに憤りを覚えた新たちは、シャーリー先生を説得して犯人捜しに乗り出す。
     果たして絵画を持ち去ったトリックとは? そして犯人も目的は? 新感覚ラブコメ×ミステリー第2弾に再ログオン!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • スチームヘヴン、消滅の危機!?

    バスカーズ&トライデントに強力ライバル登場? ビザーバーグ市長の肝入りで実戦配備されることになったスチームアーマー・ミネルヴァ。その開発者は、ニコラスが親しくする町工場の少年の父親、エイブラムだった。商売敵ではあるが、開発者としてのエイブラムに敬意をはらうニコラスは、街の治安を守るクライムハンターとして彼らを歓迎する。一方、蒸気の街には新たな騒動を起こさんとする怪人の影があった。金属脳みその怪人ゴルディアスと、彼と行動を共にするブロンジィ&アルラウネ。彼らの陰謀のもとに、ビザーバーグに過去最大の危機が訪れる。――すなわち、クリーチャー化した電光弾の襲来。対応に乗り出すバスカーズ、トライデント、そしてミネルヴァを擁するエイブラム親子だったが、全てはゴルディアスの盤面の上。悲喜劇のタップを刻む彼らは、果たして盤上の“コマ”から逃れ得るのか……。狂騒のスチーム・ファンタジー第3弾。――焼け焦げた思い出を胸に、怪人は蒸気の街を征く。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「変猫」のさがら総が贈る、新青春エンタ!

    ぼくらの学校には、血を吸いつくす吸血姫がいる――。クラスメイトたちのあいだでまことしやかに囁かれる噂は、真実だった。理想と現実のバランスに苦悩する高校生作家、常盤桃香は深夜の旧校舎で怪異と出会い、風変わりな姫とおかしな会話を紡ぐことになる。「汝、無礼である。如何なる理由でここを訪れるか?」「おでんを作ったので」「……おでん?」「こんにゃくもあります!」「……こんにゃく?」けれど、ふたりの奇妙な友情は、死体の出現をもって終わりを告げた。常識人的いじめっ子、自爆系宇宙ロボット、そして“正義の味方の敵”のぼく。優雅なる吸血姫を取り巻く人間関係は多角的に入り組んで、表と裏が混じりあい、複雑怪奇な青春群像劇を織り成していく。「だれもが静かに平和に暮らすだけの話を書きたかった」「いいかな? だれもそんな話は読みたくないんだ」――これはぼくたちの悩みを笑い飛ばす物語だ。そして、ハッピーエンドになるべき物語だった。『変態王子と笑わない猫。』のさがら総が挑む、新機軸の黄昏ロリポップ! 誰にも先が読めない青春ミステリアスコメディ、開幕!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 《指》に繰られた物語は終焉へ……

    かつて、音耶の体を操っていた《金指》との邂逅。
    それは、宗祐と音耶を取り巻く環境に、知らず知らずのうちに大きな影響を与えていた。

    「自分」という存在に疑念を抱き始めた音耶。
    そして、とある戦いを経て、自分に「過去」が存在していなかったことを自覚してしまった宗祐。
    そんな中、二人の執行者の前に、再び《金指》が現れる。
    彼女は圧倒的な力で二人を蹂躙し、音耶の体を奪い去っていった。

    その喪失感から、宗祐は自分がどれだけ音耶を大切に思っていたのかを思い知る。
    全てを取り戻すために、宗祐は単身、《金指》の行方調査に向かう。音耶が残した音耶そのものであるその義指を、再びあるべき肉体に戻してやるために。

    その先で見つけた山奥の洋館。
    その地下に眠る実験施設。

    そこで彼は、自分の出自、《指》とは何か、そして全ての真実を知る。
    ――それは滑稽な人形劇。金の令嬢は体を求め、紅き執行者は心を求めた。紡がれるは《指》が織りなす終末への狂想曲。

    第8回小学館ライトノベル大賞にて大賞を受賞した話題作、ついに衝撃の完結編!!イラストレーターは『魔法少女育成計画』など、多方面で活躍中のマルイノ!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 俺たちに見つけられないバグはない!

     世界に通用する専門家を育てるというコンセプトの元、工学科や家政科という専門学科が集まった私立物部高校。ここに通う主人公・千石新は女性の胸のサイズまでロボット動作プログラムに使う方程式に当てはめて考えてしまうオタク生徒。
     ある日彼は英語の授業で発音がうまくできなかったせいで、補習授業を受けることになってしまう。そこで彼は、本気で二次元キャラクターと結婚するため、数学を学んで二次元の世界に行こうと考えている残念イケメンの狩谷や、世界中の花嫁に自分の作ったウエディングドレスを着てもらう夢を持つ安心院聖歌たちと出会う。彼女と以前会っていた新は、ドキドキしながらも補習授業を受ける楽しみを見いだす。
     そんな時、工学科で使っていたアナログのディスプレイがそろって故障してしまう事件が起きる。原因が盗撮カメラから発信させる違法電波であることをつきとめた新たちだったが、そのカメラは聖歌たちが使う家政科のロッカーに仕掛けられていた。学校にカメラのことを通報した新たちだったが、教師たちは何も行動を起こそうとしなかった。しびれを切らした新たちは独自に犯人を捕まえようとする。
     新感覚のエンターテイメントミステリー、起動!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • “トライデント”最後の矛、シルフ登場!

     犯罪者を追いかける過程で再びトライデントと激突したバスカーズ。そのことがきっかけで、ニコラスとザジは小さな仲違いをしてしまう。翌日、ささくれだった気持ちで街を行くザジに声をかけたのは、銀色の髪の女性――エレンディラ・サンチェスだった。
     気さくな性格のエレンディラと、ザジはすぐに打ち解ける。聞けば、彼女もトライデントと何らかの確執をもっているようで……?
     一方のニコラスは、犬猿の仲であるウンディーネとともにさる要人の警護にあたっていた。ザジは不在、サラマンダーは謹慎中で、トライデント最後の矛であるシルフは雲隠れ。お互いに“相棒”を欠いたまま仕事にあたるが―― そのとき、アルラウネと名乗る怪人による銀行襲撃事件が起こる! 現場に居合わせたザジとエレンディラ。駆けつけるニコラスとウンディーネ。そして暗躍するディスコルディアの影――。

     いま、“蒸気天国”を舞台に新たな狂劇の幕が上がる! スチームヘヴン・ファンタジー第2弾!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 何も心配はいらない。未来は私たちの――。

    高校、水族館、百貨店と繰り返された惨劇により、現実世界では集団昏睡という異常事態が厳然と傷跡を残していた。その惨劇を生み出した首謀者は、摩響たち『神悠言』が神と崇める存在。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。

    その理由を知り、戦う敵を定めた斗和たちは世界滅亡の予言書を見せてもらうために神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。元凶の1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。

    そしてついに、現実世界すべてで人食いの化け物が跋扈するという絶望が始まる。

    「さぁ、人間たちよ。最後で最高の刺激的な惨劇をはじめようか?きゃははははははっ!」

    空中に浮かぶ都市から響き渡る声が、想像を絶する惨劇のはじまりを告げた――。

    惨劇は現実世界すべてを巻き込み絶望を生む。閉鎖空間をつくりだしていた人物の正体を知った斗和。そのとき彼がくだした決断とは! そして斗和の“生きる意味”とは――。

      絶望が絶望を呼ぶパニックホラーの最終巻! 衝撃必至の結末を見よ!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「世界中の人形を、解放せよ!」

     主人公のシャルルはとある婦人からヴィスクと呼ばれる生きた人間を材料にした人形を製造し、莫大な富と名声を得る謎の組織・ミステティカの重要施設を示す謎の箱を譲り受ける。施設を壊滅させるため、シャルルはミステティカを解放させるという共通目的のために手を組んだ辺境の領主・ウィルソン、そして王族の第三王女であるラウールと共に箱の謎を解き、ミステティカの施設がこの国の魔境と呼ばれている場所の1つ<冥界の航路>にあることを突き止める。
     さっそく飛行船を準備・手配したラウールとシャルルはお付きのメイドであるクララベルとアンティークと共に施設に乗り込もうとするが、途中船内で乗組員による暴動が発生。船長であるスモレットが殺害され、さらにシャルルとラウールは戦いの最中、船外に投げ出されてしまう。2人が目を覚ますと、そこは見慣れない街の中だった。さっそく助けを求めようと街中を探索するシャルルとラウール。しかしそこで2人は思わぬ人物、そして街の真実を知ってしまう……。
     人喰い帽子とミステティカの戦いはますます激化! そしてアンティーク・ポシェットとの三角関係にも異変が!?
     大好評アクションファンタジー第2弾登場!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 新たなる敵。新たなる力。

    《潰殺鬼》事件から数週間が経つ。
    その間、神楽ヰ音耶(かぐらゐ・ねや)は事件で負った傷を癒やす為に入院。芥宗佑(あくた・そうすけ)は新たなる事件を追っていた。

    死体が「失踪」する。

    宗佑たちが探偵を営む瀬科市で起こったこの事件は、解決の糸口も見つからないまま、警察の捜査が続いていた。
    動機も方法も明確にならない、不思議な事件。だが、死体がひとりでに歩き出すワケが無い。
    宗佑は、その事件の裏に「指」の存在を確信する。

    その間、入院中の音耶は、「失踪」した人物と懇意にしていた少女に出会う。
    《潰殺鬼》事件を経て、「指」に関わる人間が不幸になるということを改めて認識していた宗佑と音耶は、新たなる被害者が出る前に、と死体失踪の真実を求めて奔走する。

    かくして黄ばんだ記憶の蓋は開き、紅き執行者の新たな能力が花開く。
    それは「指」が奏でる絶望への鎮魂歌。

    第8回小学館ライトノベル大賞にて大賞を受賞した話題作、早くも第2弾!! イラストレーターは『魔法少女育成計画』『拷問塔は眠らない』など、多方面で活躍中のマルイノ!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「私の恋人を、いただきに参上する!」

     主人公・シャルル=クロウリーは過去のある出来事から“ヴィスク”と呼ばれる人形を盗む怪盗となり、それらを所有する貴族たちから次々と人形を盗んでいた。そんなある日、シャルルは自分が出した覚えのない予告状がリオネ・ダユーという島に届いていることを知る。従者でありパートナーの少女・アンティークを伴って、その島に向かう途中、彼らを逮捕しようと追う騎士警察の一員で幼なじみのポシェットと遭遇。逮捕されそうになるも、なんとか彼女を説得し、無事に入島を果たす。
     そこでシャルルたちは、この島を支配している“100年を生きる魔女”と言われる統治者・メイル=ゴーティエとその娘であるメイツェルと出会う。不老不死と呼ばれるゴーティエの秘密を知ることができれば、自分とアンティークの目的を果たすことができるかもしれないと考えたシャルルは翌日、彼女たちが住む大聖堂へと乗り込むが、そこで彼は家から脱出しようとしているメイツェルを発見し、助け出す。そこでシャルルはメイツェルからこの事件の真実、そして自分たちが目指すものの存在を知る――。
     第8回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞のアクションファンタジーが開演!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • そこは、蒸機と神秘、怪人の街。

    時は1961年、アメリカ。
     正体不明の霧・ミアズマによって発展した街ビザーバーグは、蒸気天国の異名をもつ世界有数の工業都市である。そこでは、ミアズマを重蒸気に変換し動力源としたクラフト技術が発達し、ミアズマの影響で超能力に目覚めた新人類《ミスティック》や、体細胞の変質を遂げたクリーチャーなどが跳梁する“何でもあり”の街として名を馳せていた。
     ビザーバーグで何でも屋を営むスチームシーカーコンビ、《奇術師》ニコラスと《真鍮男》ザジは、あるとき怪しげな探偵の依頼を受ける。それは、かつて世界を闇に陥れた悪の秘密結社《ディスコルディア・リーグ》に関わる、とある男を保護することだった。だが、男の確保に乗り出したとたん、ディスコルディアの遺産を狙うマフィア、世間を賑わすクラフト犯罪者とぶつかり合うことに。さらにはビザーバーグ市警や、この街を守る正義の少女ミスティック・チーム、《トライデント》まで動き出し――!?
     いま“夢の街”を舞台に、盛大で壮大なバカ騒ぎが幕を開ける!
     第8回小学館ライトノベル新人賞にて“優秀賞”を受賞、怪人跋扈のスチームヘヴン・ファンタジー!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 甘い夢からさめると病院のベッドの中だった。美術館に勤務するピーターは頭を殴られ意識を失い、そのショックで記憶障害を起こしていた。警察の取り調べが始まり、ピーターは自分に容疑がかかっていることに気付く。自分は犯罪者なのか―そして夢に出てくるあの魅力的な男の正体は―。記憶とともに甦る、甘く切ない思い出。極上のミステリ・ロマンス。
  • 真理に近づくために、斗和は力を求める。

     およそ二千年前、世界大災害が起こって多くの生命が死滅した。
     そのときの影響で日本人の祖先に突然変異が起こり、いわゆる個人色と呼ばれる髪と瞳が様々な色彩を持つ今の日本人が生まれたとされる。

    少なくとも、斗和はそのように教わっていた。

     しかし、斗和は見えない壁の空間――クオリア界の存在を知った。人の魂を喰らう幻想生物がいることを知った。非物質の世界。認識と精神だけで構築された空間。それが実在するのなら、この世が五分前につくられた可能性も否定できない。そして神の存在も――。

     水族館の惨劇から、二か月が過ぎていた。櫛灘学園に編入した斗和は、そこで従姉のかりも、さらには神悠言の少女たちと再会し、しばしの平穏が訪れたかに思えた。

     だが、不条理は斗和に襲いかかり続ける――。

     舞台はデパートへ。過去最大数の人喰いの化け物が跋扈する絶望のなか、あの少女の面影を感じさせる、魂を狩る幻想生物(ソウルテイカー)が姿を現す。

     「──貫き届く刃の意志(ブリューナク)、発動」

     斗和たちの生きる世界の真実が少しずつ明らかになる、パニックホラーの第5巻!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • ――その《指》は願望を具現化する。

    猟奇殺人が起こる街。思い出に溺れて人は死ぬ。
    」そして数奇なる運命の車輪は回り始めた……。

    平和な街を突如襲った連続猟奇殺人/潰殺事件。
    都市という、寂れた箱庭の片隅で探偵稼業を営む芥宗佑(あくた・そうすけ)は、潰殺事件によって家族を殺された高校の後輩・栂貴織(つが・きおり)の訪問を受ける。警察には頼れないと言い張る彼女を、情に流され保護した宗佑は、人捜しの依頼を受けることとなった。そして、貴織の依頼を進めるなか、宗佑は蠢く《指》の因縁に絡め取られていく。

    息の合わない相棒・神楽ヰ音耶(かぐらい・ねや)とともに、宗佑は惨劇の舞台裏と黒幕の存在に到達するが……。

    ふたりの「探偵」を待ち受けるのは、――悲劇か喜劇か。

    かくして、銀の鉄槌は下り、紅き執行者は断罪の撃鉄を上げる。
    繰り広げられるは《指》に魅入られた愚者達の輪舞曲――。

    新房昭之監督がゲスト審査員として参加し「映像として見せたい」と絶賛した、第8回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作!!
    イラストレーターは『魔法少女育成計画』『拷問塔は眠らない』その他多方面で活躍中のマルイノ!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 人を殺すこと、それは自分を殺すこと。

    『鳥葬』『密葬』の舞台から数年。
    時間がすぎても彼を取り巻く死の呪縛は簡単には剥がれなかった。高校を卒業し。大学に通う傍らで始めた自動車整備工の仕事。平穏な日々を過ごそうとしている陵司の下に、雇ってもらった工場の社長の娘の面倒をみるという題目が転がり込む。彼女の父親は、日々死を暗示させるポエムをネット上に流す、理解の範疇を越えた娘の心境を理解したがっていた。死にたがる高校生。死を軽んじる高校生。そして、死への願望をポエムにしたため、自殺を美徳とするような高校生。陵司からしてみれば、彼らの願望そのものがガキの戯言。しかし、ある日彼は、いじめが原因で首を吊ろうとする少年に出会う。何の因果か、彼のことを助けてしまった陵司は、いらぬお節介のせいで厄介なもめ事に巻き込まれる。かつて自分が犯した罪や、そのおかげで積み重ねてきた経験を活かしながら、社会の荒波を受け流していく。余りにも都合よく陵司の周りに集まる死。その原因を探るため、陵司は再び立ち上がる。
    ――彼らを人間にしてやるためには……。果たして陵司の生きざまに救いはあるのか……。
    暗黒青春群像劇・完結編。数多の死を乗り越え、彼はようやく人間になった。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 雪と氷の街で奏でられる悪魔の鎮魂歌。

    ツンドラの雪原と原生林に覆われた銀世界。20年前に逃亡した悪魔ヴィクトル・ドュヴィヴィエが発見されたとの報を受け、バドとリッチは防寒着を身にまといこの地へやって来た。彼らの上司であるレイ・Cと共に働いていた過去を持つドュヴィヴィエは、大悪魔にも引けをとらない桁外れの戦闘力を持つ大物だ。しかし、彼らが捜し当てたデュヴィヴィエは、悪魔としての能力を完全に失っていた。彼の身に一体何が起こったのか? ともあれ、確保に成功したバドとリッチだったが、そのデュヴィヴィエを奪還しようとする者が現れる。それは街の自警団のトップに立つ男だった……。雪と氷に閉ざされた街と、街を支配する自警団たち。ひとりの悪魔を巡って巻き起こる自警団同士の覇権争い。銀世界を舞台に起こる惨劇に男たちの叫びがこだまする。
    “元人間の悪魔”と“悪魔”の監査官コンビが、悪魔の法を逸脱した者を裁く! サスペンス・ハードボイルド第2弾!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 絶望のなか、少年は起死回生の反撃を試みる。

     師匠の言っていたとおりだった。
    『斗和。君は必ず、鬼と呼ばれる存在と出会うだろう。鬼とは人の姿をして、人を超越した存在。化け物をも超える強さを誇るモノ。いいかい、斗和。鬼と出会ったら、絶対に倒そうとしてはいけないよ。ひたすら逃げるんだ。君では絶対にそいつを殺すことはできない』
     鬼という存在。もしもそれが実在するのなら、化け物を素手で殺すことも可能だろう。彼らは古より最強の種として描かれてきた。特に人を好んで殺す鬼を『殺人鬼』と――。
     だけど俺は奴に宣戦布告をした。これ以上、大切な人を失わないために。

     殺人鬼から執拗に狙われる斗和、極限の環境下で異能力に覚醒する笠根木、兄の犯した罪と向き合う銀河。果たして彼らに生き残る術はあるのか!?
    そして殺人鬼の口から明かされる“この世界”の秘密と異能力の意味とは――!?
     予測不能な展開が続くパニックホラー作品、第4巻!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 神隠しにあった友人の運命は!? 学園ゴシック・ミステリ開幕!!

    御堂学院に編入した普通の高校生・玉司真人。寮監督生の蘇王や、舎監の仏野に振り回される毎日。そんなとき学院に伝えられている「十五の神隠し」の伝説を聞く。しかも友人の中川が行方不明になってしまい――!?
  • 少年達は「殺人」という過去に振り回される。

    幼なじみが死んだ。
    ラブホテルで。首を吊って……。
    他殺か? 自殺か?

    事件の前日、死ぬ間際の八尋から送られた「過去に殺される」というメール。
    ある日届いた、「次はお前を殺す」という謎のメッセージ。
    八尋がインターネット上で自慢した「殺人」という偽りの記憶。

    主人公・陵司は、八尋の葬式で再会した旧友・桜香と共に、事件の真相を探り始める。かつて「殺人」を犯した陵司の過去を、自分の過去のように振り回し続けた八尋を襲ったものの正体は?
    八尋の死が、「殺人」以降関わりを絶っていた5人の少年少女を再び結びつける。
    ……一体、誰が、八尋を?

    『ストレンジボイス』『パニッシュメント』『ペイルライダー』の学園三部作にて根強い人気を誇る、鬼才・江波光則が新たに送る、青春群像ミステリ! 乞う! ご期待!

    ――あのとき、俺たちはまだ、人間ですらなかった。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 悲惨な世界に活路は存在しないのか!?

    平穏な日常は唐突に崩壊した。
    生徒たちは突如として出現した見えない壁によって、“人喰いの化け物”が徘徊する学校に隔離されてしまった。いつ殺されてもおかしくない状況でも、彼らは生き残るために団結し行動する。そして生まれた結束、安心感、友情、愛情。それぞれの想いが交錯する。
    だが、それを嘲笑うかのように化け物たちは圧倒的な恐怖を振りかざし、微かな希望さえも打ち砕く。
    しかし、ひとり、またひとり、と仲間が殺されていく状況下であっても、彼らはそれぞれの『大切な人』を守るため、化け物たちに対し攻勢を仕掛ける。それが、自分たちの死期を早める行動になるとは、誰も気づいていなかった――。

    化け物vs生徒、生徒vs生徒のバトルロイヤル。人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、生存を懸け戦う愛憎交えたパニックホラー。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • この世界には悪魔が“隣人”として存在する。

    バーで出会った男は、私の身の上話を聞きたがった。
    そして私は、その男……悪魔に魂を売った――。

    何者かの手によって一人の“悪魔”が殺された。その事件を調査すべく、とある寂れた町へと派遣されたバド。そして、その相棒となる男の名はリッチ、彼は正真正銘の悪魔だ。悪魔たちは人間社会を基盤にその中に溶け込み、彼らなりの法を順守しながら“隣人”のように存在している。その法を逸脱した者を取り締まるのが監査官の役目だ。死んだ“悪魔”の関係者たちと接触し事件の真相を追うバドとリッチの前に、悪魔狩りを行う秘密結社「清装局」が立ちふさがる……。“悪魔に魂を売った男”と“悪魔”という立場上相容れないコンビが魅せるサスペンス・ハードボイルド。

    「武装神姫」の世界をハードボイルドタッチで描き切ったノベライズシリーズ(『武装神姫 LOST DAYS』ほか)が、高い評価を受けた著者・陸凡鳥渾身のオリジナル・ハードボイルド作品。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • あの凄惨な事件は始まりにすぎなかった。

    ――あの惨劇から、もう二週間が過ぎていた。

     見えない壁によって学校に閉じ込められ、化け物たちに襲われるという凄惨な体験。多くの生徒たちが食い殺され、命を落とした。斗和は親友を失い、淡い恋心を抱いていた女の子までもが無惨な死を遂げた。だが、学校で死んだはずの生徒たちは昏睡状態に陥っていたのだ。

    それを受け、斗和は『原因不明の昏睡状態になっている患者は、化け物のはびこる世界で死んだ人たちだ』と主張するも、誰も信じることはなかった。
    自身の無力さを感じ、活力のない斗和。彼を元気づけようと、幼いころ仲の良かった天音側銀河と妹の一花は斗和を半ば強引に水族館に連れていく。
    入場して、しばらくすると館内に絶叫が響き渡る。殺人鬼による殺人事件が起こったのだ。周囲が慌てふためいている、そのとき――ピィンと弦を弾くような耳鳴りがした。この耳鳴りが惨劇の始まりだということがわかるのは斗和だけだった……。

    舞台は水族館へ。化け物と猟奇的殺人鬼を前に生き残りを懸けた戦いが再び始まる。衝撃の展開が続くパニックホラー作品の第3巻!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 愛憎入り交じる、生き残りを懸けた物語。

    「斗和くん、何読んでるの? 試験前なのに余裕だね」
    人生最後の平穏の日。
    人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、人間が捕食される側にまわった日の学園生活は、青葉萌由里のそんな言葉からはじまった――。

    放課後、萌由里とその親友である赤峰寧々音から同時に別々の場所へ呼び出しを受けた。それが自分への告白であると気付いた斗和は、返事をするために移動を始める。
    そのときだ。ピィンと弦を弾くような耳鳴りが聞こえ、世界が一瞬、暗転したように感じた。自身がどこか、高い所へ上っていくような錯覚を覚える。夢から覚めるときの感覚に似ているような気がした。
    それは単なる錯覚だったのかもしれない。耳鳴りが消え去った後も、教室や自分自身にもなんら変化はなかった。
    いや、何かが違う。どこかおかしいと思った。漠然とした不安が渦巻いているような気がする――そう、この予感は正しかったのだ。

    第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞『キミとは致命的なズレがある』で異彩を放った赤月カケヤ、待望の新作!
    イラストを担当するのは、表情豊かなキャラクター描写が好評のしらび。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 少年は、もがく。過去と決別するために。

    同級生にモップで殴りかかった陵司に1か月の停学処分が下された。

    陵司は、校内で有名な不良教師・間宮からとある提案を持ちかけられる。
    「原稿用紙300枚分の文章と引き替えに、停学を無かった事にしてやる。さらに、その文章の内容に関わらず出版もしてやる」
    不適に笑う間宮は、陵司の「過去」、殺人という枷を知っているように見えた。
    静かに生きようとする陵司を晒しものにしてやる、という底意地の悪さがにじみ出ていた。

    一方、陵司が襲った同級生・真琴のことも無視できなくなる。
    真琴は巷でも有名な強請屋だった。
    しかし陵司は、金も持たない自分が、なぜ真琴の標的になったのかが分からない。
    あまりにも的確に、自分を挑発してきた真琴の真意が分からない。
    どうして八尋の自殺と、陵司の殺人を知っていたのかが、分からない。

    己の過去を掘り起こそうとする二人の人間に狙われた陵司は、どちらからも逃れるための策を見いだすが……。

    『鳥葬-まだ人間じゃない-』に続く、江波光則の暗黒青春群像劇第二弾。

    少年は、もがく。孤立という壁で守ってきた弱い心を葬って……。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 405(税込) 2024/5/17(金)23:59まで
    著:
    翅田大介
    イラスト:
    レーベル: HJ文庫

    転校してきた見知らぬ少女、紅条トモエは紅条ケイイチロウの妹を名乗った。
    死んだ母と同じ名前と自分と同じ瞳の色を持つトモエに、ケイイチロウは……。
    第1回ノベルジャパン大賞・佳作受賞作品「カッティング」シリーズ第2弾。
  • 大学生の「僕」の小学生の志乃ちゃんとの純愛ミステリー堂々の完結!

    「僕」と志乃ちゃんが最悪の出会いを果たした連続殺人事件の模倣事件が再び起きた。事件の裏には一体何が!? 銃弾に倒れたキララ先輩のためにも、そして「僕」たちのためにも、真相に向き合わなくてはいけないんだ
  • 出会ったばかりの頃の志乃ちゃんと僕とのぎこちない物語が描かれる第五弾!

    デパートでの爆弾事件のあと、入院してしまった僕のところに、いつものメンバーがお見舞いにやってくる。そこで鴻池キララが、かつて3人で解決した「リゼィエの日記」の話を語りだした。ダークミステリー第五弾!
  • ライバル小学生出現!? 無敵の志乃ちゃんに何かが起きる!!

    絵画展を見に行ったことがきっかけで、僕と志乃ちゃんは山奥にある画家の屋敷に招待される。楽しいお泊まり旅行になるはずが、その夜、バラバラ殺人が! いつになく事件に消極的な志乃ちゃんを僕は心配するのだが…
  • 大学生の僕と小5の志乃ちゃんの純愛系ミステリー!

    とあるパーティに参加した僕と志乃ちゃん。身元不明の死体の傍にパーティの招待状が落ちていたという理由でキララも来ていた。僕の悪い予感が的中し、そこで殺人が!志乃ちゃんは40年前の事件との関係を指摘するが
  • 最近シノちゃんの様子がちょっとおかしい……。絶好調第三弾!

    いつもは僕の家で夕食を食べるシノちゃんが、ここのところ寄りつかない。キララ先輩には「倦怠期ちゃうか?」とからかわれるけれど、僕は心配なんだ。彼女が本気で危ない事件に首を突っ込んでるんじゃないかと……

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