『ライトノベル(ラノベ)、ホラー、1円~、0~10冊』の電子書籍一覧
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恐怖と絶望、そして熱狂。鬼才・甲田学人が贈る、新たなるメルヘン。
僕らの手には『それら』と戦う力はない。だけど。
二森啓は思っていたのだ。もう自分は、いつ死んでもいい存在だと。
だがもう、それは叶わなくなった――。
大事な仲間を立て続けに失い、悲しみと絶望感に覆われた『ほうかごがかり』。そんな時に啓が示した明確な意思をきっかけに、『太郎さん』は隠された事実を明らかにする――「七人目の『かかり』だよ」
どうやら前年から『かかり』でありながらも、ずっと役割を逃れている人物がいるという。それを知らされた啓たちは……。
「…………ほんとに、あれがやってたことを引き継ぐのか?」
理不尽、そして怒り。追い込まれていく子供たちの、死を決した闘いの記録。鬼才が放つ恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第3巻。 -
シリーズ累計10,000部突破!十年の時を経て、蝕の恐怖が新装版として蘇る。
吸血鬼レミリア・スカーレットは、友人の魔女の戯れによって、性格まで鏡写しになった己の偽物を生み出されることになる。本物と違って素直で勤勉な偽物は、消え去るまでの間、紅魔館に暖かく迎え入れられた。
不快の種だった偽物騒動も一旦の落ち着きを見せた頃、今度はレミリアに些細な不調が這い寄っていた。
陽の光が、普段より痛い。
魔力が、いつもより心許ない。
自分から、力が失われている――。
困惑するレミリアは、原因を求めて己の運命を垣間見る。しかし、飛び込んできたビジョンは、紅魔館の皆を呪いながら消滅する未来の姿だった。
そして彼女は理解することとなる。それは、黒死の悪魔と呼ばれていた『吸血鬼になる前のレミリア』という過去に裏打ちされた、避け得ぬ運命なのだと。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型のサスペンスホラー・幻想少女恐怖シリーズ第四弾「レミリア・スカーレットは蝕が怖い」が、全編改稿を経て新装版として蘇る。 -
甲田学人・完全新作、2ヶ月連続刊行!! “真夜中のメルヘン”第2巻。
地獄のような光景が、『ほうかご』に広がる――。
瀬戸イルマには、勇気がない。
臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。
「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」
そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのに――。
『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。
鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。 -
異界から呼び寄せる声――。致命の怪異が床辻を襲う。
別の世界である『異郷』からやってきた少女・一妃。床辻の土地神としての権能を引継ぎ、東の地柱となった少年・蒼汰。そして『血汐事件』の影響により、首だけになって生きる蒼汰の妹・花乃。奇妙な関係でありながらも、三人は家族として新しい生活を歩み出していた。
そんなある日、床辻の怪異を管轄する『監徒』の手引きで、蒼汰の転校が決定。そこには北の地柱・墨染雨が待っていた。土地神の先輩である彼女から忠言を受けながらも、床辻の守り手として蒼汰は着実に成長していく。
だが、異郷からの浸食現象【白線】が日に日に勢いを増す中、『血汐事件』で消えたはずの少女が現れ――。 -
シリーズ累計10,000部突破!十年の時を経て、識の恐怖が新装版として蘇る。
ある日、鈴奈庵に一冊の奇妙な本が持ち込まれた。どんな文字で書かれた本も読み解く能力を持つ小鈴にすら読めないその本は、文字通り読まれることなく引き出しの奥に仕舞われ、そして忘れ去られた……。
それからしばらくして、小鈴に二つの異変が襲いかかる。
妖怪の悪夢に連日魘されること。
読めるはずの妖魔本が読めなくなっていったこと。
蝕まれる精神と喪失の恐怖に駆り立てられ、ただの落書き帳と化していく本たちを必死に調べる小鈴。そして残酷な真相に辿り着いたとき、抗いようのないこの異変の本質に絶望する。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた各巻完結型のサスペンスホラー・幻想少女恐怖シリーズ第三弾「本居小鈴は識が怖い」が、全編改稿されて今蘇る -
シリーズ累計10,000部突破!十年の時を経て、静の恐怖が新装版として蘇る。
ある冬の日、妖怪・覚である古明地さとりは、事故によって読心の核である第三の目に傷を負った。傷は癒えることなく、やがてさとりは他人の心の声を聞くことができなくなる。
初めは、煩わしい声を聞かずに過ごせる人生のバカンスだと思っていた。療養の時間はひとときの幸せになるだろうと喜んですらいた。
けれどそれは、不幸の始まり。『あいつは何を考えているの』『どうしてそんなことをするの』――相手を理解できることが当たり前だった生活は一変し、些細な快適さを塗りつぶす苦悶をさとりが襲う。
そしてさとりは、静寂の中で理解することになる。最も理解できない存在こそ、この世で最も恐ろしいのだと。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた各巻完結型のサスペンスホラー・幻想少女恐怖シリーズ第二弾「古明地さとりは静が怖い」が、全面改稿&新規シーン追加を経て、新装版として蘇る。 -
シリーズ累計10,000部突破!十年の時を経て、死の恐怖が新装版として蘇る。
不死の妙薬を口にし、永遠の命を得た人間・藤原妹紅。千三百年の人生に飽いて死を求めていた彼女は、ある日、不死鳥の炎を生み出せなくなっていることに気づく。
一眠りしても治らない変調。不死身にあるまじき病の兆候。悠久の時の中で初めて遭遇したその異常に、待望していた本当の死を予感する。
だが、同時に去来したのは、千三百年余りの間忘れ去っていた死の恐怖。 限りある生命にやり直しは効かない。
心臓を突いたその先なんて存在しない。
自殺なんて、試せるわけがない。
あれほど疎んでいた生を求め、泥に塗れるように暮らし始める妹紅は、ここがどこなのか思い知らされることになる。
妖怪を隣人とする地・幻想郷。
死を隣に置いた地獄の園で、妹紅は堕ちた不死鳥として――ただの人間としてもがいていく。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた各巻完結型のサスペンスホラー・幻想少女恐怖シリーズ第一弾「藤原妹紅は死が怖い」が、十年の時を越えて新装版として蘇る。 -
ある日、宝物探しでルナチャイルドが見つけた『黒い触手のようなものが巻き付いている銀の原石』。
気に入ったそれを持ち帰った翌日、彼女は自室で『てるてる坊主ごっこ』をしているところを発見された。
そこから三月精たちに不幸が連鎖していき……
毎日が日曜日な彼女たちに訪れる特別な日曜日を描く短編ホラー -
ワンルームで幽霊と同居。
事故物件クリーナーの小林 至(こばやし・いたる)の仕事は、自殺・事件・事故など、変死があった部屋に入って履歴をクリーンにすることだ。
告知義務は次の入居者に限る。
二人目以降は発生しない。
そんな抜け道を逆手にとり203号室に転がり込んだ至は初日から超常現象に遭うのだが、盛り塩を代用した味の素で「よろしく」と書いたり、パンダの赤ちゃんのもふもふ日干し動画を見たがったりと、なんだかこの幽霊変わっていて……?
ヒューマンドラマ+コメディ。
表紙:横(@Bh1h1J )様
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呪われた灰色の城で、あなたは悲劇に誘う囁きを聞く
灰色城綺譚は、呪われた城館を舞台としたゴシックホラー&ファンタジーTRPGです。
誰からともなく「灰色城」と呼ばれるそれらの城や館は、それ自体が悪意を持ち、そこに集う人々に〈囁き〉を投げかけます。
〈囁き〉は隠された本心を暴き、あるいは思いもしなかったような情念や欲望を植え付け、悲劇と破滅の待つ方へと誘うでしょう。
登場人物達は、〈囁き〉を受け入れることも拒むこともできます。灰色城の物語はハッピーエンドに終わるとは限りません――むしろ、そうならないことのほうが多いでしょう。
怪奇と幻想、悲劇と破滅、死と再生。そんな陰鬱なゴシックの物語を楽しめます。
本書はTRPG『灰色城綺譚』のルールブックです。
〇収録内容
・ゲームルール
・世界設定
・リプレイ1本
・シナリオ4本
・コンポーネント類
※ゲームに必要なコンポーネント類はかりかりうめのホームページでも配布しております。
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「これに乗ると貴女は怖い目に遭いますよ」ある日、月野は小さな猿達にクラスメイトが生きたまま解体されている夢を見る。それは都市伝説「猿夢」に酷似しており、夢の中で殺された人間は現実でも亡くなっていた。毎晩一人ずつ級友が殺される夢に恐怖し、月野は怪異を殺す少女、猿から逃げ延びた級友と共に「猿夢」の原因を探っていく。そして辿り着く、救いようのない真実とは…?「猿夢」の他、短編「くねくね」を収録したホラーオムニバス。 ※電子版はショートストーリー付。
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愛する少女・杏樹のため、非情な戦いを続ける魔少年アモン。秘宝“風の天宝輪”を手に入れた彼の次なる狙いは、〈火〉一族が守る“火の霊宝輪”であった。満月の夜、“霊宝輪”の守り手である〈火〉一族の当主が怪死を遂げる。〈火〉一族の周囲には、すでにアモンの巧妙な罠が張りめぐらされていた。一見、落ち着いたたたずまいを見せる神戸の街に、満月の狂気が妖しく躍る……。
ミステリアス伝奇ロマン「月鬼(ムーンデビル)」シリーズ、第2弾。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。 -
その手を血に染めながら、〈風〉〈火〉〈地〉の力を手に入れてきた魔少年アモン。残る秘宝は“水の竜宝輪”のみ。アモンは“竜宝輪”の手がかりを得るため、香港へと向かった。香港には秘宝の秘密を知る九老師がいる。だが、アモンが訪れるより一足早く、九老師たちは何者かによって殺害されていた。そして、そこには不気味な「鬼」の影が……。複雑に絡まり合ったすべての謎が、ついに解き明かされる。
ミステリアス伝奇ロマン「月鬼(ムーンデビル)」シリーズ、第4弾。完結編。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。 -
満月は人を狂気にいざなうという。その恐怖の事件もやはり、満月の夜に起きた。横浜に住む華僑、〈風〉一族の若者がつぎつぎに何者かに拐われ、殺害された。犯人の狙いは、〈風〉一族が持つ秘宝“風の天宝輪”。そして魔の手は風一族の娘、瀧沢暁子にまで及んだ。謎の一団に襲われる暁子。その時、魔的なまでに妖しい美貌を持つ少年、劉アモンが彼女を救った。“風の天宝輪”をめぐる闇の戦いが激化する中、暁子はアモンに魅かれていく。横浜を舞台にくりひろげられる死闘の行方は……。
ミステリアス伝奇ロマン「月鬼(ムーンデビル)」シリーズ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。 -
〈アルタイーラ〉の秘宝を求め、次々と罪を重ねていく魔少年アモン。彼に裏切られ、復讐の鬼と化した瀧沢暁子は、第三の秘宝“地の神宝輪”を手に入れんがため、台湾へと飛んだ。「許さない。あなただけは絶対にこの手で殺してやるわ、アモン」ところが“神宝輪”を守る〈地〉一族の長・地太龍は、すでに何者かによって殺害されていた。これもアモンの仕業なのか? 激化する秘宝の抗争、そのさなか、新たに秘宝を狙う人物の存在が浮かびあがってきた。狗夫人……華僑を陰で支配する九老師の一人だという。だが彼女は死んだはずではなかったのか……。
ミステリアス伝奇ロマン「月鬼(ムーンデビル)」シリーズ、第3弾。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。 -
その少女の目は、幻想郷の出来事を永久に覚えるためのもののはずだった
小鈴が自殺した――突如もたらされた友人の凶報に、調査へ乗り出す阿求。父親より語られる死の直前の様子は、まさしく狂死と呼ぶべきものだった。破られた本が散乱する惨状の部屋を調べる阿求だったが、遺書を見つけた直後、猛烈なめまいに襲われ気絶する。そして目覚めた阿求の目に写っていたのは、他人の考えていることが文字として浮かび上がる光景。それこそが小鈴が遺書で告げていた『観測者』の呪いであり、小鈴のように狂死する未来を阿求は運命づけられてしまう。呪いは解除できるのか、どのように感染するのか、その根源は何なのか――膨大な他人の想いをすべて記憶してしまう苦しみを抱え、阿求はその目の根源となる一人の少女を追う。だが、その足跡に敷き詰められていたのは、人里に潜む過去の絶望。終わってしまった悲劇の続きに呑み込まれる阿求は、観測者の真の悲嘆を知ることとなる。少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型・幻想少女恐怖シリーズ第18弾。 -
その少女は、自ら歴史に名を残すほどの叡智は有していないはずだった
人里の寺子屋で教鞭を執る慧音は、ある日己の腕に奇妙な瞳が現れたことに気づいた。生徒たちの手前、それが自身のもう半分――白沢によるものだと誤魔化したが、噂は人里を巡るうち、『慧音が神獣・白沢として覚醒した』と尾ひれがついていく。 ご利益のある存在として人間たちに再度認識された結果、群がってきたのは慧音を求める人里の有力者たち。最初は不器用な挨拶で済んだそれも、次第に脇目も振らぬ手段に発展していく。すべては、白沢が徳の高い為政者の下に現れるから――お墨付きを欲する人々の行いに、慧音は苛立ちを募らせていく。 だが、加熱した上白沢慧音争奪戦の果てに待ち受けるのは、幻想郷の危機。叡智へ手を伸ばした者たちが破滅を巻き起こさんとする一方、慧音自身も鏡写しのように突きつけられることになる。自分もまた、叡智へと手を伸ばした語られざる歴史を持つのだと。 少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型・幻想少女恐怖シリーズ第17弾。 -
その少女は、他者を病に苛む立場のはずだった
妖怪の山で建設に勤しむヤマメは、ふと刺されたような痛みに襲われる。事故か、あるいは虫か、原因の分からないそれは地底に帰った後も続き、ちくりちくりと彼女を苛み続ける。下手人どころか切っ先すら見当たらないその刺突の執拗さは、やがてなんでもない家具の角や畳のささくれにも目を向けさせるようになり、尖端恐怖症の様相を呈していく。
犯人を探していく過程で浮上したのは古明地という尤もらしい名前。不可解な現象の目撃証言も得られ、決死の覚悟で地霊殿へとヤマメは向かう。
だが、彼女はそこで突きつけられることになる。古明地姉妹がヤマメを害することはできない、完全な不在証明を。そして、過去より伸びた茨が死の迷宮となって彼女を囲っていたという、抗いがたい現実を。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型・幻想少女恐怖シリーズ第16弾。 -
高校三年生の時突然姿を消した友人・和貴を、太一は八年間待ち続けていた。
ある日高校の同級生だった秦野省吾が、太一の家を訪れる。
「俺に手を貸してくれないか」という秦野の提案を受け入れ、太一は自らの持つちからを使うことになった。
『ちから』は死に瀕した人々の、命の最期の想いを再現するものだった。
―本文よりー
亡くなったひとたちの記憶を追体験するごとに、僕はある奇妙な欲望が自分のうちにあることに気づいた。
それは生きている自分をなげうって、死んだ彼らになり代わりたいという欲望だった。
死をもって完結するには、あまりにも短い人生だったと思われる、そんなひとたちになり代わりたいと願った。
それほどまでに彼らの生の瞬間は鮮やかで、僕を恍惚とさせる光彩を放っていた。
やがて止まっていた時計が動き出すように、太一の周囲に様々な出来事が起こり始める。
前作「十三夜」は、和貴と太一の出会いから別れまでを綴ったものでした。
「十六夜」はその後日譚となります。前作と併せて読んでいただけると嬉しいです。 -
女子高生のみつきは満員の通学電車で押し倒したホームレスに呪われた!? みつきの身体から臭気と垢と虫が這い出す!
高校生のみつきは電車通学で、その日は寝坊していつもよりもひどい混雑に巻き込まれた。だが、みつきが揉み合う人の中から押し出されたのは、車内にぽっかりと空いていた空間。その中心の席には強烈な異臭を放つホームレスが座っていた。押されてホームレスにどんどん接近させられていくみつき。次の駅に着いたとき、下車する人並みの混乱の中、みつきは通学カバンでホームレスを押し倒してしまった。そのまま動かなくなるホームレス。だが、みつきはその場を立ち去った。学校に着いたみつきだが、眼窩や口からゴキブリが這い出し、異臭がし始める。フケや垢が浮かび、体中が痒くてたまらなくなる。早退したみつきに托鉢僧が声をかけてきた。この慈現坊はみつきを救えるのか。 -
ボカロP jon-YAKITORY× 歌い手 Adoのコラボで話題の大人気楽曲が公式ノベライズ!! 集められた少年少女たち――。生き残るためには誰かを犠牲にしなければならない。お互いの罪を暴き合うサバイバルゲームが、いま幕を開ける――。高校生の君塚瑛人はある日突然、逮捕される。なすがままに連行され、たどり着いたのは、荒廃した住宅地が並ぶ不気味な世界。そこには、手錠をかけられた7人の少年少女が集められていた。そして、突如天の声が囁く。「あなたたちは罪人です。現世に戻るには7日間で最後の一人になるまでお互いの罪を暴かねばなりません。」果たして7人の犯した罪とは。そして、最後に生き残るのは誰か。 ※電子版はショートストーリー『もうひとつのゲーム』付。
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1889年。
パリ万博直前のシャン・ド・マルス。
自称大魔術師ニルレム・スクーブは、完成目前のエッフェル塔の先端に登り、自身の最愛の女の魂を創造した人造人間に封入することで復活させることを目論む。。
その降霊と封入の儀式の最中、塔上空に異空間が出現し、最愛の恋人の魂を封入するための大事な素体と、彼の助手レントルク・ロンドが、その空間へと吸い寄せられていく。
ニルレムは素体とレントルクを追って異空間に飛び込んだ二人が異空間から吐き出された先は東京スカイツリーの展望台だった!
ホラー風味コメディBL開幕! -
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『人権適正使用法』施行から××年。街では「人権のある人間」が豊かに暮らし、「人権のない家畜認定されたヒト」がショーウィンドウに並んでいる。ペットや実験動物、食用肉にされるヒトたちは、俺とは別世界に住む、かわいそうな生き物だ…そのはず、だったーー -
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『人権適正使用法』施行から××年。街では「人権のある人間」が豊かに暮らし、「人権のない家畜認定されたヒト」がショーウィンドウに並んでいる。ペットや実験動物、食用肉にされるヒトたちは、俺とは別世界に住む、かわいそうな生き物だ…そのはず、だったーー -
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『人権適正使用法』施行から××年。街では「人権のある人間」が豊かに暮らし、「人権のない家畜認定されたヒト」がショーウィンドウに並んでいる。ペットや実験動物、食用肉にされるヒトたちは、俺とは別世界に住む、かわいそうな生き物だ…そのはず、だったーー -
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『人権適正使用法』施行から××年。街では「人権のある人間」が豊かに暮らし、「人権のない家畜認定されたヒト」がショーウィンドウに並んでいる。ペットや実験動物、食用肉にされるヒトたちは、俺とは別世界に住む、かわいそうな生き物だ…そのはず、だったーー -
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目を覚ますと、見知らぬ館に監禁されていたあかり。部屋の中には様々な年齢の四人の女たちがいた。「あなたは屋敷の主の第五夫人に選ばれた」「私たちはみな、この屋敷の主の子どもを産ませられるために集められたの」屋敷の主の機嫌を損ねれば、容赦ない死の制裁が待ち受けている。果たしてあかりは、この屋敷から逃がれる事はできるのだろうか。 -
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娘が自殺した―― その知らせを受けた冴えない中年男性、福永 渡は、変わり果てた娘の遺体と対面する。死の真相を探るうち、彼は娘が殺されたという事実に行き当たる。ところが、事実を究明しようとした渡は、何者かによって殺されてしまう。目を覚ました彼は、娘が殺される前にタイムリープしていた。 -
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目を覚ますと、見知らぬ館に監禁されていたあかり。部屋の中には様々な年齢の四人の女たちがいた。「あなたは屋敷の主の第五夫人に選ばれた」「私たちはみな、この屋敷の主の子どもを産ませられるために集められたの」屋敷の主の機嫌を損ねれば、容赦ない死の制裁が待ち受けている。果たしてあかりは、この屋敷から逃がれる事はできるのだろうか。 -
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何もない緑色の部屋で目覚めた男子高校生、瀬名。目の前には世界地図と1行の説明。 『欲しい物を思い浮かべながら、滅ぼしたい国のボタンを押せ。当たりなら解放』徐々に追い詰められていく瀬名はついにボタンを押してしまう。果たして最後に生き残るのは瀬名か、人類か。 -
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その森にはどうぶつだけが暮らしている。自由気ままな村での暮らし。しかし、夜になるとその森は豹変する。 -
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何もない緑色の部屋で目覚めた男子高校生、瀬名。目の前には世界地図と1行の説明。 『欲しい物を思い浮かべながら、滅ぼしたい国のボタンを押せ。当たりなら解放』徐々に追い詰められていく瀬名はついにボタンを押してしまう。果たして最後に生き残るのは瀬名か、人類か。 -
大人気シリーズ、最新刊発売!
賞金5億円のゲーム「リアル鬼ごっこ」に当選した、日渡一葉。
超貧乏で家族のためにお金をかせぐ必要があった一葉は、喜んで参加するが、優勝する条件は「鬼に愛されること」だった!!
イケメンハイスペック高校生の「鬼」八尋の愛を手に入れるため、集まった20人の美少女たち。制服にスニーカー姿で、まったく場違いな一葉は、いきなり八尋とケンカしてしまい『不合格』と、タッチされそうになるが…。
高級リゾートで美少女たちのデスゲームが始まる。
「リアル鬼ごっこ」初のガールズ部門開催!!
※対象年齢:高学年以上
(底本 2023年9月発売作品) -
好きな言葉は平凡、将来の夢は公務員……そんな小市民のオレ、水町玄は姉貴・藍の傍若無人っぷりに右往左往する日々を送っている。美人で外面のいい姉貴だが、実は怪奇起業マニア。偶然出遭ったブルマ仙人の爺にインスパイアされて「ブルマの復活」を果たすことを勝手に約束し、俺の高校の体育祭スポンサーになってしまう。そこへライバル・白和院神話子がしゃしゃり出てきて……オレたちのイベントはどうなる!? 山あり海ありブルマチック・ラブコメディ! 電子版あとがきを追加収録。巻末特別付録として『だめあね』設定集を収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
高校に入ってハッピーなはずのオレ、水町玄は悩み多い日々を送っている。頭痛のタネは姉貴、藍のこと。美人だが迷惑放射性物質を笑顔でまきちらす危険なオンナだ。突然社長をやると宣言し、アホなビジネスを実現させてしまう。例えばメイド寿司。味の研究といって大量の出前を食わせたり、同級生の若奈や従妹の未瑠を引き込んでメイドをやらせたり。こんなだめあねの店が流行るなんて、世の中絶対おかしいよな!? 刺激的メイドフル・ハートフル・ラブコメ! 電子版あとがきを追加収録。
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夢の中でも起業マニアの姉・藍に振り回されっぱなしのオレ、水町玄は朝から未瑠の幼なじみ目覚まし攻撃を受けるわ、若奈の特製ドジッ娘弁当でショックを味わわされるわで、またもや姉貴にハメられた! 今度は出会いから夢を叶える結婚産業!? 白和院財閥と政府の協力を得て事業は順調だったが、超大物トレーダー・ブランドーの介入で破綻に追い込まれ、さらに日本経済も打撃を受ける。彼は「昔の仇を返しアイに勝つ」というが……!? シスコン☆ラブコメ堂々完結! 電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
夏の海、ビーチパラソルの下で見つめ合う少年と少女……。「お兄ちゃんっ!!」愛の戦士・アニレオンこと阿仁谷圭一の夢想はまたもや妹・舞美(改造主)によって破られた。公彦のお膳立てにより別荘へやってきたはいいが、その他大勢のおまけつきで、祐衣との仲も前途多難。そんな圭一の困惑をよそに、ついに新たなる敵が出現! しかも海中から……。「ご主人さま!」と圭一を海の底へと拉致ってゆく敵の正体とは!?
大爆笑間違いなし! 変身ヒーローアクション&コメディ第2弾。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
「妹に気をつけるんだ!」クリスマスを控えたある日、圭一は不思議な夢を見た。マッドサイエンティストの妹・舞美がキケンなのはいつものこと、と軽く考えていたのだが……。ネオン色づく夕暮れ、空飛ぶ円盤から現れたのは、なんと銀色タイツに身を包んだ美少女たち。「お兄ちゃんを捜しにきたの」とのたまう妹星人たちの真の狙いは!? そして今回も怒濤のように並べられる萌えウンチク、マニアックな特撮ネタの数々! 圭一に、そして地球に平和は戻るのか!?
大爆笑間違いなし! 変身ヒーローアクション&コメディ第4弾、完結編。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
「お兄ちゃんっ!!」平凡な高校生・圭一の恋の告白は急な乱入者のせいで中断した。彼を拉致った超天才科学者にして超ブラコン体質の妹・舞美が言うには、女同士の愛しか認めない「地底百合帝国」が攻めてきたのだという。禁断の兄妹愛を守るため(?)強引に戦わせられることになった圭一。超文明を誇る敵に勝てるのか? そしてもつれる人間関係の中、愛しい祐衣との恋の行く末は?
大爆笑間違いなし! 変身ヒーローアクション&コメディ第1弾。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
白熱議論されるメガネっ娘4大理論! 妹or姉ルート分岐条件のすべて
圭一・祐衣・泉美の奇妙な三角関係も日常の一風景になりかけた秋の夕暮れ、泉美は噂のメガネ痴女に襲われる。同じ頃、異世界からの訪問者の襲撃を受けた圭一は、“阿仁谷舞美”と出会う。「お兄ちゃんっ!!」そこに現れた妹・舞美。二人の“舞美”の出現に驚く圭一。そしてアニレオンを狙う謎のメガネっ娘。“爆愛”できなくなった圭一はどうするのか? さらにメガネっ娘でなくなった泉美って? パラレルワールドからの干渉を受け、ますます事態は混乱拡大していく!
大爆笑間違いなし! 変身ヒーローアクション&コメディ第3弾。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「僕、キミのこと好きになっちゃったかもしれない」そう言って白雪は微笑んだ。同級生3人に壮絶なイジメを受けていた晴樹は、ある日突然転校してきた美少年、白雪に「イジメがなくなったら僕と付き合ってくれる?」と持ち掛けられる。冗談だと聞き流した晴樹だったが、次の日から同級生が一人、また一人と姿を消していく。白雪は常識も痛みもわからないサイコパスだった。 -
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「僕、キミのこと好きになっちゃったかもしれない」そう言って白雪は微笑んだ。同級生3人に壮絶なイジメを受けていた晴樹は、ある日突然転校してきた美少年、白雪に「イジメがなくなったら僕と付き合ってくれる?」と持ち掛けられる。冗談だと聞き流した晴樹だったが、次の日から同級生が一人、また一人と姿を消していく。白雪は常識も痛みもわからないサイコパスだった。 -
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その森にはどうぶつだけが暮らしている。自由気ままな村での暮らし。しかし、夜になるとその森は豹変する。 -
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その森にはどうぶつだけが暮らしている。自由気ままな村での暮らし。しかし、夜になるとその森は豹変する。 -
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その森にはどうぶつだけが暮らしている。自由気ままな村での暮らし。しかし、夜になるとその森は豹変する。 -
漫画家に憧れながらどこか諦めモードの聡史は、ある日幼なじみの春香をかばって事故に遭い、キャラの故郷・〈キャラふる〉に飛ばされた! 手帳にこっそり描いた美少女、絵本に出てきた犬の紳士など色々なキャラが暮らすその町では、大勢の〈新人〉が現実デビューを夢見ていた。現実で愛されるため頑張る彼らを不思議な気分で見つめたのもつかの間、〈新人〉の“美少女探偵”キャラ・光子に現実世界から来たことを見抜かれて……。キャラパワー満開ぱられるコメディ、第1弾。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
キャラの故郷〈キャラふる〉にも夏がやってきた。「夏らしいイベントを経験するわよ!」という光子に誘われ、海の家でバイトを始めた聡史と秀奈。海水浴、肝試しなどを満喫しながら、聡史は現実世界の春香のことが気になっていた。そんな中、シルリィの怪しい武器のせいで聡史は気絶してしまい……白い霧に包まれた不思議な世界に飛ばされてしまった! そこで聡史が見たものは……!? キャラパワー満開ぱられるコメディ、第2弾。完結編。電子版あとがきを追加収録。
●葛西伸哉(かさい・しんや)
1965年、青森県木造町(現・つがる市)生まれ。92年『ソードワールド短編集 スチャラカ冒険隊、南へ』収録の「かくもささやかな凱歌」でデビュー。98年から本格的な作家活動を開始し、シリアスからコメディまで多彩な作品を手がける。岸杯也(きし・はいや)の名義で手がけた『しゅらばら!』(MF文庫J)は全11巻を重ねるヒット作。 -
旅の法師と戦災孤児、荒れ寺の一夜で何も起こらぬはずがなく。
魑魅魍魎が跋扈する諸行無常な戦国の世。
戦災孤児の少年・あおぐろは山奥の荒れ寺にて、上方訛りの旅の法師・濁世と会い、飛び入りの尼僧と三人で嵐の夜を明かすことに。
「今晩は嵐がくる。早いとこ転がり込めてツイとるで、坊」
「坊?俺?」
「俺とお前以外おらへんやろ」
寝ずの番一番手を務めたあおぐろが、おぞましい気配にふと目をやると、濁世が異形にもてあそばれており……。
「霊姦体質」シリーズ番外編、茶倉の先祖の話。これだけで完結してます。
イラスト:U(@Umweeei)様
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ある夏の日――美しい“花婿”と出会い、平凡な日常は一変した。
過去の記憶から人との距離を詰められない榛葉直央(しんば なお)は、気分転換にと友人の故郷である小嵐村を訪れる。
都会の喧騒を離れたその村で、直央は友人の兄・美鶴(みつる)に目を奪われた。
艶やかな髪に線の細い体、そして和装の出で立ち。十七歳を境に山の社で過ごしているという美鶴は、浮世離れした美しさとどこか影のある雰囲気を纏っていた。
彼の笑みに、直央の心は不思議と溶かされていく。
けれどその夜、ふたりの眠る一室に美鶴をさがす存在があらわれる。
「榛葉くん――……隠して」
美鶴は『人ならざるもの』の生贄――“花婿”だったのだ。
因習にとらわれた村で、直央と美鶴は日常を壊すように惹かれあっていく。
美鶴の嫉妬を描いた書き下ろし後日談番外編も収録。
※本作品は同タイトルの分冊版1~8巻に、書き下ろしSSとイラストを追加したものです。 -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
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『このご遺体、不可解な点が多すぎる』 法医学者の染井沙代里(そめい さより)は、遺体に話しかけることで「遺体の声が聞こえる」という「特異体質」の持ち主だった。彼女の元に運ばれてきた遺体は、いずれもおかしな点が目立つ不気味な死体だった── -
稚児行列の日に子供が消える。神隠しの裏に潜む真相は?
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役・茶倉練(ちゃくら・れん)はイケイケバリバリの霊能者。
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一(からすま・りいち)を馬車馬の如くこき使っていた。
昔馴染みの修験者・煤祓正(すすはら・せい)に会うため久しぶりに十江村を訪れた茶倉は、個人的に因縁ある正の息子・玄(げん)と再会を果たす。茶倉と玄は十五年前「稚児の戯」と呼ばれる術者の子弟の技比べに参加した間柄だが、玄は自分を下し、勝利を掴んだ茶倉を恨んでいた。
一方十江村では、祭りの日に開催される稚児行列で神隠しが起きていた。
正と共に山奥で修行していた茶倉は、嘗て消えた稚児たちが戯れる現場に出くわし、神隠しのカラクリを看破するのだが……。
イラスト:カツハシ(@katsuhashi_TW)様
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