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『ライトノベル(ラノベ)、ほっこり、101円~400円』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 中華ファンタジーオメガバース。無自覚香種と貴族の貴種の初恋物語。
    裕福な商家の息子、陸青覽は店にやって来た貴族の男、張宏宣に「お前は香種(こうしゅ)の男子だ」と突然告げられ、「発香期が始まれば街中では危険だ」と説得され、宏宣の館に行くことになる。
    しかも嫁として? そもそも男なのに嫁なんて無理だろ?
    香種を知らない青覧が疑問に思いつつ館に行ってみれば、貴族の生活は驚くことばかり。外出も仕事もしたらダメってつまらない。暇を持て余す青覧に宏宣は楽器や子犬を与えて青覧の機嫌を取る。
    そんなある日、観月の宴が開かれて、青覧は庭で貴種と思われるある男と出会うが……。
    アルファ=貴種、オメガ=香種、フェロモン=香気、発情期=発香期など中華風に表記しています。
    2023年なお書房発行版に番外編を追加したものになります。重複購入にご注意ください。



    ※本作はゆまはなおの個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。

    目の前で執り行われているのは、かつての親友と、自分が恋をした男性の結婚式――。

    子爵令嬢であるハリエットは十五歳から四年間貴族が通う、王立学校の二年生。
    入学式の際、迷子になっていたメアリーを助けたことがきっかけで彼女とはあっという間に親友と呼べる仲になっていた。
    ハリエット達が一年生のある日、困っていたところを二人の男子生徒に助けてもらった。
    メアリーの兄、マイルズとその同級生のニコラスだ。
    ハリエットは優しい雰囲気のニコラスに一目惚れし、上の空になってしまう時間が増えていたのだが、それに勘付いたメアリーが二人の仲を応援すると言って、四人での昼食の約束を取り次いでくれた。
    それからは四人で過ごす時間が増えたのだったが、ハリエットは何か違和感を覚え始める。
    それは、応援すると言ってくれていたメアリーが、ニコラスと二人だけで会話をしている時間が増えていたことだった。
    四人で居るのに、ペアが二つ。
    そんな時間が日に日に増えていく。
    そして、一年生も終わろうとしていた時期にメアリーに呼び出されたハリエットは、ニコラスと婚約することになったとメアリーから告げられた。

    そうして結婚式に参列したハリエットだったが、心から親友を祝うことは出来ない。
    せめて二人の幸せを邪魔せぬようにと、式が終わった後は黙って帰ろうかと思っていたのだが、メアリーに呼び止められ謝罪を受けるハリエット。
    否が応でも謝罪を受け入れなければならない雰囲気だったが、その時に助けてくれたのがメアリーの兄マイルズだった。
    彼もまた、メアリー達に振り回されていた被害者だったのだ。

    気まずさもあってマイルズにしっかりしたお礼も言えなかったことが心残りだったハリエットだったが、それから二年がたち最終学年に。
    就職活動のため王宮の見学会に参加したのだが、案内してくれる彼は容姿が変わっているがどうも知っている人物のようで……?
    彼は髪の毛の癖や色、瞳の色が以前と全く変わって別人のようになっているが、間違いなくマイルズだった。
    どれだけ見た目が変わっても、運命の相手は見つけることが出来る物語――。
    作者より
    これがデビュー作になります。
    ニュースなどで気分が落ち込んだ時に読んでほっこりしてもらえたらいいな、と思いながら書きました。
    ベタ甘大好きです。

    『親友に好きな人を奪われた私は運命の相手を見つけることができました(1)』には「一章 好きな人と親友が婚約した 四人の出会い」~「一章 好きな人と親友が婚約した 男側の事情」(前半)までを収録

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