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『実用、伊藤 薫』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • シリーズ106冊
    7042,090(税込)

    1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋の「釣りもの」。

    北海道から東北、中部、山陰、九州まで15本のヤマメ釣りの名川を、芦沢さんが詩情ゆたかに書きあげた川の物語。芦澤 一洋さんが愛した川のガイド。

    1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋の「釣りもの」。

    北海道から東北、中部、山陰、九州まで15本のヤマメ釣りの名川を、芦澤さんが詩情ゆたかに書きあげた川の物語。芦澤 一洋さんが愛した川のガイド。

    私の釣りは漁ではない。かといって、スポーツでもない。
    数字を示す必要など、どこにでもないではないか。
    私にとっては、どんな山女魚にも価値がある。
    対手は、森と川と山女魚、あまりに偉大だ。
    私は旅人として、山女魚の里の風景、そのすべてを瞼の奥に焼きつけたかった。

    【収録河川】
    北海道尻別川
    岩手県志戸前川
    岩手県
    山形県鼠ヶ関川
    福島県黒谷川
    福島県鱒沢川
    山梨県芦川
    山梨県雨河内川
    富山県小矢部川
    岐阜県跡津川
    岐阜県高原川
    岐阜県小八賀川
    島根県高尻川
    宮崎県鹿川
    熊本県緑川

    川の位置情報がわかる日本地図や当時の川や芦澤 一洋さんの写真もお楽しみいただけます。
  • 八甲田山雪中行軍事故とその後、 すなわち生存者たちのその後の運命、直後の5連隊の耐熱行軍、そして1904年の日露戦争など。
    冬の戦争の悲惨さを描き当時と変わらない軍隊の体質など、雪中行軍から何も教訓を得られていない点を明らかにする歴史ノンフィクション。

    雪中行軍とその2年後に勃発した日露戦争悲惨な「冬の戦争」の実態が暴かれる。

    ・目的地、目標など計画立案の杜撰さ
    ・凍傷予防の衛生教育の不備と不徹底
    ・糧食の凍結への対処法の欠如
    ・兵站支援の不備と欠如
    ・指揮命令系統の不統一と混乱

    「冬の戦争」に、生かされなかった教訓の数々。

    数少ない生存者たちの証言と上級指揮官たちのその後の行動から、
    日露戦争と大量遭難の真相に迫る歴史ノンフィクション。


    1902(明治35)年1月、雪中訓練のため、青森屯営を出発した歩兵第5連隊第2大隊は、八甲田山中で遭難し、将兵199名を失うという、歴史上未曾有の山岳遭難事故を引き起こした。

    のちに新田次郎の小説『八甲田山 死の彷徨』や映画『八甲田山』がともに大ヒットしたことで、フィクションでありながら史実として定着した感が強い八甲田山の雪中行軍。
    その点に危機感を抱いた著者は、いくつかの疑問を明らかにし、新たな事実を掘り起こして前作『八甲田山 消された真実』を著わした。

    今回はその続編として、雪中行軍の2年後に勃発した日露戦争との関連性と類似性に注目し、八甲田山の悲劇と悲惨な冬の戦争の実態に言及する。
    内容は、雪中行軍の生存者たちの証言とその後の彼らの歩んだ生涯、汚点回復のため津川連隊長が執心した半年後の岩手耐熱行軍、そしてついに日露戦争へと突き進む。

    完璧な要塞と言われた旅順への総攻撃と二〇三高地の激戦、無能無策な第三軍の戦いに怒った友安旅団長、そして判断を誤った立見師団長の黒溝台会戦など、雪中行軍の上級指揮官たちの日露戦争での行動が明らかとなる。

    八甲田山の悲劇からなんの教訓を得ることもなく、悲惨な冬の戦争が繰り返され、多くの将兵たちが犠牲となったのである。

    目次
    第1章 雪中行軍の生存者たち
    第2章 津川連隊長、窮余の岩手耐熱行軍
    第3章 旅順総攻撃
    第4章 友安旅団長の二〇三高地
    第5章 歩兵第五連隊の出陣と八甲田山追憶
    第6章 判断を誤った立見師団長の黒溝台会戦
    第7章 冬の戦争と雪中行軍
  • 「天は我を見放したか」という映画の著名なフレーズとは大違い、新発見の事実を丹念に積み重ね、青森第5連隊の悲惨な雪行行軍実態の真相に初めて迫った渾身の書、336頁にもわたる圧巻の読み応え。

    「天は我を見放したか」という映画の著名なフレーズとは大違い、新発見の事実を丹念に積み重ね、青森第5連隊の悲惨な雪行行軍実態の真相に初めて迫った渾身の書、336頁にもわたる圧巻の読み応え。

    1902(明治35)年1月、雪中訓練のため、青森の屯営を出発した歩兵第5連隊は、八甲田山中で遭難、将兵199名を失うという、歴史上未曾有の山岳遭難事故を引き起こした。
    当時の日本陸軍は、この遭難を、大臣報告、顛末書などで猛烈な寒波と猛吹雪による不慮の事故として葬り去ろうとした。1964年、最後の生き証人だった小原元伍長が62年間の沈黙を破り、当時の様子を語ったが、その内容は5連隊の事故報告書を疑わせるものだった。地元記者が「吹雪の惨劇」として発表、真実の一端が明らかにされたものの、この遭難を題材にした新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』(1971年、新潮社)と、映画『八甲田山』(1977年、東宝、シナノ企画)がともに大ヒット、フィクションでありながら、それが史実として定着した感さえある。

    著者は、その小原元伍長の録音を入手、新田次郎の小説とのあまりの乖離に驚き、調査を始めた。
    神成大尉の準備不足と指導力の欠如、山口少佐の独断専行と拳銃自殺の真相、福島大尉のたかりの構造、そして遭難事故を矮小化しようとした津川中佐の報告など疑問点はふくらむばかりだった。
    そこで生存者の証言、当時の新聞、関連書籍や大量の資料をもとに、現場検証をも行なって事実の解明に努めた。
    埋もれていた小原元伍長証言から事実の掘り起こし、さらに、実際の八甲田山の行軍演習、軍隊の編成方法、装備の問題点など、軍隊内部の慣例や習性にも通じているの元自衛官(青森県出身)としての体験を生かしながら執筆に厚みを加えた。

    新発見の事実を一つ一つ積み上げながら、「八甲田山雪中行軍」とは何だったのかその真相に迫った渾身の書、336頁にもわたる圧巻の読み応え。

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