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『実用、双葉文庫』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全67件

  • 時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正時代を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったが――令和と大正、時を超えた恋の行方は? 「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作!
  • 693(税込)
    著者:
    星野舞夜
    著者:
    いしき蒼太
    著者:
    しなの
    著者:
    水上下波
    著者:
    橋爪駿輝
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    「さよなら」というメッセージを受け取って駆けつけると、彼女はマンションの屋上、フェンスの外に立っていた。出会った瞬間に一目ぼれした僕は、死神が呼んでいると語る彼女を引きとめようとするが――。(「タナトスの誘惑」)「小説を音楽にするユニット」YOASOBIの楽曲『夜に駆ける』『あの夢をなぞって』『たぶん』『アンコール』『ハルジオン』の原作小説を収録!
  • 「家族だから幸せなわけじゃない。野原家だから幸せなんだ! 」「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか!?」などなど、ご存じ『クレヨンしんちゃん』の父ちゃん・野原ひろしの名セリフを映画、TVアニメ、原作コミックから集大成。当たり前のことを毎日続けるってすごい! 等身大の父親・野原ひろしによる珠玉の名言集。

    ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • ひとりで死に、長期間誰にも発見されることのない、孤独死。今後日本で100万人規模での発生が予想されている。孤独死が起こった現場はどうなるのか、残された遺族は何を感じるのか、故人が抱えていたものとは……。著者が実際に特殊清掃に同行した壮絶なルポとともに、現代を生きる私たちが孤独死を防ぐためにはどうすればいいかを探る。
  • 825(税込)
    著者:
    山本草介
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    ミドル級のB級ボクサー・米澤重隆は年齢制限による引退が迫っていた。現役を続けたるためにはチャンピオンになるしかなく、無謀な挑戦を始める。リミットはたった9か月。予想に反して次々と勝利を収めて東洋太平洋ランカーになると、誰もが奇跡を期待し始めた。強いパンチもスピードもない。愚直にボディを打つしかないのに、その拳から目が離せない。熱すぎるノンフィクションが待望の文庫化!
  • 恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表をつとめる著者はこれまで1200人以上の失恋話や恋愛相談に耳を傾けてきました。女性からのお悩みに頻出するのが、不可解な言動を無自覚にくり返す男性たちのエピソード。人の話を聞かない、謝らない、すぐに不機嫌になる、話し合いができない……彼女たちをイライラモヤモヤさせている「男性のあるある行動」を20のテーマに分類、背景をひも解くことで見えてくる「オトコらしさ」の問題点とは? 男女の「わかり合えない」を乗り越えるヒントが詰まった必読書!
    ※本作品は2019年7月、晶文社より刊行されました単行本を文庫化に際し、加筆修正をしたものです。
  • 748(税込)
    著者:
    戸田奈津子
    著者:
    金子裕子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    映画字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子。生後まもなく戦争で父を亡くし、ずっと母娘二人三脚で生き抜いてきた。戦争に翻弄された少女時代、激動の昭和に映画を追い続けた青春時代、字幕翻訳者になる夢を諦めずに努力した20年にも及ぶアルバイト時代、40歳を超えてから夢を掴み年間50本もの字幕翻訳をこなした洋画黄金時代…。人生のほとんどを“映画=夢”に捧げて独身を貫き、大好きな映画とともに生きた彼女、多くのハリウッドセレブ達との華やかな交遊録も交えながら、その波乱万丈な人生に迫る自伝的エッセイ。
    2022年に通訳を引退、『トップガン マーヴェリック』で来日したトム・クルーズとの知られざるエピソードも新たに収録。

    ※本作は文庫化に際し、2014年刊行の単行本に加筆修正を加えたものです。
  • 森祇晶率いる西武ライオンズと、野村克也率いるヤクルトスワローズが、日本一をかけて戦った1992年、1993年の日本シリーズ。のちに“史上最高の名勝負”とも称されるこの試合は、両年とも第七戦までもつれ込む大接戦に。その裏では、捕手出身の名将二人による激しい駆け引き、そして頭脳戦が繰り広げられていた――。森祇晶、野村克也をはじめ、50名を超える関係者の証言から、2年間全14戦の激闘を振り返る傑作ノンフィクション!
  • 約700名の力士がいるなか、十両になれれば成功者と言われる大相撲の世界で、ほぼ頂点を極めた大関。そして、上には目指すべき横綱という地位がある……。大相撲において、大関とはどんな存在か? 大関という高みから見える景色は? そして、その重圧は? 本書では大関経験者23名の人気力士から話をきいた。
  • 好きで堪らない彼女に別れを告げてしまった男性書店員の「未練」。ギャンブルですべてを失い“看板”として道端に立つ男のささやかな見栄「街のサンドイッチマン」。妻が産んだのは他人の子。それでも父親になりたかった夫の告白「ああ、なんてみじめな」。留学の二日前に愛娘を殺害された両親が語る在りし日の姿「娘は二十一のまま」。消えぬ後悔を胸に、それでも人は今を生きている。市井の人々の声に耳を傾け、リアルな姿を描き続ける著者の傑作ノンフィクション・コラム19編。(『こころ傷んでたえがたき日に』を改題して文庫化)
  • それは『オレたちひょうきん族』が終わり『ガキの使いやあらへんで!!』が始まった年。それは『ザ・ベストテン』が『みなさんのおかげです』に追い落とされた年。そんな〝平成のバラエティ番組〟の礎が築かれた、1989年。タモリ、明石家さんま、ビートたけしのBIG3、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンらお笑い第3世代他、多くの芸人とテレビマン、それぞれの青春時代を膨大な資料から活写した、彼らと僕とあなたの群像劇。
  • 「ちょっと待って、それ本当に必要ですか?」実は、それがなくても生きてはいけるかもしれない。でも、使わなくても「買う」ことで精神のバランスがとれることもある。「ちょっと早めの老い支度」を気にしつつも、小さなもの(引き出しのつまみ)から大きなもの(ドラム式洗濯機)まで、やっぱり購買欲は健在なり。綿密に調べ尽くして購入しても九割は失敗してしまうけれど、買い物は人生そのもの、自分だけのエンターテインメントでもある。お上品な毒舌が冴え渡る、大好評お買い物エッセイ第5弾。いよいよファイナル!
  • 660(税込)
    著者:
    竜兵会
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    中野界隈で夜な夜な飲んだくれているだけの芸人集団「竜兵会」。しかし、そのメンバーは土田晃之、有吉弘行、劇団ひとり等、いまのバラエティ番組には欠かせない売れっ子ばかりである。実は竜兵会は単なる飲み会ではなく、サラリーマン諸氏の行なうノミニケーションと経営戦略会議を兼ねた場だったのだ! 大人気トークバラエティ『アメトーーク!』でもたびたび取り上げられる、不況を生き抜くためのバカイイ話満載、サラリーマンなら必読の一冊!
  • 新婚の息子をひき逃げ事故で亡くした父親、希望退職を迫られた会社員が胸にしのばせるお守り、アルコール依存症の母親を許せなかった息子の後悔、夭折した部下に元上司が送り続けるファクス……あなたの隣にいるかもしれない、“普通の人々”が心の中に持つ特別なドラマ。人は苦難に陥ったとき、何を心の杖として立ち上がるのか。暗闇に希望の灯りがともる瞬間を切り取った珠玉のノンフィクション・コラム。(『こんな日もあるさ』を改題して文庫化)
  • 『冩樂』『廣戸川』『白隠正宗』『十六代九郎右衛門』『仙禽』。親の代からの「負の遺産」とともに代々続く酒蔵を継いだ若き蔵元5人。彼らはいかにして過去のしがらみから抜けだし、窮地だった経営を立て直し、最終的に「日本酒ブーム」を作り上げたのか。あくなき挑戦心、そして酒造りへの情熱。彼らを定点観測してきた著者が5人の熱い思いに迫る。
  • 858(税込)
    著者:
    下川裕治
    著者:
    広橋賢蔵
    著者:
    中田浩資
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    温泉大国の台湾。日本人観光客にも人気が高い有名温泉のほか、地元の人でにぎわうローカル温泉、河原の野渓温泉、冷泉など種類も豊か。さらに超のつくような秘湯が谷底や山奥に隠れるようにある。著者は、水先案内人である台湾在住の温泉通と、日本から同行したカメラマンとともに、車で超秘湯をめざすことに。ところがそれは想像以上に過酷な温泉旅だった……。台湾の秘湯を巡る男三人の迷走旅、果たしてどうなるのか。体験紀行とともに、温泉案内「台湾百迷湯」収録。
  • 食の都・高雄からスタートして、台南~台中~新竹~台北~花蓮~台東~高雄と、台湾を鉄道でぐるっと一周。主要駅間の見知らぬ駅で途中下車して、ローカル食堂や市場、廟前の屋台で絶品料理&スイーツを味わい、地元の人々と触れ合う――。台湾グルメと途中下車の旅の魅力をたっぷり伝える紀行エッセイガイド。待望のシリーズ最新刊!
  • 三代目山口組・田岡一雄組長が戦後、山口組全国進攻の先兵として、「庶民に娯楽を」の名目で立ち上げた伝説の興行会社「神戸芸能社」の栄光の軌跡とその終焉を初めて描いた本作品。美空ひばり、鶴田浩二、田端義夫といった大物芸能人と田岡組長との知られざる関係が多くのエピソードと共に綴られている。歴史的資料となる戦後芸能史。
  • 沖縄の離島勢としてはじめて、甲子園に出場した日本最南端の高校・八重山商工。選手たちは全員島出身で、小学校の頃から伊志嶺監督の厳しい指導を受けてきた。「八重山から甲子園」という夢の実現を描いたノンフィクション、待望の文庫化!
  • 2017年に刊行された書籍を増補改訂して文庫版に再編集。退位の意向を示された陛下の「おことば」が大きくクローズアップされましたが、震災直後などこれまでも折にふれ、そのお人柄がよくわかる印象的なお言葉を発せられてきました。天皇に即位されてからはもちろん、皇太子時代までさかのぼり、発せられた背景の解説とともに紹介します。
  • ますます便利になった通販。時間をかけて吟味してポチったものの果たして結果は……!? かといってリアル店舗で購入すれば必ず成功というわけでもなく。失敗しても得しても、やっぱりお買い物は楽しい。「わかるわかる!あるある!」がここにある。好評、お買い物エッセイシリーズ第4弾!
  • 大谷翔平がアメリカ中を熱狂させた2018年。そのおよそ半世紀前、同じ「ショーヘイ」の名を持つ男が全米にその名を轟かせていた。男の名前は、ショーヘイ・ババ。巨人軍に入団する高い身体能力を持っていた馬場は、プロレスの本場・アメリカでその才能を大きく開花させる。そして1964年2月、NWA、WWWF、WWAの世界三大タイトルに連続挑戦という快挙を成し遂げる。巨体にコンプレックスを抱き続けた男が、自らの力でそれを乗り越える。マットの上で人生を戦い抜いた男の旋風ノンフィクション!
  • 583(税込)
    著者:
    佐川光晴
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    毎日、作業場で牛をさばいている理由? この仕事が体質と共働きに合っているからだ。でも、世間は「理由」を知りたいらしい──「生活の設計」。そして、元アングラ劇団員が山谷や中南米に身をおきながら、不器用に社会との接点を求めてゆく姿を描いた「虹を追いかける男」を収録。普通に生きることの困難をみつめ、その中にある光を浮かびあがらせた傑作二編。
  • 572(税込)
    著者:
    飛騨俊吾
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    あるきっかけから殺処分寸前の犬「小夏」を引き取った真央。仕事も恋もうまくいかない毎日に、小夏がリズムを与えてくれる『ニューサマーオレンジ』。野良猫「麦」と暮らす夫婦に訪れた試練。生への希望と儚さを描いた『麦ねこ』。人間に寄り添う「小さな命」との温かくも穏やかな日々を描く中編小説二編を収めた感動の物語。
  • 将来に漠然とした不安を抱え、代わり映えのしない日常には飽きている。そんな、ちょっとお疲れ気味の中高年に手にとってほしい、少し勇気を出して、新しいことにチャレンジする物語。40半ばの井本正美は、近所に洋風のあしらいのあるかわいい古民家を見つけ、そこを間借りして土日限定のおにぎりカフェを開くことを決意する。家主のムツさんはまさに「おばあちゃんの知恵袋」といった人で、おいしい焼きおにぎりの作り方、100年続くぬか床など、正美の目を輝かせてくれる。独身で特に趣味もない正美だったが、俄然「週末の人生」が変わり始めた――。『カフェ、はじめます』を文庫化に際して改題。
  • 713(税込)
    著者:
    こかじさら
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    「社長があなたを嫌っているから」と、25年勤続にもかかわらずいきなりリストラされたかすみ。プライドはずたずた、崖っぷちに立たされたかすみが這い上がるきっかけは、東京マラソンの沿道で縁もゆかりもないランナーたちを応援する友人の姿だった――。独身アラフィフ、無口な夫との生活に飽き飽きしている専業主婦、社内で「客寄せパンダ」的にしか振る舞えない中堅女性社員。それぞれが「人を応援すること」を通し人生を見つめ直していく連作短篇集。読めば元気が出る、疲れた心に贈る栄養剤小説!
    ※本電子書籍は2016年2月に講談社より刊行された『アレー! 行け、ニッポンの女たち』を加筆修正して改題、文庫化したものです。
  • 真理奈は進路に悩む高校三年生。母方の祖母である清ばあは惚けが進み、父とその両親は家でゴロゴロ。友人との三角関係にまで巻き込まれた真理奈の前に、母方の祖父である晴じいが愛車ハーレーに乗って豪快に現れた。晴じいに連れ出された真理奈の旅の行方は!? 人情ものの名手が涙と笑いに包んで贈る家族小説の傑作!
  • 花は桜木。男はジョニー。人間になりたかったちっぽけで孤独な探偵ウサギ、ジョニー・ラビットのもとに舞い込んだ失踪兎の捜索依頼。単純に見えた事件は思わぬ展開をみせ、やがてジョニーは仇敵の待つ人間の街に――。ユーモアとペーソス溢れるハードボイルド。
  • 638(税込)
    著者:
    春口裕子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    意地悪な女、意地っ張りな女、イジイジした女、イジらしい女、イジくる女……世の中には「イジ女」がたくさんいる。女性の悪意を書かせたら随一の著者が、女社会のリアルシーンをこれでもかと描き込み、チクチクする気持ちを炙り出す。怖くて楽しい短編集。
  • シリーズ3冊
    495968(税込)
    著者:
    武豊
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    87年にデビュー以降、日本競馬の歴史と記録を塗り替え続けている勝負師の著書が待望の文庫化。大舞台での想像もできないようなプレッシャーに打ち勝つための考え方から名馬との思い出まで。名手のすべてがわかる一冊。
  • 高校3年生の達大は医学部進学をめざし、サッカー部引退後は受験勉強に励む毎日だ。そんなある日、彼は級友の喫煙を学校側に密告した。その行為は達大自身や周りの日常を大きく変えてゆく。18歳の少年が本当の「大人」になるための、挫折や心の揺れ、そして新たな出発を描く成長小説。
  • 572(税込)
    著者:
    南綾子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    婚活パーティで出会った、メーコ・カワイ・サモさん・成田屋。仕事や性格はそれぞれ違えど、婚活市場で戦友として闘っている。4人には恋愛がうまくいかない決定的な欠点がある。恋に臆病すぎるメーコ、性に奔放すぎるカワイ、高齢処女で恋愛経験がまったくないサモさん、バリキャリで隙を見せない成田屋――互いの姿を見て、自分が本当に欲しいものは何なのか、少しずつ前進していく。婚活や恋愛でうまくいかない全女性に贈る大人の青春小説!
  • 561(税込)
    著者:
    朱川湊人
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    直木賞作家が描く、切なくて激しい純愛小説集。みつばち・金魚・トカゲ・猿・孔雀をモチーフにした恋愛を描きますが、甘い蕩けるようなものではない。重く・強い、読み手の心を鷲掴みにして離さない短編集。
  • 506(税込)
    著者:
    桜井鈴茂
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    失業中の吉永シロウは、昔のバンド仲間であるドラムとふたり暮らし。ある深夜、突然気づく。「俺は、ヘリ(水際)に立っている!」。人生の崖っぷちに一念発起、シロウはドラムに勧められるがままに小説を書きだすのだが…。ポップでロックな青春小説。
  • シリーズ2冊
    572583(税込)
    著者:
    下川裕治
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    バックパッカースタイルの旅取材を通して、東南アジア各国のローカル鉄道に長年乗ってきた著者。あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。短い盲腸線を行ったり来たり、降りたら誰もいない真っ暗な駅で呆然としたり、時刻表にも載ってない謎の路線を求めてさまよったり。ディープでほっこりするアジア目線で綴った、東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。
  • 2003年4月5日。桜が咲き乱れる東京を、6人の男女がさまよっていた――。子猫を隠れて飼うロッカー、恋人との別れに怯えるレズビアン、セックス中毒の経営コンサルタント……。破格のスタイルとドライヴ感溢れる文章で、人間の純粋さと弱さ、痛ましい希望を描いた現代日本文学。「アヴェ・マリア」も併録。
  • 495(税込)
    著者:
    中島さなえ
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    ラボから脱走した「わるいうさぎ」、穴に挟まった饒舌な「ねずみ」、""夜の当番""をさせられる「たぬき」、猛獣を愛し、食べられたいと願う「うさぎ」、生き別れた母を捜す「とり」──彼らがいる世界は、どこかで少しずつ繋がっている。切なさに涙があふれる大人の童話集。
  • 671(税込)
    著者:
    森浩美
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    「お父さんが小学生のときはな……」父が息子に誇りたい、昭和46年のひと夏――小五の文弘は、祖父から町に不発弾が埋まっている話を聞く。様々な家庭の事情を抱えた仲間四人で、不発弾探しを始めるが。「家族の言い訳」シリーズをヒットさせた著者が描く、懐かしく爽やかな青春小説。
  • 昼寝とデートに明け暮れながらも、なぜか依頼人を次々と満足させる凄腕の復讐屋、成海慶介。婚約破棄されたお嬢様や暴走老人など、恨みを晴らしたい人々が今日もそのドアを叩く。押しかけ秘書の美奈代を従え、きょうも気怠く優雅な復讐劇が幕を開ける――。痛快リベンジコメディ!
  • 539(税込)
    著者:
    佐川光晴
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    母校の中学に校長として着任したシバロクこと柴山緑郎。問題山積の学校を建て直すために、異例の若さで抜擢されたのだ。だが、校内でタバコの吸い殻が見つかり、ある女性教師は自殺未遂を起こす。教師たちは日々、激務に追われ……。学校が抱える問題を浮き彫りにしながら、生徒、教師、そして校長自身が成長してゆく姿を清々しく描く。
  • 506(税込)
    著者:
    角田光代
    イラスト:
    松尾たいこ
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」――。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切り取った12編。贈られた記憶がせつなくよみがえり、大切な人とのつながりが胸に染みわたる。待望の文庫化!
  • 660(税込)
    著者:
    塩田武士
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    芸人になることを諦めた池上省吾は、便利屋でアルバイトをしていた。ある日、古びたボクシングジムの前で佇む女性を見かける。聞くと、ジムに立ち退きを迫っているらしい。一枚かんで金儲けをしようとジムに通うようになる省吾だが、そこでひとりの若いボクサーと出会い、ボクシングに魅力を感じ始める。やがて省吾自身の中であることが……。『罪の声』の著者が、綿密な取材を重ねて描いた意欲作。息を詰めるボクシングシーンや人物の深い心理描写はまさに圧巻!
  • 572(税込)
    著者:
    岡部えつ
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    緑川千春は食品メーカーの子会社の広告代理店に働く37歳。仕事や恋愛に心をすり減らされる日々に、疲れはもう限界だ。かつての恋人が教えてくれた、千春のとっておきの癒し場所、日本酒バー『drop』。お店で出会った人々との交流の中で、千春は新しい道を探し、進んでいく。『残花繚乱』、小説版『?を愛する女』で話題の著者による、自活する女性の苦悩、決断、努力……それに伴う内面の葛藤を丹念に掬いとった長編小説。
  • 704(税込)
    著者:
    森沢明夫
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    最後の1ページまで切ない――人生の岐路に立つ若者の、ひたむきな恋と決断の物語。愛猫を亡くしたばかりの立花明海は古本屋で自己啓発本を買った。中には「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていて、自分がもっとも心を打たれたフレーズには傍線が。明海は思い切ってあかねにメールしてみるが……。2018年9月映画公開。
  • 594(税込)
    著者:
    椰月美智子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    夏休み、征人は息子の加奈太を誘い、故郷の島にやってきた。征人はたちまち30年前の日々に引き戻され、加奈太はキャンプに参加する。飛び込みに熱中し、ケンカで殴り合い、自意識を持てあまし、初恋に身を焦がし、友情を知り、身近な死に直面する……。思春期の少年が、心身すべてで感じとったものを余すことなく描いた成長物語。
  • 涙の再会、微笑ましいスレ違い、喜びの因縁……。バイクとツーリングを通して描かれる人間模様、人(ひと)が旅(たび)する意味と人情の機微を掬い上げる珠玉の短編集。単行本未収録の7編を文庫化に際し追加収録。
  • 517(税込)
    著者:
    せきしろ
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    無人島に週刊大衆しかない!――テレビもない、ラジオもない、車は一切走ってない。あの村より何もない場所。ここは無人島。茫洋と広がる海辺に取り残された男がひとり。傍らには、何故だか“キング・オブ・週刊誌”の『週刊大衆』が一冊。“無気力文学”の鬼才が描く、徹底的に何も起きないサバイバル小説。カンカンと照りつける太陽の光と、『週刊大衆』の表紙の煌びやかな色彩の果てに、彼は何をみるのか。又吉直樹氏主演によるまさかの映画化で奇跡の文庫化。
  • 583(税込)
    著者:
    竹内真
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    有人と風香は中学の吹奏楽部でアルトサックスを吹く恋人同士。高校でも共に全国を目指そうと、名門・旺華高校を揃って受験した。が、有人がまさかの不合格、吹奏楽部がない羽修館学園に進学する羽目に……。一方、風香は全国大会金賞常連の名門の洗礼を入学早々に浴びてしまう。前途多難な恋と吹奏楽への情熱をハートフルにコミカルに奏でた青春組曲。
  • 583(税込)
    著者:
    花村萬月
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    過食嘔吐を繰り返す小説家志望の自称モデル・宮島弥生を描いた、花村萬月の超問題作『浄夜』。その作品の登場人物だった舎人憲夫の”M”を描いた本作は、虚構と実像のあわいを行き来する哲学的小説でもある。
  • 盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が弘前の旧家にいるという。明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った。大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師、ふたりの長い闘いがはじまった――。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者、渾身の感動傑作!
  • 594(税込)
    著者:
    眉村卓
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    外との接触を拒むかのように、町の入り口に位置する「峠」。就職し赴任したひなびた町で、閉塞感に包まれながら、若き日々を過ごした男は、久方ぶりに町を訪れた際に、「峠」で不思議な感覚にとらわれる――長年活躍し、齢八十を超えた現在も健筆を振るう著者の自伝的要素を含む「峠」ほか、人生の夕焼けを生きる者たちの存念や悲哀を物語に綴った、渾身の書き下ろし短編集。
  • 528(税込)
    著者:
    浅田次郎
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    奥多摩の御嶽山にある神官屋敷で物語られる、怪談めいた夜語り。著者が少年の頃、伯母から聞かされたのは、怖いけれど惹きこまれる話ばかりだった。切なさにほろりと涙が出る浅田版遠野物語ともいうべき御嶽山物語。
  • 473(税込)
    著者:
    柚木麻子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    「アッコちゃんシリーズ」第二弾、待望の文庫化! 澤田三智子は高潮物産の契約社員として、シャンパンのキャンペーン企画チームに入っているが、会議は停滞してうまくいかない。そこに現れたのが黒川敦子女史、懐かしのアッコさんだった。イギリスでティーについて学んできたというアッコさんが、お茶とお菓子で会議の進行を激変させていき――!?表題作ほか、「メトロのアッコちゃん」「シュシュと猪」「梅田駅アンダーワールド」を含む全4編を収録。
  • ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
    近場の海外旅行先として人気トップを走る台湾。旅の楽しみのひとつが、朝粥、小籠包、魯肉飯、マンゴーかき氷…など、台湾グルメの食べ歩き。本書では、台湾の食べものをジャンル別に、写真とキャプションで図鑑や百科事典のように、わかりやすく紹介。お店での注文の仕方や食べ方、素材や料理法、その発祥の物語、さらに美味しい店の情報なども掲載。旅の予習&復習から、現地で持ち歩くサブガイドとして実用性の高い1冊。初心者からリピーターまで、大満腹まちがいなし!
  • 2012年秋、しっかり者だった妻が認知症と診断された。ドラえもんだった自分を忘れてしまった妻、大山のぶ代と、妻の介護に徐々に追いつめられる夫、砂川啓介。老々介護の現実を赤裸々に綴り話題を集めた本書がついに文庫化。出版後、夫は癌を患い、妻は老人介護施設へ……。夫妻の今を綴った「その後の2人」も特別収録。
  • 506(税込)
    著者:
    土田晃之
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    ひな壇では必ず強い存在感を示し、MCから絶大な信頼を得る土田晃之。ポジション取りの巧さに加え、趣味の知識、トーク技術、プレゼン能力の高さなど、土田氏の武器はそのままビジネスマンが身につけたい要素ばかりだ。しかし、土田氏はすべて「見せる技術」だという。果たして、『分かってるな』と思われるテクニックは? プレゼンにおいて大事なものは? トークのプロである芸人が「話し方」について説いた必携ビジネス書!
  • 1997年のシリーズ発売から15年以上、30刷を超える超ロングセラー「うちのお寺は浄土真宗」を文庫化。元となるA5判のシリーズを簡潔に読みやすく徹底的に再構成。宗派の歴史から仏事作法・行事などの実用まで、浄土真宗に関する必須情報を一冊にまとめます。「我が家の宗教を知る」文庫シリーズ第1弾です。
  • 入学試験、就職・転職や資格試験など、受験は人生を左右する一大イベント。そんな時にぜひ知っておきたいのが、合格祈願の神様だ。合格祈願といえば菅原道真が有名だが、日本全国の神社には、他にもそれこそ多様多才の頼りになる神様たちがいっぱいいる。本書では学力向上に強力なパワーを発揮する神様はもちろん、科目別・分野別の神様までを徹底紹介! さらに音楽・美術・芸能・スポーツの上達と才能開花にご利益のある神様も続々登場! 日本各地の霊験あらたか神社ガイドつき。
  • 539(税込)
    著者:
    岸本葉子
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    そりゃ欲しがりませんよ、「知るまで」は! これがあったら生活がもっと素敵なことになるのでは!? 知ってしまったら頭から離れない! 注文に進むまで、笑ってしまうほどの入念な調査を経て、それなのに失敗しちゃってまたひと笑い。お掃除ロボット、オイルヒーターなど話題の商品にも果敢に突撃!! 結果は本書で! ファン待望の買い物エッセイ、文庫化最新刊!

  • 「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための教養を、余すところなく披瀝。今もっとも注目すべき文系芸人による初の新書登場。90年代黄金期の週刊プロレスや、I編集長時代の週刊ファイトなどの“活字プロレス”を存分に浴びた著者による、“プロレス脳”を開花させるための超実践的思想書。文庫版のみ収録の対談など含めて、待望の文庫化!

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