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劇団態変が年3回発行してきた異文化クロスの情報誌「イマージュ」のバックナンバーで、売り切れ（残部僅少）の号を電子書籍化していきます。
2015年春に発行の61号では、近年悪質化の一途をたどるレイシズムとの闘いを特集としました。

【内容紹介】
クロスオーバー談義●中村一成×金滿里　「ヘイトの嵐を踏み越え　そして、その先へ」
小学生をターゲットに行われた残酷極まりないヘイトクライム「京都朝鮮学校襲撃事件」のルポを執筆された中村一成氏との対談。
特集●レイシズムにNo！
「反ヘイトスピーチ裁判」傍聴記　/邊玲奈
関連書籍紹介
『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件』『九月、東京の路上で』『ヘイト・スピーチの法的研究』『＃鶴橋安寧』『いじめ・レイシズムを乗り越える「道徳」教育』
［キネマ・イマージュ］ パッチギ！

［酒と食いもんのエッセイ］(3) マッコリのビール割り　/李信恵
［福森慶之助の詩］　河
［さなぎダンス企画］ ダンスと生への通底口　～さなぎダンス＃６をふりかえって　/上念省三
［イラスト＆エッセイ］ 伊祖からとどく風９　/メラミキコ

［劇評●「ルンタ 〜いい風よ吹け」］ ルンタ ー舞踊家の視点　/サイトウマコト
［金滿里のページ］ 金滿里の身体表現論 第二章 覚醒する身体 重力・２大地、氣
「抽象身体表現演劇」とは、いいかえれば、「宇宙降臨演劇」の追求であった　――劇団「態変」の演劇思想の軌跡３　/清眞人

劇団態変の活動をコアにして、様々な異文化がクロスする場を創り出そうと1994年から年3回ペースで刊行を続けてきました。
紙に印刷された形態にこだわりがありましたが、売り切れとなったバックナンバーを順次、電子書籍として復刻していこうと考えました。
1996年・春のvol.6のメイン記事は、2020年12月20日に逝去された梁容子　ヤン・ヨンジャさんと態変座長・金満里との対談。2021年4月刊行の79号では梁容子追悼特集を組んでいますが、それとリンクして是非ともお読みいただきたい対談です。