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『実用、社会、幻冬舎メディアコンサルティング』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全69件

  • 避けられない親の「老い」……
    いずれ直面する介護問題を少しでもラクにする「介護の基礎知識」

    要介護と要支援の違いから、介護を始めるために必要な手続き、
    介護をラクにする制度の利用方法まで……
    地域包括支援センターを統括するベテラン医師が分かりやすく解説。
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    親がまだ若くて元気だと、介護なんてまだまだ先のことだと考えてしまいがちです。しかし、認知症の発症や転倒による骨折、入院といったことがきっかけで、ある日突然介護が必要になるということは、決して珍しい話ではありません。日本では介護の負担を減らす助けとなる制度が充実していますが、いざというときにそれらを適切に利用するためにも、利用できるサービスの種類や手続き方法などを知っておく必要があります。
    本書では、いままさに親の介護問題に直面している人はもちろん、いずれ訪れるその時に備えておきたい人に向けて、役立つさまざまな「介護の基礎知識」を紹介します。

    著者は地方都市でリハビリテーション病院の院長を務めるかたわら、地域包括支援センターを統括する理事長として、地域の高齢者が住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるサポートをしています。その経験を活かし、介護が必要になった際に家族がとるべき行動や、受けることのできる支援、サービスにはどのようなものがあるのか、地域包括支援センターがどのようにして高齢者やその家族を支援するのか、さらにその際の相談先や手続きについてなど、実際にあったケースをふまえて詳細に分かりやすく解説しています。

    大切な親と、自分自身の人生を守るために―親の介護を担う人が向き合う不安や困難に解決の道を示してくれる一冊です。
  • 学生運動の嵐吹き荒れし 懐かしき烈風の時代

    1972年の学費闘争から1975年の処分粉砕闘争まで、約50年の沈黙を破り、当時の体験が今、語られる——。
    東北大学で起こった学生運動とその歴史のありのままを綴った、貴重な記録。
  • 社会へ利益を還元し、
    地域の基幹産業となる——

    社会福祉法人の理事長が語る
    万年赤字を脱却するための正しい経営とは
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    社会福祉法人は、障がい者、高齢者、生活困窮者などに向けた福祉サービスを提供し、地域の安心・安全な生活を支える重要な存在です。人々が快適な生活を送るうえで欠かすことのできない地域の基盤ではあるものの、2021年度の福祉医療機構の調べによると、全国の社会福祉法人の約3割が赤字経営を続けています。

    著者は、障がい児・障がい者並びに高齢者向けなどの25の施設を経営しています。そのなかで、多くの社会福祉法人の赤字経営の背景には「奉仕の精神」を建前にして、従業員の待遇を無視した利用者ファーストな働き方にあると考えるようになりました。こうした自己犠牲に頼る経営では、従業員の離職が相次ぎ、サービスの質が低下する悪循環に陥ってしまいます。
    また、赤字であっても国や地方公共団体からの補助金に頼ることで経営自体が成り立つことも多くあります。加えて、放漫経営によるずさんな施設管理も重なることで、ますます経営は悪化してしまうのです。
    著者はこうした状況を打開するために、ヒト・モノ・カネという3つのポイントを重視した改革を実行しました。まず、待遇の改善によって従業員が働きやすい環境づくりに励み、さらに施設の拡充や、徹底的なコスト管理に努めた結果、黒字化を実現しています。
    本書では、多くの社会福祉法人が赤字経営に苦しむなかで、黒字経営にこだわり、事業拡大と地域への再投資を続ける著者の取り組みをまとめています。赤字経営を脱却したいと考える社会福祉法人の経営者にとって必読の一冊です。
  • 中国に戻ればエリート公務員の未来が約束される……
    それでも僕は日本の患者を救うことを決意した

    異邦の医師が地域医療を担う開業医に——
    患者に頼られるかかりつけ医を目指した40年の軌跡
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    本書は、日本の医療を学ぶために祖国を離れ、患者と向き合いながらひたむきに診療を続け、かかりつけ医として地域に根差した医療を提供してきた一人の中国人医師の軌跡を描いた本です。

    中国・上海に生まれた著者は、1984年に九州にある大学の医学部へ留学生としてやってきます。来日当初は、祖国とは違う日本の高度な医療を学び、その知識を活かして中国の医療に貢献したいと考えていました。しかし、大学院から医療現場に研修医として出た著者が目にしたものは、病院が遠方にあるために患者本人はもちろん、付き添いの家族も大きな負担を強いられている現状でした。中国よりも先に超高齢社会を迎えようとしていた日本において、適切な治療やアドバイスをする「かかりつけ医」として目の前の患者を常に身近で支えたい、という想いが強くなっていました。そうした強い使命感に駆られ、中国に戻らず日本で医師として活動していくことを決意した著者は2001年に自身のクリニックを開業し、以来、24時間365日、患者に頼られるかかりつけ医として地域医療に身を尽くしてきました。

    日本の医療に尽力してきた異邦人である著者は、今では地域患者にとって必要不可欠な存在となっています。遠く中国から海を渡り、日本の医療に貢献するため奔走してきた一人の医師による40年の記録をまとめた本書は、日本の地域医療でかかりつけ医に求められていることを、いま改めて考えるきっかけとなる一冊です。
  • 医療の主役は患者である

    命を尊び患者にとって最適な医療を実現する——
    中部国際医療センターの理事長が説く、
    医療人が取り組むべき「命の差」の解消
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    医療は誰のためのものなのか。
    「医師のための医療」になってしまってはいないか。

    本書は、医療の使命に向き合い地方都市の中核病院でさまざまな改革に取り組んできた医師による、日本の医療従事者に向けた提言書です。著者がこれまでに取り組んできた地方での医療改革の軌跡を紹介しながら、医療人としてあるべき姿を説いています。

    日本には国民皆保険制度をはじめとした優れた制度があり、「誰もが分け隔てなく優れた医療の恩恵を受けることができる」とされています。しかし著者は、病院や医師の都市部への集中をはじめとした医療資源の地域格差は依然として解消されておらず、患者が診療を受ける機会の平等を奪っているといいます。
    医療は患者を救うためのものであり、医療者側の都合で患者を選別し命に差をつけることがあってはならない——。
    すべての医療人は自らが「医療者ファースト」に陥ってはいないか見つめ直し、本来あるべき「患者ファースト」に立ち返るべきだというのが本書の主題です。

    現在、岐阜県で6つの医療・福祉施設を運営している著者が、自らの医療者としての姿勢に疑問のまなざしを向けたきっかけは自身ががんを患い入院した経験にありました。
    今から約40年前、脳神経外科部長として手腕を振るっていた著者は肝臓がんを患い、余命4カ月と宣告され入院を余儀なくされることとなりました。そこでの入院生活で、医師や看護師への遠慮からナースコールが押せなかったり、診断結果に意見が述べられなかったりという経験をしたのです。結果としてこの診断は誤りであったのですが、この入院生活を通して患者がいかに弱い立場であるかを身をもって思い知りました。
    医療を提供する側と、提供してもらう側の立場の差を嫌というほど実感し、自身も無意識のうちに医療者が上で患者は下と考える横暴な医師であったのではないかと気づかされたといいます。

    この経験から著者は医療者のあるべき姿に真摯に向き合うことを改めて誓い、その決意を行動に移してきました。その後20年余りの間に複数の病院を設立し、地方であっても患者が望む最適な医療を受けられるようにと最新鋭の機器導入や救急体制の整備を行いました。さらに社会福祉法人も設立し、医療と福祉の融合等に取り組んでいます。

    医療格差なき日本になるために——超高齢社会で一人でも多くの人が健康に安心して暮らせるための医療を目指す医療人にとって、道しるべとなる一冊です。
  • 小児から高齢者、障がい者まで
    地域住民すべての口の健康を守る!

    地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぎ、高度な治療ニーズにも対応
    「地域支援型多機能歯科診療所」の意義と役割を徹底解説!

    食べる、話す、呼吸するなど、生きるうえで欠かせない役割をもつ口の健康を保つことは、 健康寿命の延伸が叫ばれている現代において、最重要課題の一つだといえます。そのため、口腔機能の維持を担う歯科医の役割もこれまで以上に重要視されています。単にむし歯などの治療を行うだけではなく、生涯自分の歯で食べられるようサポートし、乳幼児から高齢者、全身疾患や障がいをもつ人まで、さまざまな患者の状態を考慮して適切な治療を提供することが求められているのです。 
    しかし、実際にそのような対応ができる歯科医院の数はまだまだ足りていないのが現状です。
    この問題を解決するために、各医療機関の連携(医科歯科連携、病院―診療所間の病診連携、診療所同士の診診連携、多職種連携)により機能を相互補完し、患者の多様な治療ニーズに対応しようという取り組みが進められています。そして、こうした動きのなかで期待されているのが、地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぐ役割を担う「地域支援型多機能歯科診療所(医療機関)」です。
    地域支援型多機能歯科診療所とは、歯科専門医による専門的な歯科診療や訪問歯科診療、全身麻酔や全身管理が必要な患者の歯科診療などを行う医療機関です。地域の歯科医院では対応できない全身麻酔下による集中歯科治療などを受け持つことで、各病院の負担を軽減する役割を担っています。
    地域支援型多機能歯科診療所では、歯科医師や歯科衛生士だけでなく多職種が連携しながら診療することができるため、専門性の高い治療を提供することができます。

    著者は広島県安芸郡で約130人のスタッフを擁する歯科医院の院長を務めており、日本歯科医学会が提唱する地域支援型多機能歯科診療所のモデルケースにも選定されています。
    そこで本書では、著者の医院での具体的な取り組みを例示しながら、地域支援型多機能歯科診療所の意義と果たすべき役割について解説しています。今後ますます重要性が増す歯科医療の未来について考えるきっかけとなる一冊です。
  • クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは

    開業から17年で7つのクリニックを展開
    香川県高松市の巨大医療グループに見る
    地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
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    都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
    地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。

    著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
    気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい——その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
    そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
    脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある——そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
    また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
    その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
    本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
    地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。
  • 大企業の人事マンはなぜ、
    安定した職を捨てて福祉の世界に飛び込んだのか?

    18施設、30事業所、スタッフ1300名超
    社会福祉法人理事長が考える、福祉の使命とは——
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    困っている人の役に立ちたい——著者は1978年、41歳で現在のJT(日本たばこ産業)を早期退職し、福祉業界に飛び込みました。
    以降、45年にわたって理想の福祉を追求し、設立した社会福祉法人は現在までに18施設、30事業所、スタッフ1300名余を抱えるグループに成長させています。
    この本は、そんな著者の軌跡を通して福祉の使命を提示しています。
    高校卒業後に入社したJTで人事労務を担当していた著者は、当時、働く女性を支援する制度が整っていない状況を憂い、一企業のなかでできることの限界を
    痛感しました。それがきっかけとなりJTを退職し、その後福祉事業の第一歩となる24時間年中無休の保育園を開園します。この保育園は地域ですぐに評判になり、
    いまでも多くの働く女性を支えています。
    保育が軌道に乗ってから著者が取り組んだのが介護です。高齢化が進むにつれて、高齢者が必要とする施設が十分に整っていないだけでなく、高齢者の多様化するニーズにこたえられていないと考えた著者は、1995年にケアハウスを開設するとともに社会福祉法人を設立します。それを皮切りにグループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームを次々と立ち上げます。
    さらに、著者の取り組みは施設運営にとどまらず、独居老人や老老介護の問題を解決すべく訪問介護や居宅介護支援にも及んでいます。常にその時代ごとに、社会に必要とされる福祉サービスを展開してきたのです。
    福祉は誰のために、どうあるべきか——著者の歩みは、常に理想の福祉の追求とともにありました。

    本書は福祉の現場で働きたいと考えている人や、社会福祉法人を設立しようとしている人など、福祉にかかわるすべての人にとって、福祉がどうあるべきかを考えるきっかけになる一冊です。
  • コロナ禍で浮き彫りになった
    業界の課題と葬儀のあるべき姿

    最期のお別れだけはさせてあげたい——。
    同業者がコロナ感染者の葬儀を拒否するなか、
    著者が目指した「葬儀のニューノーマル」とは
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    愛する家族が亡くなったら、最期のお別れをしてその死を悼む——そんな当たり前のことができなくなった時期がありました。
    新型コロナウイルス感染症は、多くの人の命だけでなく、葬儀の機会までも奪ったのです。

    コロナ禍当初、多くの人々が経験のない事態への対応を迷い、不確かな情報に戸惑うなか、一つの象徴的な出来事が起こりました。2020年3月、タレントの志村けんさんがコロナ感染による肺炎で亡くなったのです。そして、その後の火葬までの過程を知り、長年葬儀業に携わってきた著者は衝撃を受けたと言います。
    家族は遺体と対面できず、遺体は病院から火葬場に直行しました。さらに火葬場では、防護服を着た職員だけが立ち会い、遺骨を兄の知之さんが受け取ったのは自宅横の駐車場です。
    長年にわたり親しまれてきた有名人ですから、本来であれば多くの人に囲まれて最期のお別れが行われたはずなのに、本当に必要最低限の「処理」が行われただけという状況でした。そして、コロナ感染者の遺体は火葬場に直行するというのが当然の処置として行われるようになっていきました。

    当時、葬儀会社の副社長を務めていた著者は、自社を含むほとんどの葬儀会社がコロナ感染者の葬儀を執り行わない方針を打ち出すなか、こんなときだからこそ遺族のためにできることを考えるべきだと使命感に燃えていたといいます。そして正しい知識に基づいて対策を講じたうえであれば安全な葬儀を行うことはできると考え、たとえ会社としてすべての依頼を受け付けることは難しいとしても、なんとか従来のような葬儀ができないかと可能性を探りました。しかし社内での理解は得られず、葬儀を挙げたいのにできずにいる「葬儀難民」を救いたいという想いで辞任を決意し、2021年1月に独立しました。

    独立した初月からコロナ感染者の葬儀の依頼が10件あり、そのすべてに対応した著者は、以降、数多くの遺族の想いと向き合ってきたといいます。一件一件、遺体感染管理士としての専門知識に基づいて丁寧に対応し、二次感染者を出すことなく、いくつもの「コロナ葬」を執り行ってきました。

    この本では、著者がコロナ禍で葬儀を執り行ってきた経緯に加え、その取り組みを通して考え続けた葬儀の本質や意義を明らかにします。新型コロナが2類から5類になり、葬儀も元の形を取り戻しているなか、改めて葬儀のあるべき姿を考えてみるきっかけとなる一冊です。
  • この一冊で、日本の問題まるっと解決

    貧困、原発問題、コロナ…。
    日本の諸問題を解決するための革新的な政策をQ&A形式でわかりやすくまとめた提言本。
  • 世界中の人が訪れる、ナンバーワンな街を目指して――。

    かつて貿易の拠点、西洋文化の入り口として栄えた神戸。
    その輝きを蘇らせるべく、壮大なプロジェクトが始動する!
    地方都市再生のカギを握る、4 つの構想とは。

    ・市主体の 2 か国語圏を目指す
    ・海上をも取り巻く新たな都市づくり
    ・第 3 の交通アクセスを設ける
    ・未来に向けた研究機関や専門大学、高校を併設する
  • 昭和45年11月25日、東京・市ヶ谷の自衛隊駐屯地において、作家の三島由紀夫が自決した。当時僕は八歳だった。ひどくショックを受けた記憶だけが残っている――。(本文より)

    学生運動華やかなりし頃、ゲバ棒を持って活動する人々はエネルギーに満ちあふれていた。
    必死になる対象がある、言いかえれば「生きがいがある時代」ということはできるだろうか。

    そんな彼らを見て育った青年・小松憲一は、昭和後期の春、「大日本愛国党」赤尾敏総裁の側近として、導かれるように右翼活動に身を捧げていく。それは愚かな選択か、あるいは天命ともいうべき導きか。
    党の活動に情熱を注ぎ、すべてを注ぎ込むその生き様を通して、外側からは見えづらかった「右翼活動」の本質が浮かび上がる。

    国粋主義運動の第一線を命がけで生き抜いた著者が、かつての記憶を振り返り、思想と行動を記した回顧録。

    【目次】
    目次

    第一章 思想の目覚め
    軍歌/三島由紀夫との〝再会〟/政治活動の構想/赤尾敏を知る/札幌のアパートで/アルバイトで味わったこと/市ヶ谷駐屯地/赤尾敏との対話/自衛隊入隊に向けて/僕の少年時代/入隊/自衛隊での生活/自衛隊に対する諦観/危険思想/除隊/自衛隊との対立/愛国党書記長との会話/政治運動の障害

    第二章 右翼活動時代
    自衛隊の神経質/東京都知事選/朝日新聞阪神支局襲撃事件/右翼とは何か!/三島由紀夫の〝赤尾評〟/愛国党での生活/愛国運動の基本/警察の過剰反応と愛国党の対応/運動に対する姿勢/ハードだった一週間/思い出深い田中角栄糾弾の演説/忘れられない「小名浜論争」/反ソデー/自衛隊観閲式/「山口烈士に申し訳ない」/『憂国忌』への不満/政治運動とは/同志の除名とそれによる緊張感/二・二六事件の解釈/新右翼との対話/不審者/初めての赤尾総裁からの叱責/愛国党を離れる/昭和天皇崩御/筆保同志の除名/赤尾総裁の死

    第三章 人生における重要思想
    赤尾敏先生の虚像と実像/実存主義―――「死」を考える/愛国党分裂/反新右翼/精神主義研究会/先祖信仰/儒教への思い入れと懐疑/警察をどう見るか/警察はここまでやる!/筆保同志との懐かしい再会 そして……/筆保同志のお母さん/道子さんの性格/夫人派と家族派の確執/奇妙な縁?/偉大なる活動家の死/津山への再訪/同志的結合と離反の条件/農本主義と都会への嫌悪/マラソンと精神主義/精神主義の誤解/「死」の考察/鹿児島・桜島と西郷隆盛/老荘思想/≪補記≫この七年を振り返って

    【著者紹介】
    小松憲一(こまつ・けんいち)
    昭和37年北海道紋別市生
    大学在学中に右翼民族主義に関心を抱き、昭和61年5月自衛隊武山駐屯地第一教育団入隊。在隊中政治思想を有していることが発覚し、規約違反の示威活動を画策していると悪推され、また隊員に多大なる影響を与えたとして強制退職処分を受ける。昭和62年3月大日本愛国党にて赤尾敏総裁の下で活動。東京都内において精力的な街宣活動を展開。その後、執筆活動を中心に独自の運動を展開。その一方で精神を鍛える目的から「走ること」を始め、≪精神主義ランニング≫と名づけ、全国の100kmマラソン大会に出場、二十数回の完走を数える。精神主義、農本主義から老荘思想に入り、そこに人間の理想を見出し、生活に反映させ現代に至っている。
  • 行き詰まった経済構造にメスを入れる独自の新構想を提唱!
    沖縄大学名誉教授・仲村芳信氏推薦
    「生存の危機に瀕した世界を救う事ができる可能性を持った論文で外国人にも読んでもらいたい」

    格差の拡大、沖縄問題、世界平和……。
    疲弊した現代社会の根底から意識を変え、心豊かに過ごせる世の中をつくるために必要なこととは――。
    経済学に知見のある著者による、経済基盤における抜本的改革の重要性を説いた啓もう書。
  • 医療と福祉の境界を越えて
    地域住民の小さな声にも耳を傾ける

    「高齢者介護」「障がい者福祉」「外国人支援」
    多様化するニーズに応える社会福祉法人の取り組み
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    近年、医療や福祉に求められるニーズは多様化しています。
    たとえば高齢者医療においてはキュアからケアへ、
    つまり病気を治すことを主眼とした医療から、生活の質の維持や
    精神的な満足を得たいという声に重点が置かれるようになっています。
    福祉の面においても、時代の変化とともに対応すべきさまざまなニーズが
    生まれており、たとえば重度障がいを抱える子どもを同年代のみんなと
    同じ保育園に通わせてあげたいと思っている親御さんがいたり、
    言葉の壁により保育園に通えなくなった子どもをどこかに預けたいと願う
    外国人労働者がいたりします。
    しかしながら、医療や福祉はこうした地域住民のニーズを拾いきれていません。
    このような、見逃されやすいニーズを著者は「マイクロ・ニーズ」と呼んでいます。
    著者は現在、高齢者を対象としたリハビリテーション病院で理事長を務める傍ら、
    地域の介護・保育事業を担う社会福祉法人の理事長も兼務し、
    マイクロ・ニーズに応えるさまざまな事業を展開しています。
    地域に潜むニーズを現場から細かく拾い上げ、同じ社会福祉法人で障がいのある
    子どもたちのサポート事業、外国人労働者の子どもが通える保育園なども始めています。
    本書では、著者が理事長を務める医療法人と社会福祉法人が
    これまで取り組んできたことを紹介しています。
    日本の医療と福祉の世界に関わる全ての人たちにとって新たな取り組みのヒントになる一冊です。
  • 世間一般の常識は保育業界の非常識!?

    文鎮型から階層型への組織変革
    アウトソーシングを積極活用
    DXで書類業務を効率化

    元NTT研究職員が最先端情報通信の世界から
    保育園理事長に転身!
    安心、安全、働きやすい保育園を目指した保育園改革!
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    保育業界では、待機児童問題解消のために全国に施設が増えたことで、
    近年は定員割れを起こす園が出始めています。
    また、行政からは既存事業だけでなく、例えば安価で食事を提供する
    子ども食堂の併設・運営や、園に通っていない子どもの一時預かりといった
    多機能化によって更なる地域貢献を求められており、
    保育業界は変革のタイミングを迎えようとしています。

    一方で、異業種からの参入などが乏しく「今まで通り」をよしとする
    保守的な運営になりがちな園も少なくありません。
    しかし旧態依然とした運営から抜け出せずにいると、
    いずれ園の存続を危うくしかねません。

    著者は通信業界大手に研究者として勤めたのち、
    実家の保育園を継いだ異色の保育園経営者です。
    異業種から保育業界への転職だったため、業界内では当然とされてきた
    さまざまな常識や保育の現状に疑問を抱き、
    一般企業時代に培ったスキルと知見を活かしてITによる業務の効率化など
    積極的に改革を推進してきました。

    本書ではそんな著者だからこそ感じた保育業界の常識と世間の常識との
    ギャップを挙げながら、それらが保育にもたらす問題と改善の必要性、
    実際に著者が行った改革について詳細に解説します。
    また園だけではなく預ける側の保護者の姿勢についても触れており、
    「良い保育園とはなにか」を考えるきっかけとなる1冊です。
  • 研究者として、当事者として。

    高齢者福祉の現場に立ち続けていた著者が、妻の母との同居を通して見えてきた認知症の「よい」側面。
    悲惨なものとしてとらえられがちな認知症に新たな見方を提示する一冊。

    【目次】
    第一部 認知症になった母の人生
     第1章 母の人生について 認知症前まで
     第2章 認知症と共に生きる人生が始まる
     第3章 病気の発見~入院=大きな転換点
     第4章 いよいよ同居が始まった
     第5章 グループホームに入居
    第二部 認知症を考え直す
     第1章 日本社会がみている「認知症」という病
     第2章 認知症の人と歩む介護者からのメッセージ

    【著者紹介】
    西口 守(にしぐち まもる)
     1956年生まれ 明治学院東村山高校卒業。専修大学法学部法律学科、上智社会福祉専門学校を卒業後、都内の高齢者施設相談員【指導員】として勤務。働きながら日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。その後、上智社会福祉専門括学校専任教員、国際医療福祉大学講師を経て東京家政学院大学助教授、准教授、教授。
     専門は社会福祉、高齢者福祉、高齢者ソーシャルワークなど。
     現在、NPO法人ひとりとみんな【外国人介護福祉士支援】理事長、町田市の高齢者関係審議会や委員会の委員、委員長を務める。
  • 精神疾患を抱えた人が幸せに暮らす社会を実現するために
    患者本位の医療・福祉を追求する

    精神科医療の現場で
    奮闘を続けてきた看護師の物語
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    日本の精神科医療は長らく、多くの問題を抱えてきました。
    世界各国と比較して入院日数が長いうえに身体拘束が多く、
    国際社会から批判されてきたのです。
    また、精神科病院の職員による患者への暴行・虐待事件は
    今でも少なからず報道されています。
    そしてなにより、精神疾患を抱える人を支援する国の体制も整っておらず、
    病院を退院した患者が地域で安心して暮らすことができないという問題も
    根深く残っています。

    1973年に看護学校を卒業した著者は、国立病院の精神科で勤務したのち、
    1976年に精神科病院の閉鎖病棟の看護師として働き始めました。
    閉鎖病棟において患者の外出や私物所有をいっさい許されていない状況を
    目の当たりにした著者は、悲惨な環境を少しでもよくしようと、
    患者を病院の外に連れ出したり私物を持ち込めるようにしたりなど、改善を行います。
    しかし、一人の看護師としてできることは限られていると考えて
    勤めていた病院を退職し、1987年に精神疾患を抱える人のための職業支援所を開設。
    初めは小さな施設でしたが、徐々に利用者が増え規模も拡大し
    社会福祉法人格を取得するまでに成長しました。
    さらに著者は、医療と福祉をつないで双方から患者を支援できる仕組みを
    つくろうと考え、2005年に精神科訪問看護ステーションを開設しました。
    ステーションでは「その人らしい豊かで多様な生活を応援する」という理念を掲げ、
    日々理想の精神医療を追及しています。

    50年にわたって精神科医療の最前線で奮闘してきた著者の軌跡は、
    精神科医療に携わる人だけでなく、広く医療、福祉に関わる人にとって、
    患者本位の医療、福祉はどうあるべきかを考えるきっかけになるはずです。
  • 介護福祉系YouTuberとしても活躍する介護施設経営者が
    勝ち組施設の経営ノウハウを徹底解説
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    介護福祉業界では長年、採用難と高い離職率が問題となっています。
    求人広告を出しても人が集まらない、せっかく育てた職員が辞めていくなど、
    人材不足に悩む介護施設は少なくありません。
    公共財団法人介護労働安定センターの「令和元年度『介護労働実態調査』」によると、
    約6割半の介護事業所が慢性的に職員の不足を感じており、
    そのうち9割が「採用が困難である」と答えています。
    しかしながらこれらの統計データはあくまでも全国平均です。
    当然、施設によって状況は異なり、人材が離れて倒産してしまう施設もあれば、
    人材が集まる勝ち組施設もあります。介護福祉業界では二極化が進んでいるため、
    生き残るためにはなんとしてでも勝ち組施設にならなくてはいけません。
    著者は現在、住宅型有料老人ホームとデイサービスセンターを運営する会社の社長を務める傍ら、
    介護福祉系YouTuberとして活躍しています。人が集まり、人が辞めない施設をつくるためには
    他の施設と同じことをしていてはいけない、勝ち組施設になるためには社長や施設がどのような思いで
    事業に取り組んでいるかを発信する力が必要だと著者は主張します。
    そのための一つの手段がYouTubeです。動画のターゲットを明確化し、
    ケアを行う際の心構えや介護施設ならではの施設マネジメント方法を週2回のペースで発信したことにより、
    以前と比べて10倍以上の応募が集まったといいます。
    また、YouTubeを見て入職してくれた社員には著者がどういった思いで仕事を行っているかや、
    事業所の理念が最初から伝わっているため、職員の定着率も向上しこの1年は離職者ゼロが続いているのです。

    本書では安定した採用を実現し、離職率ゼロを達成する「発信」に着目した勝ち組施設の経営ノウハウを
    解説します。介護事業経営者や施設長の方々にとって、経営のヒントとなる一冊です。
  • 重度障害や難病患者が自宅で暮らせるように——
    重度訪問介護サービスをビジネスにした社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)の軌跡
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    脳性麻痺や難病で重度の肢体不自由がある人や強度行動障害のある人など、
    いわゆる重度障害者は、これまで施設・病院で暮らすことが″当たり前"とされてきました。
    本人は家で過ごしたい、家族も家で過ごしてほしいという気持ちがあっても、
    介助サポートなしで家で過ごすのは容易ではありません。
    そんな重度障害者に対して、訪問介護サービスはあるものの、未だに全国的に充実していません。
    介護スタッフの成り手が圧倒的に不足しているためなかなかサービスが普及していかないのです。

    著者はこの命の尊厳に関わるような重要な社会課題をビジネスの力で解決したいと思い、
    会社を立ち上げ、重度訪問介護事業所の全国展開に取り組んでいます。
    福祉業界ではタブーとされる利益の追求に切り込むことで、
    人材への投資、サービス品質の向上、事業規模の拡大を実現しているのです。

    本書は、介護サービスを受けたくても受けられない介護難民をゼロにするために、
    ソーシャルイノベーションを起こそうとする一人の経営者の軌跡です。
    著者が見てきた重度障害者の現状や重度訪問介護の重要性を、現場の生の声とともに綴った一冊です。
  • 朝鮮半島統一への第一歩を踏み出すために
    悲しみと苦悩に満ちた分断の歴史を改めて検証する。
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    1948年第二次世界大戦後の冷戦を背景に、
    朝鮮半島は北の朝鮮民主主義人民共和国と南の大韓民国に分割された。
    以降現在に至るまで、同一民族がふたつの国家に所属するという不自然な状態が継続している。
    両国の統一は、朝鮮民族にとってアイデンティティーに関わる悲願であり、
    国際的にも、北朝鮮の世界的孤立や南北の経済格差などは看過できない重要な懸案事項だ。
    その平和解決は、朝鮮半島のみならず、世界平和を実現するための第一歩となると著者は語る。
    本書では、国際的NGO活動を通じて長く世界平和に貢献してきた著者が、
    統一コリアに向けたビジョンとロードマップ、および歴史的背景について解説する。
    朝鮮人だけではなく日本人にも著者の思想を共有することで、
    日本と朝鮮半島における新しい調和と平和を築くための礎となる一冊である。
    2015年の発行から8年が過ぎ、内容に一部変更を加えるとともに、
    新たに推薦者記事紹介を加えた形で改訂版として出版する。
  • 弟の死を乗り越え決断した外科医への道。
    院長として赤字病院の再建に奔走しつつ、
    NPOを立ち上げバングラデシュの医療支援に40年尽力。
    91歳、医師の著者が語る「他人本位」のススメ
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    著者は朝鮮半島で終戦を迎え、北からソ連軍が侵攻してくるなか
    奇蹟的に日本に帰還するという九死に一生を得る経験をした。
    戦後は医師の道へと進み、脳神経外科を専門とし医学発展に尽力。
    さらに院長として2つの病院の経営再建に奔走した。
    そのかたわらバングラデシュの医療支援にも携わり、
    NPO法人を立ち上げて40年以上にわたり活動を継続している。
    そうした足跡がある著者は、今の日本は多くの国民が精神的な貧しさを抱えていると危惧している。
    特に気掛かりなのが「自分さえよければ」という自己中心的な意識の広がりである。
    常に利他の精神を貫いてきた著者だからこそ、人間とは誰かのために生きてこそ、
    結果として幸せな人生を手にすることができるのだと今の若者に伝えたい。
    「自分さえよければいい」という利己的な考えに埋没するのではなく、
    他人の利のために尽くしたことが、やがて自分の幸せとなって返ってくるのである。
    本書では、「利他の精神」を貫いた著者の軌跡をつづっていく。
    今の自分の生き方や社会の風潮になじめないものを感じ、
    今後どのように生きるべきか悩んでいる人々に向けて、まさに道標となる一冊である。
  • そもそもイノベーションとは何を指しているのか、いつどこで起き、
    どのようなプロセスをたどるのか、誕生の仕組みをひもといていく。
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    移動・輸送の革命や電気・通信インフラの進化、インターネットやスマートフォンの普及と、
    人々の生活は数々の変化をし続けてきました。
    人類は危機に直面するたび、科学や技術を駆使して生き延びようとしてきたのです。
    ビジネスの世界においてイノベーションは未来を切り拓くものであると考えられ、
    政府や多くの企業が変革を起こそうと取り組んでいます。
    しかし、イノベーションとは何なんなのか、実態はいまだ分かっていません。
    一人の天才的な人物の発明によって起きるとも考えられていますが、
    実際には単なる発明ではなく、それを社会に浸透させ還元していく長いプロセスを指すのです。
    その仕組みが分かれば、次はどこからどんな新しい科学技術が誕生するのかを想像することができ、
    社会に大きな変革を起こすための真の近道になるはずです。
    本書では物理学とビジネス双方の知見をもつ2人の著者がこれまで重ねた議論をまとめています。
    イノベーションを創出し、不確定な時代を生き延びるためのヒントを与えてくれる一冊です。
  • 「UDって自分以外の人の幸せを願う事やったんや」
    ボランティア団体の代表やNPO法人の理事長を長年務める著者が
    自分のように広く浅くでいいから知ってもらいたいという思いから綴った、
    あなたが身近なUDに気づく人になるための
    ユニバーサルデザインの入門書。
  • 長年コンサルタントとして
    活躍してきた課題解決の専門家が、
    今取り入れるべき改革案を具体的に提言する。
  • 東京が変われば、全国が変わる。
    公立病院は独法化を!!大阪府にできて、なぜ東京都にできないのか!?
    地方自治体と住民の負担軽減のために。公立病院の大改革を提言する著者による、10年間の調査・研究結果の集大成。
    各種病院の経営実績分析表や実績比較表、貸借対照表比較表等の資料も多数収録。
  • 2016年、トランプ大統領はロシア疑惑でマスメディアと民主党から攻撃された。しかし同時期、民主党下院コンピュータネットワークが不正アクセスされ、国家最高機密情報が国外に流出していた。
    民主党有力議員らによる汚職が関係するこの事件について、司法省、民主党それに共和党体制派はマスメディアをコントロールし、隠蔽工作に成功したのだった。
    全米を揺るがした衝撃の話題作を完全邦訳

    「トランプ大統領が「民主党のIT スキャンダルは現代の私達が目にする腐敗の大半を理解する鍵になる」と言ったのは次のような意味なのです:この重大な事件はディープステートがどれほど広範囲に浸透しているかを示し、あらゆる欺しの手口が暴露されている。これは前代未聞の事件です。もし聞いたことがあるとしても、ほとんどが間違っています。なぜならまさにディープステートがそうなるようにしているからなのです。」(本文より)
  • 友愛のもと互いに支え合う「互立主義」の根付いた国家が、自由と平等を実現できる。

    「コロナ不況」で先の見えない日々に不安を抱える人々、富裕層に有利な経済政策により、働いても働いても生活が苦しい人々――。「己だけが成り立てばよし」としているから貧困者が多くなった、<資本主義・社会主義>の国々。
    「お互いに成り立つ」社会を創造するため、政治・教育・雇用体制について一人一人が当事者として考えることこそが、明るい未来を実現するカギとなる。

    現代社会におけるあらゆる問題の根本原因を明らかにし、「互立主義」という新しい社会構造の実現によって解決することを提言した一冊。

    〈著者紹介〉
    青沼 爽壱(あおぬま そういち)
    1928年北海道生まれ。日大法学部卒業 同大に勤務。
    友愛青年同志会の会員となるが帰道し北斗社会科学研究所を設立。
    著書 『現代社会の条件』
    趣味 作曲。
  • 国境の向こう側に目を凝らしていた仲間が突然大声で叫んだ。
    「おい、あれじゃないか?」

    1980年に勃発したイラン・イラク戦争。突如として戦地となった両国では、日本企業の駐在員や出張者も国内に閉じ込められ、時間の経過と共に各々が命懸けの脱出を実行した。
    本書は、総合商社に勤務し、イラク出張中に戦争に巻き込まれた著者が、当時の恐怖体験や脱出までの経緯を生々しく振り返る。さらに、有事の際の邦人救助の実態や、外務省・在外公館の危機対応能力など、当時の体験を通じて浮かび上がった課題についても語る。
    東アジア情勢が緊迫度を増すなど世界情勢が混沌とする今、戦争やテロの恐怖に直面した著者ならではの視点から、国際社会における日本の在り方について提言した一冊。
  • デービッド・アトキンソン氏推薦
    「地方創生の成功、日本再興への希望があふれている。」

    農林水産業が盛んで全国ナンバーワンの食料自給率200%を誇る北海道。
    しかし、ただの「第一次産業が強い地方」ではない。他の地域には見られない圧倒的なブランド力、成長の可能性が眠っていた。
    商社マンから政治家に転身した著者と、著者を取り巻く北海道で自ら道を切り拓こうとしている「挑戦者」たちの、地元への熱い想いが伝わってくる。
  • 日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、受け入れるところから本当の多様性が身につきます。そうすることで、「失われた30年」を脱し、日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。
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    かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。
    この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。この調子では、イノベーションは生まれません。
    本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で大きく発展させてきた著者が、教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。
  • 原武史氏(放送大学教授)推薦
    「米国雑誌が描く昭和天皇像の変遷を追うことで生まれた新たな研究だ!」
    終戦まで発行部数を伸ばし続けた米国ニュース誌のジャーナリズムに迫る考察読本。

    20世紀、アメリカ国民の「日本のイメージ」を形成したのは、活字ジャーナリズムだった。
    世界の中でも特殊とされる日本の皇室は、どのように報道され、そのイメージを変遷していったのか。
    週刊ニュース誌『タイム』、高級ビジネス誌『フォーチュン』、写真週刊誌『ライフ』といった主要米国誌の記事を徹底分析し、斬新な視点で昭和天皇像を解説する、唯一無二の保存版。
  • 放射線を過剰に怖がる必要はない――。

    低線量放射線は人体にとって有害ではない。しかし、放射線はどんなに微量であっても限りなく危険であるとする「直線閾値なしモデル」が、放射線規制の基礎となっている。放射線と地球、放射線と人類の歴史から見る、放射線との正しい付き合い方とは。新型コロナと放射線療法、地球温暖化と原子力発電など、現代社会の問題も扱った一冊。
    ※本書は本文横書きで制作されています。

    Ⅰ.放射線は長い友達
    Ⅱ.直線閾値なしモデル」は政治的に作り上げられた誤った仮説
    Ⅲ.ホルミシスは生物に普遍的
    Ⅳ.放射線療法は新型コロナに有効
    Ⅴ.火というエネルギーが人を進化させた
    Ⅵ.原子力エネルギーは温暖化防止に必要不可欠
    Ⅶ.新しい原子力発電:小型モジュール炉(小型炉)


    著者略歴
    須藤鎭世(すとう しずよ)
    1942年8月11日神奈川県横須賀市若松町生まれ、茨城県結城市育ち。茨城県立下妻第一高等学校、東京大学薬学部修士課程修了後、塩野義製薬(株)、(株)野村総合研究所、(株)野村生物科学研究所、伊藤ハム(株)、経済産業省産業技術総合研究所を経て、2003年より就実大学薬学部教授、2015年より同大学名誉教授。この間、国立遺伝学研究所に内地留学(1971)、米国City of Hope研究所の大野乾研究室に留学(1980-1981)、JICA専門家としてタイ国バンコクで変異原性試験の技術指導(1988)、(株)iGENE代表取締役社長(2003-2008)。薬剤師、薬学博士、第1種放射線取扱主任者。専門は細胞遺伝学、分子生物学。

    著作等:
    論文(英文: 119、和文: 25)、図書執筆(含・部分執筆): 13、解説・総説: 48、講演等: 48、学会発表: 179

    主要著書:
    大野翠(翻訳)、須藤鎮世、山口陽子、森望、早川智(監修)
    『大野乾の世界』(羊土社、東京、2003)
    Sutou S.(editor-in-chief), Tanooka H., Doss M. (eds.) Fukushima Nuclear Accident: Global Implications,Long-Term Health Effects and Ecological Consequences. Nova Sciences Publishers Inc., New York, 2015.
    『福島へのメッセージ 放射線を怖れないで! 』(幻冬舎ルネッサンス新書170 幻冬舎メディアコンサルティング、東京、2017)
    『福島へのメッセージ 低線量放射線がもたらす長寿と制癌』(幻冬舎メディアコンサルティング、東京、2019)
  • 前提条件を疑え。

    J-POP、サッカー、ラグビーから新型コロナ、社会問題まで。身近な話題を深掘りし、その本質を見極める。

    情報リテラシーと論理的思考を駆使した「知的格闘力」を養う57の実例集。
  • その草が“社会”をダメにする

    ⽇々の⽣活の中で必ず⽬に⼊り、⼈の意図とは無関係に⽣えているように⾒える草⽊——雑草。
    それは⼀体どんな植物のことを指すのか。
    また遺伝⼦組換えや農薬との関係性とは?
    意外と知られていない、⼈にもたらす恩恵についてもご紹介。
    ポストコロナにおける「付き合い⽅」にまで触れた研究読本。
  • 第二次世界大戦において、ドイツ・イタリアと三国同盟を結んで連合国(アメリカ・イギリスなど)と戦った大日本帝国は、日本の軍国主義をもファシズムの一種とみなされ、ドイツやイタリアと同様のファシズム国家であると思われていた。

    しかし著者は「第二次世界大戦中の日本における人々の表情の悲壮感は、おそらく日本が当時のドイツやイタリアと異なり、ファシズムではなかったことを示すものなのではないか」と考えた。

    昨今、欧米先進国において、移民の排斥や民族主義的・ポピュリズム的行動が顕著にみられる。それに対してポリティカル・コレクトネスの運動や多様性を求めるリベラルの人々が先進国のファシズム化の警鐘を鳴らしている。しかしこれらは本当にファシズムなのか。1960年代後半の学生運動に反発を感じていた著者が研究を重ねたどりついたファシズムの正体とは–––。
  • 子どもの貧困、障害者、ひとり親家庭、ひきこもり……。withコロナの今こそ考えるべき問題と施策。
    転換期にあるこの時代、自然災害や病気は決して他人事ではない。私たちが暮らす社会の基礎をベーシックインカムの考えから見つめ直し、整理を試みたのが本書。予期せぬ状況に見舞われた人々が、常に人間らしく生きるための社会システム論。
  • 少子高齢化が進む今、市民の幸せを守るためにNPO法人ができること。
    急速に少子高齢化が進む今、各自治体で地域コミュニティーの見直しが重要な課題になっている。認定NPO法人市民後見センターさいたまは「共助で創る個人の安心・市民後見の普及推進」をスローガンに掲げ、高齢者やハンディキャップを持った人々も安心して日々を過ごせるような未来を目指している。本書では、その活動の一例を紹介するとともに、そもそも認定NPO法人とは何なのか、どのような経緯で誕生したのかなどを紹介。組織についての根本的な知識も得ることができる。市民同士の関係が薄れてしまっている今だからこそ手に取りたい、「地域貢献」に対する理解を深めるための一冊。
  • これからの時代、
    変化に対応できる
    “動体視力”が必要だ
    21世紀の先端技術開発は、2020年までの情報化フェーズを経て、エネルギーを大量消費してきた情報化の段階とは異なる、省エネを伴うモノの電動化フェーズ、そしてヒトとマシンが共存するための知能化フェーズへと発展することが想定される。こうした社会変革の中に現れるリスク、そして対応法とは?“抗えない時代”の中で自らの生活を守るためにすべきことを著者が提言。
  • このちっぽけな日本が、どうして世界ダントツのものづくり大国になった?そしてこれからどうなるのか?
    周回遅れ以上の情報化社会、夢を語るのが不得意な若手技術者。将来の日本が再び世界をリードするために目指すべき社会システムとは。
    <著者紹介>
    浅川 基男(あさかわ もとお)
    1943年9月 東京生まれ1962年3月 都立小石川高校卒業1968年3月 早稲田大学理工学研究科機械工学専攻修了1968年4月 住友金属工業株式会社入社1980年5月 工学博士1981年5月 大河内記念技術賞1996年4月 早稲田大学理工学部機械工学科教授2000年4月 慶應義塾大学機械工学科非常勤講師2002年4月 米国リーハイ大学・独アーヘン工科大学訪問研究員2003年5月 日本塑性加工学会 フェロー2004年5月 日本機械学会 フェロー2014年3月 早稲田大学退職、名誉教授著書:基礎機械材料(コロナ社)ほか
  • 企業が障害者雇用に失敗する原因の一つは、障害者を会社の枠組みに当てはめようとすることにあります。会社が一人ひとりの特性を理解し、能力を発揮できる環境を整えることで、障害者は会社の貴重な戦力になります。
    多くの障害者を雇用し、創業以来10年連続で業績UPを実現してきた著者が、「適職配置」や「コミュニケーション」「フォローアップ体制」など、あらゆる視点から、障害者雇用成功のためのノウハウを解説します。

    目次
    はじめに
    第1章 社員の2人に1人!
        障害者100人を雇用して業績を上げ続ける会社
    第2章 高い離職率、頻出する社内外トラブル……
        障害者雇用は難しい⁉
    第3章 障害者でも特別扱いは一切禁止!
        各障害の特性を活かした適材適所で能力を最大に引き出す
    第4章 100人を“デキる社員”へ!
         生産性を最大限高めるための、障害者社員との接し方
    第5章 定着率94%を実現! 
        障害者が安定して働けるフォローアップ体制の構築
    第6章 障害者は「コスト」ではない、貴重な「戦力」だ!
    おわりに
  • 起業・開業のハードルを下げて、地方復活の狼煙を上げる――。
    農業と不動産に精通する著者が語る、令和ニッポンの地方の在り方と、若き起業家におくる地方起業のススメ。

    第1章 日本再創生への提言 
    Ⅰ 起業家支援「つなぎ」ビジネスで、地方は生き返る 
    Ⅱ 日本農業の再生へ「つなぎ」の支援ビジネスを 
    Ⅲ 多様な森づくりへ 
    Ⅳ “負動産”を“富動産”へと生まれ変わらせるために

    第2章 地方自治体へ向けた令和の放言
    【1】北海道室蘭市への意見/【2】青森県むつ市への提言/【3】秋田県への意見/【4】山形県山形市への意見/【5】福島県田村市への意見/【6】茨城県への意見/【7】茨城県大子町への意見/【8】群馬県上野村への意見/【9】東京都三鷹市への意見/【10】山梨県甲州市への意見/【11】山梨県大月市への意見/【12】長野県阿智村への意見/【13】岐阜県揖斐川町への意見/【14】愛知県稲沢市への意見/【15】福井県美浜町への意見/【16】大阪府大阪市への意見/【17】京都府京都市への意見/【18】和歌山県湯浅町への意見/【19】兵庫県宍粟市への意見/【20】香川県三豊市への質問/【21】広島県安芸太田町への意見/【22】福岡県北九州市への意見/【23】沖縄県への意見

    【著者紹介】
    窪田征司(くぼた せいし)
    1938年5月12日生まれ。満82歳。日本農業経済学会正会員。幼少時より、中山間地、段丘地の伊那谷、天竜川沿いの長野県飯田市上川路地区で稲作、養繭等に従事。水のない傾斜畑地での野菜栽培、先祖からの南天栽培等農業に従事、両親を支えながら飯田高校を卒業し、東京へ。1961年3月、日本大学法学部(夜間)を卒業し、飯田市に戻る。中山間地農業に再従事しながら、伊那市長谷村の昭和電工三峰川発電所工事に携わる。1963年10月、名古屋市へ移住し、殖産住宅相互(株)へ入社。18年間勤務した後、独立開業目的で依願退社し、小規模ビル一棟売り事業 相互建商(株)を設立。内装設備付きリース店舗付きマンション約180棟の販売を行う。バブル崩壊により保有ビル全56棟を借受条件付きで売却し、管理事業へ転換、現在に至る。
  • 平成時代に日本が失ったものとは!? 
    コロナ後の日本経済が復活するための道標を具体的に提言する!

    日本経済が右肩上がりの時代に地方で生まれ、バブル景気のピーク時に大学進学を機に上京。その後の社会人生活が日本経済の「失われた20年」に重なる著者は、右肩上がりの時代とのギャップについて悩み、「なぜ、日本人だれもが懸命に働き、あるいは働こうとしているのに、世界における日本の経済的地位・存在感が下がるのか?」との問題意識から本書を執筆。平成時代の日本のあり方、間違った方向への分岐点となった事象を独自に分析し、コロナ禍、コロナ後の日本が復活するための道標を示す一冊。

    目次
    第1章 はじめに
    ○真面目に働いたのに落ちぶれた時代――「平成」――
    ○外国人観光客が増えた理由
    ○平成とは「下りのエスカレーターを懸命に登り続けた時代」

    第2章 「貧すれば鈍する」国になってしまった日本
    ○「正社員」が宣伝文句になり得るようになった日本
    ○「ベンチャー企業」という変な言葉を変だと思わなくなった日本
    ○日本はいつまで先進国でいられるか?

    第3章 もはや時代遅れの「終身雇用制度」
    〇終身雇用制度をめぐる誤解、そして三つの問題点とは
    〇なぜ日本は「iPhone」を生み出せなかったのか?
    〇どのような雇用体制にすべきか? ――採用について――

    第4章 「平等」が招いた「不平等」という皮肉
    ○「一億総中流社会」の実像とは
    ○一周遅れだった「働き方改革」、そして、子どもが「負債」へと転落した
    ○令和の新しい働き方モデル

    第5章 シルバー民主主義、世襲議員と格差の関係
    ○世代間の大きな格差――「金融資産」――
    ○いまの暮らしに満足している若者たち、そして、世代間格差を生んだ投票率の差
    ○世襲議員の功罪――「北朝鮮化」した日本

    第6章 令和の時代の進路
    〇自然界のなかの人間――「ネバー・コロナ」の世界を目指して――
    ○世界のなかでの日本
    ○いまは国が衰亡するか、再び栄えるかの分岐点
  • 年々難化の一途をたどる医学部受験。その一発合格は至難の業とされている。その受験を勝ち抜くには、予備校の存在が否定できない。しかし、受験生を抱える多くの親たちは、予備校が掲げる合格率、授業料の総額、さらに講師の質に騙され、大事な子供を預けてしまっている。
     本書は、理想の教育を求め、医学部予備校を立ち上げた異色の著者が、医学部受験の歪んだ実態を赤裸々に暴き、教育者と親のあるべき姿と、そして真の教育とは何かを熱く語り尽くす。
  • これまでの水銀原因説を覆す。

    四大公害病の一つとして挙げられる新潟水俣病。
    発生当時、阿賀野川沿いに暮らしていた著者は、被害者の証言や資料を通して
    「工場排水による水銀汚染が原因」という点に疑問を抱いた。
    自らの経験と、当時の地形や阿賀野川周辺の資料を掛け合わせることで導き出した新説を唱える。

    『新潟水俣病を問い直す』の著者による、第二弾。
  • テクノロジーや文明の発達により、現代人はかつてないほどの自由を手に入れた。しかし、行き過ぎた「自由の優先」が今、社会を崩壊させつつある。地球温暖化、パンデミック、経済不況、モラルの低下…。現代社会のあらゆる病理の裏には自由さが引き起こした弊害がある。本当の「自由」との向き合い方を提唱する、次代の生き方の指針となる一冊。
  • 日本の衛生用品メーカー「サラヤ」が、東アフリカのウガンダで続けている「100万人の手洗いプロジェクト」(2010年〜)と「病院で手の消毒100%プロジェクト」(2012年〜)の記録。
    文化も商習慣も違う土地で手指消毒剤の製造、販売事業を一から立ち上げ、病院の衛生環境向上を実現していく姿に迫る。
    ボランティアではなくビジネスとして現地と関わり、手洗いの習慣を根付かせようと奮闘した人々の軌跡を描く。
    SDGs(持続可能な開発目標)とは何か。
    きれいごとだけでは達成できない、途上国での社会貢献ビジネスのリアル。

    サラヤ株式会社
    1952年、戦後間もない日本における衛生環境の向上を目的として創業。
    当時大流行していた赤痢の感染予防のため、手洗いと同時に殺菌・消毒ができる「パールパーム石けん液」(公定書外医薬品)を開発。
    以後、環境への負荷が少ない植物系食器用洗剤「ヤシノミ洗剤」や羅漢果エキス配合の自然派甘味料「ラカント」など、
    「衛生・環境・健康」の理念のもと予防・衛生用品の製造・販売を手掛ける。
    また、原材料の生産地であるボルネオの環境保全やアフリカのウガンダでの手洗い運動など社会貢献活動も積極的に行い、
    イオン環境財団の「第1回 生物多様性日本アワード」(2009年)や外務省の「第1回ジャパンSDGsアワード」(2017年)ほか多数を受賞。
    現在は持続可能な取り組みとしてアフリカでの手指消毒剤の現地生産・販売を開始させるなど、社会貢献ビジネスを展開している。
  • 「赤穂浪士」を題材に、専門に研究している学者には決して語ることのできない、今までひもとかれてこなかった日本史の矛盾を検証する。現代教育における「日本史」のこれからを考える一冊。
  • 公立病院改革が始まって約10年。しかし、巨額赤字運営に喘いでいる自治体は未だ多く、改革が進んでさえいないのが実態だ。元県職員の著者が明らかにする、隠され続けてきた真実とは。群馬県の事例を踏まえながら、隠され続けてきた“闇”にスポットを当てる。地方自治体に問われる住民不在の改革と行政の不作為を告発!
  • この世の中には、人間の精神を食い潰す不潔で不快極まりない虫が飛び交っている。時には人の口から言葉と一緒に、時にはいやらしい態度とともに虫が舞い、隙あらば人の脳みそに入り込んでしまう――。大阪の建築学科に通学している大学4年生の隆介は、高校時代から付き合っていたアイと別れてしまう。別れをきっかけに情緒不安定な生活を送る隆介だが、アルバイト先の設計事務所で才能を開花させていく。しかし周囲の人間たちは隆介の才能に嫉妬し、挙句の果て、若い芽を潰しにかかる。隆介は極度の嫌がらせに抵抗するが、しだいに設計への情熱と生きる意欲が薄れていく。いつしか隆介のまわりに大量の虫がはびこってしまう。大学を中退し、下流社会を生きていく若者の、逃げ場のない陰鬱な世界を描いた物語。
  • 用地屋は一日にしてならず

    天下り先の職場に不満をかかえる白井勇次は、かつて「東京外郭環状道路建設」という国家プロジェクトのもと、用地取得のため奔走した過去を回想していた。
    用地買収を可能にするためには地元住民に道路計画を受け入れてもらう必要がある。
    住民たちの悲喜交々と向き合いながら、白井は「公務員」としてどう生きるかを模索していく…
  • 日本をより住みやすい国、人々の幸せを実現する国へと導くような教育へと能動的に対応していくことが求められている。人口減少という危機をむしろ好機として、安定的で持続可能な社会とそれを支える教育を構築することに成功すれば、世界のモデルとなり得る。教育の仕組み、カリキュラム、学校制度……、三重大学教育学部教授の著者が、長年の研究をもとに人口減少に向かう日本の現状を緻密に分析し、これからの日本に必要な教育を具体的に提言する。日本をより住みやすい国、人々の幸せを実現する国へと導くような教育へと能動的に対応していくことが求められている。
  • 日本の社会保障制度は、高齢化社会の到来により大きく揺らいでいる。またこれまで日本の医療制度を支えてきた製薬会社も、薬価引き下げによる利益の減少、創薬難易度の高まりにより、新たなビジネスモデル開拓の必要性に迫られている。長く大手製薬会社の研究職として最前線で活躍してきた著者は、医療制度と製薬会社の変革は切り離して考えるべきではないと主張。「持続可能性」をキーワードに、未来の医療のあり方を提唱する。
  • 現在の日本の情けない体たらく――リーダー不在の政治、地方の疲弊、少子化社会、生きがいもないまま死ぬこともできず延命されているだけの老人たち、増え続ける医療費、原発問題の後処理問題等々――はすべて、団塊の世代が作り上げてきた結果ではないか。バブルの美味しいところだけを吸い上げ、定年後は「年金が少ない!」と不平不満をわめくだけで、社会への責任を放棄してしまっている生き方を今こそ自省しなければならない。人間が人間らしく生き、暮らし、性を愉しみ、子を産み育て、やがて死を迎えるという当たり前の生活を当たり前に営むためには、私たちはどのように社会的存在であるべきか――? 団塊の世代である筆者が自らの世代に“文句たれ”ながらつづった日本の社会への提言書。
  • 高齢化が急速に進行し、「老老介護」「認認介護」の問題が社会化するなかで、介護ヘルパーの拡充が喫緊の課題となっています。本書は、自らも母の介護を経験し、介護ヘルパーのコンサルタントを務める著者が、介護ヘルパーとしての心構えを具体的に紹介。介護される側の心情に寄り添いつつ、人間が最後まで「活き活きと生きる」ためのヒント、介護する側もされる側も笑顔になれる介護の秘訣を、具体例をもってレクチャーします。
  • 電通やNHKでの過労死問題が相次ぎ、うつ病などメンタルストレスに起因する心身の疾患で仕事に支障をきたす人が増加する現代。このように人材を有効に活用できないことは大きな社会損失である。政府は「労働時間の適正化」に向けた施策やメンタルヘルス対策を声高に叫んでいるが、多くの会社員は依然として厳しい状況におかれている。心と体の健康を損ないながらも、会社を辞められず、ぎりぎりのところで踏ん張っている会社員たちよ、「手遅れになる前に、会社を辞める勇気を持とうではないか!」――「人間」として生き生きと働くためには、どうすればいいのか?筆者が公私ともに経験した辛い体験をもとに過剰労働とパワハラに苦しむ社会人へ送る、仕事上の理不尽なプレッシャーから逃れ、「悔いのない人生」を送る方法とは。
  • 2017年5月、極右ポピュリスト政党(FN)党首・ルペンを破ってフランス史上、最も若い大統領が誕生した。彼の名は、エマニュエル・マクロン。日本ではマクロンの政策よりも、彼のファッションや25歳差のブリジット夫人の存在などが話題にされがちだが、彼の自著『Revolution』を読むと、彼が大統領になるべくしてなった軌跡、彼の緻密に計算された内政・外交の戦略がよくわかる。マクロン大統領の出現で世界は大きく変わっていくだろう。ヨーロッパ駐在経験をもつ、元NHK国際経済担当解説委員の著者が、今後のフランスとドイツ、アメリカ、中国、ロシアの関係などをわかりやすく解説。さらに、ユーロの今後の動向、日本への影響を予測する。
  • 温室効果ガスによる気温上昇、新型インフルエンザウイルスなど感染症の脅威、2011年東日本大震災・・・ 環境問題は国内外問わず、喫緊の課題として認識され始め、環境・衛生の国際的な規格としてHACCP、FSSC、ISO、TPPなど徐々に整ってきている。本書は食品安全の基準となるHACCPを中心に、いかに環境衛生基準に則るための準備をしておく必要性を説いている。現在の環境・衛生問題を網羅的に理解し、「エコマインド」を身につけなければ、じきに到来するエコ重視の時代に取り残されてしまうだろう。経済ありきの考えから脱却し、新たなグローバルスタンダードを生き抜いていくための「エコ」入門の決定版。
  • 介護をはじめとした人材の著しい不足と劣化、大学の社会福祉学科への志願者の減少、目まぐるしく変わる制度、福祉思想の喪失。障害者差別解消法実施のように歓迎すべき話もあるが、全体として見れば福祉はすっかり壊れたといってよい。このままでは介護難民が溢れるのは確実である。しかしその危機感は、福祉関係者にも、行政にも、一般の人々にも見られない。まずは日本の現状を知り、危機意識を持つことが大きな一歩となる。福祉に携わって30年、介護施設での勤務経験も持つ大学教授が徹底解説。誰にとっても無関係ではいられない、必読の一冊。
  • 今、世界はめまぐるしいスピードで変わっている。コンピューターの処理能力は1年半ごとに倍増し、クラウドなどのリソースは極めて低廉な価格でほぼ無制限に利用できるようになった。今やオフィスでの仕事のやり方やコミュニケーション手段は異次元のものとなり、それが人々の日常生活を変え、働き方や経済構造までも変えようとしている。グローバルな社会変化に全くついていけていない日本。日本の未来を救うために、九州大学教授が教える、イノベーション時代の政策の作り方とは。新しい日本の未来を切り開くための必読書。
  • 日本の人口が1億人を切ることは、覆すことのできない事実かのように語られ、人口が半減してしまうのも時間の問題であるかのように論じられています。私たちの生活にとって不安要素の一つである人口減少は、現在進行形の事実で、「人が減る」というシンプルな事実に、強烈な不安を感じることでしょう。気が滅入ってしまいます。しかし、大丈夫です。いずれ、日本の人口は増加に転じます。2017年現在の社会状況と政府の政策動向などを分析すれば、「いずれ、日本の人口は増加に転じる」もしくは、「悲観的人口予測は誤り」ということがわかります。本書を読めば、日本経済の将来は明るく、大変豊かな国になりますことが理解できるでしょう。

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