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『実用、哲学、金子晴勇、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • シリーズ6冊
    6,0508,855(税込)

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    人間と神についての省察の記録である『告白』全十三巻を統一的に把握する道を切り開き、その全体像に迫った、わが国初の本格的研究。

    【目次より】
    まえがき
    第一章 『告白』の主題と形式
    第一節 執筆の時期と背景
    第二節 主題と統一性
    第三節 神との対話
    第二章 不安と神探究
    第一節 不安な心
    第二節 『ホルテンシウス』体験
    第三章 マニ教の克服
    第一節 悪とは何か
    第二節 信仰と理性
    第四章 ミラノ体験と回心
    第一節 ミラノ体験とは何か
    第二節 道としてのキリスト
    第三節 意志の自由と人格的統一
    第五章 内面の世界
    第一節 記憶論の構造
    第二節 心と内
    第六章 永遠と時間
    第一節 時間とは何か
    第二節 神のことば
    あとがき

    参考文献
    英文要旨
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    岡野 昌雄
    1939年生まれ。哲学者。国際基督教大学名誉教授。元フェリス女学院学院長。専門は西洋古代中世哲学。国際基督教大学卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。
    著書に、『アウグスティヌス『告白』の哲学』『イエスはなぜわがままなのか』『信じることをためらっている人へ』 『古典解釈と人間理解』(共編著)など、
    訳書に、『アウグスティヌス著作集 第7巻、第14巻』 A.H.アームストロング 『古代哲学史』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第25巻、第26巻』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    広範な著作群から人間学的主題を抽出して再構成し、綿密な分析を通してシェーラーの難解な思想を初めて体系的に提示する画期的業績。

    【目次より】
    序論 シェーラー人間学の方法
    第一章 シェーラーと現代の人間学
    第一節 現代の人間学的状況 第二節 シェーラーと「哲学的人間学」の成立 第三節 『宇宙における人間の地位』における人間学の特色 第四節 プレスナーの哲学的人間学 第五節 ゲーレンの人間学 第六節 批判的考察
    第二章 哲学的人間学の構成
    第一節 哲学的人間学の萌芽 第二節 『宇宙における人間の地位』の成立 第三節 心的諸機能の段階説 第四節 人間の本質的特性としての精神 第五節 伝統的人間学の批判 第六節 人間学と形而上学 第七節 シェーラーの形而上学と人間学に対する解釈と批判
    第三章 他者認識と間主観性理論
    はじめに 近代主観性の哲学における他者の喪失と発見 第一節 人間学的構成における自我と人格 第二節 従来の他我知覚の理論への批判 第三節 間主観性についての新しい学説 第四節 シェーラー学説の批判的検討
    第四章 愛の秩序
    第一節 愛の本質と価値世界との関連 第二節 愛と衝動 第三節 人格の本質と愛の秩序 第四節 批判的考察
    第五章 ルサンティマンの人間学
    第一節 ルサンティマンの現象学 第二節 ルサンティマンに陥りやすい人間類型 第三節 近代的人間愛と近代社会の批判
    第六章 身体論
    第一節 心身二元論とデカルト批判 第二節 身体の現象学 第三節 批判的考察
    第七章 心情の法則性
    第一節 共同感情と愛 第二節 羞恥感情とその現象学的解明 第三節 良心の現象学的解明
    第八章 人格と共同体
    はじめに 第一節 カントの人格主義 第二節 カントからシェーラーへ 第三節 人格の概念 第四節 個別人格と総体人格 第五節 社会的共同の四形態 第六節 総体人格と連帯(共同)責任 終わりに シェーラーの人格概念の立体的構造について
    第九章 知識社会学と人間学
    はじめに 第一節 知識社会学の課題 第二節 文化社会学と実在社会学 第三節 社会的作用秩序の法則 第四節 知識社会学の問題 第五節 知識の三類型 第六節 批判的考察 とくにマンハイムの批判を通して
    第一〇章 宗教的人間学
    はじめに 第一節 時代の精神史的状況とホモ・レリギオスス 第二節 人間(類型)学から見た宗教と哲学との関係 第三節 宗教の本質現象学 第四節 自然的宗教と啓示宗教 第五節 「宗教的作用」の法即性 第六節 「宗教的人間」の人間学 第七節 批判的検討
    あとがき
    参考文献
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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    プラトン、アウグスティヌスを経て今日まで西洋文化に広範な影響を及ぼした「愛の秩序」の全体像を解明して、現代に問うた問題作。

    【目次より】
    I 愛には秩序があるか
    1 愛の本質への問い
    2 人間の全体的表現としての愛
    3 人倫と愛の秩序
    II 愛の諸類型について
    1 エロースの諸形態
    ホメロスからソクラテスまで プラトン エピクロス ルクレティウス オウィディウス
    2 フィリア(友愛)
    プラトン アリストテレス エピクロス派とストア派 キケロ プルタルコス
    3 アガペーとカリタス
    新約聖書のアガペー アウグスティヌスのカリタス
    4 宮廷的恋愛
    5 ロマンティックな愛
    ダンテ ペトラルカ タッソからゲーテヘ
    6 自然主義的愛
    III 愛の秩序の思想
    1 プラトン主義
    プラトン プルタルコス プロティノス フィチーノとエラスムス
    2 アウグスティヌス
    「愛の秩序」の定義 三つの愛の順序 性愛の秩序 享受と使用 時間の秩序と愛の秩序の完成 火の論理
    3 中世思想とルター
    クレルヴォーのベルナール トマス・アクィナス ドゥンス・スコトゥス マルティン・ルター
    4 パスカルとキルケゴール
    パスカルと愛の情念 三つの秩序 キルケゴールの愛の三段階 隣人愛の概念
    5 マックス・シェーラー
    IV 愛の諸次元
    1 身体の次元
    2 心理の次元
    3 精神の次元
    4 人格の次元
    V 愛の成長
    1 愛の邂逅期
    2 愛の相互期
    3 愛の献身期
    親の愛 恋愛 結婚 聖なる愛
    VI 愛の射程
    1 目的と手段
    2 愛と価値合理性
    3 近い地平と遠い地平

    あとがき
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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    アウグスティヌス以来の自由意志論の発展を原典により跡づけ、近代的自由の原型を見事に解明した画期作。

    【目次より】
    序章 近代的自由の理念
    1 中世末期と近代初期との連続性と非連続性 2 近代的人間の特質 3 自由の消極性と積極性 4 近代自由論の問題点
    第一章 中世自由意志学説の発展
    1 アウグスティヌス 2 ボエティウス 3 アンセルムス 4 ベルナール、ロンバルドゥス、ボナヴェントゥラ
    5 トマス・アクィナス6 ドゥンス・スコトゥス 7 エックハルトとタウラー
    第二章 オッカム主義の自由意志学説
    1 オッカムの自由論 2 ガプリエル・ビールの自由意志学説
    第三章 ルターとオッカム主義の伝統
    1 オッカム主義の影響 2 オッカム主義の契約神学の受容と超克 3 自由の消極性と積極性
    第四章 ルターのスコラ神学批判の視点
    1 アウグスティヌス『霊と文字』の受容過程 2 新しい神学とスコラ神学批判
    第五章 イタリア・ヒューマニズムの自由意志論
    1 ペトラルカとルネサンスヒューマニズム 2 ヴァッラ 3 フィチーノ 4 ビコ・デラ・ミランドーラ 5 ルフェーヴルとコレット
    第六章 初期エラスムスの思想形成
    1 ヒューマニズムの神学 2 『ニンキリディオン』の人間学 3 情念論および神学的方法論 4 意志の無記性と自由
    5 philosophia Christiの確立 6 哲学的神学の根本命題 7 キリスト論の特質
    第七章 エラスムスの自由意志学説
    1 『ロマ書注解』から『評論・自由意志』へ 2 自由意志の定義 3 人間の創造と堕罪 4 自由意志を排除しない必然性
    5 契約神学の問題 6 恩恵と自由意志の共働説 7 キリスト教ヒューマニズムの特質
    第八章 ルターと神学的決定論
    1 神学的決定論についての疑義 2 隠れたる神と絶対的必然性 3 神の全能と自由意志との矛盾的対立
    4 恩恵を受容する能力としての自由意志 5 不変の必然性と強制的必然性 6 人問学的比較考察
    第九章 エラスムスによる再批判
    1 『ヒペラスピステス』第一巻 2 自由意志の定義に対する弁護 3 モアヘの手紙 4 『ヒペラスピステス』第二巻 5 恩恵の受容力としての自由意志
    第十章 近代自由意志学説の発展
    1 ツヴィングリ 2 メランヒトン 3 カルヴァン 4 トリエントの公会議 5 パスカルとデカルト 6 ライプニッツ 7 カントと近代的自由思想の完成
    あとがき
    索引(人名・事項)
    資料と参考文献
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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    〈人間の内なる社会〉という独自な視点を導入し、個人と社会の対立を超えた第三の領域を示した新しい社会思想概説。
    世界は激しく変化し、日常生活もまた価値観の多様性に晒されている。われわれはそれらの身近な現実をいかに理解したら良いのであろうか。本書は伝統や習俗、常識などに依存することなく、社会と人間の関わり方を歴史的・主題的に根本から考察する。〈社会の内なる人間〉という伝統的視点から〈人間の内なる社会〉へと独自な展開を試みることにより、個人と社会の対立を超えた第3の領域としての《間柄》の存在を現象学的に明らかにする。転換期の最中に書き下ろされた新しい社会思想概説。定評の『倫理学講義』の姉妹編。

    【目次より】
    はしがき
    I 人間存在の社会性
    1 人間存在のパラドックス
    2 「間」の範疇および「相互性」「間柄性」「共同性」
    3 個人と社会との関係
    4 社会思想とそのダイナミックな歴史的展開
    5 「社会の内なる人間」と「人間の内なる社会」
    II 社会の内なる人間
    1 社会の所与性と原関係性
    2 「閉じた社会」と「開いた社会」
    3 古代社会の特質
    4 古代社会の対立する二類型
    5 「閉じた社会」から「開いた社会」へ
    III 世俗社会からの解放と「神の国」の理念
    1 国家社会を形成している根源への問い
    2 キリスト教の社会学説
    3 中世社会の成立とその特質
    4 アウグスティヌスのキヴィタス学説
    5 トマス・アクィナスの法思想
    6 キリスト教共同体の終焉と近代への移行
    IV 人間によって形成される社会
    1 近代社会成立期における人間像の特質
    2 近代の合理主義と理性的自律
    3 プロテスタンティズムの職業倫理と聖俗革命
    4 社会契約説の展開
    ホッブズの社会契約説 ロックの社会契約説 ルソーの社会契約説
    5 カントの社会学説
    V 伝統社会と近代社会
    1 共同体の歴史的発展と現代の問題
    2 共同体の弁証法的理解
    3 共同体の構成論的理解
    4 共同体の類型論的理解
    VI 近代的主観性から間主観性へ
    1 近代の理念とその崩壊
    2 近代的主観性に立つ個人主義的合理主義の諸形態
    3 カントの超越論的主観性と実存哲学の主体性の問題
    4 近代主観性の哲学における他者の喪失と発見
    5 現象学における他者知覚の理論
    6 対話の哲学
    VII 人間の内なる社会
    1 日常生活の間主観的性格
    2 人間の内なる社会
    3 関係行為と人間の内なる社会


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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    哲学・思想を超えて、人間とは一体何者なのか? 古今東西の重要思想を渉猟した著者は、総合的な人間理解の学としてのが人間学である。

    【目次より】
    0 人間学とはいかなる学問か
    第 I 部 人間学の歴史的展開
    1 ギリシア哲学の人間観
    1 古代ギリシアの人間観の素地 2 ソクラテス 3 プラトン 4 アリストテレス 5 結びにかえて
    2 聖書の人間観
    1 人間についての聖書の語り方 2 人間の条件 3 契約団体と預言者 4 愛と自由
    3 中世における人間観
    1 アレクサンドリアのフィロン 2 初級キリスト教の人間論 3 中世初期の人間論 4 スコラ哲学の人間論
    4 近代ヒューマニズムの人間観
    1 ヒューマニズムとはなにか 2 フマニタスの理念と理想的人間像 3 ヒューマニズムの人間観 4 具体的人間への志向 5 人間観の変容
    5 啓蒙主義の人間学
    1 デカルト 2 ヴィーコ 3 ディドロ 4 カント
    6 ドイツ観念論,その完成と解体における人間学
    1 ヘーゲルの人間学 2 フォイエルバッハの人間学 3 マルクスによる〈関係としての人間〉論の再構築
    7 実存哲学の人間学
    1 キルケゴールの単独者的人間学 2 ブーバーの対話的人間学 3 まとめ
    8 現代における哲学的人間学の成立
    1 近代主観性の哲学と実存哲学 2 シェーラーの間主観性の現象学 3 『宇宙における人間の地位』の人間学的特徴 4 プレスナーの哲学的人間学 8.5 ゲーレンの人間学 8.6 現象学的人間学の意義
    第 II 部 人間学の体系的展開
    1 人間と文化
    1 人間と文化との一般的関連 2 人間の「話す」行為と文化 3 人間の「作る」行為と文化 4 人間の「行なう」実践行為と文化
    2 人間と言語
    1 人間と言語 2 音と声 3 叫びと声 4 結論
    3 現代心身論
    1 デカルトの心身問題 2 スピノザの心身平行論 3 ライプニッツによる心身の予定調和論 4 現代生命論 5 現代生命論における心身関係
    4 人間と宗教:仏教
    1 仏教と人間学 2 ブッダの悟り 3 親鸞の立場 4 二種深信について 5 唯識思想について 6 末那識の発見
    5 人間と宗教:キリスト教
    1 宗教と人間学.2 キリスト教人間学 3 人間と神
    6 人間と政治
    1 現在の政治状況と人間 2 自由主義と共同体論との論争 3 アーレントの価値ヒエラルキー転倒論 4 むすび
    7 人間と歴史
    1 人間と歴史の相互関係 2 歴史と科学 3 歴史と物語 4 歴史のパースペクティヴ理論 5 歴史的理解の可能性 6 おわりに

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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ルター晩年の「詩編90編“モーセの祈り”の講話」には、彼の死生観が現れている。いかに生き、いかに死ぬのか。宗教の改革者はどう考えたのか。

    【目次より】
    まえがき
    モーセの祈り
    小序
    詩篇の主題について
    詩篇の表題について
    第一節 
    第二節 
    第三節 
    第四節 
    第五節・第六節 
    第七節 
    第八節 
    第九節 
    第十節 
    第十一節 
    第十二節 
    第十三節 
    第十四節 
    第十五節 
    第十六節 
    第十七節 
    訳注
    解説
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    ルター,マルティン
    1483- 1546年。ドイツの神学者、聖職者。ルターの著作『95ヶ条の論題』が、プロテスタントの発端となっている。宗教改革の中心人物。
  • アウグスティヌスからトマス・アクィナスに至って完成した知の体系は、ドゥンス・スコトゥスとオッカムのウィリアムにより解体される。すると、エラスムスやルターが人文主義やプロテスタンティズムを興隆させる。ロックらが近代哲学の基礎を築き、カントとヘーゲルが思想体系を完成させるも、やがてマルクスの社会思想やフォイエルバッハの人間学などで解体される――このように理性と霊性の総合から解体への転換期に新思想が創造されるというダイナミズムに注目し、ヨーロッパ思想史全体を描き出す野心的試み。

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