『実用、ビジネス、心理学、岩井俊憲』の電子書籍一覧
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人間関係・マネジメント・生産性・目標達成・イノベーション…。なぜ、アドラー心理学を学ぶと経営の問題が解決するのか?18万人以上にアドラー心理学の研修・カウンセリングを行ってきた第一人者が初めて説く、経営者のためのアドラー心理学。
(本書は2020/2/28に致知出版社より刊行された書籍を電子化したものです) -
結局、建設的なリーダーがうまくいく。
組織で起こりがちな「恐怖によるモチベーション」と「正義感による分断」を
アドラー心理学に基づいた、ちょっぴりドライで優しいリーダー論で解決。
【「はじめに」より抜粋】
アドラー心理学が、今の多様化し、フラット化した職場にこそ役に立つと私が思う理由は、大きく三つあります。
①アドラー心理学は「横の関係」を大切にしている
アドラー心理学では、人間関係を「横の関係」でみなすことを大切にしています。
親子関係、教師と生徒、カウンセラーとクライアントでも「上下関係」ではなく、
「同じ人間」「フラットな関係」ととらえるのです。
これは会社組織でも、もちろん同じです。
今は、あなたがリーダーで、部下は立場上、部下であるけれども、
上下関係ではなく、役割の違いにすぎないのです。
フラット化した今の職場にとって、とても合った考え方といえます。
②アドラー心理学は「建設的」という視点を大切にしている
アドラー心理学では、ものごとを
「正しい/間違っている」「良い/悪い」といった視点で判断するよりも、
「建設的/非建設的」といった視点を大事にしています。
リーダーなら、部下同士の考え方が合わない、
意見がぶつかる場面に立ち合うこともあるでしょう。
価値観が多様化した今なら、なおさらです。
そんなときにこそ、この「建設的」「有益」の視点を大切にしてほしいのです。
「今から、目的のため、未来に向かって、何ができるか」の
解決策をリーダーも部下もお互いに考え、話し合う。
こうした姿勢が大切なのです。
③アドラー心理学は「共同体・社会への貢献」を大切にしている
さらに、アドラー心理学は、「共同体」の視点をとても大事にします。
「共同体」とは、「人間の複数体」の意味で、
家庭や会社、地域社会、国家のことなどです。
先ほど「建設的」「有益」という視点が大切だと言いました。
しかし、これには「自分にとって」だけではなく、
「チームにとって」「会社にとって」が加わるのです。
自分が所属するチームや会社にとって、
「建設的かどうか」「有益かどうか」が重要なのです。
つまり、アドラー心理学は、
「チーム」「組織」をとても大事にする心理学なのです。
<目次>
1章 「建設的」な視点をもつ
2章 価値観をチューニングする
3章 部下の言動に反応しすぎない
4章 安心・信頼できる職場をつくる
5章 目的・目標を掲げ続ける -
『7つの習慣』のコヴィーや、『人を動かす』のカーネギーなどに影響を与えた、いわば「自己啓発の祖」ともいえるアドラー心理学。
その基本が、一気にわかります。
主人公には人気洋菓子チェーンに勤務する由香里、28歳。
エリアマネジャーに抜擢されたものの思うようにならない日々を過ごす彼女が、ひょんなことからアドラー先生の幽霊と出会って、その助言のもと成長していきます。
マンガと解説のサンドイッチ形式で、楽しみながら学べる1冊です。
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