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『実用、PHP文庫』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全2013件

  • 日本軍はなぜ勝ち目のない戦争に突き進んだのか。人物の決断から失敗の本質を解き明かし、開戦から終戦までの流れを理解できる一冊。

    近代日本は日清戦争から始まって太平洋戦争まで幾つかの戦争を体験している。このなかで昭和時代の太平洋戦争は明治期、大正期の戦争とは異なっている点がある。日清、日露、第一次世界大戦と並べてみて、これらの戦争指導にあたった政治家、軍人には、ともかくもこの国の歴史や文化、さらには知識を代表する能力と見識をもっていた。戦争を単に軍事だけで考えるのではなく、政治や外交をからませて非軍事面の部分を代表する指導者が存在した。日清の伊藤博文や日露の小村寿太郎などが指導部に位置したために戦争にも一定の平衡感覚が生まれていた。残念なことに、太平洋戦争の指導者にはそのような政治・外交を見る人物が不在だった。そのために戦争は、軍人の目だけで戦われて、一言でいえば「軍事上の勝利を得るまで戦い続ける」という頽廃を生んでしまったのだ。加えて太平洋戦争開戦までのプロセスを見ていくと、大本営政府連絡会議では政府側は首相、陸相、海相、外相、蔵相はいずれも官僚(軍官僚)出身者、大本営側も参謀総長、次長、軍令部総長、次長も軍官僚である。国民の付託を受けた政治家が一人もはいっていない。官僚(軍官僚)の思惑によって国の存亡が決定された状態だったのである。なぜ太平洋戦争は起きたのか。その謎を解く鍵は、重大な政局、戦局にかかわった要人たちの「決断」に隠されている。人物の決断から出来事を解き明かす、という手法で、戦争を知らない世代から戦争当時は幼かった年配のかたまで、開戦から終戦までの流れを理解する一冊。
  • 人から喜ばれる存在になるだけで、とんでもなく楽しい人生が開けていく! ベストセラー著者による、この世の悩みが消える究極の教え。

    「ありがとう」と喜ばれることを続けるだけで、不思議といいことがやってくる! 本書は、「人から喜ばれる存在になるだけで、とんでもなく楽しい人生が開けていく」ということを、さまざまな事例と共に紹介した1冊です。人生で起こる悩みを克服するには、究極的に自分の「思い」をもたないことが大事と説く著者。この世の悩みが消え、新しい人生が開けるコツが満載です! 高島亮氏(正観塾師範代)による「文庫版のための解説」を特別収録。 (主な内容)●人から物事を頼まれやすいような明るい顔でいる ●頼まれやすい顔とは ●生まれてきたことの意味 ●幸せとは感じるだけ ●感謝していればストレスはない ●「ありがとう」が現象を変える etc. 「自分の周囲にいい思いを投げかける、そうするとそれは倍になって返ってきます。周りに喜ばれれば、自分も周りも、みんな楽しくなるし、宇宙もそのような人を応援してくれるようです。人間は『喜ばれる存在』として、この世に生をうけたのではないでしょうか」(本書「まえがき」より)
  • 人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。臨床心理学の第一人者による、幸福に生きるための59のヒント。

    「心にしみこむ話がたくさん載っています。読まなきゃ損です」養老孟司氏、推薦! 人間関係について、悲しみについて、成功について、人生について――。本書では、臨床心理学の第一人者による、幸せに生きるための60のヒントを紹介。ちょっと見方を変えることによって、幸福が身近になることを説いた、生き方エッセイ。幸せについての珠玉のエピソードが満載の1冊です。 (主な内容)●「なぜ、私だけが不幸なのか」という問いは、個性発見への切り口を提供している。神から与えられた不平等と、人間の平等への努力がぶち当たって、散った火花のなかに、その人だけと言える個性が輝くのではないだろうか。 ●幸福の絶頂にあるようなときでも、それに対して深い悲しみ、という支えがなかったら、それは浅薄なものになってしまう。etc. 「深く考えはじめると難しくなるが、ちょっと眼鏡をかけ変えることによって、異なるものが見えるように、少し見方を変えることによって、幸福が身近になる、ということがありそうである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 『道徳の教科書』の著者が、日本人と外国人の間で築かれてきた友好物語を紹介。ウクライナ戦争の時代だからこそ押さえておきたい。

    世界中の多くの人たちが平和な世界を希求しているものの、戦争のない世界はいまだに実現していない。とりわけウクライナ戦争は終わりが見えず、戦後最大のグローバル・リスクになっている。同時代に生き、平和を愛する私たちが、国と国、そこに生きた人と人との間に「友好」の歴史があったこと、そしてその「友好」が今日でも続いていることをきちんと知っておくことは、大切なことであろう。日本人はこれまで、多くの外国人を助けてきたし、その一方で、日本人自体も多くの外国人に助けられてきた。本書は、そうした日本と世界の架け橋になった人たちのエピソードをまとめたものである。トルコを親日国家にした山田寅次郎、六千人のユダヤ人を救った杉原千畝、アフガニスタンに用水路を建設した中村哲、明治憲法制定の恩人ローレンツ・フォン・シュタイン、ポトマック湖畔に桜を咲かせたエリザ・R・シドモアなど、幅広く所収している。コルスンスキー・セルギー駐日ウクライナ特命全権大使が推薦している文庫書き下ろし作品。
  • 他人の目が気になって、自分に自信が持てない人、必読! 心理学者が教える「後悔しない生き方」のコツ。

    ●他人の目が気になって、自分に自信が持てない人、必読! ●心理学者が教える「後悔しない生き方」のコツ。 何事にも自信が持てない、小さなことでクヨクヨしがち……これらの悩みに著名な心理学者である著者は「現実の自分を認め、己と向き合う勇気を持つことが大切だ」と語る。人と比べることなく、コツコツと実行する姿勢を身につければ、どんな逆境でも「自分は幸せ」だと思える。反対にそうした姿勢がなければ、どんなに恵まれていても「自分は不幸だ」と思ってしまう、と言う。本書では「ブレない心のつくり方」と題し、人に見せるための生き方を脱して、自分らしく生きるために必要な心構えについて解説する。
  • 570(税込)
    著:
    会田雄次
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    日本人を見つめる透徹した視線がさえわたる歴史評論集。著者による最後の評論「ルネサンスの読み方」を収録した、必読の一冊。

    私たち人間が生きるということは、その時代を築いてゆくということだけでなく、歴史の中に存在しているという意味がある。その歴史にいかなる知恵を求め、自身の教訓となしてゆくかを世の先達たちは、繰り返してきた。社会が混乱に悩む現代こそ、再び、歴史に学ぶ時である。本書では、常に歴史家として時代を見つめ、メッセージを発してきた著者の晩年の作品を集成する。日本人必読の評論集。内容は、著者による最後の長編評論となった、「ルネサンスの読み方」を始め、「バサラの化身――織田信長」、「秀吉を天下人へと駆け登らせた五人の凄腕」、「乱世の勝者と敗者を分けるもの」、「『義』に生きて『花』を咲かせる――毛利勝永」、「これを以って『創業者型人材』という――伊達政宗」、「『騎上の眼』で日本の将来を考えた男――坂本龍馬」、「『日本のビスマルク』がめざしたもの――大久保利通」、「花は桜木、人は武士」、「なぜ今、歴史小説なのか」……など、好編が満載。
  • 510(税込)
    著:
    青野豊作
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    江戸期の商人の残した家訓・商訓・商人心得書を今日的な視点で読み直し、現代のあらゆるビジネスに通ずる商売の知恵と原理原則を探る一冊。

    日本型経営が脚光を浴びている。その原型を造った江戸期の商人たちは、何を考え、どのように行動したのか。合理と情の人事管理術とは、接客の基本、商取引のポイントとは何か? 彼らの残した家訓・商訓・商人心得書を今日的な視点で読み直し、現代のあらゆるビジネスに通ずる商売の知恵と原理原則を探る。
  • 世界の中の日本社会のあり方を、文明論的視点から鋭く分析する著者渾身の評論集。

    戦後日本は、西洋的価値、つまり豊かさと等しさという価値観を取り入れ発展してきた。しかし、豊かさと等しさを同時に得ることは不可能な、矛盾をはらんでいるものである。そのことに当初から気づいていた西洋と今後も求め続けるであろう日本には、すでに“摩擦”という問題が生じている……。世界の中の日本社会のあり方を、文明論的視点から鋭く分析する著者渾身の評論集。
  • 1,000(税込)
    著:
    島崎晋
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    伝説の黄帝から前漢武帝の時代まで、司馬遷の不朽の歴史書「史記」の全ストーリーを一冊に凝縮。スイスイ読める超訳でよくわかる。

    日本人の中国史に対する関心は、『三国志』にばかり集中する珍現象が四十年ほど続いていた。しかし、原泰久氏の漫画『キングダム』が成功し、アニメ化、映画化もなされて読者層が広がる中で、状況は一変。『三国志』の独壇場は崩れ、戦国時代終盤にも熱い視線が注がれるようになった。『史記』は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書で、今なお人気の高い名著である。ただし、全130巻に及ぶ超大作。原典のおもしろさを失わずに一冊にまとまっているもの、そうした読者の要望に応えるべくして生まれたのが本書である。本書は、神話から殷・周の時代、春秋時代、戦国時代、秦の始皇帝の時代、項羽・劉邦の時代、文帝・景帝の時代、武帝の時代という7章構成。どこから読んでも理解できるようになっている。『史記』では、難局を突破していく英傑たちのストーリーが展開されるが、そこには駆け引き、決断、裏切り、友情など、二千年の間、読み継がれた胸アツの人間ドラマがある。『史記』はまた故事成語の宝庫でもあり、「鳴かず飛ばず」「要領を得ず」「呉越同舟」など、なじみのある名言が次々に登場する。本書では、その由来や本来の意味を、折に触れて注釈している。さらに、『史記』の舞台になった場所の写真や地図もある。中国の超大作を最高に楽しめる一冊。
  • あなたを豊かにする孤独な時間。あえて「一人きりの時間をもってください」と伝える禅僧が、本書で孤独との付き合い方を解説。

    世界中で著書が翻訳され読み親まれる禅僧が、本書で孤独との付き合い方を解説。『孤独よ、こんにちは。』を改題。(本書より)本来、人間とは孤独な存在。だからこそ、自分のところに流れてくるご縁を結びながら、互いに心を寄せ合って生きていくこと。禅僧は、常に孤独の中に身を置きながら修行をしています。そしてその「孤独」の中から、禅僧たちは多くのことを感じ取り、そして学び、身につけていくのです。「一人きりの時間をもってください」。私はいつもそう言います。なぜならば、孤独と向き合うことなく、私たちは本来の自己(自分)に出会うことはできないからです。仏教で言うところの生きる意味とは、最終的には「本来の自己」に出会うこと。自分の存在とこの世の真理を見極めることにあります。 〈本書の構成〉第1章 孤独って何ですか? 第2章 家族との間で感じる孤独 第3章 大事な人と一緒にいると生じる孤独感 第4章 仕事と人間関係の悩み 第5章 孤独との付き合い方
  • 偽りの通説で塗り固められた天下分け目の大合戦。なぜ、徳川家康は天下を獲ることになったのか。一次史料がその真実を明らかにする!

    慶長五年(一六〇〇)九月十五日、天下分け目の戦いとして、後世に知られ、家康率いる東軍が勝利を得た関ヶ原合戦。日本史上、あまりにも有名なこの合戦の経緯や様相は、小説やドラマで何度となく描かれてきた。しかしながら、それらの劇的なストーリーが、実際に真実に基づくものかどうかは、今もって論争が繰り広げられている。文庫化に際し、ここ数年の「関ヶ原合戦」に関わる最新研究もふまえ、アップデートされた本書が、その真相に迫る。豊臣秀吉没後、歴史は大きく動き出す。五大老のひとり、徳川家康は、いかにして天下獲りの道を歩んだのか。西軍を率いた石田三成、西軍総大将になった毛利輝元、上杉景勝と直江兼続……。相対する東軍の家康に従う井伊直政、本多忠勝ら譜代の家臣、そして福島正則、細川忠興、黒田長政……。さらに、真田家、小早川秀秋らは、どう動いたのか。「東西挟撃策」「小山評定」「石田三成訴訟事件」「直江状」……合戦前後の動静を、良質な一次史料を重視し、丹念に見つめ直し、検証することで、見えてきたのは、決戦前日に東西両軍の勝敗は決まっていたということだった――。 ●目次構成 ●プロローグ 徳川幕藩体制の端緒となった「関ヶ原合戦」の論点 ●第一章 豊臣政権の変質 ●第二章 上杉景勝の覚悟 ●第三章 決起した西軍 ●第四章 輝元、吉継、三成の選択 ●第五章 関ヶ原前夜の攻防 ●第六章 決戦関ヶ原 ●第七章 「関ヶ原合戦」の戦後処理 ●エピローグ 徳川家康「関ヶ原体制」の創出 *本書は、2019年9月にPHP研究所から刊行された『関ヶ原合戦は「作り話」だったのか』を改題のうえ、加筆・修正したものです。
  • 人気シリーズ第4弾! 心がちょっぴり疲れた時に効く、1話3分で読めて、気持ちがリフレッシュできる本当にあった話が満載の1冊。

    人気シリーズ第4弾! 本書は、読むだけで気持ちがリフレッシュできる、本当にあったストーリーを40編に厳選しました。1話3分で読めて、気が付けば心のモヤモヤが晴れる1冊。美味しいコーヒーと共に、極上のリフレッシュタイムをあなたに。 ●頭へのデッドボールが生んだ「奇跡のような場面」 ●暴動で、唯一襲撃されなかったお店 ●ルールを守ってもらいたいときに使える「逆転発想」のアイデア! ●ドジョウを丸飲みした芸人に明石家さんまが言った言葉 ●急な誘いを円滑に断るときの、「笑えるフレーズ」と「使えるフレーズ」 「『昨日はまいったな……』仕事で気分が沈んだ週末は、犬の散歩のついでに近所の公園へ。いっとき、仕事を忘れて、読書にふける……。そして、温かなブレンドコーヒーでリフレッシュ。この本には、そんな時間のお供になる、心をリセットできる話を集めました。いつものように、お好きなページの気になる話からご賞味ください」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 480(税込)
    著:
    村松暎
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    中国の停滞・日本の混迷の中に、儒教思想の深い影を見出し、その誤謬を鋭く指摘した意欲作。

    長きにわたって中国を近代化から取り残した悪しき精神主義。国際政治の舞台で非難される日本の自主性のなさ・馴れ合い主義。これらはいずれも儒教の「毒」がもたらしたものである。――偽善と権力欲が渦巻く儒教思想の形成のプロセスを客観的に検証しつつ、そこに潜む陥穽を暴くと共に、儒教が説く独善的徳を乗り越えて生きることを訴える。まったく新しい論語の読み方。
  • 本書は、気鋭の中国文学者が、人生について心の思うままに綴った味わい深い随想集である。

    人生とは何か。真実の生き方とはどういうものか。古きより人々に愛されてきた漢詩の中には、志と気概の吐露、酒と歓楽の日々、激しい恋の心模様、逆境と孤独の心情、老いと悟りの境地、そして別離の想いなど、人生を織りなす様々な場面の心のあり方を題材にした名篇がある。本書は、その中から33篇選び、気鋭の中国文学者が、人生について思うままに綴った味わい深い随想集である。
  • 本書は戦後社会をリードした政治家・財界人・官僚・マスコミなどの指導層たちの「功罪」を直視することにより、これからの時代に求められる新しい指導者像を探った著者渾身の本格的評論集である。

    戦後日本の繁栄をもたらした日本人の勤労精神は、昨今、急速に薄れつつある。このままでは日本の前途は決して楽観できるものではなく、今こそ、新たな価値体系の樹立が急務である――。本書はこうした基本的問題意識から、戦後社会をリードした政治家・財界人・官僚・マスコミなどの指導層たちの「功罪」を直視することにより、これからの時代に求められる新しい指導者像を探った著者渾身の本格的評論集である。
  • 本書は、中国の古典にみる成語・名言・諺をアトランダムに取り上げ、それらにまつわる故事を紹介するとともに、著者の鋭くも温かい「人間観察眼」に基づくユニークな解説・感想を加えた、異色のエッセイ集である。

    古くから伝えられてきた名句・名言には、人間の深い英知が秘められており、人生の最良の指針である。そしてまた、見事に真理をついているようでいてまったく逆の見方ができる場合もあるなど、汲めども尽きぬ味わいがある。本書は、中国の古典にみる成語・名言・諺をアトランダムに取り上げ、それらにまつわる故事を紹介するとともに、著者の鋭くも温かい「人間観察眼」に基づくユニークな解説・感想を加えた、異色のエッセイ集である。
  • 崩れ行く日本を救える真の人材、真のリーダーシップとは何か。日本人の精神、歴史、文化など、著者独自の幅広い視点から、いま日本が求めるリーダーの条件を明らかにする。

    空海、世阿弥、秀吉、本阿弥光悦……闊達な創造性に富んだアウトサイダーこそ、混迷を切り開く次代のリーダーにふさわしい。歴史の転換期を迎えたいま、日本の近代化を支えてきた“秀才型リーダー”はもういらない。崩れ行く日本を救える真の人材、真のリーダーシップとは何か。日本人の精神、歴史、文化など、著者独自の幅広い視点から、いま日本が求めるリーダーの条件を明らかにする。
  • 身近にある数や図形たちの秘密を、サイエンスナビゲーターがやさしく紹介。しびれるくらいに面白い、とっておきの数学のはなし。

    ベストセラー『面白くて眠れなくなる数学』、待望の第3弾! 本書では、「クラスに同じ誕生日の人がいる確率」「スマートフォンは『座標』が支える」「インドの魔術師ラマヌジャン」「清少納言知恵の板と正方形パズル」「感動的な数学者のはなし 建部賢弘」「ピラミッド計算は美しい」など、身近にある数や図形たちの不思議を大公開。今回の第3弾には、実用性の高いはなしも多い。11から19までの二乗のスピード計算術を掲載。文庫化にあたっては、番外編「ビックリ! とっておきの計算術」を設け、両手を使う計算術や100に近い数同士のかけ算のスピード計算術も紹介している。さらには、日本と欧米の単位についての興味深いはなしもある。しびれるくらい楽しい数学のはなしをまとめた数学エンターテイメント。『超・超面白くて眠れなくなる数学』を改題し文庫化。
  • 常に人生を楽しみ、明るい思いで満たされている人ほど、運は強くなる。当代きっての実業家が、何があっても成功する生き方を伝授。

    人生は苦労するのが当たり前? 残念ながら違います。常に人生を楽しんでいて、明るい思いで満たされている人ほど運は強くなり、成功できるのです。まずは、「自分を大切にして人生を楽しむと、想像以上の未来が手に入る」ということを、しっかりと意識に刷り込んでおいてください。累計納税額日本一の実業家が教える、人生から難題が消え、何があっても成功できる生き方の法則。
  • 人を動かすのに、派手な言葉や主張はいらない――。読めば、人間関係が驚くほど円滑になる、最強の心理術62!

    ●スタンフォード大、ハーバード大……すべてに根拠あり! ●意外なコツを知るだけで、仕事・生活……全部うまくいく! ●心理学が科学的に明らかにした「人間関係のすごい秘密」 本書で紹介する心理学の知見は、「人間の心は、コミュニケーションの最初の一瞬に大きく左右される」ことをよく示している。最初の挨拶の一言だけで、タイミングよく発せられた言葉ひとつで、ちょっとだけ見せた笑顔ひとつで、かすかな身体の動きひとつで……。コミュニケーションは、いちいち考えずに口をついて出る言葉や一瞬の行動によって成り立っている。だからこそ、相手に思いどおりに動いてもらうためには、適切な言葉をすぐにかける必要がある。しかし、頭の回転が特別に速いわけではなくても、口が達者でなくても、人は操ることができる――たとえば、無言であっても、人を操ることは可能だ。人間の心理に沿った言葉や動きを知っておけば、10秒で人を操ることなどたやすいものだ。一瞬で相手をあなたの虜にする「禁断のテクニック」が満載!
  • 今日の日本の本質的特徴を規定した史上九つの決定的瞬間。それを演じた人物を洞察し、下した決断の意義を世界史的見地から説き明かす。

    人の一生に何度か人生を決定付ける瞬間があるように、一国の歴史にもその国の命運を左右する決定的瞬間がある。本書は、今日の日本の根本的特徴を規定した歴史的条件、そしてそれを演じた人物の決定的役割について、解き明かしたものである。日本の決定的瞬間は、九つの時代の十人の決断に到達すると著者は結論する。それらの人物とは製鉄業で戦後日本のあり方を変えた元川崎製鉄社長西山弥太郎、五度陸相を務めた軍人宇垣一成、欧米列強の征服から日本を守った行動的知識人勝海舟、廻船業で近代社会を拓いた高田屋嘉兵衛、元禄を代表する芸術家尾形光琳、嫉妬から結果として閉塞日本を作った北政所、唯物合理主義者織田信長、バサラの徒佐々木道誉・高師直、初の武家政権を築いた平清盛、以上の十人であり、現代から遡る形で解説する。政治、経済、文化史といった幅広い知識と深い人間洞察力、さらには世界史の巨視的な見地から決定的瞬間を考察した名著。
  • 歴史・文化・宗教の比較によって、日本人の外国認識の誤りと、欧米諸国との相互理解の欠如の要因を鋭く指摘し、日本再生への条件を示した警世の書。

    貿易黒字の増大とともにますます厳しくなる対日批判……。氷雪化する国際関係の中で、日本はどのように生きのびていけばよいのか。本書は、西洋史研究の権威である著者が、歴史・文化・宗教の比較によって、日本人の外国認識の誤りと、欧米諸国との相互理解の欠如の要因を鋭く指摘し、日本再生への条件を示した警世の書である。
  • ヨーロッパに生まれた合理主義を、アジアで、なぜ日本だけが身につけることができたのか。その理由を多彩な視点で探るユニークな文明論。

    『アーロン収容所』(中公新書)、『日本人の意識構造』(講談社現代新書)など、日本の論壇史に残る名著を著し、冷静かつ鋭い批評眼で、日本および日本人に、含蓄深いメッセージを発し続けた、会田雄次氏。1997年に亡くなるまで、そのとぎすまされた視線は、衰えることを知らなかった。本書『合理主義』は、1966年、氏が盛んな活動にさらなる円熟味を加えつつあった50歳の頃にまとめられた、示唆に富む一冊である。ヨーロッパが世界を制覇できた理由は何か。アジアにおいて、日本だけが、ヨーロッパに対抗できたのはなぜか。本書では、その鍵を「合理主義」に見、その発生の土壌と歴史的展開を、風土的条件や自然観の差、農業・牧畜業・商業などにおける価値観の違い、支配体制のあり方など、多くの比較史的視点からわかりやすく説き明かして行く。歳月を経ても未だ古びた感は無く、さらに今後の日本を考える上で必読のユニークな文明論である。
  • 文明批評の名著『表の論理・裏の論理』『逆説の論理』『日本人の忘れもの』の3作から、豊さに迷走する現代日本人に贈る極上の叡知。

    日本人が未だかつて経験したことのない、長く深刻な不況。国民の購買意欲は冷え切り、回復の兆しさえ見えてこない。構造改革を旗印に歩み出した小泉内閣の改革はいっこうに進まないどころか、政・官・財の癒着が内閣の足元を脅かしている状態だ。一方、金融機関の不倒神話は完全に崩れ、有名企業が消費者を欺いていたことも明るみになり、国民の不信感は募るばかりだ。日本人は、なぜこのような体たらくを演じる国民になってしまったのだろうか。本書に収められている批評の多くは、昭和四十年代後半から五十年代半ばにかけて発表されたものであるが、著者は経済成長優先の反面、「日本的叡知」が失われつつあった時代にやがて現在のような事態が到来することを見事に予測していた。物質的には豊かである一方、精神的な貧困により迷走を続ける日本。今こそ著者のいう「日本的叡知」を取り戻すところに、この事態を打開する糸口が見出せるのではないだろうか。
  • 本書は、史上の人物の生きざまや、映画・文学の世界を通して、生き甲斐のありかを丹念に発掘してゆく。人生の本質とは何か、また、幸福を得る精神の持ち方を明快に語る雄渾な人生論集。

    戦後、日本人は物質的豊かさに生き甲斐を求め、その達成のもとに幸福が得られるものと信じていた。しかし、現在、未曾有の繁栄の中にいながらも、生きる充実感をつかめぬ人々がいる。本書は、史上の人物の生きざまや、映画・文学の世界を通して、生き甲斐のありかを丹念に発掘してゆく。人生の本質とは何か、また、幸福を得る精神の持ち方を明快に語る雄渾な人生論集。
  • いざというときに命を賭けて戦えるか? 戦国武将の決断と行動を通して、現代ビジネスマンの資質を問いかける。「男の生き方」24話。

    人間性のもっとも根源的な本質は、動乱期に顕著に現れる。本書は、日本人が歴史上もっとも自由にその人間性を発揮し、競争し、日本を発展させていった戦国時代の名将たちを中心に、その決断と行動から指導者のあるべき姿を追求したものである。その意味で本書は単なる成功のハウツー書でもなく、人生の修業書でもない。「人間とは何か?」を考えるうえで必読の書なのである。
  • 21世紀の日本がさらに発展し、真の豊かさを築くためには、常軌を逸した一層の進取の気概と器量、すなわち、バサラの精神こそが必要と説く、本格的評論集。

    古典的名画の落札、外国企業の相次ぐ買収など。「世界一の金持ち国家・日本」を象徴する事例には事欠かない。しかし、それは本当の“豊かさ”なのか? 現代日本の社会・文化の諸相に光を当てると、そこには“たかり・狭量・矮小”ともいえる退嬰的精神が見え隠れする。本書は、21世紀の日本がさらに発展し、真の豊かさを築くためには、常軌を逸した一層の進取の気概と器量、すなわち、バサラの精神こそが必要と説く、本格的評論集である。
  • 私の人生では「新しい」こと、つまりまだ済んでないことがあります。それは死ぬことです――死から宗教まで自身の考えを綴った一冊。

    「どうしたら『生きられるか』、そんなこと、私に訊かないでください。わかるでしょ。その疑問に『自分で』答えること自体が、『生きる』ってことなんだから」(本書の第10章「若いころ」より)運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。 〈目次より〉◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない ◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実 ◆だれだって死体になる ◆すべての患者はかならず死ぬ ◆寿命は運。私は専門家におまかせします ◆共同体を消すことが「進歩」だった ◆本質的に変わらない「私」なんて、ない ◆個性は心にはなく身体にある ◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた ◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た ◆私の価値観が確立した瞬間 ◆テーマが勝手に増える ◆フリーターになりたかった ◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった ◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った ◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい ◆解剖を選んだ理由 ◆すべての結果が自分に戻ってくる ◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する ◆本当に自分で学問をするということ ◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ ◆「脳という方法」を使う ◆フツーを重ねるとトクベツになる? ◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた ◆「あたりまえ」は意外にむずかしい ◆自己チューの社会的意味 ◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要 ◆宗教は新しいほど危険 ◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った ◆科学はキリスト教の解毒剤 ◆考えるためにはこだわる必要がある ◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった ◆単純な解答はたいていウソ ◆日本というヘソの緒が切れない ◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた ◆「生きる」ことがわからないはずがない ◆人一倍世間を気にする「変わり者」 ◆この国は「自分流より世間流」 ◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた ●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。
  • 第二次世界大戦時、凄腕の情報士官として連合国に恐れられた小野寺信。その信義に貫かれた生涯と諜報戦の実態を描いた名著の文庫化。

    「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国側から恐れられた「インテリジェンス・ジェネラル」小野寺信は、なぜ、欧州の地で価値ある情報を入手できたのだろうか。それは、小野寺が人種や国籍、年齢、宗教などを越えて、あらゆる人たちと誠実な人間関係を結んでいたことと無縁ではない――(序章より)「インテリジェンス」の極意を体現した日本人武官「小野寺信」。イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官といわれるこの男は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、原爆開発情報といった様々な重要機密にとどまらず、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいた――。第22回山本七平賞受賞の気鋭のジャーナリストが、丹念に第一級史料を調べ上げ、取材を重ねる中で、見極めることのできた真の愛国者「小野寺信」の流儀。 [目次構成]●序章 インテリジェンスの極意を探る ●第一章 枢軸国と連合国の秘められた友情 ●第二章 インテリジェンス・マスターの誕生 ●第三章 リガ、上海、二都物語 ●第四章 大輪が開花したストックホルム時代 ●第五章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関 ●第六章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力 ●第七章 オシントでも大きな成果 ●第八章 バックチャンネルとしての和平工作 *本書は、二〇一四年に刊行された『「諜報の神様」と呼ばれた男――連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀』の副題を改題し、「文庫版まえがき」を新たに書き下ろして刊行するものです。
  • 失敗を人のせいにする、出世のために人を蹴落とす……こうした人間心理に潜むものとは。厳しい競争社会を生き抜くための人間関係講座。

    同僚が仕事で失敗をして、上司から怒られている。そんな時、気の毒に思いながらもなぜだか楽しげな自分を見つけ、ハッとしたという経験はないだろうか。「他人の不幸は蜜の味」というが、表面は同情して見せても、実は心のどこかでニヤリとほくそ笑む自分には、いったいどんな深層心理が働いているのだろう。そんな建て前に隠された人間の本音を明らかにしてみよう、というのが本書の狙いだ。例えば、他人の失敗を喜ぶ深層心理には、他者への攻撃行動が潜んでいるのだという。だが実際には暴力的な攻撃は加えられないから、相手の精神的苦痛を認識することで、いい気味だというネガティブな反応となるのだそうだ。特に欲求不満や葛藤を抱いている人ほど攻撃行動が極端に出るらしく、イライラしやすい人や我慢強さに欠けると自覚する人は、ケンカを売ったり、反感を買い、余計なトラブルを招かないようにと注意する。人づきあいが苦痛という人にぜひ勧めたい一冊だ。
  • 611(税込)
    著:
    西部邁
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    常に時代への懐疑の目を持ち続ける著者が「大衆」たちが占拠した戦後日本民主主義のひずみに鋭いメスを入れ、現代における最大のタブー、すなわち、“大衆批判”をあえて行って話題を呼んだ、注目の評論集。

    「大衆とは資産を持たぬ人々のことでもなく、指導される人々、教育される人々のことでもない。ついに懐疑することを放棄してしまった人々のことである」――常に時代への懐疑の目を持ち続ける著者が「大衆」たちが占拠した戦後日本民主主義のひずみに鋭いメスを入れ、現代における最大のタブー、すなわち、“大衆批判”をあえて行って話題を呼んだ、注目の評論集。
  • 600(税込)
    著:
    西部邁
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    家族とは? 政治とは? 宗教とは? 自らの思想の原点を辿りつつ「善く生きる」とは何かを問う。現代人が失いかけた生の意味を取戻すための試み。

    家族、国家、宗教、政治、人生、文学。かつては日常生活に密着していたはずの素朴な言葉を無化し、巨大な虚無へ堕ちていこうとする現代人に救いはあるのか。著者は自らを「保守主義」たらしめた体験の自己解釈を通じて、「歴史と伝統に裏打ちされたルールなしには生きられない」という人間の存在証明に挑む。理性と感情の均衡へのあくなき意志をもって、その思想的枠組みの全容を初めて明らかにした書。
  • 藤井聡太五冠の躍進の秘密には「悔しがる力」があった。負けをただの負けに終わらせず、次につなげて勝つための思考法を伝授する。

    藤井聡太氏は棋聖、王位、叡王、竜王、王将と立て続けに五冠を制覇し、五回の防衛戦を含めてタイトル戦十連勝という前人未到の記録を打ち立てた。公式戦で六連敗していた豊島九段にも圧勝を重ねて苦手意識を完全に払いのけた。もちろん、それまでも盤石の安定感だったが、変化といえば、以前に比べて持ち時間に対する意識が変わったことだろう。それまでは時間不足によって追い込まれることが多かった勝負が、一分将棋に入る前に一、二分時間を残すようになったのだ。わずかな時間ですが、読みの速度が尋常ではない藤井氏の場合、その一、二分が勝敗を左右する。さらに、どんな戦法に対しても逃げずに受け入れる姿勢が、弱点を作らず地力をつけることにつながっている。修正能力が高いため、同じ相手に一回は負けても、二回、三回と負けることはない。番勝負で圧倒的な強さを見せる所以だ。大勝負で次々に強豪を倒して実績を積み上げてきた経験によって、精神的にも落ち着きと風格が備わってきた。わずか二年間で人はこれほど成長できるのか、と驚くばかりだ。五冠という肩書だけではなく、高校生から将棋一筋の社会人となり、第一人者としての自覚が芽生えてきた、と著者は語る。人はいくつになっても成長できる。成長の機会は師匠や周囲の人間が用意できるものではなく、本人の意志と不断の努力によってもたらされる。藤井氏の場合、その意志と努力は「この上なく将棋が好き」「もっと強くなりたい」という気持ちに支えられている。単行本刊行時に無冠の七段だった藤井が五冠に成長する、その源泉の思考法に触れられる一冊。
  • 精神科医の自殺率は一般の人の数倍という。なぜ自殺を食い止める立場の専門家が心を病むのか。気鋭の精神科医が解き明かす。

    精神科医の自殺率は一般人の数倍という。死のうとする人を食い止める仕事であるはずの精神科医がなぜ、そのようなことになってしまうのか。みずからが薬漬けになっている医師、女性患者と肉体関係に進んでしまった医師、不正な事件にかかわり、当局のご厄介になった医師……。本書冒頭には、こうした残念な精神科医、ダメな精神科医が次々と登場する。私たちは、安心して精神科の門をたたくことができないのだろうか……。本書は、現役の精神科医が、日本の精神医療界の闇を冷静に分析して解説し、患者が心の問題と向き合う時に知っておくべきこと、信頼できる医師に出会うための心得を説いたものである。 ●世界でも1位、2位を争う膨大な外来患者数 ●100人の精神科医がいれば、診断も100通りある ●精神科薬の成功確率は誰も証明できない ●費用対効果の高い読書療法 ●瞑想は大きな効果が期待できる ●万人にとっていい精神科医は存在しない、ほか。『精神科医はなぜ心を病むのか』(2008年刊)を改題、大幅に加筆、修正して文庫化。
  • え、そんな逸話が!? あの徳川家康が礎を築いた、庶民がイキイキと暮らすお江戸の町を、浮世絵などヴィジュアル満載で楽しくご案内♪

    文庫化に際し、番外編で「徳川家康」を加筆してバージョンアップ! 2023年大河でも話題の家康公が、その礎を築いたお江戸の町。「武士が主役」だった時代だと思われる方も多いはずですが、実際にはそうでない面が多々あったことをご存じでしょうか。その様子は、版本(木版で印刷された本)や浮世絵などの当時の絵画史料によく描かれており、江戸で生きる「庶民が主役」としてイキイキと暮らしていた姿をイメージすることができるのです。本書にはそうした史料が厳選収録され、ヴィジュアル満載で「えっ!?」と驚く逸話もたくさん紹介されています。庶民が、裕福でなくても、生きがいや幸せを感じて、毎日を過ごしていた時代だからこそ、歌舞伎や浮世絵、寿司や蕎麦などの食文化も大いに発達したのです。しかもそれらの風俗・文化は、現代の私たち日本人にとって、世界に誇ることのできる貴重な財産になっているのです。著者・堀口茉純は、自らが運営するユーチューブ「ほーりーとお江戸、いいね!」で、今もその江戸の素晴らしさを伝え続けています。歴史好きの方々に好評のこのユーチューブでは、「江戸への愛だけは誰にも負けないわよ!」という情熱が静かに伝わってきます。ページを開けば、楽しく明るいお江戸の世界。本書をぜひ手にとって、その不思議な魅力を味わってください。
  • 京セラを世界的企業に育てあげ、晩年は経営破綻したJALを再建に導いた稀代の経営者・稲盛和夫。彼の生涯を綴った唯一の完全評伝。

    ど真剣に生きてみろ。君の思いは必ず実現する! 日本が世界に誇る名経営者・稲盛和夫。本書は、幼少期、若手社員時代から京セラ創業、JAL再生まで、稲盛氏本人へのロングインタビューと膨大な資料の綿密な考証を元に、その稀有な生涯を丁寧に綴った傑作評伝です。京セラの経営思想が生まれた背景やエピソードを、日本経済が活況を呈していた時代の風景とともに、迫真の臨場感をもって描き出します。「フィロソフィ」「アメーバ経営」の原点はここにある! 『思い邪なし 京セラ創業者 稲盛和夫』を改題して文庫化。(本書の構成)●序章 誓いの血判状 ●第一章 勝ちに見放されたガキ大将 ●第二章 ファインセラミックスとの出会い ●第三章 世界の京セラへ ●第四章 第二電電への挑戦 ●第五章 奇跡のJAL再生 ●第六章 利他の心を永久に 「この社会で、中小企業のオーナーほど“ど真剣”に経営と向き合っている人たちもいないだろう。彼らは本物を見抜く。彼らに一時の流行の経営指南書など無用である。稲盛の経営哲学に普遍性と実用性があり、実体験に基づいた説得力があるからこそ、彼らは心惹かれるのだ」(本書「あとがき」より)
  • 心と体は使い続ける限り、ある程度、若さを維持できるが、使わないと衰えも早い。アンチエイジングの新常識を徹底的に解説する。

    本書は、30年以上にわたって6000人以上の高齢者を診てきた著者が、老化予防、アンチエイジングにまつわる考え方や具体策をまとめたものである。著者によれば、いまの多くの医者が推奨している、予防医学的、節制的健康法は老化を逆に進めてしまうという。メタボ対策もダイエットも、間違いだらけ。太めの人のほうがやせ型の人より6~8年も長生きすることが明らかになっていることなど、国内外の興味深いデータに基づいて「新常識」を説いている。 ●日本人はもっと肉を食べたほうがいい ●ダイエットすると飢餓レベルに近づく ●快体験は免疫力を上げる ●人は感情から老化する ●血圧も血糖値も下げすぎのほうが怖い ●骨だけは老け込んでいる日本人、ほか。 『「がまん」するから老化する』(2011年刊)の内容を新版としてアップデートした文庫版。老化予防、アンチエイジングに関する著者の原点と言える一冊。
  • 本書は、「人間観察」をライフワークとする著者の、ユーモアあふれる人生論。生きてきた時間がまだ少なく、その分ヒトの取り扱いに慣れていない、20代の人たちに贈る“生きるヒント”。

    モテル奴、明るい奴、運のいい奴、羽振りのいい奴、アタマのきれる奴……、なんで他人はみんなカッコよくみえてしまうのだろう。本書は、「人間観察」をライフワークとする著者の、ユーモアあふれる人生論。学校ではけっして教えてくれないセンスのいい生き方を教えます。生きてきた時間がまだ少なく、その分ヒトの取り扱いに慣れていない、20代の人たちに贈る“生きるヒント”。
  • 本書は芭蕉、蕪村から、明治・大正・昭和そして平成の俳人まで、流派や結社にとらわれることなく、広く366の名句をとりあげ、鑑賞をほどこした歳時記。これまであまり俳句に縁のなかった人も、日々の読み物として十分に楽しめる一冊である。

    日本人の豊かな季節感を詠みこんだ俳句は、せわしない日常に一時のやすらぎを与えてくれる。本書は芭蕉、蕪村から、明治・大正・昭和そして平成の俳人まで、流派や結社にとらわれることなく、広く366の名句をとりあげ、鑑賞をほどこした歳時記。実際に句作に携わる人のよき手引きとなるのはもとより、これまであまり俳句に縁のなかった人も、日々の読み物として十分に楽しめる一冊である。
  • なぜ首相の靖国参拝が批判の的になるのか。なぜ政府は近隣諸国に謝罪をし続けるのか。不毛な議論に終止符を打つ、著者渾身の論考集。

    毎年、8月15日が近づくと話題になる「首相の靖国神社参拝」、それに過剰に反応する近隣諸国……。戦後、日本に定着した、新種の風物詩と揶揄したくなるほどである。しかし、「近隣諸国への配慮」と「国策を考えて」という、まやかしの名目で、首相の靖国神社参拝を問題視し、近隣諸国に謝罪外交を続ける日本に、著者は疑問を投げかける。「正々堂々と反論もせず、言い逃れを画策する態度こそ問題である」と。本書は、A級戦犯・靖国問題・平和祈念碑設立をめぐって、敗戦から60年を経て、いまなお繰り返される不毛な議論に終止符を打つべく、その是非を世に問うた論考集である。文庫化に際して、昭和28年8月3日の衆議院本会議における「戦犯の赦免に関する決議」などを収録。この資料を見れば、当時の日本社会党、日本共産党も含め、「全会一致」で「戦犯赦免」を可決していることがわかる。その時点から日本に「戦犯」はいないことを記しておこう。
  • 原子番号1の水素から原子番号118のオガネソンまで、元素の世界を身近で興味深い話題に結びつけながら、やさしく解き明かす。

    元素は現在、全部で118種類ありますが、天然にあるのは約90種類です。その約90種類の元素が、1億を超える地球上の物質や宇宙にある物質も含めて、さまざまな種類の物質を織りなしています。元素は結びつく相手や結びつき方を変えて膨大な物質(万物)をつくりあげているのです。本書は、天然にあるものとないもの計118種類、原子番号1「水素」から原子番号118「オガネソン」まで、すべての元素の世界を、身近で興味深い話題に結びつけながら、やさしく解き明かしています。学校で習った理科や化学が苦手だったとしても知的好奇心をもって元素の世界を知りたい人に、最適です。 ●太陽エネルギーの源は水素の核融合 ●天然塩(自然塩)のつくり方 ●鉛筆はなぜ「鉛の筆」というのか? ●タバコを吸うと被ばくする!? ●ローマ時代の水道管 など、というように、興味深い話が満載です。好評書籍の情報をアップデートして文庫化。読みだしたら止まらない一冊。
  • 一生、切れない、詰まらない血管を作るには? 見た目も心もマイナス10歳になる方法をスーパードクターが自ら実践する方法を伝授。

    心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化。最近の研究では、血管を若返らせることができるとわかってきた! さらに血管が若返ると、見た目や心まで若返ってくるという。見た目年齢40歳の著者も実践する、しなやかな血管を手に入れるためのワザを解説。血管の構造や動脈硬化が進む仕組み、食生活、運動、メンタルヘルスについてわかりやすく紹介する。『「しなやかな血管」で若返る!』の文庫化。 [本書の構成]第1章――人体最大の臓器、「血管」が危ない! 第2章――血管の内皮細胞を守る! 第3章――血管を若返らせる その1 食生活 第4章――その2 日々の運動 第5章――その3 生活習慣とメンタルヘルス
  • 腐敗とマンネリズムを続けるか。「反転」して甦るか。深い使命感と戦略的思考が問われる時代だからこそ「明治日本」に学び直したい。

    われわれが歴史を読むとき、一番大切な着眼点は、「歴史を動かすもの」は、物質なのか、それとも人間の精神なのか、という問題意識だと私は思います。そして日本の近代史とくに「明治」を考えるとき、これこそ最も重要な視点ではないかと思うのです。(「最終章」より) 著者は、日本近代史において明治という時代が「輝かしい」のは、いち早く西洋の合理主義、技術をわがものにし、日清、日露という大戦争に勝ち抜いて列強に肩を並べたからでなく、西洋文明の奔流にさらされる中で、本来の「日本のこころ」のあり方をつねに見つめ、「誠」を貫くことこそ、自らの持てる力を十分に発揮しうる道であり、それこそが己の生きる道だと信じた人間がリーダーたちだけでなく、庶民の間でも、次から次へと多数現われた時代だったところにあるという。本書にはそうした国際政治学者だからこそ見えてくる、日本の歴史を読み直す視点が、幕末・明治期を代表するリーダーを取り上げるなかで随所に提示されている。
  • 本当の豊かさを実感できる日本となるために、新たな戦後・90年代の世界の中で、日本のあるべき姿を探る。

    日本を人間にたとえれば「体型は東京一極集中、体質は最適工業社会、気性は内志向集団主義、気質は官僚主導型体制」。戦後の繁栄に寄与してきたこの気質や体質も、世界の構造と秩序が大きく変化する中、日本の成長を阻む要因と化している。真の豊かさを実感できる社会となるために、今こそ日本の「国質」を革める時だ。――大胆な構想、冷静な分析、そして真摯な情熱をもって訴える日本改造論。
  • 世界を、そして日本自身の社会を襲う“大変革”のただ中で、日本の取るべき方策を大胆に提示した話題の書。

    新しい「知価社会」の時代をよりよく生きるためには、国も企業も個人も英知と勇気をもって、この“変革”に参加せねばならない。今、我々に不可欠なのは、最適工業社会を築いた過去の成功体験に学ぶラーニングではなく、それを超越したアンラーニングなのだ。それができなければ、どのような改革も成功しはしないに違いない。世界を、そして日本自身の社会を襲う“大変革”のただ中で、日本の取るべき方策を大胆に提示した話題の書。
  • 役職定年、年上上司、リストラ万歳! 人生は50歳からが二度美味しい。逆転の発想で毎日を豊かに生きるヒントを実体験を基に開陳。

    役職定年、年下上司万歳!! 人生逆転の法則を伝授。バブル期に大量入社した世代がちょうど50代半ばに突入。出向や役職定年、早期退職などの時期を迎えている。著者は言う。「リストラ対象の50代に言いたいことは1つだけである。意地を張れ、ということだ。ありていに言えば身勝手に生きろということだ。会社がリストラを迫っても、ホイホイと受けるんじゃない。とことん会社にしがみつくべきである。今までの経験も実績もまったく評価せずリストラを迫ってくる会社に一泡吹かせるなら、居残って、意地を張り、身勝手に振る舞い異端として会社内に居場所を作るのだ。異端として会社内に居場所を作ろうと覚悟した瞬間に、仕事は与えられるものではなく、自分のものに姿を変えるだろう」。銀行マンから50歳を目前に作家に転身、その後の日本振興銀行社長就任や倒産、裁判など、波乱万丈の50代を送ってきた著者ならではの人生訓を綴っていただく。
  • ソビエト連邦と東欧諸国の「社会主義文化」崩壊は国際的再編成のはじまりだ。世界は新しい構造へ。日本には半世紀ぶりの転機を迎える。

    著者は、ソビエト連邦と東欧諸国の「社会主義文化」崩壊は、戦後からすでに始まっていたことを大胆に指摘した上で、その崩壊を導いた「脱近代工業社会化」の波は、東側だけではなく、90年代の全世界を飲み込む一大潮流になりつつあるのだということを、政治・経済・文化の知識を縦横に駆使して明らかにしている。本書は、そうした新規の世界体制のなかで、日本が自由主義経済国として、取るべき道は何かを示唆している注目の書である。
  • オピニオンリーダー・堺屋太一が税制、軍備、国家運営などを鋭い目で分析し、21世紀を展望する新しい視点を提示した注目の書である。

    国際化が叫ばれて久しいが、日本が真の国際社会の仲間入りができていないのはなぜか。それは、国際的視野の欠如に気づかず、世界に対し、日本人にしか通用しない常識を基に見解を示すからである。このままでは、日本の孤立はさらに深まるであろう。本書は、オピニオンリーダー・堺屋太一が税制、軍備、国家運営などを鋭い目で分析し、21世紀を展望する新しい視点を提示した注目の書である。
  • 590(税込)
    著:
    堺屋太一
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    つねに近未来の姿を予見してきた著者の「時代を見る目」の核心を、『知価革命』『組織の盛衰』などの代表作から集めた、初の箴言集。

    一九七五年、現役通産官僚が描いた近未来小説『油断!』で華々しく作家デビューをした堺屋太一。その後、『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『先見後顧』などの未来小説や評論等を通じ、次々と時代や歴史を独特の視点から、政治、経済、経営、組織、日本人の特性を鋭く見つめ、発信してきた。特に『知価革命』は、工業社会が終焉を迎え、知恵に価値を見出す時代が来ることを予見し、大ベストセラーになった。本書では、著者の作品群のなかから、「これぞ堺屋太一の見方」という箇所を抜粋、著者にとっての初めての箴言集である。「インフレは経済問題だが、デフレは社会問題だ」「組織人は組織の利益を社会の利益と錯覚する」「知価の価格は主観的な気分と判断によって変動する」「統計の数字で実感を否定すべきではない」「大きな政府は強い官僚を、小さな政府は弱い官僚を生む」など、発表から時を経ても、指摘の鋭さに錆は見えない。時代を見る指針となる一冊。
  • これからの日本は人間の個性と知恵と情報力を発揮する「都会国」に転換せよ! 二十一世紀に向け、日本のコンセプトを提示する書。

    これからの日本は、個性と知恵と情報力を発揮する「都会国」に転換せよ! 冷戦構造が消滅し、戦後的成長体質を喪失した日本は、いま大転換期を迎えている。工業化を優先したあまり、閉塞した「都市国家」になってしまった日本に未来はあるのか? 自由と自助の精神が優先される「都会国」になるためには何を改革すればいいのか? 21世紀に向け、新しい日本のコンセプトを提示した書。
  • 日本は天皇の知らす国である――。「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と、著者自らが語る日本の通史の力作。

    日本人の、日本人による、日本人のための歴史書。著者渾身の力作を、早くも文庫化! 日本の歴史を紐解いていくと、歴史を貫く一本の線があることに気付く。それが「天皇」である。天皇は日本人の歴史そのものといってよい。しかし、これまで通史といえば、目まぐるしく交代する権力者を中心とした政治史が一般的だった。本書は、二〇〇〇年来変わることがなかった天皇を軸として国史を取り纏めたものである。故に主題を『天皇の国史』とした。――「はじめに」より 上巻の解説者は、桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦氏(下巻の解説者は、皇學館大学教授の新田均氏)。 〈上巻の構成:日本の神代・先史(岩宿時代以前~)から日本の古代(~平安時代)まで〉●日本人は最初から日本人だった ●ミトコンドリアDNAから分かった日本人の起源 ●国作りと国譲り ●日本は「天皇が知らす国」 ●神から人になった邇邇芸命 ●神武天皇「非実在説」を検証する ●前方後円墳の出現が意味するもの ●皇位継承問題から発展した壬申の乱 ●天武系から天智系へ ●壇ノ浦に沈んだ三種の神器 ほか
  • 腹筋が割れるのはなぜ? あなたの肺は何色? TV「世界一受けたい授業」出演の解剖学者が、人体のふしぎをやさしく解き明かす。

    自分の体の中がどうなっているか、知りたくないですか? 本書は、TV「世界一受けたい授業」出演の人気の解剖学者が、人体の仕組みから謎までをやさしく解説。まるで人体解剖を疑似体験しているかのように感じられる1冊です。神秘とふしぎに満ちた体の中を覗いてみよう! ●人体を解剖するということ ●江戸時代の解剖事情 ●解剖学が西洋医学を変えた ●腹筋が割れるのはなぜ? ●心臓には骨組みがある ●あなたの肺は何色? ●人間のお尻はゴリラよりも立派 ●足に踵があるのはなぜ? ●眼球の周りには脂肪が詰まっている ●耳の中は複雑な迷路 etc. 「一般の人が人体を解剖することはできません。しかし、自分の体の中がどうなっているのか、ちょっと怖いけれど覗いてみたいと思いませんか。そんな皆さんに、人体解剖の様子をお教えしたいと思います。きっと体の不思議だけではなく、命の尊さを実感する貴重な探検になるのではないでしょうか」(本書「はじめに」より)
  • 心配や不安、孤独までもが「幸福の種」になる――。考え方、生き方を見つめ直してみよう。あなただけの「答え」を見つけるためにも。

    「人生の答え」──人はどこかでそれを求め続けていることはよく分かります。みんながそれぞれの答えを見つけることができればいいと願っています。すべての人が「幸福の種」を見つけるための一助になれば。そういう気持ちで本書を記しました。――「序」より あなたを導く、古くて新しい「禅」の知恵の数々―― ●生かされていることを知ってこそ、周りを生かせる ●人生の目標なんて、ぼんやりしているほうがいい ●「形」から入る ●道を間違えたのならば、引き返せばいい ●選択肢が少ないことは幸せなこと ●心配や不安はいつも浮かんでは消えていくもの ●人生に必要な道具、不必要な道具 ●曖昧という変幻自在の心をもつ ●「合掌」の左手は自分自身、右手は大切な人 ●人は「命のロウソク」をもって生まれる ●生きる実感は、淡々とした基本の繰り返しにある ●歳を重ねることは老いることではない ●小さな満足のかけらを積み重ねる ●「心の支度」とは、一生懸命に生きること
  • 「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と著者自らが語る日本の通史! 下巻は中世~現代まで(上巻は神代・先史、古代)。

    日本とは何か。日本人とは何者か。その問いに、答えを出すために――。「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と著者自らが語る日本の通史! 文庫化に際し、上巻と下巻に分冊して同時刊行。アップデートされ、渾身の力作! 下巻の解説者は、皇學館大学教授の新田均氏(上巻の解説者は、桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦氏)。 〈下巻の構成:日本の中世(鎌倉時代~)から日本の現代(~令和)まで〉●北条氏はなぜ上皇を処刑しなかったか ●短命に終わった「建武中興」 ●神器を欠いた北朝 ●戦国時代を終わらせた正親町天皇 ●徳川家康の朝廷統制政策 ●幕府と激しく対立した後水尾天皇 ●天皇の逆鱗に触れた通商条約締結 ●倒幕の障壁となった天皇 ●孝明天皇崩御、そして大政奉還へ ●「王政復古の大号令」の意味 ●摂政設置に抵抗した大正天皇 ●昭和天皇の果たせぬ「つとめ」 ●献身的に天皇陛下を支えた皇后陛下 ●「歴代天皇のなさりよう」 ほか
  • マーケティングの基本から戦略展開に至るまで、最新理論と豊富な事例を盛り込んで、製品開発、販売促進、流通の実践手法を解説する。

    ヒット商品は綿密なマーケティングによって生み出される……。そう信じているビジネスマンは少なくないだろうし、事実、マーケティングの成功によってヒットした商品も多い。ところがマーケティングを学ぶとき、陥りやすい点がある。市場の変化に伴って続々登場する新理論に振り回され、マーケティングの本質を見失い、消化不良に終わっている点だ。同じ失敗を繰り返さないためにも、初心者に勧めたいのが、マーケティングの基本原則を明示し、戦略展開に至る実践的な手法までもカバーした本書だ。「ほんだし・いりこだし」「テスティモ」「スーパードライ」など、代表的ヒット商品の開発現場取材・研究に長年励んできた著者ならばこその、要所を的確に押さえた解説は説得力抜群である。顧客志向や戦略の仕組み、あるいは市場調査の手法や広告戦略の立案など、読者にとっては一見難しそうな作業における勘所が、効率的に身につけられるに違いない。
  • たった一度の人生を楽しむには、まず人間を知ること。当代の読書家二人がよりすぐりの名言・名句を枕に解き明かす生き方の勘所。

    「熱心にやるとおもしろくなる性質が仕事にはある」「井戸は汲まなければ必ず涸れる」「適応し切ったところは進化の行き止まりである」など、読書通で知られる二人が、さまざまな世界中の著作から“これこそ名言名句なり”と思わず膝を叩いて唸るような極め付きの洞察を選りすぐり、思う存分の解釈とともに紹介。“人生を楽しむ精髄(エッセンス)”を一挙に公開した、とっておきの一冊。
  • 「雑談は発見のタネ」「ゆっくり急ぐ」など、知の巨人の膨大な著作から柔軟にものごとを見るヒントをまとめた箴言集、待望の第2弾!

    大人気シリーズ第2弾! 本書は、ベストセラーとなった箴言集『こうやって、考える。』の姉妹本です。知の巨人がこれまでに執筆した膨大な著作の中から、「柔軟な視点を養うためのヒント」を150に厳選しました。ガチガチになった頭を解きほぐし、ひらめきとアイデアが溢れ出す1冊! (主な項目)●忙しくても、昼寝をする ●ゆっくり急ぐ ●頭の中のよぶんなものを捨てる ●雑談は発見のタネ ●不幸なときは読書のチャンス ●あてもない旅をする etc. 「本書は、これまでの著作の中から「柔軟にものごとを見るヒント」となるような箇所を抜粋して、一冊の本にまとめたものである。日ごろしていることをほんのすこし変えるだけで、ずいぶん変わってくる。新しいことのように見えても、その実、昔から言われてきた知恵と同じだったりする。こういうヒントが、読者のみなさんに、いくらかでも参考になれば幸いである」(本書「はじめに」より抜粋)
  • 論語は人生に有意義な「善」の書、儒教は人間性を抑圧する「悪の教学」――このことを解説すると共に、論語の珠玉の言葉を紹介する。

    論語はすなわち儒教のことである――このことは、日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、学生時代に儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。のちに中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。すなわち、『論語』がわれわれの人生にとって有意義な「善」の書であるのに対し、朱子学と礼教を含めた「儒教」は結局、政治権力の正当化と人間性の抑圧を本領とする「悪の教学」であり、両者はまったく別物であるというのである。この論語と儒教イデオロギーとの差が、日本人と、中国人・韓国人の道徳格差にもつながっていると著者は見る。最終章では、孔子の言葉を紹介し、『論語』の活かし方にも触れる。『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』を改題。
  • 著者の実体験やさまざまなエピソードを交えて、『孫子』由来の名句を仕事に活かす方法を紹介する。負けないための戦略が身につく。

    疫禍に加え、国際情勢が激動するなど、私たちはこれまでにないほど、不安な時代に生きている。そうした中で、『孫子』は、以前にもまして意義深いものともいえよう。今から2500年ほど前の「春秋時代」に書かれたこの古典は、世界最古の「兵法書」として有名だ。著したのは、呉の国で将軍(軍事部門トップ)として仕えた孫武。勝つために、いかに状況を冷静に見極めて戦略的思考を巡らすかをまとめたもので、孫武は極力少ないリスクで高いリターンを狙うことを理想とし、そのための手段を選ばなかった。本書は、『孫子』に記された特徴的な言葉を取り上げつつ、実際のビジネスの場に置き換えて読み解いている。「戦わずして勝つ」「風林火山」「防御こそ最大の攻撃になる」「部下には今の状況を尋ねよ」「仕事に『ハーフタイム』を設けよう」など、負けない戦略で勝ちグセをつけるための項目が並ぶ。
  • 「遺伝子の正体とは?」「カブトエビの危機管理」など、生物の多様性と適応をめぐる進化論の知的冒険について、わかりやすく解説!

    なぜ、世界はこんなにたくさんの生物に満ちているのか? 本書は、ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が、進化論の歴史、可能性と限界、そして新たな展開について語った、進化論の超入門書です。「遺伝子の正体とは?」「カブトエビの危機管理」など、生物の多様性と適応をめぐる進化論の知的冒険について、やさしく解説。謎と不思議に満ちた、生物進化のはなしが満載の1冊! 「生物の多様性の魅力について知ってみたい全ての方々、特に専門家ではない人たちに向けて本書は書かれています。進化って面白そうだけど難しくてよくわからない。そう思っている皆さん、進化論の冒険の旅におつきあいいただきたいと思います」(本書「はじめに」より) (主な項目)●神の御業を見よ ●生きている間変化し続ける生物たち ●ダーウィンの冒険とフィンチとゾウガメ ●なぜ労働しないアミメアリは滅びないのか? ●進化論も進化する――一神教と多神教 etc.

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