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『実用、戦争、その他(レーベルなし)、0~10冊、雑誌を除く』の電子書籍一覧

1 ~46件目/全46件

  • 現在につながる重要な対立を
    厳選してやさしく解説!

    ロシアのウクライナへの軍事侵攻、パレスチナの紛争など、世界ではまだ争いが絶えません。そこには、宗教、資源、領土、思想、民族などさまざまな要因があり、各国の国際関係が複雑に絡み合っています。それらをひも解く鍵として、この本では歴史のなかの「対立」に注目しました。過去の対立に現在の争いの理由があり、過去の対立が現在の国際関係をかたちづくっています。この本を読むことで、複雑そうに見えるあらゆる問題が「線」になり、日々報道されるニュースが理解できるようになるはずです。

    《収録対立》
    ペルシア戦争/アレクサンドロス大王の東方遠征 /ポエニ戦争/秦の統一戦争/ユダヤ戦争/ トゥール・ポワティエ間の戦い/タラス河畔の戦 い/レコンキスタ/十字軍遠征/ワールシュタッ トの戦い/百年戦争/コンスタンティノープル陥 落/メキシコ征服/ペルー征服/ユグノー戦争/ オランダ独立戦争(八十年戦争)/三十年戦争/ イギリス革命/北方戦争/スペイン継承戦争/七 年戦争/アメリカ独立戦争/フランス革命/ナポ レオン戦争/アヘン戦争/クリミア戦争/シパー ヒーの反乱(インド大反乱)/南北戦争/普仏戦 争(プロイセン・フランス戦争)/明治維新/日 清戦争/ファショダ事件/日露戦争/第一次世界 大戦/ロシア革命/日中戦争/第二次世界大戦/ 太平洋戦争/中国国共内戦/印パ戦争/中東戦争 /朝鮮戦争 /キューバ危機/ベトナム戦争/イ ラン革命/アフガニスタン侵攻/イラン・イラク 戦争/ユーゴスラヴィア内戦/湾岸戦争/アフガ ニスタン戦争/イラク戦争/ウクライナ侵攻/イ スラエル・ガザ戦争

    <電子書籍について>
    ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。
    ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。
    ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。
    ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。

    株式会社西東社/seitosha
  • 八年間で二つのホームを失ったウクライナ最強クラブの熱源

    八年間で二つのホームを失ったウクライナ最強クラブの熱源

    「東欧最強クラブ」と呼ばれて久しいウクライナのサッカークラブ、シャフタール・ドネツクは、2014年以来、ホームスタジアムでプレーしていない。同年4月にドンバス地方で戦闘が開始されると避難を余儀なくされ、22年2月にはロシア軍のウクライナ本格侵攻により再度の避難を強いられた。さらに主力選手の流出など、自らの姿を見つけだす必要に迫られる普通ではない状況の中、それでもシャフタールは普通にプレーし続けている。シャフタール関係者の膨大な証言を通して、知られざる流浪の英雄たちの戦いに光を当てる。


    【構成】
    序文 ダリヨ・スルナ
    一章 逃亡
    二章 東欧のバルセロナ
    三章 ルチェスク
    四章 ブラジル人
    五章 ドンバスの建設
    六章 ユーロマイダンとドネツクの陥落
    七章 故郷を遠く離れて
    八章 再び起こっている
    九章 ワルシャワへようこそ
    一〇章 希望
    シャフタールの軌跡
  • シリーズ3冊
    1,870(税込)
    著者:
    増田ユリヤ
    責任編集:
    池上彰
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    池上彰×増田ユリヤ!国境は今日も変化している。

    池上 彰氏が初めて責任編集をする、明日の自信になる教養シリーズ。
    第1弾に刊行するのは、「国境学」。
    ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区の襲撃、
    いずれも国境や土地の境をめぐって争いが続いています。

    時々刻々と変化し、伝えられるニュースについて、その背景や洞察を説明してくれる著者は、
    現地取材を豊富に行っているジャーナリストの増田ユリヤ氏。

    周囲を海に囲まれている日本にいると感じにくい「国境」ですが、
    実は私たちにもいかに関係が深いかをわかりやすくお伝えします。

    世界で起きていることを知り、日本の置かれている状況を理解するために
    最適な、今までにない「国境学」の本です。


    <目次>
    CHAPTER1 国境は戦争によって決まりました
    CHAPTER2 国境は話し合いで決まりました
    CHAPTER3 国境は自然地形で決まりました
    CHAPTER4 国境は他所の人が勝手に決めました
    CHAPTER5 国境はイデオロギーで決まりました
    CHAPTER6 国境はまだ決まっていません

    など
  • 1,694(税込)
    著:
    井堀利宏
    レーベル: ――
    出版社: あさ出版

    ★★★忙しい人でも3時間で経済の「原理・原則」を理解できる!★★★

    【こんな人におすすめ】
    ・「世界のニュースを理解したい」
    ・「株や不動産の投資に活かしたい」
    ・「経済学を通して世界のしくみを知りたい」
    ・「ビジネスの商談や営業に役立てたい」
    ・「教養として経済学を勉強したい」

    経済学の基本的な知識をゼロから3時間で身につけられる入門書。
    東京大学名誉教授で著書累計90万部以上を誇る井堀利宏氏が、
    経済学のなかでも社会人にとって必要なマクロ経済学、
    とくにインフレやDI、企業物価指数の見方、日銀と政府の一体化、
    金利変動の影響などの経済知識について授業形式で解説します。
    13歳から読めるようにわかりやすい図や具体例もたくさん掲載しているので、
    経済学の専門用語やグラフに気後れしている人にぴったりの1冊です。
    本書を読むことで社会を見る解像度がグンと高まります。


    ■目次

    ●第0時限 経済学は人類規模で実施する思考実験
    ・経済学はなんの役に立つの?
    ・複雑な経済活動をコントロールするのは誰?
    ほか

    ●第1時限 値段が上がるのは悪いこと?インフレとバブルの基本
    ・バブルの構造はねずみ講と同じ
    ・金利が上がるとなぜ資産価格が下がる?
    ほか

    ●第2時限 景気を動かすための金融政策とは?
    ・国債と金利を使って世の中の動きをコントロール
    ・銀行が倒産したら預けていたお金はどうなる?
    ほか

    ●第3時限 円安と円高は結局、どちらがお得なのか?
    ・円安と円高のメリットとデメリットは?
    ・結局、円安と円高はどちらがよいか?
    ほか

    ●第4時限 将来を占う日本はどうすれば経済成長する?
    ・日本が経済成長するために最も大切なキーワードは?
    ・最低レベルの経済成長率を日本が脱出するために必要なこと
    ほか

    ●第5時限 グローバル化は停滞!?新たな貿易の“枠組み”を知る
    ・日本のアニメ輸出はグローバル化現象のひとつ
    ・経済回復が遅れるイギリスEU離脱の対価と代償
    ほか

    ●第6時限 経済学から見る戦争のもうひとつの“顔”
    ・経済学で戦争を見ると新たな気づきがある
    ・戦争が起きている周辺国に経済効果が発生しやすい
    ほか

    ●付録 特別授業 財政政策で景気はどれほどよくなるのか?
    ・公共事業と減税で財政政策は景気回復を狙う
    ・私たちは財政政策にバイアスをかけている
    ほか

    ■著者 井堀利宏(イホリトシヒロ)
    岡山県生まれ。政策研究大学院大学名誉教授。東京大学名誉教授。
    専門は財政学・公共経済学・経済政策。
    東京大学経済学部経済学科卒業、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D取得)。
    東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授、東京大学経済学部助教授、同大学教授、
    同大学院経済学研究科教授を経て2015年同大学名誉教授。
    同年4月より政策研究大学院大学教授、2022年4月より現職
    (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 彼女を大胆な行動に駆り立てた理由とは?
    周囲の沈黙と冷笑の中、すべてを失いながら自らの良心に従いながら一人で行動し、自由を勝ち取った女性の手記。

    ロシアのウクライナ侵攻後まもない2022年3月14日。モスクワの政府系テレビ局・チャンネル1のニュース番組中にスタジオに乱入し、反戦ポスターを掲げた女性。この映像は瞬く間に全世界に配信され、一躍時の人となったマリーナ・オフシャンニコワ。
    しかし彼女の行動は、欧米での賞賛の一方、母親はじめ国内の多数派からは「裏切者」のレッテルを張られ、激しいバッシングの対象に。

    同局のニュース編集者として何不自由ない暮らしをしていた彼女をこの行動に駆り立てた理由とは?
    そして、彼女の周辺のメディア関係者は、ごく少数の支援者の強まる言論統制のなかでどのような行動をとっていたのか?
    反戦行動後、逮捕・失職・親権制限・自宅軟禁など、次々とやってくる逆境。
    最終的には娘を連れて決死の国外脱出に成功するまでの激動の7ヵ月間を描く。
  • 日経BPクラシックス 第4弾
    マックス・ウェーバー(1864-1920)は20世紀を代表するドイツの社会学者。
    著書『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で、世俗内禁欲を生活倫理とするプロテスタンティズムが近代資本主義発展の原動力となったと分析。
    戦後日本を代表する丸山真男、大塚久雄らの学者に大きな影響を与えた。

    本書は、ウェーバーの残した重要な講演ふたつを収録した。第一次世界大戦で敗北したドイツ。
    全土が騒然たる革命の雰囲気に覆われていた1919年1月、ミュンヘンで『職業としての政治』の講演が行われた。
    政治とは何か、政治家という存在が担うべき役割とは何かを、血気にはやる学生を前に諄々と説いたウェーバー。

    「現実のうちで貢献しようとしているものと比較して、世界がどれほどに愚かで卑俗にみえたとしてもくじけることのない人、
    どんな事態に陥っても、『それでもわたしはやる』と断言できる人、そのような人だけが政治への『召命』[天職]をそなえているのです」世界的な激動期にあたり、
    政治の役割が従来以上に増してきた今、本書は万人必読の書といえる。

    『職業としての学問』も名高い講演として知られる。ウェーバーはこう説いた。
    「わたしたちはみずからの仕事に赴き、人間としても、職業においても、『日々求められること』にしたがう必要があるのです」

    訳者は光文社古典新訳シリーズのカント『永久平和のために』、ルソー『人間不平等起源論』などの中山元氏。
  • 「君死にたまふことなかれ」に詠まれた弟はどうなったのか? 終戦直後の「三船遭難事件」はなぜ起きたのか? 戦史家が秘話を追う。

    歌人の大町桂月(おおまちけいげつ)から「鬼才」と評された女流歌人・与謝野晶子は、弟が日露戦争に出征することを嘆いて「あゝをとうとよ君を泣く 君死にたまふことなかれ」という有名な一節で始まる歌を詠んだ。反響は小さくなかった。前出の大町は「乱臣なり、賊子なり、国家の刑罰を加ふべき罪なり」と激しく論難。これに対し晶子は「この御評、一も二もなく服しかね候」「歌は歌に候」「誠の心を歌にしただけ」「少女と申す者、誰しも戦嫌いにて候」と反撃し一歩も引かなかった。覚悟をもって晶子が発表したこの歌は、今では小中学校の教科書にも登場する、日本の反戦歌の代表的作品になっている。では、この歌を贈られた晶子の弟・籌三郎(ちゅうざぶろう)は、結局日露戦争で死ななかったのだろうか? そしてこの歌に関連して、さらに興味深い謎がある。太平洋戦争の際には、晶子は四男に対して「水軍の大尉となりてわが四郎 み軍(いくさ)にゆくたけく戦へ」と詠んでいるのだ。晶子は「転向」したのか? 出色の女流歌人の真意とは? 本書ではこのほか、「昭和天皇を襲ったテロリスト像─―難波大助と金子文子の挑戦」「南雲機動部隊 対 エンタープライズ―─索敵のミステリー」「ガダルカナル戦の起点と終点」「知られざるインド謀略工作の内幕」「日本共産党太平記―─山村工作隊と火炎びんの季節」「1945年ロシアによる三船遭難事件」などの近代史の謎に迫る。ゆったりとした時間に存分に楽しみたい、極上の歴史読み物である。
  • 対中半導体輸出規制など、ますます進む「経済の武器化」の行方は?
    本書が明らかにしているのは、国際社会における「パワー」とは、単に軍事力や経済力といった目に見えるものだけでなく、通信ネットワークを管理する力、規制を他国に押し付ける力、通貨をコントロールする力である。こうした目に見えない権力は、ともすれば見落とされがちだが、本書は、そうした目に見えない力こそが地政学・地経学的なパワーとなっていることを余すところなく示している。グローバルな文脈では、米中対立が取りざたされ、中国の追い上げによって米国の圧倒的な軍事力や経済力が失われつつあるが、それでもなお米国がグローバルな超大国として君臨し続けられるのはなぜなのか、ということを本書はつまびらかにしている。その意味で、本書は、現代における米国の地経学的パワーを再確認し、それを高く評価しつつ、そのパワーを永続的に発揮するための国際秩序のあり方を示している。(日本語版解説「『武器化した経済』での戦いの勝者は誰か?」より)
  • ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の動向、読み解く鍵は情報戦である!
    国際政治における各国のインテリジェンス組織の裏面を詳細に解読する!

    ●別班ブームと日本の実情、ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム  
    北朝鮮の暗殺組織 インドvsパキスタンの過激な情報機関、キューバ情報機関
    ドイツ特殊部隊の闇、日本赤軍とシリア秘密警察

    世界の混迷のカギを解き明かすのは、やっぱり諜報!

    世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防衛力と同じくらいに必要なものがある。
    情報戦を勝ち抜く力だ。
    実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜くとともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さらに国際的な世論までも味方につける高度な“情報戦”が行われている。
    そして、その情報戦を担っているのが、米国のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)、ロシアのFSB(連邦保安庁)やGRU(参謀本部情報総局)、あるいはウクライナのGUR(国防省情報総局)やイランの「イスラム革命防衛隊コッズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のインテリジェンス組織だ。
    ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、彼らは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。
    自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐怖の「秘密警察」の顔も持つ。
    こうした組織の活動は非公開が原則なので、あまり日々のニュースでは報じられないが、現代の国際政治では非常に重要な役割を担っている。
    こうしたインテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみたいというのが、本書をとりまとめた目的だ。
    情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。(はじめにより)


    【目次】
    第1章ハマス軍事部門vsイスラエル情報機関 ~インテリジェンス戦争としてのガザ紛争~
    イスラエル国防軍(IDF)の苛烈な反撃/病院攻撃はインテリジェンスの不備か/イスラエルはなぜ奇襲を予測できなかったか/軍事部門「カッサム旅団」の武器ルート/イラン謀略工作機関の正体/イスラエルが追うハマス側の5人のキーマン

    第2章 知られざる情報戦 ~ウクライナ戦争の深層~
    ウクライナを支えたCIA/失敗だったロシア軍のハイブリッド戦/悪意の宣伝工作の中での情報の読み方/ロシア軍参謀本部情報総局と傭兵部隊「ワグネル」/プリゴジンを過大評価した「報道」/情報機関が主導したプリゴジンの乱の後処理

    第3章 習近平の恐怖の監視システムとスパイ・ネットワーク
    公安部、軍、国家安全部、武装警察の役割/国民監視機関「公安部」の全貌/流出した内部文書でわかったウイグル弾圧の手法/顔認証と健康データも監視の手段/習近平が進めてきた情報機関の大改造/日本を狙うサイバー部隊の所在

    第4章 金正恩「独裁体制」の源泉 ~北朝鮮の暗殺組織~
    驚愕の金正男暗殺の手法と北朝鮮工作機関の特徴/2大工作機関「偵察総局」「国家保衛省」/偵察総局第6局(技術サイバー局)と121局/秘密警察「国家保衛省」の全貌/次々に粛清された秘密警察の指揮官たち/恐怖の粛清・支配システム

    第5章 問題だらけの「日本の情報機関」
    『VIVANT』で注目。自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか?/「日米合同の非公然情報部隊」が行っていたこと/金大中事件と「別班」の関わり/最も情報機関に近い「国際テロ情報収集ユニット」/日本の情報機構強化に私案/喫緊の課題は「サイバー戦」強化

    第6章 暗躍する世界の情報・公安機関
    サウジアラビア、トルコ、米国の情報機関はどう動いたか/ベネズエラ独裁政権を支える2大勢力/暴かれたロシア2大機関の暗殺特別班と「毒殺チーム」/中国、ロシア、イランが米国批判の情報戦で連携プレー/インドvsパキスタンの過激な情報機関/ドイツ特殊部隊の闇 「クーデター」未遂の深層/日本赤軍とシリア秘密警察

    第7章 世界最強のインテリジェンス大国=米国情報機関の全貌


    【著者プロフィール】
    黒井文太郎(くろい・ぶんたろう)
    1963年、福島県いわき市生まれ。
    福島県立磐城高校、横浜市大文理学部国際関係課程卒。
    講談社入社。週刊誌編集者として勤務。同退社後、フリージャーナリスト(NY、モスクワ、カイロを拠点に国際紛争取材専門)。
    帰国後、月刊『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て軍事ジャーナリストに。
    著書に、『北朝鮮に備える軍事学』『イスラムのテロリスト』(講談社)、『日本の防衛7つの論点』『謀略の昭和裏面史』(宝島社)、『イスラム国の正体』(ベストセラーズ)、ほか多数。
  • 防衛費倍増(5.5兆円→11兆円)は妥当なのか? 元外務省事務次官が外交努力の歴史を踏まえ、戦争を避ける現実的な知恵を説く。

    2027年度から、防衛費をGDPの2%に引き上げることが決定した。これまで年間5.5兆円規模であったものが11兆円を超え、世界第3位の水準となる。一方で、日本の債務残高はGDP比260%という天文学的な数字となっている。防衛費倍増は本当に「しかたない」ことなのか。外交努力によって戦争を回避することはできないのか。「たとえば、外交交渉によりロシアのウクライナ侵攻を止められた可能性もあったのでは」と、米国や中国、北朝鮮と外交交渉を積み重ねてきた著者はいう。現代史における外交努力の歴史と、現場での豊富な経験に基づいて語る、現実主義の平和外交論! ■軍事費の推移――1944年は国家財政の85.3% ■避戦のための外交努力――キューバ危機、インド・パキスタン核戦争回避、イラン核合意 ■外交でウクライナ侵略を止める手立てはあった ■2019年、北朝鮮核問題解決の可能性があった
  • 米海軍アドバイザーを務める学者が、この10年で劣化した軍の実態をレポート。対米従属で「台湾戦争」に巻き込まれる日本への警鐘。

    日本では、アメリカや在日米軍にネガティブな説を唱えると「左翼・リベラル」と見なされる。だが、本書の著者は違う。軍事社会学・海軍戦略論・国家論が専門の学者であり、米国で海軍の調査・分析の戦略コンサルタントも務めている。その人物が「日米同盟からの離脱」を説くのはなぜか。日本人は戦後、安全保障でアメリカ頼みとご機嫌とりを重ねた結果、自国の「国家主権とは何か」が分からなくなってしまった。加えて深刻なのは、近年における米軍の(核兵器を除く)戦力低下である。とくに「海軍の弱体化」は甚だしい。中国の海軍力増強を「艦船の数だけ多くても仕方ない」「見かけ倒しの性能」と見くびっているうちに、中国は本当にアメリカに追いついてしまった。日本周辺で有事が起きた際、米軍が「支援だけ」しかせず、日本を捨て駒にする可能性すらある。今こそ我々は、いかなる国からも中立を保つだけの軍事力をもち、海賊討伐などの国際貢献を果たす永世中立国として自立しなければならない。すなわち「重武装」永世中立国こそ、日本が目指すべき王道である。核兵器は使わず、海洋国家の防衛原則に即した装備と態勢を具体的に構築する著者の本気度は、本書を読めばお分かりいただけるだろう。 〈目次〉序章 王道へ――「反米」でも「親米」でも「親中」でもなく 第1章 覇道国家アメリカの衰退 第2章 日米同盟離脱と重武装永世中立主義 第3章 日米同盟離脱と非核政策 第4章 永世中立国・日本の国防態勢
  • 日本一感動する花火の原点はここにあった。

    「三尺玉」「ナイアガラ」そして復興祈願花火「フェニックス」……。
    日本三大花火大会の一つに数えられ、毎年百万人もの観衆を集める新潟県・長岡の大花火は、見ているだけで涙を誘われる“日本一感動する花火”とも評されている。

    なぜ、花火で泣けるのか? 

    「涙の理由」を知るべく、著者は、半世紀以上にわたって長岡花火を打ち上げ続けてきた花火師・嘉瀬誠次(九十二歳)への取材を重ねた。その花火づくりに大きな影響を与えてきたのは「戦争」「シベリア抑留」という苛酷な経験であり、嘉瀬が亡き戦友への想いを込めてつくった花火「白菊」にこそ疑問を解く鍵があった――。

    「伝説の花火師」の生涯をたどり、感動の真実に迫るノンフィクション。
  • シリーズ8冊
    9501,100(税込)
    著者:
    池上彰
    レーベル: ――

    池上解説で世界の<次>を読む!

    自ら中東、アメリカ、アジアなど世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰氏が、国際情勢の今を「世界一分かりやすく」解説。
  • 50ヵ国以上が参戦、1億1000万人以上が動員された第二次世界大戦。世界に未曾有の惨禍をもたらした戦争は、いかにして始まり、いかなる経緯を辿ったのか。戦後、世界はどう変わったのか。本書では、第一次世界大戦の講和会議から太平洋戦争の終結まで、各国の外交活動および主要な戦域における各軍の行動を解説する。各戦域の布陣と展開を詳細に示した地図多数を収録。
  • シロウトが語らずして誰が戦争を語るのか。戦争をめぐる語り口を刷新。詩で戦争を止める? 「明日戦争がはじまる」で世間を騒然とさせたパンク詩人とやまゆり園優生テロ事件を追うジャーナリストが「戦争」に落とし前をつける。

    戦争をめぐる語り口を刷新する
    詩で戦争を止める?
    詩作品「明日戦争がはじまる」で世間を騒然とさせたパンク詩人と津久井やまゆり園「優生テロ事件」を追う硬派ジャーナリスト。同行二人、「戦争」に落とし前をつける。
    “佐藤さん、こんにちは。戦争がはじまりました。戦争が庶民に解禁されたのです。”
    “当初から、津久井やまゆり園事件の深部には「戦争」というテーマが流れていると感じてきました。”
    「詩とケア」からはじまるやりとりは、コロナ禍、テロ、ジェンダー、障害者……をめぐり、いずれはメビウスの輪のように「明日戦争がはじまる」に向かっていく――シロウトが語らずして誰が戦争を語るのか。
  • 今こそ読みたい、平和のための経済論

    「過剰な制裁が、新たな戦争を生み出す」
    100年前、憎悪へ突き進む世界に警鐘を鳴らした
    20世紀最高の経済学者・ケインズの傑作が復活!


    山形浩生氏「ずいぶんきな臭い時代になってきた現在、本書をきっかけに少しでも戦争/平和と経済についてまじめに考えてくださる方が増えてくれることを祈りたい」ーー「訳者解説」より

    〈本書の背景〉
    1919年、経済学者にして官僚でもあるジョン・メイナード・ケインズは、
    第一次世界大戦後のパリ講和会議にイギリス代表団の一員として参加した。

    しかし、ドイツへの過剰な制裁を課す議論の方向性とヴェルサイユ条約の、
    あまりのひどさに絶望し、辞表をたたきつけて、即座に本書を書き上げた。

    〈なぜ今、読むべきなのか〉
    世界的なベストセラーとなり、ケインズの名を一躍押し上げた本作は、
    「ナチスの台頭」「第二次世界大戦開戦」を予言した書としても知られる。

    戦後処理と世界経済の枠組み構築を考える際のバイブルとも言える本書は、
    戦争の時代に足を踏み入れている現代においても、主張が色あせない一冊である。

    【主な内容】
    序文
    第1章 序論
    第2章 戦争前のヨーロッパ
    第3章 会議
    第4章 条約
    第5章 賠償
    第6章 条約後のヨーロッパ
    第7章 修正案
    訳者解説
  • 先端テクノロジーの進化と逆行して、日本の社会には神話のような古くさい価値観が居座り続けている。権力は常に悪で、庶民感覚は常に正しく、弱者は守られるべき存在であり、人工的なものは危険で自然由来が最良……そんなステレオタイプがこの国を停滞させている。未来を思考する道標としての最新論考。
  • 備え・防災アドバイザーにして、日本最大の防災専門YouTube チャンネル『死なない防災! そなえるTV』を運営する著者が、人気を博した「今日から始める本気の食料備蓄」に続いて著す第2弾は、災害において「死なない」ための対策と備えを詳細解説した総合的災害対策読本。
    災害で自分と家族が「死なない」ための知識と知恵が1冊に。言うなれば「家庭の医学」ならぬ、一家に1冊の「家庭の防災」です。
  • 【緊急出版!ガザを知るための「まず、ここから」の一冊】

    2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。

    長年パレスチナ問題に取り組んできた、
    パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、
    平易な語り口、そして強靭な言葉の力によって
    さまざまな疑問、その本質を明らかにします。

    今起きていることは何か?
    パレスチナ問題の根本は何なのか?
    イスラエルはどのようにして作られた国?
    シオニズムとは?
    ガザは、どんな地域か?
    ハマースとは、どのような組織なのか?
    いま、私たちができることは何なのか?

    今を知るための最良の案内でありながら、
    「これから私たちが何を学び、何をすべきか」
    その足掛かりともなる、
    いま、まず手に取りたい一冊です。


    ■目次■
    ■第1部 ガザとは何か
    4つの要点/イスラエルによるジェノサイド/繰り返されるガザへの攻撃/
    イスラエルの情報戦/ガザとは何か/イスラエルはどう建国されたか/
    シオニズムの誕生/シオニズムは人気がなかった/なぜパレスチナだったのか/
    パレスチナの分割案/パレスチナを襲った民族浄化「ナクバ」/イスラエル国内での動き/
    ガザはどれほど人口過密か/ハマースの誕生/オスロ合意からの7年間/
    民主的選挙で勝利したハマース/抵抗権の行使としての攻撃/「封鎖」とはどういうことか/
    ガザで起きていること/生きながらの死/帰還の大行進/
    ガザで増加する自殺/「国際法を適用してくれるだけでいい」

    ■第2部 ガザ、人間の恥としての
    今、目の前で起きている/何度も繰り返されてきた/忘却の集積の果てに/
    不均衡な攻撃/平和的デモへの攻撃/恥知らずの忘却/巨大な実験場/
    ガザの動物園/世界は何もしない/言葉とヒューマニティ/「憎しみの連鎖」で語ってはいけない/
    西岸で起きていること/10月7日の攻撃が意味するもの/明らかになってきた事実/
    問うべきは「イスラエルとは何か」/シオニズムとパレスチナ分割案/イスラエルのアパルトヘイト/
    人道問題ではなく、政治的問題

    ■質疑応答
    ガザに対して、今私たちができることは?/無関心な人にはどう働きかければいい?/
    パレスチナ問題をどう学んでいけばいい?/アメリカはなぜイスラエルを支援し続けるのか?/
    BDS運動とは何?
    ■付録
    もっと知るためのガイド(書籍、映画・ドキュメンタリー、ニュース・情報サイト)
    パレスチナ問題 関連年表

    本書は、10月20日京都大学、10月23日早稲田大学で開催された緊急セミナーに加筆修正を加えたものです。
  • 綺麗ごとのみ垂れ流すマスコミ、それを鵜呑みにする政策にNO!
    リアリストたれ日本人

    優しい日本人が気づかない残酷な世界の真実
    難民・移民で苦しむ欧州から宇露戦争、ハマス奇襲まで


    序章 日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない 
    ウクライナ戦争のカギを握る東欧/米のノルドストリーム爆破になぜドイツは怒らないのか 他

    第1章民族「追放」で完成した国民国家
    開戦責任はヒトラーだけではない/冷戦時代に成功した東欧の国民国家化 他

    第2章 ベルリンの壁崩壊とメルケル東独時代の謎
    ベルリンの壁を壊したのはソ連だった!?/「赤い牧師」の父を尊敬していたメルケル 他

    第3章 封印された中東と欧州の危ない関係 
    サウジ・イラン国交正常化、どうするアメリカ/トランプ路線ならイスラエルとサウジの合意はできた/トルコ移民の祖国へのジレンマ 他

    第4章 ソ連化するドイツで急接近する「極右」と「極左」
    左傾化したドイツでAfDの台頭は必然/EU人=グローバルエリートと国民の乖離/リベラル・デモクラシーはなぜ共産主義に似るのか 他

    第5章 ドイツを蝕む巨大環境NGOと国際会議
    欺瞞だらけのエネルギー転換政策を推進する論文/ドイツの脱原発のコストは年間一・三兆円/原発政策はフランスを見習え 他

    第6章 国家崩壊はイデオロギーよりも「移民・難民」
    人の命を食い物にする「難民ビジネス」も横行/絶対に難民を入れないという東欧諸国の覚悟/本音では難民を受け入れたくないEU諸国/大多数の国民が“損”をする移民政策/クルド人が起こす事件続出で日本でも難民問題が急浮上 他

    終章 日本は、嫌われても幸せなスイスとハンガリーを見習え
    LGBTへの反撃/子供の性転換手術でリベラルと保守が共闘/国民の幸福度が世界一のスイスは唯我独尊で狡い/国民と国家経済を守るハンガリーの覚悟 他


    【著者プロフィール】
    川口マーン惠美(かわぐちマーンえみ)
    日本大学芸術学部音楽学科卒業。
    1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ライプツィヒ在住。
    1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。
    2013年『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社)がベストセラーに。
    『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。
    その他、『そしてドイツは理想を見失った』(KADOKAWA)、『移民 難民』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP研究所)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)など著書多数。

    福井義高(ふくいよしたか)
    青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授
    1962年京都市生まれ。1985年東京大学法学部卒業、1998年カーネギーメロン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。
    日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学大学院経済学研究科を経て、現職。CFA。専門は会計情報・制度の経済分析。
    著書に『会計測定の再評価』、『たかが会計』、『鉄道ほとんど不要論』(ともに中央経済社)、『日本人が知らない最先端の「世界史」』、『日本人が知らない最先端の「世界史」2(文庫改題「不都合な真実編」)』(ともに祥伝社)、『教科書に書けないグローバリストに抗したヒトラーの真実』(ビジネス社)など。
  • ヨーロッパ中心の科学史を覆す!
    科学革命は大陸を越えた文化交流と、古今東西の知られざる科学者のたゆまぬ努力によってもたらされた。
    現代世界の見方を変える、かつてない視点で描く近代科学の発達史。

    コペルニクスやガリレイ、ニュートン、ダーウィン、アインシュタインといった科学者の名前は、誰もが知っている。
    そして、近代科学は16世紀から18世紀までにヨーロッパで誕生し、19世紀の進化論や20世紀の宇宙物理学も、ヨーロッパだけで築かれたとされている。
    しかし、科学技術史が専門のウォーリック大学准教授、ジェイムズ・ポスケットによれば、このストーリーは「でっち上げ」であり、近代科学の発展にはアメリカやアジア、アフリカなど、世界中の人々が著しい貢献を果たしたという。

    科学の未来は、グローバリゼーションとナショナリズムという2つの力の中間の道を見つけられるかどうかに懸かっている。
    政治やイデオロギーによって書き換えられてしまった科学の歴史を明らかにし、科学発展のグローバルな過去をつまびらかにすることで、科学の未来について考えさせる書。

    「国際的なつながりが、時代を超えて科学の進歩を刺激してきたことを説明する」
    ――アリス・ロバーツ(『人類20万年 遙かなる旅路』著者)

    「近代科学がヨーロッパだけで発達したものではないことを、説得力をもって示してみせる」
    ――ジム・アル=カリーリ(『量子力学で生命の謎を解く』共著者)

    「標準的な科学史ではその偉業が語られることのない科学者たちの物語を楽しく読める」
    ――イアン・スチュアート(『もっとも美しい対称性』著者)
  • 「なんで世の中は平等じゃないの?」「なんで戦争が起こるの?」「生まれつき頭がいいのはずるい!」など、ふと抱くギモンはさまざまにあるもの。誰もが一度は感じる素朴なギモンをベースに、「正しさ」について、「知の巨人」佐藤優先生と考えていきます。
  •  マニア垂涎の『うる星やつら』レーザーディスク全50枚、33万円をウハウハと購入した映画評論家・友成純一が、アニメ映画のカルトな話題から巨匠・手塚治虫について、さらにスピルバーグからキューブリックまで、大衆映画、文芸映画、実写映画、A級B級C級D級……のありとあらゆる映画を懇切丁寧に大評論。1987年~1992年まで『キネマ旬報』に連載されたエッセイを中心に採録、驚きと興奮のシネマ・ワールド。電子版あとがきを追加収録。

    ●友成純一(ともなり・じゅんいち)
    1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • 冷戦とは何だったのか.大国同士の駆け引きや政治リーダーを主人公とする従来の物語とは一線を画し,無数の名もなき人びとの日常的な想像と行為の連鎖と,現実政治との影響関係から冷戦初期の歴史を描く.恐怖,不安,敵意,憎悪,願望……現実は人びとにどう想像され,それは増幅拡散してどのように新しい現実を生み出していったのか.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 90年前に南の島に漂着した山口百次郎,彼の誘いで移住した石山家.本書は山形出身の2家族を軸に日本人移民の苦難の歴史を壮大に紡ぎだす.後に日米両軍による凄惨なる戦場となるこの島で無告の民はいかなる悲劇に直面したか.海を越えた日本人は日本をいかに体現したか.瞠目の取材で忘れられた歴史を蘇らせた傑作.
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    漫画と小説で楽しく読める地政学入門。

    ミヤビはアメリカからやってきた転校生。とある事情から高校の「地政学倶楽部」に入部することに。そこで展開するのはクイズ研究会との「地政学クイズ対決」と、3Dメタバースを使った、時空を超えてリアルに地政学を学ぶ異色の体験。部員のカケルとワタルと切磋琢磨しながら、ミヤビは地政学の神髄を学んでいく。

    全編は漫画と小説で構成され、地政学の入門書として楽しく読み進められます。トピックは、●地政学入門、●シーパワー理論、●ランドパワーのモンゴル帝国、●ランドパワーからシーパワーへとゲームチェンジ、●軍事力と農業生産力の密接な関係、●ウクライナ戦争でのロシアの軍事力と肥料の関係、●日本の食糧自給率低下と戦争継続能力低下の関係、●アレキサンダーと砂糖の出会い、●イスラム国家と砂糖の深い関係、●地政学的に追い詰められた小国は砂糖を狙う、●カリブ海と砂糖と悲しい地政学的関係、●砂糖をめぐるスペイン無敵艦隊とイギリス艦隊の大決戦、●シーパワー最強の国家の登場、●ヨーロッパ1のランドパワーとナポレオンの徴兵制度、●明治維新を進めた砂糖の重要な役割、●砂糖が核戦争の引き金になった日、など盛りだくさん。

    (底本 2023年10月発売作品)
  • アニメ『ガールズ&パンツァー』の公式ガイドブックの新装版。設定資料を中心としたキャラクターガイドや全話ストーリーダイジェスト、スタッフ&キャストインタビューなど内容満載。さらに、本作ならではのミリタリー資料も濃密に大ボリュームでご紹介!
  • 『ガールズ&パンツァー 劇場版』とOVA『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』をまとめたコンプリートブックのカバー新装版。ストーリー・キャラクター紹介、スタッフ&キャストインタビューを掲載。さらに戦車の資料・解説も充実。
  • 2,200(税込)
    著者:
    吉田敏浩
    レーベル: ――

    昭和史の暗部をその作品でえぐり続けた松本清張と、戦争体験を教訓として語り続けた半藤一利。
    2人はかつて作家と編集者として共闘し、軍事の復活に警鐘を鳴らし続けたコンビでもあった。
    両者をよく知る保阪正康氏などにも取材し、その先駆的な仕事を再検証するノンフィクション。
  • 2024年1月、中国と東アジア・日本を巻き込む最大のイベント「台湾総統選挙」。習近平の「中台統一」が挫折する理由を現地ルポ。

    2024年1月、中国と日本・アメリカを巻き込むアジア最大のイベント「台湾総統選挙」。筆者は前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポ。独裁者・習近平主席の悲願である「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。故・李登輝総統は1990年代、中国と台湾の関係を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」を打ち出した。台湾の憲法改正以来、中台関係は国家と国家の関係として位置付けられる、という認識だ。すなわち「一つの中央政府と一つの地方政府」という「一つの中国」の内部関係ではない、と。李登輝は当時、過激な独立主義者として中国から轟轟たる非難を浴びた。しかし2020年代の今、台湾人にとって上記の見方はもはや自然なものとなっている。2016年からの6年間、蔡英文政権のあいだに浸透した概念「天然独立」(今さら独立を主張しなくても、すでに独立している状態)がまさにそれである。中国と異なる「対等な主権国家・台湾」のかたちは、台湾総統選挙の結果によって動かし難いものになるだろう。ロシア・ウクライナ戦争やアメリカの情勢、台湾国内で広がる「疑米論」の行方ほか、壮大な時間と地政学的スケールで描く渾身の台湾論。 〈目次より〉序章 台湾のコロナ対策はなぜ成功したのか 第1章 台湾民主化という「奇跡」 第2章 民進党政権が定着させた「台湾アイデンティティ」 第3章 蔡英文政権の変貌 第4章 2024年の総統選挙と台湾の未来 第5章 習近平「一つの中国」の失敗
  • これは、ランサムウエア&ハッカー版『マネー・ボール』だ!
    組織への最大の脅威<ランサムウエア>が猛威を振るう。
    恐喝経済に敢然と挑むのは、社会生活がちょっと、苦手で凄腕エンジニアの「彼ら」だった!
    ランサムウエアを使う犯罪者集団と、それに立ち向かうはみ出し者たち「ランサムウエア追跡 チーム」の活躍を描いたノンフィクション。

    ランサムウエアという手口は誰が、どのように編み出してきたのか。被害にあった人々はどのような苦しみを受けているのか。それにどのような人々が立ち向かい、どのような思いを抱いているのか。逆に犯罪者たちはどのような人物で、何を動機としてこの卑劣な犯罪を手がけているのか――そうした具体的な個人の物語を、2人の熟練ジャーナリストが執筆することで、本書はランサムウエアになじみのない読者にも、いま繰り広げられているこの戦いを身近なものに感じさせてくれる。
    ――「訳者あとがき」より
  • 昭和の政治家として「角福戦争」の呼び名でしか印象に残っていない総理・福田赳夫。福田は日本の政治家として、総理としてそれ程強い印象を残していない。だが、総理引退後、彼は世界の将来を見越して通称
    「OBサミット」を立ち上げる。それも思想としては真逆と言っても良い西ドイツの首相を務めたヘルムート・シュミットとともに。本来なら思想的には相いれない二人だったが、環境問題から戦争、核問題、貧困などあらゆる分野で自国の利益を超越した考えで一点において強い絆を結んだ二人が立ち上がり、進めた国際的な政策提案組織だ。その後、多くの元首相や大統領クラスの参加を実現させ、まさに現在問題になっている諸問題に対して提言し続けた。通訳として、事務局スタッフとしてOBサミットをつぶさに見てきた著者が、福田赳夫とヘルムート・シュミットを中心に、決して表舞台に華々しく取り上げられることのなかった政策提言組織の裏側を語った一冊。日本の、国際政治の歴史の一端が垣間見れる貴重な書籍です。
  • 読者から感動の声続々!

    正しさを疑うという言葉が本当に素晴らしい。ウクライナをあらゆる角度から考えていきたい。
    本当に素晴らしい内容だった。 (40代男性)

    冷静な視点で、ウクライナの現状だけではなく、平和を実現するために個人は何ができるかを考えさせて頂きました。
    単に、悲惨なことだけではなく、これからの希望が持てる本でした。 (30代・男性)

    (弊社に寄せられた「お客様の声」より抜粋)


    戦場にある家族の思いに気づいてほしい。
    その思いを込めました。
    ――戦場カメラマン・渡部陽一

    ウクライナ、イラク、アフガニスタン……
    戦場カメラマン、渡部陽一は、
    約30年にわたって世界の紛争地を取材し、
    そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾けてきました。

    本書は、そんな渡部陽一だからこそ描ける、
    いち個人の視点、生活する人々の視点から
    戦争や平和について考えていく一冊。

    SNSやニュースで戦争の情報を目にする機会が増えましたが、
    戦争や平和は、日本で暮らしていると、遠いもののように思えることもあります。

    実際に、紛争地ではどのような暮らしがあるのでしょうか。
    戦争はなぜ繰り返されるのでしょうか。
    私たちに、できることはあるのでしょうか。

    戦争下にあるウクライナの街の様子、暮らしから
    世界中の紛争地で見てきた光景、
    そして、SNSが変えた現代の戦争の姿、
    一方で、SNS時代だからこそ、ぼくたちができることまで、
    「今だからこそ知っておきたい」戦争の「本当」の姿を描いていきます。

    ***

    僕はこれまで戦場カメラマンとして、世界中のさまざまな戦地を取材してきました。

    戦争というと、昔の戦争映画のような映像をイメージする方も多いでしょう。家や建物は爆破され、そこに暮らしていた人たちの姿はほとんどない。逃げ遅れた人たちが「助けてくれ」と叫んでいる。跡形もなく荒廃した道を戦車が行き、兵士たちが銃を持って向かい合う。そんな場面。

    ところが実際に戦争が起きている国に入ってみると、拍子抜けすることがよくあります。そこにはあまりにふつうの、日常の光景が広がっているからです。
    人々は戦争の最中であっても、仕事をしたり買い物をしたりしていて、朝から晩まで緊迫しているわけではありません。

    警報が鳴る。
    今、どこかでロケット弾が撃ち込まれている。
    だけどひとまず、大丈夫そうだから、ご飯を食べよう。
    そうだ、大家さんに家賃を払わなきゃ。
    ほら見て、きれいな夕日だね。

    ――不思議でしょう。ひょっとしたら、今にも爆弾が落ちてくるかもしれないのに。だけど、これが現実なのです。
    どこもかしこも緊迫した戦いの中にあるのではなく、戦いとふつうの日常が共存している。

    だから人々は、戦争下でも生きていける。
    そして戦争は長く、長く続いていく。
    日常の中で。

    それが、僕が見てきた戦場の「本当」でした。
    この本では、僕たち一個人が平和のためにできることを考えていきたいと思っています。
    (本書「はじめに」より一部抜粋)

    目次
    1章 戦争は日常の中にある――私が見てきた、戦場の「本当」
    2章 なぜ戦争が起きるのか――貧困を発端にした奪い合いと、孤独が引き起こすテロ
    3章 平和とは選べること――孤独に溺れる前に、旅に出よう
    4章 平和のためにできること ①世界を知る
    5章 平和のためにできること ②世界とつながる
    6章 日本の現在地点を知る
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    『暮しの手帖』創刊70周年記念出版
    あの日々をどう生きたか。手記、手紙、絵、写真――157の体験
    これが戦争なのだ。

    『戦争中の暮しの記録』(1969年刊)から約50年――。
    ふたたび『暮しの手帖』は、戦争体験の手記を募りました。
    今回は、戦時中の記録に加え、戦後の混乱期のできごと、そして戦後生まれの方には、体験者からの「聞き書き」での投稿も呼びかけました。この募集に応じて届けられた2390通の応募作品から、157点を選び、まとめたのがこの一冊です。本書は、庶民の戦中・戦後の暮らしがわかる貴重な記録であり、あの戦争を生き抜いた方々からの、いのちのメッセージ集です。
  • 世界は「国家」から「都市」の時代へ――
    アメリカを代表する知性が国際社会の進展のカギを握る「都市」の可能性に迫る。
    人類の生存を脅かす深刻な課題に対し、その解決のカギを握る非国家アクターとしての
    新しいタイプの都市――
    「グローバル都市」の出現に光を当てた画期的な作品。歴史、地政学、各種データを
    踏まえつつ斬新な視点から斬り込んだ内容は読者に世界を読み解く新たな知見を
    与えてくれる。
    東京を含めた世界各国の大都市が、国際情勢のなかでどのように振る舞い、せめぎ合い、
    あるいは連帯しているのか。その的を射た分析から、国家の制約を超えた世界の都市群が、グローバルな課題に果敢に挑戦している様が浮かび上がってくる。
    国際社会に安定をもたらす国家の役割には限界がある――
    そうした指摘を目にすることが増えた今こそ読まれるべき一書。
  • シリーズ3冊
    1,030(税込)
    著者:
    聖教新聞報道局
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    このパンデミックが人類の歴史にどのような転換をもたらすのか。
    日本を代表する26名の英知を結集し、未曾有の困難をいかに乗り越えるべきかを模索する。

    医学だけでなく、社会科学、生物学、ロボット工学、日本思想史、文化史、メディア史、環境史、また医療現場や学校現場など多様な分野の専門家による示唆と提言をまとめる。

    主な執筆陣
    磯田道史
    寺島実郎
    中村桂子
    石弘之
    安部龍太郎
    駒崎弘樹
    開沼博
    など、26名の各分野の専門家。
  • フィナンシャル・タイムズ、タイムズなど欧米メディアで絶賛!イブニング・スタンダード紙のブックオブザイヤー受賞。「資本家」対「労働者」から「大都市エリート」対「土着の国民」へ。左右ではなく「上下」対立の時代を読み解くバイブル!ポピュリズムは病原ではなく症状だ。民主主義を滅ぼす病原は新自由主義にある
    【欧米メディア&識者が絶賛】
    ◎これまでで最も優れたポピュリズム分析の書(「イブニング・スタンダード」紙)
    ◎力作だ。欧米の政治が簡潔ながらも繊細に分析されている。ポピュリズムは、大学を出ていない労働者たちから経済的交渉力、政治的影響力、文化的威厳を奪ってきたテクノクラート新自由主義に対する反動だとリンドは主張する(デイヴィッド・グッドハート、『The Road to Somewhere』著者)
    【中野剛志氏】
    ポピュリズムの原因は、新自由主義的な政策によって労働者階級を抑圧し、政治・経済・文化のいずれの領域においても労働者階級を疎外してきたエスタブリッシュメントの側にある。ポピュリズムは確かに健全ではないが、それは、エスタブリッシュメントの新自由主義的な支配という疾患に現れた症状に過ぎないのである。私は、リンドの思想に全面的に賛成である(巻頭解説より)
    【施光恒氏】
    本書は、戦後実現した「民主的多元主義」の安定した政治が、1970年代に始まった新自由主義に基づく「上からの革命」の影響を受けた結果、機能不全に陥り、米国の国民統合が現在までにいかに脅かされ、分断が進んだか、またどのように分断の解消を図っていくべきかについて考察したものである。民主的多元主義の再生を可能ならしめるために、現行の新自由主義に基づくグローバル化推進路線の転換が必要だと本書は論じる。新自由主義的な改革に明け暮れてきた欧米諸国や日本に新しい視点を与え、自由民主主義の意味や条件を考えさせる貴重な一冊だ(監訳者解説より)
  • ※本書はリフロー型の電子書籍です。

    【プーチン帝国は崩壊する! ソ連崩壊を予言した元ロシア公使が「新冷戦」を読み解く】

    ウラジミール・プーチン露大統領は、「ジェノサイドだ!」との国際的非難と経済制裁を欧米から受けながらも、なぜウクライナ侵攻を続けるのか?
    旧KGBの後継諜報機関であるFSB(ロシア連邦保安庁)第五局の甘い見通しの情報をもとに判断したとされるウクライナ侵攻。
    FSBの情報部員一五〇人を追放したのは、ウクライナ侵攻の緒戦が失敗であることへのプーチンの怒りの表れだ。
    ロシアの政治、経済、社会構造の深部とロシア人のメンタリティーを知悉する元ロシア公使でウズベキスタン大使を歴任した著者が、幾度と繰り返されるロシアの興亡、千年史に切り込む!

    〈本書の目次〉
    第一章 ウクライナ侵略戦争で一変したロシアと世界
    第二章 ロシアの興亡――その面貌
    第三章 歴史のトラウマ――栄光と悲惨
    第四章 異形のロシア経済――停滞と格差の構造
    第五章 ロシア人の実相――欲望と渇望のシンフォニー
    第六章 プーチン政権の内奥――ロシア政治の深層
    第七章 ロシアの外交――その無力、その底力
    第八章 日露関係――すれ違いの二〇〇年

    〈著者プロフィール〉
    河東哲夫(かわとう・あきお)
    外交評論家/作家。1947年東京生まれ。東京大学教養学部卒業後、1970年外務省入省。ハーバード大学大学院ソ連研究センター、モスクワ大学文学部に留学。外務省東欧課長、文化交流部審議官、在ボストン総領事、在ロシア大使館公使、在ウズベキスタン兼タジキスタン全権大使を歴任。2004年外務省退官。日本政策投資銀行設備投資研究所上席主任研究員を経て、評論活動を始める。東京大学客員教授、早稲田大学客員教授、東京財団上席研究員など歴任。著書に、『遙かなる大地』(熊野洋の筆名によるロシア語小説、日本語版、草思社)、『意味の解体する世界へ』『新・外交官の仕事』『ワルの外交』『米・中・ロシア虚像に怯えるな』(以上、草思社)、『ロシア皆伝』(イースト新書)、『よくわかる大使館』(PHP 研究所)、『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)、共訳書にドミートリー・トレーニン『ロシアの新戦略 ユーラシアの大変動を読み解く』(作品社)がある。「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)でコラムを執筆。「現代ビジネス」(講談社)、「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版)などに寄稿。メールマガジン「文明の万華鏡」を主宰。
  • 子ども大人も知っておきたい世界のしくみ!

    「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき…が見えてくる!

    高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、
    「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊


    【絶賛の声、続々!】
    真山仁氏(『ハゲタカ』著者)
    「大人にこそ読ませたい未来を生き抜く必読書
    戦争、平和、日本の行く末を知る羅針盤がここにある!」

    杉山晋輔氏(前駐米大使)
    「今の日本にこそ求められている一冊!
    複雑な国際情勢が物語でやさしくわかる」
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    本書は純然たる論理演習書ではない。混沌とどこまでも拡がった「歴史」の諸データを関連づけながら、最も合理的で整合的と思われる主張をまとめる実践的訓練である。第二次世界大戦の論理的含意や倫理的教訓が汲み尽くされていないことは、年月を経るにつれ却って新聞などでの扱いが多くなっている事実に示されている。底知れぬ細部が絡み合あった史上最大の戦争を終わらせた〈あの大事件〉について本書が試行的に辿った各ステップは、日常の大小無数の決断・評価・議論にあたって最良のモデルとなるであろう。
    パラドクス・シリーズ応用論理編!
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    真珠湾攻撃にはじまる第二次世界大戦。日米の視覚メディアは、憎むべき敵のイメージをいかにつくりあげ、国家の戦争遂行と国民の戦争参加をどう媒介していったのか。宣伝戦の内実を日米の思想家・メディア批評家らが明らかにする。
  • 2,200(税込)
    著:
    戦友会研究会
    レーベル: ――
    出版社: 青弓社

    軍隊での戦闘体験を共有した仲間が作った戦友会は、数と規模、そして会員の情念と行動力の強さから日本独特の社会現象である。会員への聞き書きも含めて、軍隊や戦争への感情、死んだ戦友への心情などを60項目で浮き彫りにし、戦争体験の継承をめざす。
  • 戦後日本でヒロシマは人々にいかに欲望されたのか。新聞・雑誌や映画、マンガ、観光を対象に、反戦・平和、被爆体験、原水爆禁止、反原発、原子力の平和利用など、時代・場所によって異なるヒロシマ像やその社会背景、そしてメディアの力学を多角的に読み解く。『はだしのゲン』の中沢啓治、『夕凪の街 桜の国』のこうの史代へのロングインタビューも所収。
  • 1,177(税込)
    著:
    許成準
    レーベル: ――
    出版社: 彩図社

    『君主論』―それは“西洋の『孫子の兵法』”とも呼ばれる、リーダーのための教科書だ。
    中世イタリアの官僚ニッコロ・マキャベリが、自らの経験を基に「成功する組織の作り方」「統治の技術」「人間の本質」などについて著した。本書はその『君主論』を現代のビジネスマンが読んでも分り易いように“超訳”し再構成、理解の助けとなる事例を加えた。
    リーダーシップは先天的な素質ではなく、訓練して身に付けるもの。ぜひ本書を読んで「人を思いのままに動かす方法」を会得して欲しい。
  • 陸軍史上最悪の悲劇を生んだ作戦とはなんだったのか―。
    「零戦」の実力はいかほどのものだったのか―。
    アメリカを激怒させた「死の行進」事件はなぜ起きたのか―。
    真の「特攻の父」とは誰だったのか―。
    スパイ養成学校「陸軍中野学校」ではどのような授業が行われていたのか―。
    教科書からは学ぶことのできない、これら日本軍にまつわる謎を、たっぷりとご堪能いただきたい。
  • シリーズ4冊
    660880(税込)

    旗艦の空母「赤城」の飛行隊長になり、真珠湾攻撃飛行機隊総指揮官としてみずから機上の人となり「真珠湾奇襲」を成功に導いた現場指揮官の手になる緊迫感あふれる迫真のドキュメント。太平洋戦争を知るための必読の一冊。著者淵田美津雄は戦後キリスト教に入信し、日米で伝道活動に従事したことでも知られる。

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