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『実用、ノンフィクション、日本文学、801円~1000円』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全100件

  • シリーズ204冊
    6601,320(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    突然はじまる介護生活
    本書で「困った」をぜんぶ解決!

    2025年、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者になります。
    75歳を超えると要支援・要介護の割合が一気に上昇。
    介護生活は誰にでも起こりうるのです。

    はじめての介護は突然やってくることが多く、
    手続き、制度、サービス、お金のことなどではじめて知ることも多くあり、
    たくさんの「困った」が出てくるはず。

    本書では、専門家たちが介護にまつわる制度、手続きなどの基本、お金の話、
    介護生活をサポートしてくれる商品、介護施設の選び方など、
    さまざまな方面から介護について解説していきます。
  • 東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。
    他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに文庫化。ドキュメント編は、事故発生の経過を緊張感溢れる迫真の筆致で描く

    思いも寄らない真相が次々明らかに
    真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった
    真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた
    真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった
    真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らさせて「最悪の事態」を防いだ
    真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった

    東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!?
    極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。
    10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である
  • シリーズ88冊
    4951,001(税込)
    著:
    イソップ
    レーベル: ――

    古代ギリシャの時代に生まれた物語。旅人に上着を脱がせるために争う『北風と太陽』、「狼だ!」と叫んで誰にも信じてもらえなくなった『狼と少年』、ウサギとカメがかけ比べをした『ウサギとカメ』など、現代にも伝わる教訓を含んだイソップの寓話を多数収録。短いエピソードの中に、ユーモアや風刺が凝縮されている。
  • 人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても
    同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。
    幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。
  • 『となりのトトロ』公開35周年記念

    楽しく作る

    世界中で愛される『トトロ』誕生秘話

    制作資料80ページ超大幅増補

    新資料で明かされる『ラピュタ』の完成秘話!!
    『火垂るの墓』の制作初期!!

    ……今年2023年はこの『トトロ』の初公開から35年の節目に当たる年です。
    ワンポイントリリーフで設けられた小さなスタジオジブリ第2スタジオで誕生した映画が、これ程世界の人々から愛される作品になると誰が想像したでしょう……。(文庫版あとがきより)

    「木原君、二人で『トトロ』を始めます」
    前作『天空の城ラピュタ』公開後、宮崎駿監督が新任制作デスクの背中を叩いて言った。
    それが始まりだった。
    伝説のスタジオジブリ第2スタジオで、世界中を虜にした名作『となりのトトロ』はいかにして生まれたのか?
    新資料とともに明かす感動のノンフィクション!
  • 「俺は今後できるだけ庭でウンコする」
    サバイバル登山家と型にはまらぬ家族たちが都会の片隅で狩る・飼う・捌く! 
    いきなり野糞宣言する父、大ネズミの唐揚げを作る母、長男は受験失敗、次男のニート化、可愛いニワトリを絞める末娘……服部家の行く末は?
    日常の悩みを撃ち落とす爆笑繁殖エッセイ
    〈巻末付録〉角幡唯介との対談「探検家の家族はつらいよ!?」
  • 「何があっても日本以外の国の代表になるわけにはいかないと思った」。かつてリーチマイケルはそう語った。ラグビーは、代表選手の国籍を問わない。居住年数など一定の条件を満たせば、国籍と異なる国の代表としてプレーできる。多様なルーツを持つ選手たちは、なぜ「日本代表」となることを選んだのか。

    最初期の留学生として来日したノフォムリ・タウモエフォラウやラトゥ志南利、ニールソン武蓮傳。外国人初の代表キャプテンとなったアンドリュー・マコーミック。日本の生活・文化に魅せられたというトンプソンルーク。成績優秀ゆえに留学生に選ばれ、ラグビーに関してはほぼ素人で来日したホラニ龍コリニアシ。韓国代表を断って日本代表を目指した金喆元。日本代表が憧れだったという具智元。そして、日本の高校・大学で受けた恩をラグビーで返したいと言ったリーチマイケル……。さまざまな選手がさまざまな背景を背負って、日本代表チームに集ってきた。

    異文化の地で道を拓いた外国人選手たち、そして彼らを受け入れたチームメイトと関係者の奮闘があってこそ、今の日本代表がある。その歴史は、多様な人々との共生をさぐる日本社会とも重なってみえる。それぞれのライフヒストリーと、秘められた熱い思いをたどる
  • 慈恵病院(熊本市)が開設した「赤ちゃんポスト」は“命を救う”という理念のもと、理解を広げてきた。だが、実際の運用は想定外の連続である。2023年3月までに預けられた170人。そのうち病院が想定した早期新生児は76人。残りの約半数が、ある程度育った赤ちゃんだった。開設第一号は3歳児だ。障害児や外国人の赤ちゃんもいる。出産状況が分からないため医療者の負担も大きい。育った子は「出自を知る権利」を持ち合わせていない。さらに同病院は19年末、妊婦が匿名のまま病院で出産できる「内密出産」も導入した。そして近年では、別の団体が新たなポスト開設の構想まで公言し始めている。開設されて16年――赤ちゃんポストが日本社会に問いかけたものとは何か?「命」を巡るノンフィクション。

    文庫化にあたり、慈恵病院が新たに始めた内密出産の現状や、関西、北海道、東京でポスト開設を試みる人々への取材など、近年の動向を大幅加筆。
  • 100年の時を越えついに扉が開いた東北野球の“これまで”と“これから”

    2022年、仙台育英が東北勢で初めて夏の甲子園を制し、深紅の大優勝旗がついに白河の関を越えた。
    太田幸司、田村隆寿、大越基、ダルビッシュ有、菊池雄星、大谷翔平、吉田輝星、佐々木朗希……
    彼らでも成しえなかった東北の夢をいかにして叶えたのか。挑み続けた歴史とともに振り返る。
    元・東北球児の著者が60名以上の当事者たちの証言をもとに紡ぎ出す、東北野球の結実。

    【目次】
    はじめに 1989年8月21日
    第一章 秋田 ~草の根の野球熱~
    第二章 宮城 ~竹田利秋の挑戦~
    第三章 東北福祉大の台頭
    第四章 青森 ~ミックス~
    第五章 楽天イーグルスの誕生
    第六章 福島 ~いわき型総合野球クラブ~
    第七章 山形 ~強攻~
    第八章 岩手 ~心を変える~
    第九章 仙台育英と須江航
    おわりに 2022年8月22日
  • ガダルカナル撤退後、最前線基地の防備と航空戦の継続という使命を負った草鹿は、補給が途絶えても破損機を修理して航空戦を展開、食料と生活必需品、さらには火薬や魚雷までを自力で生産する。また敬愛する山本長官の戦死、陸軍との友好関係が描かれる。巧みな人材登用によって終戦までを自給自足で戦い抜いたサバイバル戦記。

    以下目次
    1 まえがき(戦況のあらまし)
    2 明朗豁達一意邁進
    3 陸海軍の協同戦線
    4 火山研究所と科学者の良心
    5 嗚呼山本元帥
    6 南東方面艦隊の歌
    7 武功抜群
    8 漂流記
    9 気象観測
    10 民政部の人々
    11 洞窟生活(陣地構築)
    12 施設作業の苦労
    13 いかもの食い
    14 現地自活
    15 兵器類の製造
    16 教育訓練の問題
    17 医務衛生のはなし
    18 珍客待てども来らず
    19 輸送潜水艦の労苦
    20 鼠輸送、蟻輸送
    21 ラバウル海軍航空隊
    22 終戦の憾み
  • 清朝の王女として生まれ、日本で教育を受け、祖国再興を画して上海にわたる。ジャンヌ・ダルクに憧れた少女時代や初恋の思い出を交えながら男装に至った経緯を語る。活動中にテロに遭遇、様々な危機を乗り越えながら使命に目覚めていく。巻末に熱河作戦従軍直後「婦人公論」に発表した手記を収録。伝説の「男装の麗人」による半生記を初文庫化。
  • 【目次】

    まえがき
    プロローグ

    第一章 ナンシー関の才能とその影響力
    ・作家 宮部みゆきの場合
    ・天性の観察眼と「規格外」という自意識
    ・「後悔はしないのか」
    ・テレビプロビューサー 土屋敏男の場合
    ・視聴率とは別の、もう一つの指針
    ・コラムニスト 小田嶋隆の場合
    ・視聴者と同じ目線の高さ
    ・イラストレーター 山藤章二の場合
    ・“自己批判"という新しいジャンル

    第二章 <ナンシー関>が誕生するまで
    ・照れ屋のちょっと変わった女の子
    ・「ホットドッグ・プレス」での初仕事
    ・改行なしのコラム原稿
    ・たけしの「オールナイトニッポン」の影響
    ・マブダチとの出会い
    ・丁稚で勝負
    ・消しゴムを彫って生きる覚悟
    ・「ビックリハウス」に単身で売り込みに行く
    ・「ミュージック・マガジン」の表紙に抜擢
    ・自分自身の物差し
    ・独自のスタイルが完成

    第三章 青森での関直美
    ・子どもころから「大人」
    ・実家でのナンシー
    ・クラスの中の“最後の砦"
    ・マツコとの鼎談
    ・高校受験に失敗
    ・サブカルチャーに傾倒
    ・「演歌はいいけど、精神的演歌は嫌だ」
    ・はじめて消しゴムハンコを彫る
    ・投稿ハガキが読まれ、拍手喝采

    第四章 旅するナンシー、歌うナンシー
    ・香港でパーマをかける
    ・ハンコとスタンプ台を持ち歩く
    ・台湾社員旅行の過酷すぎるスケジュール
    ・「今考えれば、いいこと浮かぶかも」
    ・ナンシーのバンド時代
    ・染之助・染太郎の前座でバンドデビュー
    ・なぜか「嫌いじゃなくなった」カラオケ
    ・サブカル好きなお相撲さんと出会う
    ・憧れのムーンライダーズに緊張
    ・いくつもあったカラオケの十八番
    ・免許持つ人、持たぬ人
    ・箱根への日帰りドライブ

    第五章 ナンシー関の全盛期
    ・はじめての単行本
    ・愛用の消しゴム
    ・「噂の真相」での連載開始
    ・見えるものしか見ない「顔面至上主義」
    ・日常生活では「人の顔など見ちゃいない」
    ・永ちゃんのコンサートに「潜入」
    ・「フォーエバー毒蝮」
    ・「テレビには出ない」という決断
    ・本領発揮のプロレス技
    ・ページはじまって以来の抗議の投書
    ・大月隆寛との対談「地獄で仏」
    ・ナンシーの外見と文章
    ・週刊誌コラム連載で全国区に
    ・テレビコラムを主戦場に定めて
    ・デープ・スペクターとの論争
    ・松本の外したような笑いのセンス
    ・定点観測の視点
    ・リリー・フランキーとの対談「小さなスナック」
    ・ワンアンドオンリーの存在感

    エピローグ
    あとがきにかえて

    <巻末インタビュー>
    マツコから見たナンシー

    〈解説〉
    ナンシー関と雑誌の時代 与那原恵
  • 二〇一九年に「創部百年」を迎えた東大野球部は、日本野球のルーツというべき伝統を誇る。戦火の中、沖縄に消えた英雄や、「赤門旋風」の主役たち、150キロ左腕宮台康平らへの徹底取材を通じて、謎を秘めた集団を解剖する。野球の「本質」と、ひとつの目標に向かってひた走ることの「価値」を思い出させる渾身のルポルタージュ。解説 桑田真澄
  • 大リーガーを手玉にとった幻の名投手・沢村栄治。天覧試合の名勝負、長島茂雄と村山実。神がかりの勝ち方とタフぶりの「神様、仏様、稲尾様」。怪童・尾崎行雄。伝説の人「ヘソ伝」こと山田伝……。球場をわかせた名選手、異能選手が、400人集合の大名鑑。他に類のない、プロ野球史上初の快挙。ファン必読必備の1冊!
  • 935(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    竹内亮
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    黄河の農村に誕生した71歳インフルエンサー。
    中国式漫画ビジネスに挑む漫画家。
    定年退職後に語学力ゼロでカレー屋を興した男。
    中国在住の大人気ドキュメンタリー監督が全土を駆け回り、中国人の心を震わせた人びとを描くルポ!
    中国は雑踏から見るほうが面白い――。

    彼らが見た現実。彼らから見える実態。
    ■中国テレビ界のスターとなった男
    ■中国建国記念パレードで行進した日本人
    ■大連で奮闘するシングルマザー
    ■「妻」でなく「私」を目指した女性起業家
    ■「中国版シリコンバレー」に集う挑戦者たち
    ■中国映像界を駆け上がるドキュメンタリー監督

    「我住在這里的理由(私がここに住む理由)」。中国で大人気を博すドキュメンタリー番組で累計再生回数は6億回を超える。
    この番組では、2015年より日本に住む中国人と中国に住む日本人、約200人が登場してきた。
    本書は特に濃い人を厳選し、カメラをペンに替えて描いたルポである。
    巨龍を動かすのは、市井の人びとだ。

    【目次】
    まえがき
    第一章 黄河の農村の七一歳インフルエンサー 農業家・川崎広人
    第二章 中国式漫画ビジネスに挑む 漫画家・浅野龍哉
    第三章 中国テレビ界のスター 俳優・矢野浩二
    第四章 中国建国記念パレードで行進した日本人がいる 安達家 
    第五章 シングルマザー奮戦記 会社員・松尾梨恵
    第六章 「歌舞伎町の案内人」から「政治家」へ  事業家・李小牧
    第七章 富裕層が見た中国社会 起業家・星本祐佳
    第八章 挑戦者は「中国版シリコンバレー」に集う  ビジネスマンの群像
    第九章 武漢でカレー屋を興した老人  店主・嶋田孝治
    終 章 中国映像界を駆け上がる  ドキュメンタリー監督・竹内亮
  • 村が核のゴミ捨て場に! 「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々の恐怖と苦悩を30年かけた取材で解明! ーー東北の一寒村の開拓地が、核廃棄物の終末処理場へ! 原子力発電所は、人間が制御できない危険物質を、日夜ためこんでいる。「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々は、日常的な恐怖に脅かされている。強引につくられた核燃料サイクル基地の実態を解明した大レポート。毎日出版文化賞受賞。
  • 在留邦人の命は、日本とトルコの絆に託された。

    1985年3月、イラク軍はテヘラン空爆を開始。在留邦人を救い出したのは、日本ではなくトルコの救援機だった。国家が真に守るべきものとは何か。日本の「自衛」問題の本質に迫る緊迫のノンフィクション。
  • 日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。




    目 次



    序 章 雪の夜の楽屋

    第1章 生い立ち

    第2章 娘時代の私

    第3章 戦中から戦後にかけて

    第4章 本牧亭再興

    第5章 寄席の経営

    第6章 父のこと

    第7章 『巷談本牧亭』のこと

    第8章 中国旅行

    第9章 鉄筋ビルの寄席に

    第10章 休席の顚末

    第11章 講談の灯は消さない

    第12章 人との縁

    終 章 幸せな星の下に

    あとがき



    文庫版あとがきにかえて  清水孝子



    年 表

    本書に登場する主な講釈師たち



    〈対談〉本牧亭がつないだ講談の昔と今  宝井琴調×神田伯山

    〈解説〉客と演者とおかみさん――本牧亭をめぐる人間模様  長井好弘



    人物索引
  • 若き日の立川談志が「人生の師匠」と慕った紀伊國屋書店創業者・田辺茂一。戦後の新宿文化をつくり上げた実業家、そして「夜の市長」と呼ばれた粋人とのユニークな師弟関係を、芸人・文士らとの華やかな交友関係とともに振り返る。家元流の観察眼が光る昭和人物列伝であり、毒舌のうちに故人への哀惜がにじむ漫談風エッセイ。





    目 次



    短いプロローグ 現代、何故田辺茂一か

    第一章 人生の師

    第二章 芸人好き

    第三章 文人づき合い

    第四章 御大の艶話

    長めのエピローグ 最期の捨て台詞



    〈対談〉どっちかてえとイロゴトより落語 田辺茂一×立川談志



    田辺茂一・立川談志 略年譜



    〈解説〉ダジャレ社長 高田文夫
  • こうして今日も、 世界で肉は作られる。見てきました、「動物が肉になるまで」。アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!! いつも「肉」を食べているのに、なぜか考えない「肉になるまで」の営み。そこはとても面白い世界だった。傑作イラストルポ、待望の文庫化!

    こうして今日も、世界で肉は作られる。
    「見てきました、“動物が肉になるまで”」
    世にも稀なイラストルポルタージュ!!

    「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの? 他の国は違うなら、彼らと私たちでは何がどう違うの?」
    アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。
    世界の屠畜現場を徹底取材!! いつも「肉」を食べているのに、なぜか考えない「肉になるまで」の営み。そこはとても面白い世界だった。
    「間違いなくオンリーワンの本」佐野眞一氏(解説より)

    【目次】
    まえがき
    第一章 韓国    
    第二章 バリ島    
    第三章 エジプト       
    第四章 イスラム世界    
    第五章 チェコ    
    第六章 モンゴル    
    第七章 韓国の犬肉    
    第八章 豚の屠畜 東京・芝浦屠場    
    第九章 沖縄    
    第十章 豚の内臓・頭 東京・芝浦屠場    
    第一一章 革鞣し 東京・墨田    
    第一二章 動物の立場から    
    第一三章 牛の屠畜 東京・芝浦屠場    
    第一四章 牛の内臓・頭 東京・芝浦屠場    
    第一五章 インド    
    第一六章 アメリカ   
    終章 屠畜紀行その後
    あとがき
    文庫版あとがき
    主要参考文献一覧
    解説 佐野眞一
  • 孤高のジャーナリストの生涯を描いた傑作評伝!

    若者よ。『拗ね者たらん』を読みなさい。
    そうすれば、君も少し大人の男に近づくだろう。
    ――伊集院静氏、推薦

    読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、
    独立後は『誘拐』『不当逮捕』など数々の名作を遺した
    ジャーナリズムの第一人者、本田靖春。
    「戦後」にこだわり続けた代表作を精緻に読み解きながら、
    新聞記者・担当編集者など関係者の証言をもとに、
    濃密なる七十一年の生涯を描く、傑作人物ノンフィクション。
  • 菊池寛賞受賞の栄誉に輝く「保阪昭和史」の到達点! 肉声の持つ迫力! ――歴史の決定的瞬間に居合わせた者、戦後を寡黙に生き抜いた者……。真珠湾攻撃時の日本大使館員から、A級戦犯の最期の声を聞いた宗教家まで、文献にはない迫力ある証言の数々。取材した相手の数のべ4000人、菊池寛賞受賞に輝く昭和史研究の第一人者が、次代へと語り継ぐ貴重な肉声を一冊に!<『一語一会』改題作品>
  • シリーズ6冊
    1,100(税込)
    著:
    内橋克人
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    感動の名ドキュメント、いまここに甦る。日本を支えた技術者魂――疎開工場からスタートし、革命的なクオーツ時計を誕生させたセイコー電卓の小型軽量化にしのぎを削ったシャープとカシオなど、世界が瞠目した日本企業の技術革新。それは、開発スタッフの汗と涙の結晶であった。彼らの人間ドラマを鮮やかに描き、大ベストセラーとなった名著から、日本再生の指針を読み取る。<全6巻>
  • 日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。

    吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。

    ・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。
    ・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。
    ・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使からの下された決死の司令。
    ・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。

    1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。
  • 924(税込)
    著者:
    森達也
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自粛と萎縮に抗い続ける!時代の表現者たちと日本を斬るルポ&インタビュー

    平成も終わり、安倍政権も終わった。しかし、忖度社会は続く。
    ドキュメンタリーとは、抗いである。
    タブーに抗い続ける監督のルポ&インタビュー!

    平成という時代が終わり、安倍長期政権も終わった。
    しかし、報道をはじめ、表現の自粛と萎縮は終わることなく続いている。この三十年で、その波は高く、強くなったのか、それとも……。
    天皇、放送禁止歌、オウム、オカルト、小人プロレスetc。
    撮影したいテーマはことごとくタブー視され、発表媒体が限られていく中でも、作品の力で“空気”を吹きはらってきたドキュメンタリー監督が、自粛と萎縮の正体を探る!
    森監督作品のテーマを軸に、時代の表現者たちと「日本」を斬る!!

    『放送禁止歌』×ピーター・バラカン(ラジオDJ、ブロードキャスター)
    『ミゼットプロレス伝説』×日比野和雅(『バリバラ』初代プロデューサー)
    『幻の「天皇ドキュメンタリー」』×松元ヒロ(お笑い芸人)
    『A』『A2』×有田芳生(ジャーナリスト、参議院議員)
    『未完の「北朝鮮ドキュメンタリー」』×若林盛亮(「よど号ハイジャック事件」実行犯)
    『FAKE』×長野智子(ニュースキャスター)
    ※本書は2017年に小社より刊行した『FAKEな平成史』を改題の上、加筆修正したものです。

    【目次】
     文庫版まえがき
     まえがき
    第一幕 疑似的民主主義国家ニッポン――『放送禁止歌』
    第二幕 差別するぼくらニッポン人――ミゼットプロレス伝説
    第三幕 自粛と萎縮に抗って――幻の『天皇ドキュメンタリー』
    第四幕 組織は圧倒的に間違える――『A』『A2』
    第五幕 平壌、かつての東京との交信――未完の『北朝鮮ドキュメンタリー』
    第六幕 正しさこそが危機を生む――『FAKE』
     あとがき
     文庫版あとがき
     解説
  • 生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの島で、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた、「世界の今」と「人間の希望」とは?


    生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの難民キャンプで、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた「世界の今」と「人間の希望」とは?
  • 15年前から冤罪を訴え続けた著者! どうして菅家さんは逮捕され、起訴され、刑務所に入らなければならなかったのか? 克明な取材ですべてが明らかに――2009年6月、日本中が注目するなか、足利事件で無期懲役刑の判決を受けた菅家氏が、17年ぶりに千葉刑務所から釈放された。著者は1994年から「月刊現代」誌上で氏の無実を訴え続け、この本によってすでにそれを証明していた。なぜ足利事件のような悲劇が起きたのか……。綿密な取材で、その裏に潜むものを解き明かし、釈放のきっかけとなった著作。
    ◎「足利冤罪事件の本質は、おそらくは自白の強要やDNA鑑定の危うさにあるのではない。問題はむしろ、それらの錯誤を産み出した、ぼくたちひとりひとりが抱える予断や偏見の視線にあるのだ」<東浩紀>
  • バスが大好き――。路線バスで東京を出発して箱根を越え、東海道を西へ、もっと西へ。山陽道をぬけて熊本、鹿児島まで。いい景色、いい飲み屋、いい人びととの出会い。ゆるり、ぶらり、ふらふら、コミさんのノスタルジック・ジャーニー。 
    〈巻末エッセイ〉戌井昭人

    ■目次
    バスが大好き
     十年越しの東京湾ぐるり旅
    東海道中バス栗毛
     酒匂 小田原遠からず/行こか戻ろか 箱根のお山/
     右手に富士 左手に海を/京都三条は終着点 出発点
    山陽道中バス栗毛
     海の幸を供に山陽路をいく/ふるさとの山はかわってた/
     おもいでの海に抱かれて
    山陽道から火の国へ
     海峡の橋をわたって/二十年かけて着いた南の町

    あとがき  西へ西へとバスで

    〈巻末エッセイ〉今でもバスに乗るたびに 戌井昭人
  • 宇宙から地球を見る。この極めて特異な体験をした人間の内面には、いかなる変化がもたらされるのか。
    十二名の宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を、卓越したインタビューにより鮮やかに描き出した著者の代表作。
    宇宙とは、地球とは、神とは、人間とは――。知的興奮と感動を呼ぶ、壮大な精神のドラマ。
    〈巻末対談〉野口聡一×立花隆
    〈巻末エッセイ〉毛利衛

    【目次より】
    宇宙からの帰還
     第一章 上下・縦横・高低のない世界
     第二章 地球は宇宙のオアシス

    神との邂逅
     第一章 伝道者になったアーウィン
     第二章 宇宙飛行士の家庭生活
     第三章 神秘体験と切手事件

    狂気と情事
     第一章 宇宙体験を語らないオルドリン
     第二章 苦痛の祝賀行事
     第三章 マリアンヌとの情事

    政治とビジネス
     第一章 英雄グレンとドン・ファン・スワイガート
     第二章 ビジネス界入りした宇宙飛行士
     第三章 宇宙体験における神の存在認識

    宇宙人への進化
     第一章 白髪の宇宙飛行士
     第二章 宇宙体験と意識の変化
     第三章 宇宙からの超能力実験
     第四章 積極的無宗教者シュワイカート
  • 緊急出版! 
    第99代内閣総理大臣・菅義偉を知る一冊。秋田から出てきた若者は裸一貫から、いかにして最高権力の座を射止めたのか生い立ちから、法政大学の学生時代、横浜市議、衆院議員当選、安倍総理の右腕として「影の総理」ともいわれた官房長官時代までを、菅本人へのインタビューや地元・永田町関係者らの徹底取材をもとに描く人物評伝。

    はじめに 菅総理、誕生す
    第一章  血涙の歴史の落とし子
    第二章  集団就職の世代
    第三章  小沢一郎と菅義偉
    第四章  権力闘争の渦中で
    第五章  安倍政権の中枢で
    第六章  権力を体現する政治家
  • 日本でもっとも危険な男の物語。

    この国を“超格差社会”に変えてしまった中心人物はこの男だった!
    「改革」の名のもと、法律を駆使しながら、社会を次々と大胆に改造してしまう。まるで政商のように利にさとく、革新官僚のごとく政治家を操る経済学者――。「フェイク(偽物)の時代」に先駆けた“革命家”の等身大の姿とは。

    経済学者、国会議員、企業経営者の顔を巧みに使い分け、「日本の構造改革」を20年にわたり推し進めてきた“剛腕”竹中平蔵。猛烈な野心と虚実相半ばする人生を、徹底した取材で描き切る、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞ダブル受賞の傑作評伝。

    はじめに 「改革」のメンター
    1章    和歌山から東京へ
    2章    不意の転機
    3章    アメリカに学ぶ
    4章    仮面の野望
    5章    アメリカの友人
    6章    スケープゴート
    7章   郵政民営化
    8章   インサイド・ジョブ
    おわりに ホモ・エコノミカスたちの革命
  • シリーズ10冊
    1,034(税込)
    著・原作:
    さいとう・たかを
    原作・その他:
    戸川猪佐武
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    敗戦、GHQによる日本占領が始まった……。幣原喜重郎内閣打倒後、総理と目されていた鳩山一郎は公職追放され、昭和21年5月、吉田茂が総理大臣に就任。以後、脈々と続く「吉田学校」の始まりだった。党人派と吉田派の仁義なき闘いの幕が切って落とされた。戸川猪佐武のベストセラー『小説吉田学校』を、劇画界の巨匠さいとう・たかをが描いた、傑作戦後日本史全10巻!
    講談社文庫版解説:手嶋龍一「現代日本によみがえる吉田茂」
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 木村義雄、升田幸三、大山康晴、呉清源……。盤上の戦いに賭けた男たちの対局に、安吾は何を見たのか。表題作ほか小説、観戦記、エッセイ、座談まで初集成する。文庫オリジナル。
    〈巻末エッセイ〉沢木耕太郎「私だけの教科書」
    〈解説〉西上心太

    【目次】
     Ⅰ
    散る日本/勝負師/九段/名人戦を観て/坂口流の将棋観/観戦記/将棋の鬼

     Ⅱ
    囲碁修業/負け碁の算術/文人囲碁会/本因坊・呉清源十番碁観戦記/呉清源論/私の碁/碁にも名人戦をつくれ

    座談会二編
    囲碁・人生・神様/呉・藤沢十番碁を語る
  • 名句《竹馬やいろはにほへとちりぢりに》で知られる文人・久保田万太郎。浅草生まれ浅草育ちの生粋の江戸っ子が、明治・大正・昭和三代にわたって移りゆく町の姿を、懐旧の情にみちた筆致で綴った名随筆。「雷門以北」「吉原附近」「浅草の喰べもの」「夏と町々」ほか全十九編。〈巻末エッセイ〉戌井昭人

    ■目次
    雷門以北/吉原附近/続・吉原附近/隅田川両岸/浅草田原町/あやめ団子/相模屋の路次・朝倉屋の路次/浅草の喰べもの/夏と町々/絵空事/一年/浅草よ、しずかに眠れ/夜店ばなし/除夜/正月/水の匂/らッぱぶし/さのぶし/町々……人々……
  • 日本海海戦を勝利に導いた旧日本海軍の名参謀・秋山真之による幻の戦術論が一世紀の時を経て全容をあらわす。「海軍基本戦術」「海軍応用戦術」「海軍戦務」のうち本巻は「海軍基本戦術」を収録。第一編では、基本である艦隊の構成要素、編制、そして艦隊、戦隊の運動法について、第二編では日本海海戦の戦例を引き、丁字戦法、乙字戦法を講述。

    目次

    海軍基本戦術 第一篇

    緒  言

    第一章  戦闘力の要素
    第一節 総 説
    第二節 攻撃力
    第三節 防禦力
    第四節 運動力
    第五節 通信力
    第六節 結 論

    第二章  戦闘単位の本能
    第一節 総 説
    第二節 戦艦の本能
    第三節 巡洋艦の本能
    第四節 通報艦、海防艦及砲艦の本能
    第五節 駆逐艦、水雷艇及潜水艇の本能

    第三章  艦隊の編制
    第一節 総 説
    第二節 戦隊の編制
    第三節 水雷戦隊の編制
    第四節 大艦隊の編制

    第四章  艦隊の隊形
    第一節 総 説
    第二節 戦隊の隊形
    第三節 水雷戦隊の隊形
    第四節 大艦隊の隊形

    第五章  艦隊の運動法
    第一節 総 説
    第二節 戦隊及水雷聨隊の運動法
    第三節 大艦隊の運動法
    第四節 結 論

    海軍基本戦術 第二編

    戦 法
    第一章 兵 理
    第一節 兵戦の三大元素
    第二節 力の状態及用法
    第三節 優勝劣敗の定理

    第二章 戦法上の攻撃諸法
    第一節 戦闘に於ける攻撃と防禦
    第三節 斉撃及順撃
    第四節 戦闘距離に基ける攻撃法の種別
    第三節 正奇の方術的攻撃法

    第三章 戦 法
    第一節 決戦に於ける戦法
    第二節 追撃戦法
    第三節 退却戦法
    第四節 戦闘戦法
    第五節 大艦隊の戦法
    第六節 水雷戦隊の戦法

    解説  戸髙一成
  • 「自分が最も奉公したのは戦略・戦術ではなくロジスチックス(戦務)である」。海軍という巨大組織を十分かつ効率的に運用するためのマニュアルの全貌が明らかに。前巻に続き、戦略と戦闘の関係、勝敗と戦果について述べた「海軍応用戦術」、艦隊の令達、通信、偵察警戒といった任務の規範を示した「海軍戦務」、演習の手順を示した「同別科」を収録。

    目次

    海軍応用戦術

    緒 言
    第一章 総 説
    第一節 戦略と戦闘の関係
    第二節 戦闘の目的及種別
    第三節 戦闘の勝敗及戦果
    第四節 戦闘に於ける攻撃の正及虚実

    海軍戦務

    緒 言
    第一章 令 達
    第一節 令達の種別
    第二節 令達の要義
    第三節 令達の文法

    第二章 報告及通報
    第一節 報告及通報の種別
    第二節 報告及通報の要義並文法

    第三章 通 信
    第一節 通信法の種類
    第二節 通信線の系統

    第四章 航 行
    第一節 航行の種別及要義
    第二節 航行の方法

    第五章 碇 泊
    第一節 碇泊の種別及要義
    第二節 碇泊の方法

    第六章 捜索及偵察
    第一節 捜索及偵察の要義
    第二節 捜索の種別及方法
    第三節 偵察の種別及方法

    第七章 警 戒
    第一節 警戒の要義
    第二節 航行中の警戒法
    第三節 碇泊中の警戒法

    第八章 封 鎖
    第一節 封鎖の種別及要義
    第二節 封鎖中の警戒法

    第九章 陸軍の護送及揚陸掩護
    第一節 護送及揚陸掩護の要義
    第二節 護送の方法
    第三節 揚陸掩護の方法

    第十章 給 与
    第一節 給与の要義及品目
    第二節 給与の種別及方法
    (附録) 艦隊戦務用図書の分類

    海軍戦務 別科
    演 習
    第一節 演習の目的及要義
    第二節 演習の階級及其範囲
    第三節 演習の計画及実施
    第四節 演習の審判及講評
  • 985(税込)
    著:
    後藤正治
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    人はなぜ戦うのだろう? 戦い抜いた果てになにを見るのだろう? マラソンの有森裕子、競馬の福永洋一、ボクシングの高橋直人……。トップに立つ者の恍惚と不安。時は容赦なく彼らの夢を、力を、プライドを奪いさる。しかし、なお<奪われぬもの>の一条の光。それこそが、ファンの眼を射る。練達の筆が冴える、傑作スポーツ・ノンフィクション6篇。
  • 1964年・東京オリンピック。日の丸という十字架を背負ったための曲折と波乱に満ちた選手人生の軌跡を追った衝撃のルポルタージュ。
    日本が戦後からの復興ぶりを世界に示した1964年の東京オリンピック。戦後日本の一大イベントの大舞台に臨んだ選手たちは、国を背負い、人々の期待を担った輝ける星だった。彼らはその後の半世紀、いかなる行路を歩んできたのか。出場選手の軌跡を追うと東京オリンピックに参加した日本選手357人の中に4人の行方不明者がいた。日の丸という十字架を背負った選手たちは、オリンピック後の人生とどう格闘し、何を得たのだろうか。その後の選手たちを追った迫真のルポルタージュ。新たな最新取材の書下ろしを加えた一冊。解説/為末大 (『五輪の十字架』を加筆・改題)
  • 小海線の車窓の眺め、若狭の水、奥津の温泉……。荒地の詩人は、ウイスキーを道連れに日本各地に旅立った。「ぼくの感情旅行」と雑誌『旅』の作品を中心にユーモラスな十二の紀行文とエッセイ「ぼくのひとり旅論」を収める。〈ニホン酔夢行〉。単行本未収録の北海道紀行を増補。〈解説〉長谷川郁夫

    ■目次
    隠 岐/若 狭―小浜/伊 那―飯田・川路温泉/北海道―釧路/
    奥 津/鹿児島/越 前―越前町・三国町/越 後―新潟/
    佐 久―小海線/東 京―浅草/京 都/ 沖 縄

    ぼくのひとり旅論
    あとがきにかえて

    解 説 長谷川郁夫
  • ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞作!(2016年度)スポーツ界のレジェンドの真実。

    ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞作!(2016年度)
    大宅賞受賞作家の上原善広が18年間をかけて聞き取りを続けた、まさにライフワークと言える作品。
    18年以上の関係から紡がれる、ノンフィクションとしては異例の一人称文体。

    「全身やり投げ男」。
    1989年、当時の世界記録からたった6センチ足らずの87メートル60を投げ、その後はWGP(世界グランプリ)シリーズを日本人で初めて転戦し、総合2位となった不世出のアスリート・溝口和洋。

    ■中学時代は将棋部。
    ■高校のインターハイではアフロパーマで出場。
    ■いつもタバコをふかし、酒も毎晩ボトル一本は軽い。
    ■朝方まで女を抱いた後、日本選手権に出て優勝。
    ■幻の世界新を投げたことがある。
    ■陸上投擲界で初めて、全国テレビCMに出演。
    ■根っからのマスコミ嫌いで、気に入らない新聞記者をグラウンドで見つけると追いまわして袋叩きにしたことがある。

    無頼な伝説にも事欠かず、まさに陸上界のスターであった。
    しかし、人気も体力も絶頂期にあり、来季のさらなる活躍を期待されていたにもかかわらず、90年からはパタッと国内外の試合に出なくなり、伝説だけが残った……。
    その男の真実が、25年以上の歳月を経て、明らかとなる。

    プロとは? アスリートとは? 天才と秀才の差とは? 日本人選手が海外選手に勝つための方法とは?
    陸上界を貫き、競技を変えた漢を18年以上の歳月をかけて追った執念の取材!!
    泥臭い一人の漢の生き様から、スポーツ界が、社会が、昭和と平成の歴史が彩られていく。

    【目次】

    プロローグ

    第一章 発端
    第二章 確立
    第三章 挫折
    第四章 復活
    第五章 参戦
    第六章 引退

    エピローグ
    著者あとがき
    文庫版著者あとがき
    解説
  • 1,100(税込)
    著:
    野町和嘉
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    世界初、6700キロのナイル全流域を、1冊にまとめた驚異の写真集。エジプト、エチオピア、スーダン、ウガンダ――4ヵ国を貫流する大河・ナイルのすさまじい自然と、そこに暮らす人々の姿を、映像と文章で再現! 1980年10月から、延べにして13ヶ月を要してたどった、ナイル流域踏査の記録。<『バハル』改題作品>
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    100を切りたい! 「たら・れば」と後悔ばかりが心に残る!? そんな貴方もレッスン界のカリスマ・金谷プロを連れてコースに出れば、必ず100は切れるはず。朝一のティーショット、左下がりにつま先上がり、アプローチの鉄則からピンチ脱出の特効薬まで、あらゆる状況に即座に対応する画期的な超実戦ブック。日本一の「教え上手」金谷プロと一緒にラウンドしているみたい!
  • 日本と台湾の絆を表わす英雄が歩んだ苦難と感動の物語。

    台湾で、その命日が「正義と勇気の日」に制定された日本人がいた——。日本と台湾の絆を表す「英雄」が歩んだ苦難と感動の物語。史上初の「日台」同時発売ノンフィクション!

    1895年、ひとりの若者が台湾を目指して故郷・熊本をあとにした。台湾の治安維持と発展に尽くすためである。やがて台湾女性と家庭を築いた彼は、のちに「英雄」と呼ばれる男の子をもうけた。しかし、戦後の台湾の悲劇は、一家を動乱に巻き込んでいく。日本と台湾の“絆”を表わす「5代120年」にわたる壮大な一族の物語——。

    「私には大和魂の血が流れている」「台湾人、万歳!」。台湾最大の悲劇となった1947年の「二二八事件」で、そう叫んで、永遠の眠りについた英雄がいた。坂井徳章弁護士(台湾名・湯徳章)である。父親は日本人、母親は台湾人で、生まれながらにして日本と台湾の“絆”を表わす人物である。父を早くに亡くした徳章は、貧困の中、辛酸を舐めながら勉学に励み、ついに当時の最難関国家試験である高等文官司法科と行政科の試験に両方合格する。

    帝都・東京から故郷・台南へ帰り、台湾人の人権確立のために活動する中、徳章は国民党政府の「二二八事件」弾圧から台南市民を救うために奔走する。自らの身を犠牲にしながら、多くの市民を助けた徳章は、50年後に忽然と“復活”する。苦難の道を歩んだ台湾と、なぜ今も台湾人が日本と日本人をこれほど愛してくれているのか、その根源を解き明かした感動の歴史ノンフィクション——。
  • 負け戦のときに、最後列で敵を迎え撃つ者たちを「しんがり」と言います。戦場に最後まで残って味方の退却を助けるのです。
    四大証券の一角を占める山一證券が自主廃業を発表したのは、1997年11月のことでした。店頭には「カネを、株券を返せ」と顧客が殺到し、社員たちは雪崩を打って再就職へと走り始めます。
    その中で、会社に踏み留まって経営破綻の原因を追究し、清算業務に就いた一群の社員がいました。彼らの一部は給与も出ないまま、「しんがり」を買って出て、無一文に近い状態になっています。この中心にいたのは、会社幹部に裏切られながら業務の監査をしていた人間たちで、証券会社では「カネを稼がない、場末の連中」と陰口を叩かれていた人々でした。・・・
    山一證券の破綻を、記者会見で号泣した社長の姿とともに記憶している方も多いことでしょう。「社員は悪くありませんから!」という絶叫でした。
    社長までが泣く、その大混乱にあって、「しんがり」の彼らはなぜ筋を通そうとしたのでしょうか。逆襲なのでしょうか、意地でしょうか、優しさなのでしょうか。
    山一が消えたあとも、彼らは不器用な人生を送っています。しかし、決して不幸ではないと言います。「会社の破綻なんて人生の通過点に過ぎないよ」「潰れたって、何とかなるんだ」と。
    一生懸命生きていれば、きっと誰かが見ていてくれる。――そんな彼らのメッセージは、どんな会社が潰れても不思議のない、リスク多き時代を生きる人々の励ましとなるのではないでしょうか。
  • 第二次世界大戦の戦後処理、経済復興、東西統一問題に、ドイツ人はどう対処したのか。強い経済力によって、平和な生活を享受しているかのように見えるドイツ人。しかしその実体は、ユダヤ迫害に起因する自己喪失と、民族本来がもっている自信過剰・傲慢さの葛藤に苦しみ、精神分裂症に陥っている。新潮学芸賞受賞の名作。二つの過去にさいなまれる民族の悲劇とは? ドイツの全貌を描いた名作。
  • 聖人(マザーテレサ)にされた母は、ひとりの「人間」でいたかった――。

     聖人(マザーテレサ)にされた母は、「人間」でいたかった。
     圧倒的な善行を施す一人の女性。だが、その原点は一切謎に包まれていた。
     秘してきた情と業に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ。

    ●「ただいま」「おかえり」を知らずに育った子
    ●小学生で覚せい剤を親からうたれた子
    ●モヤシを盗んで飢えをしのいだ子 etc.

    彼らを救ったマザーテレサと呼ばれる人がいる。
    本名よりも「ばっちゃん」の通称で知られる女性、中本忠子。
    彼女は広島市にあるアパートを拠点に約四〇年にわたり、非行少年をはじめ、
    生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、生活の立て直しを支援し続けてきた。
    その圧倒的な善行はメディアに取り上げられ、意に反して急速に聖人化される。
    ところが、肝心の活動の動機は一切謎のままだった。
    本人、親族、そして「家」に集う人々へ取材を重ね、秘してきた情と業に初めて迫る。
    それは、偶像を求め、作り、持ち上げては貶める時代の闇を払うことでもあった!

    称賛か嘲笑か。二極化する時代、偶像化された者は、その虚像に囚われ続けなければならないのか!?
    渾身のルポルタージュ!

    【目次】
    序 章 「ばっちゃん」と「中本忠子」――二十五秒のスピーチを聞いて
    第一章 基町の家――卵焼きを囲んで
    第二章 孤独と空腹――立ち直りのために「立て直す」
    第三章 「木に登ったが下りられず」――ドーナツの穴を埋め続けて
    第四章 平和都市ヒロシマの足下――人々は見捨てられてきた
    第五章 母の背中――息子も里親になった
    第六章 ルーツ――お嬢様から母に
    第七章 遠いところで――祈りは皿に込められた
    終 章 家族――よその子であれ、わが子であれ
     あとがき
     主要参考文献
  • 覚せい剤の使用で、現職の警部が逮捕されるという不祥事に揺れた、北海道警察。だが、事件の深層を知る男たちが、不可解な死を遂げ、本当の「悪」はまだ姿を現していない。拳銃摘発の切り札といわれた警部は、なぜ覚せい剤に溺れたのか。取材現場から警察組織の腐敗臭が漂いはじめた――。衝撃のノンフィクション。警察の腐敗をえぐり出せ!
  • 敗戦の記憶は、日本人の想像力を母子相姦的な構造の中に閉じ込めた。映像の20世紀の臨界点、戦後アニメーションの3人の巨人は、この「母性のディストピア」にどう対峙したのか? 宮崎駿は「母」の胎内で飛ぶことを夢見る少年たちを描いた。富野由悠季はモビルスーツという仮初めの身体と架空年代記を繰り返し破壊しつつ、「ニュータイプ」という想像力を追い求めた――『ゼロ年代の想像力』に続く傑作評論、待望の文庫化
  • 天の美禄、迷魂湯、腐腸の賊……これらはすべて、酒の異名。奥が深い日本の言葉は、知れば知るほど面白い! 聞いたことはある、見たことはある、こんな言葉あったの!? 小説の中に使われた数々の言葉をとりあげ、語源から意味までを、面白いエピソードをまじえて書き下ろした、日本の言葉に関する雑学の宝庫! 知ってる言葉が多いほど会話も弾むし知的に見える。意味がわからない、読みがわからない、そんな疑問がすっきり解決! 知れば知るほど面白い日本語の世界。
  • 1945年8月6日、広島で被爆した移動劇団「桜隊」。著者は、その演出家・八田元夫の膨大な遺品を、早稲田大学演劇博物館の倉庫から発掘する。そこには戦中の演出ノートやメモ、草稿、そして原爆投下による悲劇の記録が書き残されていた。

    八田が残した記録やメモには、大正デモクラシーの下で花開いた新劇が、昭和に入り、治安維持法による思想弾圧で、いかに官憲に蹂躙されたか。自身や俳優たちの投獄、拷問など、苦難の歴史が記されていた。さらに、桜隊が広島で遭遇した悲劇の記録――。8月6日、八田は急病で倒れた看板役者・丸山定夫の代役を探すため、たまたま上京中だった。急ぎ広島に舞い戻り、10日から仲間の消息を追う。「桜隊」9名のうち、5名は爆心地に近い宿で即死。仲間の骨を拾った八田は、座長であり名優と謳われた丸山定夫や美人女優・園井惠子ら修羅場から逃れた4名の居場所を探し当てるが、日を経ずに全員死亡。放射線障害に苦しみながらの非業の死だった。八田自身も、戦後、放射線被爆に悩まされることになる。16日、避難先の宮島で臨終を迎えた丸山の最期に八田は立ち会った。前日、玉音放送を聴いて丸山は呟いたという。「もう10日、早く手をあげたらなあ……」10日前、8月5日に降伏していれば。本書は悲劇の記録である。と同時に、困難の中、芝居に情熱のすべてを傾けた演劇人たちの魂の記録でもある。
  • ボクは住所も職業もさすらいなのである――。一九六〇年代初め、各地を転々としながら書き継がれた『言わなければよかったのに日記』の姉妹編(『流浪の手記』改題)。旅先での市井の人びととの出会いや先輩作家のことなど、飄々とした独特の味わいとユーモアがにじむエッセイ集。単行本未収録作品を増補。
  • 「14歳で変わり、15歳で風俗の世界に飛びこんでくる。もう手のつけようがない」――いとも簡単に援助交際に走る少女たち。救うべき親もまた、何も言えず放任のまま。帰るべき家庭はなく、身を売ることで自分を消す少女たち。その生態を明かす。家族の崩壊と揺れる性を綿密に追う著者最後の渾身のルポ。「帰る家庭もなく、身を売る私たち。でも死なないわ。諦めないわ」という、援助交際する少女たち、14歳のホンネと生態。
  • 丼のなかの歴史ドラマ!

    日本の国民食ラーメン。そこには、中国伝来の製麺技術が吸収・同化されたうえで、日本料理ならではの伝統がいくつも盛り込まれている。明治維新までの肉食忌避が解消され、安くてうまくて栄養いっぱいの食べ物が求められるようになると、全国で爆発的に普及。インスタントラーメンの発明を経て、世界中に広まっていく。外来文化を取り入れては積極的なアレンジを繰返す、日本人の凄まじい情熱と知恵。本書は、膨大な史料を踏まえて描かれた壮大な歴史ドラマである。巷間のラーメン情報の底本となったラーメン通史の決定版。
  • 強力な組織力でマスメディアの世界に君臨する、情報王国・NHK。その現場で働く人間たちは、何を考え、日々どのような闘いをしているのか? 画面に登場するキャスター、リポーターからドラマ、芸能番組の制作者まで、現場で働く人々の肉声を伝え、知られざるNHKの実像を描き出す、迫真のノンフィクション。
  • 国民国家の「エラー」にされた人々。彼らから見た、移民大国・日本と世界!

    国民国家の「エラー」にされた人々。
    彼らから見た、移民大国・日本と世界の姿。
    日本、中国、新疆ウイグル自治区、台湾をめぐった傑作ルポ!!
    いま、世界のルールは動揺している。「境界に置かれていた人々が、ルールの書き換えを強く要求する時代になったのだ。
    我々は、彼らを知らなくてはならない――。

    日本で生まれ育ったにもかかわらず無国籍者となった女子大生。
    中国の軍閥高官の孫だったにもかかわらず夜都の住人を選んだ男。
    移民、難民、無国籍者に、暮らしていた国が滅びた遺民、そして国家から切り捨てられた棄民など。
    国民国家の「エラー」にされた人々の実態とは? 彼らの眼に移民大国・日本はどのように映っているのか? 
    日本、中国、新疆ウイグル自治区、台湾をめぐり、国と国の境界線に立つ人々、「境界の民」に迫った傑作ルポ!!

    <本書に登場する境界の民>
    ・日本で生まれ育った「無国籍者」。難民二世のベトナム人
    ・日本人も信用できない四面楚歌。懊悩するウイグル人
    ・夜都・上海に生きる軍閥の末裔。『文藝春秋』を愛読する中国人
    ・日系企業・メディアを見限った漢奸の日本人と中国人
    ・日本にも中国にも媚びない“ナショナル”を再構築する台湾人

    ※本書は2015年2月に小社より刊行された単行本を加筆修正の上、文庫化したものです。
  • シリーズ2冊
    1,012(税込)
    著者:
    下山 進
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    それは資本主義を変える、革命的な闘いだった!

    若田部昌澄が日銀副総裁就任直前に再評価、日本の新聞・出版が崩壊の危機に瀕する今、再び注目される技術革新によるメディアと人間の変貌の物語。

    「日本人にかくも壮大かつ重厚なノンフィクションが書けるのかと驚嘆した。(中略)。市場経済の変化がメディアとジャーナリズムを否応なく変えていく半世紀余りをトップ経営者から現場記者まで、国際的、複眼的、重層的に描き出す」
    (若田部昌澄 早稲田大学政治経済学部教授・当時 週刊ダイヤモンド 2017年9月30日号)

    プロローグ
    第1章  潰れかかった通信社
    第2章  取引所とコンピュータ
    第3章  黄金郷へ
    第4章  国士
    第5章  筆剣一如
    第6章  同盟解体
    第7章  強者連合
    第8章  独裁と密告
    第9章  退場する将軍
    第10章  漂う通貨
    第11章  ロイター・モニター
    第12章  裏切られた革命

    ※本書の続編『勝負の分かれ目(下)』には、電子書籍版特典として著者がこれからのメディアの在り方について記した「そして『2050年のメディア』へ」を収録しています。
  • あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか。原発事故の真相が明らかに!

    2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちがいた。
  • 死刑存続論者の多くは、「死刑制度がある理由は被害者遺族のため」と言う。しかし、著者は問う。「自分の想像など被害者遺族の思いには絶対に及ばない。当事者でもないのに、なぜこれほど居丈高に、また当然のように死刑を求められるのか?」本書は、死刑制度だけでなく、領土問題、戦争責任、レイシズム、9・11以後、原発事故、等々、多岐にわたる事象を扱う。日本に蔓延する「正義」という名の共同幻想を撃つ!
  • 夏目漱石の作品を江戸の文学――読本、歌舞伎や人形浄瑠璃と、欧米文学との交点に生まれたものと捉え、比較文学の手法を用いてその関係性をひもとく。文庫化にあたり書き下ろしのコラムや、参考資料として正宗白鳥の「夏目漱石論」を付録として収載した。(『夏目漱石を江戸から読む――新しい女と古い男』改題)
  • 22年前に刊行された哲学の名対談を完全復刊。「稀有の体系的哲学者」と「サブ・カルャーの旗手を任じる作家」という異色のふたりが、いかに生きるか、そして哲学に何ができるかという問いをめぐって、真摯な問答を交わした名著。本書に漲る異様な気迫は、両者が思索の場で真剣勝負をしているところから生まれたものだ。難解な哲学を、問答によってやさしく、しかし体系的に読める、ロングセラーにして哲学入門の必読書。
    目次より
    現代哲学とは何か
    同時代の哲学
    マルクス主義の行く方
    現代哲学のたたかい

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