『実用、ノンフィクション、哲学、心理学』の電子書籍一覧
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〈 予知などあり得ない。だがそれはいつも現実となる。〉
イギリスのある一人の精神科医は人間の予知能力についての確信を深め、データとコンピュータを用いた警告システムの開発を夢想した──。
科学と理性で不可思議な「偶然」に挑んだ、「予知調査局」をめぐるノンフィクション。
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ふと母親のことを考えた一秒後にその母から電話がかかってきたりする。
ある出来事が起こる前にそれを見たり、感じたりすることは人間にはできないはずだが、それにもかかわらずそれはよくそのへんにあるようだ。
恋人や友人の死や、偶然の出会いは我々の心に前もって示される。
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イギリスの精神科医ジョン・バーカーは災害や事故を知らせる予知夢やビジョンに興味を抱き、それらを予防に役立てる「予知調査局」を設立する。
やがて国内外の事件を驚異的に的中させる二人の「知覚者」が現れるが、かれらはバーカー自身の死を予知する——。
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〈夢やビジョンを読み解けば、最悪の未来を変えられる〉
人間の精神に宿る未知の働きに迫ろうとした壮大な実験とその衝撃の顛末とは──。 -
“みんな”でいたくない“みんな”のために
「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。
「わからない」と「わかる」、「マイノリティ」と「マジョリティ」を
行き来しながら対話する、繊細で痛快なクィアの本。
ときに反抗的で、しなやかな態度は明日への希望に――。
性、恋愛、結婚、家族、子孫、幸福、身体、未来――
バラバラのままつながった壮大な「その他」たちが、
すべての「普通」と「規範」を問い直す。
「『普通』や『みんな』という言葉に己を託したり託さなかったり、託せたり託せなかったりする読者のみなさんを、風通しのよい、というよりは強風吹きすさぶ場所へと連れて行ってしまおうというのが私たちの企みです。どうぞ、遠くまで吹き飛ばされてください」(森山至貴「はじめに」より)
「ワクワクだけでも足りません。ヒヤヒヤするかもしれませんし、何か責められたような気分でイライラしたり、何様だコイツ、という思いでムカムカするかもしれません。逆に、全然言い足りてないぞ、と思うこともあるかもしれません。そのくらいのほうが普通じゃないかと思います。そのくらいでないと、私たちも語った甲斐がありません」(能町みね子「おわりに」より) -
限りある時間をゆたかに過ごす70の方法
死を受容してから人生が始まる
1年後、人生が終わるとしたら。
1カ月後、人生が終わるとしたら。
1週間後、人生が終わるとしたら。
1日後、人生が終わるとしたら。
1時間後、人生が終わるとしたら。
1分後、人生が終わるとしたら。
1秒後、人生が終わるとしたら。
人生とは
配られたカード(遺伝子)に対して
文句を言わず(言わせてもらえず)、
いかにして楽しむかのゲームである。
悪い頭でも勝てる方法は必ずあるし、
足が遅くても幸せにはなれる。
■目次
・はじめに 「あのとき、本当は好きだったのに……」を言わないために。
●Part.1 1年後、人生が終わるとしたら
・エッカーマンの『ゲーテとの対話』を堪能する
・もっと知りたかったことを勉強する
・優雅に長編小説を書く
●Part.2 1ヵ月後、人生が終わるとしたら
・整頓ではなく整理する
・自分の身体に敬意を払う
・孤独の時間を確保する
●Part.3 1週間後、人生が終わるとしたら
・これまで愛した人たちの記憶を曜日ごとに反芻する
・身近で先立ったい人たちを想う
・思い切りくしゃみをしてみる
●Part.4 1日後、人生が終わるとしたら
・「葬式は不要」とキッパリ伝える
・優雅に詩を書く
●Part.5 1時間後、人生が終わるとしたら
・最期に堪能したい温悪をセレクトしておくとよい
・本当に大切な人と過ごす
●Part. 1分後、人生が終わるとしたら
・自分が死んだあとのことは考えなくてもいい
・地球の歴史を時間に例えると、ヒトの歴史は1分に満たない
●Part. 1秒後、人生が終わるとしたら
・カントの最期の言葉は「うまい!」だった
・ニーチェの「永劫回帰」というフィクションは壮大でロマンチックだ
■著者 千田琢哉(せんだ・たくや)
愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして
戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話
によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を
自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で176冊目。
音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロード
サービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。 -
NHKスペシャルで大反響。
ある日、筆者に一通のメールが届いた。
〈寝たきりになる前に自分の人生を閉じることを願います〉
送り主は、神経難病を患う女性だった。全身の自由を奪われ、寝たきりになる前にスイスの安楽死団体に入会し、死を遂げたいという。実際に筆者が面会すると、彼女はこう語った。
「死にたくても死ねない私にとって、安楽死はお守りのようなものです。安楽死は私に残された最後の希望の光です」
日本人が安楽死を実現するには、スイスに向かうしかない。お金も時間もかかる。ハードルはあまりに高かった。だが、彼女の強い思いは海を越え、人々を動かしていく。
〈本作を読んだ多くの方が考えただろうことを、私も考えた。もし小島ミナと同じ境遇に置かれたら、はたしてどのような選択をするだろうか、と。
著者が作中で記しているように、現にそうした状況に直面したわけでもない者の考えなど、しょせんは切迫感に欠けた想像や推測の類にすぎない。ただ、それでも考えてしまう。彼女のように安楽死を望み、それを選択するだろうか、と〉――解説:青木理
(底本 2021年7月発行作品)
※この作品は単行本版として配信されていた『安楽死を遂げた日本人』の文庫本版です。 -
あなたの生き方を変える。
世界の医療現場で、安楽死合法化の気運が高まっている。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が聞こえてくるようになった。しかし、実態が伝えられることは少ない。
安らかに死ぬ――その柔らかな響きに、欧州在住の筆者は当初懐疑的だった。筆者は、スイスの安楽死団体でその「瞬間」に立ち会い、またはアメリカやオランダで医師や遺族と話を交わすなかで、死に対する考えを深めていく。
文庫解説で武田砂鉄氏はこう書く。
<本書から繰り返し聞こえてくる著者の吐息は、安心感なのか戸惑いなのか疲弊なのか、読者はもちろん、それは著者自身にも分からないのではないか。死にゆく様を見届けた揺らぎが、そのまま読者に届く。読んで、同じように揺らぐ。目の前に広がった死の光景をどう受け止めればいいのだろうか>――
読後、あなたは自らに問うはずだ。私はどう死にたいのか、と。
第40回講談社ノンフィクション賞受賞作にて、日本で安楽死議論を巻き起こすきっかけとなった衝撃ルポルタージュ。 -
第40回講談社ノンフィクション賞受賞作品!
死の「瞬間」にまで立ち会った衝撃ルポ!
安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州、カナダで認められる医療行為である。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。
安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え、自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。
79歳の認知症男性や難病を背負う12歳少女、49歳の躁鬱病男性。彼らが死に至った「過程」を辿りつつ、スイスの自殺幇助団体に登録する日本人や、「安楽死事件」で罪に問われた日本人医師を訪ねた。当初、安楽死に懐疑的だった筆者は、どのような「理想の死」を見つけ出すか。
<医師は、老婦に向かって、「もう大丈夫よ、もう少しで楽になるわ」と呟いた。15、16、17秒、そして20秒が経過した時、老婦の口が半開きになり、枕にのせられていた頭部が右側にコクリと垂れた。まるで、テレビの前でうたた寝を始めたかのようだった。……死の直後、犯行現場に居合わせている気分に襲われた。私は老婦の横で、ただ祈りを捧げ、自らへの罪滅ぼしを演じていた>――プロローグより -
誰もが持つ劣等感や嫉妬心を克服し、ポジティブでアクティブな人生を送る秘訣を世界の金言、格言、心理学を用いて紹介する。
事件記者・ノンフィクション作家として数々の凶悪犯罪者を取材してきた著者が、人生を破滅させる負の感情(劣等感や嫉妬心)を自覚し、コントロールすることの大切さを説く。<だれにでも、何かしらの劣等感があるはずです。
劣等感は、たいてい妬(ねた)み、嫉(そね)み、僻(ひが)み、やっかみ、焼きもちといった嫉妬心をともなっています。(中略)それをうまくコントロールすることで、生きる姿勢がネガティブからポジティブへと変わっていく自分の姿を確認できるはずです。>(「まえがき」より)。「和歌山毒物カレー事件」「西鉄バスジャック事件」など自身の取材経験はもちろん、話題のアドラー心理学から偉人の人生、格言・名言、宗教・哲学まで幅広い文献や実例を紹介して前向きに生きる方法を紹介する。 -
世界が変わる。働き方が変わる。企業が変わる。
真の「働きがい」を求めて。
『ワーク・シフト』のリンダ・グラットン教授が日本の読者に送る、新たなメッセージ。
世界はいま、数々の深刻な問題に直面している。
若年層の失業、根深い貧困、エネルギー・環境問題など、どれも一国、一地域で解決できるものはない。
これまでグローバルな大企業は諸問題の根源とも批判されてきたが、
いまこそ知識、技術、ネットワークを有効に生かして「解決者」の役割を担うべきである。
組織、地域、世界のレジリエンスを高めるための経営のあり方とは?
そのために不可欠な新しいリーダー像とは?
これらの問いに対し「世界においてもっとも重要な能力は『レジリエンス』である」
という考えに基づき、具体的な解を示していく。
ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力といった
意味合いで使われるようになったレジリエンス。
「働き方の未来」研究における第一人者の著者が、
希望を感じさせる企業の取り組みを紹介しながら、
経営者も従業員も自らの仕事に心から誇りを持つことができる「未来企業」の姿を描く。
【目次】
◆日本の読者のみなさんへ
◆はじめに 企業へのラブレター
◆第1部 変化を糧に成長する企業とは
◇第1章 変わり続ける企業と仕事
◇第2章 レジリエンスの三つの領域
◆第2部 内なるレジリエンスを高める
◇第3章 知性と知恵を増幅する
◇第4章 精神的活力を高める
◇第5章 社会的つながりを築く
◆第3部 社内と社外の垣根を取り払う
◇第6章 よき隣人としての行動規範
◇第7章 サプライチェーンの末端まで
◆第4部 グローバルな問題に立ち向かう
◇第8章 研究とイノベーションの力
◇第9章 展開力と動員力
◇第10章 複数のステークホルダーと協力する
◆第5部 リーダーシップを再定義する
◇第11章 リーダーシップ像の変容
◇第12章 本物のリーダーの条件
◇第13章 世界を見据える視座をもつ
◇第14章 未来企業のリーダーとフォロワーへの手紙
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