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『新書、3か月以内、0~10冊』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全253件

  • 【人類の永遠の悩みに挑む!】
    「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
    「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
    自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
    そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
    すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。

    【目次】
    まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
    序章   労働と読書は両立しない?
    第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生――明治時代
    第二章  「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級――大正時代
    第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?――昭和戦前・戦中
    第四章  「ビジネスマン」に読まれたベストセラー――1950~60年代
    第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン――1970年代
    第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー――1980年代
    第七章  行動と経済の時代への転換点――1990年代
    第八章  仕事がアイデンティティになる社会――2000年代
    第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?――2010年代
    最終章  「全身全霊」をやめませんか
    あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
  • 語学は絶対「勉強」するな!

    英語から、最難関のアラビア語まで12ヵ国語をたった5年で習得した著者が明かす、遊ぶように学んで外国語を習得する極意。

    日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他の外国語習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 清潔な都市環境、健康と生産性の徹底した管理など、人間の「自己家畜化」を促す文化的な圧力がかつてなく強まる現代。だがそれは疎外をも生み出し、そのひずみはすでに「発達障害」や「社交不安症」といった形で表れている。この先に待つのはいかなる未来か?
  • 自分の婚活よりバッタの婚活!? 日本、モーリタニア、モロッコ、アメリカ、フランス――世界中を飛び回り、13年にわたり重ねてきたフィールドワークと実験は、食糧危機の原因となるバッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた! 現実を舞台にした異世界転生ストーリー、ついにリブート! 新書大賞受賞、25万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』刊行から7年。画期的な研究内容がベールを脱ぐ。
  • 元禄四年(一六九一)に三井高利が開設した三井大坂両替店。当初の業務は江戸幕府に委託された送金だったが、その役得を活かし民間相手の金貸しとして成長する。本書は、三井の膨大な史料から信用調査の技術と法制度を利用した工夫を読み解く。そこからは三井の経営手法のみならず、当時の社会風俗や人々の倫理観がみえてくる。三井はいかにして栄え、日本初の民間銀行創業へと繋げたか。新たな視点で金融史を捉え直す。
  • 超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。
  • 『2001年宇宙の旅』、『ブレードランナー』、『攻殻機動隊』――AI研究者にインタビューを重ね、SFがもたらした影響を探った『S-Fマガジン』の連載企画「SFの射程距離」。生成AIが飛躍的な進化を遂げたいま、松尾豊×安野貴博の対談など数篇を追加収録して書籍化。
  • プロローグより

    物理に挫折したあなたに

    この本は、高校物理の挫折者や、履修はしなかったが、あらためて学び直したいという初学者を想定して書かれたものだ。
    基本コンセプトは天下りにしない、ということに尽きる。高校の物理の教科書はややもすると「世界はこうなってる」という法則や公式が「どん!」と与えられて「信じる者は救われる」とばかりに話が進んでいく。疑問を提示すると「じゃあ、実験で実際にそうなっていることを確認しなさい」といなされてしまう。しかし、実際に実験で確認できたからといって納得感があるかというとそれは別問題だろう(実際のところ、高校物理の教科書の立て付けでは実験をすることが推奨されているが、現実は教育の現場で実験が多用されることは稀である)。(中略)
    「こうなりました。昔の人が考えた結果です!」じゃなく、「改めて一から考えたら今の公式や法則って自然な考え方ですよね」と納得できたら、物理に対する苦手意識が払拭できるのではないだろうか。
    「なぜそのように考えるか?」の「理由」を説明することができれば、よいレシピを学ぶことで自作の料理を考案できるように、目の前の現実に対して「自分で考えて答えを出す」ことができるようになるかもしれない(中略)。
    教科書というよりは楽しんで読めるように、たとえ話や歴史的なエピソードを交えて、随分とかみ砕いて解説した。高校物理の教科書にお馴染みの数式や無味乾燥な記述も極力控えた。
    本書が想定しているのは、高校物理の挫折者や物理に対する憧憬を捨てきれない文系物理ファン、そして高校物理の無味乾燥で天下り的な記述に違和感を覚えている読者である。数式や計算式などをがっつり盛り込んだ本格的な高校物理の解説書を期待される方には、「思っていたのと違う」となってしまうので、別の成書をご覧になることをお勧めしたい。
  • 黒船が鎖国を解き、真珠湾攻撃が巨艦を無用の長物とし、ウクライナ戦争が兵士のいない戦場をつくりだす……?
    軍艦の進化をトレースすると、国家の転換点、戦争形態や作戦・戦術・戦略の変化が鮮明に浮かびあがってくる。各国海軍の最前線に何度も足を運んだ元海将補が、解りやすく説く!

    「砲艦外交」のための軍艦→「敵よりも大砲打撃力の勝る軍艦」が中心、大艦巨砲主義の芽生え→「大艦巨砲主義の中心となる戦艦」が中心、艦隊決戦が海戦の雌雄を決する→「戦艦(大艦巨砲主義:艦隊決戦)」から「空母(空母機動部隊による航空作戦主流)」へ→「空母機動部隊主流は変化なしも、ミサイル対応艦の必要性増大」……「イージス艦」の登場・「ステルス艦(艦上の突起物がなくレーダーを反射にくい)」の登場→「空母主流」「イージス艦の有用性」に変化なしも、「弾道ミサイル対応イージス艦」の必要性増大→「現有艦艇」の有用性は変わらずも、「無人艦隊」による海戦のブレークスルー――という変遷を詳しく解説。

    第一章 海軍黎明期の軍艦
    第二章 日清・日露戦争時の軍艦
    第三章 建艦競争期および海軍軍縮条約期の軍艦
    第四章 第二次世界大戦時の軍艦
    第五章 第二次世界大戦後・米ソ冷戦期の軍艦
    第六章 ポスト冷戦期の現代戦における各国の軍艦
    第七章 有人艦艇から無人化艦艇・AI化艦艇の時代へ
  • 目からウロコの「運動」と「食事」の新常識。
    3か月かけるだけで二度と太らない!
    超合理的・超効率的な最強メソッド

    最速で痩せたい人には本書は不向きかもしれない。だが、二度と太らない体になりたいなら必ず役に立つ。
    カロリーの摂取量より消費量を多くすれば痩せるのは常識だが、これを論理的(ロジカル)に突き詰めれば、筋トレも有酸素運動も痩せる効果は期待できず、食事を管理するほうが合理的だとわかる。
    摂るべきカロリー量をどう算出するか、痩せる効果がないのにダイエットに運動が必要なのはなぜか、どうすればリバウンドしないか。
    さまざまな疑問にズバッと明快に答え、あなたを痩せた人間に生まれ変わらせる一冊。

    ●ウォーキングを続けても痩せないのはなぜか
    ●フルマラソン×2回でも体脂肪1キロ分すら落ちない
    ●あなたが食べていいカロリー量は「34×なりたい体重」
    ●必要な筋トレはたった3つ「腹筋・腕立て・スクワット」
    ●脳と体は「太った世界」の居心地のよさが忘れられない
    ●痩せている人が実践している12の生活習慣
    ●筋トレせずに食事を減らすと筋肉が細くなる理由
    ●運動不足の人ほど「NEAT(ニート)づくり」に励もう。
  • ハーランドってどこがすごいの? キックオフは何をみるべき? 元Jリーガーでサッカー解説者の著者によるサッカー観戦の指南本。
  • 小都市ローマは、どのように帝国となったのか。共和政の誕生、ハンニバルとの戦争、皇帝の出現。グローバル化と人々の有り様を描く。
  • 経済発展めざましい中国。だが、農村部は置き去りにされていないか。出稼ぎの「農民工」は虐げられ、「留守児童」は劣悪な環境に置かれていないか。1990年代末から中国各地の農村でフィールドワークを重ねてきた著者が実態に迫る。家族の発展を何より重視する精神、末端幹部たちの奮闘、裏金が飛び交う村の選挙、習近平政権が進める都市化の本当の意味とは。現場で農民と酒を酌み交わし、初めて見えてくる実像。
  • 世界のどこかで有事が起きれば最初に飢えるのは日本、そして東京、大阪が壊滅する。気骨の農業学者と経済学者がこの国の危機を撃つ!

    アメリカの日本支配に加担する財務省、そしてその矛盾は「知ってはいけない農政の闇」となって私たちの生活を直撃する!

    (目次より抜粋)
    第一章 世界経済はあと数年で崩壊する/世界のどこかで核戦争が起きれば日本人は飢え死に/「一億総農民」になれば飢えない/農地を買えなくしてしまった農水省/ビル・ゲイツの「デジタル農業」で東京がスラム化/資本主義は人間の命を大事にしない/「虫が食わないキャベツ」は逆に危険/一番インフレに強いのは米/富裕層は庶民の一万倍も環境を汚染している/地球環境はあと五年で壊れる/「五公五民」の時代がやってきた 
      
    第二章 絶対に知ってはいけない「農政の闇」
    財務省という「カルト教団」の怖さ/農業政策はお友達企業に牛耳られている/「エブリシング・バブル」は崩壊する/
    「バカ高い不動産」は買うべきではない/「キラキラした都会人」が真っ先に飢え死にする/もともと増税反対の岸田首相が寝返った理由/米食中心に戻せば食料自給率が劇的に改善 
      
    第三章 アメリカの「日本搾取」に加担する財務省
    「米を食うとバカになる」と洗脳された/少子化対策は高所得世帯を助けているだけ/貧困と格差をなくすための「ガンディーの原理」/中国はツケを世界に回そうとしている/都合のいい日本人/アメリカは有事に援助してくれない/漁業の衰退が尖閣問題を招いた/遺伝子組み換え作物を一番食べているのは日本人/二酸化炭素以上に危険な「窒素・リン濃度」 
      
    第四章 最後に生き残るためにすべきこと  鈴木宣弘
    インドの輸出規制が与えたインパクト/最初に飢えるのは東京と大阪/酪農家を追い込む「七重苦」/「牛乳不足」と「牛乳余り」を繰り返す理由/「鶏卵不足」に「米不足」が追い打ち/農業を潰し国民を飢えさせる「ザイム真理教」/台湾有事になれば日本人の九割が餓死する/本当は恐ろしい「コオロギ食」/地方で続々と誕生する「生産」と「消費」の新たなシステム
  • このままじゃ終われない。俺はもっとやれる――。戦力外や飼い殺し、理不尽なトレードにも挫けず、必死でもがき続けるプロ野球選手たち。小林繁、栗山英樹、野茂英雄、矢野燿大……いずれも才能を新天地で開花させ、その実力を天下に知らしめた。「今に見てろよ」と歯を食いしばり、白球を追いかける彼らの姿は、いつだって見る者の胸を熱くさせる。ピンチをチャンスに変えて、栄光を掴んだ30人のサバイバル野球人生。
  • 本邦初! 英国のアングロサクソン七王国時代を描いた新書。
    滅ぼすか、滅ぼされるか。八人の王の決断とは――。
    栄枯盛衰の道を辿った七つの国々と、その国王らの波瀾万丈な生涯から英国史の出発点が明らかになる。

    【主な内容】
    イングランド王国成立前、6世紀後半から10世紀前半までの約400年間。
    ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。
    アングロサクソン七王国(ヘプターキー)時代だ。
    激しい抗争が繰り返され、7つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中で、問われる王の決断。
    本書では、七王国時代を生きた8人の王の生涯を読み解く。最初にキリスト教に改宗したエゼルベルト王や、イングランド王国の礎を築いたアルフレッド大王といった個性豊かな王の生き様を通じて、英国史の出発点を解き明かす。

    【目次】
    1:フランクの圧力をかわし、七王国に号令
      ―エゼルベルト(ケント王国)―
    2:奥さんに尻を叩かれながら、覇王
      ―レドワルド(イーストアングリア王国)―
    3:もしも、確かさを約束してくれるのなら……
      ―エドウィン(ノーサンブリア王国)―
    4:覇王になれなかった異教の王
      ―ペンダ(マーシア王国)―
    5:シャルルマーニュと渡り合った「アングル人の王」
      ―オッファ(マーシア王国)―
    6:ライバルを制し、新たな戦いの時代へ
      ―エグバート(ウェセックス王国)―
    7:無数の矢を射られ、ハリネズミのようになって殉教
      ―セント・エドモンド(イーストアングリア王国)―
    8:デーンを叩き、イングランド王国の土台を創った末っ子王
      ―アルフレッド(ウェセックス王国)―
  • フリートーク、エピソードトーク、掴みに切り口、語り口……数多の才能を見出し、「オードリーのオールナイトニッポン」等でトークの壁打ち役を務める放送作家が、ついにその術を皆伝!!


    オードリー 若林正恭さん推薦!!
    「この教室の授業のせいで、痛い目にあった時に
     「儲けた〜」と思ってしまう身体になりました。」

    フリートーク、エピソードトーク、掴みに切り口、語り口……本書は、数多の新人アイドル、芸人に寄り添い、巧みなアドバイスで彼らのトーク力に磨きをかけてきたメンター、放送作家・藤井青銅氏がそのトーク術についてまとめた一冊です。

    「トークの途中がおもしろければ、オチは無くてもいい」
    「誰かに聞いてもらうことで、話し方のコツを見つけた人は伸びる」
    「〈心の動き〉を切り口にすれば、トークの題材には困らない」
    「キャラを作ったり、背伸びしたり、パブリックイメージになんて、合わせなくていい」…etc.

    若林正恭さん、山里亮太さんを描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)へ本人役での出演も記憶に新しいところですが、YouTubeチャンネル「オードリー若林の東京ドームへの道」では、第一回ゲストとして若林さんと“二人っきりサシ対談”。
    番組を観た視聴者からの「⻘銅さんのトーク本があったら、絶対に読みたい!」という多くのリクエストに応え、本書の執筆がスタートしました。

    「あの人は、どうしていつも面白いネタを持っているのか?」
    「つい聞き入ってしまうトークには、どんな秘密があるのか?」

    “面白いトーク”とは何か?を突き詰め、話し手のボールを真摯に受け取り、返す、その運動を40年以上も続けるなかで導き出したトーク術を整理し、アップデートさせながら執筆された本書で、自分に合ったトークの正解が、きっと見つかるはずです。
  • 平和の使者か、俗物か?
    誰よりも人の心をつかんだ男の魅力に迫る

    日本最大の新宗教、創価学会の池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した。
    創価学会内で「永遠の師匠」とされる池田は、さまざまな毀誉褒貶に彩られた人物だった。
    「貧乏の横綱」と自嘲するほど赤貧の出身ではあったが、1960年に32歳の若さで第3代創価学会会長に就任。以降、親しみやすい人柄と巧みな弁舌を武器に組織拡大に邁進し、会員世帯数827万(公称)もの信者を獲得するに至る。さらには公明党を創設し、念願の政界進出を果たした。
    一方で、強引な折伏によって各地でトラブルが発生した。また、政教一致と受け取られかねない創価学会の主張は世論の大きな反発を招いた。ついには政教一致路線を公式に撤回せざるを得なくなる。以降、創価学会は「世界平和」を掲げ、池田は「平和の使者」としての顔を前面に打ち出すようになった。
    組織内の権力闘争も波紋を呼んだ。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒団体から生まれたにもかかわらず、日蓮正宗とは泥沼の争いを繰り広げ、最終的に創価学会は破門されてしまう。
    それでも創価学会は、池田のカリスマ性によって求心力を保ち、創価学会は次第に「池田ファンクラブ」の様相を呈して行く。
    しかし2010年以降、高齢の池田は表舞台から姿を消し、創価学会は「集団指導体制」に移行。池田の直接指導なしでも運営できる態勢になった。
    池田を軽んじ醒めた目で創価学会を見る宗教2世3世の増加、選挙活動における集票力の低下、さらには会員の高齢化……池田大作とはいったい何だったのか? そして、ポスト池田の創価学会はどうなるのか――?
  • 「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。
  • 「財務3表」の考え方で「管理会計」を読み解くと、どうなるか。原価計算、損益分岐、キャッシュフロー・マネジメント……。お馴染みの会計テーマが独特の視点で解説されていく。経営目線からの投資評価や事業再生の分析は「実践活用法」からほぼ踏襲。まったく新しい「管理会計本」が誕生!
  • 算数は好きだったのに、中学の数学になると、とたんに苦手になる人は多いでしょう。マイナスの数や、文字式の移項といった箇所でつまずきがちです。「負の数に負の数をかけるとなぜ正の数になるのか」「因数分解の公式はなぜ成り立つのか」「証明が苦手だが、どうすればできるようになるか」など、丸暗記でなく、「なぜそうなるか」をていねいに説明し、間違えやすいポイントを解説します。「苦手」が「好き」に変わる21章。
  • 「大地変動の時代」日本を襲う最悪のシナリオ
    「京大人気No.1教授」渾身の警告!!

    高い確率で発生されるといわれる首都直下地震。
    2024年元日に起こった能登半島地震により首都直下地震、そして連動して起こる大災害の警戒が強まっています。
    本書は、内陸地震が増えているという新事実、新たに危惧される震源域、活動が活発になっている火山、能登半島の地下に集中する「ひずみ」で急務を要する直下型地震の対策など最新の知見から、日本国民が知るべきリスクと、予想される災害のシナリオ、被害想定、そして命を守るためになにをすべきかを簡潔に網羅した警鐘の書。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 財政の仕組み、税金、保険、年金、仮想通貨、家の購入……
    正しい経済知識があなたを守る!

    「人生100年時代」が本格的に訪れる中で、高齢者たちがセカンドライフをより充実させるために、積極的に「学び直し」をする動きが広がっている。
     向上心のある高齢者にとって、特に役立つ学問の一つが「経済学」だ。なぜなら、経済学を学ぶことで自分の生活で起こっている事象をより深く理解し、物事を捉える視点が大きく変わるからだ。
     退職金で悠々自適に生活するにしても、余剰資産を運用してお金を増やすにしても、年金だけで細々とやっていくにしても、どんな状況でも経済に関する知識が欠かせない。
     現代社会では玉石混淆の情報が溢れていて、老後の豊かな生活を送るためにはどうすればいいのか、という問いに対する答えを探すのは容易ではない。そのため、物事を定量的に捉え、理性的に考えることが必要だ。
     わかりやすくいえば、経済学は人々の資源の生産、分配、消費の過程を研究する学問だ。
    「マクロ経済学」では、国の経済全体の動向や構造を、国内総生産(GDP)、失業率、物価上昇率、貨幣供給量などを通じて分析する。一方、「ミクロ経済学」では、個々の市場や企業の行動、意思決定を価格、需要、供給、利益最大化などを通じて研究する。
     これらを専門的に考えようとすると、数式が必要になるため、文系出身者には少しハードルが高い。そのため、本書ではできるだけ基礎的なデータを使い、シンプルな言葉で説明するように心がけた。
     本書を読むことで、大人として知っていて当然の経済の仕組みを学び直し、孫にも得意げに教えることができるくらい、理解度が深まれば幸いである。

    高橋洋一(本書 はじめに より)


    【内容】
    序 章 学び直しの姿勢
    第1章 経済の一般常識
    第2章 日本の財政の真実
    第3章 知っておきたい税の基本
    第4章 社会保障・年金のイロハ
    第5章 個人資産の形成・防衛術
    終 章 シニア就業者に役立つ新視点
  • どうしてこうなった!? 日本の教育!

    ●敗戦とGHQの教育政策介入
    ●変節した教師と教育学者
    ●文部省vs日教組の政治闘争
    ●外交問題に発展した教科書問題
    ●迷走した「ゆとり」教育
    ●教育基本法改正と道徳教科化
    ●「令和の日本型学校教育」の行方は?

    敗戦と占領によってタブー視された「教育勅語」「愛国心」から「個性重視」「ゆとり教育」「道徳教育」「教育の政治的中立」まで再考し、混迷する公教育の意義を問い直す!

    【目次】
    第1章 総力戦体制と教育
    第2章 戦後教育改革と「占領」
    第3章 教育基本法と教育勅語
    第4章 戦後日本と道徳教育・愛国心
    第5章 教育の政治的中立性と教科書裁判
    第6章 教師像の模索と大学紛争
    第7章 教育荒廃と臨時教育審議会
    第8章 「ゆとり教育」と公教育の変質
    第9章 教育基本法の改正と道徳の教科化
    第10章 戦後教育の「いま」と「これから」
  • 古代の中国から伝わった漢字は,日本語の内部に深く入りこんだ.はなしことばを視覚化することを超え,漢字は日本語そのものに影響を与えつづけてきた.『万葉集』から近代まで,漢字に光をあてて歴史をたどろう.漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら,文字化の選択肢が複数ある,魅力的なことばを再発見する.
  • 電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。
    オットー一世の皇帝戴冠(九六二年)を起源とする神聖ローマ帝国は、ドイツを中心に周辺へと領域を広げた。皇帝位は一四三八年以降、ハプスブルク家がほぼ独占。十六世紀に最盛期を迎える。宗教改革、三十年戦争といった混乱を経て帝国は衰退し、一八〇六年に消滅した。弱体に見える国家が八五〇年も存続したのはなぜか。叙任権闘争など、皇帝と教皇の関係はいかなる推移をたどったのか。捉えにくい「大国」の実像に迫る。
  • 賃貸でひとり暮らしをしている人のなかには、40歳頃から、「このまま家賃を払い続けるのがもったいない」「高齢になったとき、家を借りられるか不安」と、マンション購入を考え始める人もいるでしょう。しかし、ひと口にマンション購入といっても、ファミリー向けと単身者向けでは、選び方も買い方もまったく違います。例えば住宅ローン減税。適用要件の1つに床面積がありますが、1LDKに多い40㎡以下の物件は要件を満たすことができず、減税の恩恵を受けられないのです。一方で、ファミリー向け物件にはない「ひとりマンション」ならではのメリットもあります。本書では、不動産とお金のプロである著者が、長く安心して暮らせる「ひとりマンション」の買い方、選び方を伝授します。
  • ヒトはウイルスと共に生きている。私たちのからだは一見きれいに見えても実はウイルスまみれだった!
    免疫学者とウイルス学者がタッグを組んで生命科学最大のフロンティアを一望!

    ウイルスはつねに悪者というわけではない。われわれの身の回りには病原性を持たないウイルスがいくらでもいる。われわれのからだの表面や気道や消化管の内腔には多くの細菌が存在して常在細菌叢を形成しているが、実はこれらの場所には多種多様なウイルスが同時に存在していて、常在ウイルス叢というものが存在する。
    さらに、私たちの遺伝子の中には非常に多くのウイルス由来の配列が散在している。これに加えて、ウイルスそのものまでがゲノムの中に挿入されていることがあり、その一部はなんとヒトの遺伝子として働いていることがわかってきた。つまり、ウイルスは外界からの侵入者ではなくて、一部のものはわれわれの体内に棲みついて、われわれはそれを利用しているのである。われわれのからだという「母屋」がウイルスに「軒を貸した」状態になっていて、まさに「ウイルスはそこにいる」のだ。

    ●なぜ感染すると病気に?
    ●ミクロの世界で繰り広げられる 驚きの攻防戦とは?
    ●新型コロナウイルスは持続潜伏する可能性が
    ●巧妙な仕組みで体内に潜伏する肝炎ウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
    ●子宮頸がんウイルス、麻疹ウイルス、エイズウイルス、EBウイルスなど、体内に潜伏する病原体

    【本書の内容】
    第1章 新型コロナウイルスでささやかれる持続感染の恐怖
    第2章 ウイルスとは何か
    第3章 ウイルスに感染すると、なぜ病気になるのか
    第4章 ウイルスがからだに潜り込むカラクリ
    第5章 厄介な潜伏ウイルスたち
    第6章 病原性ウイルスvs.人類 ミクロの世界で繰り広げられる攻防戦
    第7章 ヒトのゲノムに入り込んだウイルスたち
    第8章 医学でウイルスを克服できるのか
  • 近年、本格的にスタートした探究学習。自ら問いを立て、答えていく学習であり、自分自身の人間像――何が好きで、何をしたいのか――を知るための活動、進路を考えるための活動ともいえる。とはいえ指導する側も模索段階だ。『理系のための「即効!」卒業論文術』の著者が、テーマの見つけ方、調査や実験の進め方、結果のまとめ方、成果発信の仕方など具体的な手はずをガイド。自分で学びを作る「探究」の心得と面白さを伝える。
  • 中東、欧州移民社会研究の第一人者と新進気鋭のアメリカ政治学者が警告!
    ガザのジェノサイドを黙殺するリベラルの欺瞞が世界のモラルを破壊する。

    もう、殺すな!

    ◆内容◆
    2023年10月7日、パレスチナ・ガザのイスラム主義勢力ハマスが、占領を強いるイスラエルに対して大規模な攻撃を行った。
    イスラエルは直ちに反撃を開始。
    しかし、その「自衛」の攻撃は一般市民を巻き込むジェノサイド(大量虐殺)となり、女性、子供を問わない数万の犠牲を生み出している。
    「自由・平等・博愛」そして人権を謳(うた)いながら、イスラエルへの支援をやめず、民族浄化を黙認し、イスラエル批判を封じる欧米のダブルスタンダードを、中東、欧州移民社会の研究者とアメリカ政治、外交の専門家が告発。
    世界秩序の行方とあるべき日本の立ち位置について議論する。

    ◆目次◆
    序 章 イスラエル・ハマス戦争という世界の亀裂 内藤正典
    第1章 対談 欧米のダブルスタンダードを考える
    第2章 対談 世界秩序の行方
    終 章 リベラルが崩壊する時代のモラル・コンパスを求めて 三牧聖子

    ◆主な内容◆
    ・パレスチナ問題での暴力の応酬と「テロ」
    ・ガザから世界に暴力の連鎖を広げてはならない
    ・ダブルスタンダードがリスクを拡大する
    ・戦争を後押しするホワイト・フェミニズム
    ・反ジェノサイドが「反ユダヤ」にされる欧米の現状
    ・アメリカとイスラエルの共犯関係
    ・ドイツは反ユダヤ主義を克服できたか
    ・「パレスチナに自由を」と言ったグレタさんに起きたこと
    ・反ユダヤ主義の変奏としての反イスラム主義
    ・民主主義のための殺戮の歴史を直視できない欧米の問題
    ・バイデンとシオニズム
    ・トランプとバイデン
    ・欧米がなぜか不問に付すイスラエルの核問題
    ・誰がイスラエルの戦争犯罪を止められるのか?
    ・「人殺しをしない」を民主主義の指標に
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    2003年4月に創刊された新潮新書。創刊ラインナップの一冊として刊行された『バカの壁』が400万部を超えるベストセラーとなり、2005年11月に刊行された『国家の品格』も200万部を突破、2017年には『言ってはいけない』が新書大賞を受賞しました。話題作・名作・問題作ぞろいの1000点をご紹介します。※当コンテンツにはまだ電子化されていない作品の情報も含まれています。ご了承ください。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 990(税込)
    著者:
    阪井裕一郎
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    結婚をめぐる常識は、日々変化しています。事実婚、ステップファミリー、同性パートナーシップ、選択的シングルなど、一対の男女による結婚→出産というモデルではとらえきれない家族のかたちがたくさんあるのです。この本では、国際比較、歴史的比較、理論という三つの視点から、結婚というものを解き明かしていきます。当たり前を疑ってみることで、「ふつうの結婚」「ふつうの家族」という考え方を相対化できるはずです。
  • 遊んで終わらせるのはもったいない! 子どもの能力や学力アップを実現する、世界一の大人気ゲーム「マインクラフト」の活用法。 小中高・塾・東大でもマイクラ学習! 論理的思考、数学・科学的思考、課題解決能力、文章読解力、表現力、応用力、情報リテラシーなどが飽きずに効率良く身につく。 「マインクラフト×教育」のプロフェッショナル、プロマインクラフタータツナミシュウイチによる初の著書。
  • 清少納言や和泉式部が仮名文学で雅な貴族の世界を描いていた裏には、暴力が支配する武士の世界があった。それは地方だけでなく、都のすぐ近くでも人が殺されるような状態だった。そして、その雅な世界は武士による収奪によって成り立っていたのだ。この凄惨な時代、拡大・縮小を繰り返しながら、源氏と平氏が武士の代表格として確立してゆく。その背景にある、血の入れ替えと相剋の過程を克明に綴る。
  • 教科書には書かれない真実の現代史。
    グローバリストに歪められた「偽りの歴史」を暴く!

    ※本書は2019年5月に小社より刊行された『知ってはいけない現代史の正体』(SB新書)に、2020年以降の最新情報を、加筆・改筆・再編集したものです。

    「誰が戦争を望み、利を得てきたか」
    そこから、本当の歴史がみえてくる。
    歴史は国際金融資本=グローバリストによって都合よく捻じ曲げられてきた!
    世界の真の支配者が基盤を固めた100年程前までさかのぼり、混迷する現在まで。
    第二次世界大戦から、ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争など最近のニュースも含めた新版。
    元駐ウクライナ大使の著者が歴史の真相を明らかにします。

    ■国家に干渉できる権力を持つ機関の出現が国際連盟
    ■ニューディール政策の目的はアメリカ経済の社会主義化
    ■戦後処理の大枠を決めていたのはロンドンの銀行家
    ■ジョージ・マーシャルこそが中華人民共和国の生みの親
    ■東西冷戦は仕組まれたデキレースだった
    ■ネオコンはウクライナをロシア攻撃の前線基地にした
    ■ハマスの奇襲をイスラエルは知りつつわざと攻撃させた
    ほか

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 身の回りにある植物の基本構造と営みを観察してみよう。大地に根を張って暮さねばならないことゆえの、巧みな植物の改造を知り、植物とは何かを考える。
  • 根性論を押し付ける、相手を見下す、責任転嫁、足を引っ張る、自己保身、人によって態度を変える……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか?

    これまで7000人以上を診察してきた著者は、最も多い悩みは職場の人間関係に関するものだという。
    理屈が通じない、自覚がない……やっかいすぎる「職場を腐らせる人たち」とはどんな人なのか? 有効な対処法はあるのか? ベストセラー著者が、豊富な臨床例から明かす。

    「長年にわたる臨床経験から痛感するのは、職場を腐らせる人が1人でもいると、その影響が職場全体に広がることである。腐ったミカンが箱に1つでも入っていると、他のミカンも腐っていくのと同じ現象だ。
    その最大の原因として、精神分析で「攻撃者との同一視」と呼ばれるメカニズムが働くことが挙げられる。これは、自分の胸中に不安や恐怖、怒りや無力感などをかき立てた人物の攻撃を模倣して、屈辱的な体験を乗り越えようとする防衛メカニズムである。
    このメカニズムは、さまざまな場面で働く。たとえば、子どもの頃に親から虐待を受け、「あんな親にはなりたくない」と思っていたのに、自分が親になると、自分が受けたのと同様の虐待をわが子に加える。学校でいじめられていた子どもが、自分より弱い相手に対して同様のいじめを繰り返す。こうして虐待やいじめが連鎖していく。
    似たようなことは職場でも起こる。上司からパワハラを受けた社員が、昇進したとたん、部下や後輩に対して同様のパワハラを繰り返す。あるいは、お局様から陰湿な嫌がらせを受けた女性社員が、今度は女性の新入社員に同様の嫌がらせをする。 
    こうしたパワハラや嫌がらせの連鎖を目にするたびに、「自分がされて嫌だったのなら、同じことを他人にしなければいいのに」と私は思う。だが、残念ながら、そういう理屈は通用しないようだ。」ーー「はじめに」より
  • シリコンバレーの天才たちが希求する「1%のマイノリティだけの世界」
    そこは楽園か、ディストピアか?

    アメリカのIT企業家の資産総額は上位10数名だけで1兆ドルを超え、日本のGDPの25%にも達する。いまや国家に匹敵する莫大な富と強力なテクノロジーを独占する彼らは、「究極の自由」が約束された社会――既存の国家も民主主義も超越した、数学的に正しい統治――の実現を待ち望んでいる。
    いわば「ハイテク自由至上主義」と呼べる哲学を信奉する彼らによって、今後の世界がどう変わりうるのか?

    ハイテク分野で活躍する天才には、極端にシステム化された知能をもつ「ハイパー・システマイザー」が多い。彼らはきわめて高い数学的・論理的能力に恵まれているが、認知的共感力に乏しい。それゆえ、幼少時代に周囲になじめず、世界を敵対的なものだと捉えるようになってしまう。イノベーションで驚異的な能力を発揮する一方、他者への痛みを理解しない。テスラのイーロン・マスク、ペイパルの創業者のピーター・ティールなどはその代表格といえる。
    社会とのアイデンティティ融合ができない彼らは、「テクノ・リバタリアニズム」を信奉するようになる。自由原理主義(リバタリアニズム)を、シリコンバレーで勃興するハイテクによって実現しようという思想である。

    「この惑星上の約40~50億の人間は、去るべき運命にあります。暗号法は、残りの1%のための安全な世界を作り出そうとしているんです」(ティモシー・メイ)
    ――とてつもない富を獲得した、とてつもなく賢い人々は、いったいこの世界をどう変えようとしているのか? 衝撃の未来像が本書で明かされる。
  • 950(税込)
    著:
    真山仁
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    ベストセラー作家による特別講義

    世の中で“常識”とされていることは、本当にそうなのか。
    「資本主義が限界を迎えている」
    「日本は分断されている」
    「地球温暖化は悪」……

    累計発行部数270万部突破の小説「ハゲタカ」シリーズの著者と考える、現代の幸福論。

    自分らしく生きるヒントが満載の特別講義。

    目次
    はじめに
    第一章 ハゲタカ作家が語る幸せ論
    第二章 分断された民主主義
    第三章 「ミステリーの女王」を通して疑う力を養う 
    第四章 脱炭素社会におけるエネルギーのベスト・ミックス 
    第五章 正しい戦争とこれからの安全保障 
    第六章 未来への指針
    おわりに
  • 本書は、倫理学を学びたい人、社会の多様な出来事に倫理的問題を見出だそうとする人に向けて、倫理的諸問題と倫理学の関係を斜めに解き明かし、倫理学の全体像を描き出す。まず倫理・倫理学とは何かを整理し、倫理学という学問の日本における受容史を解説。さらに、倫理学のもつ根本問題――倫理の実践はどうあるべきか、真の善を目的とした行動に人々を駆り立ててよいのか――を根源から考察。学問としての倫理学が真に目指すべきものと、倫理学的観点の面白さとを伝える。
  • ファラオ、女王、天皇らが統治する「君主制」。この世界最古の政治制度がわかると、世界史がもっとおもしろくなる!君主の誕生から革命を経て、現代までを一望する、かつてない君主たちの5000年史。 【目次】はじめに 「王様は何でえらいの?」/第1章 王の誕生――太古から古代へ/第2章 理想の王とは――古代から中世へ/第3章 絶対君主制への道――中世から近世へ/第4章 市民革命の時代――一七世紀から二〇世紀へ/第5章 二一世紀の君主制
  • 1,012(税込)
    著:
    千葉勝美
    レーベル: 岩波新書
    出版社: 岩波書店

    元最高裁判事の千葉勝美が,同性婚を認めない現行法の憲法適合性を論じる.同性婚を認めない制度を合憲とするのが現在の判例である.しかし,昨今国内で係属している裁判の一部で,憲法への抵触を宣言するものが出てきている.憲法をどのように解釈すれば同性婚を実現できるのか.同性愛者の尊厳に向き合う,全国民注目の一冊.
  • 人類史は歩行の歴史であり、カントや荷風ら古今東西の思想家・文学者も散歩を愛した。毎日が退屈なら、自由を謳歌したいなら、インスピレーションを得たいなら、ほっつき歩こう。新橋の角打ちから屋久島の超自然、ヴェネチアの魚市場まで歩き綴る徘徊エッセイ
  • 明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか? 日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは? 新書大賞2023第2位『人類の起源』著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論!
  • DNAには不思議な魅力がある。大ヒット映画『ジュラシック・パーク』では、琥珀の中に遺されたDNAから、恐竜を現代に蘇らせた。それは絵空事とは言い切れない。マンモスなど絶滅動物の復活をめざす取り組みは今なお続けられている。古代DNAの研究を進展させた新技術はどのようなものか。生命を操作することに重大なリスクはないのか――。科学者たちが織りなしたドラマとともに、起伏に富んだ研究史をたどる。
  • 「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。
    現役の東大教授による懺悔と決意。
    これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!

    2023年現在、東大生の男女比は8:2である。
    日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。

    現状を打開するには何が必要なのか。
    現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる! 
    東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。
    自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。

    【目次】
    序 章 男だらけの現状
    第一章 東大は男が八割
    第二章 女性のいない東大キャンパス――戦前
    第三章 男のための男の大学――戦後
    第四章 アメリカ名門大学の共学化
    第五章 東大のあるべき姿
    終 章
  • 「ゴールデンカムイ」原作者・野田サトル先生も絶賛!
    大人気漫画のアイヌ語監修者による、公式解説本の決定版にして完結編

    【推薦】
    アイヌ文化は、まだまだ私の知らない面白いネタの宝庫だと本書を読んで知った。
    連載中にもっと中川先生からお話を引き出しておけば良かった。
    ――野田サトル氏(「ゴールデンカムイ」作者)

    コミックス累計2500万部を突破し、2024年1月には実写版映画が公開される大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」。
    同作をきっかけにして、アイヌ文化に興味を抱いたという方も多いはずだ。
    本書はそんな大人気作品のアイヌ語監修者が、完結までの物語の全体を振り返りながら、アイヌ文化の解説を行った一冊である。

    今回は作者・野田サトル先生の緻密かつ美麗な「絵」に注目する。
    作中には、ストーリーの展開などの都合で詳しく説明されていないものの、細部までこだわって描かれた絵が多数存在する。
    本書では、そうした絵をふんだんに用いてアイヌ文化の基本的知識をわかりやすく解説するとともに、作品の裏側の設定などにも深く踏み込んでいく。
    また、北方少数民族ニヴフ、ウイルタや樺太アイヌ、ロシアといったテーマで監修協力を行った、超豪華執筆陣によるコラムも充実。
    さらには原作者・野田サトル先生による取材裏話も収録!
    原作ファンならば、漫画が100倍面白くなること必至の知識が満載だ。
    もちろん、原作を知らない方でも楽しめる内容が盛り沢山となっている。
    実写版映画の最高のガイドブックにもなる、究極の解説書!

    【本書の主な内容】
    ・そもそも「カムイ」とは何者なのか
    ・人間に災いをもたらす「黄金のカムイ」は実在するのか?
    ・気づかない人も多数!? あの1コマに隠された背景知識
    ・完結記念! アイヌの全キャラクターの名前の由来を解説
    ・「ソフィア・ゴールデンハンド」のモデルとなった2人の女性
    ・樺太アイヌと北方少数民族・ニヴフ、ウイルタの基礎知識
    ・監修者直伝! 作中のアイヌ語せりふ徹底解説
    ・アシリパのコタン(村)はどこにあったのか
    ・創作秘話! 野田サトル先生が連載中に取材した狩猟の一部始終とは
  • 嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。
  • ウクライナで、パレスチナで命が失われ、世界大戦はすぐそこにある。ビッグデータを餌に進化するAIは専制者と結びついて自由社会を脅かし、人間の価値や自律性すら侵食しかねない。テクノロジーが進むほど破壊的で不確実になる未来──世界最高の知性が全方位から見通す。
  • 世界3大投資家が予測する沈む国、伸びる国

    世界3大投資家が予見する、
    お金の流れで読むこれからの世界地図!

    ガザ・イスラエル紛争、ウクライナ戦争、台湾有事……。私たちは、人類史上類を見ないほどの混迷の時代を迎えている。世界的混乱はこれからの世界の「お金の流れ」を大転換させつつある。これからの日本と世界は、一体どこへ向かうのか。世界3大投資家が予見する、10年後のお金の世界地図!

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 〈東京のマフィア・ボス〉と呼ばれた男の視点で暴く「闇経済」の戦後史!

    六本木のレストラン〈ニコラス〉はジョン・ウェインから力道山、皇太子までも出入りする「梁山泊」でありながら、ヤクザの抗争の場にもなっていた……。
    混迷の戦後東京、米兵として来日したニコラ・ザペッティは、ヤミの軍需品横流しで資金を集め、六本木のレストラン〈ニコラス〉を伝説的な「梁山泊」へと育てていく。〈東声会〉、CIAから力道山、フランク・シナトラ、果ては皇太子までも接点を持った〈東京のマフィア・ボス〉の壮絶な半生を描く傑作、待望の復刊。
    日米比較文化論の旗手が、高度成長とオリンピックに隠された〈ニッポン〉の闇をあぶり出す。約100頁の執筆ノートも収録。

    【「はずれ者(アウトサイダー)」が「東京」を作った】
    ◆極道尾津組が仕切るヤミ市〈光は新宿より〉
    ◆六本木〈クラブ88〉は力道山が暴れて潰した
    ◆東声会と住吉会が銃で抗争した上野、新橋
    ◆渋谷の組長から映画俳優になった安藤昇

    【本書の主人公を取巻く面々】
    ◆海老原博幸 日本人初のWBC世界王者はニコラが素質を見抜いてボクシング・ジムを紹介した。
    ◆町井久之 1500人以上を抱える暴力団〈東声会〉のボスがニコラの後ろ盾となった。
    ◆エヴァ・ガードナー ハリウッドのスター女優は来日時、ニコラの店で羽目を外した。
  • 「弱者男性」の75%は自分を責めている。
    “真の弱者”は訴えることすらできない――。
    「40代後半でカネもない
    独身のおっさんに
    人権なんてないんです。
    そこにいるだけで
    怪しくて、やばいんです」
    (本書インタビューより)
  • 自分とは何か。なぜ宗教は生まれたのか。人を殺してはいけない理由は何か。何となく幸福じゃないと感じるのはなぜなのか……。読めば聡明になる、悩みや疑問に対する哲学的考え方。
  • シリーズ3冊
    784880(税込)
    著者:
    内館牧子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    女性初の横綱審議委員を務めた著者が、世間の“常識”にもの申す!
    「差別があるのは当然。悔しかったら強くなれ!」
    「なぜ女性が土俵にあがってはいけないのか」
    「横審は日本相撲協会の言いなり?」
    「左手で手刀を切ってはいけないワケ」…etc
    小気味いい「牧子節」が炸裂する!

    宗教的考察から、ポロリ事件、そしてキラキラネームまで知れば知るほど深遠な大相撲の世界へようこそ!
  • 既読スルー、無視する、被害者ポジションをとる、サボる、ため息でアピール、わざとミスをする、弱さを武器にする、しつけという名の支配をする……周りからは見えづらい「ずるい攻撃」を仕掛けてくる人がいる。このような攻撃を受けると、確実に「嫌な気持ち」になるものの、表面化しにくい攻撃だからこそ、周りに相談しても取り合ってもらえず「こちらの気のせいかな」と感じてしまう人が多い。ただ、既読スルーも被害者ポジションも、すべて立派な攻撃。こういったわかりづらい攻撃、受動攻撃から身を守るにはどうしたらいいのか。そもそも、こうしたずるい攻撃を行う人は何を考えているのか。本書では経験豊富なカウンセラーが、受動攻撃をしてくる人の心理を解説。その具体的対処法も明かす。
  • イワシが獲れなくなった。全国水揚げ量はピーク時の一六〇分の一となり、すでに私たちにとって身近な魚とは言えなくなりつつある。一方で、サンマは豊漁が続いている。なぜこのようなことが起こるのか。本書は、九〇年代以降、定説となった「レジーム・シフト」による魚種交替という考え方をわかりやすく説明し、水産行政や地元産業への影響を通して、人類の共有財産である水産資源をどう守っていくかを考える。
  • 『サロメ』『幸福な王子』『ドリアン・グレイの画像』など多くの著作と数々の警句で知られる「世紀末芸術の旗手」オスカー・ワイルド。アイルランドに生まれ、オックスフォード大学在学中から頭角を現した青年期に始まり、同性愛裁判に敗北し、保守的なイギリス社会から追放される晩年まで。「私は人生にこそ精魂をつぎ込んだが、作品には才能しか注がなかった」――どの作品よりも起伏と魅力に富んだ彼の生涯をたどる。
  • 第二次世界大戦中に原子爆弾を誕生させたオッペンハイマー。計画成功でヒーローとなったが、広島・長崎への原爆投下後、「科学者は罪を知った」とくり返し、「私の手は血で汚れている」と震えた。巨大なエネルギーを得た一方、人類を滅亡させうる最大級の矛盾に彼は直面したのである。後に核の国際管理を構想し水爆開発に反対した彼は、赤狩りの渦中で公職から追放される。「原爆の父」と呼ばれた天才物理学者の生涯を追う。
  • 友人とは何か、友情とは何か――このような問に私たちはどのような答を与えることができるだろうか。たとえば、友人が悪事に手を染めた時、私たちはどのように行動すべきなのか。本書は、アリストテレス以来、二千年以上にわたって、哲学者たちの頭を悩ませてきた友情の問題が、「公共性」をめぐる問題の一部であることを示し、現代において友情のあり方が社会に看過し難い影響を与えていることを指摘する。
  • 西田幾多郎門下の哲学者、近代の可能性を追求した文明批評家、日本画家・土田麦僊の弟、自由大学運動の主導者……、土田杏村(一八九一~一九三四)。「文化とは何か」を問い、大正から昭和初期にかけて旺盛な著作活動を展開したにもかかわらず、戦後、人々の記憶から消えた。この〈忘れられた哲学者〉に光を当て、現象学と華厳思想に定位する「象徴主義」の哲学を読み解き、独自の「文化主義」の意義を問いなおす。

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