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『新書、動物・ペット・植物、文藝春秋』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 年間約三十万人いる予備軍
    (プロローグより)
    ペットを飼っている人で、いつか来る「その日」のことを考えない人はいないだろう。自分もそうだった。だが、いざ「その日」を迎えてみると、予想していたはずの衝撃に、ほとんど何の備えもできていなかったことを思い知らされた。
    ミントが亡くなって2日後のことだ。冷蔵庫を整理していた妻が「こんなの買ったっけ?」と手にした「カブ」を見て、反射的に涙が出た。それはあの日、スーパーで買ったカブだった。 (略)精肉売り場で「大好きな鶏ナンコツなら食べられるかな。それとも目先をかえてラム肉にするか」などと考えていたときに、ミントは旅立ったのだ。この10分のロスのせいで、最期の瞬間に立ち会えなかった──。
    カブを見て泣きながら、そんなことを一気に思い出した。思い出したから泣いたのではなく、身体が勝手に反応して涙が出た、という経験は初めてだった。(略)号泣する準備はできていなかったのだ。
    これが「ペットロス」というものなのだとすれば、事前に思い描いていたものとは全く違う。何となく日常生活でミントの不在を感じるたびに寂しくなるのだろうと想像していたが、実際に我が身に起きた心と身体の反応は、自分で制御することが不可能なほど激烈で、空恐ろしい気すらした。
    (略)
    「ペットロス」とはいったい何なのだろうか。その衝撃を和らげる方法はあるのだろうか。そもそも「ペットロス」を乗り越えることは可能なのだろうか。
    疑問は次々と湧いてくるが、インターネットで調べてみても、なかなか自分が必要としている情報には辿り着けなかった。この経験が本書の出発点である。
  • 人の心を見透かしているようでもあり、まったくわかっていないようでもあり……。猫の心を知るには、猫の脳を知るべし!

    ベストセラー『ざんねんないきもの事典』シリーズ、『わけあって絶滅しました』の監修者としても知られる動物学者の今泉忠明さんが、解剖学、動物行動学の知見を駆使して、猫脳の謎に迫る。かわいいイラストも満載!

    第1章 猫脳はこうなっている
    ・人と猫の脳はよく似ている!
    ・優れている短期記憶
    ・レム睡眠が多い理由 など

    第2章 猫の感覚はこうなっている
    ・視覚…なぜ暗闇でもよく見えるのか
    ・聴覚…パラボラアンテナの耳で超音波を感知
    ・触覚…ヒゲ、肉球は驚異のセンサー など

    第3章 猫脳が示す習性と行動
    ・猫は孤独なハンター
    ・母猫から教わる4つのルール など

    第4章 猫の「ココロ」 その世界を覗くと…
    ・知能は2歳児より上?
    ・猫にあるのは喜怒「愛」楽
    ・瞬時に入れ替わる4つの気分 など

    第5章 猫と人はどうしたらうまくやっていけるか
    ・人の言葉はわかっている?
    ・犬のようなしつけができない理由
    ・猫が気まぐれにもワケがある など
  • 897(税込)
    著:
    宮沢輝夫
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    忠誠、頑固、質実剛健……世界を夢中にさせる「孤高の日本犬」のすべて

    いま、秋田犬が世界的なブームとなっている。
    凛とした佇まい、「忠犬ハチ公」に象徴される忠実な性質……そんな特徴が評価され、大人気となっているのだ。
    プーチン大統領「外見はかわいくとも真剣な犬なので、常に尊敬の念を持って当たらなければならない」。
    ヘレン・ケラー「他の犬には絶対に同じだけの優しさを感じることはない」。
    リチャード・ギア「高潔な日本の犬」「孤高の秋田犬」。
    白鵬「日本の国技は相撲、日本の国犬は秋田犬です」。
    ……秋田犬に特別な思いを寄せる海外の著名人は、枚挙に暇がない。
    実際、ロシア、アメリカ、ヨーロッパなどでは秋田犬の飼育頭数が順調に増え、日本をはるかにしのいでいる。すでにイタリア1国だけで、年間出産頭数は日本を上回っているほどだ。ペットブームに沸く中国でも秋田犬は大人気。1頭1千万円以上で取引されるケースが出ているほど過熱している。
    その一方、秋田犬は日本の天然記念物であるにもかかわらず、日本国内では飼育頭数が減少の一途をたどり、存亡の危機に瀕している。
    秋田犬はどのようにして日本で誕生したのか、戦前・戦時中に直面した「犬種」としての危機、戦後の長い「復元」の道のり、そして「忠犬ハチ公」の真実とは?
  • 815(税込)
    著:
    山根明弘
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    人類1万年の友の秘密を私たちはまだ知らない。ねこ(の原種)と人類が出会って、およそ1万年。媚びない、群れない、焦らない……。自由きままに生きているように見えますが、私たちはねこのことをまだあまりよく知らないのではないでしょうか。どんな一生を送るのか。どんな喜怒哀楽に身を任せているのか。どんな恋をするのか。なぜ魅力的なのか。そんな数々の疑問にネコ博士の山根明弘さんが答えてくれます。山根さんは7年間にわたるフィールドワークによって、ねこの生態を探究した動物学者です。生態学や遺伝学の見地から「ねこの生き方」が科学的に解き明かされていきます。

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