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『新書、宗教、文藝春秋』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 平和の使者か、俗物か?
    誰よりも人の心をつかんだ男の魅力に迫る

    日本最大の新宗教、創価学会の池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した。
    創価学会内で「永遠の師匠」とされる池田は、さまざまな毀誉褒貶に彩られた人物だった。
    「貧乏の横綱」と自嘲するほど赤貧の出身ではあったが、1960年に32歳の若さで第3代創価学会会長に就任。以降、親しみやすい人柄と巧みな弁舌を武器に組織拡大に邁進し、会員世帯数827万(公称)もの信者を獲得するに至る。さらには公明党を創設し、念願の政界進出を果たした。
    一方で、強引な折伏によって各地でトラブルが発生した。また、政教一致と受け取られかねない創価学会の主張は世論の大きな反発を招いた。ついには政教一致路線を公式に撤回せざるを得なくなる。以降、創価学会は「世界平和」を掲げ、池田は「平和の使者」としての顔を前面に打ち出すようになった。
    組織内の権力闘争も波紋を呼んだ。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒団体から生まれたにもかかわらず、日蓮正宗とは泥沼の争いを繰り広げ、最終的に創価学会は破門されてしまう。
    それでも創価学会は、池田のカリスマ性によって求心力を保ち、創価学会は次第に「池田ファンクラブ」の様相を呈して行く。
    しかし2010年以降、高齢の池田は表舞台から姿を消し、創価学会は「集団指導体制」に移行。池田の直接指導なしでも運営できる態勢になった。
    池田を軽んじ醒めた目で創価学会を見る宗教2世3世の増加、選挙活動における集票力の低下、さらには会員の高齢化……池田大作とはいったい何だったのか? そして、ポスト池田の創価学会はどうなるのか――?
  • 戦後日本を代表する知識人“最後の講演”初の書籍化!

    ゴマはうまくすれ
    近代化に呑まれるな
    エゴイズムを肯定しろ

    世界一流だった陸軍、海軍がどうして戦争に負けたのか
    人生はエゴとエゴとの賃借関係
    理想家は現実世界に適応できない
    日本では民主主義が運営できない
    状況を読む深さで勝負は決まる
    国家意識がない日本人
    家族にも想像力、演出力が必要
    アメリカの目的は敵の排除だけ
    「愛」と「理解」は全く別問題
    神様との付き合い方

    戦後を代表する知識人である福田恆存は、近代化の弊害を問い続けた。
    その思想のエッセンスが詰まった「伝説の名講演」を初の活字化!

    保守派の知識人が問う「君たちはどう生きるか」――。
  • 鈴木エイト氏、宮崎哲弥氏、島田裕已氏ら第一線のジャーナリスト、論者がいま、教団の実態に迫る!
    信者からの巨額の献金、霊感商法、合同結婚式、政治家との癒着など、多くの社会問題を引き起こしてきた統一教会。文藝春秋は、30年あまりの間、その問題点を追及してきた。
    宗教とカルトの境はどこにあるのか? 政治家と宗教の関係は? 信者家族はどのような被害を受けてきたか? この一冊ですべてがわかる!
  • 日本仏教界最大のタブーに迫る!
    「一殺多生」による正当化、軍用機の献納、仏像や梵鐘の供出、植民地での布教。昭和の戦争を推進した仏教界の語られざる真実。

    目次
    はじめに

    廃仏毀釈からのサバイバル──明治維新
    ・国家にすり寄った仏教界
    ・島地黙雷と大教院

    進撃する仏教──日清・日露戦争 
    ・日清戦争と大陸布教
    ・日露戦争──仏教の帝国主義化
    ・植民地支配と仏教

    大東亜戦争と皇道仏教 
    ・戦争に熱狂する仏教界
    ・戦闘機の献納競争
    ・軍人たちの仏教信仰
    ・寺院に残る戦争の記憶
    ・アメとムチの仏教統制

    仏像も鐘も武器と化した 
    ・金属供出と空襲
    ・反戦の僧侶
    ・農地改革と寺の“敗戦”
    ・僧侶たちの戦争体験

    結びにかえて
  • 著者は言う。「質問は、大事です。質問は答えより大事です。質問がないと答えが見つからない。質問があって、答えが見つからないから、その問題を考え続けることができる」
     キリスト教のことを考えると、いまさら聞けない質問・疑問がいくらでも出てくる。
     例えば、「神さまはいるのか」「神さまは男か、女か」「人間は罪があるのか」「天使はどんな存在か」「地獄はどんなところか」。
     なかなか聞けないことばかりだ。そんな質問・疑問に、著者は明解に答えていく。というよりも、キリスト教ではそれらをどう考えるかを明らかにしてくれる。
     その解答をとおして、キリスト教の理解が深まることはもちろんだが、著者は、信仰するとはどういうことか、さらには人生や死とは何なのかに分け入っていく。というのは、キリスト教は、そうした人間が考えそうな問題について全部考えてきたことになっているからだ。
     それは読めばスリリングな論考である一方で、人に思考を激しく強いるものでもある。目の前がパッと開けること、請け負いだ。
  • 埋まらない社会の分断、無関心という病、かつてない気候変動の危機。
    コロナ禍で顕在化した危機にどう立ち向かえばいいのか。
    時代の危機に、キリスト教はどう答えてきたのか?

    教皇フランシスコ、トマス・アクィナス、アウグスティヌスから
    カール・バルト、西田幾多郎まで。
    未来を照らす光を過去の叡智に探る神学対談。
  • お寺がわかればその土地がわかる。
    お寺は「日本を知る」最強のパワースポットだ!

    東北のオススメ古刹は芭蕉に聞け? 善光寺にはなぜ宗派がない?
    日本で唯一国宝のお寺、「本物の釈迦の骨」を安置する塔、恐山と並ぶ「冥界結婚」の霊場など、
    著者が実際に取材したお寺を47都道府県各1か所ずつ紹介。

    歴史、県民性、観光の見どころを徹底探訪し、各都道府県の地域性を解き明かす一冊。
  • コロナで逼塞する現代人に必読の書!
    現代人が読んで心を打たれる、それが『歎異抄』。金言・箴言に満ちたこの書は、思想的には難しい。平易な解説で深みまで導きます。

    <目次>
    【はじめに】 『歎異抄』が与えた影響/数多の謎を持つ『歎異抄』 ほか
    【第一章】『歎異抄』を読んでも仏教はわからない
    【第二章】近代知性が痺れてしまう
    親鸞のオリジナリティ・縦のつながりと横の広がり/「念仏して地獄におちたりとも」/勘当した息子・善鸞 ほか
    【第三章】「悪人こそが救われる」が持つ破壊力
    悪人こそが救われる?/「悪人成仏」のインパクト/罪と悪と救いの問題 ほか
    【第四章】親鸞に弟子は一人もいない?
    今までの仏教の枠を外した法然/明恵の法然批判/親鸞直筆の手紙・家族への思い ほか
    【第五章】念仏して喜びがなくてもいい?
    宗教の源泉は大洋性/阿弥陀仏信仰と一神教信仰の神の違い/他力のややこしさ ほか
    【第六章】 信仰と無信仰について
    親鸞の思想の最も深い味わい/信仰の「加害者性」/無信仰の「当事者性」 ほか
    【第七章】 仏教の生命観と人間観
    親鸞と善鸞/「宿業」の捉え方 ほか
    【第八章】 悟りとは何だろう
    「臨終正念」をひっくり返した法然親鸞/宗教の善悪・社会の善悪 ほか
    【第九章】 倫理と宗教を深掘りする
    仏教という光に触れて柔らかくなる心と体/現代倫理学の義務論・功利主義 ほか
    【第十章】 「迷える私」が信心を生む
    「仏法」と「迷える私」の共同作業 ほか
  • 明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。

    【目次】
    はじめに

    第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸

    第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州

    第3章 忖度による廃仏 ──宮崎

    第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木

    第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡

    第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢

    第7章 新首都の神仏分離 ──東京

    第8章 破壊された古都 ──奈良、京都

    結びにかえて
  • シリーズ2冊
    815(税込)
    訳者:
    新共同
    著者:
    佐藤優
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために本書を書いた。
    (「はじめての新約聖書-序文にかえて」より)

    巻1にはイエス・キリストの生涯について記した福音書を収録。各福音書の前には佐藤優氏による案内も。「書物の中の書物」の読み方を伝授する。

    【目次】
    ・はじめての新約聖書-序文にかえて

    ・イエスは常識を覆す-「マタイによる福音書」案内
    ○マタイによる福音書

    ・「神の国」はどこにある-「マルコによる福音書」案内
    ○マルコによる福音書

    ・「復活」とは死人の甦り-「ルカによる福音書」案内
    ○ルカによる福音書

    ・「永遠の命」を得るには-「ヨハネによる福音書」案内
    ○ヨハネによる福音書

    ・非キリスト教徒にとっての聖書-私の聖書論1
  • 「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから
    七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」
    (五木寛之)

    日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。
    これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、
    どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。
    若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、
    認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。

    【おもな目次】

    <第1章 七十歳になった日本で>
    昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/
    老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか

    <第2章 死生観を持てるか>
    「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の
    場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか

    <第3章 日本人の宗教観はどこから来たか>
    日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/
    日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか

    <第4章 「他死社会」への心がまえ>
    嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」
    という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか
  • 宗教票がアメリカ大統領選挙を左右する!歴代の大統領が選出されたとき、宗教票がどのような影響を及ぼしたのか。就任後、そのキリスト教信仰が政治や外交にどう反映したか。ヨーロッパよりも信仰心のあついアメリカ。その大統領選挙を宗教の視点から考える。2016年大統領選挙の候補者をみると、トランプはプロテスタントの長老派だが福音派にも接近。ヒラリーはプロテスタントのメソジスト派。両者の信仰が選挙へどんな影響を与えているのかを検証する。・おもな目次●第一章 アメリカの宗教地図・・・プロテスタントの主流派と福音派/反知性主義と福音派の相性/バイブル・ベルトからサンベルトへ  など●第二章 カトリックの苦悩・・・英首相にカトリック出身者はいない/アメリカのカトリック差別の起源/禁酒法とカトリックの関係 など●第三章 米国カトリックの内紛・・・マイノリティから体制内へ/カトリックの主張がプロテスタントに乗っ取られる/コロンブス騎士団とは など●第四章 ピューリタンから福音派へ・・・福音派への誤解/南部福音派と共和党の共闘 など●第五章 一九八〇年、レーガン選挙委員会・・・レーガン+ブッシュ・シニア選挙委員会/テレビ伝道師の活躍/外交政策での汚点 など●第六章 キリスト教シオニスト・・・アメリカに渡ったキリスト教シオニズム/プロテスタント保守派との親和性 など●第七章 ブッシュ大統領とキリスト教右派、その後・・・南部バプティスト連盟の底力/オバマ大統領のキリスト教信仰/トランプは宗教右派を取り込めるか など●第八章 福音派メガチャーチ体験・・・礼拝堂はロック・コンサート・ホール/原理主義こそ敵 など
  • 本書は、インテリジェンスの専門家にしてキリスト教神学者である著者が、禅宗寺院の最高峰、京都・相国寺で禅僧を前に行なった連続講義の記録です。目に見える政治や経済の動きを追うだけでは世界はわかりません。民族や国家の原動力となり、実際に世界を動かしているのは、目に見えない宗教であることがしばしばだからです。宗教を知ることは単なる教養のためではなく、今後の世界を生き抜くために必須。本書で著者は、「民族と宗教」、「国家と宗教」という、通常のジャーナリズムや学問の見方では捉えきれない難問に正面から取り組んでいます。とりわけ危機の時代において宗教がもつ重要性を、単なる「教養」ではなく「生きた智慧」として教えてくれるのです。
  • 『シャルリとは誰か?』で私はフランス社会の危機を分析しましたが、11月13日の出来事〔パリISテロ〕は、私の分析の正しさを悲劇的な形で証明し、結論部の悲観的な将来予測も悲しいことに正しさが立証されてしまいました。
    ――「日本の読者へ」でトッド氏はこう述べています。

    本書が扱うのは2015年1月にパリで起きた『シャルリ・エブド』襲撃事件自体ではなく、事件後に行なわれた大規模デモの方です。「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモは、実は自己欺瞞的で無意識に排外主義的であることを、統計や地図を駆使して証明しています。

    ここで明らかにされるのは、フランス社会の危機であり、西欧先進国にも共通する危機で、欧州が内側から崩壊しつつあることに警鐘を鳴らしています。ユーロ、自由貿易、緊縮財政による格差拡大と排外主義の結びつきは、ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』にも通じるテーマで、前著の議論がより精緻に展開されています。

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