『新書、美術・アート、岩波書店』の電子書籍一覧
1 ~9件目/全9件
-
今日,キリスト教は性に対して厳格,保守的であるといわれる.しかしキリスト教の長い歴史にあって,キリストは性をめぐって,じつにさまざまな姿で語られ,描かれてきた.ときに「クィア」と形容される性的嗜好を先取りし,ときにジェンダーをめぐっても攪乱されていく.人々の豊かな想像力が育んだ西洋美術の実相に迫る.
-
民芸運動の創始者として知られる柳宗悦.その生涯は,政治経済的弱者やマイノリティに対する温かい眼差しで一貫している.それはどのような考えからきたのだろうか? それは,「世界は単色ではありえない」という確信に由来するのではないか.文化の多様性と互いの学び,非暴力を重視し続けた平和思想家としての柳を浮彫りにする.
-
BTS、TWICE、EXO……日韓関係の悪化とともに韓流ブームは去ったと思っていたら、いつのまにか若者たちはK-POPに夢中になっていた。その魅力と秘密はどこにあるのか。グローバルなトレンドとポップな欲望が交錯するソーシャル・メディア時代の音楽空間をメディア論の視点から考える。
-
時代の精神を独自の美へと昇華させる構想力。丹下健三が創り出す建築空間は、高度成長の道をひた走る戦後日本の象徴であった。「建築の化身」。直弟子・磯崎新をしてそう言わしめた人物の足跡を、多くの逸材を輩出した「丹下シューレ」の活動とともにたどる。従来批判されてきたバブル期の活動にひそむ先見と洞察に光をあてる。
-
まさしく歴史的な転換点に立つ日本。大震災を経て、とりわけ経済・文化活動のあらゆる側面において根本的な変更をせまられる今、この国に必要な「資源」とは何か? マネーではなく、美を、幸福を、誇りを得るために、立ち戻るべきは「感受性」である──。つねに「ものづくり」の最先端をリードしてきた著者が、未来への構想を提示する。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。