『新書、医学・薬学、宝島社』の電子書籍一覧
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「お迎え」体験とは、終末期の人間が、すでに亡くなった家族や知人など、
見るはずのない人間と出会い、会話する不思議な体験である。
従来、医療者はこうした事例を現場で確認しながらも、
幻覚、せん妄の一種として本格的な研究を避けてきた。
本調査は15年以上にわたって継続し、医師のみならず
人文・社会学者も加わっての横断的な研究成果としてまとめられた。
1700人以上の遺族アンケート調査による精密な分析により、
日本人の約4割が広い意味での「お迎え」体験を経験していることが分かった。
また、自らの死期を悟る、あるいは終末期の一時的な意識覚醒など、
本邦初の「死の直前に起きる現象」についての統計調査、データが初めて公開される。 -
患者が期待するほど
薬は効いていない――
あなたの飲んでいる薬、本当に必要ですか?
薬は患者が期待しているほど効果がない一方、副作用のリスクが過小評価されている――。製薬会社は善意のもと、ボランティアで薬を販売しているのではない。利益を徹底追求する営利企業であることを忘れてはいけいない。『コロナ自粛の大罪』『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』などの著書がある医療ジャーナリストが、薬の本当の効果、日本人が薬漬けになる理由など「薬と医療、製薬会社の真実」を詳らかにし、アフターコロナ時代のあるべき医療との向き合い方を提案する。 -
降圧薬、抗不安薬、睡眠導入剤、認知症薬……
その1錠が寿命を縮める――
「無用な薬」「不要な薬」がわかります
高齢者の親をもつ世代は必読、
新時代の「薬の教科書」
日本人は、「薬」に対して無防備すぎる――。ポリファーマシー(多剤服用)は社会問題化しており、高齢者では10種類以上もの薬を飲んでいるケースも少なくない。政府やマスコミが手放しで礼賛したコロナワクチンやコロナ治療薬などの「新薬」も、重篤な副作用の可能性が叫ばれ始めている。そもそも、薬と毒は紙一重。「本当に必要な薬」はどれだけあるのか? 本書では、ジャーナリスト・鳥集徹氏がホスト役を務め、日本の“薬漬け医療”に疑義を呈する医師5人が忖度なしに語り尽くす! -
最期に後悔したくなければ、自分勝手に生きなさい!
大往生とは何か――。
「ピンピンコロリ」で亡くなる直前まで元気に過ごす、
認知症になったり貯金が底をついたりする前に潔くこの世を去るなど、
メディアが喧伝するイメージばかりが独り歩きしているが、
老年精神医学の第一人者である和田秀樹氏は
「いちばん大事なのは、自らの“自己決定”を尊重した生き方ができていたかどうか」だと説く。
人生の最期に後悔しないためには、もっと「自分勝手」になっていい。
それこそが、「最高の死に方」につながる「最高の生き方」なのである。
中高年世代必読の書!
●周囲に振り回されず「自分軸」で生きる
●他人からの評価なんてどうでもいい
●年を取ったら医療は「結果オーライ」でいい
●「あえて治療しない」という選択肢をもつ
●新薬を熱心に勧めてくる医者には要注意
●数値にこだわらず「心身の声」を大切に
●ほどほどのストレスで体が元気になる
●家族や友人ともほどよい距離感を保つ
●「老いのエリート主義」に翻弄されない
第1章 大往生とは何か
第2章 最期に後悔しない生き方
第3章 身体の老いとうまくつきあう
第4章 心の老いとうまくつきあう
第5章 最高の生き方と最高の死に方 -
お腹の不調の正体はビフィズス菌や乳酸菌? 善玉菌が日本人の腸を壊す! 過敏性腸症候群(IBS)は、潜在的な患者も含めると1000万人前後と言われる原因不明の病気です。しかし、自身も過敏性腸症候群を患い、同じ悩みを抱える患者を診る宇野医師がその原因を突き止めました。それは腸内環境がおかしくなると、善玉菌と言われてきた乳酸菌やビフィズス菌が、異常増殖・発酵してガスを作り、腸の動きを止めてしまうため起きるというものです。つまり善玉菌を減らすことで治るわけです。本書ではIBSが起こるメカニズムとともに、善玉菌のエサとなる糖類や繊維質の少ない食事など、善玉菌の数を減らすレシピも紹介します。
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発達障害を「正しく」理解することで、“生きづらさ”は解消できる!
今日では広く知られるようになった「発達障害」。
しかし“玉石混交”の情報が飛び交い、いまだに誤解や偏見は根強い。
「育て方が悪いせいだ」と発達障害の子どもを持つ親をなじったり、
「空気の読めない、個性的な人」をアスペルガー症候群と決めつけたりするような傾向さえみられる。
本書はこのような「誤解だらけ」の発達障害について、そのファクトを明らかにするべく、専門医・岩波明氏が執筆。
最新知見を加えた<増補改訂版>としてリニューアルする。
早期治療が有効? 投薬治療はするべき?
専門医があらゆる疑問に答えます
〇“大人の発達障害”とは?
〇親の育て方が悪いとなるの?
〇どんな検査方法があるの?
〇どんな治療法があるの?
〇治療すれば完治するの?
〇誤診されることもあるの?
〇「カサンドラ症候群」とは?
〇他の病気にもなりやすいの? ほか -
近い将来、人類は老いることから
解放されるかもしれない――
歳になっても、30代の頃と変わらない容貌と肉体を維持できたら――そんな夢のような話が近い将来、実現するかもしれない。東京大学医科学研究所などの研究チームは2021年1月、マウス実験から「老い」の原因となる「老化細胞」を除去する薬として「GLS―1阻害薬」を見出した。この薬には老化した人間の肉体も若返させる可能性があるというのだ。研究チームの東大教授が、老化のメカニズムと「アンチエイジング治療薬」の可能性を解説する。
【著者プロフィール】
中西 真
なかにし・まこと●1985年、名古屋市立大学医学部医学科卒業。大学時代はサッカー部に所属しキーパーとして活躍。89年、同大学院医学研究科博士課程修了。同医学研究科基礎医科学講座細胞生物学分野教授などを経て、2016年4月より現職である東京大学医科学研究所癌防御シグナル分野教授に就任。21年1月15日、研究グループとして「老化細胞だけを死滅させる薬剤を老齢のマウスに投与し、加齢に伴う体の衰えや生活習慣病などを改善することに成功した」と米科学誌『サイエンス』に発表。 -
会社や学校で「居場所のなさ」を感じる
それは適応障害かもしれません――
職場では憂うつな気分で不調だが、会社を離れれば友達との飲み会にも行けるし、体調も問題ない――。自分の置かれた環境に適応できないことがストレス要因となり発症する「適応障害」。本人も周囲も“気づきにくい”のが特徴だ。うつ病と診断されることも多いが、うつ病の治療では完治しない。本書では、新型コロナで社会環境が激変するなか、患者の増加が予想されるこの病の兆候、対処法、治療法、接し方を精神科医が解説する。 -
累計10万部のベストセラー『発達障害』(文春新書)著者による最新刊! 「発達障害」のグレーゾーンとは? あらゆる疑問に答える一冊です! メディアに溢れる発達障害に関する情報は"玉石混交"であり、誤った情報が真実のように語られている場合も少なくない。薬物療法を一方的に攻撃したり、特定のサプリを"特効薬"と推奨したりする記事。「空気の読めない変わった人」に対しては、一般の人も、精神科医でさえも、アスペルガー症候群と決めつける傾向――。本書はこのような「誤解」の多い発達障害について、その事実(ファクト)を明らかにすることを目的として専門医である岩波明氏が執筆した。原因、症状、診断基準、治療法など発達障害の多岐にわたる疑問に岩波氏が答える形式をとっているため、気になる項目だけ読むこともできる。
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