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『新書、地理、めがイラスト、1001円~、0~10冊』の電子書籍一覧

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  • 〈東京のマフィア・ボス〉と呼ばれた男の視点で暴く「闇経済」の戦後史!

    六本木のレストラン〈ニコラス〉はジョン・ウェインから力道山、皇太子までも出入りする「梁山泊」でありながら、ヤクザの抗争の場にもなっていた……。
    混迷の戦後東京、米兵として来日したニコラ・ザペッティは、ヤミの軍需品横流しで資金を集め、六本木のレストラン〈ニコラス〉を伝説的な「梁山泊」へと育てていく。〈東声会〉、CIAから力道山、フランク・シナトラ、果ては皇太子までも接点を持った〈東京のマフィア・ボス〉の壮絶な半生を描く傑作、待望の復刊。
    日米比較文化論の旗手が、高度成長とオリンピックに隠された〈ニッポン〉の闇をあぶり出す。約100頁の執筆ノートも収録。

    【「はずれ者(アウトサイダー)」が「東京」を作った】
    ◆極道尾津組が仕切るヤミ市〈光は新宿より〉
    ◆六本木〈クラブ88〉は力道山が暴れて潰した
    ◆東声会と住吉会が銃で抗争した上野、新橋
    ◆渋谷の組長から映画俳優になった安藤昇

    【本書の主人公を取巻く面々】
    ◆海老原博幸 日本人初のWBC世界王者はニコラが素質を見抜いてボクシング・ジムを紹介した。
    ◆町井久之 1500人以上を抱える暴力団〈東声会〉のボスがニコラの後ろ盾となった。
    ◆エヴァ・ガードナー ハリウッドのスター女優は来日時、ニコラの店で羽目を外した。
  • 1,430(税込)
    著者:
    森浩一
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    古代史を科学的考古学で読み直した画期的名著

    伊勢と出雲、ヤマトタケル、天皇陵古墳……『古事記』と『日本書紀』は歴史であると同時に物語だ。遺跡発掘による史料を加え考古学的な検証スタイルを確立した「古代学」の第一人者が日本古代史を読み直す。
  • 1,386(税込)
    著者:
    渡辺 清
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    「不沈艦」が沈むまでの戦場の現実を描いた戦記文学の傑作、復刊!

    「おれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ……。」

    “不沈艦” 神話を信じ、乗り組んだ船で見たのはあまりに悲惨な戦場の現実だった――全長250m超の大和型2番艦「武蔵」は1944年10月、日本の存亡をかけたレイテ沖海戦へと出航する。アメリカの航空戦力を前になすすべなく、主砲も沈黙するなか、「おれ」が選んだ道とは? 組織内暴力や上官の不条理、無差別に訪れる死。実際の乗艦経験をもとに、戦場の現実を描いた戦記文学の傑作。鶴見俊輔氏の論考も再録。 解説・一ノ瀬俊也

    ◆主砲の制御装置が魚雷一本の振動で故障、航空機には通用せずあえなく廃棄
    ◆「鬼」と恐れられていた上官が戦闘では遁走
    ◆元小学校教師は爆弾に吹き飛ばされ、十六歳で志願した少年は足を失い息を引き取る
    ◆沈没時は乗員よりも天皇の肖像写真の退避が優先された
  • 条約派を代表し、昭和天皇が篤い信任を置いていた元海軍大将による講話録!

    条約派を代表する海軍大将が残した名講話にして、日本海軍創設期を知る軍人による重要資料。
    昭和天皇が篤い信頼を寄せた男の、戦後に海自で行われた講話録。

    堀悌吉らと共に条約派の筆頭としてロンドン海軍軍縮条約締結に力を注ぐも、強硬派の艦隊派によって予備役に追いやられた海軍大将・山梨勝之進。
    昭和天皇の「人間宣言」の文案作成にもかかわる程、信頼を天皇から寄せられていた。
    海軍=薩閥の統領で、日露戦争時の海軍大臣も務めた山本権兵衛に仕え、海軍創設期の記憶も引き継ぐその男が最晩年に力を注いだのは、海上自衛隊幹部学校で行った講話だった。
    昭和史研究者が名著と推してきた作品、復刊。

    ■東郷平八郎は、日本海海戦より黄海海戦を重視したいと言っていた。
    ■山梨「日本の取り組んだ軍縮(ワシントン・ロンドン海軍軍縮会議)は、相手がアメリカであり、軍人にとってはこの軍縮は弾丸を打たない戦争であった」
    ■秋山真之は「相手が弱いときは先制の方が得だが、相手が強いときは、先制は危ない」と言った。


    【目次】
    序にかえて 橋口収
    まえがき 中山定義・中村悌次・市來俊男
    第一話 アメリカ海軍とファラガット提督
    第二話 日清・日露戦争から第二次世界大戦までの日本の歩み
    第三話 ワシントン・ロンドン海軍軍縮会議
    第四話 ナポレオンの活躍とイギリス海軍
    第五話 川中島合戦
    第六話 第二次アメリカ・イギリス戦争
    第七話 アメリカの国民性
    第八話 ナポレオンとウェリントン
    第九話 チャーチルとその伝統
    第十話 兵術余話
    第十一話 曾国藩の用兵と論語・孟子・中庸
    山梨勝之進略年譜
    解説 戸高一成

    ※本書は、1981年10月に毎日新聞社より刊行された『歴史と名将 戦史に見るリーダーシップの条件』を新書化したものです。
  • その胸に抱くのは、天下を狙う野望か? それとも、政権への忠誠か?

    奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残る政宗の書状から、「野望」と「忠誠」がせめぎ合う、70年の生涯を読み解く。

    【目次(予定)】
    序章 伊達政宗の書状

    第一章 戦国大名・伊達政宗
     一、父と駆け抜けた日々
     二、苦戦する政宗
     三、南奧の覇者誕生
     四、家臣との付き合い

    第二章 豊臣大名・伊達政宗
     一、秀吉との出会い
     二、奥羽仕置と「政宗別心」問題
     三、朝鮮出兵と秀吉の死

    第三章 近世大名・伊達政宗
     一、関ヶ原合戦
     二、仙台開府と慶長遣欧使節
     三、大坂の陣

    第四章 元和偃武の世
     一、家康の死と時代の変化
     二、晩年の政宗

    終章 伊達政宗の人となりと死
     一、政宗の趣味と教養
     二、政宗の死

    おわりに
  • 1,430(税込)
    著者:
    山本茂実
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    『あゝ野麦峠』著者が遺した、戦記ノンフィクションの一大傑作が甦る!

    太平洋戦争末期、1944(昭和19)年2月に松本百五十連隊はトラック島に上陸した。
    本書は、松本を出営し、トラック島まで辛くもたどりつき、そこで敗戦をむかえる翌45年8月までの戦記である。

    太平洋における日本海軍の最大の根拠地トラック島防衛のため派遣されるも、連隊の主力はトラック島到着直前の二月十七日、
    米機動部隊のトラック島攻撃に遭遇し、その乗船を撃沈されて多数の人員と装備の全部を失うこととなる。
    その後、戦線が硫黄島などに進み、トラック島は補給の途絶したまま、とり残された。
    身一つで救助されてトラック島に到着した連隊主力は、その後の一年半を、空襲にさらされながら、陣地構築と飢餓との戦いを生き抜くことになる。

    生存者に徹底取材し、克明にして膨大なメモからまとめられた無名兵士たちの哀史。末端から見た戦争の実態!

    「この作品は「戦争という巨大な人間の奔流を、特定の個人の小さな私見でなく、多くの生き残り兵を取材して、その生きざまに取組んでみよう」としたものです。
    それがどれくらいかなえられたかはともかくとして、今にして思うとこの時の体験が次の作品『あゝ野麦峠』の手法を身につける為に、決定的だったということです」
    (山本茂実)

    ※本書は、1978年に小社より刊行された作品を復刊したものです。故藤原彰氏(1932-2003)の解説も再掲しました。底本には1979年の5刷を使用しました。
  • 膨大な書状には、将軍を取り巻く人々の思惑が、克明に記録されていた!

    大名の親子の間で交わされた膨大な書状が、熊本藩・細川家に残されていた。そこには、江戸幕府の体制が確立していく過程と、取り巻く人々の思惑がリアルタイムに記録されていた! 江戸初期を知るための必読書。
  • 島津はやはり強かった!? 譲らぬ兄弟の苦闘を描く、決定的評伝!

    九州統一戦の見事な勝利の数々、明軍相手の大勝利、関ヶ原の戦いでの敵中突破、西軍唯一の本領安堵――。「戦国最強」として世に名高い島津氏。しかし、通俗のイメージと学界のイメージが、これほど乖離している大名はいない。実は歴史学者の間では、満足に家臣を統率することもできない、「弱い」大名として理解されてきた。
    家の存続という目的は同じながら、異なる道を選び、譲らぬ兄と弟。言うことの聞かぬ家臣、内政干渉する豊臣政権、関ヶ原での敗北を乗り越えながら、いかにして薩摩藩を築き上げたのか。戦国島津氏研究の第一人者による、圧巻の評伝!

    【目次】
    第一部 戦国期の義久・義弘兄弟―ふたりが目指したもの―
     第一章 島津氏の源流と戦国大名島津氏
     第二章 義久・義弘兄弟の三州統一戦
     第三章 戦国島津氏権力のイメージと実態
     第四章 義久・義弘兄弟にとっての九州統一戦

    第二部 豊臣政権との関係―義久・義弘兄弟の反目―
     第一章 降伏直後の島津領国―混乱と領国経営破綻―
     第二章 義弘の「豊臣大名」化と島津久保の家督継承内定
     第三章 義久・義弘兄弟の対立表面化と「唐入り」準備
     第四章 「日本一之遅陣」と島津歳久成敗
     第五章 島津忠恒の世嗣承認と文禄の「太閤検地」
     第六章 慶長の役と秀吉の死、朝鮮からの撤退

    第三部 庄内の乱と関ヶ原の戦い―晩年の義久・義弘兄弟―
     第一章 忠恒の家督継承と伊集院忠棟誅殺
     第二章 庄内の乱
     第三章 関ヶ原の戦い―義弘が寡兵だったのはなぜか?―
     第四章 関ヶ原の戦後処理―徳川家康との和平交渉―
     第五章 琉球侵攻とふたりの晩年

    おわりに―島津義久・義弘の人物像―
  • 無口? 直江兼続に任せきり?  気鋭の上杉氏研究者による決定的評伝!

    軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。義兄と争った「御館の乱」、絶体絶命の危機に陥った織田信長の攻勢、「北の関ヶ原」と敗戦による危機……。かつて東国で覇を競った武田、北条が滅びるなか、上杉だけは生き残りを果たす。戦国大名最後の世代として、戦国、織豊、江戸と時代の転換期を生き抜いた、その六十九年の生涯を描く決定的評伝。

    【目次】

    はじめに

    序章 上杉景勝の実家、上田長尾一族

    第一章 戦国大名・景勝
    一、生い立ち
    二、謙信と喜平次
    三、御館の乱
    四、信長との対決
    五、「六十余州越後一国を以て相支え」

    第二章 豊臣大名・景勝
    一、秀吉と景勝
    二、東国仕置
    三、権中納言景勝

    第三章 会津国替えと関ヶ原合戦
    一、豊臣家大老景勝
    二、会津征討
    三、幻の関東討入り計画

    第四章 米沢領三十万石
    一、米沢中納言景勝
    二、米沢城下と藩制の整備
    三、景勝のよこがお

    第五章 米沢藩祖・景勝
    一、景勝の嗜好と周辺
    二、大坂の陣
    三、元和偃武と移りゆく世界
    四、景勝最後の軍役「最上御勢遣」
    五、景勝の遺命

    終章 その後の上杉家

    おわりに
    主要参考文献
  • 激動の戦国時代を生きた「三英傑」の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の家臣団の実態に迫る!  家系図を多数掲載。
    合本版特典として、織田・豊臣・徳川家臣団の「家紋」解説を収録。

    『織田家臣団の系図』は、織田信長を軸に、父・信秀時代、家督相続から本能寺の変まで、激動の戦国を駆け抜けた織田家臣団を地域別に徹底分析! 羽柴秀吉・柴田勝家・明智光秀・荒木村重……天下統一を目指した組織の実態とは?

    『豊臣家臣団の系図』は、豊臣秀吉を軸に、豊臣の家臣団を「武断派・文治派」の視点で分析。「武断派」は「小六・二兵衛・七本槍」の3世代別に解説。本流「文治派」についても詳説。知られざる豊臣家臣団の実態とはどのようなものだったのか?

    『徳川家臣団の系図』は、徳川家康の近親と松平一族、三河譜代の家老、一般家臣、三河国衆、三河以外の出身者の順に、主要な家臣の系図をひもとく。そこから浮かび上がる人間関係により、徳川家臣団の実態に迫る。

    合本版特典として、織田・豊臣・徳川家臣団の「家紋」解説を収録。

    ※本作品は『織田家臣団の系図』、『豊臣家臣団の系図』、『徳川家臣団の系図』単体作品3冊を1冊にまとめた合本形式に、特典を追加収録した電子書籍です。
    単体作品の販売、配信もございますので、重複購入にご注意ください。

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