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『まんがびと、Bowing Man(実用)』の電子書籍一覧

1 ~19件目/全19件

  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    ビジネスの世界では、業務効率化を進める目的で、「仕組み化」というものが積極的に取り入れられている。

    この「仕組み化」では、「いつでも・どこでも・誰でも」同質の結果が得られることを実現するための「マニュアル化」に加えて、効率的なビジネスモデル構築や市場調査・分析などのための、「フレームワーク」の概念が活用されている。

    現在に至るまで、数多くのフレームワークが提唱され、各所で応用されているとのことである。

    研究の世界でも、研究計画立案から成果発表までの流れの中で、仕組み化の考え方を取り入れることによって、これまで以上の効率化ができるかもしれない。

    複数人数でチームを組んで行う共同研究でも、仕組み化の考え方は「皆で一つのテーマについて考えて、意義ある成果を確実に獲得する」という目的に活かすことができるだろう。

    本書では研究活動、特に理工系の共同研究において、仕組み化の考え方をどのように応用するかということに関して、考えてみたい。

    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    理学博士。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有し、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))


    【書籍説明】

    昨今、仕事と生活の調和、すなわち「ワークライフバランス」が重要視されるようになっている。

    もちろんこれは、研究教育活動に携わる人にとっても、無縁な話ではない。

    やや大雑把な言い方だが、研究者とは、自分の元々持っている趣味趣向の延長にあるものを「生業」として、とことん深掘りしているような人々である。

    そのため、人によっては、自分の興味、好奇心の赴くまま、ひたすら研究活動に没頭するような場合もあるだろう。

    そうなるとワークライフバランスの方も、変調を来すことは避けられない。

    その意味では、むしろ研究者こそ、ワークライフバランスについて、これまで以上に真剣に考える必要があると言える。

    ただ、研究者のワークライフバランスに影響を与えるものは、研究や教育の活動だけではない。

    カネや人間関係絡みの問題の方が、研究自体よりもずっと大きな問題になること
    も、しばしばである。

    そして研究者も人間である以上、ワークの方が好調ならば、それで良いというわけには行かない。

    本書では、研究者のワークライフバランスに関して、ごく簡単にではあるが考えてみたい。



    【目次】
    1章 研究者にありがちな気質と生態
    2章 「のめり込み気質」とどう向き合うか
    3章 研究に絡んだ種々の問題
    4章 ポストに関する諸々の問題
    5章 誰も皆、普通の人間
    6章 自己満足という罠


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    理学博士。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有し、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))


    【書籍説明】

    当然のことだが、分野を問わず全ての研究者は、それぞれの「専門分野」というものを持っている。

    研究者は、自分の専門分野に関係するテーマについて、日々の研究活動を行っている。

    ある特定分野の中のテーマを、集中的に深掘りするような研究スタイルを取る人は、「スペシャリスト」と呼ばれる。

    しかし人によっては、手掛ける研究テーマが、自分の専門分野のみならず、複数の分野にまたがっていることも珍しくない。

    このような傾向の研究スタイルを取る人々は、「ゼネラリスト」と呼ばれる。

    研究に携わる人々の中には、どちらのスタイルが自分に合っているかなどについて、考えたことがある人もいるだろう。

    しかし、どちらが絶対的に正しいものでもないので、これまであまり深く考えたことはない人の方が、実は圧倒的多数かもしれない。

    自分自身の研究スタイルについて、自己分析など交えて具体的に考えてみることは、決して無駄にはならない。

    むしろ、今後の研究活動をより有意義かつ有利に進めるための、大きな助けになるはずである。

    本書では、両スタイルの良い点悪い点、注意すべき点などについて、ごく簡単ではあるが考えてみたい。


    【目次】
    1章 スペシャリストvsゼネラリスト
    2章 スペシャリストであること
    3章 ゼネラリストとして振る舞うこと
    4章 結局、どちらが自分に向いているか
    5章 「万能」という言葉の危うさ


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    理学博士。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有し、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    大学や国の研究機関、民間の研究施設で日夜研究に励む研究者も、いつも順調に研究を進めているわけではない。

    何らかの問題で、行き詰まることもしばしばである。

    それは、今現在手掛けている研究が、どうにもうまく行かないことが原因かもしれない。

    自分の能力のせいなのか、どこかでやり方を間違えたか、はたまたテーマ自体が悪いのか、しばし考え込んでしまうような事態である。

    あるいは、研究自体ではなく、研究活動を取り巻く「環境」の方に、重大な問題があるのかもしれない。

    人間関係の問題、資金不足、時間不足など、研究活動に影響を与える要素は、数多く存在する。

    いずれにしても、思い通りに研究が進まないというのは、多大なストレスが溜まるものである。

    研究者も、もちろん普通の人間である。

    そんな時は、苛立ちを何処かにぶつけたくもなるし、場合によっては人目も憚ることなく、大泣きしたくなるようなこともあるだろう。

    本書では、そういう状況が起こる原因と、対処の方法などについて、簡単にではあるが考えてみた。

    研究活動に行き詰まりを感じている研究者の方々に、少しでもヒントとなるところがあれば幸いである。



    【目次】

    1部 研究そのもので行き詰まるとき
     1章 研究が上手く行かないとき
     2章 モチベーションが上がらないとき
     3章 やはり仲間は大事
    2部 研究の環境で行き詰まるとき
     1章 一番大きな問題の元は人間
     2章 危険はなるべく事前に避ける
     3章 潰される前に逃げる



    【著者紹介】

    Bowing Man(ボウイングマン)

    理学博士。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業で研究活動を行ってきたので、それなりに色々見たり聞いたり経験したりしている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    研究者にとって、絶対必要なものが一つある。

    それが「研究テーマ」である。

    自分の研究テーマを一つも持たない人は、たとえ研究の現場に身を置いていたとしても、当然ながら「研究者」とは呼ぶことができない。

    学生は、所属した研究室で扱っている主要テーマに関係したものを、学位論文の研究として取り組むことになる。

    テーマの選び方も様々で、指導教員が提示した選択肢の中から選ぶ場合もある。

    あるいは研究室で扱っているテーマの範囲内で、自分自身でしっかり考え、教員とよく相談しつつ決めるかもしれない。

    大学教員や国の研究機関の研究員なども、それぞれ研究テーマを持ち、日々取り組んでいる。

    民間企業の研究施設の人々も、その企業の目指すところを加味しつつ、様々なテーマに向き合っている。

    研究者は、自分の研究テーマをどのように選んで、実行に移しているのだろうか。

    本書では、研究に携わる人々がどのようにテーマを決めているのか、大学の理工系に関する場合が中心ではあるが考えてみた。

    テーマについて思案する研究者、あるいはこれからそれを選ぼうとしている学生の方々に、何らかの気付きとなる所があれば幸いである。

    【目次】
    1章 大学生はどのようにテーマを決めるか
    2章 大学院での研究テーマの展開
    3章 発想・着想の源を育てる
    4章 スペシャリストかゼネラリストか
    5章 スペシャリスト+ゼネラリスト
    まとめ 根本は「知的好奇心」の赴くところ

    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。

    最近の興味は、自然科学方面よりもむしろ、論文発表の倫理問題や、研究の現場におけるハラスメント問題などの方に向いている感がある。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    偶然、思いがけなく幸運な発見をすること、あるいはその能力。

    それが「セレンディピティ」である。

    自然科学では、このセレンディピティによって、幾つもの重要な発見がなされている。

    セレンディピティとは偶然や幸運によるものではあるが、研究の世界においても、決して馬鹿にしてはいけないものである。

    言い換えるならば「幸運な閃き」とでも言うべきこの現象・能力は、どのようにすれば得ることができるのだろうか。

    閃き自体は意図せずやってくるものと言っても、何もせず、ただぼんやりしているだけでは駄目だろうとは、恐らく誰もが思うことだろう。

    また、その閃きを確実に掴み、ちゃんとした研究成果として結実させられなければ、全く無意味である。

    偶然得た閃きをその場限りで失ってしまうことなく、一つの研究成果として適切に育て上げるための技術と心構えが、研究者には必要とされる。

    本書では、研究の世界でも無視できない「セレンディピティ」について、偶然から成果を生み出すためにすべきことと、「それをやっている限りはセレンディピティなどまず望めない」という事柄について、考えてみたい。


    【目次】
    1章 偶然を必然へと引き寄せる
    2章 気付きの元を大事にする
    3章 着想を正しく育てる
    4章 がむしゃらは無駄の極致
    まとめ するべきこと・するべきでないこと


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    理学博士。専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    「自己管理」(セルフマネジメント)は、当然ながら学術研究の世界においても、大変重要である。

    自己管理が満足にできないと、ただ時間を浪費するばかりで、何の研究成果も挙げられず、日々発生する細々とした仕事にのみ忙殺されることになる。

    しかもそれらの仕事も満足にこなせず、周囲からの評価を下げ、自分自身のモチベーションも下がるということも起こるだろう。

    「大学教員は様々な仕事があって大変なのだから、一つ一つ丁寧かつ完璧にやっている時間などない」というような苛立ち混じりの声も、当然あると思う。

    大学教員に限らず多くの研究者は、同時に幾つもの仕事をこなさねばならないような、厳しい状況に置かれているものである。

    それはもちろん事実だが、「では、それらをうまく処理するために、何かしているのか?」と問われると、曖昧な返答しかできない人も、結構いるのではなかろうか。

    本書では、研究者が日々の仕事で陥りがちな問題と、自己管理のために重要なこと、そして自己管理の基本的な技術について述べてみた。

    本書が、自己管理の一助になれば幸いである。

    【目次】
    1章 ただ居残ることに意味はない
    2章 だらだら進めても無駄なだけ
    3章 締め切りを設定する
    4章 機会と優先順位を見極める
    5章 したこと、すべきことを見極める
    6章 作業の段取りを見極める
    まとめ 研究者の自己管理


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。

    路上観察者としての自己管理術(?)は、

    「行きと帰りの道を別々にして、出会いの機会をなるべく増やす。そのために脚力を維持し続ける」

    というものである。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    学問の研究では、ある特定のテーマについて調べて考察を加え、得られた結論を論文などの形で広く発表する。

    研究においては、全てのプロセスにおいて「筋の通った」、「理に適った」考え方が求められる。

    特に重要な「論文執筆」においては、好き勝手書くことは許されず、得られた結果のみを客観的、論理的に記載しなければならない。

    しかし、ある程度研究活動を続けていると、時として「何のためにこれをやっているのか」、「次にやるべきことは何か」など、
    大切な事柄がいつの間にか消え失せ、ただ単に何かの作業を繰り返しているだけということも起こり得る。

    あるいは、いざ書こうとすると、どういうわけか全く書けないということもある。

    さらに酷い場合は、論文の基本的な書き方自体が、分からなくなっているということすらある。

    いずれも、論理的に物ごとを考えられているかという部分に、重大な問題が発生している状況と言える。

    本書では、いかに「論理性」を保ちつつ研究を進めるか、特に論文執筆ではどうするかということについて、考えてみたい。

    特に大学生や大学院生、そして若手研究者の皆さんに、少しでもヒントになるところがあれば幸いである。

    【目次】
    1章 論理的思考を実行できているか
    2章 書けない理由は何か
    3章 論文の書き方に小細工は無用
    4章 凝り固まる原因とは
    5章 自分自身をロジカルに分析する
    6章 ロジカルシンキングでも難しい問題


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    「研究者」とは「研究する者」、つまり自然や人間、社会などの様々なことを、学問的に研究している人々のことである。

    研究者の仕事は、人間社会をより良く発展させていくために、必要不可欠である。

    高校生や大学生の皆さんの中には、将来そのような仕事に就きたいと考えている人もいるだろう。

    しかし当然ながら、「自分は研究者に向いているのだろうか?」という不安もあると思う。

    学力などの能力面では問題ないとしても、性格的に向いているのかどうか、という不安である。

    ここで結論的なことを先に言ってしまうと、「大部分は大丈夫」である。

    とは言ったものの、やはり「こういう人はあまり向いていないかもしれない」的なことも、実際に研究の現場では、しばしば見掛けるものである。

    本書では、その「大部分」から外れた、研究者としては難しいかもしれない特徴について、幾つか簡単に挙げてみた。

    学生の皆さんが進路を考える際の、一つのヒントとなれば幸いである。


    【目次】
    1部 研究者とはどんな人
     1章 色々な人がいる
     2章 オタク的な気質の有無

    2部 研究者に向かない人々
     1章 単なる情報コレクター
     2章 独りで生きる隠者
     3章 社交性・協調性のない人
     4章 完全に受け身な人
     5章 段取りがおかしい人
     6章 書けない人
    まとめ 大体は大丈夫。しかし……


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    ビジネス書には「思考術」や「時間術」など、役立つテクニックを教えるものがある。

    学術研究に従事する研究者にも、それらのテクニックは大変有用であり、大いに参考にすべきところが多い。

    実際、研究者や大学院生の中には、そうしたテクニックを参考にしつつ、日々の研究活動を進めている方々も少なくないだろう。

    しかし研究活動が思うように進まなかったり、無意味なことを繰り返したりすることは、しばしば起こるものである。

    一定のノルマや提出期限が決まっているような研究に起こる問題もあるし、そのような縛りがない形の研究活動の中で、起こりがちな問題もある。

    大学などの教育研究機関、民間企業の研究施設の別を問わず、研究者が得るべきものは「成果」である。

    しかしどのような環境でも、成果を得るまでに思わぬことで遠回りしてしまうことは、誰しも経験しているのではなかろうか。

    本書では、「なるべく無駄、無意味なことを避けつつ、成果に辿り着くためのヒント」について、幾つか考えてみた。

    非常に基本的なことばかりと思うが、何か良い気づきに結びつくことがあれば幸いである。


    【目次】
    1章 スキル、テクニックに固執しない
    2章 「がむしゃら」から脱却する
    3章 結論ありきで突っ走らない
    4章 「自分だけが頼り」と思わない
    5章 車輪を再発明しない
    6章 作業工程への想像力を養う
    7章 ゆとりと無駄・無意味は違う


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。路上観察によって、心のゆとりを得ている。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    高校で選択できる理科系科目の一つ、「地学」。

    高校生の皆さんが、地学を選択する理由は様々だろう。

    単純に「面白そうだから」という理由で選択する人もいるだろうし、「地味な気もするが、内容的に自分に向いていそうだ」と思った人もいるだろう。

    そして大学で、「地球科学」に関する学科に入った大学生の皆さんも、その動機はやはり様々だろう。

    「興味があるから」という理由が多数派だろうが、中には、「調査などで色々な所に旅行できそう」と思った人もいるかもしれない。

    (期待は裏切られているかもしれないが……)

    他の学科の学生の中には、教養科目として地球科学に触れ、「世の中の何の役に立つのだろう?」と思ったりした人も、いるのではなかろうか。

    地球科学を専攻する学生の中にも、内心ではそんなことを漠然と感じつつ、何となく日々の講義や実習などに向き合っている人がいるかもしれない。

    しかしここで最終結論的なことを先に言ってしまうと、「地球科学がないと、色々と困る」のである。

    本書では、その辺りについて、ごく手短に記載してみた。

    学生の皆さんの、地球科学(および高校地学)に対する意識が、良い方向に変わることを望みたい。


    【目次】
    1章 地学は人気がない?
    2章 様々な分野、様々な繋がり
    3章 過去、現在、そして未来を知るために
    4章 「何の役に立つのか」と言われることも
    5章 大学で地球科学を学んだその先は


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。

    分析系および手法開発系なので、地球科学関係では、特定のフィールドを持ったことがない。

    しかし環境方面では、東南アジアのある地域をフィールドとしている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。

    趣味の方では、完全なフィールドワーカーである。

    もちろん動機は「面白いから」、これに尽きる。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    自然現象や人間社会など、様々な分野の事柄について学術的に研究する人々。

    それが「研究者」である。

    多くの研究者と呼ばれる人々が、大学や国の研究機関、また民間企業の研究施設などで、研究に従事している。

    大学の学部生の中には、将来自分がなりたいものとして、研究者が候補の一つに上がっている人もいるだろう。

    しかし、「自分は研究者に向いているだろうか?」、「そもそもどうすればなれるのだろうか?」など、不安や疑問を抱いているかもしれない。

    本書では、そうした諸々の「気がかりな点」などについて、完璧な答えとはいかないものの、実際の状況や流れなどについてごく簡単に紹介してみた。

    主に理工系を想定しているが、基本的には文系方面にも共通の部分は多いはずである。

    大学生だけではなく、ある程度将来の進路が見えている高校生の方々にも、今後の進路を考える際の参考になればと思う。

    研究者に対して抱いていたイメージが、自分の中で膨らませただけのものから、大幅に書き換えられることだろう。

    本書が、将来の進路を選ぶ際の一助になれば幸いである。

    【目次】
    1章 研究者のイメージとは?
    2章 自分は研究に向いているか?
    3章 学んでいることに迷いを感じる場合
    4章 大学院に進むべきか
    5章 大学院を受験する
    6章 大学院で学位を取る
    7章 学位を取得した後は


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。

    学部生、院生、そして学位取得後しばらくは隕石の鉱物学的研究をやっていたが、いつの間にか飲料水の安全性や、第四紀の火山活動の方が、主な研究課題となっていた。

    一見すると全く別種の物質を扱っているわけだが、地球化学(geochemistry)としては共通の手法と思考法を使える部分も多々あるので、特に違和感も感じていない。

    むしろ、扱う対象の「引き出し」を複数持てることは、大変良いことだと考えている。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    日夜研究に励む研究者でも、どうにも「やる気」が出ないことはある。

    研究者もごく普通の人間である以上、それは当然のことである。

    また、やる気がどうにも長続きせず、途中で嫌になることを繰り返しつつ、日々の業務を何とか進めている人もいるだろう。

    研究活動に対するモチベーション(動機付け)が保てず、迷いや不安を感じている人や、仕事そのものに取り組む意欲が、どうにも出てこない人もいるに違いない。

    本書では、そうした「どうもやる気が出ない」、「集中力が持続しない」と感じている研究者に、
    「こんなことで案外とやる気が取り戻せるのでは?」という、ごく簡単なヒントについて考えてみた。

    主に大学教員やポストドクター(ポスドク)の場合を想定してはいるが、基本的な部分では、研究機関や民間企業の研究者の方々にも、通じるところは多分にあると思う。

    また、研究の最も初歩の段階にある学部生や大学院生の方々、また学位取得間もないポスドクや助教の方々も、しばしばこの「意欲減退」問題に悩まされることはあると思われる。

    そういう場合に、本書が幾らかでも助けになれば幸いである。


    【目次】
    1章 「やる気」を失う時
    2章 よく寝て、よく遊ぶ
    3章 身になることをする
    4章 やる気を下げるもの
    5章 心そのものが磨り減っている場合
    まとめ まずは、休もう


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
    年を追うごとに睡眠時間が少なくなっている気がするが、もしかすると「あまり長く寝ていると勿体ない」という加齢的(?)な焦りなのだろうか……などと、ちょっと自己分析してみたりする今日この頃である。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    大学や研究機関、民間企業の研究所などでは、多くの研究者が日々、研究活動に従事している。

    研究者も当然、普通の人間であり、その性格、個性も様々である。

    そしてこれも当然のことだが、研究活動を行うのは、人間である。無個性な機械や人工知能ではない。

    人間が行うものである以上、研究活動の進め方にも、それぞれの個性が多かれ少なかれ、反映されるものである。

    従って、その人の個性、性格が研究活動に与える影響を、考えることが必要となってくる。

    その人の性格によって、作業が他の人よりも効率的に進んだり、思わぬところで停滞したり……ということもあるだろう。

    だとすると、自分の性格や行動様式、つまり自分がどんなタイプかを知ることは、より効率的に研究活動を進めるために、非常に有益と思われる。

    本書では、学部生や大学院生も含む研究者の方々が、自分のタイプを知ることの重要性について考えてみた。

    本書が、より円滑な研究活動の助けになれば、幸いである。

    【目次】
    1章 誰も皆、普通の人
    2章 意思決定のタイプ
    3章 意思決定を最適化する
    4章 良くない性質も利用の余地あり
    5章 何が研究の原動力か
    まとめ 自分のタイプを知ろう


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、流浪の旅を続けている。
    これまで研究に費やすパワーの多くを、怒りで賄ってきたような気もするが、別に常時怒り狂っているわけではない。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    理系、文系問わず、学術研究に携わる者には、絶対に逃れられないことが一つある。

    それは「文章を書くこと」である。

    すなわち論文や学会の予稿、また研究費獲得のための書類など、文章を書くことからは逃れられない。


    そして同時に、「文章を読む」ことも、あらゆる場面で付いて回る。

    良い研究を行うためには、様々な資料にあたり、最大限度活用することが絶対に必要である。

    つまり読むことは、研究活動の「基礎の基礎」である。


    「読めなければ、書けない」という言葉を、筆者は学生の頃に聞いた記憶があるが、これまで経験した限りでは、それは紛れもない事実であると確信できる。

    研究論文を書くためには、的確に「読む」ための能力がまず必要である。

    また、文章を書く能力も、文献を読むことによって培われる部分が必ず存在する。


    本書では、特に学生やポスドク、助教など若手研究者に向けて、研究に活かせる読書や文献の活用、論文への文献引用の基礎、文献の検索などについて、簡単に述べた。

    ただ、論文執筆作法的な話はともかく、読書に関する趣味趣向や方法は、人によって千差万別だろう。

    あくまでもちょっとしたヒントとして、気楽に読んでいただければ幸いである。



    【目次】
    1章 基礎知識として何を読むか
    2章 研究の役に立つ本とは
    3章 「漫画で学ぶ」系の本は役立つか
    4章 文献をどう読み、どう引用するか
    5章 引用文献をどう扱い、どう探すか
    まとめ 読むことは基本中の基本


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、さすらいの旅を続けている。

    この本を書いている最中に読んだ本は、「ジョニー・ライデンの帰還」22巻(Ark Performance、2021)であった。

    もちろん、研究とは全然関係ない。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    今この瞬間も、日本全国の大学で、多くの博士課程の学生が、研究者を目指して日夜研究に励んでいることだろう。

    しかし学位を取得しても、皆が皆すぐに、助教などの大学職員になれるわけではない。

    そういう人々はほんの一握りの、幸運な存在である。

    大抵は、任期が1~3年程度の「研究員」的な立場、すなわち「ポストドクター(ポスドク)」として、研究活動を行うことになる。

    1990年代以降の大学院重点化以来、学位を取ってもポストのない「オーバードクター」は数を減らしたという。

    しかし現在は、ポスドク後のポスト不足という、結局のところ元の木阿弥のような問題も起こっている。

    ポスドクの苦難は、しばらく絶えることはなさそうである。

    本書では、ポスドクの立場にある研究者の皆さんが、今後研究活動を進めるうえで「こうすればポスドク生活をうまく送れるのでは」的な「心得」を、6か条に分けて紹介した。

    本書では主に理工系の場合を想定しているものの、基本的な考え方としては、文系の方々にも通じるところがあると思う。

    現在まさにポスドクの方々のみならず、これから学位を取ろうとしている学生の方々の、今後の研究活動の助けになれば幸いである。

    【目次】
    第1条 もはや学生ではないと心得よう
    第2条 与えられた状況で最善を尽くそう
    第3条 教育の仕事も気に掛けておこう
    第4条 良い人脈を持つようにしよう
    第5条 成果がすぐに出ずとも焦らずに
    第6条 研究だけが人生ではない!


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。

    専門は地球科学および環境科学。

    複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、さすらいの旅を続けている。

    おかげで実にいろいろな状況や人間模様を見られたが、その多くはなかなかシビアなもので、「楽しい思い出」とは言い難いものばかりなのがちょっと問題である。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    大学や各種の研究機関で、日夜研究に励む研究者たち。研究者も当然、人間である。人間が寄り集まって何かをする以上、何らかの摩擦、いざこざ、小競り合い的なものは付きものである。

    研究室やゼミなどに所属した学生の方々や、学位取得後間もないポストドクター(ポスドク)や助教の方々の中には、これまで見たこともないような「ヘンな人」が指導教員や上司になって、戸惑いを感じている人も少なくないだろう。

    また、これまで見たこともないような「奇妙な状況」にも、出くわしているかもしれない。本書では、それらの中の幾つかについて、ごく簡単に紹介した。

    指導教員や研究グループを選ぶ際の、「こういうこともあるかも」という心構え、あるいは「覚悟」として、本書に挙げたケースを知っておくことは決して無駄ではない。

    実際に問題に出くわした時に、本書が冷静に対応する手助けになればと思う。

    また、指導教員や受入教員になる立場の方々は、本書で紹介されたケースが、「もしかしたら自分も気づかないうちにこんなことを……」と、我が身を振り返るきっかけになるかもしれない。

    訴えられる前に気づくための、ある種のきっかけになれば幸いである。


    【目次】

    1部 研究教育現場の厄介な人々
    ・1章 暴君タイプの人々
    ・2章 暴君タイプのリーダー
    ・3章 暴君タイプへの対処
    ・4章 嘘つきタイプの人々
    ・5章 嘘つきタイプへの対処

    2部 ジェンダー絡みの不穏な状況
    ・1章 時代錯誤な人々
    ・2章 時代錯誤な状況の予防と対処


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、さすらいの旅を続けている。
    これまでの職位や立場もなかなかバラエティ豊かだったが、それらはむしろ有益な経験であったと思っている。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    日本全国の大学や研究機関では、多くの研究者が、日々精力的に研究活動を進めていることだろう。

    しかし研究者の皆さんは程度の差こそあれ、ふと行き詰まりを感じたり、なぜ作業がうまく行かないのかと悩んだりすることもあるだろう。

    あるいは、なぜうまいこと成果が出ないのかと、いらだちを感じることもしばしばだろうと思う。筆者ももちろん、例外ではない。

    本書では、研究活動を進めるための、「こうすればもっとスムーズに進められるのでは?」、「こういうことが必要なのでは?」というようなヒントやテクニック的な事柄について、8か条に分けて紹介した。

    主に理工系の場合を想定しているものの、基本的な考え方の部分では、文系の方々にも役立つところがあると思う。

    特に、これから学位を取ろうとしている学生の方々や、学位取得間もないポストドクター(ポスドク)や助教の方々の、幾らかでも助けになれば幸いである。

    また、これまでの長い研究活動で少々「疲れてきた」シニア研究者の方々、そして中堅世代の方々も、大変差し出がましいとは思うが、行き詰まりを少しでも取り払うきっかけになれば……と思う。

    【目次】
    第1条 スキルだけで満足するな
    第2条 大物狙いもほどほどに
    第3条 がむしゃらにも頭を使え
    第4条 失敗データは成功の元
    第5条 手抜きに手を抜くな
    第6条 文章を書く癖を付けよ
    第7条 頼れるのは研究の友
    第8条 研究力は「総合力」


    【著者紹介】
    Bowing Man(ボウイングマン)
    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、さすらいの旅を続けている。
    分析装置を動かしたり数理統計的処理をしたりする理系の者であるが、言動や雰囲気的に「あまり理系らしくない」と言われることがしばしばある。
    しかしそれはある意味、なかなか有効な武器にもなり得ると考えている。
    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    大学や国の研究機関、民間の研究所でもそうだが、いわゆる研究職の人々は、「自分の研究で得られたことを論文にして世に広く発表する」ということが、当然ながら最も重要な仕事である。

    ポストドクター(ポスドク)や助教、そして大学院生といった若手研究者の皆さんは、「どんどん研究して論文書くぞ!」と張り切って、研究に励んでいることだろう。

    しかし、あなたが投稿しようとしているその論文、気をつけないと、重大な不正行為につながってしまうかもしれない。

    第一に気をつけるべきものが、「ギフト・オーサーシップ」である。

    「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉があるが、「ギフト・オーサーシップは不正の始まり」なのである。

    本書では、この問題について簡単に述べるとともに、さらにそこから発生する問題にどう対処すべきかのヒントを示した。

    筆者の見聞きしたことや経験からの「助言」ということで、やや偏りなどもあるだろうが、役立つ部分も必ず見いだせるはずである。

    若い研究者が、このような「一見どうってことないが実は非常に怖い罠」などで、夢を絶たれないようにする一助となれば、大変幸いである。


    【目次】

    1部 ギフト・オーサーシップとは
     一章 ギフトは不正の始まり
     二章 「儀礼」という風習
     三章 様々な理由のギフト

    2部 オーサーシップと自分自身を守るために
     一章 コントリビューターシップという武器
     二章 「約束ごと」の罠
     三章 逃げるは恥でも負けでもない
     四章 逃げつつも一矢報いる選択肢
     五章 誰もが意識を変える時


    【著者紹介】

    Bowing Man(ボウイングマン)

    研究者。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く、さすらいの旅を続けている。

    しかしそのおかげで、理系・文系両方の様々なことを見たり聞いたりできているので、その点では意外と得をしている(?)とも言える。

    街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。

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