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『祥伝社、その他(レーベルなし)、1001円~、雑誌を除く(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全272件

  • シリーズ8冊
    1,1001,430(税込)
    著者:
    中村澄子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    累計部数125万部! カリスマ講師、待望の最新刊
    高得点が欲しければ、まずパート5です!
    無料・全問題文がスマホで聴けます

    だから、パート5の問題は重要なんです。
    パート5の英文が読めなければ、パート7の長文は読めません。
    パート7はパート5の英文のかたまりなのです。
    パート5と7ができればパート6はできます。
    また、文法のポイントを理解し、パート5の問題を頭からすらすら読めなければ、
    パート2、3、4のリスニング問題の英文を聞いても、理解できません。
    パート5の問題数はリーデイングセクションの3割ですが、
    英語力の弱い人が文法の基礎を固め、
    英文を読む練習をする際のスタートとして有効です。(著者)

    そうだったのか!
    「炎の千本ノック」を使うと
    自己最高点が達成できる7つの理由
    その1 著者本人が実際に毎回受験
    だから最新の出題傾向がよくわかる
    その2 1問あたりの解説が詳しい
    だから正解にたどり着くロジックが理解できる
    その3 持ち運びに便利なハンディサイズ
    だからスキマ時間をムダにしない
    その4 問題文の難しさと長さが絶妙
    だから本番で焦らない
    その5 全問題文が無料で聴ける
    だからリスニング対策に使える
    その6 索引が使いやすい
    だから復習が便利
    その7 コラムが充実している
    だから勉強が楽しくなる
  • 2,090(税込)
    著者:
    歌野晶午
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    著者の企みに舌を巻く! 哀しみと可笑しみの令和ミステリー

    小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。
    平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。
    それは僕の名前が太郎だから――(「彼の名は」)
  • 1,650(税込)
    著者:
    peco
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    わたしの子供時代、わたしが好きなもの、
    家族のこと、新たにスタートしたブランドのこと。
    いままでのわたしのすべて。
    結婚も出産も覚悟を持って決めた
    この先もっと大変なことがあっても大丈夫。
    ----------------------------------
    本書はpecoさんの初めてのエッセイとなります。
    2016年にryuchellさんと結婚し、2018年に男の子を出産。
    子どもの頃から自己肯定感高めに育てられてきたというpecoさんですが、
    どのようなご家庭で育ったのか、幼少期を振り返ります。

    また、大好きだったファッションについて、家族について、子育てについて思うこと。
    さらに、ryuchellさんとの出会いから結婚まで、その後2022年に夫婦という関係を解消し、
    これから新しい家族として同居も子育ても一緒にするという決断をしたこと、
    その発表に至るまでのリアルな気持ち、葛藤についても綴っています。

    本書は2022年、pecoさんが自分の言葉で伝えたいという思いから制作がスタートしました。
    結婚、出産、新しい家族になるという決断もすべて、強い覚悟と責任を持って決めてきたというpecoさん。
    彼女が強くなれる理由、その背景について綴ります。
  • 栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!
  • 野中郁次郎(一橋大学名誉教授 『失敗の本質』共著者)賛嘆す。
    『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」を受けた
    著者による、あらたな第二次世界大戦史。
    ********
    戦場を制するのは鉄でも血でもない――知性である
    著者は「用兵思想」という概念のメスを振るい
    第二次世界大戦の諸戦闘の本質を的確に洞察している
    読者は新鮮な驚きを禁じ得ないであろう
    野中郁次郎(一橋大学名誉教授 『失敗の本質』共著者)
    ********
    第二次世界大戦が終結して以来およそ八十年、
    戦後すぐに形成され、世界的に横行していた「伝説」や「神話」は、
    長足の進歩をとげた歴史研究によって打ち砕かれ、あらたな像が描かれつつある。
    本書は、そうした成果を取り入れ、主としてヨーロッパ戦線の戦闘を題材として、
    ともすれば旧来のイメージにとらわれがちだった日本での認識を刷新せんと試みた。
    戦略・作戦・戦術から成る「戦争の諸階層」、「指揮文化」、
    「戦闘有効性」――用兵思想の概念を用いた議論は、
    エル・アラメイン会戦やクルスクの戦い、アルデンヌ攻勢などの大戦闘を
    縦横無尽に解析し、戦乱が身近に感じられるようになった現代日本において、
    軍事の要諦を知るための必携書である。
  • 1,760(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    ベストセラー『ひと』 『まち』 『いえ』に続く感動の青春譚!

    わたしは母を傷つけた。たった一人の肉親を、言葉のナイフで――。
    あれから13年、後悔ばかりで大人になった。
    でも、孤独に負けずにいられたのは、母の、仲間の、「うた」 があったから。
    母がわたしを産んだ歳になった。今、わたしに、湧き出るものがある――。

    27歳の古井絹枝には、晴らすことのできない後悔があった。
    中学生の頃、地域の合唱団に所属する母に「一緒にうたおうよ」と誘われたものの、撥ねつけてしまったのだ。母が秘めていた想いも知らずに・・・・・・。
    大学時代、絹枝はバンドを組んでいた。
    ギター担当は伊勢航治郎。バンド解散後もプロを目指したが芽が出ず、だらしない日々を送っていた。
    ベース担当は堀岡知哉。バリバリ働く妻がいるが、自分はアルバイトの身で、音楽への未練も僅かにある。
    ドラムス担当は永田正道。大学卒業後、父が越えられなかった資格試験の壁に挑もうとするが・・・・・・。
    かつての仲間が、次の一歩を踏み出そうとする物語。
  • 傑作パニック小説『炎の塔』『波濤の城』『命の砦』につながるシリーズ前日譚
    精鋭揃いの消防軍団を目指せ!
    三カ月間続く地獄の研修に挫折寸前の女消防士が挑む!

    近年予想される首都圏直下地震に備えて設立された銀座第一(ギンイチ)消防署。
    日本中の精鋭を揃える最強の消防軍団だ。今回、新隊員を選抜するため、全国からエース級の若手30名が3カ月間の研修に招集された。
    メンバーのうち女性はふたり。
    そのひとりが神谷夏美だった。体力も技能も劣る夏美がなぜ選ばれたのか?
    脱落率は91%。一歩間違えれば、自分の命だけでなく仲間の命も奪いかねない極限状態の中、鬼教官の容赦ない訓練についていけない夏美は、研修生たちに一刻も早く辞めろと迫られる。
    そんな中、大規模なマンション火災が起こり夏美たちにも出動命令が!
  • 栃木県立那珂川水産高校(ナカスイ)の食品加工コースに通う2年の鈴木さくらは、海洋実習が楽しみで仕方ない。というのも、実習先の茨城県立那珂湊海洋高校の関清斗に一目惚れしたから。海のありなしをめぐり両校の生徒がしのぎをけずるなか、さくらは実習のダイビングや手漕ぎボートで猛アピール、関の両親がデパートの水産加工食品フェアに出ると知れば、自らも出店を画策。ところがアフターコロナの経済難で、高校生活を脅かす危機が勃発。起死回生の策として、さくらはフェアの売上トップをねらい食品開発に奔走するが……。実習に料理に大奮闘! 大感動の青春物語。
  • 世界の金融・経済秩序の大変動を見抜く
    ベストセラー・シリーズの最新刊!
    世界は“脱ドル化”に向かう――
    金1グラムは、30,000円にハネ上がる!

    今年8月29日、金の国内小売価格が、1グラム=10,000円の大台を超えた。
    著者はこの四半世紀、一貫して「金を買いなさい、必ず値上がりするから」
    「アメリカ発の金融恐慌になる。アメリカは世界覇権を失う」と主張し続けてきた。
    事実、金は26年前の1グラム=1,200円から、今は10,522円(11月20日)と、8.7倍に値上がりした。
     世界経済は今、「脱ドル化」(ディー・ダラライゼーション)に向かっている。
    この動きが、金価格を大きく押し上げる。
    BRICKS諸国は米ドルに代わる世界基軸通貨を準備中だ。
    1944年に決められた、金と米ドルの兌換体制(ブレトンウッズ体制)が終わる。
    すなわち米ドルの覇権が崩壊するから、金の値段が上昇するのだ。
  • 1,760(税込)
    著者:
    安野モヨコ
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    今回は前作と違って文章です!
    早くも大反響!!! お待たせしました!『監督不行届』のその後!
    還暦を迎えた鬼才監督 夫・庵野秀明
    日本一のオタ夫婦のおかしくも愛おしいディープな日常を今回は文章版エッセイでお届け!!!!

    庵野秀明監督と結婚後、新婚生活を描いた『監督不行届』。
    本書は、『監督不行届』のその後をつづった文章版エッセイです。
    文章版エッセイの合間に、 庵野監督を描いたひとコマ漫画、webエヴァストアで連載していた1ページ漫画を掲載。
    庵野監督へのインタビューも収録。
  • 1,980(税込)
    著者:
    荻堂顕
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    作家 貴志祐介氏、絶賛。
    『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

    「ほんの一瞬だけなら何でも手に入れられる、俺の唯一の特技だ」
    一攫千金の夢が渦巻く欲望の“街”その男は、ただ魂(マブイ)を求めた――

    第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた!
    腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。
    元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から 「姿も形も知れない “含光” なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。
    相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく……。
    琉球と台湾の史実をもとに描き出す、 サイバーパンク巨編!
  • 2,750(税込)
    著者:
    田中かえ
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「ページをめくればめくるほど、
    かえちゃんのオリジナルなピュアさに癒されます。」
                      ―――――渡辺直美

    イラストレーター・田中かえ、初作品集。

    内に宿る想いが筆に乗り、心の中をのぞき込む作品の数々。
    日常的に書き溜めたドローイングから、これまでに発売されたソフビ、
    アイドル・プロレス・お笑いなど多岐に渡るジャンルとのコラボレーションイラストまで、
    今が最高に"熟した"イラストレーター・田中かえの魅力を凝縮した至高の一冊。

    江口寿史・我喜屋位瑳務・kento fukaya・すしお・mune・本秀康・桃桃子
    豪華作家陣によるファンアート描き下ろしに加え、
    俳優・伊藤万理華との特別対談も収録。
  • 1,155(税込)
    著者:
    林望
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    作家・三浦しをんさん推薦!
    こんなに現代人の気持ちを代弁してくれるなんて、清少納言はエスパーかなにかなんだろうか。
    「美麗で美声なお坊さんに、ついうっとり」って、コンサートに行ってアイドルのきらめきに圧倒される我々と同じである。

    十五の講義で徹底解説!
    『枕草子』全三百十九段から読みどころを精選。清少納言の鮮やかな筆が、
    『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』の著者林望の解説と現代語訳で甦る。
    「今どきの親は……」と嘆く場面もあれば、男女の恋心の機微や、宮廷サロンの雅な情景、はたまた男の不条理さを責め立てたり、男に騙される若い女房たちに苦言を呈したり、抱腹絶倒の笑い話もあり。
    学校では教わらない古典随筆の名著の本質に触れられる絶好の入門書。
    著者の古典の知識と人間への深い洞察による解説は必読。本書一冊で、『枕草子』の世界が語れるようになる。
  • 離職しないでOK! 同居しないでOK! お金がなくてもOK!
    ******************************************************
    要介護の母を持ち、遠距離介護を実践中の柴田理恵さんが3人の専門家に聞いた――!
    これから介護に直面する人に必ず役立つ“知っておきべき&やっておくべき"こと! !
    ******************************************************
    高齢のご両親を持ち、
    近い将来直面するだろう親の介護問題を前に、
    ―――――――――――――――――――
    ●仕事を辞めて地元に帰るべきだろうか?
    ●親と一緒に住んで介護すべきだろうか?
    ●施設入る場合、良い施設はどう見分ければいいのか?
    ●介護費用はいくらかかるのか?
    ―――――――――――――――――――
    と、内心不安を抱えていらっしゃらないでしょうか?

    とはいえ、
    ・今の家族との暮らしもある
    ・お金の余裕なんかとてもない
    ・仕事を辞めたら生活が立ち行かない
    ……という方がほとんどでしょう。
    では、少子高齢化の加速、子ども世代の賃金の伸び悩み等、
    親の介護で子にかかる負担が著しく増加する中、
    親子共倒れにならず、今の暮らしを守りながら、
    最善の介護をするには、どうしたらいいのでしょうか?

    本書では、“遠距離介護”を実践中の柴田理恵さんが
    「どうすれば離職せずに介護できるか 」
    「遠距離&在宅介護でどこまでできるか 」
    「施設入居する際、どこで良悪を見分ければいいか?」
    「介護保険はどう利用すればいいか?」etc.を
    【遠距離介護の専門家】【在宅介護・医療の専門家】【介護のお金の専門家】に質問して、教えてもらいました。

    センシティブなテーマではありますが、
    これからの時代、避けては通れないことばかり……。
    柴田さんと一緒に、初歩から
    “令和時代のしんどくならない介護のやり方”について、学んでみませんか?
  • シリーズ2冊
    1,760(税込)
    著者:
    木村仁
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    誰もが持っている自然治癒力を取りもどす驚異の「イネイト療法」。生命力を高め、病気知らずの身体になる波動健康法をわかりやすく解説。
  • 『東京バンドワゴン』シリーズの著者が贈る
    住むと幸せになれる不思議な〈場所〉?

    30年居つく教授、空手の有段者、DV夫から逃げたシングルマザー。
    ワケあり住人と強面の管理人で繰り広げられる心温まる人間ドラマ!

    小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ヶ渕にある築60年、
    2階建ての〈マンション フォンティーヌ〉だった。
    真っ白いアーチの入口、中庭には噴水と少女像、花壇もあって、フランスにありそうな建物。
    管理人の嶌谷さんの腕には本物の入れ墨があったり、大家のリア―ヌさんは78歳のフランス人だったり色々変わっている。
    30年もいる教授や生まれた国を追われたハーフの男性とかワケありの人が多く住んでいるけれど、みんな優しくて仲がいい。
    ガーデンパーティ中、3号室の三科さんが元DV夫から追われていることを知り、
    住人たちで役割分担して守ることに。
    でも同時に、思わぬ人物がマンションを訪れていて……。
  • 1,760(税込)
    著者:
    井上荒野
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
    照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
    新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があった――。
  • 1,760(税込)
    著者:
    瀧羽麻子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    星めぐる家族の不協和音!?
    占い師を父に持つ、男ばかりの四兄弟。
    1枚のタロットを引き金に、ほろ苦い過去や秘密がうきぼりに。
    『ありえないほどうるさいオルゴール店』の著者が贈る、ツイていそうでツイていない家族のハートフルな日常!

    もがくほど、事態は悪くなるでしょう――。
    占い師の父を持つ東家は、男ばかりの四兄弟。上から研究者の朔太郎、占い師の真次郎、会社員の優三郎、大学生の恭四郎と両親が、ほどよいバランスで暮らしている。
    ある日、優三郎が趣味のタロットで<最凶>のカードを引き当てた。直後、優三郎と彼女の秘密が真次郎によって恭四郎に明かされ、信頼関係に亀裂が入ってしまう。
    不運の連鎖は止まらない。朔太郎や両親にも波及し、隠れていたトラブルが表面化しはじめた。あげくの果てに家族関係を崩壊させそうな女性まで現れ……。
    噴出する秘密と本音に大わらわの東家に、平穏な日常は戻るのか!?
  • 1,980(税込)
    著者:
    麻宮好
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    深川の新兵衛長屋に住む十三歳のお綾。三年前に母を亡くしたが、大工の父直次郎、弟正太と慎ましく暮らしていた。
    ある日、父の朋輩重蔵の店賃滞納で揉めている中、隣に坂崎清之介という写本を生業とする侍が越してきた。
    本好きのお綾は、部屋の片づけを束脩代わりに坂崎に手習いを見てもらうことに。そこで書きかけの本 『つきのうらがわ』を見つける。
    子が亡き母の住む月へ辿りつこうとする物語だった。
    「続きを考えさせてくれませんか」とお綾は頼みこみ、正太と重蔵の子おはると一緒に考え始める。
    次第に子どもたちは優しい坂崎を慕うようになる。だが、坂崎には人を殺して生国を追われたという噂があった――。
  • 80年代から90年代初頭。
    あのころの女の子が
    夢中だったもの、こと。

    おしゃれ、古着、中国雑貨、マンガ、私の個室、はじめてのレコード etc.
    イラストレーター杉浦さやかの少女時代のあの日々、
    憧れを ぎゅっと詰め込んだ1冊ができました。
    巻末には、恩師安西水丸先生追悼展示に寄せた
    もうひとつのA to Z「2015年のA to Z  わたしのおきにいり」も収録。
     * * *

    大学4年生のときに絵の仕事をはじめて、
    30年の月日が流れました。
    節目の年に、イラストレーターとしてデビューするまでの
    少女だったころの「すきなもの たのしいこと」――
    あれこれ思い出しながら描いてみました。
    懐かしかったり、ずれを感じてもらったり、
    ご自身の少女・少年時代を思い浮かべながら
    おつきあいいただけたらうれしいです。(「はじめに」より)

     * * *

    (目次より抜粋)
    A  A-KO MUTSU  陸奥A子
    B  BUNKAYA ZAKKATEN  文化屋雑貨店
    D  DO!FAMILY ドゥファミリィ
    G ENERAL GOODS 生活雑貨ことはじめ
    I ILLUSTRATOR 憧れのイラストレーター
    K  KARUIZAWA 思い出の軽井沢
    N AGOMU GAL ナゴム・ギャル
    U SED WEAR とにかく古着
    V VALENTINE'S DAY ドキドキの日
    Y ARNING FOR GIRLY 憧れの世界
    …ほか

     * * *
  • 2,090(税込)
    著者:
    安東能明
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    朝鮮戦争での原爆投下を阻止せよ!トルーマン、マッカーサー、李承晩らの謀略とは?その狂気を粉砕すべく飛び立った日本人パイロットの決死行!朝鮮半島を第三の被爆地にしてはならない――昭和二十年、日本は連合国に敗戦を喫し、飛行機の操縦、航行、製造など、航空機に関するあらゆることを禁止されていた。五年後、旧日本軍でも卓越したパイロットだった堀江功は米軍関係者と思しき人物に声をかけられ、高給を条件に、GHQにも極秘の飛行訓練を開始する。その頃、朝鮮半島では新しい戦争が勃発し、北朝鮮の背後に中国人民解放軍やソ連軍の影がちらつき始めた。一方、マッカーサーの独断に怒り狂うアメリカ大統領のトルーマンは、彼の解任を考え、さらに共産主義の拡大を防ぐため、原爆による決着をつけようと動き出す。やがて、計画を知った堀江たちは、原爆の投下を阻止しようと決死の作戦に挑むが……。
  • 1,980(税込)
    著者:
    本城雅人
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「おれにとってはおまえが正義だ」
    13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げた。
    なぜ今になってこの世を去らねばならなかったのか――

    20年ぶりのリーグ優勝を目前にするプロ野球・横濱セイバーズ。
    その快進撃の立役者である投手コーチ二見里志は、抑えの新田隆之介らの疲労管理に頭を悩ませ、リリーフ陣を酷使したがる辻原監督と衝突が絶えない。
    そんな里志のもとに、突然の訃報が届く。里志の現役時代の恩人であり、ある“罪”の発覚以来、球界を追放されていた盟友・壇野晋が亡くなったという。
    当初、自殺と思われていた事件は殺人と発表され……。

    独自のコーチ哲学を貫くプロ野球の投手コーチ二見が
    球界の闇、盟友の無念に迫るミステリー
  • 1,980(税込)
    著者:
    遠坂八重
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    美麗の変人&超絶お人好し、ふたりの高校生探偵が、“怪物”に迫る。
    ボイルドエッグズ新人賞受賞作『ドールハウスの惨劇』から続く、衝撃の連鎖!
    探偵たちが目にしたのは、男子高校生が自分自身を傷つける衝撃の動画だった。
    “呪いの動画”の中で、血塗れの少年は加害者たちを告発していた。
    動画に隠された真意を追うと、禍々しい事件の幕が開く!
    爽やかで凄惨な心ゆさぶるミステリー!

    鎌倉にある名門・冬江高校2年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに生徒や教師からの様々な依頼を解決する”学内便利屋”活動にいそしむ。
    よく晴れた秋の日、“凄惨な動画”がSNSで注目を集める。
    蓮司と麗一は、動画内で自殺を図り何者かを告発した男子高校生・円城寺蒼と交際していた少女・田崎菜月から、ある依頼を受ける。
    ――蒼は何者かに脅迫されていたのではないか。
    真実を知ろうと調査を進めるふたりは、“人の闇”と直面する。
    良妻賢母と評判の、蒼の母親・貴子、お嬢様学校に通っているはずの菜月、同級生から慕われていたという蒼自身にさえも、仄暗い噂が……。
    さらに事件は過去へもその業火を広げてゆく!
  • 1,925(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    己が命、武士の矜持のみに賭す――
    大ヒット「風の市兵衛」の著者の新たなる代表作!
    日当わずか八十文。関八州取締出役の艱難辛苦の旅の一年を、郷愁豊かに描く。

    越後宇潟藩の竹本長吉は上役の罪に連座し失職、故郷に妻子を残して江戸に仕事を求めてきた。
    様々な職の中、請人宿で選んだのは《雇足軽》だった。関八州取締出役の蕪木鉄之助の元、数名で一年をかけて関東の農村を巡回し治安を維持する、勘定所の臨時雇いである。
    日当わずか八十文。二八蕎麦が十六文、鰻飯なら二百文が相場だった。討捨ても御免だが、刀を抜くことは珍しい。多くは無宿の改め、博奕や喧嘩、風俗の取り締まり、農間渡世の実情調査や指導などの地道なものだった。
    巡る季節のなか、土地土地で老若男女の心の裡に触れる長吉は、妻子を想い己が運命と葛藤する。
    そんな時、残忍非道な押し込み強盗一味の捕縛を命じられ――
    ときに鬼神と化し、ときに仏の慈悲を施す八州廻りを、郷愁豊かに描く!
  • ★★ note記事に大幅加筆 ★★
    「第七回」「第八回」「『幸福人フー』を読んで」は、書籍化に際した書き下ろしです。

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::
    ということで、今回は
    幸せとは何か、
    という僕の主要な研究テーマについての研究書を書いてみたいと思います。

    不幸せではない人生を送る、とかではなくて、幸せとは何か、です。
    これはつまり、幸せな人を対象にしなくてはならないのですが、
    幸せだと自認している人ってなかなかいないんですよね。
    でも、僕は何人か知ってます。
    (中略)で、今回もまた幸せ研究がはじまるわけですが、
    今回の取材の対象は、なんと僕の妻なんです。
    「幸福人フー」と、タイトルをつけましたが、
    その「フー」という女性が僕の妻です。
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::
    坂口恭平の「幸せ研究」、今回の主人公は妻の「フーさん」!
    坂口さん曰く「自分は『しあわせ』だと自認している人=幸福人」。
    そして、「生まれて初めて、自分の鬱を直接、目の前で見せた人」でした。

    「不安はないの? 寂しくないの? 虚しくならないの?」
    出会いから20年、フーさんをずっと定点観測してきた坂口さんが、
    彼女の「しあわせ」の在り方をインタビューしながら探ります。
  • 著書累計250万部
    あの伝説のパーソナルモチベーター
    11年ぶりの書き下ろし!

    なぜ、こんなにも生きづらいのか?

    怒り・憎しみ・悔しさ・不安・恐れ……
    ネガティブな感情で自分を壊してしまわないために
    -------------------------------------------------
    信じられないほど
    不寛容でいじわるで攻撃的なこの世の中で
    いま、キミに伝えられるものがあります――

    なぜ、自分を好きになれないのか?
    なぜ、キミには居場所がないのか?
    なぜ、自信がもてないのか?

    悔しさや憎しみをどうしよう?
    嫌な記憶をどうしよう?
    死にたい気持をどうしよう?
  • 過去3作刊行してきた“スヌーピーで学ぶ英語表現シリーズ”、
    リニューアルして登場!

    今作は「ピーナッツ」の中から、
    季節ごとのコミックをピックアップし、
    イースターやサマーキャンプ等、アメリカの子どもたちが持つ季節感を、
    1年を通して味わえるようになっています。

    加えて、解説ページには、
    便利な英語のフレーズを取り上げて、
    ニュアンスを解説したり、例文で説明したりしています。

    大人の学び直しはもちろん、
    英語嫌いの子どもが英語に触れ直すための入口として、
    楽しみながら学習できる「ピーナッツ」は最適な教材です!

    苦しい英語、つまらない英語、しんどい英語、
    そんな“お勉強”ではない英語を「ピーナッツ」ではじめましょう!

    (C)2021 Peanuts Worldwide LLC. All Rights Reserved
  • 1,760(税込)
    著者:
    池上彰
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    日本に民主主義はあるのか? 戦後史から何を学ぶのか? 政治、経済、外交、安全保障、エネルギー…学校では教えてくれない現代史を池上さんと一気に振り返る集中講義。・自民党はなぜ強い?・「安倍一強」がもたらした忖度政治・日本と韓国はなぜ揉めている?・金融緩和の出口とは? 安倍政権の振り返り、戦後の日米関係、旧統一教会と自民党の関わり、政治とメディアの関係など、戦後、現代の日本をつくってきた様々な事象を池上さんが徹底解説。
  • この世に生かしておけねえやつなら、地獄の閻魔に頼め――

    深川は要橋端にぽつんとある一膳めし屋「極楽屋」。主の島蔵は裏の長屋に無宿人や入墨者など世間では受け入れられない者たちをただ同然で住まわせ、仕事を世話していた。
    そのため、土地の者からは「地獄屋」、裏の長屋は「地獄宿」と呼ばれ、恐れられている。
    さらに、島蔵のもう一つの顔は、金ずくで殺しを請け負う殺し屋の元締めだった。

    安田平兵衛はそんな闇の世界で「人斬り平兵衛」の二つ名を持つ凄腕の殺し人だったが、ここ十年は老齢を理由に本所相生町の長屋で刀の研ぎ師をしながら娘のまゆみと静かな生活を送っていた。
    しかし、夜鷹殺しを皮切りに地獄屋でも手練れの者が斃され、島蔵は平兵衛を闇の世界へと呼び戻す……。

    全身に走る震えを抑え、再び剣を取る凄腕の老剣士を描く、冷酷にして情感溢れる異色の剣豪小説!
    シリーズ全14巻をまとめた合冊版。

    【収録作品】
    『闇の用心棒』
    『地獄宿』
    『剣鬼無情』
    『剣狼』
    『巨魁』
    『鬼、群れる』
    『狼の掟』
    『地獄の沙汰』
    『血闘ヶ辻』
    『酔剣』
    『右京烈剣』
    『悪鬼襲来』
    『風雷』
    『殺鬼狩り』
  • 1,980(税込)
    著者:
    真梨幸子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    呪われし1999年7月生まれ――
    東京郊外で発見された15人の遺体。胸に抱かれた預言書には、「人類滅亡の章」にしおりが挟まれていた。
    当初は集団自殺とみられたが、他殺の可能性が浮上。被害者には、1999年7月生まれのオカルト好きが集まる“世紀末五銃士”のメンバーも含まれていた。
    事件から1年半、残る“世紀末五銃士”のメンバーが次々と惨禍にみまわれ……。
    終末への新たなる警告! 戦慄のオカルトミステリー。
  • 1,760(税込)
    著者:
    九月
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    青森県八戸市出身、京大大学院卒業
    事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月
    全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!!

    重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。
    壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。
    芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。
    ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。
    ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。

    どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。
    新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!
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    副業収入で1000万円超えも夢じゃない!
    民泊初心者がつまずくポイント
    ぜんぶ解決します!
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    ●民泊ってどうしたらはじめられるの?
    ●いい物件はどうやって探す?
    ●どんな立地がいいとかってある?
    ●自治体への届出ってどんなことするの?
    ●英語できなくても平気?
    ●民泊の部屋はどんなふうに作ればいい?
    ●予約が入る民泊、入らない民泊の違いって何?
    ――etc.

    民泊Twitter No.1のOL ぽんこつ鳩子さんが
    これから民泊で稼げるようになる方法を伝授します!!
  • 理想、喪失、そして分断…アメリカはどこへ行こうとしているのか? 欲望の正体を求めて。想像力の旅が始まる――。NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を完全書籍化。番組では放送されなかったインタビューも収録。格差、Black Lives Matter、テロとの戦い、暴力、銃、ポピュリズム…「偉大なる」実験国家の光と影。戦後から2010年代までを、主に映画のスクリーンから証言者のコメントを織り交ぜながら考察する。
  • 仕事、恋愛、勉強……何事にも一生懸命なあなたへ
    「『固定残業代』、正直いくら払われてるのか知らないかも」
    「メルカリで〇〇万円も儲けちゃった! ……え、税務署から手紙!?」
    ……などなど、毎日一生懸命に働いて、毎日お金を使っていても、
    「働き方」と「お金」に関して、よくわかっていないことが案外たくさんあります。
    この「よくわかっていない」につけ込まれて、知らぬ間にあなたの時間とお金を搾取されていませんか?
    これからをたくましく生きていくためには、知っておくとお得な働き方とお金の基礎知識が必須!
    先人たちの「トホホ…」な失敗エピソードマンガと合わせて、私たちがコンパクトに紹介します。
    この本を読んでくれたあなたが、働き方とお金で損をせず、ちょっとお得に過ごせるように!

    【この本の使い方】
    ●「毎晩遅くまで働いているのに、何だか給料が少ない気がする……!」
    →44ページを読んで、自分の労働時間と残業代をチェック!
    ●「上司からの当たりが強い……これってパワハラなのかな?」
    →80ページから、「パワハラ」の具体的なエピソードと対抗手段を紹介!
    ●「年末調整って、しっかり分かってないかも。何か損してる?」
    →128ページを読めば、あなたが損しているか分かるぞ!
  • 考えるヒントを求める人へ――人間と社会を深い洞察で解き明かしてきた著者が、パリ第八大学でフランスの学生に説いてきた知のあり方、方法論。【創造を称揚する貧困な常識を捨て、もう一度考え直そう。なぜ学ぶのか、なぜ知りたいのか】矛盾の解き方を先達からどう学び、どう活用するか――文献収集や調査の方法、論文の書き方、斬新なテーマを見つけるコツなどの技術やノウハウの前に学ぶべき、もっと根本的なことがある。『社会心理学講義』も方法論だったが、
    本書は社会科学全般に視野を広げるとともに矛盾の一般的解法に焦点を絞った。多様な分野の知見を一緒にした時、隠れていた矛盾が露呈する。見過ごしてきた問いに気づく。その際に型が果たす役割の分析が本書の仕事である。――「はじめに」より
  • 1,980(税込)
    著者:
    志川節子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    日本に始めて博物館を創り、
    知の文明開化を成し遂げた挑戦者!


    幕末の巴里(パリ)万博で欧米文化の底力を痛感し、
    武力に頼らないに日本の未来を開拓する男がいた!


    日(ひ)の本(もと)にも博物館や動物園のような知の蓄積を揃えたい!

    黒船の圧力おびただしい幕末。信州飯田で生まれ育った田中芳男は、巴里(パリ)で
    行なわれる万国博覧会に幕府の一員として参加する機会を得た。その衝撃は
    大きく、諸外国に比して近代文化での著しい遅れを痛感する。
    軍事や産業を中心に明治維新が進む中、日の本が真の文明国になるためには、
    フランス随一の植物園ジャルダン・デ・プラントのような知の蓄積を創りたい。
    「己れに与えられた場で、為すべきことをまっとうする」ことを信条とする芳男は、
    同じ志を持つ町田久成や大久保利通らと挑戦し続け、現代の東京国立博物館や
    国立科学博物館、恩賜上野動物園等の礎を築いていく……。
  • 1,925(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「血の色は厄払いじゃ。万民の不安を払い落とすのじゃ」幕末の土佐に生まれ「絵金」と呼ばれた男、艶やかな色彩で見る者を虜にした異才、激動の生涯。――幕末の動乱は土佐国も大きなうねりで呑み込んだ。様々な思想と身分の差から生じる軋轢は、人々の命を奪っていった。金蔵はそんな時代に貧しい髪結いの家に生まれた。類まれなる絵の才能を認められ、江戸で狩野派に学び「林洞意美高」の名を授かり凱旋。国元絵師となる。しかし、時代は金蔵を翻弄する。人々に「絵金」と親しまれながらも、冤罪による投獄、弟子の武市半平太の切腹、そして、土佐を襲う大地震……。金蔵は絵師として人々の幸せをいかに描くかに懊悩する。やがて、絵金が辿り着いた平和を願う究極の表現とは――。作家生活20周年記念作品
  • 1,980(税込)
    著者:
    小坂井敏晶
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    常識から目を覚ますために。大いなる知性が紡ぐ「考えるための道しるべ」

    本書は、2003年に現代書館から上梓した『異邦人のまなざし』の改訂版である。出版から15年近く経ち、学問や大学に対する私の思いは少なからず変化した。新たに考えたことを加筆し、私のフランス生活を再び反省してみた。そして自伝的性格の強かった原著の内容を一般化して、考えるための道しるべとして書き直した。異邦人や少数派が果たす役割をより掘り下げ、開かれた社会の意味を考察する。(「はじめに」より)

    今日の異端者は明日の救世主かもしれない
    中世の宗教裁判や魔女狩り、ナチス・ドイツ、ソ連、中国の文化大革命、カンボジアのポル・ポト率いるクメール・ルージュ、そして大政翼賛会や特別高等警察も、正しい世界を作ろうとした事実を忘れてはならない。正しい世界の構想を誤ったのではない。普遍的真理や正しい生き方がどこかに存在するという信念自体が危険なのだ。(本文より)
  • 1,980(税込)
    著者:
    岩室忍
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    忽然と消え去った信長の財宝は何処に。
    秀吉、家康、そしてイエズス会を巻き込む大捜索が始まった!
    戦国時代の常識を覆した名著『信長の軍師』の著者が放つ、織田宗家の栄枯盛衰。

    この十字架を決して世に出してはならぬ――
    天正4年(1576)、イエズス会の司祭オルガンティノは京の南蛮寺建立の礼として、黄金に12個の大きな紅玉(ルビ―)を施した十字架と地球儀を織田信長に献上した。
    その頃、信長は安土城築城に際し、安土山の未来永劫の鎮護を願い、伝統の巨石を発見して山の何処かに埋める。
    6年後、本能寺で信長は横死、遺産金は黄金7万枚しかなかった。
    岐阜城から信長と斎藤道三の遺産が忽然と消えていたのだ。豊臣秀吉も徳川家康も必死に探すが見つからない。
    やがて、織田宗家の命運は、織田と武田という戦国一の血統を継ぐ三法師こと織田秀信に託されることになる。
    そんな折、なぜか信長の財宝と紅玉の十字架の関係が秘かに噂されーー。
  • 1,980(税込)
    著者:
    森美樹
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    あの禁断の三日間が身体にこびりついている――十五年後、再会したふたりは!? ある日、犬の散歩をしていた小学六年生の志摩佳月は、虐待の痕がのこる小学一年生の明日見柊を拾う。秘密の場所に柊をかくまった佳月は、お世話をするうち、恍惚にも近い感覚を覚える。ところが三日目、監禁の発見におびえた佳月はやむなく柊を解放。同じころ、柊の父親が行方不明になる。(「わたしのいけない世界」より) “欲”に目覚めた女たちの珠玉の連作短編集
  • 「問題がわからない時代」のビジネス戦略。
    ビジョンを掲げ、創業300年の奈良の小さな老舗を全国規模に成長させた中川政七商店。
    いかに「取り組むべき問題」を明確にし、浸透させ 、実践すればいいのか?「意味がある」をどうつくるか?
    ----------------------------------------
    ◎なぜ、ビジョンが大切なのか?
    ビジョンは経営資源であり、自分を守る武器にもなる
    ●社員にビジョンを理解してもらうために何が必要か
    ●マーケット・インからビジョン・アウトの時代へ
    ●ビジョンは時代や社会への違和感から生まれる
    ●長い時間軸のなかでブレないビジョンをつくるには
    ●なぜビジョンが建前になってしまうのか
    ●「ビジョン型」リーダーが少ない日本企業
    ●ビジョンを定める、ビジョンを磨く その方法
    ●一人ひとりがビジョンとともに働くということ
    (本書より)
  • 1,760(税込)
    著者:
    八木隆裕
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    手づくり茶筒の老舗「開化堂」、
    創業明治8年、つくるモノは当時のままの茶筒。
    ……にもかかわらず、
    ●なぜ、令和の現在でもうまく続いているのか?
    ●ティーバッグやペットボトルの普及で茶筒がないお宅も多い中、どうして近年、話題になってきたのか?
    ●どうやって、海外でも売れるようになったのか?
    ●どうすることで、開化堂を応援してくれるコアな人たちが生まれたのか?

    商いをやめる寸前だった老舗が世界中で推されるようになるまでのやさしくてすごい商売論。

    どんな業態であっても当てはまる、時代やお金に振り回されずに、
    長くゆっくりと繁栄する秘訣をお伝えします。

    この本の目次(一部を抜粋)
    はじめに:疲弊なく自然体で、仕事も個人も営みを続けていくために
     ・150年変わらずに茶筒をつくり、商う仕事
     ・社会が変わっても、人には変わらないものがある
     ・小さく、急がず、人間らしく
  • 1,760(税込)
    著者:
    西條奈加
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    万両店の末弟、鷺之介が齢十一にして悩みがつきない原因とは――。
    時代小説の名手が描く、ホロリと泣かせる大江戸謎解き物語。

    万両店の廻船問屋『飛鷹屋』の末弟・鷺之介は、齢十一にして悩みが尽きない。
    かしましい三人の姉――お瀬己・お日和・お喜路のお喋りや買い物、芝居、物見遊山に常日頃付き合わされるからだ。
    遠慮なし、気遣いなし、毒舌大いにあり。三拍子そろった三姉妹の傍にいるだけで、身がふたまわりはすり減った心地がするうえに、姉たちに付き合うと、なぜかいつもその先々で事件が発生し……。そんな三人の姉に、鷺之介は振り回されてばかりいた。
    ある日、母親の月命日に墓参りに出かけた鷺之介は、墓に置き忘れられていた櫛を発見する。その櫛は亡き母が三姉妹のためにそれぞれ一つずつ誂えたものと瓜二つだった――。
  • 1,870(税込)
    著者:
    楡周平
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    全国の首長、社長は必読!
    アフターコロナをチャンスに活かせ。今こそ日本は世界に飛翔する!
    『プラチナタウン』『食王』の著者が描く、どん底の老舗百貨店と、この国を再生する秘策とは!?

    明けない夜はない。
    目から鱗の日本再生計画を創れ!
    明治期に日本橋で創業の老舗マルトミ百貨店は、コロナ禍でメインバンクから追加融資を止められ、倒産の危機に瀕していた。
    憔悴しきった社長の富島栄二郎は、偶然にも四井商事の専務・徳田創と再会する。富島は若い頃四井で修業したことがあり、二人は同期だった。富島の窮状を聞いた徳田は同じく同期でプラチナタウンを作った山崎鉄郎を紹介する。
    藁にもすがる思いで山崎を頼る富島。同様の相談を複数受けていた山崎の中でそれらは化学反応を示し、再建案は思わぬ方向に向かい始め――
    苦況の日本を救う、目から鱗の再生構想とは!
  • 青春してやる~!
    マニアックすぎる授業。キャラ爆発の同級生。
    夢ふくらませた青春が、入学早々大ピンチ!?
    「日本おいしい小説大賞」受賞の著者が放つ意欲作!
    笑いと涙の青春グラフィティー。

    この高校、濃すぎる――!
    栃木県立那珂川水産高等学校(ナカスイ)は、内陸県にある日本唯一の水産高校。
    “脱普通”をもくろむ鈴木さくらは、淡水魚専門の水産高校“ナカスイ”に入学。
    青春を謳歌するはずが、鮎に恋する神宮寺先生、魚ファーストの小百合、アニオタの地元ギャルかさね、釣りバカの渡辺ら、くせ者ぞろいで大打撃を受ける。
    水産実習では溺れかけ、おまけに少子化で学校は存続の危機。水没寸前のさくらの前に、あるポスターが……。
    「求ム!地元食材&オリジナルレシピ&仲間 一緒に”ご当地おいしい!甲子園”を目指そう!」
    ナカスイの未来と青春をかけて、さくらは大勝負に挑む!
  • 1,870(税込)
    著者:
    ソン・ウォンピョン
    著者:
    吉原育子
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    『アーモンド』の著者が贈る、極上の短編集!
    ミステリー、近未来SFから、心震える『アーモンド』の番外編まで、珠玉の8編を収録

    彼氏に振られ、職場をクビになり、賃料の値上げによって、今住んでいる部屋からの退去を余儀なくされた、踏んだり蹴ったりのシヨン。
    部屋探しのアプリで、格安の超優良物件に出会った彼女は即、入居を決める。
    格安なのには、理由があった--
    本来二人で暮らすはずの部屋を、四人で違法にルームシェアしていたからだ。
    優雅な独り暮らしには程遠いものの、そこそこ不自由のない生活を送っていたシヨンだが、ある日、オーナーが急遽、部屋を訪れる。
    慌てた四人は共同生活の痕跡を消すべく、その場しのぎの模様替えをし、借主の親族のふりをするが……(『他人の家』)。
    表題作ほか、人間心理の深淵をまっすぐに見つめた、傑作揃いの短編集!
  • 1,760(税込)
    著者:
    養老孟司
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    自分を自由にしてくれる
    養老流ものの見方、考え方。

    「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。
    じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。
    それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。
    訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より)

    学ぶことは「わかる」の基礎になる
    考えることが自分を育てる

    ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。
    養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。
    養老先生が自然界や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した1冊。
  • 1,980(税込)
    著者:
    遠坂八重
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞、衝撃のミステリー!
    正義感の強い秀才×美麗の変人、ふたりの高校生探偵が驚愕の事件に挑む!

    舞台は鎌倉にある名門・冬汪高校。
    同高二年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに、生徒や教師から依頼を受け、思ってもみない方法で解決を図る"学内便利屋"として活動している。その名も「たこ糸研究会」。会長は蓮司、副会長は麗一。取り壊しの決まっている古い校舎の一角が、ふたりの部室にして"事務所"だった。
    ある日蓮司は、道を歩けばスカウトが群がり学内にはファンクラブすら存在する超絶美少女、藤宮美耶という同級生から、ある依頼を受ける。
    その依頼とは――。
    蓮司と麗一が依頼を引き受けたがゆえ、惨劇の幕は開く!
    舞台は、鎌倉に佇む白亜の豪邸。ふたりは特異な家族にまつわる、おぞましい事件の真相をひもといてゆく。
    新進気鋭の著者が放つ、渾身のミステリー!
  • 1,760(税込)
    著者:
    坂口恭平
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    みなさん、継続することは得意ですか? 得意な人はこの本は手に取っていないと思いますから、おそらくちょっと苦手ですよね。一方、僕は継続することがむちゃくちゃ得意です。なんか自慢みたいで申し訳ありません。でもその代わりといってはなんですが、別に質が良いわけではないと思います。多くの人は、何かをやろうとして、手をつけはじめて、無事に完成することができたとしても、それが売れないだとか、人から評価されないだとか、そういった不遇を味わい、自信を失い、徒労感ばかりを感じるようになり、いずれはやめてしまうようです。僕はいつも、もったいない! と思ってしまいます。だって、作っているときのほうが楽しいですもん。つまり、何かを継続しているときのほうが、楽しいんです。この馬鹿みたいに単純なことに、僕は気づいたんです。――執筆、絵描き、作詞・作曲、「いのっちの電話」……どれも20年以上つづけてきた、スランプ知らずの継続マニア・坂口恭平さんが見つけた、「やりたいこと」をつづけるコツが1冊に!
  • 〈ブルーゾーン〉とは100歳人が多く暮らす長寿地域。サルデーニャ島・沖縄・ロマリンダ・ニコジャ半島・イカリア島…世界を探求して見つけた人生100年時代の「理想のライフスタイル」がここに。ベストセラー「ナショナル・ジオグラフィック」渾身のルポルタージュに、5番目のブルーゾーンを加えたフルバージョン最新版、待望の邦訳! 余命6カ月の男性はブルーゾーンに移住して――スタマティスは余命6カ月から9カ月の肺がんと診断された。彼はふと思いついて、生まれ故郷のイカリア島に戻る。コバルトブルーのエーゲ海を見下ろすオークの木蔭のある墓地に、両親と一緒に埋葬してもらうのだ。友人たちに囲まれ過ごすうちに、不思議なことが起こった。半年が過ぎても、彼は死ななかったのだ。そして35年後の今日、彼は100歳になり、がんとは無縁の生活を送っている。彼は化学療法も薬も治療も一切受けていない。彼がしたことは、イカリア島への移住だけだった。(第6章より)
  • 人生の充実を決めるのは「成功できるか」じゃない。「チャレンジできるか」だ。――「いつでも、いつまでも、楽しい人生」って、どうしたら実現できるんだろう?めちゃくちゃ不満ではないけれど、なんか人生つまらない……今の生活に、満たされないモヤモヤがある……なんとなく自分の人生の先が見えてしまった……こうやって、これからの日々をやり過ごしていくのかな……もし、あなたが今、こんなふうに感じているとしたら、この本が力になれるかもしれません。ニート、バックパッカー、会社経営、コンサルから転じて、日本一の個人投資家に弟子入りし、ブロガー、作家、講演家に。「人生を自由に変えられた秘訣」を体系化した著者が教える極意。「チャレンジ」には、失敗しないやり方がある!
  • 世界値段では、金1グラム=1万円の時代が始まっている。株安と物価高は、どこまで進むのか――為替市場で円安が進み、1ドル=140円の壁を突破した。10月17日には148円台になった。これは日米の金利差(米FFレート3.25%、日本はゼロ金利)から円が売られ、ドルが買われたからだ。日本は物価高に見舞われている。なぜアメリカは金利を上げつづけるのか。報道ではインフレ抑制策とされるが、本質は別のところにある。ウクライナ戦争での(NATO側の)勝利を見越していたのだ。2003年のイラク戦争のときも、アメリカは金利を4%にまで上げた。「戦争刺激経済」である。しかし今、この策略は失敗した。戦争の終息は見えず、NYダウは下落傾向のままだ。一方でアメリカでは、かつての日本を彷彿とさせる異常な住宅バブルが起きている。だが、このことは、あまり知られていない。「3億円で買った住宅を5億円で売って2億円儲かった」というような小金持ち資産家層が3000万人くらいいるのだ。このバブル崩壊が目前に迫っている。“第二次リーマン・ショック”である。バブル崩壊は日本に波及する。それは2024年に起きる。また、ロシア政府は3月28日、金価格をパウンド(結合)した。固定価格で金をロシア中央銀行が買い取る。1グラム=5,000ルーブルである。この数字は、3月末時点で1オンス(31.1グラム)あたり2,447.17ドルに相当し、NYやロンドン市場の1737.84ドルの1.5倍にもなる(為替相場によって変動する。1ドル=145円として、日本円では金1グラムが12,000円)。つまり世界値段では、金1グラム=1万円の時代が始まっているのだ。著者は世界経済の最新情報を分かりやすく説明しながら、これから金を買ってみようという投資初心者へも助言する。巻末特集「プライム」上場を目指す成長株20もお見逃しなく!
  • 韓国で10万部超のベストセラー!
    「きっとあの人は私の本当の姿を知ったら離れるだろう」
    「嫌われたらどうしよう? 失敗したらどうなるだろう?」
    「こんな私が生きる意味はあるのだろうか」
    低い自尊感情、愛情の欠乏、異常な完璧主義、不安や憂鬱
    このような否定的な感情によって、自らを追い詰めてしまう時があります。
    どうにかしたいともがきますが、何が問題で、一体どうすればいいのか分かりません。
    本書はこのような人たちに向けた、脳科学と心理学からの処方箋です。

    ●著者が臨床心理士として関わった8人の患者の相談事例を、共感を抱きやすい物語形式で紹介。
    ●脳科学の研究成果に基づいた根拠を示して、曖昧な心の問題を分析。苦痛の原因が明らかに。
    ●時には「頭をなでてくれるような」、時には「痛いところを突くような」丁寧な語り口の文章。
    ●これまでの“非現実的な自己啓発書“と異なり、単なる楽観・一時的な解決ではない、
    現実的な希望と根本的な改善への道筋を示してくれる1冊。

    第1章 努力する。しかし、頑張らない。
    第2章 相手を試さないこと
    第3章 完璧主義な考え方から来る不安に振り回されないこと
    第4章 意味を探そうとしないこと
    第5章 あなたについてむやみに話さないこと
  • 大学受験で文系を選択した人にとって理解が難しい世界――「物理」。しかし、家電が動くのも、飛行機が飛ぶのも病気を発見できるのも、部屋の明かりがともるのもすべて根底には物理学が存在しています。それだけ社会の根底理論となっている「物理」を知らないことはビジネスパーソンにとって大きな損失ではないでしょうか? そこで「京大名誉教授」×「関西大手予備校・研伸館講師」という教えるプロがタッグを組み、「物理が苦手」な人のための物理の本を制作しました。日常の中にある技術に活用されている物理の世界をわかりやすくお伝えします!
  • 1,870(税込)
    著者:
    白土孝
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    グローバルに展開するスポーツブランド、ナイキ(Nike, Inc.)。1964年に「ブルーリボンスポーツ社」として、わずか1000ドルの資金で出発した同社は、いまや売上高445億3800万ドル(2021年度決算。日本円で約5兆1200億円)、株式時価総額2240億ドル(2022年2月15日。同約25兆7600億円)の巨大企業に成長した。もちろん、その歩みは順風満帆ではなく、危機に見舞われてもいる。しかしナイキは、その危機を乗り越えてきた。今般のコロナ禍も、そうした危機に変わりはないが、同社はコロナという逆風下、新しいビジネスの形を構築し、成長を続けた。そのカギがDX(デジタル・トランスフォーメーション)である。ナイキはコロナ危機をどう乗り越えたのか。DXをどのように導入し、売上と利益を伸ばしつづけたのか。“ナイキ研究”の第一人者が、ナイキという企業の卓越したビジネスモデルと経営戦略をつぶさに解説し、デジタル時代の経営戦略とビジネスのあり方について多くのヒントを提供する。
  • 1,760(税込)
    著者:
    高野知宙
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    【第3回京都文学賞〈中高生部門〉最優秀賞受賞作】

    京の街は、夢の見方を教えてくれる――
    明治五年、博覧会の開催に沸く京。故郷丹後で天然痘にかかり失明の不安を抱えた少女ちとせは、鴨川でひとり三味線を弾いていた。
    素朴な調べに声をかけてきた俥屋の跡取り藤之助に誘われ、見知らぬ街をめぐるちとせ。閉じてゆく視界の中で懸命に焼き付ける、折々の風景、都の人々。
    一心に弾く三味の音は、やがて新たな光となり……。
    揺れ動く少女の葛藤と成長を、17歳の新星がみずみずしく繊細な筆致で描く。
  • 1,760(税込)
    著者:
    乾ルカ
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    大人になって忘れてしまったかもしれない
    他人を思いやる物語

    書店員さん本読みのプロから感動の声が続々!


    生きていくうえでの強さを知る術を教えてくれる作品。(伊吉書院 盛岡南サンサ店 土屋静香さん)

     神への畏れ、自然との共生、思いやりの心……。いまいちばん拡散したい一冊だ!
                              (ブックジャーナリスト 内田剛さん)

    誰かのためを想い、行動することで、一生忘れられない絆が生まれる。読んで一緒に成長できる奇蹟の物語。
                                          (うさぎや 矢板店 山田恵理子さん)


    大人の私たちにこそ、いま何が必要かを導いてくれる力がある。(ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん)

    極限状態のなかで結んだ友情。そして学んだ“自分で考えて生きる”という力。

    新中学生の長谷部幸男は憂鬱だった。自分の集落が都市開発の余波で、地元派とニュータウン派とに
    分かれてしまったのだ。新興地の子は洋式便所を自慢し、地元の子は鍵っ子という存在を訝った。
    夏休みになると幸男ら両派の男女九人は林間学校に参加した。その晩、突然の土砂崩れが宿舎を
    飲み込み大人は全員死亡してしまう。集落には神の山と、天災が絶えない禁忌の山が並ぶのだが、
    開発派は戒めを無視してそこに建てた。呆然とする九人は必死に神の山を目指す。闇に怯え
    難所を超えるなか、お互いを理解し始め……。



  • 1,760(税込)
    著者:
    中島要
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「あんたがお照で、あたしが美晴。何ともお似合いの二人じゃないか。」
    元花魁と女中が二人暮らし。出るのは鬼か……。
    気っ風と純情――江戸の女を描き尽くす著者新境地!

    お照は義父の卯平に命じられて、亀井町の妾宅で働いている。主人は卯平の奉公先である室町の呉服屋、砧屋喜三郎だ。
    喜三郎は手代上がりの婿養子で、妻のお涼に頭が上がらない。そのため、吉原の花魁だった美晴を囲っていることは秘密である。通い番頭の卯平は喜三郎の兄貴分で、自分を引き上げてくれた弟分を守るべく、義理の娘に美晴の世話をさせることにしたのだ。
    卯平は「美晴が男を連れ込んだら、すぐに教えろ」とも、お照に命じていた。
    それぞれが手前勝手な思惑を抱える中、美晴とお照の付き合いは思いがけず深まっていく……。
  • 1,870(税込)
    著者:
    免条剛
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「わたしは、さらわれた子ども」――
    小説家志望の美女の不審死。遺作『失踪』に隠された忌まわしき記憶。
    偽りの素性に即製探偵コンビが挑む!
    元「小説新潮」編集長が満を持して放つ、完璧なミステリー!

    突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい――。
    依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、小説教室で理沙が提出した課題作品『失踪』を渡される。
    誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。
    いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力……。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。
    常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく……。
  • コピーライター時代が10年、作家としては17年の経験の中で、こう書いたら伝わる、
    こう書いたら売れないと体得したコツがあります。それを「伝え方のバイブル」として、
    あなたにプレゼントしたい、というのが本書です――ひすいこたろう 

    ●人見知りだった僕に、1万人のファンができた!●
    人生に“奇跡”が起きる「面白く伝える技術」●伝えるとは、相手の頭の中に印象的な絵を描くこと●人気ジャンルと掛け合わせろ!●1行目の目的は「え? その先を聞かせて」●ギャップの演出とは「A」×「Z」●ドン底で何を学んだかを語ると、3分でモテる……etc

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