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『彩流社、1円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全267件

  • 2,640(税込)
    編著:
    岩本裕子
    編著:
    西﨑緑
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    共感し、葛藤する闘い――公民権運動の多面性!

    多様に展開された公民権運動の側面を四人の女性の生き方から見る第一部、非黒人のカトリック教徒とユダヤ教徒、同性愛者が関係する運動との繋がり方を探った第二部、そして人種という「創られた」概念で差別化されたアメリカ社会の歩みを概観する第三部により構成される。

    目次
    はしがき
     第一部 
    第一章 公民権運動の祖母たち──メアリ・C・テレルと
        ナニー・H・バロウズの場合……岩本裕子(浦和大学教授)
    第二章 アトランタの黒人女性を動員した草の根公民権運動
            ──ルビー・パークス・ブラックバーンの
        有権者登録活動を通して…………西崎 緑(熊本学園大学教授)
    第三章 「誰のための民主主義か」──ロスアンジェルスにおける
        長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス……土屋和代(東京大学准教授)
     第二部 
    第四章 カトリック教徒による人種平等を求める闘い
            ──マーガレット・ “ ペギー”・ローチを
        事例として…………………………佐藤千登勢(筑波大学教授)
    第五章 ユダヤ人の公民権運動への参加とホロコースト
        ──マリオン・イングラムを中心に……北 美幸(北九州市立大学教授)
    第六章 警察暴力とマイノリティ間の連帯
            ――ハリー・ヘイのゲイ・アクティビズムと黒人自由闘争、
        1930 年代~1969 年………………………兼子 歩(明治大学専任講師)
     第三部
    第七章 「社会的構築物としての人種」概念に基づく通史的展望の意義
        ──五つの設問を媒介に駆け足でアメリカ史を
        概観する試み………………………………川島正樹(南山大学教授)
    あとがき
    索引(人名+歴史事項)
  • これほど刺激的な学問の領域があったのだろうか…?
    個性豊かな書き手により、文学を中心に、歴史、宗教、音楽、演劇等を
    縦横無尽に論じる新しい試み。

    本書の白眉となるものは、ケンブリッジ大学のモウズリー博士の夏期講座の
    講義録、シェイクスピアの「恋人たちの死」の論考である。
    また、古典的名作といわれるシドニーの『アーケイディア』の成立、構造、
    語りを精緻に論じた論考も含まれよう。

    そして、今論集で注目にあたいするといえるものは、新進気鋭の
    中堅・若手研究者たちによる詩論である。
    ハーバートの詩におけるシンボルのメカニズムを
    論証した詩論、トマスの詩とイェイツとの関係を探求した論文や
    キャロル・アン・ダフィの五番目の詩集についての詩論。さらには1960年代の
    リヴァプール詩における代表的な詩人の音楽活動との関係に論及したもの、
    現代詩人のR・S・トマスの詩を「否定神学」の観点から論じたもの等である。

    それらに加え、コンラッドの「勝利」論、マードック『ブルーの夢』、
    H・D・ソローの「住まい」、トウェインの実像をめぐる論考ほか、
    J・D・パソスにおけるスペイン内戦、シェパードのアイルランドと演劇、
    アトウッド『またの名をグレイス』を論じたものまで、様々な論点をさらに
    切り開こうとする意欲的な論考に溢れた論集が本書ということになる。

    【収録内容】
     Ⅰ イギリス文学編
    第1章  講義:世界を変えるシェイクスピアの二組の恋人たちの死
                   チャールズ・モウズリー(伊澤東一訳)
    第2章  子供の反逆・『恋の骨折り損』と『御意のままに』
                                 杉浦裕子
    第3章  シドニーの『アーケイディア』
                                 村里好俊
    第4章  ジョージ・ハーバートと聖なる贈物のパラドックス
                                 山根正弘
    第5章  コンラッドの『勝利』論
                                 吉岡栄一
    第6章  アイリス・マードックの『ブルーノの夢』論
                                 山本長一
    第7章  ディラン・トマスの「言葉に彩り」とW・B・イェイツ
                                 太田直也
    第8章  キャロル・アン・ダフィの『ザ・ワールズ・ワイフ』における
                        女性の詩人たち  石田由希
    第9章  リヴァプール詩、音楽、そしてリリー・ザ・ピンク
                                 木村聡雄
    第10章 R・S・トマスの主題の変遷と神の存在証明
                                 永田喜文
     Ⅱ アメリカ・カナダ文学編
    第1章  H・D・ソローの小屋あるいは住まい
                                 奥田穣一
    第2章  『マーク・トウェイン 完全なる自伝』に探るトウェインの実像
                                 有馬容子      
    第3章  ジョン・ドス・パソスの一九三〇年代の戦い・スペイン内戦体験
                                 川成洋
    第4章  サム・シェパードのアイルランドでの再生
                                 古山みゆき
    第5章  アトウッド『またの名をグレイス』における知の体得の意味
                                 塚田英博
  • 2,860(税込)
    著:
    ジャン・ジオノ
    訳:
    山本省
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    ジオノ最大の関心事であった、羊と羊飼いを扱う
    『蛇座 Le serpent d'étoiles』、
    そして彼が生まれ育った町について愛着をこめて書いた
    『高原の町マノスク Manosque-des-Plateaux』を収める。

    見習いの羊飼い、そして羊飼いたちを率いた親方。
    羊飼いたちは年に一度、マルフガス高原に集まり、演劇のようなものを
    上演する。海や山や河や風などに扮した羊飼いが壮大なドラマを演じる
    のである。題名『蛇座』は松明で煌々と照らされた広場で行われる夜を
    上空から見守っている星座「美しくねじれた蛇座」から取られている。

    モンドールの丘、デュランス河、ヴァランソル高原、アッス渓谷、
    地元の人々…。ラルグ川で溺れそうになった娘との会話や村の公証人宅
    での食事風景など、自然や人間についての描写がせまる。
    その想像力を奔放に発揮したジオノが、空想の「マノスク」を語る
    のである。創作の準備倉庫とでも形容できる地元マノスクの内と外が
    入念に紹介されるのが『高原の町マノスク』だ。
    作家ジオノの懐をうかがうように読み進めることができる作品である。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    リウマチという難病を抱えながら、チベット(中国)国境に近い
    ヒマラヤの最奥の地ドルポで約100日におよぶ越冬を単独実現させ、
    今年「植村直己冒険賞」を受賞した、40代女性登山家の初の本。

    厳しくも美しすぎる世界の屋根の山々。そこで繰り広げられる動物
    や人々の伝統的なくらし。神々しい秘境の景色に、圧倒される……
    優れたカラー写真多数掲載!!
  • 1,870(税込)
    著:
    瀧口雅仁
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    向島の寄席「墨亭」席亭による新講談論!

    令和の初日、個人的に向島に「墨亭」という寄席を開いた。演芸場の許可を取ったので演芸スペースではなく寄席と呼ばせてもらいたい。落語に講談に浪曲に、その他の日本の芸能を寄せ集める空間でもあるので「寄席」でもいいだろう。オープン時には神田春陽先生にお世話になり、今もお世話になっている。そしてそこから広がりを見せ、講談の会を多く開くようになった。オンタイムで聴いてきた講談に、資料から知り得た講談。そして今の講談に、これからの講談の姿といったことを思いつくままにあれこれ記してみたいと思う。ただし、東京の講談界についてがほとんどであり、偏った見方や意見になる可能性があるのは承知で、反論や異論が出ることは覚悟の上だが、そこからまた各人の講談の魅力が引き出せればいいのではないかとも思っている。

    【目次】
    (1)今、本当に講談ブームなのか?
    (2)神田伯山は釈場を復活させるのか
    (3)最初に聴くなら何がいいのか、そして誰がいいのか
    (4)講談と落語の違いとは
    (5)東京の講談界が二派に分裂している訳
    (6)天の夕づるの“ポルノ講談”とは何だったのか
    (7)分裂し続ける上方講談界
    (8)改めて注目したい現代講釈師(神田織音・神田茜・神田愛山・
                          宝井琴星・宝井琴桜)
    (9)若手講釈師群像(田辺いちか・神田紅佳・宝井梅湯)
    (10)《資料》昭和61・62年の本牧亭風景~本牧亭の楽屋帳から
    (11)木馬亭講談会の魅力
    (12)あの頃の落語色物定席での講談事情
    (13)講談を「読む」ということ
    (14)講談はどこで聴けるのか
    (15)講談を「聴く」ということ
    (16)これは聴きたい!講談らしいネタ
    (17)連続物の楽しみ
    (18)やっぱり聴きたい「赤穂義士伝」
    (19)新作講談の楽しさ
    (20)八代目一龍斎貞山、鬼籍に入る
  • YouTubeチャンネル登録者5万人!
    『デイトレ塾-Rょーへー』第二弾!
    著者が「イマ」まさに使っている5分足チャート攻略から、板読み、フル板を
    活用した最安値買いを狙った買い指値の入れ方まで伝授!

    【内容紹介】
    ●第一章 逆張りデイトレードとは 
    ●第二章 逆張りデイトレードのためのトレード環境づくり
    ●第三章 5分足を使った逆張りデイトレード攻略
    ●第四章 板読みデイトレード攻略
    ●第五章 暴落パニック相場で大勝ちを狙おう
    ●第六章 デイトレーダーとして成功する秘訣
  • 2,860(税込)
    著:
    三木武司
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    あれから50年…「連合赤軍事件」に関する多面的検証の書。

    1971年から772年にかけて全国にその名を轟かせた集団が存在した。
    その名は「連合赤軍」。
    本書は、連合赤軍が引き起こした一連の事件および「連合赤軍事件」が
    勃発するに至った当時の時代背景を踏まえ、事件の真相を明らかにしようと
    試みたものである。
    著者は執筆にあたって事実のみをベースに検証・考察する。そのために、
    当事者への取材をできる限り行い、当事者が書いた文献を丹念に読んだ。
    これら当事者とはもちろん事件を起こした犯人、つまりは連合赤軍のメンバー
    で本書での主役である。また、事件を取り締まった警察関係者、
    マスコミ関係者も当事者に加えることもできる。それぞれの立場で関係者は
    手記を残している。立場が違えば考え方・関わり方が違う。
    本書では、それぞれの立場からの多角的多面的な視点を導入し、
    事件の検証を試みた。

    [目次]
    (1) 「この顔にピンときたら110番!」
    (2) 発端――群馬県・榛名湖畔、妙義湖畔、籠沢、
                 軽井沢、レイクニュータウン
    (3) 連合赤軍前史――「過激派」「極左」と呼ばれた彼ら
    (4) 連合赤軍の時代
    (5) 連合赤軍の成立から「自滅」――あさま山荘漂着まで
    (6) あさま山荘の内と外
    (7) あさま山荘事件後――その後の連合赤軍
    (8) 首謀者森恒夫とは
    (9) サブリーダ? 永田洋子の人間像
    (10)連合赤軍に参加しなかった面々
    (11)連合赤軍メンバー27名の身上調書
    (12)革命と性
    (13)私的考察的結論
  • 1,650(税込)
    編:
    高畠久
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    しなやかさこそが「強さ」である!

    いま、日本はどん底にある。貧困、雇用の悪化、将来への不安、
    刹那的な犯罪と自殺の増加等。国民の生命財産を守るのが政治
    であり政治家の使命だが、政治家は「自分」のために働いている。
    経済界も経営者の大半が社会に貢献する気持ちが稀薄だ。
    その結果、国家の品格も人気も評価もどんどん地に落ちている。
    特に国民生活に関わる項目では最低であり、心の問題を救う
    文化政策に至ってはさらに低い。そこへきて新型コロナ禍での混乱の極み。

    もはや「男中心」の政治・経済では日本を救うことは不可能だ。
    そこで、各世代の10人の女性に、生まれ、育ち、仕事、結婚、出産、
    離婚、挑戦してきたことなど、女性5人(女優、大学生、専門学校生)が
    取材し、コロナ後の「日本再生」へのヒントを探る。
    いきいきとした彼女らの「魅力」はどこから生まれてくるのか。
    無制限に正直に「自己」を語る白熱のトークセッション。

    (1)永井多恵子
       (せたがや文化財団・理事長/世界演劇協会日本センター長)
    (2)中川裕季子
       (ダンスステージ企画構成・振付・演出/中川三郎スタジオ代表)
    (3)吉田幸子
       (無形文化財西馬音内盆踊り名手/フラワーデザイナー)
    (4)キャサリン・ジェーン・フィッシャー
       (前衛美術家/レイプ被害者救済運動家/
        ノーベル平和賞ノミネート2020年度)
    (5)是蘭[鈴木優子]
       (新美術ミクストメディア作品アーチスト
        /外国教育企業・BodyChance 顧問)
    (6)兵藤祐子
       (東京都港区区議会議員)
    (7)吉川雅子
       (朗読家・ナレーター・日本語伝道師/NPO法人声物園理事長)
    (8)中前由紀
       (東京都港区区議会議員)
    (9)霜鳥まき子
       (パーソナルスタイリスト・衣食住プロデューサー
        /株式会社SPSO代表)
    (10)卜部裕里子
       (ピアニスト)
  • AIの台頭、残業時間の縮小、年功序列・終身雇用の崩壊、テレワークの推進、オンラインコミュニケーションの活用、定年の延長、プロジェクトマネジャーの増加、ダイバーシティの推進、SDGs等々、ビジネス環境が凄まじいスピードで変化するなか、組織のリーダーに求められる役割も大きく変化しています。
     管理職になりたての人はもちろんのこと、経験を十分積んだリーダーであっても戸惑いを覚えていることでしょう。
     こうした新しい時代に組織を活性化し成果を出すためには、リーダーは何を考え、どう行動し、いかにしてチームのメンバーを引っ張っていくべきなのか。また、変化の激しい時代には、リーダーは何を求められ、どう対処すべきなのか、ベストセラー作家・中谷彰宏氏が徹底指南します。

    【この本は、以下の3人のために書きました。】
    ①お手本のない時代に、リーダーになって困っている人。
    ②今でのやり方が通用しなくなって、困っているリーダー。
    ③これからリーダーになりたい人。

    【内容紹介】
    ● 1対多から、1対1の関係に。勤務時間の長さで評価できない時代に。
    ●「同じ釜の飯」型から、ジャム・セッション型に。
    ●リーダーは、地位ではなく、役割分担。全員がリーダーのチームは強い。
    ●「するか、しないか」は、部下がイキイキするかどうかで、決める。
    ●多様化とは、面白さがわからないものを認めることだ。
    ●みんなが見捨てても、自分は見捨てない。
    ●「君のため」が、部下には、めんどくさい。
    ●部下に「とんがりすぎ」と注意される存在になる。
    ●変化の時代には、自分の中にリーダーを持つ人が強い。

    【目次】
    第1章 あなたは、チームに「ワクワク」を与えていますか?
    第2章 あなたは、チームを「イキイキ」させていますか?
    第3章 あなたは、チームから「リスペクト」されていますか?
    第4章 あなたは、チームに「弱み」を見せていますか?
    第5章 あなたは、誰よりも「とんがって」いますか?
  • 日本を問い直すためのアメリカ史!

    トランプ大統領の登場によってアメリカのマジョリティの潜在的な
    特権的地位の存在が改めて意識された。
    本書は歴史的視座を重視して、
    現代が抱えるマジョリティにとっての「他者」たちからの「脅威」による
    「被害者」意識の発露としての行動を検証し、自覚されない〝特権〟と
    差別意識払拭への可能性、レイシズムと不平等の問題を考える。
    同時に日本にも通底する差別の構造を照らし出す。
    アメリカの「いま」、日本の「いま」を理解するための歴史認識の架橋!

    目 次
    序  「ヘイト」の構造を歴史的に問い直すために 兼子歩(明治大学准教授)
    第1章 差別と「逆差別」は同じ差別なのか?
         ――誰が誰をどのような力で抑圧しているのかを見極める
                          大森一輝(北海学園大学教授)
    第2章 ともに生き延びるということ――不可視化の暴力と先住民族の抵抗
                            石山徳子(明治大学教授)
    第3章 黒人奴隷制の歴史を問い直す――奴隷制と人種資本主義の世界史
                            貴堂嘉之(一橋大学教授)
    第4章 負けた戦争の記憶
             ――南北戦争後の南部における「失われた大義」と
              人種・ジェンダー・階級    兼子歩(明治大学准教授)
    第5章 記憶の抑圧と歴史の書き換え――タルサ人種虐殺を例に
                            坂下史子(立命館大学教授)
    第6章「ヘイト」の時代の「アメリカ・ファースト」──排外主義への誘惑
                              南修平(専修大学教授)
    第7章 アジア系ヘイトの歴史と現在
           ――コロナ黄禍論とアジア系の体験から見るアメリカ社会
                            和泉真澄(同志社大学教授)
    第8章 刑罰国家化時代の移民行政――「非合法外国人」と「外国人犯罪者」
                 という移民像   佐原彩子(共立女子大学准教授)
    第9章 辺境都市から先進都市へ――グローバリズム時代の
       オレゴン州ポートランドとその歴史的背景 土田映子(北海道大学准教授)
    第10章 クオータはなぜ嫌われるのか――割当と平等をめぐるアメリカ現代史
                            南川文里(同志社大学教授)
    第11章 ミレニアルズとZ世代――あらたな世代政治の誕生とアメリカ社会
                           梅﨑透(フェリス女学院教授)
    第12章 国際人権レジームとアメリカ例外主義――国際人権の歴史のなかの
                 アメリカ、そして日本 小阪裕城(釧路公立大学講師)
    第13章 アメリカ人権外交の欺瞞――不可視化されてきたアメリカの暴力
                            三牧聖子(同志社大学准教授)
    第14章 声を上げる理由・耳を傾ける理由――被爆者運動と日本社会
                              川口悠子(法政大学教授)
    編者あとがき                    貴堂嘉之(一橋大学教授)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「全自動で手間いらず、難しいことを覚えなくてもよく、悩んだり考えたり
     しなくてもいい資産運用」――そんな夢のようなことが現実になる!

    ●「簡単」→ロボットに任せきりの全自動!
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    【目次】
     PART1 スタートから5年、AIロボ投資本格デビュー
     PART2 なぜ「投資」を考えるのか
     PART3 お任せロボ投資へ たった3つの作法
     PART4 お任せロボ投資の秘密
     PART5 スゴイ! ロボ投資の実力
     PART6 ロボ投資で鉄壁投資デビュー
     PART7 徹底比較! 使えるロボアドバイザー17
     PART8 世代別&ライフスタイル別ロボ投資活用法
  • 医療と教育事業に挑んだ「在日」医師の自伝!

    朝鮮人韓国人と日本人に問いかける著者の生き方とは?
    両親からの教えを胸に、在日として日本でいかに生きるかを自問し、
    苦闘しながら、医療、福祉、教育の各事業で成功した著者が、
    民族の矜持を持ち、二つの国、二つの文化を生きた実体験を赤裸々に語る。

    「差別は、差別される人に耐えがたい苦痛を与えるし、差別する側に
    人格の荒廃をもたらす」「自分のルーツや祖先、親のことを誇りに
    思わないで、社会的に立派な仕事をした人を私は見たことがない」

    本書は、在日の人びとが日本に「帰化」することで民族性の風化が進む
    時代に、互いに民族性を尊重する生き方を訴える書である。
    著者は、医療だけでなく、学校経営にも注力し「日本の社会の一角に
    韓国人と日本人が共生し、新しいタイプの韓日の架け橋になる人材が
    たくさん生まれれば、大きな意義がある」と語っている。
    混迷する昨今の日韓関係のずっと先を見据えた展望が、
    本書において語られるのである。
    増補として、初版読者の感想、新しいあとがきを付した。

    【目 次】
    はじめに
    第一章 青森に生まれ育って
    第二章 医師への道──開業と介護福祉事業の展開
    第三章 保育園、人権問題、そして韓国語学校設立
    第四章 青丘学院つくば中学校・高等学校創立
              ──韓日の文化を学ぶ一条校
    第五章 民族の新たなコミュニティをつくりたい
                ──ハングルを拠り所に
    第六章 家族と医者の私
    第七章 ゴルフに魅せられて
    第八章 すべての事業には始まりがあって終わりがある、
                  独自の経営メソッド
    第九章 何が悲しくて日本人になるのか、
                 克日思想をもって発展しよう
    金 正出 略年譜
    想い出の写真
    おわりに
    読者からの反響より
    増補版 あとがき
  • ぬいぐるみが誘う、癒しの世界とは?
    ぬいぐるみはどうして、幸せを運び、人間関係を支えてくれるのか?
    大人のぬいぐるみ遊びは、こんなにも奥が深い!

    目次内容
    まえがき
     第Ⅰ部 ぬいぐるみとの付き合い方
    第1章 社会は今ぬいぐるみを求めている
    ・ぬいぐるみへの無意識の偏見
    ・ぬいぐるみ愛好オヤジは本当にマイノリティか 
    ・ぬいぐるみの魅力の本質を探る 他
    第2章 ぬいぐるみ扱いの作法
    ・ぬいぐるみ扱いの心得 ・ぬいぐるみ廃棄の心得 
    ・ぬいぐるみ保管の心得 ・恋人とぬいぐるみ愛の両立
    ・ペット愛とぬいぐるみ愛の両立 他
    第3章 子どもとぬいぐるみ
    ・母のおっぱいの次はぬいぐるみ
    ・ぬいぐるみが育児に必要な訳 
    ・ぬいぐるみは人生最初の「よそ者」 他
    第4章 大人とぬいぐるみ
    ・恋人選びとぬいぐるみ(女性の場合/男性の場合)
    ・ぬいぐるみ好き男性に恋人は出来るか
    ・子どもが出来れば晴れてぬいぐるみ遊び 他
    第5章 老人とぬいぐるみ
    ・孫とぬいぐるみ遊びするときの心得 ・孫遊びのときは短い
    ・経済的安定より大事な精神的安定
    ・ぬいぐるみが支える晩節の人間関係 ・人間は幼児に戻る
    第Ⅱ部 体験的ぬいぐるみ愛
    第6章 我がぬいぐるみ人生・前半
    ・何故か選んだシロクマのぬいぐるみ
    ・旅の安全を守るコーワのカエル ・ぬいぐるみ好きの恋人が出来た!
    ・青春期を彩ったぬいぐるみたち 他
    第7章 我がぬいぐるみ人生・後半
    ・子育て時代のぬいぐるみ環境 ・子どもにバカウケのぬいぐるみ劇
    ・広域伝播する我が家のぬいぐるみ文化 ・ペットとぬいぐるみの融合 他
    第8章 ぬいぐるみとの距離感
    ・ぬいぐるみとの日々の触れ合い方 ・ぬいぐるみとの間柄
    ・ぬいぐるみを下位に置くべきか、上位に置くべきか
    ・ぬいぐるみとの交わりは淡き水のごとく 他
    第9章 ぬいぐるみ遊びの総括
    ・幼児相手のぬいぐるみ遊び・男の子の場合、女の子の場合
    ・ペット相手のぬいぐるみ遊び ・ぬいぐるみに付ける名前とキャラ
    ・ぬいぐるみ物語作りはこんな風に
    ・ぬいぐるみコミュニティと『トイ・ストーリー』
    ・ぬいぐるみコミュニティと人間実社会の接点
    あとがき
  • リベラル・アーツの多様性と現代への問題提起

    文学、言語学、外国語教育学から
    経済学、メディア論、教育工学まで──

    『異文化のクロスロード』(2007)、『ポスト/コロニアルの諸相』(2010)、『ことばのプリズム』(2014)、『リベラル・アーツの挑戦』(2018)に続く、岐阜聖徳学園大学外国語学部の研究成果。

    【目次内容】
    ▼ ジェンダーからみる太平洋戦争の記憶
      ――環太平洋文学の描く日本植民統治(河原﨑やす子)

    ▼ ペーター・ハントケの『雀蜂』について
      ――「盲目性」の意味(熊沢秀哉)

    ▼ 病と不調の経験から他者としての女性の経験へ
      ――病者と労働者階級へのヴァージニア・ウルフの(非)共感性(四戸 慶介)

    ▼ 英語教育における批判的思考力の育成
      ――クリティカル・リーディングの指導(伊佐地恒久)

    ▼ 談話研究とその日本語教育への応用
      ――「のだ」疑問文を中心に(大塚容子)

    ▼ 恩師の取材とレジリエンス形成
      ──教職課程のアクションリサーチ(冨田福代)

    ▼ マインドセットと学習環境
      ──外国語を学ぶ学生たちを成功へと導く学習スペースの構築(テイラー・クレア/長尾 純)

    ▼ 教育における ICT(情報通信技術)の活用と考え方(長谷川 信)

    ▼ 分裂と統合のTwitter
      ──コロナ禍におけるトレンドの特性(宮原 淳)

    ▼ 功利主義と義務論
      ──社会科学の視点を進化理論から考える(蔵 研也)

    ▼ 現代アメリカ英語における whom に関する一考察(丹羽都美)

    ▼ 中国語の自由会話におけるメタ言語否定のストラテジー(李 嘉)
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    あの伝説のTV番組『カリキュラマシーン』の製作舞台裏がついにあかされる!
    平成カリキュラマシーン研究会の任務は「『カリキュラマシーン』の精神を未来に伝える」ことである。
    『カリキュラマシーン』という番組がかつて放送され、番組が大好きだったHCM研究会メンバーが大人になってスタッフと会い、再び『カリキュラマシーン』を体験し、脳裏に刻まれた「記憶」を喚起し、礼讃する。
    『カリキュラマシーン』よ、永遠なれ!

    [目次]
    (第1章)テレビの黄金時代の最後の番組
    (第2章)『カリキュラマシーン』だけをずっとやっていたかった
    (第3章)「毎日が文化祭」ですから(笑)
    (第4章)こんぺい糖のとげとげを取っちゃったらただのアメ玉でしょう?
    (第5章)とりあえず無題の回
    (第6章)あいつのあたまはあいうえお
    (第7章)歌うディレクターvs歌うキャスト「聴いて 聞いて キャ! キュ? キョ!?」
    (第8章)光子の窓からイチ・ニの為五郎!……ナヌ?
    (第9章)空飛ぶ九ちゃんゲバゲバピー
    (第10章)帰ってきたえんぴつのジョー~持ち方がなっちゃいねぇぜ!
    (第11章)さんざん騒いで忘年会! アニメがなんだかスキャニメイト! ん!?
    (第12章)カリキュラタイムマシーン~タイムスリップ'70
    (第13章)10のたばがくっつきの「を」? 肝心要のカリキュラム1
    (第14章)5のかたまりと10のたばをいくつ寝るとお正月!? 肝腎要のカリキュラムの2
    (第15章)ワハハ×ニンニキ×ホニホニカブーラ!~作家魂?
    (第16章)昭和のテレビの宝物
  • なぜボストン美術館はアジア美術の宝庫なのか!
    そのキーマン富田幸次郎の全貌!

    富田幸次郎(1890~1976)は東洋美術コレクションで名高い、
    米国ボストン美術館のアジア部長を戦前、戦中、戦後の32年間
    (1931~1963)勤めた人物である。
    「岡倉覚三(天心1863~1913)最後の弟子」と伝えられながらも、
    日本では、その経歴や業績はあまり知られていない謎の人物でもある。

    本書は、富田幸次郎の生い立ち、アメリカに渡った経緯、アメリカで
    どんな人々に出会い、どのような活動をしたのかを探りながら人物像に迫り、
    また、彼のアメリカにおける活動を解明することによって、20世紀前半の
    日米間の緊張が高まるなかにあって、「ボストン日本古美術展覧会」という
    一大イベントを成功させ、欧米人の日本文化への関心を多いに高めるとともに、
    その後の日米文化交流の道を切り拓いた知らざる歩みを明らかにするものである。

    目次内容
    はじめに
     第一部 ボストン美術館アジア部キュレーターへの道のり
    第一章 父親、蒔絵師富田幸七──漆の近代を見つめて(1854~1910)
    第二章 幸次郎の生い立ちと米国留学(1890~1907)
    第三章 ボストン美術館──めぐり合う人々(1908~1915)
    第四章 目覚め──美術史家として(1916~1930)
         ──アーサー・ウエーリと司馬江漢の落款をめぐる論争考
     第二部 富田幸次郎の文化交流──日米戦争のはざまを米国で生きる
    第五章 祖国に国賊と呼ばれて(1931~1935)
         ──『吉備大臣入唐絵詞』の購入
    第六章 1936年「ボストン日本古美術展覧会」の試み(1936~1940)
         ──戦間期における日米文化交流の一事例として
    終 章 太平洋戦争とその後(194 ~1976)
    富田孝次郎年譜
  • 1,540(税込)
    著:
    兼安暁
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    メタバースを制すれば、望む未来はなんだって手に入る!
    仮想空間を超えて現実世界でも魔法の世界へようこそ。

    【内容紹介】
    ●第一章 メタバースの世界へようこそ
         ・メタバースとは何か
         ・メタバースの現在・過去
         ・ビッグプレイヤーの掲げる姿
         ・メタバースの今後を理解するために必要な知識
    ●第二章 メタバースは、あなたにどんな意味がある?
          ・世の中はどのように変わる?
         ・既存産業はどのように変わる?
         ・日常生活はどのように変わる?
    ●第三章 メタバースを先取りする
         ・メタバースで注目すべきテクノロジー
         ・メタバースでのマネタイズ
         ・メタバースとの付き合い方
  • ウクライナ戦争を支えるロシアの民族精神への視線!

    ロシア革命による内戦と第一次世界大戦の対ドイツ戦の最中に書かれたロシアの精神を解き明かす古典中の古典の新訳。(旧訳『深き淵より ロシア革命批判論文集2』(ベルジャーエフほか 著、長縄光男、御子柴道夫 監訳、現代企画室、1992年))

    ロシアの代表的な思想家11人による革命の“陰の部分”を指摘するとともにロシア人の新旧の精神世界を冷徹に分析、国家と民族の運命に思いをめぐらせる。

    革命派(ボリシェヴィキ)がロシア人以外のウクライナ人やグルジア人などの異民族に“民族自決”を認め、旧ロシア帝国の版図を分解、縮小したことに対する民族主義者の立場からの憤激の感情が述べられている。それから70年、ソ連邦として再び寄せ集めた版図(構成共和国)が解体された時(1991年)に、分離・独立した共和国に対して、ロシアの民族主義者たちは全く同じように嘆き憤激、激昂した。そうした大ロシアの民族主義の感情は、そのまま今般のウクライナ戦争に投影されている。

    そして本書には「ロシアには何故、今日に至るまで独裁的な指導者や権威主義的、強権、全体主義的政治体制がくり返し出現するのか」「何故、国民はそれらの指導者や体制を受け容れるのか」などの疑問への答えも含まれている。
  • コロナ禍で、とりわけ若年層や女性たち、非正規雇用の困窮層が急増し、
    私たちは深刻な貧困問題、格差拡大に直面している。市場競争、経済成長、
    効率性に最大の価値を置く新自由主義がもともとはらんでいた危機が、
    コロナ禍で顕在化した。
    その中で、市民社会の中からNPO、協同組合、社会的企業などの
    多様な実践が生まれ、共的な空間を築きあげ、新しいつながりの経済を
    生み出している。
    孤立や分断の社会を乗り越えるための世界と日本の具体的とりくみとは?

    【目次】
    序章  なぜ社会的連帯経済なのか
             (藤井敦史・立教大学コミュニティ福祉学部教授)
    第1章 社会的連帯経済とは何か(藤井敦史)
    第2章 イタリアにおける社会的企業の展開過程
             (田中夏子・都留文科大学教養学部教員)
    第3章 社会的連帯経済を推進する世界の運動
             (田中滋・アジア太平洋資料センター事務局長・理事)
    第4章 不安定社会の編み直しを求めて―社会的企業研究会の展開から
                浮かびあがるサード・セクターの新しい実践潮流
                (菰田レエ也・鳥取大学地域学部教員)
    第5章 労働者協同組合の社会化戦略―協同労働を軸に明日が希望と思える
             社会変革へ(相良孝雄・協同総合研究所事務局長(理事))
    第6章 地域再生政策における連帯的な経済の可能性と課題
                 (原田晃樹・立教大学コミュニティ福祉学部教授)
    第7章 公的サービスの外部化と非営利組織の評価(原田晃樹)
    第8章 私たちが韓国社会的経済から学んできたことは何か(藤井敦史)
  • 「チャリティ(慈悲)」と名付けられた、複雑な出自をもつ若い娘のひと夏の恋──

    ニューヨークの上流社会を描いた『歓楽の家』(1905)、『無垢の時代』(1920)で
    知られ、女性初のピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートン(1862–1937)。
    同じくニューイングランド地方の寂れた村を舞台に、閉塞的な社会に生きる人々を描いた『イーサン・フローム』(1911)と並ぶウォートン中期の名作、待望の翻訳出版。本邦初訳!
  • 1,430(税込)
    著:
    原田國夫
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    出会いと運命

    本書は、昨年(2021年)に刊行された
    『もの言える老人のための条件 老年書生の境地』の続編である。
    前著とは構成を変え1項目あたりの内容を増やしたことから
    『新・老年書生の境地』というタイトルとなっている。
    著者が団塊世代である特性もあり、「教条的」「べき論」という感は
    やはり否めないが、市井に生きる一老生のシニカルな「声」として
    受け止めてほしい。
    本書は、同世代への、そして若き世代へのエールともなっている!

    【目次】
    「ふるさと墓参」「階層社会」「障害者雇用の現実と労働環境の変化」
    「視点の違い」「舌禍」「内部告発」「栄光と挫折」
    「ニュースの公平性」「フェイクニュース」「落書き」「情報源」
    「景況と会社成長と酒のある人生」「遊びの風景」「出会いと運命」
    「外国への憧れ」「小さな覚悟」「死生観と退き際」
  • 3,410(税込)
    著:
    手塚和彰
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    日本の進路を誤らせた実態のない同盟の虚構を暴く!

    全くの無駄で、効果をも持ちえなかった軍事・経済相互援助同盟は、
    日独それぞれが、短絡的な都合のもとに勝手な解釈を繰り返しただけで、
    実質を伴わないまま成立したものだった。
    日本側の状況を見るなら、その同盟の成立にあたって、陸軍や一部外交官
    が独走し、それに同調する軍人・官僚・政治家を自らの無責任体制が支え維持し、
    意思疎通不足、情報不足と情報解釈の誤りが、事態を更に硬直化させること
    となった。
    当時の政治指導者達は、客観的な情勢判断の欠如から、決定的に判断を誤り、
    人民を戦争に導いただけなのであった。

    本書は、これまで、日本の史料に基づくものが多かった三国同盟に関する研究
    とは一線を画し、ドイツにて公開された最新の資料までをも取り込んで追及し、
    この同盟が、まったくの「幻の」同盟であった実態を明らかにし、
    現代の情報化時代における外交問題に示唆を与えようと試みるものである。

    本書の目的と構成
    プロローグ
    (「演出された日々」 /日ソ関係/松岡の場合──ドイツへの傾斜
    /僥倖頼りの発想/過去と現在  ほか)
    第一章 ナチスドイツの登場(日独防共協定への途/戦勝国と敗戦国
    /巧妙な再軍備化/赤軍との共同演習/リッベントロップ)
    第二章 日独の接近と日独防共協定(大島 ─ リッベントロップの秘密交渉
    /大島独断専行の容認 /人事配置/協定初発の事情)
    第三章 親英米派と親独派(ドイツ重視の伝統 /
    リットン調査団のドイツ人/親独派の典型・大島浩/親英米派の抵抗 ほか)
    第四章 ナチスドイツの対日工作(オイゲン・オット/秩父宮訪独
    /電報に見える日独関係 /ヒトラー参り/満州国承認 ほか)
    第五章 防共協定の強化(ドイツの用意周到/張鼓峰事件
    /山本五十六の反対論 /錯綜する論議 /五相会議での決定 ほか)
    第六章 日独関係の背景──日本側の事情(軍事技術の導入
    /統制経済への傾斜/中国大陸での経済関係/日独文化交流の進展)
    第七章 反ソから軍事経済同盟へ(日本外交の弱み/リッベントロップの電報
    /日本の曖昧、ドイツの一枚岩/追い込まれ行く日本)
    第八章 独ソ関係の実像と日本の対応(経済協力の進展
    /スターリンの老獪さ/独伊の切り札、汪兆銘承認問題 /親独政権への展望)
    第九章 太平洋戦争への道(日本の南進/独ソ決裂/松岡洋右
    /親英米派の抵抗/なしくずしの傾斜/バルバロッサ作戦の開始
    第十章 日独連携の真実(空虚な期待/「勝手読み」の横行
    /独日経済委員会/カール・ツァイスの製品輸入/画餅としての日独協力)
    補論1信州人の満州植民問題(1 はじめに/2 満州へ、満州へ!
    /3 満蒙青少年義勇軍/4 ある村長の記録/5 県政トップの考察 )
    補論2 トラウトマン工作:歴史は繰り返すのか
    ──ロシアのウクライナ侵攻(2022)と重ねて考える
  • 2,530(税込)
    著:
    谷﨑龍彦
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    澁澤の「書く=読む」という行為には、「(仏語の)純粋言語を日本語に
    よって救い出す」(ベンヤミン「翻訳者の使命」)という運動が働いている。
    そのとき、澁澤という「私(わたくし)」性はどこにあるのだろうか。
    澁澤の「書く=読む」という行為は「純粋言語」を救出するとともに、
    澁澤という「私」性が消滅するのではないかというのが、
    筆者が考える澁澤におけるエクリチュール化した「私」の意味である。

    このエクリチュール化した「私」は、消滅するとともに
    翻訳行為と同様、他者の「純粋言語」にまとわりつく「純粋思考」をも
    かぎりなくとりこんでいく。

    そして最後には、澁澤の博覧強記の「書く=読む」という行為は、
    澁澤の「私」性が消滅して、エクリチュールに他者、評者(筆者)まで
    をもまきこんでいく。
    究極的にそこに浮上する澁澤の「思考」とはなにか……それを逐語訳的に
    翻訳・抽出していくのが本書の眼目なのである。

    【目次】
    (第1章)サドの自然
    (第2章)『夢の宇宙誌』玩具・天使・アンドロギュノス・世界の終り
    (第3章)『エロスの解剖』
    (第4章)『胡桃の中の世界』
  • 『日本書紀』の深い森なかへ。
    追跡するなか、古墳に関する多くの「謎」が解けた!
    『古事記』と並ぶ日本最古の歴史書(正史)である『日本書紀』には数多くの「謎」が
    残されている。本書では、古代の大王制から天皇制へと移る時期の「謎」に的をしぼり、
    「真」の歴史を探究すべく、神武天皇から継体天皇までの歴史の再現を試みる。
    その主たる分析の手法は、畿内に散在する巨大大王墓の築造時期や分布が、大王権力の
    所在を示すという基本的認識を軸に、『日本書紀』『古事記』『三国史記(新羅・
    高句麗・百済)』、さらには『金石文』等の記述における内容との一致または不一致の
    検証を行い、より「真実」に近いであろうと考えられる「歴史」を再現するというもの
    である。

    [内容・目次]
    (第1章)神武天皇の謎
    (第2章)崇神天皇の謎
    (第3章)神功皇后の謎
    (第4章)応神天皇の謎
    (第5章)仁徳天皇の謎
    (第6章)允恭天皇の謎
    (第7章)雄略天皇の謎
    (第8章)継体天皇の謎
    (補章)前方後円墳の時代
  • アメリカとメキシコのその後を決定づけた開戦の真相=深層!

     アメリカにとって、米墨戦争の結果手に入れたカリフォルニアから
    ニューメキシコにわたる国土の拡大と太平洋国家への変貌が帝国主義への道を
    拓いた。
    一方、1821年に独立を果たしていたメキシコは、領土の割譲だけでなく、
    財政破綻をきたすとともに政情不安を続けて、1863年にはマクシミリアンが
    皇帝として君臨するに至る屈辱を受けるにいたる。
     このように両国にとって転換期を作った米墨戦争は、如何にして始められたか。
    「戦えば敗れる」と分かりつつも開戦に踏み切ったメキシコの政策決定者と軍人……。
    長く続く権力を巡る党派間抗争にその一端があるにしても、メキシコ人は、
    戦争の大義名分に「名誉」の保持をあげており、その中身は明らかではない。
     本書は、その「名誉」と戦争前夜の詳細な開戦決定を分析、戦争原因論を再検討する
    労作である。

    【目 次】
    まえがき
    第一章 米墨戦争研究史――先行研究の検討
    第二章 一九世紀前半メキシコ政治史における党派間抗争
    第三章 テキサス分離独立とメキシコ
    第四章 テキサス共和国の対メキシコの相克
    第五章 メキシコの対テキサス政策と党派間抗争
    第六章 テキサス併合問題をめぐる平和的解決の模索
        ――エレラ政権の動向を中心に
    第七章 君主制樹立計画とパレデスの戦略
        ――アラマンとベルムデスとの接近
    第八章 軍人と文民の軋轢と連帯
        ――戦争前夜におけるサンタ・アナとゴメス・ファリアス
    第九章 パレデスの開戦決定――パレデスとトルネルの戦略
    第十章 短期決戦とメキシコの戦争指導の失敗
    米墨戦争関連年表
    あとがき /謝辞 /初出
    参考・引用文献 /索引
  • 去年の八月に死ぬはずだったのに……
    新型コロナウイルス禍の基本的に「死にたい」というウツ的日々のなかで、
    その二、三割をだいじにしていきたいとおもっていると、コロナ陽性でこれ
    が遺稿になったりする。基本的に一寸先は闇なのです。

    若き精神科医によるモーレツ変化球的エセー、かつカルチュアおよびブック・レビュー。

    【目次】
    (第1章)人生ウラ道ガイド、望郷編・社会のウラ道を生きる闇の知恵者から、
    人生の教えを受けて・日本ぼっち党宣言~やはり俺の国粋主義はまちがっている・
    サアカスの闇に呑まれし者ども・奇人たちの神保町~古書と寄席場と男と女
    (第2章)ココロとカラダは連関してるからしょうがない。・地には目玉を~
    上に飛び出す眼球と下におさまる睾丸のはなし・温泉主義者たちのはだかの
    ユートピア~浴場は欲情に通ずるのか。・心靈のエロティシズム ~あるいは
    黄泉の国に滞在する方法。・ファルスのはなし~屹立せる男根についての小論
    (第3章)天使とタヌキと美少年可愛いものたちの異郷・欲にまみれた天使たち
    ~酒乱で淫乱でものぐさな、天からの使い・八化けタヌキの百面相~やがて来る
    べき『日本狸文学志』のために・美少年たちのなかで滅びたい~「わかってる」
    美少年最強説
    (第4章)きみのメンタルを癒すブック・ガイド・『小沢信男さん、あなたは
    どうやって食ってきましたか』・中島らも『DECO-CHIN』(『君はフィクション』
    所収)・倉阪鬼一郎『アンドロイド情歌』・荻原魚雷『書生の処世』・矢野寛治
    『団塊ボーイの東京』・『村崎百郎の本』・みこいす『みんなの愚痴、聞かせ
    て!!!!!』・永田カビ『一人交換日記』・阿部共実『空が灰色だから』・
    ヒロユキ『アホガール』・谷岡ヤスジ『のんびり物語』・山本文緒『再婚生活
    私のうつ闘病日記』・ぴい『過剰妄想少年』・神木隆之介『Sincérité』・
    北杜夫『巴里茫々』・大橋良枝『愛着障害児とのつきあい方―特別支援学校教員
    チームとの実践―』
    (エピローグ)私はどこでも「B面」だった
  • 江戸・明治時代を舞台にして古典落語を擬した新作落語である「擬古典」。
    その擬古典の具体的なつくり方を中心に、擬古典とはいったいどういうものか、
    いまなぜそれを取り上げるのか、を論じ、また現在、高座に掛けられている
    擬古典の名作の紹介や執筆に役立つ書籍も提示、そのほか、落語作家としての
    心構え、そもそも「落語作家は食えるのかどうか」という究極の問いへの答えまで
    ……著者がこれまで発表してきた落語の解説と速記とともに語りつくす。
    本書に登場する主な落語家さんは、立川談四楼、柳家一琴、立川談慶、柳家小せん、
    柳家小傳次、林家たけ平、春風亭三朝、桂夏丸、立川こはる、入船亭小辰、立川寸志、
    雷門音助、立川だん子(敬称略)。
    落語家さん、天狗連の方、落語会主催者の方、新作派はもちろん古典派の落語家さん、
    ファンの方も本書に興味がある人は多いはず。乞うご高覧ください!

    [目次]
    (第1章)落語の作り方・落語作家の心構え・擬古典とは何か。
    (第2章)井上作の落語のあらすじとサゲ、そのクスグリとポイントを解説。
    (第3章)井上の擬古典が口演された際の速記および加筆・修正したもの。
  • 1,870(税込)
    著:
    松垣透
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    祝・古稀記念!
    「週休5日、働くのは週2日」——歌舞伎を愛し、映画を友とし、旅を楽しみ、
    酒を親友とし、温泉を味わい、競馬を嗜み、そして落語を極める。
    古稀を迎えたいま、「ブラック落語」には大いなる魅力がある。
    いま、聴いておかないと見ておかないとブラックの落語を語る資格がない。
    新型コロナ禍の取材でブラック曰く「禁酒令」のなか共に旅をし、同じものを食べ、
    酒を飲み、温泉につかり、同じ部屋で寝た。
    酔って口が滑らかになるだけでなく、本音を聴くことができた。
    もちろん驚かされる言葉が出た。まさにいま、ブラックの落語は確実に
    さらなる高みに向かっている。ブラックの何が変わったのか!?
    至近距離でときに少し距離を置き、快楽亭ブラックを見つめた。
    落語家・快楽亭ブラックとの濃密なる旅の始まり~始まり~!

    [目次]
    序幕 顔見世/第二幕 お白洲の場/第三幕 旅はまだ途中/
    第四幕 人生ついでに生きていたい/第五幕 気ままな人生の巻/
    終幕 「笑い」の構造
  • 2,420(税込)
    著:
    金成陽一
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    創作童話の世界への誘い!
    グリム童話研究者によるユニークな「賢治論」。

    今頃、なぜ「宮沢賢治」なのか?
    それは、かつて思いがけなくも雑誌「国文学」に掲載された
    文章「セロ弾きのゴーシュ」論を読み返したからだった。
    もう一つの理由はといえば、かつて、年配の同僚だった日本文学研究者が
    「賢治童話はたぶん日本文学だけしかやってない者には手ごわい。
    『注文の多い料理店』は良いコメントを書こうとしてもなかなか
    うまく料理できないんだよ。」とよく話していたことを想い起こしたからだ。
    賢治の作品は、文学のみならず、植物、生物、化学、鉱物、天文学、農学、
    音楽、宗教等多岐にわたる。
    日本の「創作童話」という狭い檻の中に、それはとても入り切るはずもない。
    様々な助言をもらったこの先輩教授が亡くなってはや十年近くが過ぎ去った。
    もう一度、賢治童話について考えるきっかけを与えてくれた教授に感謝だ。
    本書で取り上げた賢治作品は以前から気になっていた小品だ。
    賢治のよく知られた大作に関する評論はごまんとあるから、あまり取り上げら
    れずにいる作品にスポットを当てたかたちである。

    独文学者による比較文学論的「賢治童話」読解の試み。

    【目次】
    「ワラシとボッコと奥州と欧州と」(ざしき童子のはなし/
                         ドイツの視点から)
    「夜の川のほとりのゴーシュ」(セロ弾きのゴーシュ)
    「クンとフウとツェ」(ねずみ物語)
    「虚栄と韜晦と邪教・三つ巴の果て」(洞熊学校を卒業した三人)
    「わかっちゃいるけどやめられね~の美学」
    (毒もみのすきな署長さん)
    「のんのんのんのんの仮面」(ほんたうの神さま/オツベルと象)
  • 本書は非暴力行動への認識を深め、理解し、始めるための入門書である。

    非暴力とは、抑圧的な体制に暴力以外の方法で闘争をしかける積極的な行動の
    こと。権力者個人ではなく権力のシステムを攻撃し、協力を拒絶し、
    支配の仕組みをひとつずつ崩し、最終的にその支配者がなすすべもなく
    取り残される状態を、戦略的に作り出すプロセスである。

    シャープ氏の理論はミャンマーの人々にも広く読まれ、実際に民衆が独裁政権を
    打倒した事例も世界各地で報告されている。
    これは、遠い紛争地のことだけではない。
    私たちの家庭・職場・学校など身近な権力構造にも目を向け、暴力を用いずして
    その構造と闘い、私たちを解放するためにも活用できる理論なのだ。
    本書は、身近なところから遠い国の政治まで、様々な実践的なヒントが得られる
    実用書である。
    すぐに実践できる198の手法一覧付き!

    【内容抜粋】
    第一部  権力と闘争(政治権力の性質と統制/非暴力行動 積極的な闘争術etc)
    第二部  非暴力行動の手法(抗議・説得をする方法/経済的に協力を拒む方法
         /政治的に協力を拒む方法etc)
    第三部  非暴力行動の作用(非暴力行動の下準備/権力の再分配etc)
    訳者解説 無責任からの脱却
  • 2022年4月から全国の高校で「お金の授業」スタート!
    同時に、民法改正で18歳から自身の証券口座の開設が可能になります。
    若者のために、20~30年後を見据えた投資戦略を徹底指南します!

    【内容紹介】
    ●第一章 なぜ、お金のことを学ぶ必要があるのか
         ・これからの日本経済が厳しい10の理由
         ・若ければ、誰でもお金持ちになれる方法がある
    ●第二章 お金の基礎知識
         ・豊かになる黄金の法則
         ・6つの瓶で余剰資金を生む
         ・お金を働かせる
    ●第三章 お金の心理学
         ・お金を遠ざける人、お金を近づける人 ・お金を引き寄せる行動
    ●第四章 積立投資の選び方
         ・積立投資で失敗しない5原則
         ・積立投資の始め方
  • 1,870(税込)
    著:
    稲田和浩
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    これぞ浪曲論の決定版!
    「バカは死ななきゃ治らない!」
    ラジオで聴いた名調子、明治から昭和初期まで大衆芸能の玉座に
    君臨した浪曲。代表的な作品を通して世に知られた主題を論じ、
    その隆盛と衰退の要因を徹底的に分析。本書は2013年刊行の
    『浪曲論』の改訂版。
    2015年、惜しまれつつ死去した浪曲師・国本武春をめぐる論考を増補。
    没後7年、国本武春を追善す!

    [目次]前口上/第一章・浪曲論/第二章・浪曲作品論/[中入り]/
    第三章・浪曲におけるテーマとは何か/浪曲関係者人名録
  • 1990年代半ば、英国オックスフォード大学へユダヤ文学研究のため留学した著者の記録。40代目前の「中年男」として異国の地へ学びに行く不安と期待。そして、行く先々で出会うユダヤ人とユダヤにかかわる人びととの交流を描く。

    誰の人生にも岐路というものがある。私の場合は、イディッシュ語作家
    アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品との出会いがそれであった。
    ……イディッシュ文学研究が予想もしなかった方向へと私を導いた。
    これも私のバシェールト(イディッシュ語で「運命」の意)であろう。
    人生とは分水嶺に落ちた木の葉のようなのかもしれない。
    イディッシュ語はイディッシュ語を知る前とは全く異なる世界へと私を導き、
    一時は死語になると危ぶまれた言語が、私の人生にパノラマのような視野を
    与えてくれたのである。これから記すオックスフォード大学での
    ユダヤ学研究こそ私の人生の分水嶺であった。(「まえがき」より)
  • 2,860(税込)
    著:
    ジェイムズ治美
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    強さが私を惹き付ける!
    メアリ・ステュアートは生後6日でスコットランドの女王となった。のちに仏王太子と結婚するため5歳で渡仏。仏王宮は文藝復興の香りに満ちてあふれていた。アンリ2世が崩御すると王太子はフランシス2世となり、メアリはスコットランド女王でかつ仏王妃となる。18歳で統治者としてスコットランドに戻ったがカトリックのメアリはプロテスタントの国との分裂に苦悩する。貴族や地主は部族間闘争に明け暮れ、富と権力を増大させていた。美しく情熱的でカリスマ性のあるメアリは国民から慕われ敬意を持たれた女王であった。女王として精一杯統治に務めたつもりであったが、次第に国民からそっぽを向かれるようになってしまう。英国史上最も悲劇的な女王といわれたメアリ。美貌とともに強い意志と信念を持ち、何事も全身全霊で事に当たったメアリ。心の花であったアザミもマリゴールドも「運命」の嵐にもぎ取られそうになりながらも、存在の全てをかけて、与えられた命を全うしようとした。鉄の意志を持ったメアリと「運命」との壮絶な闘いそのものである。最期は断頭台に露と消えた。人びとの心のなかで2つの花を咲かせ続けたいと思うのは、メアリの祈りだったのかもしれない。エリザベスの死でテューダー朝は終焉。その後スチュアート朝は約111年続いていった。本書は、英国在住の著者によるメアリ・ステュアートの史的評伝である。

    【目次】
    第1章 零歳の女王 第2章 フランスへ 第3章 フランス宮廷の華 第4章 祖国への帰還 第5章 激情の支配 第6章 腹心の秘書 第7章 逃避行 第8章 自堕落な王 第9章 黒い宿命 第10章 消えた決闘 第11章 王冠喪失 第12章 イング
    ランドへ 第13章 陰湿な幽閉 第14章 小宮廷 第15章 魂の大聖堂を建てる 
    第16章 女王救出作戦 第17章 祈る人
  • 〈ポストドラマ〉のドラマトゥルギー

    「モダン」と一口にいっても時間軸をどこに置くかによって見える局面は様々に変わる。とりあえず「現代」とは「近代」との区別における「今/ここ」の視点の強調というあたりから始めてみる。つまり「近代批判」という多様でありながらも共通する課題が「現代(モダン)」という言い回しには、存在するのだ。「近代」演劇に対する「現代」演劇を最も広く理解すれば、19世紀後半から20世紀初頭以後になる。 あるいは1945年、1968年、1989年等の区切りを経て、2001年9月のNYテロ、あるいは2011年3月11日の東日本大震災、そして直近では「コロナ」パンデミック以後ということになる。これらの様々な「ポスト(以後)」という接頭辞の区切りは、もちろん相互に関連しているが、本書では、第二次大戦後から「フクシマ以後」までを視野に、ドイツ語圏の「現代演劇」が日本において持つ意味を考えて行きたい。

    【コンテンツ】(1)アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後(2)鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』ファスビンダーとニュー・ジャーマンシネマ(3)ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇(4)ウィーン・ベルリン二都物語 一九九〇年代のドイツ演劇(5)ベルリンの『三人姉妹』あるいはシュタイン、マルターラー、タールハイマー(6)上演とテクスト ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出(7)フィリップ・レーレの反グローバル・カリカチュア(8)イェリネクとネストロイあるいは二つの『アーベントヴィント』(9)罵倒のかなた トーマス・ベルンハルトの『伐
    採』とクリスチアン・ルパの演出(10)直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間(補論1)多和田葉子書評(補論2)『こわれがめ』の喜劇性
  • 3,850(税込)
    著:
    野上勝彦
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    地下組織から誹謗の真犯人の《自殺》を明かされた。広州支部への期待が膨らむも天候不順を予感する。薩摩の漂流民・謝五郎はいかに身を処するのか…

    1757(乾隆22)年以降、西洋貿易は広州一港に制限された。茶、生糸、絹の輸出は莫大な利益をもたらし、公行は独占の代償として清朝に独占料を支払った。行商たちに大班と呼ばれた「英東インド会社貿易委員会委員長」が貿易窓口。互いに民間の独占組織同士の貿易である。これを「広東貿易体制」と呼ぶ。一方マカオでは鴉片禍が深刻化。英東インド会社が貿易赤字(茶、絹を銀で購入)を埋めるため、インドで鴉片の卸売り(銀との交換)を行い、自由商人らがマカオや広州に密輸入した結果である。米宣教師が月刊誌『チャイニーズ・リポジタリー』を刊行したのは1832年5月。西洋社会に警鐘を鳴らし、中国の革命を叫ぶ論説も掲載。中心にはアメリカン・ボード(会衆派海外宣教師派遣団)のイライジャ・ブリッジマン牧師がいた。独人宣教師カール・ギュツラフや英人牧師ロバート・モリソン等の協力者たちの多くが献身的な活動を展開。ポルトガル領のマカオは雑多な人びとの住む半島。1839年6月20日(貿易閑散期)の発表では清国人が7033人。白人男性2164人、白人女性2350人。加えて男奴隷471名、女奴隷627名。英国は1833年、本国における奴隷制度を正式に廃止。だが植民地においては黙認状態がつづいた。マカオはルソン島(現フィリピン)とおなじく避難民の受け皿ともなった。邦人関係では桃山時代末から徳川時代初期にかけてキリシタンの亡命者が渡り、海難漂流者も居住が許された。マカオに定住した薩摩の漂流民・謝五郎は空腹に苛まれる。6年後の1833年、日系有力者の援助で孤児院を設立。道教の道士に己の立ち位置を悟らされる。風評、疫病、放火未遂等に遭うも、西洋人らとの交流で一部解決に向い、広州に支部設立を思いつく。阿片禍の深刻化で西洋列強の牙を痛感、清国の制度にも違和感を覚える。廃船の払下げをうけ「青龍汗」と命名。女児の批判を凌ぎつつ、孤児らに独立独歩を覚悟させた。脱藩武士も雇用。青龍汗は焼討されたが英人女性の望外な助力が得られ、運営は自分一人でないと再認識したのであった。
  • 2,090(税込)
    著:
    関家新助
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    人びとに備わる自然権(生存権)の危機を問う!?
    人間が人間らしく生きる権利として形成された近代国家を支えた「自然権」を脅かすものは、独裁政治であり、戦争である。
    そして今や地球規模で人類に迫る危機は環境汚染と破壊だ。限りなき欲望の果ての破綻を回避できるのは、“ 欲望を制御する” 人びとの理性である。だが、理性を育むべき“ 教育の現場” は見るも無惨だ!不可能性に晒される理性を、その理性自らの批判を通して理性的であるためには……。

    【目次】

    第一章 近代国家と「自然権」──その暗雲
    第一節 近代国家──「自然権」の登場
    近代国家の確立とその背景
    近代国家を支えた哲学思想・「自然権・人権思想」
    日本国憲法──権利の体系を中心に
    第二節 近代国家──その後の展開
    第二章 「自然権」の全面否定──戦争と平和
    第一節 20世紀の殺戮・その要因
    第一次世界大戦(1914年―18年)
    第二次世界大戦(1939年―45年)
    朝鮮戦争(1950年―53年)
    ベトナム戦争(1959年―75年)
    第二節 平和への道程──欲望の制御・永世中立・軍隊をもたない国々
    軍隊をもたない国々の存在
    自衛隊について
    第三章 「自然権」──地球環境破壊
    第一節 いま地球では何が起きているか
    地球環境破壊の原点──地球温暖化
    自然現象説
    人為的現象説
    地球温暖化の影響
    ㈠ 大気汚染──地球環境破壊の原点
    ㈡ オゾン層の破壊   ㈢ 酸性雨と水資源の危機
    ㈣ 土壌汚染・劣化   ㈤ 海洋汚染
    ㈥ 砂漠化──近年の現象に注目
     第二節 それは制御可能か
    世界的な取り組みと現状
    ㈠ 国連の取り組み
    ㈡ 国家・地方公共団体・経済界の役割
    ㈢ 私達自ら実践すべき課題   ㈣ なお問題は残る
    終章 見えない解決への道程──教育への期待、その現実
    教育の重み
    大学の現状と再興
    ㈠ 私の教員体験   ㈡ 今日の大学教育・その現状
    ㈢ 大学教育の再建
    あとがき
  • 終戦っ子の在日二世が自身の育った時代を語り、
    日本と韓国への熱い思いを伝える“語り部の書”

    本書は、植民地時代という苦難と激動の時代に日本に渡ってきた在日一世代の子として、著者の波乱の人生やビジネスでの実体験を通じての独特な視点で、在日二世が育った時代とその生き様や、日本や韓国そして在日の世界を語り、辛口も交えながらも、未来に向かって日本と韓国、そして若い在日世代へ思いを記した異色の書である。〔写真多数収録〕

    【主な目次内容】
    はじめに
    第一編 日韓の狭間で歩んだ人生
    第一章 文、そして岩本
    *岩本の由来 *色々ある私の名前 *私の中学・高校時代 *思い出深い大学生活 *就職の壁そして米国へ *米国での貴重な経験
    第二章 自分史の中で在日を考える
    *不法入国者になってしまった従兄さん達 *朝鮮人という言葉 *当時の在日の世界から思うこと  
    第三章 私にとっての日本と韓国
    *在日にとっての国籍とは何なのか *日本国籍を通して民族、国家とは何かを考える *私が感じる日韓の潜在意識の違い 
    第四章 在日と民族学校
    *在日と民族学校 *戦後の在日を巡る世相 *在日の構造変化と新たな民族学校の動き *在日にとっての変曲点 *新しい視点での在日 *正統性にこだわり過ぎる韓国 
    *歴史事実の確認
    第二編 現代韓国と日本、ビジネス体験から
    第五章 韓国での体験
    *見知らぬ土地から学ぶこと *韓国生活1年間の様々な体験 *4年間に2度の貴重な引っ越し体験 *韓国の地方を旅する *韓国に対する少し辛口の話 *対日フリーになれない韓国
    第六章 韓国企業の発展
    *韓国パワーの原点 *韓国企業の強さを理解する *若年層の雇用不安と少子化問題 *企業活動に悪影響を与える今の日韓関係
    第七章 日本のものづくりとアジア
    *日本のものづくり *アジアから取り残されかねない日本 
    *日本の若い優等生はアジアのエリートに太刀打ち出来るか
    第三編 日韓の歴史と東アジア
    第八章 日本と韓国の古代からの深い絆
    *日韓の古くからの縁 *日本語の中にある韓国語 
    *日本のヤマト言葉は古代の韓国語? *新撰姓氏録と渡来人 
    *白村江の戦い以降、近代までの日本 *新羅以降、近代までの韓国
    *日本、中国、韓国の文化源流比較  
    第九章 近世日中韓の体制構造の違いから学ぶ
    *それぞれの国が持つ元型(DNA)について *日本の東アジア侵略と文明衝突 
    *近世西洋・中国と江戸社会 *近世朝鮮と江戸社会 *これからの東アジアの姿
  • ハルキ・ムラカミの文章はいかにして日本から世界=惑星の隅々まで届くのか。
    村上春樹は、日本を舞台に日本語で描かれた作品を、日本から世界へ向けて発信し続けている。その意味では「日本のローカルな」作家ではなく、かといって「米国発のグローバルな」作家でもない。この「惑星的思考」ともいうべき村上春樹の世界観を、国内外の村上春樹/ハルキ・ムラカミ研究者が共に検証する珠玉の論考の集成。

    【目次】
    はじめに「日本」の村上と「惑星」のムラカミ
    ◉翻訳◉
    第1章  ヨーロッパに浮かぶ二つの月
    第2章  村上春樹『国境の南、太陽の西』の新旧ドイツ語訳
    第3章  一九八五年の「相棒」とは誰だったのか
    ◉歴史/物語(hi/story)◉
    第4章 『海辺のカフカ』における時空
    第5章  村上春樹作品にみる「神話的思考」と物語の構造
    ◉海外作家◉
    第6章 『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールド・ラッシュの点と線
    第7章  ここは僕の場所でもない
    ◉紀行◉
    第8章  村上春樹の紀行文と小説における相互影響について
    第9章 『ノルウェイの森』誕生の地 ローマ・トレコリレジデンス探訪記
    第10章 『海辺のカフカ』を歩く
    ◉村上春樹関係年譜◉
    おわりに 加藤典洋「的思考」と村上/ムラカミ批評の未来
  • 1,870(税込)
    著:
    内田浩司
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    「夕刊フジ」に7年間続く競輪コラム。担当記者の助言で「いつか本にしてみてはどうですか。ちゃんと残すことは大切ですよ」と言われ、著者「還暦記念」として1冊にまとめる。
    「とにかくコツコツやってください。本を作るのは大変なことなんです」という記者の言いつけどおり、自分の文章と再度向き合った。素人が書いた拙文だと思いながら読み返し、心の師・齊藤哲也さんならきっとこういうだろう。「カッコつけんでええんや。読んでくれた人が一つくらいおもしろかったで~と言ってくれたらそれでええねん」と。くだらない話でも競輪界の発展のための一助となればとの思いをこめ、あんなこと、こんなこと、元競輪選手ならではのネタを細大もらさずココに記す。

    [目次]第1章・競輪/第2章・競輪選手/第3章・競輪場/第4章・競輪こぼれ話
  • まだまだ重厚な小説の受けがよかった二十世紀前半において薄っぺらい登場人物たちを活躍させ、軽薄な文体を用い、ちょっぴりグロテスクでコミカルなコメディを描いた異色の作家ロナルド・ファーバンク。
    代表作「足に敷かれた花」(“The Flower Beneath the Foot”)を、同じくファーバンクの世界観が魅力たっぷりに描かれた「見かけ倒しのお姫さま」(“The Artificial Princess”)とともに収録。
    ファーバンクは戦前の日本で西脇順三郎や春山行夫、近藤東らによって初めて紹介され、堀辰雄、伊藤整、瀧口修造、田村泰次郎らの著作集に名前を見出すことが出来、戦後には塚本邦雄、由良君美、生田耕作、柳瀬尚紀らもファーバンクについて記し、中でも由良と柳瀬は短編を訳出するなど、かねてより国内で関心を持たれつづけた作家である。
    その作風は難解でありながらも、本国においてファーバンクを追慕する作家はあとを絶たず、同時代のE・M・フォースター、アーサー・ウェイリーを始め、イヴリン・ウォー、オルダス・ハックスリーなどなど、ファーバンクを賞賛、影響を広言する英国の小説家・文筆家は多い。

    【表題作「足に敷かれた花」のあらすじ】
    架空の王国ピスエルガに仕えるラウラ・デ・ナジアンジは疲倦宮(つかれうみのみや)ユーセフ親王と恋仲だった。宮中ではさまざまな悪謀が渦巻き、ゴシップが囁かれる。そこにユーセフとエルジー姫の結婚の話が持ち上がってくる。同時にユーセフの女ったらしぶりも明らかとなり、ラウラは遊ばれていただけであることがはっきりする。裏切られたと感じたローラは、宮廷から身を引き、修道院へ向かうことになるが……。
  • 新興企業から大手企業までいっせいにWeb3の世界に進出!
    Web3・NFT・暗号資産・メタバース・DeFi(分散型金融)などの基礎知識から、儲け方までをやさしく解説します!

    ●「NFT」によって、「新たな資産」の概念が誕生!
    ●「ゲームで遊ぶことでお金が稼げる時代」到来!
    ●「寝て稼ぐ・食べて稼ぐ・聴いて稼ぐ」
    ●仮想空間!「メタバース」で稼ぐ
    ●超楽ちん! DeFiで「ほったらかし」で稼ぐ

    【目次】
    第1章 今注目のWeb3とは
    第2章 Web3で稼ぐために必要なNFTの基礎知識
    第3章 NFTでお金を稼ぐために必要な5つの準備
    第4章 Web3でお金を稼ぐ9つの方法
  • お金持ちは必ずと言っていいほど、不況・恐慌で財を成している! コロナ不況後を見据えた、資産運用術を徹底指南! 不況は、資産の大バーゲンセール! 不況時は、この銘柄を仕込め! 不況に関係なく、新しい世界経済に備えよう!
  • DXに対応できないと、GAFA、ユニコーン企業に市場を奪われ、日本の主要産業が次々と消えていく! どんな産業が破壊/発展するのか? DXトップコンサルタントが徹底解説するDX入門書!
  • 2,090(税込)
    写真・文:
    萩野矢慶記
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    シルクロードの要所として栄えた中央アジア最大国家ウズベキスタン共和国。東西の文化が交差し、宗教・文化・建築学的にも独特の魅力があり世界遺産も多い。モスクや廟、神学校のきらめきを、当地に造詣の深い写真家が伝える。
  • 次期アメリカ大統領に一番近い女性!

    カリフォルニア州の地方検事から州司法長官、そして連邦上院議員となり、大統領選に出馬。途中撤退するも副大統領候補としてジョー・バイデンと共にトランプを破る。
    アジア系移民の子であり、ガラスの天井を破った「政治家」としての足跡!

    自伝「私たちの真実アメリカン・ジャーニー」(光文社、2021年6月刊)では触れられていなかった「暗部」にも迫る、読み応えある評伝。
  • 1,650(税込)
    著:
    菱沼秀一
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    ドクターヘリにかならず搭乗し、緊急事態下で看護活動を行っているフライトナースとはどのような仕事なのか? 現場での苦労は? やりがいは?

    自らも約1000件の出動経験をもち教鞭をとる著者が、具体的なケースも紹介しながら、仕事の日常をわかりやすく伝える。
    本書は、フライトナースになりたい人へ、はっきりとした道筋を示す、フライトナースだけに焦点をしぼった初めての本である。
  • ショパンの芸術と生涯を描いた傑作!

    世界中の誰もが知る超一流音楽家フレデリック・ショパンの生涯を、その友人にして大音楽家であるフランツ・リストが敬愛をもって書きのこした伝説的名著。72 年ぶりの新訳。
    リスト自筆の雑誌連載記事の付録つき!

    本書は「ピアノの詩人」と評されたショパンの生涯について、彼と生前に切磋琢磨して「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リスト自ら書き下ろした、重要な歴史的資料であり、邦訳版にはリスト自身が音楽家の地位などについて語った記事、関連図版を独自に追加!
  • 2,090(税込)
    写真・文:
    大西暢夫
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    「現金化したら、何もかもおしまいやな」。日本最大のダムに沈んだ岐阜県徳山村最奥の集落に一人暮らし続けた女性の人生。30年の取材で見えてきた村の歴史とは。血をつなぐため、彼らは驚くべき道のりをたどった。各紙で絶賛!
  • 『デイトレで勝てない人のためのブログ』(12万PV/月)著者『Rょーへー』氏の手法の初書籍化! 「私も負け組トレーダーだった」という自身の経験も踏まえ、相場に左右されず、毎日を給料日にできるデイトレード術を伝授!
  • 1,870(税込)
    著:
    大塚公平
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    伝説の少年誌編集長・壁村耐三との日々……

    「ドカベン」「がきデカ」「ブラック・ジャック」等、日本中を沸かせた人気マンガを続々と世に送り出した「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)。のちに編集長(7代目)となった著者が記す波乱に富んだ迫真のドキュメント。
  • 2,750(税込)
    著:
    木村聡
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

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    木村氏の『赤線跡を歩く』(自由国民社)三部作を再構成した決定版。北海道~九州まで掲載した地区は約百カ所。遊廓特有の建築意匠を見せることを主眼にサイズをA5からB5へ拡大。未発表写真も多数収録。
  • 1,870(税込)
    編著:
    荻原通弘
    編著:
    木村英昭
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    赤羽の風俗店ピンクチラシ蒐集、30年!約450点のチラシカラー画像一挙公開!ヤミ市徘徊から始まった著者の体験的分析を披露!……の第1部に続き、第2部、豪華執筆陣!家田荘子、森達也、しりあがり寿、切通理作ほか!
  • 「より具体的な方法論は?」という読者の声に応え、『順張りスイングトレードの極意』第二弾!容易に手に入れ難い損小利大テクニックを伝授!
  • トレンド転換をいち早く察知し、そのトレンドに乗る――暴騰相場からコロナショックまで、予測不能な相場でも利益を上げ続け、プロトレーダーからも支持を得るカリスマトレーダー・荻窪流トレード術を初公開!
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    早大在学中にグラビアデビューし俳優として活躍。評論、エッセイの文筆家としても活動する睡蓮みどり。石黒健治氏とのコラボでパリとヴェネツィアにて写真撮影。睡蓮氏の短編小説も収める。構成は写真編集の達人・宮本和英氏。
  • 「艦隊シリーズ」や「要塞シリーズ」「空白シリーズ」「伝記推理」など、幅広い作風で知られる日本SF界の巨匠・荒巻義雄が、電子書籍のみで現代の読者に問いかける驚天動地の仕掛けとは?時代を宇宙空間・脳内宇宙から嘉永六年(一八五三年)初頭の江戸に移し、陰参議と呼ばれる海外情報担当の上忍、天之鳩光之進が、次々に起きた殺人事件の真犯人を挙げるのだが……。
  • トウェインを空前のベストセラー作家にしたアメリカの“お上りさん”の旅。豪華蒸気船に乗りジブラルタル海峡を渡り、フランス、イタリア、ギリシア、トルコ、パレスチナ、エジプト、スペインなど地中海沿岸を回遊した紀行文学の傑作。
  • “旅人”トウェインの長編紀行 “A Tramp Abroad” の本邦初訳。1878年、百余年前のドイツを行くトウェイン、ある時には勇者ビスマルクを論じ、ワグナーを語り、ターナーを描く。下巻はスイス、イタリアを旅し、ヨーロッパを語る。
  • シリーズ3冊
    1,6501,980(税込)
    著:
    永田洋子
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    連合赤軍事件はなぜ起こったのか? 女性リーダーが、自らの生いたち、学生運動から革命運動への道、共産主義化と同志殺害、逮捕後の苛酷な取り調べ、長期間にわたる裁判、闘病生活等を、獄中から描く手記。

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