『ハーレクイン(コミック)(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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幸せは目の前にあるけど、ふたりの未来は見えなくて
駆けだしのインテリアデザイナー、ゾーイは家族を亡くした悲しみを抱え、パリで修行中。ある日、舞いこんだのは不動産王ジュールの仕事だった。合理主義の彼とイメージ重視の彼女、正反対のふたりだったが惹かれあうのに時間はかからなかった。が、幸福を噛みしめるゾーイに「デートは3回までと決めているんだ」とジュールが言い放った。愛する人を失うことに怯え、愛に真剣に向きあえないのは自分も同じだ。でも、この危険な関係に身をあずけてしまいそうで…。 -
運命の人がこの人だってはっきりわかればいいのに…
探偵小説のベストセラー作家ラムジーはかつてない窮地に立っていた。締め切り目前だというのに、まだ何も書けていないのだ。苦しむなか、壁から泣き声が聞こえた。上の階に住むアレクシス!? 名家の令嬢である美しい彼女が婚約者に捨てられたらしい。なぜか彼女と交際する男性はみな衝撃的な恋に落ちて、姿を消してしまうという。あと1か月で花婿を見つけないと、父親に結婚相手を決められてしまうというのに…。そんな彼女に、パーティーのエスコート役を頼まれて!? -
妹が傷つけた彼を、私が好きになってはいけないのに
エリンの双子の妹が出産後まもなく亡くなった…子供の父親の名を明かさないまま。4年後、エリンは妹の遺品から日記を見つけ、姪の父親が世界的な資産家パーカー・ハミルトンだと知り、彼のもとを訪れる。妻を亡くして以来、世捨て人のように屋敷にこもって暮らしているというパーカーは意外にもすぐに事実を受け入れ、エリンと姪に屋敷に滞在してほしいと懇願してきた。彼の優しい眼差しに心がざわめくエリン。傷つき苦しむ彼を好きになってはいけないのに…。 -
情熱的な一夜のあと、完全な人違いだと気づくなんて
それは簡単なミッションのはずだった。妹の結婚式のために花婿付添人の医者“ハリー”を空港まで迎えに行く、それだけ。なのにハリーを一目見てケイトの心は騒めいた。なんてセクシー…。彼が気だるげな英雄のように振る舞うせいで、ケイトも周囲の目も彼に釘付けになる。捕らわれる。いつもは恋愛に慎重なケイトが特別な出会いだと勘違いしまうほどに…。だが、一夜明けると問題が明らかになった。彼は“ハリー”ではなく双子の弟、ハリウッドで活躍するヒューだと知って!? -
ずっと好きだった人に、婚約者のふりを頼むことに?
完璧な婚約者との素敵な毎日を綴ったコラムを連載しているアビー。ある日、彼女と婚約者宛てに、高級誌主催の慈善パーティーの招待状が届いた。どうしよう…全部私の創作なのに! コラムが嘘だとばれれば仕事を失ってしまう。困り果てたアビーは、親友の兄で富豪のルークに泣きついた。彼はパーティーの間、2時間だけならと婚約者のふりを了承してくれた。ところがパーティーのくじで地中海でのリゾート権が当選し…1週間、ふたりきりでバカンスへ行くことに? -
間違いだと思ったキス。彼はそう思ってないの…?
情熱的な口づけだった。忘れることなどできないほどの…。友人の結婚式で雰囲気に流され、キャシーは雇い主であるキールとキスしてしまう。彼はキャシーが勤めるラスベガスのホテルの支配人。由緒正しきオコンネル家の御曹司だ。住む世界が違う上に、キールの「彼女はただの従業員だ」という言葉を聞いてしまい、キャシーはすべてを忘れるため、新たな職を得て別の土地へと旅立つが――。まさか新しい職場の上司がキールで、毎日顔を合わせることになるなんて? -
サンチェス家の若き花嫁は、夫の支配と愛に溺れ――
レイチェルは5年ぶりに名ばかりの夫に会うため、カリブ海に来ていた。18歳のとき、彼女は年上の大富豪アンドレと愛しあい、結婚。けれど支配的な夫とはすれ違い、さらに流産のショックからずっとロンドンに里帰りしたままだったのだ。だが今、レイチェルの父の事業が傾き、父自身は病に倒れている。悩んだすえ、援助を求めるレイチェルに対し、アンドレは聞く耳は持たぬとばかり冷たく言い放った。「夫の弟と不貞をするような恥知らずの女の言うことなど」――と。 -
大富豪が突きつけたのは、罰のような愛なき結婚で…
父亡きあと家業の製菓会社の経営が傾き、ケイトは夜のクラブで働きはじめた。だが店の客に見知った姿を見つけて凍りつく。ニコス…なぜこんな所に!? 3年前、旅先で恋に落ちて婚約したものの母の猛反対にあい、ひどい別れ方をしてしまった人。ギリシアでも屈指の実業家になり巨万の富を得たと知ってはいたけれど…。翌日、ケイトのもとにやって来たニコスは「僕と結婚してもらう。合意しなければ会社を乗っ取るまでだ」と冷たく言い放って…!? -
愛する夫との幸せな生活を粉々に打ち砕いたのは――
モデルのクロエはギリシアの大富豪レオンに見初められ、結婚した。エーゲ海に浮かぶ美しい島で新婚生活を送るなか彼の子を宿し…幸せな日々が続くと信じて疑わなかった。兄との仲を嫉妬したレオンの異父妹に、階段から突き落とされるまでは。お腹の子は不幸にも亡くなり、妹の仕打ちを知らないレオンはクロエを責めた。ここに私を守ってくれる人はいない…傷ついたクロエは逃げ出した。2年後、職を得て穏やかに暮らすクロエの前に、ふたたびレオンが現れて…。 -
私が深く愛し、生涯を捧げる相手は――…
死にものぐるいで働き、巨万の富を得た大富豪パスカル。あとは完璧な結婚をするだけだ。理想の妻を探す彼の胸に、かつて出会った天使の笑顔が去来した。セシリア…6年前、事故にあった僕を救ってくれた見習い修道女。惹かれあい愛を交わした彼女は今、どうしているのだろう…。過去の想いが疼いたパスカルは修道院を訪れた。一方、突然現れた彼をセシリアは睨みつけた。私のすべてを奪い、ふたりの将来を期待させたうえで突然消え去ったあなたが、今さら何の用? -
記憶を失う前の私は夫に憎まれた離婚寸前の妻だった
夜遅くにけがをして、治安の悪い路地裏に倒れていたリー。一切の記憶を失い、自宅に戻ったものの使用人はよそよそしく、夫のポールの目は憎しみに満ちている。一体、私の人生はどんなものだったの? だが不安の中にも希望は芽生えた。リーにとっては初対面の夫と愛しあうようになったのだ。以前の自分は残酷でむごい仕打ちをポールにしていたらしい。記憶が戻ったらどうなるの? やがてリーはすべての記憶を取り戻すが、そこには想像以上の最悪の事態が待っていた…! -
愛していればいるほど、あの時の悲しみは深くて…
「シエラ…」自分の名を呼ぶ懐かしい声に、シエラは思わず息をのんだ。10年前に恋人だった愛しいディランの声――。ハイスクールの頃、シエラは2歳年上のディランに恋をし、身も心も捧げた。けれど卒業を控えたある日、ディランは突然、同級生のクレアと結婚し音信不通となったのだ。裏切られ、踏みにじられ、心が血を流すような苦しみからやっと立ち直ったと思っていたのに。まさか10年の歳月も、彼の裏切りも、彼への想いを消すことはできなかったというの? -
遺産に隠された、孤独、秘密…そして静かに燃える愛
見ず知らずの老人の遺言で、人里離れたコテージと広大な庭が自分に遺されたと知らされたメラニー。子供の頃、両親を亡くした天涯孤独の私になぜ? 謎めいた遺産に驚くものの、屋敷は思ったよりも荒れ果てていた。慣れない改装作業に四苦八苦していると近所に引っ越してきたという男性ルークが現れ、助けてくれる。明るくハンサムな彼は「ご褒美をもらわなきゃ」と微笑むと、世間知らずのメラニーにキスをする。彼の秘密と思惑にも気づかず、胸はときめいて…。 -
愛ゆえに別れを選んだはずなのに、この再会は運命!?
看護師のアビーは、トムを愛していたが別れを選ぶ。不慮の事故で両親を亡くした彼女は、救急の現場で危険な任務に進んで飛びこむ彼を見ていられなかったのだ。身ごもっていることに気づいた彼女は、ひとりで産み育てることを決意し6年の月日が経った。アビーの暮らす島が大きな地震に見舞われ、どこからか救助隊の声が聞こえる…まさか、この声はトム!? あの頃と変わらない威厳のある声! 心乱されながらも、アビーは“秘密”を守りとおすつもりでいたが――。 -
私の小さな勇気が、吹雪の夜を運命の一夜に変えて…
社交的で明るい家族のなかでひとり、内気で地味なエミリー。妹のように恋をしてみたいけれど、もう二度とだまされて傷つきたくない。臆病なまま26歳になってしまったエミリーは、ある日、吹雪で車がスリップし困っていたところを背の高い男性マットに助けられる。ところが、彼の車も雪の中で立往生してしまい…ふたりは車中で一夜を明かすことに。君は魅力的だと言うマットに初めての情熱がこみあげ、バージンを捧げるエミリー。翌朝、彼への想いを隠して別れるが…? -
敵国の王に嫁ぐはずの娘を愛してしまった騎士は――
領主の娘と敵国ウェールズ王の縁談をまとめるよう命じられた騎士のスティーブンは国境の城へ向かう道中、銀髪の娘に目を奪われた。なんと美しい…だが今はこの勅書を届けなければ。任務を終えたとき彼女を探しだそうと心に決めるスティーブンだが、城に到着した彼を待っていたのは先ほどの娘…敵国に嫁ぐ予定の令嬢フェリスだった。王の命とは言え彼女の縁談を成功させねばならないとは…。スティーブンは想いを押し殺そうとするが、彼女を知るたび想いは募り…? -
ひとりで生きるのが夢だった。あなたに会うまでは…
勤め先の託児所でフェニアがひとり幼いルーシーのお迎えを待っていると、身なりのいいハンサムな男性が現れた。イェーガーと名乗る彼はその子のおじで、交通事故に遭った弟夫婦の代わりに姪を迎えに来たと言う。信用してもいいの…? 不安にかられたフェニアはルーシーとともにイェーガーのペントハウスに行くことに。ほどなくして彼の身元がわかり安心したものの、イェーガーは、弟夫婦が退院するまで住みこみでルーシーの面倒をみてくれないかと頼んできて…!? -
彼に愛されなくても、罪を贖うためこの身を尽くす
男爵令嬢マリーナは行き遅れの26歳。ある日、母親から結婚しないなら大叔母の面倒をみるようにと引導を渡されてしまう。友人にドレスと髪型を磨かれ、つれだされた劇場で伯爵ジャスティンに声をかけられる。だが、彼は花婿候補として社交界でも指折りの男性…自分は地味なうえ、兄のギャンブルのせいで持参金すら用意できない。不釣りあいなはずの伯爵に求婚され、マリーナは夢心地に。まさかこの結婚が領地と屋敷を奪い返すための仕組まれた復讐とも知らず――。 -
ふたりで過ごした夜をきっかけに、私の運命が動き…
パイパーは家宝のサファイアの鑑定依頼をするため、宝石店に赴いた。応対してくれたのは社長であり、マンハッタン一のプレイボーイと名高いイェーガー・バランタイン。ひと目惚れしたふたりはその日のうちに結ばれる。一夜かぎりと決めた恋だったが妊娠したとわかり、彼に連絡を取るも返信はなかった。1年半後、父の借金のかたに自宅を差し押さえられた彼女は今度こそ家宝を売ろうと、ついにイェーガーのもとを訪れる。だが、彼はなぜか彼女のことを覚えていない様子で!? -
聖夜の夜は、少女をレディに変える魔法にかけて…!?
クリスマスの夜、ドルリー財閥の御曹司ワースは恋人に振られ、ため息まじりに車を運転していると、目の前に少年が飛びだしてきた。病院に行くのを拒否する薄汚れた少年を捨て置けず、ワースは彼を屋敷につれ帰り風呂に押しこんだ。なんて日だ…懐目当ての女には振られ、さらに事故まで起こしてしまった。すると、風呂場から叫び声とともに大きな音がした。ワースが扉を開けると、そこには目を疑う光景が!? 僕の理想の女神像「光のガラテア」にそっくりな美少女がいて…。 -
孤独に生きるあなたを癒やせるのは、私じゃないのに
孤島の海岸に打ち上げられていたところを救出されたものの、記憶を失っていたシドニー。助けてくれた男性ダニエルは不愛想ながらも、ケガが治るまでここにいていいと言ってくれた。彼は数年前、息子を誘拐されたうえに妻まで亡くし、悲しみから孤独に暮らしているという。ダニエルの美しい碧い瞳…なぜ懐かしい気持ちになるの? 胸が締めつけられるシドニーだが数日後、突然思い出した。そうよ、私は…自分の息子の父親が彼なのかを確かめに、ここに来たんだわ! -
呪いで妻を殺すという噂の領主に、求婚された私は…
多額の金と引き換えに領主ブレイデン・ウィンウィッドとの結婚を命じられたジョアンナ。かの一族に嫁いだ花嫁は呪われ、代々出産で命を落としてきたという。そんなこと耐えられない…ジョアンナは髪を切り男装して逃げ出すが、ほどなくして見つかってしまう。感情のない悪魔のように恐ろしい目をしたブレイデンに怯えるジョアンナ。けれど無表情の下で、彼が幼い頃から呪いのせいで両親や愛する人々が亡くなっていったことに心を痛めつづけていたと知り…? -
僕を捜し出せて幸運だったな。いくら欲しいんだ?
恋に臆病なロッティは、兄の勧めで登録したマッチングアプリでラグナ―と出会った。途切れないやりとり、青く澄んだ瞳と心地よく響くテノールの声。会ったばかりの彼に心を奪われるが、まさか思いもしなかったのだ。初めてを捧げた夜を最後に、連絡が途絶えるだなんて。私はただの遊び相手にすぎなかった…。その一夜で妊娠したロッティだったが、テレビ番組でラグナ―がアプリの開発・運営をしているCEOだと知る。娘の存在をせめて告げようと会いに行くが…? -
秘書の私が、片思いしているボスの婚約者のふり?
不動産実業家ノア・ロックの秘書リリーは、会議で出てきた話に茫然とした。ノアが次々と女性をかえるというゴシップを商談相手が聞きつけ、取引しないと言い出したらしい。誤解を解くため、リリーが婚約者のふりをして取引先の令嬢の結婚式に参列することになったのだ。婚約指輪をはめたとき、リリーは自分に言いきかせた。この婚約はただのお芝居。ボスに寄せる秘めた想いを悟られてはだめ。でも、ずっと空想してきたノアとのキスは、演技のはずなのに熱く…。 -
男性に「愛人になってください」と誘う方法を教えて
18歳で父親ほど年上の子爵に嫁ぎ、若くして未亡人となったベル。このまま物語のような恋の喜びも知らず、残りの人生をすごすの? 私が求めているのは、社交界のレディたちが言う“愛人”ってことになるのかしら。つい不道徳な妄想をめぐらしたベルの部屋のドアが突然ひらき、現れたのはたなびく金髪のたくましい男性。彼に抱きしめられ、ベルは唇を奪われる。誰? 何これ!? 彼の正体は館を間違えたデレム少佐。もしかしてこれは初めての恋の駆け引きのチャンス? -
いっときの気まぐれに惑わされてはだめ…忘れるのよ
シチリア富豪のルカは、事故死した弟が遺産を残した女性を探しにカジノを訪れた。「彼女がジェニファー・サンダーソン!?」魅力的な娘だ…天涯孤独の苦学生とはいえ、莫大な信託財産すべてを見知らぬ小娘に渡してなるものか──。一方、ジェニファーはアルバイト先のチャリティ・オークションで慣れない衣装を身に着け、デート権を出品させられていた。ふと、視線の先を見ると炎のような眼差し、こんな目で見られたら恋に落ちないはずはない。危険な予感を感じて…。 -
心の傷に蓋をしたままの恋は切なくて――
NYの「億万長者通り」とローマ、大豪邸2軒のリフォームですって!? インテリアデザイナーのフィービにとって、それは心躍る仕事のはずだった。依頼主が高慢でさえなければ。イタリアの大富豪マッテオ・ビアンキは、クリスマス休暇中に突然電話で「4週間で25万ドル稼ぐ気はあるか?」と言い放ってきた。ハンサムなのに残念な人ね。病を抱える母の治療費に充てたくて引き受けることにするが、最初は不遜な大富豪と思っていたマッテオが彼女の心の傷に寄り添ってくれて…。 -
傷ついた私の前に現れたあなたは…運命の恋人?
結婚式前夜、婚約者とキス以上のことをしていないと友人たちに打ち明けたパメラは、セクシーなサプライズを企画されてしまう。これで彼もその気になってくれる…と思いきや、逆に思いがけない彼の裏切りを知るはめに! 婚約を破棄し、浜辺でうなだれるパメラの前に、男性ケンが現れる。彼はパメラの事情を知ると優しく慰めてくれた。ケンに癒やされたパメラは、ひとりで行くつもりだったハネムーンについて来てほしいと誘ってしまう。彼の隠す秘密を知らずに…。 -
「愛している」と彼は嘘をついた。子供のためだけに
「シャンパンを飲みおえたら踊らないか? 僕の家でふたりきりで…」初対面の男性にあからさまに口説かれてるのに、どうして拒めないの? デジは大手新聞社〈ロサンジェルス・タイムズ〉の記者。取材でセレブの集うチャリティ・パーティーに来たけれど、まさか自分が情熱のままに一夜の過ちを犯すなんて。でも今デジは仕事に夢中だったから、次の約束をしようとする彼を軽くあしらい、二度と会わないはずだった。数週間後、自分が妊娠していると気づくまでは。 -
失敗ばかりの新米ウエイトレスには秘密があって…!?
「お嬢さん、そんなところで何を?」それは初めて訪れた小さな町でのこと。ウエイトレス募集の貼り紙を読んでいたジェシーが振り返ると、やさしげな微笑みを浮かべた男性がいた。保安官だという彼にジェシカは緊張した。まさか怪しまれてる? 名門ウォーカー家の相続人であるジェシーは、母親と祖父に押し付けられた結婚から逃げるために家出してきたばかりで、仕事を探していた。身元を知られてはならないのに、なぜか保安官はジェシーをほっておいてはくれなくて? -
ぶっきらぼうだけど優しくて…この気持ちが恋なの?
堅実なライアは自由奔放な妹の面倒を親がわりになって懸命にみてきた。でも今度だけはだめ。妹は無免許運転で事故を起こし、一緒に乗っていた恋人は昏睡状態だというのだ。その恋人の叔父ジャレッドが怒鳴りこんできて、ライアは逃げ出した妹のふりをすることになってしまう。意識を取り戻した恋人が、妹に会いたがってるというけど…いくら目が見えなくなってるとはいえそんなの無理よ! しかし、傲岸不遜なジャレッドにプライベートジェットでつれていかれて…。 -
恋が私にくれたのは――情熱、傷、そして愛の結晶
仕事ばかりで女性だということも忘れてしまいそうな毎日。アシュリーは幼なじみのサイモンにF1の試験走行に誘われる。そこで運命的に出逢ったのはヴィトー・ダルコス、世界チャンピオンになろうというトップレーサーだ。手の届かないヒーローなのに気さくで優しく、突然燃えあがった恋はふたりを結びつける。しかし、ヴィトーは彼女をサイモンの恋人と誤解。しかも、レースの事故でサイモンは命を落としてしまう。ヴィトーは「君が彼を殺したんだ」と言い放って…! -
老人をたぶらかす金目当ての女だと思われてるなんて!
ふしだらだと思われたかしら? こんなパーティーに参加しているなんて…。誰にも言えないある事情で、怪しげなパーティーに潜り込んでいたエミリー。彼女は不埒な客に絡まれたところを、美しい男性に助けられた。初めて出会ったはずなのに、身も心も彼のまなざしにとらわれたかのような忘れられない出来事だったが、1年後の再会は最悪だった。彼、イーサンはエミリーのことを、裕福で年老いた伯父を誘惑する金目当ての女だと思っていて…? -
若さゆえに愛を見誤り、私は最大の罪を犯した――
「愛など必要ない。私の息子を産めば真犯人を捕まえてやろう」冷淡な領主ユーアンの提案を、若く無力なオリアンは受け入れるしかなかった。断れば叔父殺しの濡れ衣を着せられて、処刑されてしまうかもしれないのだ。しかし愛する人との結婚を夢みていた彼女は、せめて初めての相手は自分で選びたいと、ユーアンの友人に情事を請う。欲望は果たされても枯れることはなく、禁断の逢瀬を重ねてしまうオリアン。そこに領主の密かな罠が仕掛けられていると知らずに…。 -
傷ついた恋がふたたび私の前に現れ、想いは溢れ…
ローラの出版社に無名作家の原稿が送られてきた。「これはベストセラー作家リーアム・オライリーの作品に間違いないわ!」 8年前、学生だったローラはリーアムと結ばれたが、彼は小説の映画化のためにアメリカに行き、その後連絡が来ることはなかった。妊娠に気づいたときにはもう、彼は別の女性と結婚していた。つらい過去を抱えたままローラはリーアムと再会を決意する。彼にキスされると甘い想い出が甦る…でも、私は彼には伝えていない重大な秘密があり──。 -
キスするたび、隠したい恋心があふれてしまいそうで
亡き母の遺産である南フランスの家を相続したジョシー。この数年間、母の看病と仕事の両立で苦労してきた…心機一転、地中海の見える家で新しい生活を始めたい。希望に胸を膨らませるジョシーだが、新しい家で彼女を待っていたのは隣人リオンの手荒な歓迎。ジョシーの父からこの家を買う予定だと主張する彼は「君がここに来た理由はわかっている」と突然唇を奪ってきた。なんて無礼な人! どちらが正当な持ち主かわかるまで、彼と隣同士で暮らさないといけないなんて。 -
幼い日の初恋が、こんな残酷な形で実るなんて――
ルイス…なぜあなたがここに!? カリブ海でヨットツアーに参加したクロエは、待ち受けていた男性に驚愕した。幼なじみで億万長者の彼はクロエの兄をだまし破産寸前まで追いつめた。兄の復讐を手助けしたクロエは、ほとぼりが冷めるまで身を隠すつもりだったのだ。まさか、このツアーもあなたの罠なの!? ルイスはクロエを所有する島へとつれ去り、結婚を強要してきた。昔のルイスは憧れの人だった。しかし、今や彼は恋心を利用する非情な悪魔でしかなかった――。 -
王子様との一夜限りの特別な夜…のはずが?
アンバーは亡国の王女ということで18歳まで祖母に厳格に育てられていた。大学に行けば窮屈な生活も終わる…そう思っていたのに、祖母はエルソーニア国の皇太子トリスとの婚約話を本人不在で進めていた! いくらハンサムでも愛のない結婚なんて――逃げるのは今しかない。自由を求めロンドンへひとり飛び出す。8年後、アンバーはキャリアを積んで友人たちと会社を立ち上げた。その友人の大事な結婚式にいたのは…あの皇太子!? だが彼はアンバーに気づかず…。 -
母も姉も男運が悪くて私も恋愛を諦めた…はずが!?
初恋は14の時だった。相手は母の勤める会社の御曹司マックス。大人の彼はアシュリーにも優しくて、ランチの約束をしたのだ。けれどあの日、待っても待っても彼は来なかった。数日後、彼が故郷を去ったと知る。それで終わったはずが、10年後に再会し、アシュリーは驚く。初恋は終わってなんかなくて、今でも心が苦しい。もし、もう一度彼に去られたら絶望しかない。でも彼は、病気の祖父のため一時的に社長代理を務めているだけで、すぐに去ってしまうのに…。 -
幼い妹を守るため、私は偽りの結婚を受け入れた――
母の死後、年の離れた妹の面倒に明け暮れるタンジーは、継父から住んでいる家を売ると告げられ驚愕した。さらに困窮する家計を支えるため、継父はタンジーとギリシア富豪ジュードとの契約結婚を命じてきた。形だけの関係だけでなく、ベッドをともにしなければならないだなんて…。美しく冷酷な瞳をたたえたジュードを前に絶望するタンジー。大丈夫…幼い妹の幸せのためなら、耐えられないことなんてないわ。恐怖を押し込めタンジーは、純潔を捧げるが――…? -
人気女優がお忍び休暇で出会ったのは…運命の恋?
人気女優のエンジェルはパパラッチやストーカーに悩まされる毎日に疲れきっていた。休暇をとりたいと切望する彼女は高校時代の友人に招かれ、友人の兄が営むニューメキシコの牧場を訪れる。そこで出会ったのは、たくましいカウボーイのデイと、彼の娘ベス=アン。愛らしいけれどどこか怯えた様子のベス=アンが気になって仕方ないエンジェル。だが元妻と娘の親権を争っている最中というデイは、エンジェルが女優だとわかると彼女を罵り、追い出そうとして…!? -
不実な夫に傷ついたケイトに甘い誘惑が忍び寄る
浮気者の夫との結婚生活にケイトは疲れ果てていた。それでも今夜は、大物実業家アレックス・ダルトンを招いたパーティーがある。アレックスに気に入られれば、夫の事業は安泰だ。ワインや料理で家計は火の車でもやり遂げるしかない。だが、やって来たアレックスはなぜか初対面のケイトに静かな怒りを向けてきた。なのに、すぐに彼はささやいた。「僕と親しくすれば、ドレスでも宝石でもなんでも望みのままだ。どうする?」一体、彼は私をなんだと思っているの? -
初対面の私に、なぜ新しい上司は軽蔑のまなざしを!?
「その子を妊娠しなければ、私は幸せだったのに…」絶望のどん底にいたハリエットが思わず口走った心にもないひどい言葉。嵐の海岸で急に産気づき、意識は朦朧としていた。だから知らなかったのだ。その時助けてくれた命の恩人である医師が彼女に「望まぬ妊娠をした身勝手な女」と決めつけ、蔑みの目を向けたことを。3年後、ハリエットは看護師として復帰するが、新しい外科医長のパトリックが、なぜか自分にだけつらく当たる理由がわからなくて…? -
町のならず者と罵られた俺を彼女だけが受け入れた…
リンゼイは、あるバーで不良に絡まれているところを屈強な男性に助けられた。カル・ホイッティカー…捜していた人。私のブティックの改築と町の野外音楽堂を復元するのはこの人しかいない!! しかし、彼は故郷を拒絶し、また町の人たちもカルを快く思っていなかった。でも、不愛想な態度の裏にある優しさに心惹かれてしまう。彼の心の一番大切なところに寄り添えられたら…。改築が終わったら出ていってしまうカルに、リンゼイは身も心も捧げてしまいそうで――。 -
仕事も身体も捧げた私の片想いは過ちだったの──?
航空会社CEOアントニオの秘書ハナは、2年間24時間ほぼ彼と一緒に忙しく働いてきた。そんなある日、彼の私邸で泣いていたハナを優しく抱擁してくれたアントニオと、情熱的な夜を過ごしてしまう。この関係は一度かぎり。そうわかっていたのに――その後、新しい命を宿したのだ。アントニオに妊娠を告げると、彼はハナを嘘つき呼ばわりした挙句、「もう来なくていい」と即座に解雇を言い渡してきた。そんな…。大好きな仕事を奪われ、お腹の子を拒絶されるなんて! -
ギリシャの神のように美しく神秘的な彼に翻弄され…
ロンドンで暮らすヘレンの前に、ミステリアスな男性が現れた。端正な顔立ちの彼はデイモンと名乗り、ヘレンを迎えに来たと告げた。聞けばギリシャに住む大富豪の祖父が病床に伏し、死ぬ前にひと目孫娘に会いたいと言う。父と駆け落ちした母を勘当したのに、自分が病気になったから会いたいだなんて虫がよすぎる。でも母は亡くなるまでずっと、祖父に会いたがっていた…。私はどうすればいいの? 困惑し泣きだしてしまった彼女に、デイモンは慰めるようにキスをして…!? -
彼に気を許したら、心も身体もすべて奪われてしまう!!
ポピーは、祖母が残してくれた屋敷に引っ越すと、やけに煌びやかな男性ラフェに心奪われた。しかし、彼は桁外れな財力を見せつけてポピーの屋敷を奪おうとする傲慢な男だった。彼の魂胆がわかり彼女は用心していたはずが、ある日激しい雷雨が襲い、館が破損してしまう。そんな時に、真っ先に駆けつけてくれたのはラフェだった…。騙されてはだめよ、彼のやさしさは館のためだけなんだから! ポピーは自分に言い聞かせるものの、心はラフェに乱されてしまい――!? -
忘れたはずの子爵との一夜の恋が今も胸にうずいて…
伯爵の下で不動産管理の仕事をしているトリは、その息子ジャスパーとの突然の再会に表情を曇らせた。5年前、プレイボーイの子爵と名高い彼と一夜をともにしてしまった。翌朝、ベッドから消えたジャスパーはアメリカに発ち、戻ってこなかった…。でもあんな過去、もう忘れてしまったわ。伯爵家を継ぐためイギリスに帰ってきたと言う彼とともに、新しい地所の下見に赴いたトリ。ところがその帰り道、大雪に見舞われ…ホテルの古い部屋で彼と過ごすことになり!? -
運命の人と、南の島で楽しい冒険旅行…のはずが?
大富豪の友人から冒険旅行をプレゼントされたシンシア。まさかケイド・アームストロングと2週間、無人島でふたりきりで過ごせるなんて! 幸せな結婚を夢みるシンシアにとって、家柄もよく裕福な彼は理想の花婿候補。期待に胸を膨らませるシンシアだが、冒険旅行の内容を知って驚愕した。てっきり楽しいバカンスかと思っていたのに…サバイバル生活ですって? しかもケイドは私を足手まといの役立たずなお嬢様だと思っているみたい。いったいどうなってしまうの? -
兄の借金のため、身売りを強要された私を救うのは…
リジーは兄が作った借金の肩代わりに、酒場でウエイトレスとして働いていた。派手な服にサイズの合わない靴、いつまでも慣れない仕事にいよいよ雇い主から客をとれと脅される。怯える彼女を、身なりの整った素敵な紳士が救ってくれた。彼は食事をするだけで何もせず、ひと晩分の料金を支払い帰ってしまった。紳士は地元では有名な牧場を営む一族のひとりで、投資家のウィル。なぜ見ず知らずの私にやさしくしてくれるの? ある日、彼は頼みたい仕事があるとリジーの前に現れ…!? -
16歳で億万長者に拾われたジュリエンヌの一途な恋
16歳だったジュリエンヌは、町中から蔑まれていた。10歳の妹も同じだった。ふしだらな母親から生まれた姉妹の行く末など、知れたものだと。だが、イタリアの大富豪クリスティアーノとの出会いがすべてを変えた。彼は、生きるために身を売ろうとしたジュリエンヌを救い、住まいと教育を与え、仕事までくれたのだ。そんな彼に恋をするなど、愚かだとわかりきっていた。だから出会いから10年後の夜、ジュリエンヌは純潔を捧げるとすぐに彼の前から姿を消したのだが? -
逃げた花嫁と蔑まれても、その理由は決して言えない
リディアは妹の結婚式に出席するため、イギリスに帰国した。わけあって家を飛び出したのは1年前。当時は妹と同じように、彼女もまた結婚を控えた幸せな花嫁だった。しかし挙式当日に急な不安に襲われ、大事なものをすべて捨てて、地球の裏側まで逃げてしまったのだ。気まずい思いで我が家を訪ねると、あろうことかそこにいたのは、夫になるはずだったジェイク。リディアを待っていたのは妹を祝う赦しではなく、まだ愛が残るジイクから無情に扱われる罰だった。 -
視線がからんだ瞬間、わたしの恋は始まった――
働きながら学位を取得するため、ハンサムな大富豪セバスチャンの屋敷で住みこみ家政婦となったルビー。ところが、セバスチャンとの初対面は最悪なものとなり、ふたりの間にはぎこちない雰囲気が漂う。わたし、嫌われてしまったのかしら…。不安な日々のなか、ルビーはセバスチャンの母親の誕生日をともに祝うことになる。その夜、感謝を伝えに部屋に来たセバスチャンと一線を越えてしまったルビーだったが、彼に愛人になるよう言われ――!? -
傲慢で謎めいた彼なのに…恋せずにはいられなくて
秘書のモーリーンは会社で男性とぶつかった。威厳に満ちた声、ギリシア彫刻のような顔。あまりに素敵な彼に思わず名前を尋ねてしまう。ジェイク…私が美人でセクシーなら恋が始まったのかしら? 甘い想像を胸にしまうモーリーンだが、その日の夕方、ジェイクと偶然再会する。ところが彼は「しつこく待ち伏せされても迷惑だ」と冷たく言い放った。私を結婚目当てに男性を追いまわす女だと思ってるの!? 怒りを募らせるモーリーンだが、隣家にジェイクが引っ越してきて? -
恋などできない運命を背負って生きてきたけれど…
3年前、困窮していた家のため裕福な貴族と婚約したが、破局に終わったエマ。今年の社交界シーズンに、なんとしても妹エイミーを無事嫁がせ、エマは家庭教師になるつもりだった。ところが、妹にちょっかいを出してきたのは名うての放蕩貴族チャールズ・ホーソンで!? 前途多難な日々を送るなか、エマは彼の魅力に惹かれていくが彼と兄が決闘をすることになり…。やめるよう懇願するエマに、チャールズは「私の愛人になれ」と言いはなち──!? -
残酷に私を捨てた彼が、再び妻という役割を求めて!?
ミアは、大富豪で職場のボスであるロッコと激しい恋に落ち、夢のような日々を過ごした。けれどプロポーズの直後、事態は急変する。覚えのない罪を責められ会社は解雇。婚約も破棄された。その後妊娠がわかったけれど、せめて…とロッコに伝えようとした行為をストーカー扱いされ、電話もメールも、近づくことすら禁じられたのだ…。文字どおり、彼の人生から締め出された3年後。ひとりで息子を産み育て、つましく暮らすミアの前になぜかロッコが現れて!? -
魔法使いが助けたのは、王子様に追われるプリンセス
貴族の付添人を務めるエレナーは屋敷を訪れるラヴェナム伯爵にひそかに恋していた。だから彼のうっとりするようなキスとプロポーズに舞い上がるが、互いに愛人がいてもいいという言葉に傷つき、逃げ出してしまった。その途中、さる公爵未亡人の馬車に拾われると、事の次第を聞いた公爵未亡人は面白がり、伯爵の追跡をかわすべく、エレナーを豪華なドレスと宝石で異国の姫に仕立て上げた。その変装のままロンドンまで探しに来た伯爵と再会してしまい…!? -
愛も永遠もないとわかっているに、心は止まらず…
超冷徹で仕事人間と噂のCEOリックと一夜を共にしてしまったサヴァンナ。臨時秘書としてリックとふたりきりの出張中、クールな彼の思いがけない熱に触れ、心が止められなかったのだ。でも、そのあとが最悪だった。妊娠がわかるとリックはすぐにプロポーズしてくれたけど、責任感だけでそこには愛情のカケラもない。一生愛されないとわかっている相手と、結婚なんてできるはずがない。だから当然プロポーズはお断りしたのに、彼は何度も何度もあきらめなくて? -
私に秘密がある限り、彼と結ばれてはいけないの
ウィローは派遣の紹介で、妻を亡くして子供に手を焼く医師の家でナニーとして働くことになった。雇い主はスコット・ガルブレイス。苦い思い出がよみがえる相手だった。スコットの屋敷で過ごすうちに、ウィローはじょじょに彼に惹かれていく。スコットのほうもウィローを憎からず思っているようだったのに、突き放すような態度をとられてしまう。それは、彼に再婚を予定している相手がいたからで…。これでいいのよ。私には彼に言えない秘密があるのだから――。 -
信じてほしいだけ…私の無実と、あなたへの恋心を
派遣会社で働くダーシーは、書類の配達を頼まれ指定されたホテルを訪れた。そこには男性ネーヴが待ち受けており、彼は怒りに満ちた瞳をダーシーに向け「君はこの僕を脅迫した」と詰め寄ってきた。 いったいどういうこと? 誤解を解こうと弁明する彼女にネーヴは、身の潔白が証明されるまで監視をさせてもらうと告げ…ダーシーは社長秘書として雇われることに! 戸惑いながらも彼の下で働くダーシーだが、自分を顧みず仕事に打ちこむネーヴのことが気になって…?
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