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『講談社、創文社オンデマンド叢書、三佐川亮宏(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    前著『ドイツ史の始まり――中世ローマ帝国とドイツ人のエトノス生成』で割愛した、第一部と二部の間に位置する歴史的・言語史的考察。deutschという語の起源をめぐるグリム以来の学説史の整理、「ドイツ(語)」の前段階の「フォルクの言葉」という普通名詞に留まっていた初期の語法の網羅的検討を通じて、「三つの神聖言語」を頂点とする多言語国家としての大フランク帝国の実相に迫る。

    【目次より】
    はじめに
    第一章 ドイツ(deutsch)の起源 研究の現況と課題
    一 問題の所在
    二 語源、語義
    三 語形成
    四 theudisk / theodiscus / diutisk 語形成をめぐる言語史的・歴史学的議論
    五 「起源の偶像」
    第二章 ドイツ(deutsch)の前史 七八六年~九二〇年
    一 問題の所在
    二 theodiscus:七八六~八七六年(1):アルプス以北の語法
    三 theodiscus:七八六~八七六年(2):イタリアの語法
    四 theodiscusからteutonicusへ:八七六年
    五 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(1):西フランクとアングロ=サクソン
    六 theodiscusとteutonicus:八七六~九二〇年(2):東フランク
    七 ドイツ(deutsch)の前史
    第三章 『ザルツブルク大編年誌』九二〇年の項の「ドイツ人の王国」 中世盛期における「ドイツ王国成立論争」の始まり
    一 政治史の経過と各種史料の証言
    二 問題の所在
    三 研究史の批判的検証と同時代性の否定
    四 オットー『年代記』、『ザルツブルク大編年誌』、「オーストリア編年誌」(AGS)
    五 「アルヌルフの国王計画」と「ドイツ人の王国」
    あとがき
    付録(図表、地図、系図)

    主要参考文献一覧
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    三佐川 亮宏
    1961年生まれ。西洋史学者。東海大学文学部歴史学科西洋史専攻教授。専門は、ドイツ中世史。北海道大学文学部史学科西洋史専攻卒業、同大学院文学研究科西洋史学専攻修士課程修了、同大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程中途退学。文学博士。
    著書に、『ドイツ史の始まり』(日本学士院賞)『ドイツ その起源と前史』『紀元千年の皇帝―オットー三世とその時代』など、
    訳書に、コルヴァイのヴィドゥキント『ザクセン人の事績』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    「遅れてきた国民」と形容されるドイツ人の複雑なアイデンティティ。問題の根源を、彼らの民族と国家の始まりにまで遡り、近代的な国民国家とは異質な特殊中世的な集団的自己のあり方を問う大作。政治=国制史および政治観念史の観点から、カール大帝から叙任権闘争までの三世紀余を対象に、普遍史・救済史的に理解された「ドイツ人のローマ帝国」という自己理解が出現・展開する様相を、関連史料の網羅的検証を通じて分析する。

    【目次より】
    序章
    はじめに 二つの史料所見
    第一部 政治=国制史的アプローチによる「ドイツ史の始まり」 八四三~九一九年
    はじめに プロセスとしての「ドイツ史の始まり」
    第一章 八四三年:ヴェルダン条約による帝国分割
    第二章 八八七年:東西フランク王国の最終的分離
    第三章 九一一年:東フランク=カロリング家の断絶
    第四章 分国・大公・“部族”
    第五章 九一九年:フランク人からザクセン人への王朝交替
    第二部 「ドイツ人」と「ドイツ人の王国」
    はじめに 「ドイツ史の始まり」の展開期
    第六章 “フランク”と“ドイツ”の狭間(一)
    第七章 “フランク”と“ドイツ”の狭間(二)
    第八章 オットー三世・ローマ帝国の改新・“ドイツ人”(一)
    第九章 オットー三世・ローマ帝国の改新・“ドイツ人”(二)
    第三部 「ローマ帝国を担うドイツ人」 一一世紀初頭から叙任権闘争期まで
    はじめに 「ドイツ史の始まり」の終点
    第一〇章 一一世紀前半のローマ帝国と帝権的王権理念
    第一一章 叙任権闘争とドイツ王国 「ドイツ」概念の政治的・歴史的地平
    終章
    あとがき
    付録(図表、地図、系図)

    主要参考文献一覧
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    三佐川 亮宏
    1961年生まれ。西洋史学者。東海大学文学部歴史学科西洋史専攻教授。専門は、ドイツ中世史。北海道大学文学部史学科西洋史専攻卒業、同大学院文学研究科西洋史学専攻修士課程修了、同大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程中途退学。文学博士。
    著書に、『ドイツ史の始まり』(日本学士院賞)『ドイツ その起源と前史』『紀元千年の皇帝 オットー三世とその時代』など、
    訳書に、コルヴァイのヴィドゥキント『ザクセン人の事績』などがある。

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