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『文藝春秋、桜庭一樹、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • 人気女性作家6人による、心に沁みるアンソロジー

    美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。
  • 1,500(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    俺たち、久々の共闘になりそうなんだ
    命を狙われる謎の少女を守る「紅」、全国を騒がす偽札事件を追う「橡」。新大久保を舞台に、探偵バディが繰り広げるアクション活劇。
  • 1,500(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    著者初の自伝的小説集。
    因習的な故郷に、男性社会からのいわれなき侮蔑に、メディアの暴力に苦しめられた時に、
    「わたし」はいつも正論を命綱に生き延びてきた――

    7年ぶりに声を聞く母からの電話で父の危篤を知らされた小説家の「わたし」は、最期を看取るために、コロナ禍の鳥取に帰省する。
    なぜ、わたしの家族は解体したのだろうか?
    長年のわだかまりを抱えながら母を支えて父を弔う日々を通じて、わたしは母と父のあいだに確実にあった愛情に初めて気づく。
    しかし、故郷には長くは留まれない。そう、ここは「りこうに生まれてしまった」少女にとっては、複雑で難しい、因習的な不文律に縛られた土地だ。
    何度埋められても、理屈と正論を命綱になんとかして穴から這い上がった少女は東京に逃れ、そこで小説家になったのだ。

    「文學界」掲載時から話題を呼んだ自伝的小説「少女を埋める」と、
    発表後の激動の日々を描いた続篇「キメラ」、書き下ろし「夏の終わり」の3篇を収録。
    近しい人間の死を経験したことのあるすべての読者の心にそっと語りかけると同時に、
    「出ていけ、もしくは従え」と迫る理不尽な共同体に抗う「少女」たちに切実に寄り添う、希望の書。
  • 目を凝らせ、魂をみつけろ――
    少女とヒーローと無数のifに満ちた映画ワールドがここに。

    ・音楽の神さま、あの娘を助けて 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
    ・老いたるロッキーは神話的英雄だ 『クリード チャンプを継ぐ男』
    ・SMとは「神の子」を造る戦い 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
    ・中年スパイダーマンが胸狂おしい 『スパイダーマン:スパイダーバース』 
    ・血塗れの「映画の子供たち」 『GONIN サーガ』……etc.

    「本当に観ておもしろい」映画を厳選! 
    「週刊文春」の人気連載ほか、物語作家ならではの洞察が光る珠玉の映画エッセイ集。
  • 867(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝。子供時代、二人の兄、一人の姉と共にグループでデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。
    遺されたのは11歳の娘、名前は“傷痕”。だがその出生は謎に包まれ、ポップスターの本当の子供なのかどうかさえ明らかではなかった。色めき立つイエロージャーナリズムの記者や、遺族を名乗る者たち。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか――。

    解説・尾崎世界観
  • 郷愁を誘う大河的青春吸血鬼小説!

    中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。
    マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、
    人間との同居は彼らの掟では大罪だった。
    禁断の、だが掛けがえのない日々――。

    郷愁を誘う計3篇からなる大河的青春吸血鬼小説。

    【目次】
    ちいさな焦げた顔
    ほんとうの花を見せにきた
    あなたが未来の国に行く

    解説・金原瑞人
  • 968(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    山野内荒野、14歳。
    まだ、恋はしてない。
    ……たぶん。

    鎌倉で小説家の父と暮らす少女・荒野。「好き」ってどういうことか、まだよくわからない。でも、中学入学の日、電車内で見知らぬ少年に窮地を救われたことをきっかけに、彼女に少しずつ変化が起き始める。少女から、大人へ――荒野の4年間を瑞々しく描き出した、たまらなくいとおしい恋愛“以前”小説。全1冊の合本・新装版。

    カバーイラスト:岸田メル
  • 短編に凝縮された桜庭一樹のエッセンス!

    死んだ男を囲む、二人の女の情念。
    ミッションスクールの女子たちの儚く優雅な昼休み。
    鉄砲薔薇散る中でホテルマンが見た幻。
    古い猫の毛皮みたいな臭いを放つ男の口笛。
    ダンボールに隠れていたぼくのひと夏の経験。
    日常に口を開く異界、奇怪を覗かせる深淵を鮮やかに切り取った桜庭一樹の新世界!
    6つの短篇小説。解説・杉江松恋

    【目次】
    「モコ&猫」
    「このたびはとんだことで」
    「青年のための推理クラブ」
    「冬の牡丹」
    「五月雨」
    「赤い犬花」
  • 683(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    これは、少女という生物〈クリーチャー〉についての物語
    中世ドイツ、近未来のシンガポール、そして現代日本。3つの世界を行き来する少女の正体とは? 桜庭一樹の初期傑作長篇

    1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、〈アンチ・キリスト〉と遭遇する。
    2022年、近未来のシンガポールで、青年のディッキーは、かつて絶滅したはずの〈少女〉という生物(クリーチャー)と出会う。
    そして、2007年、鹿児島。私は、青い空の下にいた――。

    三つの空を見た、ある少女にまつわる物語。
    解説・佐々木敦
  • シリーズ3冊
    714784(税込)
    著:
    江戸川乱歩
    著:
    湊かなえ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌

    避暑先の旅館でレンズ越しに目撃した殺人をめぐり、
    謎めいた結末を迎える中編「湖畔亭事件」を中心に、
    人工美と遊戯性の極致「赤い部屋」、名作「心理試験」他を収録。
    ミステリ作家・乱歩に焦点を当てる乱歩没後50年記念アンソロジー。

    【目次】
    「湖畔亭事件」
    「何者」
    「石榴」
    「心理試験」
    「赤い部屋」
    「人間椅子」
    「木馬は廻る」
    随筆「迷路の魅力」
    随筆「兇器としての氷」
    随筆「プロバビリティーの犯罪」

    監修・新保博久
  • 734(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く直木賞受賞作。
  • 伏──人であって人でなく犬の血が流れる異形の者──による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子だが腕利きの猟師・浜路は浪人の兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。瓦版の読売・冥土から、浜路は里見の家に端を発した伏をめぐる世にも不思議な物語を聞く。光と影、狩るものと狩られるものの長きに亘る因果の輪がいま開く! ゴシック的な江戸を舞台に疾走する傑作エンターテインメント。2012年秋アニメ映画公開。解説・大河内一楼。

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