『文藝春秋、阿川佐和子、1円~(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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35歳の季理子は、中学生のころ夢で嗅いだ“男のにおい”が未だに忘れられない。それはどこか懐かしい、いくつものにおいが混ざり合った複雑なハーモニーだった。年を重ね、デートの誘いも減ってきたある日、海外紛争地帯に長期取材に赴く元同僚の壮行会のため、友人たちと集まった。あ、この男の香りは、あの夢のにすごく似ている……けれど、100%同じではない……。これは「忘れられない香り」の記憶をテーマとして競作されたアンソロジーの一篇です。
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230万部突破「聞く力」シリーズ最新刊
日本人だからこその会話の妙や楽しみ方はあるはず――。
初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、
会議や会食まで。インタビュアーを三十年以上続けている
アガワが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術。
【目次より】
◎自分が話したいことを見つける
◎話すべきことは相手の話の中にある
◎会話とは“しりとり話題合戦”
◎沈黙を怖れない
◎相手の話に共感し反応する
◎助け船を出すことを心がける
◎相手との距離感をつかむ
◎モテる男は、聞き上手
◎距離と時間をおくことも必要
◎時にはKYも有用だ
◎会合では一番下っ端に喋らせる
◎皇室の会話術に学ぶ
◎絶妙な突っ込みは会話の妙
◎どんな接続語で始めるか
◎話題に窮したら病気自慢
◎占いや心理テストはいいネタになる
◎小話を頭の抽斗に入れておく
◎シモネタの効用
◎日本語の一人称は変幻自在
◎日本語は相手の出方によって自分の発言を変えられる
◎語り手をノセる合いの手
◎男女で差が出る会話と人間関係
◎初対面での会話術
◎スマホ依存は言葉を忘れさせる
◎一人で入った飲食店で何を喋る
◎アウェイの場所でどうするか
◎初めて会った人への対し方
◎末っ子の処世術
◎オジサン上司の心をつかむには
◎私が最も話上手と思った人
◎専門用語で逃げるな
◎父が教えた正しい日本語と下品な日本語
◎物語性は対話にとって大事
◎話の使い回しは落語と同じ
◎ダジャレを嫌がらないで
◎不幸な体験は宝物
◎認知症の母と話す
◎大惨事になる前に、笑うところを見つける -
いつの世も、不安や悩みが尽きないもの。
家族、恋愛、仕事、生活の不安……寄せられた37の悩みに、
『聞く力』の阿川佐和子が60ン年の人生経験を総動員して、
時に共感、時にあきれつつ、アドバイスを送ります。
「仕事が忙しすぎてヘトヘト」「フラれるのが怖い」
「大学時代の彼と30年ぶりに再会」「子供ができない」「妻が認知症に」
「部下を叱れない」「上司の言葉に傷ついた」「70歳の母に好きな人ができた」
「なりたいものが見つからない」「高校生の娘が話をしてくれない」
「母が亡くなり、父が『死にたい』と嘆きます」――
まだまだ若いつもりのあなたも、老人初心者のあなたも、
これを読めば、身も心も軽ーく、人生を乗り切れること間違いなし!
※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
「週刊文春」の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場した、
15人の落語家・講談師が明かす、笑いと語りのエッセンス。
志の輔、昇太、談春、喬太郎、松之丞(現・伯山)、
そして、談志、小三治、小さん(五代目)が、夢の競演!
【目次】
○柳家喬太郎
何回かオンライン落語を経験して思ったのは、
今後ライブと並行して残るんじゃないかと。
○神田松之丞(六代目・神田伯山)
不思議なもので、一年くらいで耳が慣れて、
講談が面白く感じられるようになりました。
○桂歌丸
最後の『笑点』は、普段通りやって、
決して涙は見せまいと思ったんですけど、ダメでした。
○高田文夫(立川藤志楼)
ビートたけしが、フライデーを襲撃する直前に、
小料理屋で「まあまあ」となだめてた(笑)。
○桂米團治
米朝は、上方だけでもなく、日本全体の落語を
リメイクした人だと思うんです。
○小沢昭一
撮影所の化粧部屋で、川島(雄三)組と黒澤(明)組が
一緒になったことがあってね。
○立川志の輔
落語はバイブル。日本人が楽に生きられる要素が
詰まった、教典だったらいいなあと。
○三遊亭円楽(六代目)
もう一度、先代に似てくるでしょう。
顔も伸びてくると思います(笑)。
○柳家小三治
自分の力がこれでいいなんて、
絶対思えない。誰も信用できないんだ(笑)。
○立川談春
自分の「うまさ」をつきつめたい。
でも本当は師匠に褒められたいだけなんです。
ほか -
忘れられていた「ブータン」は、中学の同級生だった。アラフォーになった彼女は、出会った人たちに幸せを運んでくれている……。
せつなさに胸が熱くなる、女ともだちの物語。
いつの頃からか、私は生涯の友というものを望まなくなった。女はいっときの悩みを共有できるともだちがいればじゅうぶんなのだ……。
四十を過ぎて、そんなことを思っていた頃、伯父の介護に通っていた病院の玄関を出ようとしたら、「覚えてない? この顔」と、嬉しそうに駆け寄ってきた女性がいた。
彼女の名前は、丹野朋子さん。中学の同級生で、昔は存在感ゼロだった。ブタみたいに太っていたので、「ブータン」と呼ばれていた。
アラフォーになって再会した彼女は、ブータンという国に暮らしている人びとのように、世界一幸せ度の高い人間になるというのが、人生の目標になっていた。そして彼女は、夢を実現しているらしい。
ブータンに強引に連れられて、私は生まれて初めてカラオケボックスに行った。深呼吸するように、自分の思いを吐き出していた……。(「ブータンの歌」より)
不思議な存在感のある「ブータン」をめぐって、さまざまな女性たちの人生が交錯する。懐かしい同窓会のような物語。 -
ここまで話しちゃっていいの!?
“還暦婚”アガワと“背徳愛”オオイシの赤裸々本音トーク。
『聞く力』シリーズがベストセラーとなる一方、2017年に“還暦婚”を果たした阿川佐和子さんと、『ふたりっ子』『セカンドバージン』などのヒット作を誇る売れっ子脚本家で、実生活でも背徳の愛を重ねてきた大石静さん。
フツーではないオバサン二人が、究極のオンナの生き方を語り合う。
・アガワはなぜ、還暦すぎて入籍したのか
・新婚生活は「聞かない力」が大事
・夫婦長続きの秘訣は食べ物と笑いのツボ
・夫と彼氏の三者面談
・フラれて良かったと思うとき
・理不尽な父親とのつき合い方
・後悔しない親の送り方
・いつ“誘われて”も大丈夫な下着選び
・Tバックってあり?
・ホットフラッシュ、情緒不安定……更年期になったら周囲に宣言すべし!
・パワハラ&セクハラ禁止が男とテレビをダメにした
・「これしかない」という仕事を見つよう
などなど、結婚、仕事から下着選び、更年期との付き合い方……とっておきの人生論!
※この電子書籍は2018年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
「俺が死んでも讃える追悼記など書くな」という父・阿川弘之の遺言に、「お父ちゃんがいかに無茶苦茶な人であったか。周囲がどれほどひどい目に遭わされたか。思い出すかぎり、精根込めて書いてみる」とエッセイストの娘が綴る、前代未聞の追悼記。
94歳で大往生した破天荒な父の「強父語録」を挙げてみると──。
・老人ホームに入れたら自殺してやる!
・のたれ死のうが女郎屋に行こうが勝手にしろ
・勉強なんかするな。学校へ行くな
・結論から言え、結論から
・今後、誕生日会を禁止する!
・大学でサムシングを学んでこい
・戦後教育が悪いからバカが育つ
・お前の名前はお墓から取った
・知ったかぶりをした文章を書くな
・朝日の手先になりやがって
・お前は俺にそっくりだ
あまりの暴言に震え、時折のユーモアに笑いつつ、いつしか父と娘の不思議な情愛に胸が熱くなる。
解説・倉本聰 -
作家、エッセイスト、キャスター、さらには女優として幅広いジャンルで活躍している阿川佐和子さんですが、父・弘之氏の最晩年に病院に付き添い、いまも認知症のはじまった母の介護を続けるなど、実は介護経験も豊富です。そんな阿川さんが、高齢者医療の第一人者である大塚宣夫よみうりランド慶友病院会長と、理想の介護法、理想の老後を語り合います
阿川さんの体験的介護法は、実に説得力があります。
・好物はノドにつまらない
・赤ちゃん言葉は使わない
・バカにしない、怒らない、とがめない
・介護は長期戦と心得よ
・後ろめたさをもつ
・認知症でも愛情は伝わる
・孤独死の何が悪い
・施設に預けるのは親不孝ではない
・定年後の夫は新入社員と思え
・夫源病にご用心
・恋は長寿の万能薬
・老人に過労死なし
・そこで働く人を見て施設を選ぶ -
トラブルがあってこそ、旅は楽しい! 幼少時からの放浪癖、ホテルの備品にめっぽう弱い吝嗇(りんしょく)癖、父親から受け継いだ乗り物好きのDNA、それに持ち前の好奇心と大雑把な性格が掛けあわさって、アガワの旅にはドタバタ喜劇が付いてまわるのだった…。「あの旅行は本当にきつかった、エライ目に遭ったと語れるものほど思い出深い」と開き直り、また旅仕度。オトボケ爆笑エピソード、プライベート写真も満載。ありとあらゆる旅を詰め込んだ、旅エッセイ集。
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真夜中に働くテレビの仕事には慣れてきたけど、一人ぼっちの外食は未だに……イヤだなあ。作家の父・阿川弘之と賑やかな家族に囲まれて育ち、思いがけずニュースキャスターとなって活躍する毎日。仕事で出会った素敵な人・忘れがたい人や、なぜか数あるお見合い体験のエピソード、思い出すだけで冷汗じっとりの失敗談のあれこれ、アガワ流一人暮らしを楽しむ秘訣などを爽やかに語りかける、とびきり愉快なエッセイ集。読むともれなく、もりもり元気がついてきます。
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まさにこれこそ、150万部突破のベストセラー『聞く力』の実践編! 2013年末、ついに1000回を迎える週刊文春の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。2年に一度刊行されてきた総集編が、初めて電子書籍で登場です。収録ゲストは糸井重里、稲盛和夫、佐々木則夫、三浦友和、田中慎弥、米長邦雄、瞳みのる、内田裕也、山本富士子、小沢昭一、伊集院静、李登輝、やなせたかしの各氏をはじめとする、まさに多士済々の24人! ときにゲストと一緒に笑い、泣き、怒り、そして震災被災地に思いを馳せるアガワ。ゲストの魅力と、それを引き出すアガワの魅力が詰まった一冊です。
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「週刊文春」の名物対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が、連載900回を超えた。20年間で取材した各界著名人は1000人近い。が、未だにインタビューに苦手意識があるというアガワ。なぜ相手の本音を引き出すことができるのか? 本書では、数々の失敗から会得した「『分かります』と安易に言わない」「『たとえば?』『具体的には?』は話を掘り下げるのに有効」「なぐさめの言葉は2秒後に」などの“秘訣”を、インタビュー時のエピソードとともに初披露する!
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アガワの文庫新シリーズ創刊!コワイ人、エライ人、黙る人の懐に飛び込む阿川佐和子のインタビュー術が縦横に駆使された、落語家、教育者、俳優、スポーツ選手、映画監督、音楽家らとの新旧対談傑作選。各対談にまつわるエピソードもお楽しみください。大ベストセラー『聞く力』の副読本としても最適な、「聞く力」の実践編。主な目次【第一部】「聞く力」はこうして磨かれた諏訪内晶子/義家弘介/尾崎将司/柳家小さん/橋本久美子/西村雅彦/岸田今日子【第二部】「聞く力」は進化する三池崇史/小山明子/振分精彦/宮藤官九郎/金子兜太/壇蜜/タモリ/キダ・タロー/川崎宗則/安藤サクラ/ねじめ正一/新垣隆
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