『徳間書店、徳間文庫、瀬川貴一郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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一年前、盗人の口入屋を始めようとしていた庄右衛門の配下が、再び火付盗賊改方の書誌役・里見梧郎の目の前に現れる。
探索を進めるなか、老中・松平定信が推し進める寛政の改革で決まった華美禁止令のあおりで失業した花火師たちの失踪が明らかになる。これらは、何の符号なのか?
梧郎は、長谷川平蔵の命を受け、危機迫る江戸の町を守れるのか!
人気シリーズ完結! -
長年、江戸を騒がせている盗賊、疾風の勝三郎。
その手下らしき又八という男を、火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵の密偵が見つけた。
しかし、彼は記憶を失っていて、勝三郎への手がかりは依然掴めず、探索は困難な状況に…。
平蔵は、書誌役の里見梧郎にこの事件解明の密命を下した。
冴えた勘働きと鍛えた剣捌きで難事件を解決する“空蝉同心”シリーズ、待望の第三巻。 -
長谷川平蔵が長官を勤める火付盗賊改方。そこで書誌役を勤める里見梧郎は、いるかいないのか、わからぬほどの存在感しかなく、「空蝉同心」と呼ばれている。
しかし彼には、主筋との諍いから、切腹する羽目になったところを平蔵に助けられた過去と、解決困難な事件を裏から探索し、解決する密命があった。
見事な謎解き、剣戟で魅せるシリーズ第4弾! -
同心や与力たちは微禄ゆえに、町人からの袖の下を貰い、不正には目をつむり、あまつさえ懐を肥やすことを考える。
そんな腐敗した奉行所の中で、仕事一途ゆえに煙たがられていた同心の山沖征四郎。
家庭を顧みることもなかったが、二十五年連れ添った妻が病死したことで、生き方を変えてみることにした。それは「死神」から「生仏」に変わったと陰口されるほどの変貌ぶりだった。
しかし、掏摸の男から預かった密書をきっかけに事件に巻き込まれて……。 -
御祐筆見習いの里見梧郎は、元上役で火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵宣以が病に伏せっていると聞き、見舞いに訪れた。
平蔵は医者にもかからず、強がりを見せている。そして梧郎に、ケリをつけたはずの事件に残る気がかりを記した残心帳ともいうべきものを見せた。
日々の仕事に飽いていた彼は、その中の七年前の押し込み事件で、捕縛しそこねた犯人に注目し、探索することを請け負い…。 -
よろめいて旗本にぶつかった茶屋勤めの若妻が無礼打ちにされた。
結婚して三月の恋女房を殺された夫は、失意のなか、犯人を探しあてるが、逆に…。
無礼打ちは、武家だけに与えられた特権。殺された町人は無駄死にするしかない世の中。
その非道を許せぬ闇医者・沢木浩太郎は、棒手裏剣術の遣い手・夜霞のお遼、元伝説の盗賊木鼠の佐七とともに、旗本たちを懲らしめるべく、一計を案じる。 -
同じ日の夜、ところを変えて、三つの殺しがあいついで起きた。おまけに三人とも、自宅ではなく、他の者の家で、同じ方法で殺されていた。
火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵は、そんな謎めいた事件の真相探索を、書誌役・里見梧郎に命じた。
“空蝉同心”と呼ばれる存在感のない男。しかし剣は、神道無念流の遣い手。優れた勘働きで難事件の解明に奔走する梧郎の活躍を描く好調シリーズ第二巻。 -
里見梧郎は、主筋にあたる旗本家との諍いで、火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵の預かりとなった。そして、「居ると気づかせない人になれ」と言われ、書誌役を任ぜられる。
ある日、押し入った先を皆殺しにする強盗事件が起きた。調べ始めた矢先、北町奉行所の“真犯人は主人に遺恨のある元使用人”という明らかな嘘で、事件を横取りされてしまう。
梧郎は、真相を隠密裡に探り始めた。 -
殺しの企てを盗み聞いた浩太郎は、間一髪、狙われた元御家人の立木を救い出したものの、怒り心頭の本人を目の前にして狼狽えていた。
胃の腑が悪く、助かる見込みのない立木は、愛妻に迷惑をかけたくない一心で、破落戸どもに、仕事を頼んだという。
その数日後、立木が再び願いを乞うたのは、なんと小間物屋のお遼!?
闇医者の自分とはまるで逆の裏稼業に手を染めているお遼に、浩太郎の心中は。 -
初めて惚れた女は、初めて治せなかった患者だった―
無常を感じ、医術を捨てたはずが、落ちぶれた今では、表沙汰にできぬ傷病を金次第で治しては口を糊している沢木浩太郎。
快復の望みない者を永眠らせる仕事を始めた小間物屋のお遼。堅気となった経緯を、かたくなに口を閉ざして話さない元伝説の盗賊木鼠の佐七。それぞれ事情ありの三人がこの世にはびこる悪人どもを一刀両断する。
書下し武侠小説。
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