『ダイヤモンド社、フランチェスカ・ジーノ(実用)』の電子書籍一覧
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多くの研究で、意見の不一致や違いは、より優れたアイデアやイノベーションのきっかけとなることが示されている。しかし、個人の強い持論がベースにある不一致は大きなダメージをもたらすことも多い。特に組織の多様化、グローバル化により、さまざまなイデオロギーや伝統が持ち込まれる今日ではなおさらだ。本書で筆者らは、こうした状況においてリーダーがコラボレーションと相互の信頼を維持しながら、熱い議論を促す方法について論じている。筆者らはまず、意見の対立をめぐる3つの誤解を指摘したうえで、異なる意見にも前向きに対応するための4つの戦略と実践的な手法を紹介している。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2022年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
職場に存在する人種差別や偏見に対して、組織はさまざまな手段を講じて是正に取り組んでいる。特に、無意識バイアスに対処する研修、「アンコンシャスバイアス・トレーニング」は、その中心的な役割を担ってきた。だが、従来のアプローチには致命的欠陥がある。バイアスを自覚できても、軽減につながらないのだ。無意識バイアスを克服するには、従業員が実際に行動を改め、どれだけ改善できたか進捗を追跡することが欠かせない。本書では、アンコンシャスバイアス・トレーニングの構成要素について論じ、組織がバイアスを軽減するという目標を達成するための具体的な方法を紹介する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
協働(コラボレーション)を根付かせるため、企業はさまざまな努力をしているが、なかなか実を結ばない。一時的な効果は上がっても、持続性がないのだ。筆者は、協働は組織の理念と考えるのではなく、スキルととらえるべきだと主張する。リーダーと部下たちが力を合わせて仕事をし、学び合い、心理的なバリアを乗り越えるにはどうすればよいのか。本書ではこれを実現する、「話すよりも聞くことを教える」「感情移入を実践する」などの6つの訓練手法を紹介する。いずれもピクサーなどで実践されている具体的なものである。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年3月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
従業員エンゲージメントを考えるうえで、チームの果たす役割が大きいということは確かだろうが、リーダーが威圧的なチームでは、メンバーは萎縮したりやる気を失ったりしてしまいがちだ。そして現実に、こうしたチームは多い。この課題を解決する方法として、筆者が本書で提案するのが、即興コメディで使われるテクニックだ。基本ルールを設定し、意図的にコラボレーションを促すもので、ビジネスリーダーはこの方法を応用すれば、チームを活性化し、メンバーの意欲を引き出すことができる。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
最近の研究から、好奇心が企業業績に果たす役割は、従来考えられていたよりもはるかに大きいことが判明した。また、リーダーがマネジメントを少し改めると、従業員の好奇心が刺激されて、会社をよりよい方向に導けることと、その一方でリーダーは、それに伴うリスクが高まるのを恐れて、好奇心を抑え込んでしまう傾向にあることもわかった。本書では、こうした好奇心の恩恵と、その発揮を妨げる要因について詳述したうえで、リーダーが部下や自身の好奇心を刺激して高い収益を実現するための5つの方法を紹介する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2018年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
日本ばかりでなく、世界中で何百万人もの人が通勤時間に悩まされている。ヨーロッパの6都市で行った調査では、多くの人が通勤を、仕事より、引っ越しより、歯医者より、ストレスがかかると答えている。こうした通勤に対する嫌悪感は、幸福感において重大な影響がある。通勤時間が長い人は短い人に比べて、不安感が大きく、人生に満足していないという。筆者らは、ほんの一工夫で通勤の質は改善し、生産性も上がると主張する。気持ちの切り替えの時間に使う、仕事への準備をする、何か好きなことに時間を使うなど、通勤時間を豊かにするアイデアについて論じる。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2017年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
組織は活動が順調だと、組織内に「調和」圧力が生まれる。その結果、メンバーのほとんどが、職場では本当の自分になれないと感じ、仕事に退屈する。周囲は、自分と同じように考える人々ばかりになる。そして生産性は低下し、イノベーションも起きにくくなる。こうした問題を回避するには、「建設的な不調和」が必要である。リーダーが組織に調和をもたらすように働きかける時間の半分でいいから、建設的逸脱を組織内に育てるために使えば、社員の働く意欲が高まり、創造性豊かな組織へと変わっていく。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2017年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
「人脈づくり」というと、そこにコネから連想する他人へのこびへつらいとか、利己的な行動といったネガティブな感情を抱く人が数多い。しかし、現代社会には人脈づくりは欠かせない。プロフェッショナルとしてのつながりを深めることができれば、スピード出世や地位の向上のみならず、仕事の質や働きがいも高まるのだ。本書では人脈づくりに対する否定的な感情を克服する4つの方法を紹介する。動機付けの方法や自分の関心事や与えられるものを見直し、真の目的を見出すことで、相手との実りある関係を築くことができるのだ。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2017年2月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
「学習する組織」は、多くのマネジャーにとって理想の企業像である。しかし、その実現が容易でないことも衆目の一致するところだ。何が問題なのか。長年にわたる多くの業界での研究の結果、人間の持つバイアスに原因を見つけた。マネジャーも従業員も過剰に、「成功」「行動」「適応」「専門家への依存」を求めようとする傾向が、「学習」への障害になっているのだ。本書では、人間の本性に根差したこれらの傾向がどのように行動に表れるかを考察し、その制御の方策を提示する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
CEOであれ、第一線の社員であれ、会社では誰もが間違いを犯す。この間違いを正すため、行動経済学の知見が役に立つ場合がある。本稿では、まずシステム1とシステム2という意思決定のモードに対する理解を深め、意思決定の問題の性質と原因を見極める。それが行動に由来する場合、行動経済の手法を使った意思決定を再設計する方法を解説する。さらにこの解決策を十分にテストすることも大切だと指摘している。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年1月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。 -
わざわざ顧客を裏切る決定をしたコカ・コーラ、忠告を無視して歴史的大失敗をしたサムスン……。なぜ我々の意思決定は、目指すべき目標からかくも簡単に「脱線」してしまうのか?人間心理と組織行動の両方を究めたハーバード・ビジネススクール人気教授が、人と企業が成功するための意思決定の「9つの原則」を解き明かす。
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