『光文社、西村京太郎、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~52件目/全52件
-
寝台特急〈はやぶさ〉を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。そして、翌日、多摩川に、その女の死体が浮かんだ。彼女は、いつ、どうやって運ばれたのか? 犯人と、その目的は? ブームは、ここから始まった! 累計一二〇万部を超える、トラベル・ミステリーの金字塔!
-
高知を走る観光特急車内の殺人事件で容疑者となった三杉克郎。彼は特攻機に乗って沖縄の海に散った祖父が受けた卑劣な命令について調べていた。十津川警部は、過去と現代の不都合な真実を隠蔽しようとする歴史検閲組織・日本桜会に挑む!
-
会社経営者の妻子を狙った誘拐事件が、東京、横浜、松江で立て続けに発生。人質は解放されたが、犯人は高額の身代金を手中に収めて姿を消す。迷宮入りも囁かれる中、三つの事件に奇妙な共通点を見出した十津川は、長野新幹線「安中榛名」へ。名推理に唸る傑作長編!
-
平安時代の公卿で歌人の小野篁は、六道珍皇寺と薬師寺の井戸を通じて現世と冥府を自由に往来していた――。そんな伝説を調べに京都へと向かった雑誌編集者が、井戸に入ったまま忽然と姿を消した! 事件を追う十津川警部は、幾多の戦火を経て古都が培ってきた不可思議な秘密を知るのだが……。京都人の本質、そして日本への原爆投下の真相に迫る長編ミステリー!
-
十津川警部の部下・北条早苗刑事の友人で旅行会社に勤める野田花世が殺害された。彼女は、飯田線ツアーの企画を作る際に知り合ったアイヌの青年・金子太郎と愛を育んでいたらしい。一方、飯田線をめぐる歴史と神話を勉強していた花世に、偏執的につきまとう人物がいたことが浮上して……。十津川は、復讐心を燃やす金子をとめ、異常な犯人を逮捕できるのか!?
-
新宿のホテルで黒沢美佐男という客が毒殺された。事件の2ヵ月前、「あなたは、黒沢美佐男を知っていますか?」という奇妙な広告が新聞に掲載されていたことを知った十津川警部は、謎の被害者の正体を追う。さらに、警察と新聞社に、黒沢にまつわる怪文書が次々と届き始めて……。捜査難航を打開するため、十津川が犯人に向けて仕掛ける究極の罠とは?
-
能登半島七尾市で、白無垢姿の女性が喉を切って死んでいるのが発見された! 15年前の映画で注目されながら、姿を消した女優。悲恋の末に自害する姫君を演じていたが、それをなぞるような死は自殺なのか? それとも――。捜査が進む中、女優の娘を主役に再映画化の話が持ち上がる。背後に見え隠れする大物政治家の影。十津川警部は執念の捜査を続ける!
-
資産家の藤井清太郎が行方不明になり、家族のもとに、差出人不明の手紙が次々と届く。そこには、「空」「水」「アメリカ」「子供」「金」――5つの言葉が指し示すSLの車内で、藤井は死ぬことになると書かれていた。いったい、どこを走るSLなのか? 指定の期日まであと2日。十津川警部は難問を解き明かし、事件を阻止できるのか!? 緊迫の長編ミステリー!
-
西新宿のホテルで、女性の刺殺体が発見された。免許証から北千住のクラブのママ「中川真由美」と分かる。ところが静岡県警から、中川真由美は5年前に西伊豆の堂ヶ島沖合で溺死しているとの報告が! いったい、どちらが本物なのか? そして、ニセ者の狙いは? 十津川は事件の鍵を握る地、金沢へ――。やがて浮上してきたのは、意外な組織の関与だった。
-
十津川班の新米刑事・津村の両親が殺された。休暇中だった津村に容疑がかけられるが、彼は五能線で青森の不老ふ死温泉へ旅をしていたという。津村は高校生の頃、不老ふ死温泉で、未解決の殺人事件の目撃者となっていたのだが……。十津川は、観光列車「蜃気楼号」の時刻表に隠された空白をもとに、二つの事件の真相へと迫ってゆく――。長編鉄道ミステリー!
-
「十津川警部に告ぐ。五日以内に十億円を支払え。さもなければ、石見銀山を爆破する」。爆破予告犯からの脅迫は、なぜ十津川に突きつけられたのか? そこに、石見銀山のそばに住むある事件の被害者の存在が浮上する。男は、事件現場で十津川が下した治療順位判断のため、足を切断されてしまった因縁があった……。世界遺産爆破阻止へ向け、必死の捜査が始まる!
-
旧友の依頼で、十津川警部は豪華客船「飛鳥II」に乗り込むことになった。船内で奇妙な事件が続発して心配だというのだ。その後、女性客が海に落ちる事故が起こるが、すぐ救助され、無事クルーズは終了したのだが――。数日後、その女性が多摩川の河原で殺されているのが見つかる! さらに、新たなクルーズで起こる殺人事件。豪華クルーズに潜む陰謀に十津川が挑む!
-
インド洋上で原油を満載した巨大タンカーが炎上沈没した。船長以下6名が救出されたが、残り26名の生死は不明のまま、捜索は打ち切られた。だが、その船長が変死を遂げ、十津川警部補のもとに、犯人を名乗る人物からさらなる殺人を予告する挑戦状が届く。警察の必死の捜査を嘲笑うように次々と殺害される元乗組員たち。十津川は狡猾な犯人を挙げられるのか!?
-
「魔の海」と恐れられる小笠原諸島沖で、行方を絶っていた大型クルーザーが発見された。船には9名が乗っていたはずだが、船内は無人で荒らされた様子もなかった。用意された人数分の朝食と不気味に切り刻まれた後方マスト……。やがてクルーザーを発見したヨットマンたちが、次々と変死をとげていく。十津川警部が海の怪事件の謎に挑む傑作海洋ミステリー!
-
クリスマス・イブの新宿歌舞伎町で、サンタクロース姿の若い男が刺殺された。自首してきた元弁護士の男は正当防衛を主張。だが、その公判の法廷に催涙弾が打ち込まれ、騒ぎに紛れて被告は姿を消してしまう。東京地検特別執行課の佐伯は、背後にとんでもない計画があることに気づく。決行の日は次のクリスマス・イブ!? 二転三転する展開に息を呑む傑作サスペンス!
-
テレビのお宝鑑定番組に、大坂城落城の際に千姫が頭にかぶったという打かけが出品された。持ち主は千姫の末裔を名乗る、気品に満ちた美女だった。彼女が出品した打かけに、買いたいという申し出が相次ぐ。だが、彼女に近づく者は、次々と悲惨な死を遂げていった。謎めいた美女の周囲で続く殺人事件――十津川が解き明かした、そのあまりにも哀切な真相とは?
-
私立探偵社に務める日高健介は、妻の亜木子が新婚旅行の地としてなぜ九州の高千穂を選んだのか、わからずにいた。間もなく終点、その時亜木子は席を立った。列車は高さ105メートルの鉄橋を渡り、トンネルを抜けて駅に着いた。だが亜木子は、そのまま夫の前から姿を消してしまった……。神話の地を舞台に、謎を乗せて列車は走る。
-
ロシアに狙いを定めた日本商社の謀略。密命を帯びた十津川警部は北の国へ飛んだ!
新宿のホテルで外国人娼婦が殺された。被害者は偽造パスポートで入国していた。現場にあった商社マンの名刺から、ソ連邦崩壊後のロシアに狙いをつけた、国際謀略が発覚、事件を捜査する十津川(とつがわ)警部に、ロシア行きの密命が下った。モスクワへ向かうシベリア鉄道の車中で、殺人と諜報戦の火蓋(ひぶた)がきられる。手帳も拳銃もなく孤軍奮闘する十津川。国際サスペンス大作! -
毎年十二月一日正午に、仙台駅ホームに佇む和服姿の美女がいた。彼女は、銀座の高級クラブのママ・早坂みゆき。原宿で起きた殺人事件の容疑者となった彼女は、毎年一千万円もの大金をゆすられ続けていたのだった。姿を消したみゆきを追う十津川警部は仙台駅に網を張るが、何者かの妨害に遭い、失敗。そして新たな殺人が! 複雑に絡み合う事件の意外な真相とは!?
-
東京駅の爆破を予告する脅迫電話が、駅長室にかかった。五十万人の乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。爆破予告時刻が迫るなか、受け渡しの舞台となった「踊り子号」には巧妙な罠が仕掛けられていた。首都の危機は回避されるのか。十津川警部率いる捜査陣と犯人との息づまる攻防を描いた傑作サスペンス! ファン待望の新装新版で贈る「駅シリーズ」第一弾!
-
東京のOL殺害事件の捜査で焦点となっていた「やまびこ」17号のグリーン券。その席で起きた毒殺事件は、さらに大きな事件の幕開けに過ぎなかった。九百人近い乗客を乗せた「やまびこ」50号に、爆発物が仕掛けられたのだ! 犯人グループの大いなる野望に立ち向かう十津川警部の活躍を描いて、累計一三七万部を超える、巨匠入魂のトレイン・サスペンスの傑作!
-
12年前、男は地元の大物代議士を惨殺した。犯行は素直に認めたが、なぜか動機については頑として口を割らないまま服役。そして出所の日を迎えたのだ。故郷の会津若松へ帰った彼を襲う度重なる脅迫と尾行。さらに喜多方へと向かうSL列車内で殺人事件が起こり、新たな容疑がかけられてしまう!十津川は、彼が隠し続ける12年前の殺人の動機へと迫ってゆく。
-
「雷鳥九号」の車内で、東京の貴金属商が射殺された。凶器の拳銃が発見され、容疑者のOLも逮捕されたその矢先、金沢で奇怪な殺人が! 事件は、同時刻、同一拳銃でなされたのだ。――十津川警部の推理が冴える! 爆発的人気の著者が、列車と時刻表の謎(トリック)に挑戦する、トラベル・ミステリー傑作集。
-
「お姉ちゃんが死んじゃったよ!」信州・野辺山へ旅行中の亀井刑事の息子・健一が電話で叫んだ。姪の由紀が、走行中の「信州1号」から射たれたのだ。亀井は容疑者としてタレント・黒木明をマークするが、彼には札幌にいたという鉄壁のアリバイが! 距離と時間の謎に挑む十津川警部と亀井刑事の名推理。粒ぞろいの傑作集!
-
東京都荒川区。行き倒れなど、帰る家のない重病患者を収容する施設で、末期ガンだった森本が死亡した。職員の柴田は、遺品を手がかりに、遺族を捜しに滋賀へ。ところが、調査初日の夜から謎の脅迫電話を受ける。すぐに帰らなければ死ぬことになるぞというのだ。やがて起こる殺人の連鎖! 森本の過去に何があったのか? 琵琶湖周辺に渦巻く闇に、十津川警部が迫る!
-
都内で発生した幼女連続殺人。容疑者として捜査線上に上ったのは、プロ棋士・宗方功だった。長野県上山田温泉で名人と対局中、謎の手紙を受け取った彼は、信じられない悪手を指し敗北する。執拗に彼を追い、犯人だと告発する週刊誌記者が握る秘密とは? さらに上山田では、宗方の愛人が行方不明となり、また一人幼女が犠牲に! 十津川警部が驚くべき真相を暴く。
-
青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。しかし、上野駅構内で第一の殺人。その後、次々に仲間が殺されていく――。上野駅で偶然、事件に遭遇した亀井刑事は、十津川警部とともに捜査を開始した。累計一六〇万部の栄光! 第34回日本推理作家協会賞に輝く、愛と郷愁の国民的ミステリー!
-
東京・荒川で発見された身元不明の女性のバラバラ死体。胃の中からは、結ばれたサクランボのくきが見つかった。一方、神奈川でも同様の殺人事件が。連続猟奇殺人なのか!? わずかな手がかりを元に、十津川と亀井は山形へ向かう。目撃者の証言から浮上した容疑者は、怖ろしいほど狡猾な男だった。捜査陣を嘲笑うように翻弄する犯人を、十津川の執念が追いつめる!
-
ある殺人事件で証人を務めた二人の男女が、相次いで突然の死を遂げた。判決時、「証人全員を殺してやる」と叫んだ殺人犯の松本は、すでに獄中で病死していたのだが……。残る三人の証人に接触する十津川警部だったが、また一人が行方不明に! 何者かによる復讐なのか!? 捜査線上に浮上した謎の霊感師は、十津川に、さらに不吉な予言を口にするのだった――。
-
30歳、まだ警部補だった十津川が、不可能犯罪の謎に挑む! 十津川警部誕生40周年記念出版。
深夜の自動車事故。犠牲者は、ヨットによる単独無寄港世界一周に成功し、一躍英雄となった内田洋一だった。遺体の毒物反応から、殺人事件と判明。警部補・十津川の前に次々と浮上しては消える容疑者たち……最後に真犯人と見込んだ人物には、鉄壁のアリバイがあった! 東京―タヒチ間のヨットレースを舞台に繰り広げられる雄大なトリックに、十津川が挑む! -
ホームレスばかりを狙った連続殺人事件が、上野駅周辺で発生。死因は、いずれも青酸中毒死だった。八千万円を要求する犯人からの脅迫状に記された「K」の署名は、何を意味するのか? そして、上越・東北新幹線の上野駅開業の日に、地下三階で爆発が起きた。駅構内の構造を熟知した犯人と、その犯行動機を、十津川警部の推理が追いつめる! 巨匠入魂の傑作長編推理!
-
東京の浪人生・橋本眞人の部屋で、同級生の撲殺死体が見つかった。部屋に残された痕跡から、逃亡した橋本が時限爆弾を作っていたらしいことが判明する。やがて京都駅長室に届いた駅爆破を予告する脅迫状。京都へと急行する十津川警部だったが、厳戒空しく、駅3番ホームで爆発が! 果たして橋本の仕業なのか? また、脅迫犯の真の目的とは? 緊迫のサスペンス。
-
京都観光を楽しむカップルが、次々と謎の死を遂げ、古都への情死行が流行の兆しを見せ始めた。しかし、これは心中ではなく、他殺なのだ! 確信を持って、捜査にあたった十津川警部は、嵯峨野の名刹・直指庵に辿り着いた。若者たちの真実の声を伝えるノートが、事件の鍵を握る。一二七万部のレコードを記録し、光文社文庫史上最大のベストセラーとなった傑作長編推理!
-
冤罪の罠に落ちたカメラマンの金井は、自分を陥れた後輩を刺殺して、故郷の函館に向かった。金井を慕う美人モデルのマリ子、そして、コルトを使う謎の男・瀬沼――。金井を追って、函館駅に張り込む十津川と亀井の眼前で、射殺事件が発生し、その背後には覚醒剤密売事件の影があった。復讐は正義か。愛にすがる逃亡犯の宿命をサスペンスフルに描いた傑作長編推理!
-
十日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」。その6号車の乗客ばかりが、相次いで不審な死を遂げた。乗り合わせた両親の依頼を受けて、日下刑事がツアーに参加したが、京都、札幌で第三、第四の殺人が! 政界の大物につながる陰謀の影を、十津川警部の推理が追いつめる。交錯する旅情とサスペンス! 累計一四五万部に迫る、トラベル・ミステリーの記念碑的傑作。
-
お遍路(へんろ)でにぎわう菜の花畑(はなばたけ)の四国路で、遍路姿の老人が刺殺(しさつ)された。同行の若い女性の姿も消えた。被害者が東京の著名な銀行経営者と判明して、警視庁の十津川・亀井チームが出動。しかし事件は続発した! 四国山脈を越えて走る“特急南風1号”の車中、瀬戸内海を横切るフェリーボート……事件を繋(つな)ぐ輪の一部分が欠けていて、犯人を限定できない。傑作長編推理。
-
市川真代は、上司のエリート課長・田宮と札幌へと駆け落ちしてきた。夢にまで見ていた新生活――ところが、彼らを追っていた探偵が、特急「北斗13号」内で殺されているのが見つかる。さらに、札幌入りしていた田宮の妻がホテルで殺害された! 指名手配される田宮と真代。なぜか田宮までが謎の失踪を遂げて……。十津川警部は、狡猾な真犯人の罠を見破れるのか!?
-
急行「さんべ3号」のグリーン車内で殺人事件。被害者は東京の私立探偵、発見者はクラブのママ・尾形尚子である。彼女は三年前に離婚した井村正義と再びヨリをもどし、再婚旅行中だった。なぜか死体の膝には、井村が尚子に宛てたラブレターが残されていた!? “列車と時刻表のトリック”の粋を集めた全国縦断(トラベル・ミステリー)決定版!
-
日本各地にある“聖地”で殺された若い女性たちは、皆同じ孤児救済施設の出身者だった。捜査線上には施設の主宰者の男が浮かぶが、打つ手がないまま、また次々と新たな犠牲者が発見されていく。彼女たちは、狂信者によって古代の神に捧げられた「犠牲」なのか――。連続大量殺人を止めようと奔走する十津川がたどりつく、衝撃の真相とは? 長編ミステリーの傑作。
-
寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。ともに裸で後ろ手に縛られ、口紅を塗られた猟奇惨殺事件である。急遽、北海道に飛んだ十津川警部は、容疑者として浮かんだ橋本刑事の重大な動機をつかむ。北の大地に響く「北帰行」の歌声は、彼の犯行を証明するものなのか。橋本の運命の事件を描いて、累計一二〇万部に迫る、愛と慟哭の傑作長編推理!
-
OL殺しの容疑で逮捕された男が自殺した。無実を訴える男は、アリバイを主張したが、その証人である写真家夫妻も失踪していた。死の直前に容疑者が明かした写真にまつわる謎を追う十津川警部を嘲笑うかのように、手がかりを握る人物が次々と殺されていく。一枚の写真が招いた殺人の連鎖と、その驚愕の真相! 「殺人ルート」シリーズに燦然と輝く傑作長編推理!
-
能登と青森の観光地で、若い女性の惨殺死体が連続して発見された。捜査を開始した十津川は、一見、つながりがなさそうに見える二つの事件の背後に、摩訶不思議な「天の浮舟」伝説があると推理する。刑事たちは伝説を追い、四国・剣山へ飛ぶが、そこでも新たな死体が待ち受けていた……。古代ロマンに彩られた、日本全国の“聖地”で起こる連続殺人に、十津川が挑む!
-
雪の北海道から、暴動の街・マニラへ――。友を殺した巨悪を追いつめる、トラベル・ミステリーの傑作!
大学時代の友人・永田(ながた)から、十津川(とつがわ)警部の自宅にかかってきた電話。しかし、電話は、2発の銃声とともに途切れ、永田のものと思われるバラバラ死体が、北海道の洞爺湖(とうやこ)岸で発見された。「トカレフを持った殺人鬼」とは、何者なのか? フィリピンをめぐる黒い利権の構造とは何か? 雪の北海道から、暴動の街・マニラへ。十津川の必死の捜査が、事件の真相を追いつめる! -
「特急『つばめ』で、恐ろしいことが……」不可解な匿名の手紙が警視庁に届いた。往年の名列車を再現して走る特別列車(イベント・トレイン)での事件の予告、そして招待客の連続殺人! 十津川警部の推理は、43年前この列車内で起こったある事件に行き当たった。大胆な状況設定と意表をつくストーリー展開の、傑作トラベル・ミステリー!
-
かつて東京を震え上がらせた爆弾魔トキオ。犯人は自爆して死んだはずだったのだが……。5年後、同様の手口の犯行が起こり始める。デパートやスーパーに脅迫状を送りつけ、要求額が支払われないと、容赦なく時限爆弾を炸裂させるのだ。十津川警部は、トキオを追っていた元刑事を訪ねるが、その妻が上越新幹線車内で爆殺されてしまう! 手に汗握る傑作サスペンス。
-
四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。一方、「国鉄全線完乗」を目指す青年が殺され、その腕時計のアラームが、爆破予告時刻にセットされていた。国鉄当局と連携して厳戒態勢をしく十津川警部ら捜査陣は、犯人の恐るべき計画を阻止できるのか? 時刻表トリックと、息をのむ展開! 累計一一四万部を超える、本格推理サスペンスの傑作!
-
東京駅構内で行われていた岡山物産即売会で、ミス岡山が射殺された。被害者は郷土の天才画家・竹久夢二を研究する大学生で、最近、夢二が描いたとされる新発見のスケッチブックを手に入れていた。本物なら1000万円の値もつく代物だが、彼女の死後、行方がわからなくなっていた。再開発問題に揺れる地元で、真相に迫る十津川警部に突きつけられる苦渋の選択とは?
-
独身の実業家、五十嵐恭が毒殺された。容疑がかけられたのは、残された3人の愛人だった。相続権はなくても、彼の子供を妊娠していれば、莫大な遺産が転がり込むのだ。十津川警部と亀井刑事は愛人の一人、モデルの藤原さつきを追うが、さらに、第2、第3の事件が起こり……。やがて十津川は、裏で糸を引く狡猾な真犯人の存在に気づく。手に汗握るサスペンス長編!
-
西鹿児島行の寝台特急「明星51号」の車中で殺された男のポケットには、不思議なラブレターがあった。そして、同じ手紙を謎の女から受け取った田中刑事も刺殺された。接近する台風、降り注ぐ桜島の火山灰、さらに殺人の刑期を終えて復讐を狙う男・小西を迎え、混乱する西鹿児島駅。部下を失った十津川警部の活躍を描く、旅情と、息づまるサスペンスの傑作長編推理!
-
「もしもし、おい、どうした?」突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐主任は、水深40メートルの密室“海底の家(マリーン・ハウス)”に潜行した。ここ神津島の新日本重工・海底居住基地では、極秘の実験が進行していたのだ。……海底の密室で刺殺された研究員! 濡れた電話機、床一面に散った揚げ羽蝶は何を物語る? 傑作本格推理!
-
イギリスの流行作家V・ヘイズが、日本人妻を伴い来日することになった。ところが、ある国際的テロ組織が警視庁に脅迫状を送りつけてきた。「来日したら夫妻を殺す」というのだ。警告を無視するヘイズのため、十津川警部は英国人刑事とともに必死の警護に当たる。だが、長崎へ向かう特急「さくら」車中で、夫人が誘拐されてしまった! 圧巻の傑作推理サスペンス。
-
北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。彼らは、いずれも羽田発札幌行きの最終便、通称「ムーンライト」の乗客だった。たまたま同機に乗り合わせた新婚旅行中の十津川警部は、北海道警の要請で、捜査に協力することになった。事件の陰に潜む驚愕の真相――。累計一二六万部の興奮! 賢夫人・直子が、シリーズに初登場した、記念碑的傑作長編推理!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。