『光文社、朝松健、百怪祭:室町伝奇集(光文社文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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戦乱の昏(くら)き世。武将、傑物、妖異の者が描きだす壮大な伝奇絵巻!
《戦乱の昏き世。足利が織田が豊臣が、そして妖異の者たちが描きだす壮大な伝奇絵巻!》その男は龍にならんとする蛇か? ――琵琶法師を殺(あや)めて奪った古文書が、油売り・庄五郎の野心を烈(はげ)しく燃やす。そこに記されしは邪淫教立川流の秘儀! 天下を取り、女を抱くため、古文書にしたがい、魔物と約定を交わす庄五郎。彼が辿る凄絶な運命とは?(「魔蟲傳(まむしでん)」) -
稀代の伝奇作家が綴る恐ろしくも美しい、あやかしの世界!
「天魔」「仏敵」と誹(そし)られ、畏(おそ)れられた室町六代将軍・足利義教(よしのり)。残虐非道の限りを尽くした男の心に巣くう凄絶な“闇”とは?(「荒墟(あれつか」)。邪教・立川流秘具を手にした後醍醐天皇は、洛中(らくちゅう)の“夜の声”すべてを聴く力を身につける。しかし、そこには底の知れない狂気の世界が待ち受けていた……(「夜の耳の王」)。恐ろしくも美しい、戦慄の全六篇!
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