ライトノベル、マンガなど電子書籍を読むならBOOK☆WALKER

収録作品
・はじまりの町の育て屋さん～追放された万能育成師はポンコツ冒険者を覚醒させて最強スローライフを目指します～ 第1話（62ページ）
・はじまりの町の育て屋さん～追放された万能育成師はポンコツ冒険者を覚醒させて最強スローライフを目指します～ 第2話（31ページ）
・最強の老騎士は迷宮で屋台を引く 前編（28ページ）
・冒険者ギルドが十二歳からしか入れなかったので、サバよみました。 第7話後編（16ページ）
・『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる 第3話（31ページ）
・無能は不要と言われ『時計使い』の僕は職人ギルドから追い出されるも、ダンジョンの深部で真の力に覚醒する 第12話（24ページ）
・史上最強の大賢者、転生先がぬいぐるみでも最強でした 第13話前編（18ページ）
・「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい　第27話（21ページ）
・霜月さんはモブが好き～人見知りな彼女は俺にだけデレ甘い～ 第13話前編（13ページ）
・元最強の剣士は、異世界魔法に憧れる 第65話（24ページ）
・レベル１から始まる召喚無双 第24話（28ページ）
・ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ 第62話（28ページ）
・KILLER'S HOLIDAY 第55話（9ページ）
・復讐完遂者の人生二周目異世界譚 第54話（24ページ）
・暴食のベルセルク～俺だけレベルという概念を突破する～ 第65話前編（13ページ）
・異世界転移したら愛犬が最強になりました～シルバーフェンリルと俺が異世界暮らしを始めたら～ 第30話（20ページ）


※『賢者の弟子を名乗る賢者』、『ブルージャスティスここにあり！』、『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』、『失格から始める成り上がり魔導師道！』は休載です。
※収録内容、収録話数をよくご確認のうえ、購入をお願い致します。
※それぞれのストーリーは単話配信版と同内容になります。
※一部キャンペーンや限定公開等で無料配信中の作品が含まれている場合がございます。
※価格は販売サイトによって多少差異が出る場合があります。

「オシャレ」「エキゾチック」「夜景がきれい」「行きかう女の子がかわいい」、
神戸という街を擬人化したらさぞがしモテることだろう。
実際に神戸は国内有数の観光地である一方、イメージで語られるほど素晴らしい街ではないことは、この街に暮らす読者諸兄が最も痛切に感じている。

確かに、高度成長期のころには株式会社神戸市とも称され、ポートアイランドや六甲アイランドの造成事業など、斬新なチャレンジで世の中の注目を集めてきた。
ただ、いま神戸市のあちこちから聞こえてくるのは景気の悪い話ばかりである。
ガラガラの観覧車が寂しく回るハーバーランド、ゴーストタウンのような一画もあるポートアイランド、そしてガールズバーのケバいおネエちゃんばかりがハバを利かせ、飲食店は閑古鳥が鳴く三宮の歓楽街――。

ただ、街に人がいないのも、産業に元気がないから当然ではある。
かつては国際貿易の拠点として港が存在感を発揮し、のちには鉄鋼や造船といった重工業が街の活気を生み出してきたが、いまや起爆剤となる存在すら見当たらない。
せっかくスパコンを作っても「２位ではダメなんですか？」とケチがつけられた途端、本当に２位に落ちてしまう始末である。

神戸を愛するからこそ、いまこのタイミングで声を大にして「これでいいのか神戸市！」と言わせてもらいたい。

街を包む閉塞感は今に始まったことではなく、阪神・淡路大震災以来ずっと続いてきたものであることは百も承知。
ただ、すべてを震災のせいにして立ち止まってきた時間がいささか長すぎはしないだろうか？

本書では地域性、行政、気質などさまざまな見地から神戸市が抱えるタブーや問題点に鋭いツッコミを入れつつ、神戸の街を紐解いていきたい。